JPH06271162A - 長尺体案内方向の修正方法及びその装置 - Google Patents

長尺体案内方向の修正方法及びその装置

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JPH06271162A
JPH06271162A JP8531693A JP8531693A JPH06271162A JP H06271162 A JPH06271162 A JP H06271162A JP 8531693 A JP8531693 A JP 8531693A JP 8531693 A JP8531693 A JP 8531693A JP H06271162 A JPH06271162 A JP H06271162A
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film
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roller
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Yukiro Akahira
幸郎 赤平
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 磁性塗料が塗布されたフィルム2Bを乾燥炉
を通すとき、ノズル11から噴出する熱風HAによってフ
ィルム2Bが正規の搬送方向A−A方向から外れて蛇行
し易い。蛇行修正ローラ1のフィルム2Bに対する摩擦
係数が低い場合には、フィルム2Bが蛇行しようとする
とき、蛇行修正ローラ1の蛇行側端部を搬送方向上流側
に、蛇行修正ローラの蛇行側とは逆の端部を搬送方向下
流側に移動させ、その中心軸線をA−A方向の直角方向
に対して傾斜させる。 【効果】 蛇行修正ローラの上記傾斜により、蛇行修正
ローラの搬送方向下流側へ移動させた側のフィルムに掛
かる張力が大きくなり、フィルムは、この側に移動して
A−A方向に戻るようになり、蛇行が修正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺体案内方向の修正
方法及びその装置に関し、例えば、磁気テープとなるベ
ースフィルムに磁性層形成後の乾燥部搬送におけるフィ
ルムの蛇行修正方向及びこの方法に使用される装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ビデオやオーディオに使用される磁気テ
ープは、未塗布のベースフィルムに磁性層材料を塗布、
乾燥して磁性層を形成し、幅広で長尺の磁気シートに加
工後に一定の幅に裁断されて巻き取られ、完成する。図
10は上記塗布及び乾燥の工程を示す磁性材塗布装置を含
む装置全体の概略正面図である。
【0003】ハブ20に巻回された未塗布のベースフィル
ム2Aは、ガイドローラ21、21、21に案内されて適度の
張力を付与されながら搬送され、ガイドローラ22、バッ
クアップローラ23を経由し、バックアップローラ23とグ
ラビアローラ28とに挟まれて磁性塗料35を塗布される。
磁性塗料の塗布は、塗料槽34に満たした磁性塗料35に一
部を浸しながら回転し、余分な塗料はドクターブレード
27で払拭したグラビアローラ28によってベースフィルム
2Aの片面に塗布される。
【0004】磁性塗料を塗布されたベースフィルム2B
は、ガイドローラ29、30を経由し、乾燥炉15を通って熱
風による磁性塗料が乾燥されて磁気シート2Cとなり、
多数のローラ32からなるカレンダ部31を通って磁性層が
平坦化され、ハブ33に巻回される。ハブ33に巻回された
磁気シート2bは、次の工程で所定の幅に裁断され、再
び巻回されてパンケーキとなる。
【0005】前述したように、この例では、不所望な磁
性塗料液滴がベースフィルム両側縁の非塗布部や既に塗
布された磁性塗料の層に付着することがなく、ドロップ
アウト発生が防止されるのみならず、磁性塗料が塗布さ
れ、乾燥してなる磁気シートは、均一な厚さになって巻
回もスムーズになされる。
【0006】ところで、このようにガイドローラによっ
て搬送される長尺の帯状のフィルムは乾燥炉内の熱風の
影響、搬送ローラの平行不良、フィルムの張り具合等に
より、図11において仮想線で示すようにローラの一方に
移動して蛇行する傾向がある。殊に乾燥炉の中において
は熱気によるフィルムの伸びを伴うためにこの現象は避
けられない。
【0007】そこで従来はこのフィルムの蛇行修正の方
法として図12に示すように、本来フィルムの中心線に対
して直角に設置されているローラ51の軸方向の中心軸線
の成す角度を調整して行われていた。更に、フィルムと
ローラ間での滑り防止のためゴム(ゴム硬度30〜60°)
等のグリップ力の高い材質のローラが用いられていた。
図中、52は上流側のガイドローラである。
【0008】そして、例えば図12における仮想線のよう
にフィルム2Bが一方へ片寄れば、ローラ51の本来的中
心軸線との角度θ2 側へローラ51の中心軸線の向きを変
える(二点鎖線)ことによって、フィルムの両側のスパ
ンS1、S2に差を与えて蛇行修正が行われていた。即ち、
この調整により同図において仮想線で示す蛇行したフィ
ルム2BはスパンS1側へ移動して正常な実線の位置へ戻
され、ローラ51の中心軸線の角度も正常に戻される。フ
ィルム2Bが上記とは逆の側に片寄れば、ローラ51の中
心軸線の向きを角度θ1 側に変える(三点鎖線)。
【0009】この調整は駆動源により調整機構(いずれ
も図示省略)を動作させて行われる。そして、フィルム
2Bの蛇行がこれと反対方向へ発生した場合はこの逆の
方法で修正処置が行われ、常にフィルム2Bの搬送状況
に応じてこの修正は行われていた。ローラ51の回転移動
の中心は、ローラ51よりも上流側の位置に在る。
【0010】このように、ローラ36の軸角度をθ1 又は
θ2 だけ変えることによってフィルム2Bの蛇行修正が
可能なのは、フィルム2Bに適度の張力が付加されてい
る場合に限り、グリップ力の強いローラ36の摩擦力によ
るものである。具体的には、フィルムのベースが7〜20
μm厚のポリエチレンテレフタレート、これに対するロ
ーラの摩擦係数が 0.2以上、フィルム張力が6Kg/mm 以
上、同搬送速度が250m/min 以下の場合である。
【0011】ところが、搬送速度を上げると、乾燥のた
めの熱を多くせねばならず、蛇行し易くなって張力が低
下する。フィルム2Bの張力が弛みローラ36とフィルム
2Bの摩擦係数が減少した時には、フィルム2Bはロー
ラ36との当たりの強い方向へ移動しようとする力が支配
的になり軸角度を調整しても意図に反して逆の方向へ移
動することがあった。
【0012】更に、搬送中のフィルム2Bにこの傾向が
生じるとフィルム2Bの縁はスパンが短い側に弛みが生
じ、乾燥炉の熱風がフィルム2Bに当たった後に弛み側
へ流れてますますフィルム2Bを蛇行方向へ押し寄せ、
上記の不都合を助長する働きをする。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来のベースフィルムの処理工程におけるような蛇行
の不確実な修正の実情に鑑み、的確にフィルム等の長尺
体の蛇行傾向を捕らえ、的確にそれを修正する優れた長
尺体の蛇行修正方法及びその装置を提供することを目的
としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
解決するため、次のような構成としている。
【0015】本発明は、長尺体をガイド部材によって所
定方向へ案内するに際し、このガイド部材と前記長尺体
との間の摩擦係数が小さい場合には、前記長尺体が前記
ガイド部材の中心軸線に沿う方向で正規の位置から外れ
ようとするときに、この外れる方向にある前記ガイド部
材の一端部を長尺体案内方向の上流側に、前記の外れた
方向とは反対側にある前記ガイド部材の他端部を長尺体
案内方向の下流側に夫々向けるように、前記ガイド部材
を回転させて位置調整する、長尺体案内方向の修正方法
に係る。
【0016】本発明において、ガイド部材の位置調整
を、長尺体案内方向検出手段による検出結果に基いて行
うのが好ましい。
【0017】本発明は、また、長尺体を案内するガイド
部材と、このガイド部材と前記長尺体との間の摩擦係数
が小さい場合には、前記長尺体が前記ガイド部材の中心
軸線に沿う方向で正規の位置から外れようとするとき
に、この外れる方向にある前記ガイド部材の一端部を長
尺体案内方向の上流側に、前記の外れた方向とは反対側
にある前記ガイド部材の他端部を長尺体案内方向の下流
側に夫々向けるように、前記ガイド部材を回転させて位
置調整するガイド部材位置調整手段とを有する長尺体案
内方向修正装置に係る。
【0018】この場合、長尺体案内方向検出手段を有
し、この検出手段の検出結果に基いてガイド部材位置調
整手段を作動させるようにするのが好ましい。
【0019】また、ガイド部材位置調整時の回転中心
が、ガイド部材より長尺体案内方向の下流側の位置に存
在することが好ましい。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0021】先ず本例の構成を図9の概略斜視図により
説明する。同図はベースフィルム2Aが磁性塗料塗布工
程(図示せず)を経て磁性層を形成したフィルム2B及
び乾燥炉周辺の工程を示したものである。
【0022】フィルム2Bは搬送ロール13、14を経てガ
イドローラ12と蛇行ローラ1に支持されて乾燥炉15の中
の搬送経路A−A’を通過する。乾燥炉15の中では複数
の熱風ノズル11からフィルム2Bの両面に噴出される熱
風HAを受けながら蛇行修正ローラ1を経由して搬送ロ
ール16、17によって引き出される。搬送ロール16、17の
前には張力検出ローラ5が配置され、フィルムに適度な
張力を付与するため張力検出ローラ5には張力検出器4
が設けられ搬送ロール16、17の回転速度を制御してい
る。
【0023】乾燥炉15内のフィルム2Bの搬送経路A−
A’と蛇行修正ローラ1の中心軸線との成す角度θは水
平方向において90°が基本であり、フィルム2Bの蛇行
によってこの角度は変化する。フィルムの蛇行は蛇行修
正ローラ1と張力検出ローラ5との間に設けた蛇行検出
器3(光学式センサ又は空気変化検出センサでもよい)
によって検出される。
【0024】蛇行検出器3はフィルム2Bの蛇行を検出
すると、制御部6へ信号9を発し、制御部6は駆動源7
へ信号10を送る。信号10に基いて駆動源7は調整機構8
を動作させて蛇行修正ローラ1を操作するようになって
いる。
【0025】次に、本例による蛇行修正の原理を図7に
より説明する。同図はガイドローラ12と蛇行修正ローラ
1に支持されたフィルム2Bを示す平面図であり、フィ
ルム2Bは矢印A方向に搬送される。ここでフィルム2
Aが矢印C方向へ蛇行したとき、蛇行修正ローラ1の中
心軸線をθ1 傾けると、ガイドローラ12と蛇行修正ロー
ラ1との間のスパンは、蛇行側ではS2 、その反対側で
はS1 となり、スパンS1 とスパンS2 とではS1 >S
2 となる。また、フィルム2Bの両縁部での蛇行修正ロ
ーラ1に対する当たりの強さは、蛇行側(スパンS2
側)でF2その反対側(スパンS1 側)でF1 となり、ス
パンS2 側では弛んでいるのでF1 >F2となる。
【0026】フィルム2Bに対する蛇行修正ローラ1の
摩擦係数が低い場合は、フィルム2Bが蛇行修正ローラ
1の表面を滑るようになり、当たりの強いF1 側(即
ち、スパンS1 側)に移動してフィルム2Bは蛇行位置
から正常な位置に戻される。
【0027】然し、蛇行修正ローラ1の摩擦係数が大き
くてグリップ力が強ければ、上記の滑りが起こらず、蛇
行は修正されず、却って蛇行を助長する作用が働く。
【0028】この原理を応用したのが本発明に係るフィ
ルムの蛇行修正方法である。これを図1〜図3により更
に具体的に説明する。各図共に乾燥炉15内における蛇行
修正ローラ1とフィルム2Bの関係を示す要部の斜視図
である。
【0029】図2はフィルム2Bが正規の搬送経路A−
A’から外れてX1 方向に蛇行した状態(実線部)を示
している。フィルム2Bの蛇行は、通常、乾燥炉15内に
おける熱風の当たり方やフィルム2Bの片伸び、又は搬
送系の平行度の不良等によって発生する。この蛇行は蛇
行検出器3によって検出される。図1において、ガイド
ローラ12と蛇行修正ローラ1との間隔が特に大きい場合
は、両者の間に図2に仮想線で示すガイドローラ25を設
けても良い。
【0030】図1は図2において蛇行検出器によるフィ
ルム2Bの蛇行検出結果、蛇行修正ローラ1がフィルム
2Bの蛇行を修正すべく、同ローラの中心軸線の向きを
フィルムの搬送経路A−A’に対してY1 だけ傾けた状
態を示している。
【0031】このような状態になったとき、フィルム2
Bの蛇行した側のフィルム縁は当初よりも短くなり、反
対側の縁は逆に長くなる。そして、フィルム2Bと蛇行
修正ローラ1の間には双方が密着してその摩擦によるグ
リップ力はあまり働かず、むしろ滑りながら当たりの強
い方へ移動しようとする力が働く。また、このような状
態のときX1 側のフィルム縁は撓み易くなり、ノズル11
から当たる熱風のために撓み易い方向へ逃げ、その反力
でフィルム2Bは蛇行修正ローラ1との接触点において
は当たりの強い方向へ移動し易くなる。
【0032】図3は上記の結果、フィルム2Bが正規の
位置(実線)に戻った状態を示している。図示のとお
り、蛇行(仮想線)したフィルム2Bが正常な搬送経路
A−A’に復帰すれば、蛇行修正ローラ1の中心軸線方
向もY2 に戻され元のA−A’と直角の位置へ復帰す
る。
【0033】以上、フィルム2Bの蛇行修正原理を説明
したが、この作動装置を示すのが図4であり、その要部
の平面図である。蛇行修正ローラ1の両端部の軸支部1
aはスライダ42によって支えられている。スライダ42は
その側部42bをエアシリンダ40のピストンロッド40aと
結合されてレール43上を円弧状に移動するようにしてあ
る。蛇行修正ローラ1の回道中心は、Pで示す位置にあ
る。
【0034】図5は図4の動作を説明するための要部平
面図、図6は同斜視図である。蛇行修正ローラ1の軸支
部1aは、スライダ42上にそのピン42aによって回動自
在に支持されており、蛇行修正ローラ1は、ピストンロ
ッド40aの往復動によってP点を中心にして移動及び原
位置に復帰する。
【0035】修正装置41が図9における駆動源7によっ
て図示しない連結機構が図4のエアシリンダ40を作動さ
せている。このようにフィルムの蛇行検出器による検出
の結果、蛇行修正ローラ1の中心軸線の向きを変えてフ
ィルム2Bの蛇行を修正する中心軸線方向の変更動作機
構として構成している。
【0036】前述の各作用は、フィルム2Bと蛇行修正
ローラ1との間の摩擦係数が低いことが前提で、摩擦係
数μは、0<μ≦0.2であり、特に0<μ≦0.18
であることが望ましい。そのため蛇行修正ローラ1は金
属製とするか又はクロムめっきを施すのが良い。このよ
うな条件のもとであれば、フィルム2Bの張力が小さい
場合も大きい場合にも本例の原理は成立する。
【0037】しかも、フィルム2Bの搬送速度が非常に
速くなって、フィルム2Bと蛇行修正ローラ1との間に
空気を巻き込むような状態の場合でも同様の効果が期待
される。蛇行修正ローラ1は、エア吹き出し孔を多数設
けた中空体とし、フィルム2Bとの間に空気を積極的に
導入するようにしても良い。
【0038】即ち、従来例の如くに、本実施例とは逆方
向に蛇行修正ローラ1の軸心の向きを変えてフィルム2
Bの蛇行を修正する方法にも適用することが可能であ
る。従って、従来例とは反対にフィルム2Bの走行する
下流側に蛇行修正機構を配置するのが良い。
【0039】図8はその平面図であり、この機能は前述
した実施例と同じであるが、従来例として機能させる場
合にはフィルム2Bの張力を増すか又は、蛇行修正ロー
ラ1のグリップ力を変えて摩擦係数を高めることが必要
である。
【0040】更に、フィルム搬送の高速又は低速に応じ
て、蛇行修正ローラを低摩擦係数として上述のような蛇
行修正を行う方法と、蛇行修正ローラを高摩擦係数とし
てその傾斜方向を前記の例とは逆にして蛇行修正を行う
方法(従来法)との両者を選択的に採用することができ
る。
【0041】以上、本発明を実施例について詳述した
が、本発明の技術的思想に基いて本発明の各機構の構成
は他の方法を採用することも可能である。例えばフィル
ムの蛇行修正機構をエアシリンダ方式ではなく、駆動源
と直接連結したロッド方式や油圧式等の別の方式でも同
様に機能させることが可能である。
【0042】また、本発明は、磁性塗料が塗布されたフ
ィルムの搬送における蛇行修正のほか、写真用フィル
ム、紙、等々の長尺体搬送に当たっての蛇行修正にも同
様に適用可能である。
【0043】
【発明の作用効果】本発明は、ガイド部材と長尺体との
間の摩擦係数が小さい場合には、長尺体が正規の位置か
ら外れようとするときにこの外れる方向にあるガイド部
材の一端部を長尺体案内方向の上流側に、前記の外れた
方向とは反対側にあるガイド部材の他端側を長尺体案内
方向の下流側に夫々向けるようにガイド部材を回転させ
て位置調整するようにしているので、長尺体は常に正規
の位置に案内されるようになる。
【0044】更に、前記摩擦係数が小さい場合には上記
のような方式とし、逆に前記摩擦係数が大きい場合には
前述した従来方式とするという、両方式を選択的に採用
することが可能であり、選択の自由度が大きい。
【0045】従って、長尺体は、低摩擦係数から高摩擦
係数に亘って正しく案内されて搬送される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例によるフィルム蛇行修正を示す要部斜視
図である。
【図2】同フィルムの蛇行を示す要部斜視図である。
【図3】同フィルムの蛇行が修正された状態を示す要部
斜視図である。
【図4】同蛇行修正ローラの作動装置の要部を示す平面
図である。
【図5】同図4の部分拡大図である。
【図6】同蛇行修正ローラの作動装置の斜視図である。
【図7】同蛇行修正原理を示す平面図である。
【図8】同蛇行修正ローラの動きを示す平面図である。
【図9】同蛇行修正装置を用いたフィルム乾燥炉周辺を
示す概略斜視図である。
【図10】磁性塗料塗布から乾燥工程に至る概略正面図で
ある。
【図11】蛇行修正ローラとフィルムの関係及びフィルム
の蛇行を示す平面図である。
【図12】従来例における蛇行修正装置を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1、51・・・蛇行修正ローラ 2B・・・フィルム 3・・・蛇行検出器 4・・・張力検出器 5・・・張力検出ローラ 6・・・制御部 7・・・駆動源 8・・・調整機構 9、10・・・信号 15・・・乾燥炉 40・・・エアシリンダ 41・・・作動装置 42・・・支持材 43・・・レール P・・・蛇行修正ローラの回動中心位置 HA・・・熱風

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺体をガイド部材によって所定方向へ
    案内するに際し、このガイド部材と前記長尺体との間の
    摩擦係数が小さい場合には、前記長尺体が前記ガイド部
    材の中心軸線に沿う方向で正規の位置から外れようとす
    るときに、この外れる方向にある前記ガイド部材の一端
    部を長尺体案内方向の上流側に、前記の外れた方向とは
    反対側にある前記ガイド部材の他端部を長尺体案内方向
    の下流側に夫々向けるように、前記ガイド部材を回転さ
    せて位置調整する、長尺体案内方向の修正方法。
  2. 【請求項2】 ガイド部材の位置調整を、長尺体案内方
    向検出手段による検出結果に基いて行う、請求項1に記
    載された、長尺体案内方向の修正方法。
  3. 【請求項3】 長尺体を案内するガイド部材と、 このガイド部材と前記長尺体との間の摩擦係数が小さい
    場合には、前記長尺体が前記ガイド部材の中心軸線に沿
    う方向で正規の位置から外れようとするときに、この外
    れる方向にある前記ガイド部材の一端部を長尺体案内方
    向の上流側に、前記の外れた方向とは反対側にある前記
    ガイド部材の他端部を長尺体案内方向の下流側に夫々向
    けるように、前記ガイド部材を回転させて位置調整する
    ガイド部材位置調整手段とを有する、請求項1に記載さ
    れた、長尺体案内方向の修正方法に用いられる長尺体案
    内方向修正装置。
  4. 【請求項4】 長尺体案内方向検出手段を有し、この検
    出手段の検出結果に基いてガイド部材位置調整手段を作
    動させる、請求項2に記載された、長尺体案内方向の修
    正方法に用いられる長尺体案内方向修正装置。
  5. 【請求項5】 ガイド部材位置調整時の回転中心が、ガ
    イド部材より長尺体案内方向の下流側の位置に存在す
    る、請求項3又は4に記載された長尺体案内方向修正装
    置。
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