JP2001232882A - 印刷制御装置および制御方法 - Google Patents

印刷制御装置および制御方法

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JP2001232882A JP2000044445A JP2000044445A JP2001232882A JP 2001232882 A JP2001232882 A JP 2001232882A JP 2000044445 A JP2000044445 A JP 2000044445A JP 2000044445 A JP2000044445 A JP 2000044445A JP 2001232882 A JP2001232882 A JP 2001232882A
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山 潔 向
Teruki Kurashina
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字処理のスループットを可及的に高くする
ことを可能にする。 【解決手段】 紙送りモータを駆動制御する第1の駆動
制御部と、記録ヘッドが搭載されたキャリッジを駆動す
るキャリッジモータを駆動制御する第2の駆動制御部
と、を備えた印刷制御装置において、前記紙送りモータ
の停止直後に印字開始するタイミングとなるように前記
キャリッジモータを起動するように構成された重ね合わ
せ最適化制御部82を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷制御装置および
印刷制御方法に関し、特に紙送りモータとキャリッジモ
ータの相互制御に用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷制御装置を図8乃至図14を
参照して説明する。この印刷制御装置はインクジェット
プリンタに用いられ、このインクジェットプリンタの概
略の構成を図8に示す。
【0003】このインクジェットプリンタは、紙送りを
行う紙送りモータ(以下、PFモータともいう)1と、
この紙送りモータ1を駆動する紙送りモータドライバ2
と、キャリッジ3と、このキャリッジ3を駆動するキャ
リッジモータ(以下、CRモータともいう)4と、この
キャリッジモータ4を駆動するCRモータドライバ5
と、DCユニット6と、目詰まり防止のためのインクの
吸い出しを制御するポンプモータ7と、このポンプモー
タ7を駆動するポンプモータドライバ8と、キャリッジ
3に固定されて印刷紙50にインクを吐出するヘッド9
と、このヘッド9を駆動制御するヘッドドライバ10
と、キャリッジ3に固定されたリニア式エンコーダ11
と、所定の間隔にスリットが形成された符号板12と、
PFモータ1用のロータリ式エンコーダ13と、印刷処
理されている紙の終端位置を検出する紙検出センサ15
と、プリンタ全体の制御を行うCPU16と、CPU1
6に対して周期的に割込み信号を発生するタイマIC1
7と、ホストコンピュータ18との間でデータの送受信
を行うインタフェース部(以下IFともいう)19と、
ホストコンピュータ18からIF19を介して送られて
くる印字情報に基づいて印字解像度やヘッド9の駆動波
形等を制御するASIC20と、ASIC20およびC
PU16の作業領域やプログラム格納領域として用いら
れるPROM21,RAM22およびEEPROM23
と、印刷中の紙50を支持するプラテン25と、PFモ
ータ1によって駆動されて印刷紙50を搬送する搬送ロ
ーラ27と、CRモータ4の回転軸に取付けられたプー
リ30と、このプーリ30によって駆動されるタイミン
グベルト31と、を備えている。
【0004】なお、DCユニット6は、CPU16から
送られてくる制御指令、エンコーダ11,13の出力に
基づいて紙送りモータドライバ2およびCRモータドラ
イバ5を駆動制御する。また、紙送りモータ1およびC
Rモータ4はいずれもDCモータで構成されている。
【0005】このインクジェットプリンタのキャリッジ
3の周辺の構成を図9に示す。
【0006】キャリッジ3は、タイミングベルト31に
よりプーリ30を介してキャリッジモータ4に接続さ
れ、ガイド部材32に案内されてプラテン25に平行に
移動するように駆動される。キャリッジ3の印刷紙に対
向する面には、ブラックインクを吐出するノズル列およ
びカラーインクを吐出するノズル列からなる記録ヘッド
9が設けられ、各ノズル列はインクカートリッジ34か
らインクの供給を受けて印刷紙にインク滴を吐出して文
字や画像を印字する。
【0007】またキャリッジ3の非印字領域には、非印
字時に記録ヘッド9のノズル開口を封止するためのキャ
ッピング装置35と、図8に示すポンプモータ7を有す
るポンプユニット36とが設けられている。キャリッジ
3が印字領域から非印字領域に移動すると、図示しない
レバーに当接してキャッピング装置35は上方に移動
し、ヘッド9を封止する。
【0008】ヘッド9のノズル開口列に目詰まりが生じ
た場合や、カートリッジ34の交換等を行ってヘッド9
から強制的にインクを吐出する場合は、ヘッド9を封止
した状態でポンプユニット36を作動させ、ポンプユニ
ット36からの負圧により、ノズル開口列からインクを
吸い出す。これにより、ノズル開口列の近傍に付着して
いる塵埃や紙粉が洗浄され、さらにはヘッド9内の気泡
がインクとともにキャップ37に排出される。
【0009】次に、キャリッジ3に取付けられたリニア
式エンコーダ11の構成を図10に示す。このエンコー
ダ11は発光ダイオード11aと、コリメータレンズ1
1bと、検出処理部11cとを備えている。この検出処
理部11cは複数(4個)のフォトダイオード11d
と、信号処理回路11eと、2個のコンパレータ11f
A ,11fBと、を有している。
【0010】発光ダイオード11aの両端に抵抗を介し
て電圧Vccが印加されると、発光ダイオード11aか
ら光が発せられる。この光はコリメータレンズ11bに
よって平行にされて符号板12を通過する。符号板12
には所定の間隔(例えば1/180インチ(=1/18
0×2.54cm))毎にスリットが設けられた構成と
なっている。
【0011】この符号板12を通過した平行光は、図示
しない固定スリットを通って各フォトダイオード11d
に入射し、電気信号に変換される。4個のフォトダイオ
ード11dから出力される電気信号が信号処理回路11
eにおいて信号処理される。この信号処理回路11eか
ら出力される信号がコンパレータ11fA,11fBにお
いて比較され、比較結果がパルスとして出力される。コ
ンパレータ11fA、11fB から出力されるパルスE
NC−A,ENC−Bがエンコーダ11の出力となる。
【0012】パルスENC−AとパルスENC−Bは位
相が90度だけ異なっている。CRモータ4が正転すな
わちキャリッジ3が主走査方向に移動しているときは図
11(a)に示すようにパルスENC−AはパルスEN
C−Bよりも90度だけ位相が進み、CRモータ4が逆
転しているときは図11(b)に示すようにパルスEN
C−AはパルスENC−Bよりも90度だけ位相が遅れ
るようにエンコーダ4は構成されている。そして、上記
パルスの1周期Tは符号板12のスリット間隔(例えば
1/180インチ(=1/180×2.54cm))に
対応し、キャリッジ3が上記スリット間隔を移動する時
間に等しい。
【0013】一方、PFモータ1用のロータリ式エンコ
ーダ13は符号板がPFモータ1の回転に応じて回転す
る回転円板である以外は、リニア式エンコーダ11と同
様の構成となっており、2つの出力パルスENC−A,
ENC−Bを出力する。なおインクジェットプリンタに
おいては、PFモータ1用のエンコーダ13の符号板に
設けられている複数のスリットのスリット間隔は、1/
180インチ(=1/180×2.54cm)であり、
PFモータ1が上記1スリット間隔だけ回転すると、1
/1440インチ(=1/1440×2.54cm)だ
け紙送りされるような構成となっている。
【0014】次に図8において示した紙検出センサ15
の位置について図12を参照して説明する。図12にお
いて、プリンタ60の給紙挿入口61に挿入された紙5
0は、給紙モータ63によって駆動される給紙ローラ6
4によってプリンタ60内に送り込まれる。プリンタ6
0内に送り込まれた紙50の先端が例えば光学式の紙検
出センサ15によって検出される。この紙検出センサ1
5によって先端が検出された紙50はPFモータ1によ
って駆動される紙送りローラ65および従動ローラ66
によって紙送りが行われる。
【0015】続いてキャリッジガイド部材32に沿って
移動するキャリッジ3に固定された記録ヘッド(図示せ
ず)からインクが滴下されることにより印字が行われ
る。そして所定の位置まで紙送りが行われると、現在、
印字されている紙50の終端が紙検出センサ15によっ
て検出される。そしてPFモータ1によって駆動される
歯車67aにより、歯車67bを介して歯車67cが駆
動され、これにより、排紙ローラ68および従動ローラ
69が回転駆動されて、印字が終了した紙50が排紙口
62から外部に排出される。なお、紙送りローラ65の
回転軸には、エンコーダ13の符号板が取り付けられて
いる。
【0016】次に、この従来のインクジェットプリンタ
のCRモータ4の速度制御について図13および図14
を参照して説明する。このCRモータ4の速度制御はD
Cユニット6に設けられた速度制御部80によって行わ
れ、この速度制御部80は図13に示すように、位置カ
ウンタ80aと、減算部80bと、目標速度演算部80
cと、速度演算部80dと、減算器80eと、比例要素
80fと、積分要素80gと、微分要素80hと、加算
器80iと、D/Aコンバータ80jと、タイマ80k
と、加速制御部80mとを備えている。
【0017】位置カウンタ80aはエンコーダ11の出
力パルスENC−A,ENC−Bの各々の立ち上がりエ
ッジ、立ち下がりエッジを検出し、検出されたエッジの
個数を計数し、この計数値に基づいて、キャリッジ3の
位置を演算する。この計数はCRモータ4が正転してい
るときは1個のエッジが検出されると「+1」を加算
し、逆転しているときは、1個のエッジが検出されると
「−1」を加算する。パルスENC−AおよびENC−
Bの各々の周期は符号板のスリット間隔に等しく、かつ
パルスENC−AとパルスENC−Bは位相が90度だ
け異なっている。このため、上記計数のカウント値
「1」はエンコーダ13の符号板のスリット間隔の1/
4に対応する。これにより上記計数値にスリット間隔の
1/4を乗算すれば、キャリッジ3の、計数値が「0」
に対応する位置からの移動量を求めることができる。こ
のときエンコーダ11の解像度は1/720インチ(=
1/720×2.54cm)となる。
【0018】減算器80bは、目標位置と、位置カウン
タ80aのカウント値との位置偏差を演算する。
【0019】目標速度演算部80cは、減算器80bの
出力である位置偏差に基づいてCRモータ4の目標速度
を演算する。この演算は位置偏差にゲインKpを乗算す
ることにより行われる。このゲインKpは位置偏差に応
じて決定される。なお、このゲインKpの値は図示しな
いテーブルに格納していても良い。
【0020】速度演算部80dはエンコーダ11の出力
パルスENC−A,ENC−Bに基づいてCRモータ4
の速度を演算する。この速度は次のようにして求められ
る。まずエンコーダ11の出力パルスENC−A,EN
C−Bの各々の立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジを
検出し、エッジ間の時間間隔を例えばタイマカウンタに
よってカウントする。このカウント値をTとすると、速
度は1/Tに比例したものとなる。
【0021】減算器80eは、目標速度と、速度演算部
80dによって演算されたCRモータ4の実際の速度と
の速度偏差を演算する。
【0022】比例要素80fは上記速度偏差に定数Gp
を乗算し、乗算結果を出力する。積分要素80gは速度
偏差に定数Giを乗じたものを積算する。微分要素80
hは現在の速度偏差と、1つ前の速度偏差との差に定数
Gdを乗算し、乗算結果を出力する。なお比例要素80
f、積分要素80g、および微分要素80hの演算はエ
ンコーダ11の出力パルスENC−Aの1周期毎を、例
えば出力パルスENC−Aの立ち上がりエッジに同期し
て行う。
【0023】比例要素80f、積分要素80g、および
微分要素80hの出力は加算器80iにおいて加算され
る。そして加算結果、すなわちCRモータ4の駆動電流
がD/Aコンバータ80jに送られてアナログ電流に変
換される。このアナログ電流に基づいてドライバ5によ
ってCRモータ4が駆動される。
【0024】また、タイマ80kおよび加速制御部80
mは加速制御に用いられ、比例要素80f、積分要素8
0g、および微分要素80hを使用するPID制御は加
速途中の定速および減速制御に用いられる。
【0025】タイマ80kはCPU16から送られてく
るクロック信号に基づいて所定時間毎にタイマ割込み信
号を発生する。
【0026】加速制御部80mは上記タイマ割込信号を
受ける度毎に所定の電流値(例えば20mA)を目標電
流値に積算し、積算結果すなわち加速時におけるCRモ
ータ4の目標電流値がD/Aコンバータ80jに送られ
る。PID制御の場合と同様に上記目標電流値はD/A
コンバータ80jによってアナログ電流に変換され、こ
のアナログ電流に基づいてドライバ5によってCRモー
タ4が駆動される。
【0027】ドライバ5は、例えば4個のトランジスタ
を備えており、D/Aコンバータ80jの出力に基づい
て上記トランジスタを各々ONまたはOFFさせること
により (a)CRモータ4を正転または逆転させる運転モード (b)回生ブレーキ運転モード(ショートブレーキ運転
モード、すなわちCRモータ4の停止を維持するモー
ド) (c)CRモータ4を停止させようとするモード を行わせることが可能な構成となっている。
【0028】次に図14(a),(b)を参照して速度
制御部80の動作を説明する。CRモータ4が停止して
いるときに速度制御部80にCRモータ4を起動させる
起動指令信号が送られると、加速制御部80mから起動
初期電流値I0がD/Aコンバータ80jに送られる。
なお、この起動初期電流値I0は起動指令信号とともに
CPU16から加速制御部80mに送られてくる。そし
てこの電流値I0はD/Aコンバータ80jによってア
ナログ電流に変換されてドライバ5に送られ、このドラ
イバ5によってCRモータ4が起動開始する(図14
(a),(b)参照)。
【0029】起動指令信号を受信した後、所定の時間毎
にタイマ80kからタイマ割込信号が発生される。加速
制御部80mはタイマ割込信号を受信する度毎に、起動
初期電流値I0に所定の電流値(例えば20mA)を積
算し、積算した電流値をD/Aコンバータ80jに送
る。するとこの積算した電流値はD/Aコンバータ80
jによってアナログ電流に変換されてドライバ5に送ら
れる。そしてCRモータ4に供給される電流の値が上記
積算した電流値となるように、ドライバ5によってCR
モータ4が駆動されCRモータ4の速度は上昇する(図
14(b)参照)。このためCRモータ4に供給される
電流値は図14(a)に示すように階段状になる。
【0030】なお、このときPID制御系も動作してい
るが、D/Aコンバータ80jは加速制御部80mの出
力を選択して取込む。
【0031】加速制御部80mの電流値の積算処理は、
積算した電流値が一定の電流値ISとなるまで行われ
る。時刻t1において積算した電流値が所定値ISとなる
と、加速制御部80mは積算処理を停止し、D/Aコン
バータ80jに一定の電流値I Sを供給する。これによ
りCRモータ4に供給される電流の値が電流値ISとな
るようにドライバ5によって駆動される(図14(a)
参照)。
【0032】そして、CRモータ4の速度がオーバーシ
ュートするのを防止するために、CRモータ4が所定の
速度V1になると(時刻t2)になると、CRモータ4に
供給される電流を減小させるように加速制御部80mが
制御する。このときCRモータ4の速度は更に上昇する
が、CRモータ4の速度が所定の速度vcに達すると
(図14(b)の時刻t参照)、D/Aコンバータ8
0jが、PID制御系の出力すなわち加算器80iの出
力を選択し、PID制御が行われる。
【0033】すなわち、目標位置と、位置カウンタ80
aのカウント値との位置偏差に基づいて目標速度が演算
され、この目標速度と、エンコーダ11の出力から得ら
れる実際の速度との速度偏差に基づいて、比例要素80
f、積分要素80g、および微分要素80hが動作し、
各々比例、積分、および微分演算が行われ、これらの演
算結果の和に基づいて、CRモータ4の制御が行われ
る。なお、上記比例、積分、および微分演算は、例えば
エンコーダ11の出力パルスENC−Aの立ち上がりエ
ッジに同期して行われる。これによりCRモータ4の速
度は所望の速度v eとなるように制御される。なお、所
定の速度vcは所望の速度veの70〜80%の値である
ことが好ましい。
【0034】時刻t4からCRモータ4は所望の速度ve
となる。その後、CRモータ4が目標位置に近づくと
(図14(b)の時刻t5参照)、CRモータ4の減速
が行われ、時刻t6にCRモータ4が停止する。
【0035】PFモータ1の速度制御は、図15に示す
ようにDCユニット6内に設けられた速度制御部90に
よって行われる。この速度制御部90は、CRモータ4
の速度制御部80と同様に、位置カウンタ90aと、減
算部90bと、目標速度演算部90cと、速度演算部9
0dと、減算器90eと、比例要素90fと、積分要素
90gと、微分要素90hと、加算器90iと、D/A
コンバータ90jと、タイマ90kと、加速制御部90
mとを備えている。
【0036】位置カウンタ90aはエンコーダ13の出
力パルスENC−A,ENC−Bの各々の立ち上がりエ
ッジ、立ち下がりエッジを検出し、検出されたエッジの
個数を計数し、この計数値に基づいて、PFモータ1に
よって送られる紙の送り量を演算する。なお、エッジの
計数は、速度制御部80の位置カウンタ80aの場合と
同様にして行う。
【0037】速度制御部90は、エンコーダ13の出力
パルスENC−A、ENC−Bに基づいてPFモータ1
の速度を演算する。
【0038】上記位置カウンタ90aおよび速度制御部
90d以外の構成要素は、速度制御部80の対応する構
成要素と同じ動作を行う。なお、D/Aコンバータ90
jの出力は、紙送りドライバ2に送られる。この紙送り
ドライバ2は、CRモータドライバ5と同様の構成を有
しており、D/Aコンバタ90jの出力に基づいてPF
モータ1を駆動する。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の印刷制御装置において、印刷時には、1)印字動
作を伴うCRモータ4の駆動と、2)紙送りのためのP
Fモータ1の駆動とが順次繰り返される。すなわち、図
16(a)に示すように1つのパスの印字のためにCR
モータ4が駆動され、印字が終了すると(図16の時刻
参照)、PFモータ1が起動される。そしてPFモ
ータ1が停止するまでの時間を見越して、PFモータ1
の動作中に次のパスの印字のためにCRモータ4を起動
し(図16の時刻t参照)、PFモータ1が停止した
後に、印字が行われるようにしている。 CRモータ4
が起動してから印字を開始するまでの時間tCRはキャ
リッジ3の現在位置と、印字開始位置との間の距離によ
って決定されている。したがって、CRモータ4の起動
時刻tは、PFモータ1の停止時刻tを予測し、t
−tが時間tCR以下となる時刻としている。
【0040】しかし、従来の印刷装置においては、CR
モータ4の加速時間tは一定の値が用いられている。
CRモータ4がDCモータである場合には、例えばイン
ク交換時の前後や、クリーニングの前後のキャリッジ3
の重量の変動が大きい。このため、CRモータ4の加速
時間tを最小の値とし、CRモータ4が起動してから
印字を開始するまでの時間tCRに余裕を持たせるよう
にしていた。すなわち、PFモータ1が停止してから印
字を開始するまでにかなりの時間的余裕がある場合があ
った。
【0041】したがって、従来の印刷装置においては、
紙送りを行ってから印字を行うまでにかなりの余裕があ
り、印字処理のスループットが低いという問題があっ
た。
【0042】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であって、印字処理のスループットを可及的に高くする
ことのできる印刷制御装置および印刷制御方法を提供す
ることを目的とする。
【0043】
【課題を解決するための手段】本発明による印刷制御装
置は、紙送りモータを駆動制御する第1の駆動制御部
と、記録ヘッドが搭載されたキャリッジを駆動するキャ
リッジモータを駆動制御する第2の駆動制御部と、を備
えた印刷制御装置において、前記紙送りモータの停止直
後に印字開始するタイミングとなるように前記キャリッ
ジモータを起動するように構成された重ね合わせ最適化
制御部を備えたことを特徴とする。
【0044】なお、前記重ね合わせ最適化制御部は、前
記紙送りモータが定速走行しているときに前記キャリッ
ジの現在位置と印字情報に含まれる印字開始位置とに基
づいて前記キャリッジが起動してから印字開始するまで
の時間を演算し、更に前記演算された時間と同じ時間だ
け前記紙送りモータが停止するまでにかかると仮定した
ときの、前記紙送りモータによって紙送りされる紙送り
量を演算し、この演算された紙送り量と紙送り残量とを
比較し、前記演算された紙送り量が前記紙送り残量以上
となったときに前記キャリッジモータの起動指令を前記
第2の駆動制御部に出力し、前記第2の駆動制御部は、
前記起動指令に基づいて前記キャリッジモータを起動す
るように構成しても良い。
【0045】なお、前記重ね合わせ最適化制御部は、前
記キャリッジの現在位置と印字情報に含まれる印字開始
位置とに基づいて前記キャリッジが移動する距離を演算
する距離演算部と、前記距離演算部によって演算された
距離を、前記キャリッジが起動してから移動するまでの
移動時間を演算する移動時間演算部と、定速走行してい
る前記紙送りモータが停止するまでに前記移動時間だけ
かかると仮定したときの前記紙送りモータによって紙送
りされる紙送り量を演算する紙送り量演算部と、前記紙
送りモータによって紙送りされる紙の紙送り残量を演算
する紙送り残量演算部と、前記演算された紙送り量と前
記紙送り残量とを比較し、前記演算された紙送り量が前
記紙送り残量以上となったときに前記起動指令を出力す
る比較部と、を備えるように構成しても良い。
【0046】なお、前記距離演算部は、前記キャリッジ
モータの回転に従って回転する第2のエンコーダの出力
に基づいて前記移動距離を演算し、前記紙送り残量演算
部は、前記紙送りモータの回転に従って回転する第1の
エンコーダの出力に基づいて前記紙送り残量を演算する
ように構成しても良い。
【0047】なお、前記重ね合わせ最適化制御部は、前
記キャリッジが起動してから定速走行領域に到達するま
での加速時間を計測する加速時間計測部を更に備え、前
記移動時間演算部は、前記加速時間と、前記キャリッジ
が前記定速走行領域に到達してから印字開始するまでの
時間との和として前記移動時間を演算し、前記キャリッ
ジの前回の起動時の加速時間の計測値を今回の起動時の
加速時間として用いるように構成しても良い。
【0048】なお、前記紙送りモータが定速走行を行っ
ているときに、前記記録ヘッドがオーバライド領域に入
っていて、かつ前記キャリッジモータの起動指令を受け
た場合に、前記記録ヘッドによって印字可能な前記オー
バライド領域の残量を演算するとともに前記紙送りモー
タによって紙送りされる紙の紙送り残量を演算し、前記
オーバライド領域の残量が前記紙送り残量以下の場合に
印字不許可指令を発生する印字不許可指令発生部を備え
るように構成しても良い。
【0049】なお、前記印字不許可指令発生部は、前記
記録ヘッドがオーバライド領域に入っていて、かつ前記
キャリッジモータの起動指令を受けた場合に演算開始指
令を発生する演算開始指令発生部と、前記演算開始指令
に基づいて前記オーバライド領域の残量を演算するオー
バライド残量演算部と、前記オーバライド領域の残量
と、前記紙送りモータによって送られる紙の紙送り残量
を比較し、前記オーバライド領域の残量が前記紙送り残
量以下のときに印字不許可指令を発生する比較部と、を
備えように構成しても良い。
【0050】また、本発明による印刷制御方法は、紙送
りモータの停止直後に印字開始するタイミングとなるよ
うに印字ヘッドが搭載されたキャリッジを駆動するキャ
リッジモータを起動するステップを備えたことを特徴と
する。
【0051】なお、前記キャリッジモータを起動するス
テップは、前記紙送りモータが定速走行しているときに
前記キャリッジの現在位置と印字情報に含まれる印字開
始位置とに基づいて前記キャリッジが起動してから印字
開始するまでの移動時間を演算するステップと、前記演
算された移動時間と同じ時間だけ前記紙送りモータが停
止するまでにかかると仮定したときの、前記紙送りモー
タによって紙送りされる紙送り量を演算するステップ
と、この演算された紙送り量と紙送り残量とを比較し、
前記演算された紙送り量が前記紙送り残量以上となった
ときに前記キャリッジモータの起動指令を出力するステ
ップと、前記起動指令に基づいて前記キャリッジモータ
を起動するステップと、を備えるように構成しても良
い。
【0052】なお、前記移動時間を演算するステップ
は、前記キャリッジが起動してから定速走行領域に到達
するまでの加速時間を計測するステップを備え、前記加
速時間と、前記キャリッジが前記定速走行領域に到達し
てから印字開始するまでの時間との和として前記移動時
間を演算し、前記キャリッジの前回の起動時の加速時間
の計測値を今回の起動時の加速時間として用いるように
構成しても良い。
【0053】なお、本発明による印刷制御方法は、紙送
りモータが定速走行を行っているときに、キャリッジモ
ータによって駆動されるキャリッジに搭載された記録ヘ
ッドがオーバライド領域に入っていて、かつ前記キャリ
ッジモータの起動指令を受けた場合に、前記記録ヘッド
によって印字可能な前記オーバライド領域の残量を演算
するとともに前記紙送りモータによって紙送りされる紙
の紙送り残量を演算し、前記オーバライド領域の残量が
前記紙送り残量以下の場合に印字不許可指令を発生する
ステップを備えたことを特徴とする。
【0054】なお、前記印字不許可指令を発生するステ
ップは、前記記録ヘッドがオーバライド領域に入ってい
て、かつ前記キャリッジモータの起動指令を受けた場合
に演算開始指令を発生するステップと、前記演算開始指
令に基づいて前記オーバライド領域の残量を演算するス
テップと、前記オーバライド領域の残量と、前記紙送り
モータによって送られる紙の紙送り残量を比較し、前記
オーバライド領域の残量が前記紙送り残量以下のときに
印字不許可指令を発生するステップと、を備えように構
成しても良い。
【0055】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明によ
る印刷制御装置の第1の実施の形態を図1乃至図4を参
照して説明する。この実施の形態の印刷制御装置は図8
に示す従来の印刷制御装置において、重ね合わせ最適化
制御部を新たに設けた構成となってをり、この重ね合わ
せ最適化制御部の構成を図1に示す。この重ね合わせ最
適化制御部82は、図8に示すDCユニット6内に設け
られており、加速時間計測部82aと、メモリ82b
と、距離演算部82cと、移動時間演算部82dと、紙
送り量演算部82eと、紙送り残量演算部82fと、比
較部82gと、を備えている。そして、この重ね合わせ
最適化制御部82は、PFモータ1とCRモータ4との
動作が重なる期間を最適化するように制御する。
【0056】加速時間計測部82aは、CRモータ4の
起動指令をうけたときにエンコーダ11の出力およびC
Rモータ4の速度制御部80の速度演算部80dの出力
に基づいてCRモータ4の起動時の加速時間を計測し、
この計測結果をメモリ82bに記憶させる。この加速時
間は、CRモータ4が起動すなわちキャリッジ3が起動
してから定速走行領域に到達するまでの時間であり、図
4に示す時間taccである。そして、この記憶された
加速時間taccは、CRモータ4の次の起動を行う際
の演算に用いられる。なお、図4は、CRモータ4の速
度波形すなわちキャリッジ3の速度波形を模式的に示し
た図である。
【0057】距離演算部82cは、エンコーダ11の出
力とCPU16から送られてくる印字情報とに基づい
て、停止しているキャリッジ3の現在位置と次の印字開
始位置との距離Lを演算する。なお、この距離L
は、図13に示す速度制御部80の位置カウンタ80
aの出力と上記印字情報とに基づいて演算しても良い。
【0058】移動時間演算部82dは、メモリ82bに
記憶されているCRモータ4の前回の起動時の加速時間
accと、上記距離演算部82cの出力とに基づい
て、上記停止位置から上記印字開始位置までキャリッジ
3が移動するに要する移動時間tCRを演算する(図4
参照)。この移動時間tCRは次のように求められる。
キャリッジ3が定速vで走行する定速走行領域に到達
してから印字開始するまでの時間をtuvとし、キャリ
ッジ3が上記加速時間taccの間に進む距離をL
すると、上記移動時間tCRは、 tCR = tacc + tuv ・・・ (1) となる。ここで、加速時間taccはメモリ82bに記
憶されているCRモータ4の前回の起動時の加速時間を
用いる。なお、電源投入時や、キャリッジ3のクリーニ
ング時等のその前後でキャリッジ3の重量が急激に変化
する場合には上記演算に用いる加速時間taccは、想
定される加速時間の最小値とする。
【0059】一方、キャリッジ3が定速vで走行する
定速走行領域に到達してから印字開始するまでの時間t
uvは、 tuv = (L − L )/ v ・・・ (2) である。そして、キャリッジ3が上記加速時間の間に進
む距離Lは、 L = v ・ tacc / 2 ・・・ (3) から求まる。なお、速度vは予め決定される所定値で
ある。上記(1)、(2)、(3)式から移動時間t
CRが求まる。
【0060】紙送り量演算部82eは、移動時間演算部
82dによって演算された移動時間tCRに基づいて、
PFモータ1が所定の速度vePで定速走行領域を進ん
でいて停止するまでに上記移動時間tCRと同じ時間か
かると仮定した場合に上記時間tCRの間にPFモータ
1によって紙送りされる紙送り量STPFを演算する。
この紙送り量STPFは、次のようにして求められる。
PFモータ1の減速時間tpd、すなわちPFモータ1
が上記所定の速度vePから停止するまでの時間tpd
は、上記所定の速度vePに応じて決まる一定の値とな
っている。PFモータ1が単位距離進む間(例えば1回
転する間)に紙送りされる紙送り量をαとすると、紙送
り量STPFは、 STPF=α・(veP・(tCR−tpd)+veP
・tpd/2) として求められる。
【0061】紙送り残量演算部82fは、エンコーダ1
3の出力に基づいて、実際の紙送り残量SRPFを演算
する。なお、この実際の紙送り残量SRPFは図15に
示す速度制御部90の位置カウンタ90aの出力に基づ
いて演算しても良い。
【0062】比較部82gは、所定のタイミング毎、例
えばエンコーダ13の出力パルスを受ける度毎に紙送り
量演算部82eの出力である紙送り量STPFと、紙送
り残量演算部82fの出力である実際の紙送り残量SR
PFとを比較し、実際の紙送り残量SRPFが紙送り量
STPF以下となったときにCRモータ4の起動指令を
出力する。
【0063】次に、本実施の形態の動作を図2および図
3を参照して説明する。図2は、本実施の形態の動作を
示すフローチャートであり、図3は、PFモータ1とC
Rモータ4の動作タイミングを示す速度波形図である。
【0064】今、図3に示すように例えば電源が投入さ
れた後に時刻tでCRモータ4を起動する(図2のス
ッテプF1参照)。すると加速時間計測部82aによっ
てCRモータ4の加速時間taccの計測が開始され、
CRモータ4が定速走行領域に到達したときに加速時間
accの計測が終了する(図2のスッテプF2参
照)。この計測された加速時間taccは、メモリ82
bに記憶される。そして、キャリッジ3が印字開始位置
に到達すると(図3の時刻t参照)、印字を開始する
(図2のスッテプF3参照)。図3に示す時刻tで、
印字動作が終了すると同時にPFモータ1が起動され、
紙送りが開始される(図2のスッテプF4参照)。そし
て、時刻tでキャリッジ3が停止する(図2のスッテ
プF5参照)。次の印字処理を行わない場合には、CR
モータ4の制御を終了する(図2のスッテプF6参
照)。
【0065】図2のスッテプF6において、次の印字処
理を行う場合は図2に示すステップF7に進み、エンコ
ーダ11の出力とCPU16から送られてくる印字情報
とに基づいて、停止しているキャリッジ3の現在位置と
次の印字開始位置との距離L が距離演算部82cによ
って演算される(図2のスッテプF7参照)。続いて、
メモリ82bに記憶されているCRモータ4の前回の起
動時の加速時間tac と、上記距離演算部82cの出
力とに基づいて、上記停止位置から上記印字開始位置ま
でキャリッジ3が移動するに要する移動時間tCRが移
動時間演算部82dによって演算される(図2のスッテ
プF8参照)。
【0066】そして図2のスッテプF9において、演算
された移動時間tCRに基づいて、PFモータ1が所定
の速度vePで定速走行領域を進んでいて停止するまで
に上記移動時間tCRと同じ時間かかると仮定した場合
に上記時間tCRの間にPFモータ1によって紙送りさ
れる紙送り量STPFが紙送り量演算部82eによって
演算される。
【0067】また図2のスッテプF10において、エン
コーダ13の出力に基づいて、実際の紙送り残量SR
PFが紙送り残量演算部82fによって演算される。そ
して所定のタイミング毎に紙送り量演算部82eの出力
である紙送り量STPFと、紙送り残量演算部82fの
出力である実際の紙送り残量SRPFとが比較部82g
によって比較され、実際の紙送り残量SRPFが紙送り
量STPF以下となったときにCRモータ4の起動指令
が比較部82gから出力される。実際の紙送り残量SR
PFが紙送り量STPFよりも大きい場合には、ステッ
プF10に戻り、PFモータ1の実際の紙送り残量SR
PFが演算される。
【0068】比較部82gからCRモータ4の起動指令
が出力されると、上述のステップF1に戻り、CRモー
タ4が起動される(図3に示す時刻t参照)。そして
上述のステップF2乃至F6の動作が実行される。すな
わち、加速時間の計測が行われて記憶され(図2のステ
ップF2参照)、CRモータ4が起動してからtCR
間が経過すると、図3の時刻tに示すようにPFモー
タ1が停止するとともにキャリッジ3によって印字が開
始される(図2のステップF3参照)。以下ステップF
4乃至F6の動作が実行される。
【0069】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、PFモータ1が停止するとほぼ同時にキャリッジ3
によって印字が開始されるように構成されているので、
PFモータ1とCRモータ4との動作が重なる期間を最
適化することが可能となり、印字処理のスループットを
可及的に高くすることができる。
【0070】(第2の実施の形態)次に、本発明による
印刷制御装置の第2の実施の形態を図5および図7を参
照して説明する。この実施の形態の印刷制御装置は、図
1に示す第1の実施の形態の印刷制御装置において、印
字不許可指令発生部を新たに設けた構成となっている。
この印字不許可指令発生部85の構成を図5に示す。こ
の印字不許可指令発生部85は、オーバライドカウンタ
85aと、演算開始指令発生部85bと、オーバライド
残量演算部85cと、紙送り残量演算部85dと、比較
部85eと、を備えている。
【0071】オーバライドカウンタ85aは、紙検出セ
ンサ15の出力に基づいて計数を開始し、エンコーダ1
3の出力パルスENC−A,ENC−B各々の立ち上が
りエッジ、立ち下がりエッジを検出し、この検出された
エッジの個数を計数する。そして上記計数値が所定値に
達すると”0”にリセットされる構成となっている。紙
検出センサ15が紙50の終端を検出したとき、キャリ
ッジ3に搭載された記録ヘッド9は、図7に示す印字可
能なオーバライド領域51の上限位置aに位置してい
る。したがって紙検出センサ15は、記録ヘッド9がオ
ーバライド領域51に入ったことを検出していることに
もなる。オーバライド領域51の下限位置aは、紙5
0の終端から例えば約3mmの位置にあり、オーバライ
ド領域51の長さd1、即ち上限位置aと下限位置a
との間の距離は例えば1インチ(=2.54cm)と
なっている。そして、PFモータ1が1インチだけ紙送
りするとエンコーダ13は、5760個のパルスエッジ
を出力する。このため、オーバライドカウンタ85aの
上記所定値は、5760に設定される。
【0072】演算開始指令発生部85bは、紙検出セン
サ15の出力に基づいて上記記録ヘッド9がオーバライ
ド領域51に入っているか否かを監視し上記記録ヘッド
9がオーバライド領域51に入っていて、かつCRモー
タ4の起動指令を受信したときに演算開始指令を出力す
る。
【0073】オーバライド残量演算部85は、上記演算
開始指令を受信するとオーバライドカウンタ85aの出
力に基づいて、オーバライド領域の副走査方向の残量R
OVすなわち記録ヘッド9の現在位置とオーバライド領
域の下限位置aとの距離を演算する。
【0074】紙送り残量演算部85dは、紙送りの目標
値とエンコーダ13の出力に基づいて紙送りの残量R
PFを演算する。なお、この紙送り残量演算部85d
は、新たに設ける必要はなく図1に示す紙送り残量演算
部82fを兼用しても良い。
【0075】比較部85eは、紙送り残量RPFとオー
バライド領域の残量ROVとを比較して、紙送り残量R
PFがオーバライド領域の残量ROV以上のときに、D
Cユニット6内に設けられている印字指令発生部6aに
印字不許可指令を発し、印字指令を発生しないようにす
る。これにより、DCユニット6内の印字指令発生部6
aからヘッドドライバ10に印字指令が送出されず、キ
ャリッジ3が動作しても印字動作が行われないことにな
る。
【0076】次に第2の実施の形態の動作を図6を参照
して説明する。図6は、第2の実施の形態の動作を示す
フローチャートである。まず、記録ヘッド9がオーバラ
イド領域51に入っていない場合にはオーバライドカウ
ンタ85aはONせず、印字動作は、通常通り行われる
(図6のステップF21参照)。記録ヘッド9がオーバ
ライド領域51に入っている場合には、オーバライドカ
ウンタ85aがONし、カウントを開始する。このと
き、CRモータ4の起動指令を受信すると、演算開始指
令発生部85bから演算開始指令が発せられる(図6の
ステップF21参照)。すると、オーバライド残量演算
部85cによってオーバライド領域の残量ROVが演算
される(図6のステップF22参照)とともに、紙送り
残量演算部85dによって紙送りの残量RPFが演算さ
れる(図6のステップF23参照)。そして、紙送り残
量RPFとオーバライド領域の残量ROVとが比較部8
5eにおいて比較され(図6のステップF24参照)、
紙送り残量RPFがオーバライド領域の残量ROV以上
のときに、DCユニット6内に設けられている印字指令
発生部6aに印字不許可指令が発せられ(図6のステッ
プF25参照)、印字動作が行われない。なお、紙送り
残量RPFがオーバライド領域の残量ROV未満のとき
には、CRモータ4次の起動指令が発せられるまで印字
不許可指令発生部85の動作は停止する(図6のステッ
プF24参照)。
【0077】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、印字ヘッド9がオーバライド領域51に入っていて
かつCRモータ4の起動指令が発せられたときにオーバ
ライド領域の残量ROVと紙送りの残量RPFとが印字
不許可指令発生部85において比較され、紙送り残量R
PFがオーバライド領域の残量ROV以上のときに、D
Cユニット6内に設けられている印字指令発生部6aに
印字不許可指令が発せられて印字動作が行われないよう
に構成されているため、プラテンに印字するのを防止す
ることができる。なお、この実施の形態も第1の実施の
形態と同様な効果を有することは云うまでもない。
【0078】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればPF
モータが停止するとほぼ同時にキャリッジによって印字
が開始されるように構成されているので、PFモータと
CRモータとの動作が重なる期間を最適化することが可
能となり、印字処理のスループットを可及的に高くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印刷制御装置の第1の実施の形態
の構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施の形態の動作をしめすフローチャー
ト。
【図3】第1の実施の形態にかかるPFモータとCRモ
ータの動作タイミングを示す速度波形図。
【図4】第1の実施の形態にかかるCRモータの動作を
模式的に示す速度波形図。
【図5】本発明による印刷制御装置の第2の実施の形態
の構成を示すブロック図。
【図6】第2の実施の形態の動作をしめすフローチャー
ト。
【図7】オーバライド領域を説明する模式図。
【図8】インクジェットプリンタの概略の構成を示す構
成図。
【図9】キャリッジ周辺の構成を示す斜視図。
【図10】リニア式エンコーダの構成を示す模式図。
【図11】エンコーダの出力パルスの波形図。
【図12】紙検出センサの位置を説明するプリンタの概
略の斜視図。
【図13】CRモータの従来の速度制御部の構成を示す
ブロック図。
【図14】CRモータの速度制御を説明するタイミング
チャート。
【図15】PFモータの従来の速度制御部の構成を示す
ブロック図。
【図16】従来の問題点を説明する、PFモータとCR
モータの動作タイミングを示す速度波形図。
【符号の説明】
1 紙送りモータ(PFモータ) 2 紙送りモータドライバ 3 キャリッジ 4 キャリッジモータ(CRモータ) 5 キャリッジモータドライバ(CRモータドライバ) 6 DCユニット 6a 位置カウンタ 6b 減算器 6c 目標速度演算手段 6d 速度演算部 6e 減算器 6f 比例要素 6g 積分要素 6h 微分要素 6j D/Aコンバータ 6k タイマ 6m 加速制御部 6p パルスカウンタ 6q 電流値信号発生部 7 ポンプモータ 8 ポンプモータドライバ 9 記録ヘッド 10 ヘッドドライバ 11 リニア式エンコーダ 12 符号板 13 エンコーダ(ロータリ式エンコーダ) 15 紙検出センサ 16 CPU 17 タイマIC 18 ホストコンピュータ 19 インタフェース部 20 ASIC 21 PROM 22 RAM 23 EEPROM 25 プラテン 30 プーリ 31 タイミングベルト 32 キャリッジモータのガイド部材 34 インクカートリッジ 35 キャッピング装置 36 ポンプユニット 37 キャップ 50 記録紙 65 紙送りローラ 66 従動ローラ 68 排紙ローラ 69 従動ローラ 80 速度制御部 82 重ね合わせ最適化制御部 82a 加速時間計測部 82b メモリ 82c 距離演算部 82d 移動時間演算部 82e 紙送り量演算部 82f 紙送り残量演算部 82g 比較部 85 印字不許可発生部 85a オーバライドカウンタ 85b 演算指令発生部 85c オーバライド残量演算部 85d 紙送り残量演算部 85e 比較部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C480 CA01 CA02 CA31 CA37 CA41 CB34 EA05 EA19 EA20 EC04 5C072 AA03 BA03 MB02 MB09 NA09 NA10 UA13 5C074 AA12 BB16 CC26 DD11 DD30 EE08 GG15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙送りモータを駆動制御する第1の駆動制
    御部と、記録ヘッドが搭載されたキャリッジを駆動する
    キャリッジモータを駆動制御する第2の駆動制御部と、
    を備えた印刷制御装置において、 前記紙送りモータの停止直後に印字開始するタイミング
    となるように前記キャリッジモータを起動するように構
    成された重ね合わせ最適化制御部を備えたことを特徴と
    する印刷制御装置。
  2. 【請求項2】前記重ね合わせ最適化制御部は、前記紙送
    りモータが定速走行しているときに前記キャリッジの現
    在位置と印字情報に含まれる印字開始位置とに基づいて
    前記キャリッジが起動してから印字開始するまでの時間
    を演算し、更に前記演算された時間と同じ時間だけ前記
    紙送りモータが停止するまでにかかると仮定したとき
    の、前記紙送りモータによって紙送りされる紙送り量を
    演算し、この演算された紙送り量と紙送り残量とを比較
    し、前記演算された紙送り量が前記紙送り残量以上とな
    ったときに前記キャリッジモータの起動指令を前記第2
    の駆動制御部に出力し、 前記第2の駆動制御部は、前記起動指令に基づいて前記
    キャリッジモータを起動することを特徴とする請求項1
    記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】前記重ね合わせ最適化制御部は、 前記キャリッジの現在位置と印字情報に含まれる印字開
    始位置とに基づいて前記キャリッジが移動する距離を演
    算する距離演算部と、 前記距離演算部によって演算された距離を、前記キャリ
    ッジが起動してから移動するまでの移動時間を演算する
    移動時間演算部と、 定速走行している前記紙送りモータが停止するまでに前
    記移動時間だけかかると仮定したときの前記紙送りモー
    タによって紙送りされる紙送り量を演算する紙送り量演
    算部と、 前記紙送りモータによって紙送りされる紙の紙送り残量
    を演算する紙送り残量演算部と、 前記演算された紙送り量と前記紙送り残量とを比較し、
    前記演算された紙送り量が前記紙送り残量以上となった
    ときに前記起動指令を出力する比較部と、 を備えたことを特徴とする請求項2記載の印刷制御装
    置。
  4. 【請求項4】前記距離演算部は、前記キャリッジモータ
    の回転に従って回転する第2のエンコーダの出力に基づ
    いて前記移動距離を演算し、前記紙送り残量演算部は、
    前記紙送りモータの回転に従って回転する第1のエンコ
    ーダの出力に基づいて前記紙送り残量を演算することを
    特徴とする請求項3記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】前記重ね合わせ最適化制御部は、前記キャ
    リッジが起動してから定速走行領域に到達するまでの加
    速時間を計測する加速時間計測部を更に備え、 前記移動時間演算部は、前記加速時間と、前記キャリッ
    ジが前記定速走行領域に到達してから印字開始するまで
    の時間との和として前記移動時間を演算し、前記キャリ
    ッジの前回の起動時の加速時間の計測値を今回の起動時
    の加速時間として用いることを特徴とする請求項3乃至
    4のいずれかに記載の印刷制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載の印刷制
    御装置において、 前記紙送りモータが定速走行を行っているときに、前記
    記録ヘッドがオーバライド領域に入っていて、かつ前記
    キャリッジモータの起動指令を受けた場合に、前記記録
    ヘッドによって印字可能な前記オーバライド領域の残量
    を演算するとともに前記紙送りモータによって紙送りさ
    れる紙の紙送り残量を演算し、前記オーバライド領域の
    残量が前記紙送り残量以下の場合に印字不許可指令を発
    生する印字不許可指令発生部を備えたことを特徴とする
    印刷制御装置。
  7. 【請求項7】前記印字不許可指令発生部は、 前記記録ヘッドがオーバライド領域に入っていて、かつ
    前記キャリッジモータの起動指令を受けた場合に演算開
    始指令を発生する演算開始指令発生部と、 前記演算開始指令に基づいて前記オーバライド領域の残
    量を演算するオーバライド残量演算部と、 前記オーバライド領域の残量と、前記紙送りモータによ
    って送られる紙の紙送り残量を比較し、前記オーバライ
    ド領域の残量が前記紙送り残量以下のときに印字不許可
    指令を発生する比較部と、 を備えたことを特徴とする請求項6記載の印刷制御装
    置。
  8. 【請求項8】紙送りモータの停止直後に印字開始するタ
    イミングとなるように印字ヘッドが搭載されたキャリッ
    ジを駆動するキャリッジモータを起動するステップを備
    えたことを特徴とする印刷制御方法。
  9. 【請求項9】前記キャリッジモータを起動するステップ
    は、 前記紙送りモータが定速走行しているときに前記キャリ
    ッジの現在位置と印字情報に含まれる印字開始位置とに
    基づいて前記キャリッジが起動してから印字開始するま
    での移動時間を演算するステップと、 前記演算された移動時間と同じ時間だけ前記紙送りモー
    タが停止するまでにかかると仮定したときの、前記紙送
    りモータによって紙送りされる紙送り量を演算するステ
    ップと、 この演算された紙送り量と紙送り残量とを比較し、前記
    演算された紙送り量が前記紙送り残量以上となったとき
    に前記キャリッジモータの起動指令を出力するステップ
    と、 前記起動指令に基づいて前記キャリッジモータを起動す
    るステップと、を備えたことを特徴とする請求項8記載
    の印刷制御方法。
  10. 【請求項10】前記移動時間を演算するステップは、 前記キャリッジが起動してから定速走行領域に到達する
    までの加速時間を計測するステップを備え、前記加速時
    間と、前記キャリッジが前記定速走行領域に到達してか
    ら印字開始するまでの時間との和として前記移動時間を
    演算し、前記キャリッジの前回の起動時の加速時間の計
    測値を今回の起動時の加速時間として用いることを特徴
    とする請求項9記載の印刷制御方法。
  11. 【請求項11】前記紙送りモータが定速走行を行ってい
    るときに、前記キャリッジモータによって駆動されるキ
    ャリッジに搭載された記録ヘッドがオーバライド領域に
    入っていて、かつ前記キャリッジモータの起動指令を受
    けた場合に、前記記録ヘッドによって印字可能な前記オ
    ーバライド領域の残量を演算するとともに前記紙送りモ
    ータによって紙送りされる紙の紙送り残量を演算し、前
    記オーバライド領域の残量が前記紙送り残量以下の場合
    に印字不許可指令を発生するステップを備えたことを特
    徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の印刷制御
    方法。
  12. 【請求項12】前記印字不許可指令を発生するステップ
    は、 前記記録ヘッドがオーバライド領域に入っていて、かつ
    前記キャリッジモータの起動指令を受けた場合に演算開
    始指令を発生するステップと、 前記演算開始指令に基づいて前記オーバライド領域の残
    量を演算するステップと、 前記オーバライド領域の残量と、前記紙送りモータによ
    って送られる紙の紙送り残量を比較し、前記オーバライ
    ド領域の残量が前記紙送り残量以下のときに印字不許可
    指令を発生するステップと、 を備えたことを特徴とする請求項11記載の印刷制御方
    法。
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