JPH06270487A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH06270487A JPH06270487A JP8151693A JP8151693A JPH06270487A JP H06270487 A JPH06270487 A JP H06270487A JP 8151693 A JP8151693 A JP 8151693A JP 8151693 A JP8151693 A JP 8151693A JP H06270487 A JPH06270487 A JP H06270487A
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- carriage
- recording
- timing
- encoder
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- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録装置において、記録手段を搭載するキャ
リッジの駆動動作の精度を改善する。 【構成】 記録ヘッドを搭載したキャリッジを駆動する
モータとしてパルスモータを用い、該キャリッジの駆動
状態を検出するエンコーダを有する記録装置に、記録開
始前にキャリッジを駆動することにより、キャリッジの
駆動タイミングとキャリッジの駆動状態を示すエンコー
ダの出力タイミングの関係を検出する関係検出手段と、
該関係に応じて記録を行うための制御手段を設ける。
リッジの駆動動作の精度を改善する。 【構成】 記録ヘッドを搭載したキャリッジを駆動する
モータとしてパルスモータを用い、該キャリッジの駆動
状態を検出するエンコーダを有する記録装置に、記録開
始前にキャリッジを駆動することにより、キャリッジの
駆動タイミングとキャリッジの駆動状態を示すエンコー
ダの出力タイミングの関係を検出する関係検出手段と、
該関係に応じて記録を行うための制御手段を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ヘッドを搭載した
キャリッジが記録領域を往復することにより、記録動作
を行なう記録装置に関するものである。
キャリッジが記録領域を往復することにより、記録動作
を行なう記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録ヘッドを搭載したキャリッジ
を駆動するモータとしてパルスモータを用いる記録装置
の記録はキャリッジモータの励磁相を基準にして行なわ
れている。図6に示すようにキャリッジモータが一度励
磁相を交信する間にxドットの記録が行なわれるとする
と、キャリッジのホームポジション位置をo、目的とす
る記録開始位置をs、現在キャリッジが存在する位置
p、現在キャリッジモータの励磁している相をm1 、現
在のキャリッジモータの励磁相m1 に更新された時間を
T1 、キャリッジの理想周期をTとしたときsで励磁し
ている相m3 はm1よりも(s−p)/T後の励磁相で
あること表すことができる。したがって、図6の場合m
1 からm2 だけ後の励磁相m3 でsの位置に記録を行な
うということになる。sの次のドットs1 、s2 に記録
されるのはキャリッジがs1 、s2 に到達した時でその
時間は s1 → T1 +m2 *T+T/x (1.1) s2 → T1 +m2 *T+2T/x (1.2) と表すことができる。むろん実時間としては上記時間だ
けでなくソフトウェア制御時間を考慮する必要があるが
上記制御方法でキャリッジの駆動タイミングを決定して
いた。
を駆動するモータとしてパルスモータを用いる記録装置
の記録はキャリッジモータの励磁相を基準にして行なわ
れている。図6に示すようにキャリッジモータが一度励
磁相を交信する間にxドットの記録が行なわれるとする
と、キャリッジのホームポジション位置をo、目的とす
る記録開始位置をs、現在キャリッジが存在する位置
p、現在キャリッジモータの励磁している相をm1 、現
在のキャリッジモータの励磁相m1 に更新された時間を
T1 、キャリッジの理想周期をTとしたときsで励磁し
ている相m3 はm1よりも(s−p)/T後の励磁相で
あること表すことができる。したがって、図6の場合m
1 からm2 だけ後の励磁相m3 でsの位置に記録を行な
うということになる。sの次のドットs1 、s2 に記録
されるのはキャリッジがs1 、s2 に到達した時でその
時間は s1 → T1 +m2 *T+T/x (1.1) s2 → T1 +m2 *T+2T/x (1.2) と表すことができる。むろん実時間としては上記時間だ
けでなくソフトウェア制御時間を考慮する必要があるが
上記制御方法でキャリッジの駆動タイミングを決定して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では記録開始以前から記録終了まで理想どおりキャ
リッジが定速状態で動作しているという前提条件に基づ
くものである。実際はキャリッジ自身のガタ、あるいは
メカ体のガタ、あるいはキャリッジモータとキャリッジ
の間の伝達経路における位相誤差等により必ずしも定速
状態で動作しているものではない。したがって、上記従
来例では十分に正確な精度を持って記録が行なわれてい
るとは言えなかった。
来例では記録開始以前から記録終了まで理想どおりキャ
リッジが定速状態で動作しているという前提条件に基づ
くものである。実際はキャリッジ自身のガタ、あるいは
メカ体のガタ、あるいはキャリッジモータとキャリッジ
の間の伝達経路における位相誤差等により必ずしも定速
状態で動作しているものではない。したがって、上記従
来例では十分に正確な精度を持って記録が行なわれてい
るとは言えなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めは、キャリッジの駆動状態を検出できる構造とし、記
録開始以前に予めキャリッジを駆動させ、キャリッジの
駆動タイミングとエンコーダの出力タイミングの関係を
検出しておく。該関係を基準値とし、以下記録時に該関
係に応じて記録を行なう。このような制御を行なうこと
により精度の高い記録を行なうことができる。
めは、キャリッジの駆動状態を検出できる構造とし、記
録開始以前に予めキャリッジを駆動させ、キャリッジの
駆動タイミングとエンコーダの出力タイミングの関係を
検出しておく。該関係を基準値とし、以下記録時に該関
係に応じて記録を行なう。このような制御を行なうこと
により精度の高い記録を行なうことができる。
【0005】
【実施例】図1は本発明の実施例の記録装置の外観斜視
図である。図の記録装置は、キャリッジモータ11の正
逆回転に応じてキャリッジ2が矢印S方向に移動し、記
録を行なう。図において、キャリッジモータ11は記録
ヘッド1を搭載したキャリッジ2の駆動モータであるパ
ルスモータである。またリニアエンコーダの検出部29
は記録ヘッド1に搭載され、キャリッジ2が記録領域を
往復することにより、リニアエンコーダのスケール部3
0に沿って往復し、キャリッジ2の駆動状態を検出して
いる。なお、前述の構成を含めて他の構成も従来例と同
様であるので詳細な説明は省略する。
図である。図の記録装置は、キャリッジモータ11の正
逆回転に応じてキャリッジ2が矢印S方向に移動し、記
録を行なう。図において、キャリッジモータ11は記録
ヘッド1を搭載したキャリッジ2の駆動モータであるパ
ルスモータである。またリニアエンコーダの検出部29
は記録ヘッド1に搭載され、キャリッジ2が記録領域を
往復することにより、リニアエンコーダのスケール部3
0に沿って往復し、キャリッジ2の駆動状態を検出して
いる。なお、前述の構成を含めて他の構成も従来例と同
様であるので詳細な説明は省略する。
【0006】次に、本発明の記録装置の制御構成を図2
を用いて説明する。図2において、制御部100はワー
プロ等文章作成処理装置を示している。制御部100
は、ROM1001に内蔵されているプログラムによ
り、MPU1000はインターフェイス部1004を介
して記録情報1005をプリンタ部200に送信する。
この情報はプリンタ制御部80においてプリンタ制御M
PU800で受信されRAM802に格納される。RO
M801に内蔵されているプログラムによりMPU80
0はインターフェイス部803を介して各ドライバを制
御している。ドライバには記録ヘッド1を制御するヘッ
ドドライバ1A、キャリッジモータ11を制御するモー
タドライバ11A、搬送モータ13を制御するモータド
ライバ13A、回復系モータを制御するモータドライバ
28Aが存在する。またプリンタ部200での情報がイ
ンターフェイス部1004を介して制御部100のRA
M1002に格納される。エンコーダ804はキャリッ
ジ2(図1参照)の駆動情報を送信している。
を用いて説明する。図2において、制御部100はワー
プロ等文章作成処理装置を示している。制御部100
は、ROM1001に内蔵されているプログラムによ
り、MPU1000はインターフェイス部1004を介
して記録情報1005をプリンタ部200に送信する。
この情報はプリンタ制御部80においてプリンタ制御M
PU800で受信されRAM802に格納される。RO
M801に内蔵されているプログラムによりMPU80
0はインターフェイス部803を介して各ドライバを制
御している。ドライバには記録ヘッド1を制御するヘッ
ドドライバ1A、キャリッジモータ11を制御するモー
タドライバ11A、搬送モータ13を制御するモータド
ライバ13A、回復系モータを制御するモータドライバ
28Aが存在する。またプリンタ部200での情報がイ
ンターフェイス部1004を介して制御部100のRA
M1002に格納される。エンコーダ804はキャリッ
ジ2(図1参照)の駆動情報を送信している。
【0007】図3に本発明の実施例の動作の流れを表す
フローチャートを示す。ステップS001に示すよう
に、最初に、記録が開始されるかどうかを判断し、記録
が行なわれる場合ステップS002に示すようにキャリ
ッジが駆動する。キャリッジの駆動動作の間にキャリッ
ジが駆動した領域に存在するc点で図4に示すようにキ
ャリッジの駆動タイミングとエンコーダの出力タイミン
グの差△tを検出する。この動作後、記録動作が開始さ
れる。ステップS003に示すように記録位置Aに対応
するエンコーダ出力タイミングt´はキャリッジの駆動
タイミングをtとすると予め検出した△tを用いて、t
´=t+△tと補正できる。したがって、記録位置Aに
対応するエンコーダ出力タイミングはtではなくt´で
あると補正される。
フローチャートを示す。ステップS001に示すよう
に、最初に、記録が開始されるかどうかを判断し、記録
が行なわれる場合ステップS002に示すようにキャリ
ッジが駆動する。キャリッジの駆動動作の間にキャリッ
ジが駆動した領域に存在するc点で図4に示すようにキ
ャリッジの駆動タイミングとエンコーダの出力タイミン
グの差△tを検出する。この動作後、記録動作が開始さ
れる。ステップS003に示すように記録位置Aに対応
するエンコーダ出力タイミングt´はキャリッジの駆動
タイミングをtとすると予め検出した△tを用いて、t
´=t+△tと補正できる。したがって、記録位置Aに
対応するエンコーダ出力タイミングはtではなくt´で
あると補正される。
【0008】次に、ステップS004に示すように、t
´に対応するエンコーダ出力タイミング検出以前のエン
コーダ周期T´を検出しておく。T´はエンコーダの理
想周期を用いても問題ない。各記録装置におけるキャリ
ッジの走行による誤差を考慮して、ステップS005、
S007に示すように例えばt´±T´/2内に検出さ
れるエンコーダ出力を今回t´で検出されるべきエンコ
ーダ出力とみなし、ステップS008に示すようにキャ
リッジの駆動タイミングとの対応を決定し、記録を行な
う。t´±T´/2以外のエンコーダ出力しか検出でき
ない場合はエラー処理を行なう(ステップS006)。
この制御により従来に比べてより正確な記録を行なうこ
とができる。
´に対応するエンコーダ出力タイミング検出以前のエン
コーダ周期T´を検出しておく。T´はエンコーダの理
想周期を用いても問題ない。各記録装置におけるキャリ
ッジの走行による誤差を考慮して、ステップS005、
S007に示すように例えばt´±T´/2内に検出さ
れるエンコーダ出力を今回t´で検出されるべきエンコ
ーダ出力とみなし、ステップS008に示すようにキャ
リッジの駆動タイミングとの対応を決定し、記録を行な
う。t´±T´/2以外のエンコーダ出力しか検出でき
ない場合はエラー処理を行なう(ステップS006)。
この制御により従来に比べてより正確な記録を行なうこ
とができる。
【0009】また、上記△tを検出する制御方法を用い
ると、キャリッジの移動方向がわかるためエンコーダの
出力が通常の2つでなく1つで良いという利点も生じ
る。上記説明はリニアエンコーダを用いた場合である
が、ロータリーエンコーダを用いた場合においても同様
な制御を行なうことができる。例えばロータリーエンコ
ーダを図1のプーリー10Aにつけ、プーリー10から
キャリッジ2までの伝達経路における位相差を考慮すれ
ば上記制御を実現できる。
ると、キャリッジの移動方向がわかるためエンコーダの
出力が通常の2つでなく1つで良いという利点も生じ
る。上記説明はリニアエンコーダを用いた場合である
が、ロータリーエンコーダを用いた場合においても同様
な制御を行なうことができる。例えばロータリーエンコ
ーダを図1のプーリー10Aにつけ、プーリー10から
キャリッジ2までの伝達経路における位相差を考慮すれ
ば上記制御を実現できる。
【0010】(他の実施例)上記実施例のほかに以下の
ような実施形態が存在する。 (1)図3のステップS002で示すキャリッジの駆動
において検出される△tは罫線等のずれを考慮すると少
なくとも1項内で有効であれば良い。したがってステッ
プS002の制御動作を、 A)電源オン時のみ B)1項ごとの項頭、項末 C)複数項ごと項頭、項末 D)記録文章 ごとに行なうようにし、検出値△tは次の検出動作が行
なわれるまで有効とする制御を行なうことができる。
ような実施形態が存在する。 (1)図3のステップS002で示すキャリッジの駆動
において検出される△tは罫線等のずれを考慮すると少
なくとも1項内で有効であれば良い。したがってステッ
プS002の制御動作を、 A)電源オン時のみ B)1項ごとの項頭、項末 C)複数項ごと項頭、項末 D)記録文章 ごとに行なうようにし、検出値△tは次の検出動作が行
なわれるまで有効とする制御を行なうことができる。
【0011】(2)図3のステップS002で示すキャ
リッジの駆動において検出される△tは複数点で検出し
た後1つの値としても良い。したがってステップS00
2の制御動作を A)1つの点で1回のみ検出 B)1つの点で複数回検出 C)複数点でそれぞれ1回のみ検出 D)複数点で複数回検出 のいずれかを行ない、B)〜D)においては複数の結果
を E)平均化する F)最大値を取る G)最小値を取る のいずれかの制御により唯一の△tとすることが可能で
ある。
リッジの駆動において検出される△tは複数点で検出し
た後1つの値としても良い。したがってステップS00
2の制御動作を A)1つの点で1回のみ検出 B)1つの点で複数回検出 C)複数点でそれぞれ1回のみ検出 D)複数点で複数回検出 のいずれかを行ない、B)〜D)においては複数の結果
を E)平均化する F)最大値を取る G)最小値を取る のいずれかの制御により唯一の△tとすることが可能で
ある。
【0012】(3)また上記(2)において複数の結果
をそのまま用いたとしても良い。例えば、A)記録領域
をN等分し、図3のステップS002の検出をN1 、N
2 ── Nn それぞれで行い、△t1 、△t2 ──△t
n を検出し、N1 に記録する場合は基準値として△t1
を、N2 に記録する場合は基準値として△t2 を用いる
ような構成や、B)ランダムもしくは意図的でもよいが
△t1 、△t2 ──を検出し記録位置により基準値を変
える。構成も可能である。
をそのまま用いたとしても良い。例えば、A)記録領域
をN等分し、図3のステップS002の検出をN1 、N
2 ── Nn それぞれで行い、△t1 、△t2 ──△t
n を検出し、N1 に記録する場合は基準値として△t1
を、N2 に記録する場合は基準値として△t2 を用いる
ような構成や、B)ランダムもしくは意図的でもよいが
△t1 、△t2 ──を検出し記録位置により基準値を変
える。構成も可能である。
【0013】(4)図3のステップS005で▽をT´
/2としたがそれ以下の値であればいくらであっても構
わない。T´/2以上の場合においては図5に示すよう
にキャリッジの1つの駆動タイミングに2つのエンコー
ダ出力タイミングが対応する場合が生じるため不適当だ
が、T´/2以内であればいくらであっても構わない。
ただし0の場合本発明を実施していない場合と同様にな
る。
/2としたがそれ以下の値であればいくらであっても構
わない。T´/2以上の場合においては図5に示すよう
にキャリッジの1つの駆動タイミングに2つのエンコー
ダ出力タイミングが対応する場合が生じるため不適当だ
が、T´/2以内であればいくらであっても構わない。
ただし0の場合本発明を実施していない場合と同様にな
る。
【0014】(5)上記(4)におけるようにキャリッ
ジの1つの駆動タイミングに複数のエンコーダ出力タイ
ミングが対応する場合並びに対応するものがない図3の
ステップS006のような場合においては記録エラーと
し A)無条件に記録を中止する。 B)記録を中断し、再び記録をやり直す。 C)該項は記録を続け、その後中断する。 D)無視する。 E)エラーメッセージを出す+A)〜D) ような制御を行うことが可能である。
ジの1つの駆動タイミングに複数のエンコーダ出力タイ
ミングが対応する場合並びに対応するものがない図3の
ステップS006のような場合においては記録エラーと
し A)無条件に記録を中止する。 B)記録を中断し、再び記録をやり直す。 C)該項は記録を続け、その後中断する。 D)無視する。 E)エラーメッセージを出す+A)〜D) ような制御を行うことが可能である。
【0015】ここで続けて記録を行うB)、C)のよう
な場合においてはキャリッジの駆動タイミングとエンコ
ーダ出力タイミングとの対応が取れない場合が生じた時
は、キャリッジの駆動タイミングを用いて記録を行う構
成としておけばよい。
な場合においてはキャリッジの駆動タイミングとエンコ
ーダ出力タイミングとの対応が取れない場合が生じた時
は、キャリッジの駆動タイミングを用いて記録を行う構
成としておけばよい。
【0016】(6)エンコーダ出力1周期の間にNドッ
トの記録が行われる図6のような場合、あるいは逆にエ
ンコーダ出力タイミングをN回検出して初めて記録が行
われる場合においては、キャリッジの駆動タイミングと
エンコーダの出力タイミングが1:NもしくはN:1と
なる。この場合において対応関係がなされない点におい
ては対応関係がなされている点の結果を用いて、例えば
平均値をとることにより類推値を算出し記録を行うこと
ができる。このような制御を行うことにより、 a)キャリッジの駆動タイミングとエンコーダの出力タ
イミングの検出がN回ごとになるので処理速度が上が
る。 b)エンコーダあるいはモータの分解能が低い場合にお
いても利用でき、コストを提言できる効果がある。
トの記録が行われる図6のような場合、あるいは逆にエ
ンコーダ出力タイミングをN回検出して初めて記録が行
われる場合においては、キャリッジの駆動タイミングと
エンコーダの出力タイミングが1:NもしくはN:1と
なる。この場合において対応関係がなされない点におい
ては対応関係がなされている点の結果を用いて、例えば
平均値をとることにより類推値を算出し記録を行うこと
ができる。このような制御を行うことにより、 a)キャリッジの駆動タイミングとエンコーダの出力タ
イミングの検出がN回ごとになるので処理速度が上が
る。 b)エンコーダあるいはモータの分解能が低い場合にお
いても利用でき、コストを提言できる効果がある。
【0017】
【発明の効果】上記説明のように、本発明によれば、記
録ヘッドを搭載したキャリッジを駆動することによりキ
ャリッジの駆動タイミングとエンコーダの出力タイミン
グの関係を検出、該関係を用いてキャリッジの駆動タイ
ミングとエンコーダ出力タイミングを正しく対応させ記
録を行うことで正確な記録を行うことが可能になる。
録ヘッドを搭載したキャリッジを駆動することによりキ
ャリッジの駆動タイミングとエンコーダの出力タイミン
グの関係を検出、該関係を用いてキャリッジの駆動タイ
ミングとエンコーダ出力タイミングを正しく対応させ記
録を行うことで正確な記録を行うことが可能になる。
【図1】図1は本発明のエンコーダを有す記録装置の外
形斜視図である。
形斜視図である。
【図2】図2は本発明の記録装置の制御構成図である。
【図3】図3は本発明の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】図4は本発明において検出するキャリッジの駆
動タイミングとエンコーダ出力タイミングの関係を示す
タイミング図である。
動タイミングとエンコーダ出力タイミングの関係を示す
タイミング図である。
【図5】図5は本発明の他の実施例4を説明する上で必
要なタイミング図である。
要なタイミング図である。
【図6】図6は従来の記録タイミングとキャリッジ位
置、キャリッジ駆動状態の関係を説明する模式図的タイ
ミング図である。
置、キャリッジ駆動状態の関係を説明する模式図的タイ
ミング図である。
1 記録ヘッド 2 キャリッジ 3 フック 4 操作レバー 5 支持板 6 FPC 7 ガイド軸 8 軸受 9 タイミングベルト 10 プーリ 11 キャリッジモータ 12 搬送ローラ 13 搬送モータ 14 ペーパーパン 15 ピンチローラ 16 プラテン 17 排紙ローラ 18 拍車 19 解除レバー 20 プレート 21 ペーパーパン前面部 22 キャップ 23 ポンプ 24 廃インクタンク 25 ブレード 26 回復系モータ 27 カム装置 28 チューブ 29 リニアエンコーダの検出部 30 リニアエンコーダのスケール部 1001 ROM 1000 MPU 1004 インターフェイス部 100 制御部 200 プリンタ部
Claims (6)
- 【請求項1】 記録ヘッドを搭載したキャリッジを駆動
するモータとしてパルスモータを用い、該キャリッジの
駆動状態を検出するエンコーダを有する記録装置におい
て、記録開始前にキャリッジを駆動することにより、キ
ャリッジの駆動タイミングとキャリッジの駆動状態を示
すエンコーダの出力タイミングの関係を検出する関係検
出手段と、該関係検出手段によって得られた関係に応じ
て記録を行なうための制御手段を有する記録装置。 - 【請求項2】 記録開始以前にキャリッジを駆動するこ
とにより、キャリッジの駆動タイミングとキャリッジの
駆動状態を示すエンコーダの出力タイミングの関係をあ
る間隔もしくはある動作ごとで検出する請求項1の記録
装置。 - 【請求項3】 記録開始以前にキャリッジを駆動するこ
とにより、キャリッジ駆動タイミングとキャリッジの駆
動状態を示すエンコーダの出力タイミングの関係を複数
回検出する手段を有する請求項1の記録装置。 - 【請求項4】 キャリッジの位置により記録以前に検出
したキャリッジの駆動タイミングとキャリッジの駆動状
態を示すエンコーダの出力タイミングの関係を切り替え
る手段を有する請求項1の記録装置。 - 【請求項5】 キャリッジの駆動タイミングとキャリッ
ジの駆動状態を示すエンコーダの出力タイミングの関係
を検出する手段と、該関係に応じて補正した値がある範
囲内に存在しない場合において、エラーを発生させる制
御手段を有する請求項1の記録装置。 - 【請求項6】キャリッジの駆動タイミングとキャリッジ
の駆動状態を示すエンコーダの出力タイミングの関係に
おいて、一方が他方の1/nのタイミングである請求項
1の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8151693A JPH06270487A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8151693A JPH06270487A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06270487A true JPH06270487A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13748517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8151693A Pending JPH06270487A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06270487A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000040419A1 (fr) * | 1999-01-07 | 2000-07-13 | Seiko Epson Corporation | Mecanisme de detection, dispositif de controle de chariot et imprimante comprenant ces elements |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP8151693A patent/JPH06270487A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000040419A1 (fr) * | 1999-01-07 | 2000-07-13 | Seiko Epson Corporation | Mecanisme de detection, dispositif de controle de chariot et imprimante comprenant ces elements |
US6447189B1 (en) | 1999-01-07 | 2002-09-10 | Seiko Epson Corporation | Detection mechanism, carriage monitoring device and printer incorporating the same |
KR100592146B1 (ko) * | 1999-01-07 | 2006-06-23 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 프린터 |
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