JPH06270500A - キャリア機構および制御方法 - Google Patents

キャリア機構および制御方法

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JPH06270500A
JPH06270500A JP8940193A JP8940193A JPH06270500A JP H06270500 A JPH06270500 A JP H06270500A JP 8940193 A JP8940193 A JP 8940193A JP 8940193 A JP8940193 A JP 8940193A JP H06270500 A JPH06270500 A JP H06270500A
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JP
Japan
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print head
carrier
piezoelectric element
mounting arm
upper horizontal
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JP8940193A
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Tadashi Okubo
正 大久保
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PFU Ltd
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PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品単価や装置重量を増加させることなく、
印字ヘッドの浮上がりを防止できるキャリア機構および
制御方法を提供すること。 【構成】 キャリア10は、上部水平部,垂直部および
印字ヘッド取付腕を有している。上部水平部の中には圧
電素子3が配置されている。第2の軸14が、キャリア
10の垂直部と印字ヘッド取付腕の接合部分を貫通して
いる。キャリア10は、第2の軸14の上を滑ることが
出来ると共に、第2の軸14の周りを回動することが出
来る。キャリア10の上部水平部の左端は固定端と考え
て良い。圧電素子3に電圧が印加されると、圧電素子3
は伸び、キャリア10は時計方向に回転され、印字ヘッ
ド1の先端とプラテン20との距離は短くなる。印字ヘ
ッド1は、複数の印字ピンを有するインパクト・ドット
型のものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャリアに圧電素子を
設け、圧電素子に印加される電圧を制御することによっ
て、キャリアに取り付けられている印字ヘッドを上下す
るようにしたキャリア機構および制御方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図8はインパクト・ドットプリンタのキ
ャリア機構の従来例の側面図である。同図において、1
は印字ヘッド、10はキャリア、11と12はローラ、
13と14は軸、15は印字ヘッド取付腕、16はバ
ネ、20はプラテンをそれぞれ示している。キャリア1
0は、上部水平部分、垂直部分および印字ヘッド取付腕
15を有している。キャリア10は、軸14の上をスラ
イドできると共に軸14の周りを回転することが出来
る。
【0003】キャリア10の上部水平部分にはローラ1
1の軸が固定されている。また、ローラ12の軸は矩形
板(図示せず)の上に固定されている。この矩形板の一
端は、キャリア10の上部水平部分に回転自在に取り付
けられている。ローラ12はバネ16によって軸13に
押し付けられている。キャリア10の印字ヘッド取付腕
15には印字ヘッド1が取り付けられている。印字ヘッ
ド1の下面とプラテン20の間に用紙が配置される。印
字ピンで用紙上を叩くと、印字反力Pが生じ、印字ヘッ
ドと用紙間のギャップが増大する。
【0004】図8のようなインパクト・ドットプリンタ
においては輸送伝票の使用により8P用紙や9P用紙へ
の印字要求が高まっており、また、印字スピードの高速
化に伴い単位時間当たりのキャリアへの投入エネルギー
も増大している。このような状態の下で高デュティな印
字を行った際の印字へッドの浮上がり量が大きくなり、
ドット抜けや文字の歪みが発生してしまう。これを解決
する手段としては、キャリアの剛性や支持軸の軸径の増
大などが考えられるが、これらは部品単価の増加や装置
重量の増加につながり、ユーザの要求するダウンサイズ
の妨げになる。
【0005】図9(a) はキャリア機構の他の従来例の側
面図、図9(b) はキャリア機構の他の従来例の正面図で
ある。同図において、25は印字ヘッド、30は一体キ
ャリア・フレーム、31と32はローラ、33と34は
軸をそれぞれ示している。キャリア30は、上部水平部
分、垂直部分および印字ヘッド取付腕を有している。キ
ャリア30は、軸34の上をスライドできると共に軸3
4の周りを回転することが出来る。
【0006】キャリア30の上部水平部分にはローラ3
1の軸が固定されている。また、ローラ32の軸は矩形
板(図示せず)の上に固定されている。この矩形板の一
端は、キャリア30の上部水平部分に回転自在に取り付
けられている。ローラ32はバネ(図示せず)によって
軸33に押し付けられている。図示の例では、3個の印
字ヘッド25が一体キャリア・フレーム30に取り付け
られている。
【0007】インパクト・ドットプリンタの印字スピー
ドが向上している中で、図9に示すように、印字ヘッド
を複数個利用する方法が採用される場合がある。このよ
うな場合、複写連帳の綴じ部に印字ヘッドが対向するこ
とが発生し、従来の一体型のキャリア構造においては、
印字ヘッドの浮上がりによるドット抜け,用紙と印字ヘ
ッド先端に印字リボンが挟まれることによる印字抜け等
の重要な問題が発生していた。このような問題を解決す
るには、印字ヘッドのピン・ストロークを大きくすれば
良いのであるが、ピン・ストロークは印字スピードの向
上にともない小さくなる一方である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
を解決するために創作されたものであって、部品単価や
装置重量を増加させることなく、印字ヘッドの浮上がり
を防止できるようになったキャリア機構および制御方法
を提供することを目的としている。また、本発明は、印
字ヘッドの浮上がりによるドット抜け,用紙と印字ヘッ
ド先端に印字リボンが挟まれることによる印字抜け等を
防止できるようになった複数個の印字ヘッドを持つキャ
リア機構および制御方法を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のキャリア機構
は、第1の軸を挟む2個のローラを持つ上部水平部分
と、該上部水平部分から下方に伸びる垂直部分と、該垂
直部分から水平方向に伸びる印字ヘッド取付腕と、上記
上部水平部分の中に配置された圧電素子とを備え、上記
印字ヘッド取付腕には印字ヘッドが取り付けられ、第2
の軸が上記垂直部分と印字ヘッド取付腕の接合部分を貫
通しており、圧電素子に印加される電圧を制御すること
により印字ヘッドを上下できるようになったことを特徴
とするものである。
【0010】請求項2の制御方法は、第1の軸を挟む2
個のローラを持つ上部水平部分と、該上部水平部分から
下方に伸びる垂直部分と、該垂直部分から水平方向に伸
びる印字ヘッド取付腕と、上記上部水平部分の中に配置
された圧電素子とを備え、上記印字ヘッド取付腕には印
字ヘッドが取り付けられ、第2の軸が上記垂直部分と印
字ヘッド取付腕の接合部分を貫通し、圧電素子に印加さ
れる電圧を制御することにより印字ヘッドを上下できる
できるようになったキャリア機構の制御方法であって、
同時ファイヤ・ピン数が大きい場合には、圧電素子に印
加される電圧を大きくすることを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項3のキャリア機構は、圧電素子が配
置された上部水平部分,垂直部分および印字ヘッド取付
腕を有するサブキャリアの複数個を備えると共に、キャ
リア・フレームを備え、印字ヘッド取付腕には印字ヘッ
ドが取り付けられ、サブキャリアの垂直部分と印字ヘッ
ド取付腕の接合部分がキャリア・フレームに軸着され、
サブキャリアの上部水平部分の端がキャリア・フレーム
に取り付けられ、圧電素子に印加される電圧を制御する
ことにより、印字ヘッドを上下できるようになったこと
を特徴とするものである。
【0012】請求項4の制御方法は、圧電素子が配置さ
れた上部水平部分,垂直部分および印字ヘッド取付腕を
有するサブキャリアの複数個を備えると共に、キャリア
・フレームを備え、印字ヘッド取付腕には印字ヘッドが
取り付けられ、サブキャリアの垂直部分と印字ヘッド取
付腕の接合部分がキャリア・フレームに軸着され、サブ
キャリアの上部水平部分の端がキャリア・フレームに取
り付けられ、圧電素子に印加される電圧を制御すること
により、印字ヘッドを上下できるようになったキャリア
機構の制御方法であって、印字ヘッドが用紙の段差領域
に差しかかるときには、当該印字ヘッドに対応する圧電
素子を制御して、当該印字ヘッドを上方に動かすことを
特徴とするものである。
【0013】
【作用】請求項1,請求項2の作用について説明する。
圧電素子に電圧が印加されると、圧電素子が伸び、印字
ヘッドは下方に移動する。圧電素子に印加される電圧を
無くすると、圧電素子は縮み、印字ヘッドは上方に戻
る。印字ヘッドにはn本(nは例えば24)の印字ピン
が存在するが、同時に駆動される印字ピンの数(同時フ
ァイヤ・ピン数)が大きい場合には、圧電素子に印加さ
れる電圧を大きくする。
【0014】請求項3,4の作用について説明する。電
圧が印加されると伸びる圧電素子を使用する場合には、
通常は圧電素子に電圧を印加して置く。印字ヘッドを上
方に移動させようとするときには、圧電素子に印加され
る電圧を無くする。キャリア機構上に存在する或る印字
ヘッドの先端が複写用紙の段差領域(綴じ部)に当たる
ようなときには、当該印字ヘッドに対応する圧電素子に
印加される電圧を無くする。
【0015】
【実施例】図1ないし図4は本発明の第1実施例を説明
する図であり、図1は本発明の第1実施例のキャリア機
構の側面図、図2は同時ファイア数とヘッドの浮上がり
の関係を示す図、図3は本発明の第1実施例の電気回路
の例を示す図、図4は本発明の第1実施例の処理フロー
を示す図である。図1において、1は印字ヘッド、3は
圧電素子、11と12はローラ、13と14は軸、15
は印字ヘッド取付腕、16はバネ、20はプラテンをそ
れぞれ示している。
【0016】キャリア10は、上部水平部分,垂直部分
および印字ヘッド取付腕15を有している。キャリア1
0は、軸14の上をスライドできるとともに軸14の周
りを回転することが出来る。キャリア10の上部水平部
分にはローラ11の軸が固定されている。また、ローラ
12の軸は矩形板(図示せず)の上に固定されている。
この矩形板の一端は、キャリア10の上部水平部分に回
転自在に取り付けられている。ローラ12はバネ16に
よって軸13に押し付けられている。ギャップ・モータ
(図示せず)を回転することによって、軸13を左右に
移動することが出来る。
【0017】キャリア10の印字ヘッド取付腕15には
印字ヘッド1が取り付けられている。印字ヘッド1の下
面とプラテン20の間に用紙が配置される。印字ピンで
用紙上を叩くと、印字反力Pが生じ、印字ヘッドと用紙
間のギャップが増大する。キャリア10の上部水平部に
は、圧電素子3が配置されている。圧電素子3に電圧が
印加されると、圧電素子3が伸び、これによりキャリア
10は時計方向に回転する。圧電素子3に対する電圧の
印加を停止すると、圧電素子3は元の長さに戻る。
【0018】図2は同時ファイヤ数とヘッドの浮上がり
の関係を示す図である。印字ヘッドは例えば24ピンの
ものである。同図に示すように、同時に駆動される印字
ピンの数が多くなれば多くなる程、印字ヘッドの浮上が
り量は大きくなる。
【0019】図3は本発明の第1実施例の電気回路の例
を示す図である。同図において、1は印字ヘッド、2は
駆動ドライバ、3は圧電素子、4は駆動ドライバ、5は
マイクロプロセッサ、6は印字解析部、7はライン・バ
ッファ、8はインタフェース・ボード、9はホスト・コ
ンピュータをそれぞれ示している。駆動ドライバ2は、
印字ヘッド1をドライブするためのものである。駆動ド
ライバ4は、圧電素子3をドライブするためのものであ
る。マイクロプロセッサ5は、印字解析部6やライン・
バッファ7などを有している。
【0020】マイクロプロセッサ5は、ホスト・コンピ
ュータ9からの印字データを受信すると、ホストからの
印字データをドット・パターン形式の印字データに変換
してライン・バッファ7に格納する。ライン・バッファ
7には、1行分のドット・パターン形式の印字データが
格納される。印字解析部6は、ライン・バッファ7の内
容を参照して、同時ファイヤ・ピン数を算出する。例え
ば、各ドット列が24個のドットから構成され、24ピ
ンが同時に駆動可能であり、ライン・バッファ7の第n
ドット列の印字を行う場合を想定する。第nドット列の
中の10個のドットがオン、残りがオフであると仮定す
ると、同時ファイヤ・ピン数は10とされる。インタフ
ェース・ボード8は、マイクロプロセッサ5とホスト・
コンピュータ9との間の通信を制御するものである。
【0021】図4は本発明の第1実施例の処理フローを
示す図である。この処理は、プログラムROMに格納さ
れている印字処理プログラムを実行することにより実現
される。ステップS1では、印字コマンドを受信する。
ステップS2では、印字データを受信する。ステップS
3では、印字データの解析を行い、同時ファイヤ・ピン
数を算出する。ステップS4では、圧電素子3に電圧を
印加することにより同時ファイヤ数に対応するキャリア
の浮上がりを補正しながら、印字を行う。
【0022】図5ないし図7は本発明の第2実施例を説
明する図であり、図5(a) は本発明の第2実施例のキャ
リア機構の側面図、図5(b) は本発明の第2実施例のキ
ャリア機構の正面図、図6は本発明の第2実施例の電気
回路の例を示す図、図7は本発明の第2実施例の処理フ
ローを示す図である。図5において、21はマーク・セ
ンサ、23は圧電素子、25は印字ヘッド、30は一体
キャリア・フレーム、31と32はローラ、33と34
は軸、35はサブキャリア、36は回転軸をそれぞれ示
している。
【0023】一体キャリア・フレーム30は、上部水平
部分,垂直部分および下部水平部分を有している。一体
キャリアフレーム30は、軸34の上をスライドできる
と共に軸34の周りを回転することが出来る。一体キャ
リア・フレーム30の上部水平部分にはローラ31の軸
が固定されている。また、ローラ32の軸は矩形板(図
示せず)の上に固定されている。この矩形板の一端は、
一体キャリア・フレーム30の上部水平部分に回転自在
に取り付けられている。ローラ32はバネ(図示せず)
によって軸33に押し付けられている。ギャップ・モー
タ(図示せず)を回転することによって、軸33を左右
に移動することが出来る。
【0024】サブキャリア35は、上部水平部分,垂直
部分および印字ヘッド取付腕から構成されている。サブ
キャリア35の垂直部分と印字ヘッド取付腕の接合部分
は、回転軸36によって一体キャリア・フレーム30の
下部水平部分に回転自在に取り付けられている。サブキ
ャリア35の印字ヘッド取付腕には、印字ヘッド25が
固定的に取り付けられている。
【0025】サブキャリア35の上部水平部分の一端
は、一体キャリア・フレーム30に取り付けられてい
る。サブキャリア35の上部水平部分の中には、圧電素
子23が配置されている。圧電素子23に印加される電
圧を制御することによって、印字ヘッド25を上下する
ことが出来る。図示の例では、3個の印字ヘッド25が
存在するので、3個のサブキャリア35が一体キャリア
・フレーム30に取り付けられ、各サブキャリア35に
印字ヘッド25が取り付けられている。印字ヘッド25
が取り付けられるサブキャリア35の印字ヘッド取付腕
には、マーク・センサ21が取り付けられている。図示
の例では、マーク・センサ21は3個存在する。
【0026】図6は本発明の第2実施例の電気回路の例
を示す図である。同図において、21はマーク・セン
サ、22は検出回路、23は圧電素子、24は駆動回
路、25は印字ヘッド、26は駆動回路をそれぞれ示し
ている。マーク・センサ21は反射型のものである。用
紙を印字ヘッドとプラテンとの間に配置し、マーク・セ
ンサ21を一方の端から他方の端に移動させると、マー
ク・センサ21が用紙上に存在するときには反射光が検
出され、マーク・センサ21が用紙上に存在しない場合
には反射光は検出されない。検出回路22は、反射光の
有無を検出するものである。
【0027】駆動回路24は、圧電素子23に印加され
る電圧を制御するものである。圧電素子23は、電圧が
印加されている場合には伸び、電圧が印加されなくなる
と元の状態に戻る。印字ヘッド25は、例えば24個の
印字ピンを有しており、各印字ピン対応に印字ピン駆動
用マグネットを有している。マイクロプロセッサ27
は、プリンタ装置を制御するものであり、メモリ28を
有している。ホスト・コンピュータ29から送られてき
た印字データは、メモリ28に格納される。
【0028】図7は本発明の第2実施例の処理フローを
示す図である。この処理は、プログラムROMに格納さ
れているプログラムを実行することにより実現される。
ステップS1では、連帳用紙をセットする。ステップS
2では、マークセンサを一方の端から他方の端に動か
し、反射光のある部分と反射光のない部分の境界点を求
め、2個の境界点の間の距離から用紙幅を求める。ステ
ップS3では、左端から12.7mmの領域および右端
から12.7mmの領域を段差領域(連帳用紙の綴じ部
分)として認識する。
【0029】ステップS4では、印字データをホストよ
り受信する。ステップS5では、何れかの印字ヘッドが
段差領域に入らないか否かを調べる。Yesの場合はス
テップS6に進み、Noの場合にはステップS7に進
む。ステップS6では、段差領域に入る前に、対応する
印字ヘッドの圧電素子を駆動し、当該印字ヘッドを退避
しながら印字をする。ステップS7では、印字を行う。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、キャリア上に圧電素子を配置し、予め印字デ
ータの同時ファイヤ・ピン数を算出し、それに応じて印
字ピンと用紙の間のギャップを短くしているので、部品
の単価や装置重量を増大させることなく、ドット抜けや
文字の歪みのない印字を行うことが出来る。また、本発
明によれば、マーク・センサで連帳の綴じ部の段差領域
を認識すると共に、印字ヘッドが段差領域に入り込む場
合があるか否かの判定を行い、入り込む場合はキャリア
上の圧電素子で印字ヘッドを退避しているので、印字ピ
ンのピン・ストロークを大きくすることなく、印字ヘッ
ドの浮上がりによるドット抜けや,用紙の印字ヘッド先
端に印字リボンが挟まることによる印字抜けを防止する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のキャリア機構の例を示す
図である。
【図2】同時ファイヤ数とヘッドの浮上がりの関係を示
す図である。
【図3】本発明の第1実施例の電気回路の例を示す図で
ある。
【図4】本発明の第1実施例の処理フローを示す図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例のキャリア機構の例を示す
図である。
【図6】本発明の第2実施例の電気回路の例を示す図で
ある。
【図7】本発明の第2実施例の処理フローを示す図であ
る。
【図8】キャリア機構の従来例を示す図である。
【図9】キャリア機構の他の従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2 駆動ドライバ 3 圧電素子 4 駆動ドライバ 5 マイクロプロセッサ 6 印字解析部 7 ライン・バッファ 8 インタフェース・ボード 9 ホスト・コンピュータ 10 キャリア 11 ローラ 12 ローラ 13 軸 14 軸 15 印字ヘッド取付腕 16 バネ 20 プラテン 21 マーク・センサ 22 検出回路 23 圧電素子 24 駆動回路 25 印字ヘッド 26 駆動回路 27 マイクロプロセッサ 28 メモリ 29 ホスト・コンピュータ 30 一体キャリア・フレーム 31 ローラ 32 ローラ 33 軸 34 軸 35 サブキャリア 36 回転軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の軸を挟む2個のローラを持つ上部
    水平部分と、該上部水平部分から下方に伸びる垂直部分
    と、該垂直部分から水平方向に伸びる印字ヘッド取付腕
    と、上記上部水平部分の中に配置された圧電素子とを備
    え、 上記印字ヘッド取付腕には印字ヘッドが取り付けられ、
    第2の軸が上記垂直部分と印字ヘッド取付腕の接合部分
    を貫通し、圧電素子に印加される電圧を制御することに
    より印字ヘッドを上下できるようになったことを特徴と
    するキャリア機構。
  2. 【請求項2】 第1の軸を挟む2個のローラを持つ上部
    水平部分と、該上部水平部分から下方に伸びる垂直部分
    と、該垂直部分から水平方向に伸びる印字ヘッド取付腕
    と、上記上部水平部分の中に配置された圧電素子とを備
    え、 上記印字ヘッド取付腕には印字ヘッドが取り付けられ、
    第2の軸が上記垂直部分と印字ヘッド取付腕の接合部分
    を貫通し、圧電素子に印加される電圧を制御することに
    より印字ヘッドを上下できるできるようになったキャリ
    ア機構の制御方法であって、 同時ファイヤ・ピン数が大きい場合には、圧電素子に印
    加される電圧を大きくすることを特徴とするキャリア機
    構の制御方法。
  3. 【請求項3】 圧電素子が配置された上部水平部分,垂
    直部分および印字ヘッド取付腕を有するサブキャリアの
    複数個を備えると共に、キャリア・フレームを備え、 印字ヘッド取付腕には印字ヘッドが取り付けられ、サブ
    キャリアの垂直部分と印字ヘッド取付腕の接合部分がキ
    ャリア・フレームに軸着され、サブキャリアの上部水平
    部分の端がキャリア・フレームに取り付けられ、圧電素
    子に印加される電圧を制御することにより、印字ヘッド
    を上下できるようになったことを特徴とするキャリア機
    構。
  4. 【請求項4】 圧電素子が配置された上部水平部分,垂
    直部分および印字ヘッド取付腕を有するサブキャリアの
    複数個を備えると共に、キャリア・フレームを備え、 印字ヘッド取付腕には印字ヘッドが取り付けられ、サブ
    キャリアの垂直部分と印字ヘッド取付腕の接合部分がキ
    ャリア・フレームに軸着され、サブキャリアの上部水平
    部分の端がキャリア・フレームに取り付けられ、圧電素
    子に印加される電圧を制御することにより、印字ヘッド
    を上下できるようになったキャリア機構の制御方法であ
    って、 印字ヘッドが用紙の段差領域に差しかかるときには、当
    該印字ヘッドに対応する圧電素子を制御して、当該印字
    ヘッドを上方に動かすことを特徴とするキャリア機構の
    制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7116346B2 (en) * 2003-03-06 2006-10-03 Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft Device for setting the focus of exposure heads of a printing plate exposer

Cited By (2)

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