JP2678354B2 - ダブルフェーサー - Google Patents

ダブルフェーサー

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JP2678354B2 JP33269395A JP33269395A JP2678354B2 JP 2678354 B2 JP2678354 B2 JP 2678354B2 JP 33269395 A JP33269395 A JP 33269395A JP 33269395 A JP33269395 A JP 33269395A JP 2678354 B2 JP2678354 B2 JP 2678354B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコルゲーターにおけ
るダブルフェーサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コルゲーターのダブルフェーサー
は、前工程のシングルフェーサーに連続してヒーティン
グパートとクーリングパートを搬送ラインの上流より順
に設置してなり、ヒーティングパートは前工程のシング
ルフェーサーによって製造されて供給される片面段ボー
ルシートとライナーシート供給部から供給されるライナ
ーシートを貼り合わせて両面段ボールシートとなす様に
構成され、又クーリングパートは前工程のヒーティング
パートで製造された両面段ボールシートの貼着状態を保
持しながら自然放熱させる様に構成されている。
【0003】ヒーティングパート及びクーリングパート
の搬送ライン上方には、その長さ方向に渡って搬送方向
へ循環走行する無端状のキャンバスベルトを設けると共
に、該キャンバスベルトの搬送面上部に、多数のウエイ
トロールを搬送ライン方向に所定間隔おいて上下動自在
に設けている。
【0004】そして、ヒーティングパートは、上記キャ
ンバスベルトに対設する搬送ライン下方に、蒸気によっ
て加熱するヒーティングボックスを設置し、ヒーティン
グボックス上の両面段ボールシートをキャンバスベルト
を介してウエイトロールで押圧した状態にて、両面段ボ
ールシートをその貼着状態を保持しながら摺接搬送させ
る様になしている。
【0005】又、クーリングパートは、上記キャンバス
ベルトに対設する搬送ライン下方に、その長さ方向に渡
り別途設けたキャンバスベルトを設置し、該キャンバス
ベルトの搬送面下部に多数のウエイトロールを搬送ライ
ン方向に所定間隔おいて摺接配置し、上下のキャンバス
ベルト間に挟持される両面段ボールシートを、ウエイト
ロールで圧接しながら搬送し、この搬送過程において両
面段ボールの余熱を自然放熱する様になしている。
【0006】しかしながら、ヒーティングパート及びク
ーリングパートにおいて、上記の様にキャンバスベルト
を介したウエイトロールにて両面段ボールシートを押圧
搬送する手段では、ウエイトロールの配置箇所のみに貼
着状態を保持するに十分な押圧力が働くが、搬送状態の
両面段ボールシート全体に押圧力が働かず、両面段ボー
ルシートの貼着状態を良好となすためには、キャンバス
ベルトを大重量にして且つ緊張状態を保持して使用せざ
るを得なかったが、これでは両面段ボールシートの搬送
速度が遅くなり生産効率の低減を招来していた。
【0007】又、ウエイトロールによる加圧方式ではウ
エイトロールの振動により、両面段ボールシートの端部
の段つぶれ、ウエイトロールの過荷重による両面段ボー
ルシート全体の段つぶれを生じる欠点を有していた。
【0008】又、ヒーティングパートにおいて搬送面で
あるヒーティングボックスの加熱板は、両面段ボールシ
ートが加熱板の熱を奪いながら走行するため、図8の様
に加熱板aにおけるシート接触表面側(搬送面側)と、
蒸気に触れる下側では温度差が大きくなり、加熱板aの
搬送面側が収縮するため、加熱板aが断面略弓なり状に
反ることになる。
【0009】一方キャンバスベルトbを介して両面段ボ
ールシートを押圧するウエイトロールcは上記の様な加
熱板aの熱に影響されず変形をしないため、加熱板aと
ウエイトロールcの間に隙間を生ずることになり、この
結果隙間を通過する両面段ボールシートは加圧保持され
ず搬送するため、貼合不良を招来していた。
【0010】又、ダブルフェーサーは、幅寸法の異なる
段ボールシートを製造するため、かかる段ボールシート
の長期走行使用にて加熱板の搬送面の幅方向端部側が磨
耗して加熱板の搬送面が断面略弓なり状に変形し、両面
段ボールシートの顕著な貼合不良を生じていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は片面段ボール
シートとライナー貼着状態を確実なものとし、段つぶれ
を生ずる恐れのない良好なものとすると共に、両面段ボ
ールシートの搬送速度を向上させ、生産効率の向上を図
り、両面段ボールシートの品質及び信頼性の向上を図る
様にしたダブルフェーサーを提供せんとするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づく、ウエイトロールによる貼り合わせ手段では、段
つぶれや貼合不良を生ずる等の課題に鑑み、搬送ライン
の上方に配置したキャンバスベルトの搬送面上方にし
て、且つ搬送ライン方向に多数の支持基板を列設すると
共に、該支持基板下部に圧縮空気が供給されるエアーバ
ッグを設け、該エアーバッグ下部には、金属製方形板状
の駒片端部を枢着してなるフレキシブルベルトをキャン
バスベルトの幅方向に並列配置してキャンバスベルトに
面接触させることにより、ヒーティングボックスにおけ
る加熱板表面の磨耗、熱変形に対し、エアーバッグ及び
フレキシブルベルトが対応可能で、加熱板とライナーシ
ートを密着させられ、効果的な熱伝導を可能とし、搬送
速度を向上させられると共に、エアーバッグによる押圧
力は全面積均等のため、段つぶれのない良好な貼合状態
の両面段ボールシートを提供できる様にして、上記欠点
を解決せんとしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明すると、1はコルゲーターのダブルフェサ
ーであり、該ダブルフェーサー1は前工程のシングルフ
ェーサーに連続して設置され、ヒーティングパート2と
クーリングパート3を搬送ラインL方向に順次に縦貫配
置している。
【0014】又、搬送ラインLの上流に設置した片面段
ボールシートW1の段頂に接着剤を塗布するグルーイン
グマシーン、ライナーシートW2を供給搬送するライナ
ー供給装置に連続して、ヒーティングパート2の始端に
は、両シートW1、W2を貼り合わせるシート導入部4
を設けている。
【0015】ヒーティングパート2は搬送ラインL方向
に多数のヒーティングボックス5、5a…を縦貫配置し、
該ヒーティングボックス5、5a…の上方にはヒーティン
グボックス5、5a…上の両面段ボールシートWを押圧し
ながら搬送する押圧搬送装置6を設けてなり、該押圧搬
送装置6はヒーティングパート2及びクーリングパート
3の長さ方向に渡り配置した無端状のキャンバスベルト
7と、多数の加圧装置8、8a…にて構成されている。
【0016】加圧装置8、8a…はヒーティングボックス
5、5a…に対設するキャンバスベルト7の搬送面7aの裏
側上方に、各ヒーティングボックス5、5a…に対応して
列設してなり、該加圧装置8、8a…は図示しない昇降装
置によって上下動自在に設けている。
【0017】又、加圧装置8、8a…はキャンバスベルト
7の搬送面7aの裏側上方に設けると共に、昇降装置に連
繋して上下動自在となしたバックアップボックス9、9a
…と、該バックアップボックス9、9a…の下面を構成す
る略方形状の支持基板10下部に設けたエアーバッグ11
と、該エアーバッグ11下部を緩衝部材12を介して被覆し
たトップチェーン13により構成されている。
【0018】バックアップボックス9、9a…はヒーティ
ングボックス5、5a…の上面の加熱板と略同一面積を有
すると共に、所定の容積を有する中空箱型状に形成して
なり、その左右はブラケット14、14a …を介してヒーテ
ィングパート2の長さ方向全域に渡り架設された左右の
フレーム15、15a に固定され、該フレーム15、15a は上
記昇降装置に連結されている。
【0019】又、バックアップボックス9、9a…の支持
基板10の左右には垂下壁16、16a を設け、該垂下壁16、
16a 間にバックアップボックス9、9a…と略同面積のエ
アーバッグ11を固定している。
【0020】エアーバッグ11はナイロン製繊維に塩化ビ
ニル樹脂を多層に塗布コーティングして気密性を具備し
てこれを袋状に縫製すると共に、左右及び中央の3つの
空気室17、17a …を気密状に区画形成してなり、エアー
バッグ11の縫製部分はシリコン樹脂、塩化ビニル樹脂等
にて気密状にシーリングしている。
【0021】尚、エアーバッグ11は3つの空気室17、17
a …を区画形成しなくても良い。
【0022】又、18、18a は外方に設置したブロアーで
あり、該ブロアー18、18a は複数のエアーバッグ11を1
組として、夫々のエアーバッグ11の空気室17、17a …に
圧縮空気を供給するものであり、ブロアー18、18a に連
結したフレキシブルホース19、19a …を、バックアップ
ボックス9、9a…内に設けたエアーバッグ11の各空気室
17、17a …に連通する通気管20、20a …に適宜分岐連結
して一連の配管経路を構成している。
【0023】尚、ブロアー18、18a はインバータ制御に
よりその駆動モータの回転数を制御し、エアーバッグ11
内の圧力を無段階に調整可能となしている。
【0024】トップチェーン13はアルミニウム、ステン
レス等の金属方形板状の駒片21、21a …の端部を枢着し
てフレキシブルベルト22となすと共に、複数のフレキシ
ブルベルト22、22a …をキャンバスベルト7の幅方向に
並列配置してその各端部を同軸23、23a で枢着したフレ
キシブルプレートであり、トップチェーン13はキャンバ
スベルト7より幅大になして、バックアップボックス
9、9a…の搬送ラインL方向における前後面にブラケッ
ト24、24a …を固定し、該ブラケット24、24a …の下部
にトップチェーン13の各端部を固定し、エアーバッグ11
を被覆する様になしている。
【0025】そして、エアーバッグ11とトップチェーン
13間にはこれらと略同一面積にして且つ所定肉厚を有す
る略方形板状のスポンジゴム、フォームラバー等の緩衝
部材12を介在して、トップチェーン13よりエアーバッグ
11を保護している。
【0026】又、各加圧装置8、8a…は図5に示す様に
相互に左右に若干ずれた状態で配置されており、その変
位は前後のトップチェーン13を構成している駒片21、21
a …の夫々が駒片21、21a …の幅寸法の範囲内でずらし
てなり、好ましくは約半分幅程度ずらすのが良い。
【0027】尚、25、25a はフレキシブルホース19、19
a …間に介装した圧力調整バルブである。
【0028】又、クーリングパート3は、押圧搬送装置
6におけるキャンバスベルト7の下方に別途設けたキャ
ンバスベルト26をクーリングパート3の長さ方向に渡り
対設し、下方のキャンバスベルト26の搬送面27下部にそ
の長さ方向に渡って平板状の圧盤28を摺接配置してな
り、該圧盤28はキャンバスベルト26と略同一幅を有する
アルミニウム、ステンレス等の金属板に、多数の貫通
穴、又はスリットを貫設してなる放熱穴29、29a …を設
けている。
【0029】尚、本実施例においては両面段ボールシー
トWを製造するダブルフェーサー1について説明した
が、両面段ボールシート以上の多層段ボールシートに加
工する装置としても適用できることはいうまでもない。
【0030】次に本発明に係るダブルフェーサーの作用
について説明すると、前工程のシングルフェーサーを通
過してグルーイングマシーンにて段頂に接着剤を塗布し
た片面段ボールシートW1と、ライナー供給装置から搬
送されるライナーシートW2はヒーティングパート2の
始端のシート導入部で貼り合わされて両面段ボールシー
トWとしてヒーティングパート2にて搬送される。
【0031】かかる搬送状態においては、ブロアー18、
18a から圧縮空気がフレキシブルホース19、19a …、通
気管20、20a …を経てエアーバッグ11の各空気室17、17
a …内に導入されて膨張しており、エアーバッグ11の上
部はバックアップボックス9、9a…の支持基板10が剛性
のため、エアーバッグ11はその下方の緩衝部材12を介し
てトップチェーン13を押圧する。
【0032】そして、トップチェーン13を摺接走行する
キャンバスベルト7がヒーティングボックス5、5a…の
加熱板上の両面段ボールシートWを押圧しながら搬送
し、この時ヒーティングボックス5、5a…の加熱により
両面段ボールシートWにおける片面段ボールシートW1
とライナーシートW2を貼り合わせた接着剤を乾燥させ
る。
【0033】次に、ヒーティングパート2を通過した両
面段ボールシートWは、クーリングパート3において
も、押圧搬送装置6により押圧されるため、上下のキャ
ンバスベルト7、26間に挟持、圧接された状態で搬送さ
れ、この搬送中において、両面段ボールWの余熱は、キ
ャンバスベルト7、26が麻、綿製等の厚地の平織布から
なるため、これを透過し、キャンバスベルト26下部の圧
盤28に設けた放熱穴29、29a …から外方へ放散されるこ
ととなり、両面段ボールシートWは搬送中に自然冷却さ
れる。
【0034】又、ヒーティングパート2及びクーリング
パート3における各加圧装置8、8a…は相互に左右にず
れて配置され、これにより各加圧装置8、8a…における
各トップチェーン13を構成している駒片21、21a …を左
右にずれた状態で配置しているため、図7(a) に示す様
に両面段ボールシートWの幅によっては、両面段ボール
シートWの幅方向の端部に対応するトップチェーン13の
フレキシブルベルト22、22a …が傾き、これによりフレ
キシブルベルト22、22a …の浮き上がった部分に対応す
る両面段ボールシートWの端部が押圧されないが、続く
加圧装置8、8a…のトップチェーン13では、図7(b) に
示す様に搬送ラインL上流の加圧装置8、8a…では押圧
されなかった両面段ボールシートWの端部を押圧する。
【0035】
【発明の効果】要するに本発明は、ダブルフェーサー1
のヒーティングパート2及びクーリングパート3におい
て、搬送ラインLの上方に配置したキャンバスベルト7
の搬送面7a上方にして、且つ搬送ラインL方向に多数の
支持基板10を列設すると共に、該支持基板10下部に圧縮
空気が供給されるエアーバッグ11を設け、該エアーバッ
グ11下部には、金属製で方形板状の駒片21、21a …端部
を枢着してなるフレキシブルベルト22、22a …をキャン
バスベルト7の幅方向に並列配置してキャンバスベルト
7に面接触させたので、加圧された空気が保持されたエ
アーバッグ11により、フレキシブルなフレキシブルベル
ト22、22a …を介して走行中のキャンバスベルト7を連
続的に押圧することが出来るため、搬送中の両面段ボー
ルシートW全面に均一な圧力を付与することができる。
【0036】又、ヒーティングボックス5、5a…におけ
る加熱板表面の磨耗、熱変形に対しても従来のウエイト
ロールによる従来の加圧方式とは異なり、エアーバッグ
11及びトップチェーン13が加熱板の変形にフレキシブル
に対応することが可能なため、加熱板と両面段ボールシ
ートWとの間には全く隙間を生ずることなく、密着させ
ることができ、片面段ボールシートW1の段頂とライナ
ーシートW2の良好な貼合状態を可能とし、両面段ボー
ルシートWの品質及び信頼性の向上を図ることが出来
る。
【0037】しかも、ウエイトロールによる従来の方式
ではウエイトロールの振動により、両面段ボールシート
Wの端部の段つぶれ、ウエイトロールの過荷重による両
面段ボールシートW全体の段つぶれを生じていたが、本
発明によれば振動は生ずることはなく、シート幅が変化
しても、押圧力は全面積均等のため、段がつぶれる心配
がなくなり、製品の信頼性の向上を図ることが出来る。
【0038】この様に、片面段ボールシートW1の段頂
とライナーシートW2が接着剤を介して良好な密着性を
保持できると共に、両シートW1、W2の接着を良好と
することができるため、接着不良を解消するために多量
の接着剤の使用を不要とし、接着剤の消費量を節約でき
る。
【0039】又、ヒーティングボックス5、5a…におけ
る加熱板とライナーシートW2が密着するため、効果的
な熱伝導を可能とし、これにより熱効率を飛躍的に向上
させられ、ひいては搬送速度を向上させることができる
ため、生産能率を増大することが出来る。
【0040】又、前後のフレキシベルト22、22a …は相
互に左右にずらしたので、両面段ボールシートWの幅に
よっては、両面段ボールシートWの幅方向の端部に対応
するトップチェーン13のフレキシブルベルト22、22a …
が傾き、これによりフレキシブルベルト22、22a …の浮
き上がった部分に対応する両面段ボールシートWの端部
が押圧されないが、続く加圧装置8、8a…のフレキシブ
ルベルト22、22a …では、搬送ラインL上流の加圧装置
8、8a…では押圧されなかった両面段ボールシートWの
端部を押圧することが出来るため、ヒーティングパート
2及びクーリングパート3を通過することにより両面段
ボールシートWの全面をくまなく押圧することが出来
る。
【0041】又、前記キャンバスベルト7に対設して搬
送ラインL下方に別途設けたキャンバスベルト26を配置
したクーリングパート3において、搬送ラインL下方の
キャンバスベルト26の搬送面27下部に、その長さ方向に
渡って平板状の圧盤28を摺接配置すると共に、該圧盤28
に多数の放熱穴29、29a …を設けたので、全面積均等な
押圧力でもって上下のキャンバスベルト7、26による挟
持搬送により、ヒーティングパート2において貼合され
た片面段ボールシートW1とライナーシートW2の接着
状態をより確実にすることが出来ると共に、この搬送中
において、両面段ボールWの余熱はキャンバスベルト26
及び圧盤28に設けた放熱穴29、29a …を通して外方へ放
散させることが出来、両面段ボールシートWの冷却効果
を増大することが出来る等その実用的効果甚だ大なるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダブルフェサーの簡略図である。
【図2】押圧搬送装置を示す簡略平面図である。
【図3】ヒーティングパートの要部拡大断面図である。
【図4】図3の一部断面図である。
【図5】各加圧装置における各トップチェーンの配置状
態を示す図である。
【図6】クーリングパートの搬送台の簡略斜視図であ
る。
【図7】前後の加圧装置におけるトップチェーンと両面
段ボールシートの関係を示す簡略図である。
【図8】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1 ダブルフェーサー 2 ヒーティングパート 3 クーリングパート 7 キャンバスベルト 7a 搬送面 10 支持基板 11 エアーバッグ 21、21a … 駒片 22、22a … フレキシブルベルト 26 キャンバスベルト 27 搬送面 28 圧盤 29、29a … 放熱穴 L 搬送ライン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダブルフェーサーのヒーティングパート
    及びクーリングパートにおいて、搬送ライン上方に配置
    したキャンバスベルトの搬送面上方に支持基板を設ける
    と共に、該支持基板下部に圧縮空気が供給されるエアー
    バッグを設け、該エアーバッグ下部には、金属製で方形
    板状の駒片端部を枢着してなるフレキシブルベルトをキ
    ャンバスベルトの幅方向に並列配置してキャンバスベル
    トに面接触させたことを特徴とするダブルフェーサー。
  2. 【請求項2】 ダブルフェーサーのヒーティングパート
    及びクーリングパートにおいて、搬送ラインの上方に配
    置したキャンバスベルトの搬送面上方にして、且つ搬送
    ライン方向に多数の支持基板を列設すると共に、該支持
    基板下部に圧縮空気が供給されるエアーバッグを設け、
    該エアーバッグ下部には、金属製方形板状の駒片端部を
    枢着してなるフレキシブルベルトをキャンバスベルトの
    幅方向に並列配置してキャンバスベルトに面接触させ、
    前後のフレキシベルトは相互に左右にずらしたことを特
    徴とするダブルフェーサー。
  3. 【請求項3】 前記キャンバスベルトに対設して搬送ラ
    イン下方に別途設けたキャンバスベルトを配置したクー
    リングパートにおいて、搬送ライン下方のキャンバスベ
    ルトの搬送面下部に、その長さ方向に渡って平板状の圧
    盤を摺接配置すると共に、該圧盤に多数の放熱穴を設け
    たことを特徴とする請求項1又は2のダブルフェーサ
    ー。
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