JPH06270299A - 段ボール製造機におけるダブルフェーサ - Google Patents

段ボール製造機におけるダブルフェーサ

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JPH06270299A
JPH06270299A JP6506593A JP6506593A JPH06270299A JP H06270299 A JPH06270299 A JP H06270299A JP 6506593 A JP6506593 A JP 6506593A JP 6506593 A JP6506593 A JP 6506593A JP H06270299 A JPH06270299 A JP H06270299A
Authority
JP
Japan
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sheet
double
air
liner
belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP6506593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Miyazaki
崎 秀 孝 宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isowa Corp
Original Assignee
Isowa Industry Co Ltd
Isowa Corp
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Publication date
Application filed by Isowa Industry Co Ltd, Isowa Corp filed Critical Isowa Industry Co Ltd
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Publication of JPH06270299A publication Critical patent/JPH06270299A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】段ボール製造機におけるダブルフェーサのクー
ラー部に空気噴出装置を備えて、冷却効率を高めて、設
備の小型化と省スペース化を図ると共に、搬送抵抗を削
減しスムースな搬送を可能とする。 【構成】上側に設けたキャンバスベルト14と、下側に
設けたヒート部材16とによって、中間部に位置する片
面段ボールシート5とライナ6を挟持し貼合せながら搬
送して両面段ボールシート7を製造する段ボール製造機
におけるダブルフェーサにおいて、前記キャンバスベル
ト14の下方で、かつ前記ヒート部材16に連続して両
面段ボールシート7の搬送方向下流側に、両面段ボール
シート7下面との間に空気による静圧を発生せしめると
共に、両面段ボールシート7を冷却してなる空気噴出装
置3を備えてなる段ボール製造機におけるダブルフェー
サ1とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両面段ボールシートを
連続的に製造するための紙工機械であるダブルフェーサ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のダブルフェーサの側面図を
示し、同図に示すように、シングルフェーサで作られた
片面段ボールシート21は、その波状芯紙の段頂にグル
ーマシン22によって、澱粉糊23が塗布された後、ダ
ブルフェーサ25に入る。一方、ライナ26はプレヒー
タ27で余熱され、同様にダブルフェーサ25に入る。
ダブルフェーサ25に入った片面段ボールシート21と
ライナ26は、ヒータ部28において、ロール30で駆
動されるベルト31とヒート盤32間で挟持され、更に
ベルト31の裏面側に列設したウエイトロール33で加
圧されながら移送される。これにより、両面段ボールシ
ート35に貼合圧力を加えると共に、ヒータ部28での
加熱促進を図っている。
【0003】そして、片面段ボールシート21とライナ
26は、このヒータ部28を通過する際、内部に高温の
蒸気を有するヒート盤32の加熱により、付着した澱粉
糊23が糊化し、片面段ボールシート21の波状芯紙の
段頂とライナ26が接着されて、両面段ボールシート3
5となる。この両面段ボールシート35は続くクーラー
部36で、前記ベルト31と下方ベルト37間に挟持さ
れながら搬出され、次工程へと送られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな方法では、クーラー部36はベルト31と下方ベル
ト37間に両面段ボールシート35を挟持・搬送しなが
ら冷却するものであり、冷却効率が悪く、冷却するのに
長い距離を必要とし、かつ長い時間を要した。また、生
産性を上げるため、ラインのスピード、即ちベルトの搬
送速度を上げると、クーラー部36は長い距離を必要と
し、設備が大型となり、小型化及び省スペース化するの
が困難であり、生産性を向上させる上で阻害要因となっ
ていた。更に、ベルト31と下方ベルト37間に段ボー
ルシート35を挟持しながら搬送するため、搬送抵抗が
大きいという問題点があった。
【0005】そこで、本発明は、クーラー部を冷却効率
が高く、搬送抵抗が小さく、しかも設備を小型化するこ
とが容易なように構成し、もって上述した課題を解決し
た段ボール製造機におけるダブルフェーサを提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、上側に設けたベルトと、下側
に設けたヒート部材とによって、中間部に位置する片面
段ボールシートとライナを挟持し貼合せながら搬送して
両面段ボールシートを製造する段ボール製造機における
ダブルフェーサにおいて、前記ベルトの下方で、かつ前
記ヒート部材に連続して前記両面段ボールシートの搬送
方向下流側に、両面段ボールシート下面との間に空気に
よる静圧を発生せしめると共に、両面段ボールシートを
冷却してなる空気噴出装置を備えてなることを特徴とす
るものである。
【0007】
【作用】上述構成に基づき、糊材が付着した片面段ボー
ルシートとライナは、ヒート部材入口で合流して搬送さ
れ、ベルトと該ヒート部材の間に挟持され貼合せられな
がら搬送され、糊材はヒート部材により昇温され、ゲル
化して乾燥し、片面段ボールシートとライナは接着され
て両面段ボールシートとなる。次いで、該両面段ボール
シートはベルトにより空気噴出装置に搬送され、空気噴
出装置から噴出された空気により両面段ボールシート下
面との間に空気静圧が発生して、両面段ボールシートが
効果的に冷却されると共に、ベルトによりスムースに搬
送され、次工程に搬出される。
【0008】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明による段ボール
製造機におけるダブルフェーサの一実施例について説明
する。図1は本発明による段ボール製造機におけるダブ
ルフェーサの全体を示す側面図であり、同図に示すよう
に、ダブルフェーサ1は、ヒータ部2とクーラー部3と
からなり、前工程のシングルフェーサ(図示せず)によ
って作られた片面段ボールシート5とライナ6とをお互
いに貼合わせることにより段ボールシート7を製造する
ようになっている。
【0009】シングルフェーサで作られた片面段ボール
シート5は、その波状芯紙の段頂にグルーマシン9によ
って、澱粉糊10が塗布された後、ダブルフェーサ1に
入る。一方、ライナ6はプレヒータ11で余熱され、同
様にダブルフェーサ1に入る。該ダブルフェーサ1の上
部両端に設けられた従動ローラ12,駆動ローラ13に
はキャンバスベルト14が掛け渡されており、該キャン
バスベルト14の裏面には多数の案内ロール15,15
……が適所に配列されている。そして、キャンバスベル
ト14下方の前記ヒータ部2にはライナ6の表面に当接
するヒート盤16が設けられている。
【0010】また、図2及び図3に示すように、キャン
バスベルト14下方の前記クーラー部3にはライナ6の
表面と適宜間隙を置いて多数のエアーボックス17,1
7……が連設されている。該エアーボックス17の上面
には多数のエアー吐出孔17a,17a……が穿設され
ており、エアーボックス17の下面にはエアー供給孔1
7bが穿設されている。また、キャンバスベルト14は
片面段ボールシート5の背面側、即ち段ボールシート7
の上面側に位置し、ヒート盤16及びそれに連設された
多数のエアーボックス17との間に段ボールシート7を
挟持した形で段ボールシート7と共に走行して搬送する
エンドレスのベルトであり、段ボール製造に当たっての
押圧力をある程度均一に分散する機能を有しており、段
ボールシート7側のキャンバスベルト14の裏面に位置
する多数の案内ロール15は、キャンバスベルト14を
介して段ボールの貼付けに必要とする押圧力を与えるよ
うになっている。また、次工程のクーラー部3は段ボー
ルシート7の搬送兼冷却部であり、エアーボックス17
の多数のエアー吐出孔17aからのエアーにより段ボー
ルシート7に適度の押圧力を加え、かつ冷却すると共
に、キャンバスベルト14により搬送するようになって
いる。
【0011】本実施例は、以上のような構成よりなるの
で、シングルフェーサで作られた片面段ボールシート5
は、その波状芯紙の段頂にグルーマシン9によって、澱
粉糊10が塗布された後、ダブルフェーサ1に入り、一
方、ライナ6はプレヒータ11で余熱され、同様にダブ
ルフェーサ1に入る。そして、澱粉糊10が付着した片
面段ボールシート5とライナ6は、ヒータ部2入口で合
流してキャンバスベルト14により搬送され、ヒータ部
2のヒート盤16によりライナ6表面側から加熱され、
更に案内ロール15により適度の押圧力を加えた状態で
搬送され、澱粉糊10は圧着状態で昇温し、糊材はゲル
化して乾燥し、片面段ボールシート5とライナ6は接着
される。
【0012】次いで、片面段ボールシート5とライナ6
が貼合わされた段ボールシート7は、キャンバスベルト
14によりクーラー部3に搬送される。クーラー部3で
は、エアーボックス17上面の多数のエアー吐出孔17
a、17a、……から吐出されたエアーにより段ボール
シート7下面との間に空気静圧が発生し、該空気静圧に
より段ボールシート7は均一に加圧され、かつ効果的に
冷却されながら、キャンバスベルト14によりスムース
に搬送され、次工程に搬出される。
【0013】なお、上述実施例では、ヒータ部としてヒ
ート盤を用いているが、ヒート盤を蒸気で加熱してもよ
いし、電熱で加熱してもよいことは勿論である。更に、
上述実施例では、エアーボックスが段ボールシート下面
と適宜間隙を置いて配設されているが、エアーボックス
が段ボールシート下面と摺接するように配設されていて
もよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
空気噴出装置から噴出された空気により両面段ボールシ
ートを効果的に均一に冷却することができるので、クー
ラー部を短く小型化し、省スペース化することができ、
更にスペースを拡張することなく、ベルトの搬送速度を
速めて生産性の向上を図ることができる。また、空気噴
出装置から噴出された空気により両面段ボールシート下
面との間に空気静圧を発生させて両面段ボールシートを
均一に押圧するので、製品品質の向上を図ることができ
ると共に、搬送抵抗を低減してスムースに搬送すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による段ボール製造機におけるダブルフ
ェーサの側面図である。
【図2】本発明によるダブルフェーサのエアーボックス
の部分側断面図である。
【図3】本発明によるダブルフェーサのエアーボックス
の斜視図である。
【図4】従来の段ボール製造機におけるダブルフェーサ
の側面図である。
【符号の説明】
1 ダブルフェーサ 2 ヒータ部 3 クーラー部 5 片面段ボールシート 6 ライナ 7 段ボールシート 9 グルーマシン 10 澱粉糊 11 プレヒータ 12 従動ローラ 13 駆動ローラ 14 キャンバスベルト 15 案内ロール 16 ヒート盤 17 エアーボックス 17a エアー吐出孔 17b エアー供給孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側に設けたベルトと、下側に設けたヒ
    ート部材とによって、中間部に位置する片面段ボールシ
    ートとライナを挟持し貼合せながら搬送して両面段ボー
    ルシートを製造する段ボール製造機におけるダブルフェ
    ーサにおいて、 前記ベルトの下方で、かつ前記ヒート部材に連続して前
    記両面段ボールシートの搬送方向下流側に、両面段ボー
    ルシート下面との間に空気による静圧を発生せしめると
    共に、両面段ボールシートを冷却してなる空気噴出装置
    を備えてなることを特徴とする段ボール製造機における
    ダブルフェーサ。
JP6506593A 1993-03-24 1993-03-24 段ボール製造機におけるダブルフェーサ Pending JPH06270299A (ja)

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JP6506593A JPH06270299A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 段ボール製造機におけるダブルフェーサ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6110095A (en) * 1997-04-18 2000-08-29 United Container Machinery Inc. Apparatus for heating corrugated paperboard
CN115366204A (zh) * 2022-08-23 2022-11-22 广东先达数控机械有限公司 一种多自由度钻铣机及其用于木工板材的钻铣方法
CN115366489A (zh) * 2022-08-25 2022-11-22 浙江凯露包装科技股份有限公司 一种高强度瓦楞纸板热压贴合机

Cited By (4)

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