JPH10244607A - ダブルフェーサ - Google Patents
ダブルフェーサInfo
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- JPH10244607A JPH10244607A JP9053088A JP5308897A JPH10244607A JP H10244607 A JPH10244607 A JP H10244607A JP 9053088 A JP9053088 A JP 9053088A JP 5308897 A JP5308897 A JP 5308897A JP H10244607 A JPH10244607 A JP H10244607A
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- Japan
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- double
- cardboard sheet
- corrugated cardboard
- sheet
- liner
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- B31—MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31F—MECHANICAL WORKING OR DEFORMATION OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31F1/00—Mechanical deformation without removing material, e.g. in combination with laminating
- B31F1/20—Corrugating; Corrugating combined with laminating to other layers
- B31F1/24—Making webs in which the channel of each corrugation is transverse to the web feed
- B31F1/26—Making webs in which the channel of each corrugation is transverse to the web feed by interengaging toothed cylinders cylinder constructions
- B31F1/28—Making webs in which the channel of each corrugation is transverse to the web feed by interengaging toothed cylinders cylinder constructions combined with uniting the corrugated webs to flat webs ; Making double-faced corrugated cardboard
- B31F1/2845—Details, e.g. provisions for drying, moistening, pressing
- B31F1/2877—Pressing means for bringing facer sheet and corrugated webs into contact or keeping them in contact, e.g. rolls, belts
- B31F1/2881—Pressing means for bringing facer sheet and corrugated webs into contact or keeping them in contact, e.g. rolls, belts for bringing a second facer sheet into contact with an already single faced corrugated web
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B31—MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
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- B31F1/20—Corrugating; Corrugating combined with laminating to other layers
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- B31F1/285—Heating or drying equipment
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T156/00—Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
- Y10T156/10—Methods of surface bonding and/or assembly therefor
- Y10T156/1002—Methods of surface bonding and/or assembly therefor with permanent bending or reshaping or surface deformation of self sustaining lamina
- Y10T156/1007—Running or continuous length work
- Y10T156/1016—Transverse corrugating
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T156/10—Methods of surface bonding and/or assembly therefor
- Y10T156/1002—Methods of surface bonding and/or assembly therefor with permanent bending or reshaping or surface deformation of self sustaining lamina
- Y10T156/1025—Methods of surface bonding and/or assembly therefor with permanent bending or reshaping or surface deformation of self sustaining lamina to form undulated to corrugated sheet and securing to base with parts of shaped areas out of contact
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コルゲートマシンのダブルフェーサに関し、
片面段ボールシートとライナとの乾燥状態や接着状態を
良好なものとし、段ボールシートの品質を向上させる。 【解決手段】 片面段ボールシート1とライナ3とを貼
り合わせて両面段ボールシート4を形成するダブルフェ
ーサ2において、搬送方向に沿って複数並設される加熱
部材5と、加熱部材5に対向するように設けられ、両面
段ボールシート4を加熱部材5に押し付ける加圧装置3
0と、両面段ボールシート4を送り出すシート送り装置
40と、加熱部材5の下流側に配置され、両面段ボール
シート4を搬送するシート搬送装置11,41とを備
え、加圧装置30を、両面段ボールシート4の搬送方向
に沿って間隔をおいて複数並設する。
片面段ボールシートとライナとの乾燥状態や接着状態を
良好なものとし、段ボールシートの品質を向上させる。 【解決手段】 片面段ボールシート1とライナ3とを貼
り合わせて両面段ボールシート4を形成するダブルフェ
ーサ2において、搬送方向に沿って複数並設される加熱
部材5と、加熱部材5に対向するように設けられ、両面
段ボールシート4を加熱部材5に押し付ける加圧装置3
0と、両面段ボールシート4を送り出すシート送り装置
40と、加熱部材5の下流側に配置され、両面段ボール
シート4を搬送するシート搬送装置11,41とを備
え、加圧装置30を、両面段ボールシート4の搬送方向
に沿って間隔をおいて複数並設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、片面段ボールシー
トとライナとを貼り合わせて両面段ボールシートを形成
するコルゲートマシンにそなえられる、ダブルフェーサ
に関する。
トとライナとを貼り合わせて両面段ボールシートを形成
するコルゲートマシンにそなえられる、ダブルフェーサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、片面段ボールシートとライナ
とを貼り合わせてコルゲート紙(即ち、両面段ボールシ
ート、以下、段ボール又は段ボールシートという)を製
造する両面段ボールシート製造装置(以下、コルゲート
マシンという)がある。このコルゲートマシンは、シン
グルフェーサ、ダブルフェーサ、スリッタスコアラ・カ
ットオフ・スタッカ等からなるドライエンド、積載部等
から構成され、シングルフェーサ(図示せず)で形成さ
れた片面段ボールシートとライナとが、ダブルフェーサ
で貼り合わせ、両面段ボールシートを形成し、この両面
段ボールシートをドライエンドで切断して分割板状の両
面段ボールシートを形成し、積載部に搬送されるように
なっている。
とを貼り合わせてコルゲート紙(即ち、両面段ボールシ
ート、以下、段ボール又は段ボールシートという)を製
造する両面段ボールシート製造装置(以下、コルゲート
マシンという)がある。このコルゲートマシンは、シン
グルフェーサ、ダブルフェーサ、スリッタスコアラ・カ
ットオフ・スタッカ等からなるドライエンド、積載部等
から構成され、シングルフェーサ(図示せず)で形成さ
れた片面段ボールシートとライナとが、ダブルフェーサ
で貼り合わせ、両面段ボールシートを形成し、この両面
段ボールシートをドライエンドで切断して分割板状の両
面段ボールシートを形成し、積載部に搬送されるように
なっている。
【0003】このようなコルゲートマシンのダブルフェ
ーサについて、さらに説明すると、図9はコルゲートマ
シンに備えられるダブルフェーサの全体構成を示す模式
的な側面図である。図9の模式的側面図に示すように、
コルゲートマシンのダブルフェーサ100は、ダブルフ
ェーサ100の上流側(図9中、左端外側)のシングル
フェーサ(図示せず)で形成されて、糊付装置102で
その段頂部に糊付けされた片面段ボールシート1と、ラ
イナ原紙供給部(図示せず)から搬送されるライナ(表
ライナ原紙)3とを貼り合わせ、両面段ボールシート
(又は、複両面段ボールシート)4を製造するものであ
る。
ーサについて、さらに説明すると、図9はコルゲートマ
シンに備えられるダブルフェーサの全体構成を示す模式
的な側面図である。図9の模式的側面図に示すように、
コルゲートマシンのダブルフェーサ100は、ダブルフ
ェーサ100の上流側(図9中、左端外側)のシングル
フェーサ(図示せず)で形成されて、糊付装置102で
その段頂部に糊付けされた片面段ボールシート1と、ラ
イナ原紙供給部(図示せず)から搬送されるライナ(表
ライナ原紙)3とを貼り合わせ、両面段ボールシート
(又は、複両面段ボールシート)4を製造するものであ
る。
【0004】このため、ダブルフェーサ100は、図9
に示すように、片面段ボールシート1及びライナ3を加
熱し、糊をゲル化させて乾燥させる熱板(ヒーティング
ボックス)105と、片面段ボールシート1及びライナ
3を搬送する上部搬送ベルト106と、片面段ボールシ
ート1及びライナ3を加圧する複数の押さえロール11
0と、上部搬送ベルト106との間に片面段ボールシー
ト1及びライナ3(即ち、両面段ボールシート4)を挟
持しながら搬送する下部搬送ベルト111とを備えて構
成され、片面段ボールシート1及びライナ3を加圧しな
がら加熱し、片面段ボールシート1とライナ3とを接着
させて両面段ボールシート4を形成するようになってい
る。
に示すように、片面段ボールシート1及びライナ3を加
熱し、糊をゲル化させて乾燥させる熱板(ヒーティング
ボックス)105と、片面段ボールシート1及びライナ
3を搬送する上部搬送ベルト106と、片面段ボールシ
ート1及びライナ3を加圧する複数の押さえロール11
0と、上部搬送ベルト106との間に片面段ボールシー
ト1及びライナ3(即ち、両面段ボールシート4)を挟
持しながら搬送する下部搬送ベルト111とを備えて構
成され、片面段ボールシート1及びライナ3を加圧しな
がら加熱し、片面段ボールシート1とライナ3とを接着
させて両面段ボールシート4を形成するようになってい
る。
【0005】ここで、熱板105は、蒸気によって適度
に加熱された板状部材によって構成され、ダブルフェー
サ100の上流側の下側部分に配置される。また、上部
搬送ベルト106は、2つのドラム107,108に捲
回されており、このドラム107を図示しない駆動装置
により駆動して、上部搬送ベルト106を回転駆動する
ようになっている。なお、上部搬送ベルト106には、
2つのローラからなるベルト張り装置109が配設され
ており、これにより適度の張力が得られるようになって
いる。
に加熱された板状部材によって構成され、ダブルフェー
サ100の上流側の下側部分に配置される。また、上部
搬送ベルト106は、2つのドラム107,108に捲
回されており、このドラム107を図示しない駆動装置
により駆動して、上部搬送ベルト106を回転駆動する
ようになっている。なお、上部搬送ベルト106には、
2つのローラからなるベルト張り装置109が配設され
ており、これにより適度の張力が得られるようになって
いる。
【0006】そして、この上部搬送ベルト106は、ダ
ブルフェーサ100の上側部分に配置され、片面段ボー
ルシート1及びライナ3(即ち、両面段ボールシート
4)を、熱板105及び後述する下部搬送ベルト111
との間に挟持しながら搬送するようになっている。ま
た、押さえロール110は、図9の模式的正面図に示す
ように、片面段ボールシート1とライナ3とを接着する
のに必要な加圧力を作用させるものであり、両面段ボー
ルシート4の横幅方向に掛渡され、走行方向に沿って並
設された棒状部材であり、上部搬送ベルト106の背面
を加圧して、片面段ボールシート1及びライナ3をその
下側に配置された熱板105に押し付けるようになって
いる。
ブルフェーサ100の上側部分に配置され、片面段ボー
ルシート1及びライナ3(即ち、両面段ボールシート
4)を、熱板105及び後述する下部搬送ベルト111
との間に挟持しながら搬送するようになっている。ま
た、押さえロール110は、図9の模式的正面図に示す
ように、片面段ボールシート1とライナ3とを接着する
のに必要な加圧力を作用させるものであり、両面段ボー
ルシート4の横幅方向に掛渡され、走行方向に沿って並
設された棒状部材であり、上部搬送ベルト106の背面
を加圧して、片面段ボールシート1及びライナ3をその
下側に配置された熱板105に押し付けるようになって
いる。
【0007】また、下部搬送ベルト111は、上部搬送
ベルト106の下流側の下側部分に配置され、上部搬送
ベルト106との間に両面段ボールシート4を挟持しな
がら搬送するものである。この場合、両面段ボールシー
ト4には、熱板105との間に生ずる摩擦抵抗よりも大
きな搬送力が作用して、下流側に引っ張られることにな
る。
ベルト106の下流側の下側部分に配置され、上部搬送
ベルト106との間に両面段ボールシート4を挟持しな
がら搬送するものである。この場合、両面段ボールシー
ト4には、熱板105との間に生ずる摩擦抵抗よりも大
きな搬送力が作用して、下流側に引っ張られることにな
る。
【0008】コルゲートマシンのダブルフェーサ100
は、このように構成されているため、以下のように作用
する。つまり、シングルフェーサ(図示せず)で形成さ
れた片面段ボールシート1は糊付装置102でその段頂
部に糊付けされ、蒸気によって適度に加熱されている熱
板105と上部搬送ベルト106との間に搬入される。
は、このように構成されているため、以下のように作用
する。つまり、シングルフェーサ(図示せず)で形成さ
れた片面段ボールシート1は糊付装置102でその段頂
部に糊付けされ、蒸気によって適度に加熱されている熱
板105と上部搬送ベルト106との間に搬入される。
【0009】そして、片面段ボールシート1とライナ3
とは積層された状態で、共に上部搬送ベルト106と熱
板105に挟持されて搬送される。この際、押さえロー
ラ110により適度に押圧力が加えられるとともに、熱
板105により加熱され、これにより貼り合わされて両
面段ボールシート4が形成される。このようにして形成
された両面段ボールシート4は、上部搬送ベルト106
と下部搬送ベルト111とによって挟持されて搬送され
る。この際、貼り付けられた片面段ボールシート1とラ
イナ3との貼着状態をより確実にされると共に、冷却に
際しての歪みや反り変形等が修正される。
とは積層された状態で、共に上部搬送ベルト106と熱
板105に挟持されて搬送される。この際、押さえロー
ラ110により適度に押圧力が加えられるとともに、熱
板105により加熱され、これにより貼り合わされて両
面段ボールシート4が形成される。このようにして形成
された両面段ボールシート4は、上部搬送ベルト106
と下部搬送ベルト111とによって挟持されて搬送され
る。この際、貼り付けられた片面段ボールシート1とラ
イナ3との貼着状態をより確実にされると共に、冷却に
際しての歪みや反り変形等が修正される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来のダブルフェーサ100では、熱板105に対向す
るように略全域に亘って上部搬送ベルト106が設けら
れており、この上部搬送ベルト106及び熱板5が常に
片面段ボールシート1及びライナ3に接するようになっ
ているため、次のような不具合がある。
従来のダブルフェーサ100では、熱板105に対向す
るように略全域に亘って上部搬送ベルト106が設けら
れており、この上部搬送ベルト106及び熱板5が常に
片面段ボールシート1及びライナ3に接するようになっ
ているため、次のような不具合がある。
【0011】つまり、片面段ボールシート1及びライナ
3を熱板105により加熱して、糊をゲル化させて乾燥
させ、片面段ボールシート1とライナ3とを貼り合わせ
る工程では、片面段ボールシート1及びライナ3が加熱
されることで水分を放出するが、上部搬送ベルト106
では、片面段ボールシート1,ライナ3と接触している
部分では、この水分を吸収し、片面段ボールシート1,
ライナ3と接触していない部分では吸収した水分を放出
する。このような上部搬送ベルト106による水分の吸
収は、片面段ボールシート1とライナ3との間に塗布さ
れた糊の乾燥状態に影響を与え、場合によっては、両面
段ボールシート4に反り等の発生を招き、両面段ボール
シート4の品質低下を招く原因ともなる。
3を熱板105により加熱して、糊をゲル化させて乾燥
させ、片面段ボールシート1とライナ3とを貼り合わせ
る工程では、片面段ボールシート1及びライナ3が加熱
されることで水分を放出するが、上部搬送ベルト106
では、片面段ボールシート1,ライナ3と接触している
部分では、この水分を吸収し、片面段ボールシート1,
ライナ3と接触していない部分では吸収した水分を放出
する。このような上部搬送ベルト106による水分の吸
収は、片面段ボールシート1とライナ3との間に塗布さ
れた糊の乾燥状態に影響を与え、場合によっては、両面
段ボールシート4に反り等の発生を招き、両面段ボール
シート4の品質低下を招く原因ともなる。
【0012】また、上述の水分の吸収・放出等に起因し
て、上部搬送ベルト106を長期に亘って使用すると、
片寄った磨耗が生じたり、糊等が付着したりして、ベル
ト表面に凹凸ができることがある。この場合、上部搬送
ベルト106の搬送に影響を与えるだけでなく、片面段
ボールシート1とライナ3との間に塗付された糊の乾燥
状態も一様にならないため、これにより、両面段ボール
シート4に反り等が発生し、両面段ボールシート4の品
質低下を招くことになる。
て、上部搬送ベルト106を長期に亘って使用すると、
片寄った磨耗が生じたり、糊等が付着したりして、ベル
ト表面に凹凸ができることがある。この場合、上部搬送
ベルト106の搬送に影響を与えるだけでなく、片面段
ボールシート1とライナ3との間に塗付された糊の乾燥
状態も一様にならないため、これにより、両面段ボール
シート4に反り等が発生し、両面段ボールシート4の品
質低下を招くことになる。
【0013】このような観点からは、上部搬送ベルト1
06は無い方が望ましいが、上部搬送ベルト106を設
けないと不具合も生じる。つまり、特に、作業開始時、
即ち、初めて片面段ボールシート1及びライナ3を通す
ときは、作業員が手作業で片面段ボールシート1及びラ
イナ3の先端を引張って熱板105上を通さなければな
らなくなり、準備に多くの時間を必要とし、この作業自
体、作業者にとって困難なものである。
06は無い方が望ましいが、上部搬送ベルト106を設
けないと不具合も生じる。つまり、特に、作業開始時、
即ち、初めて片面段ボールシート1及びライナ3を通す
ときは、作業員が手作業で片面段ボールシート1及びラ
イナ3の先端を引張って熱板105上を通さなければな
らなくなり、準備に多くの時間を必要とし、この作業自
体、作業者にとって困難なものである。
【0014】ところで、ダブルフェーサ100の上部搬
送ベルト106は、熱板105上の片面段ボールシート
1及びライナ3(即ち、両面段ボールシート4)に搬送
力を与え、下流側に搬送する機能を有するとともに、押
さえロール110の押圧力が一部分に集中しないように
分散させる機能をも有しているため、棒状部材として構
成される押さえロール110により、片面段ボールシー
ト1及びライナ3を直接加圧するようにすると、片面段
ボールシート1及びライナ3との接触部に局部的な荷重
が作用し、片面段ボールシート1及びライナ3を潰して
しまうおそれがある。
送ベルト106は、熱板105上の片面段ボールシート
1及びライナ3(即ち、両面段ボールシート4)に搬送
力を与え、下流側に搬送する機能を有するとともに、押
さえロール110の押圧力が一部分に集中しないように
分散させる機能をも有しているため、棒状部材として構
成される押さえロール110により、片面段ボールシー
ト1及びライナ3を直接加圧するようにすると、片面段
ボールシート1及びライナ3との接触部に局部的な荷重
が作用し、片面段ボールシート1及びライナ3を潰して
しまうおそれがある。
【0015】また、ダブルフェーサ100を構成する熱
板105は、その上面から片面段ボールシート1及びラ
イナ3によって熱を奪われ、熱板105の上側の温度が
下側の温度に比べて低くなり、熱板105の上下間で熱
歪が発生することになる。また、熱板105からの熱の
奪われ方は、装置の運転条件(例えば、搬送速度や片面
段ボールシート1及びライナ3の幅等)によって異なる
ため、熱板5の上面においても熱歪が発生し、その熱歪
の量も一定しない。
板105は、その上面から片面段ボールシート1及びラ
イナ3によって熱を奪われ、熱板105の上側の温度が
下側の温度に比べて低くなり、熱板105の上下間で熱
歪が発生することになる。また、熱板105からの熱の
奪われ方は、装置の運転条件(例えば、搬送速度や片面
段ボールシート1及びライナ3の幅等)によって異なる
ため、熱板5の上面においても熱歪が発生し、その熱歪
の量も一定しない。
【0016】このため、従来の曲げ剛性の高い押さえロ
ール110では、最適な押圧力を片面段ボールシート1
及びライナ3の全幅に亘って常時均一に作用させること
が困難であった。このような熱歪や押圧力の幅方向の偏
りにより、従来の押さえロール110では、片面段ボー
ルシート1及びライナ3の全面に均一に押圧力を作用さ
せることができず、接着状態を良好なものにでき、両面
段ボールシート4の品質を向上させることが困難であっ
た。
ール110では、最適な押圧力を片面段ボールシート1
及びライナ3の全幅に亘って常時均一に作用させること
が困難であった。このような熱歪や押圧力の幅方向の偏
りにより、従来の押さえロール110では、片面段ボー
ルシート1及びライナ3の全面に均一に押圧力を作用さ
せることができず、接着状態を良好なものにでき、両面
段ボールシート4の品質を向上させることが困難であっ
た。
【0017】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、片面段ボールシートとライナとの乾燥状態や
接着状態を良好なものとし、段ボールシートの品質を向
上させるようにした、ダブルフェーサを提供することを
目的とする。
たもので、片面段ボールシートとライナとの乾燥状態や
接着状態を良好なものとし、段ボールシートの品質を向
上させるようにした、ダブルフェーサを提供することを
目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明のダブルフェーサは、片面段ボールシートとラ
イナとを貼り合わせて両面段ボールシートを形成するダ
ブルフェーサにおいて、該両面段ボールシートの搬送方
向に沿って複数並設される加熱部材と、該加熱部材に対
向するように設けられ、該両面段ボールシートを該加熱
部材に押し付ける加圧装置と、該両面段ボールシートを
送り出すシート送り装置と、該加熱部材の下流側に配置
され、該両面段ボールシートを搬送するシート搬送装置
とを備え、該加圧装置が、該両面段ボールシートの搬送
方向に沿って間隔をおいて複数並設されることを特徴と
している。
の本発明のダブルフェーサは、片面段ボールシートとラ
イナとを貼り合わせて両面段ボールシートを形成するダ
ブルフェーサにおいて、該両面段ボールシートの搬送方
向に沿って複数並設される加熱部材と、該加熱部材に対
向するように設けられ、該両面段ボールシートを該加熱
部材に押し付ける加圧装置と、該両面段ボールシートを
送り出すシート送り装置と、該加熱部材の下流側に配置
され、該両面段ボールシートを搬送するシート搬送装置
とを備え、該加圧装置が、該両面段ボールシートの搬送
方向に沿って間隔をおいて複数並設されることを特徴と
している。
【0019】請求項2記載の本発明のダブルフェーサ
は、請求項1記載の構成において、該加圧装置が、搬送
方向に対して垂直な横方向に延びるように配設された支
持部材と、該支持部材に弾性部材を介して懸吊され並列
に備えられた複数のウェイトブロックと、該支持部材を
昇降駆動する昇降駆動手段とを備えて構成されることを
特徴としている。
は、請求項1記載の構成において、該加圧装置が、搬送
方向に対して垂直な横方向に延びるように配設された支
持部材と、該支持部材に弾性部材を介して懸吊され並列
に備えられた複数のウェイトブロックと、該支持部材を
昇降駆動する昇降駆動手段とを備えて構成されることを
特徴としている。
【0020】請求項3記載の本発明のダブルフェーサ
は、請求項1記載の構成において、該加圧装置が、該両
面段ボールシートの搬送方向に沿って複数並設されてそ
れぞれ形鋼によって構成された板状体と、該複数の板状
体に対向するように設けられるチャンバとを備えて構成
されることを特徴としている。
は、請求項1記載の構成において、該加圧装置が、該両
面段ボールシートの搬送方向に沿って複数並設されてそ
れぞれ形鋼によって構成された板状体と、該複数の板状
体に対向するように設けられるチャンバとを備えて構成
されることを特徴としている。
【0021】
【発明の実施形態】以下、図面により、本発明の実施の
形態について説明する。図1〜図6は、本発明の一実施
形態にかかるコルゲートマシンのダブルフェーサを示す
図である。本実施形態にかかるコルゲートマシンのダブ
ルフェーサは、図1に示すように、ヒーティングパート
9とクーリングパート10とから構成され、ダブルフェ
ーサ2の上流側のシングルフェーサ(図示せず)で形成
されて、糊付け装置(図示せず)により糊付けされた片
面段ボールシート1と、ライナ原紙供給部(図示せず)
から搬送されるライナ3とを貼り合わせ、両面段ボール
シート(又は、複両面段ボールシート)4を製造するも
のである。なお、図1中、矢印は搬送方向を示してい
る。
形態について説明する。図1〜図6は、本発明の一実施
形態にかかるコルゲートマシンのダブルフェーサを示す
図である。本実施形態にかかるコルゲートマシンのダブ
ルフェーサは、図1に示すように、ヒーティングパート
9とクーリングパート10とから構成され、ダブルフェ
ーサ2の上流側のシングルフェーサ(図示せず)で形成
されて、糊付け装置(図示せず)により糊付けされた片
面段ボールシート1と、ライナ原紙供給部(図示せず)
から搬送されるライナ3とを貼り合わせ、両面段ボール
シート(又は、複両面段ボールシート)4を製造するも
のである。なお、図1中、矢印は搬送方向を示してい
る。
【0022】ここで、ダブルフェーサ2を構成するヒー
ティングパート9は、片面段ボールシート1及びライナ
3を加圧しながら加熱することにより、片面段ボールシ
ート1とライナ3とを接着させて両面段ボールシート4
を形成する部分であり、片面段ボールシート1及びライ
ナ3を加熱する加熱部材としての熱板(ヒーティングボ
ックス)5と、片面段ボールシート1及びライナ3を送
り出す複数のシート送り装置40と、片面段ボールシー
ト1及びライナ3を加圧する複数の加圧装置30とを備
えて構成される。
ティングパート9は、片面段ボールシート1及びライナ
3を加圧しながら加熱することにより、片面段ボールシ
ート1とライナ3とを接着させて両面段ボールシート4
を形成する部分であり、片面段ボールシート1及びライ
ナ3を加熱する加熱部材としての熱板(ヒーティングボ
ックス)5と、片面段ボールシート1及びライナ3を送
り出す複数のシート送り装置40と、片面段ボールシー
ト1及びライナ3を加圧する複数の加圧装置30とを備
えて構成される。
【0023】ここで、熱板5は、蒸気によって適度に加
熱された複数の板状部材によって構成され、両面段ボー
ルシート4を構成するライナ3に接触しながら両面段ボ
ールシート4を加熱するようになっている。この熱板5
は、図1,2に示すように、ダブルフェーサ2の両側部
下方に搬送方向の全長に亘って延設されたメインフレー
ム20上に配設されている。なお、メインフレーム20
は支柱7によって支持されている。
熱された複数の板状部材によって構成され、両面段ボー
ルシート4を構成するライナ3に接触しながら両面段ボ
ールシート4を加熱するようになっている。この熱板5
は、図1,2に示すように、ダブルフェーサ2の両側部
下方に搬送方向の全長に亘って延設されたメインフレー
ム20上に配設されている。なお、メインフレーム20
は支柱7によって支持されている。
【0024】また、シート送り装置40及び加圧装置3
0は、図1,2に示すように、ダブルフェーサ2の両側
部上方に搬送方向の全長に亘って延設された可動フレー
ム22aに、熱板5に対向するように配設されている。
ここで、加圧装置30は、両面段ボールシート4の搬送
方向に沿って、直列的に複数配設されており、各加圧装
置30の相互間には所定の隙間が形成されている。これ
は、片面段ボールシートとライナとを貼り合わせる際
に、両面段ボールシート内に残る水分の抜け(蒸発)機
能を向上させるためであり、これにより、片面段ボール
シートとライナとの間に塗付された糊の乾燥状態を一様
にすることができるようになる。なお、加圧装置30の
詳細については後述する。
0は、図1,2に示すように、ダブルフェーサ2の両側
部上方に搬送方向の全長に亘って延設された可動フレー
ム22aに、熱板5に対向するように配設されている。
ここで、加圧装置30は、両面段ボールシート4の搬送
方向に沿って、直列的に複数配設されており、各加圧装
置30の相互間には所定の隙間が形成されている。これ
は、片面段ボールシートとライナとを貼り合わせる際
に、両面段ボールシート内に残る水分の抜け(蒸発)機
能を向上させるためであり、これにより、片面段ボール
シートとライナとの間に塗付された糊の乾燥状態を一様
にすることができるようになる。なお、加圧装置30の
詳細については後述する。
【0025】また、シート送り装置40は、間隔をおい
て配設された複数の加圧装置30の相互間に配設されて
いる。なお、シート送り装置40の詳細については後述
する。なお、可動フレーム22aは、メインフレーム2
0上に立設された架台フレーム21によって支持されて
いる。
て配設された複数の加圧装置30の相互間に配設されて
いる。なお、シート送り装置40の詳細については後述
する。なお、可動フレーム22aは、メインフレーム2
0上に立設された架台フレーム21によって支持されて
いる。
【0026】一方、ダブルフェーサ2を構成するクーリ
ングパート10は、ヒーティングパート9により製造さ
れた両面段ボールシート4を冷却し、貼着状態をより確
実にするとともに、冷却に際しての歪みや反り変形等を
修正する機能を有するものである。このクーリングパー
ト10は、図1に示すように、シート搬送手段としての
上部搬送ベルト41及び下部搬送ベルト11と、加圧部
12,13とを備えて構成され、ヒーティングパート9
で形成された両面段ボールシート4が、下部搬送ベルト
11及び上部搬送ベルト41により挟持され、加圧部1
2,13により加圧されながら搬送されるようになって
いる。
ングパート10は、ヒーティングパート9により製造さ
れた両面段ボールシート4を冷却し、貼着状態をより確
実にするとともに、冷却に際しての歪みや反り変形等を
修正する機能を有するものである。このクーリングパー
ト10は、図1に示すように、シート搬送手段としての
上部搬送ベルト41及び下部搬送ベルト11と、加圧部
12,13とを備えて構成され、ヒーティングパート9
で形成された両面段ボールシート4が、下部搬送ベルト
11及び上部搬送ベルト41により挟持され、加圧部1
2,13により加圧されながら搬送されるようになって
いる。
【0027】ここで、上部搬送ベルト41は、2つのド
ラム14,15に捲回されている。また、上部搬送ベル
ト41の背面を加圧するように、複数のローラ13aに
より構成される加圧部13が備えられている。また、下
部搬送ベルト11も2つのドラム16,17に捲回され
ており、下部搬送ベルト11の背面を加圧するように複
数のローラ12aにより構成される加圧部12が備えら
れるている。
ラム14,15に捲回されている。また、上部搬送ベル
ト41の背面を加圧するように、複数のローラ13aに
より構成される加圧部13が備えられている。また、下
部搬送ベルト11も2つのドラム16,17に捲回され
ており、下部搬送ベルト11の背面を加圧するように複
数のローラ12aにより構成される加圧部12が備えら
れるている。
【0028】これらの上部搬送ベルト41と下部搬送ベ
ルト11とは互いに対向するように配設されており、共
に架台フレーム21,21に支持されている。次に、本
実施形態にかかるダブルフェーサのシート送り装置40
について、図2〜図4を参照しながら説明する。このシ
ート送り装置40は、図2に示すように、両面段ボール
シート4の製造開始時に、片面段ボールシート1及びラ
イナ3の紙通しを行なうもの、即ち、片面段ボールシー
ト1及びライナ3の先端部を送り、その下流側のクーリ
ングパート10を構成する上部搬送ベルト41及び下部
搬送ベルト11の間に導入するものであり、メインフレ
ーム20,20上に配設された熱板5に対向するよう
に、メインフレーム20,20上に立設された架台フレ
ーム21,21に支持される左右の可動フレーム22
a,22b間に配設されており、軸42,アーム43,
43,回転軸44,複数個のローラ45,モータ48,
レバー49を備えて構成される。
ルト11とは互いに対向するように配設されており、共
に架台フレーム21,21に支持されている。次に、本
実施形態にかかるダブルフェーサのシート送り装置40
について、図2〜図4を参照しながら説明する。このシ
ート送り装置40は、図2に示すように、両面段ボール
シート4の製造開始時に、片面段ボールシート1及びラ
イナ3の紙通しを行なうもの、即ち、片面段ボールシー
ト1及びライナ3の先端部を送り、その下流側のクーリ
ングパート10を構成する上部搬送ベルト41及び下部
搬送ベルト11の間に導入するものであり、メインフレ
ーム20,20上に配設された熱板5に対向するよう
に、メインフレーム20,20上に立設された架台フレ
ーム21,21に支持される左右の可動フレーム22
a,22b間に配設されており、軸42,アーム43,
43,回転軸44,複数個のローラ45,モータ48,
レバー49を備えて構成される。
【0029】ここで、軸42は、図2に示すように、可
動フレーム22a,22bに回転自在に軸支されてい
る。この軸42は、アーム43を介して回転軸44に連
結されている。つまり、図3に示すように、アーム43
の一端部43aが軸42に固定して取り付けられ、アー
ム43の他端部43bが回転軸44に回転自在に取り付
けられて、軸42と回転軸44とがアーム43を介して
連結されている。
動フレーム22a,22bに回転自在に軸支されてい
る。この軸42は、アーム43を介して回転軸44に連
結されている。つまり、図3に示すように、アーム43
の一端部43aが軸42に固定して取り付けられ、アー
ム43の他端部43bが回転軸44に回転自在に取り付
けられて、軸42と回転軸44とがアーム43を介して
連結されている。
【0030】また、回転軸44には、図2に示すよう
に、片面段ボールシート1及びライナ3の先端部を送る
複数個のローラ45が一体的に固定して取り付けられて
いる。また、この回転軸44は、可動フレーム22aの
上部に配設されたモータ48により回転駆動されるよう
になっており、これにより回転軸44と一体的に取り付
けられたローラ45も回転するようになっている。
に、片面段ボールシート1及びライナ3の先端部を送る
複数個のローラ45が一体的に固定して取り付けられて
いる。また、この回転軸44は、可動フレーム22aの
上部に配設されたモータ48により回転駆動されるよう
になっており、これにより回転軸44と一体的に取り付
けられたローラ45も回転するようになっている。
【0031】つまり、ローラ45を備える回転軸44
は、図3に示すように、スプロケット46,47,55
を介して、モータ48により駆動されるようになってい
る。このため、スプロケット55はモータ48の回転軸
48aの端部に取り付けられ、またスプロケット47は
軸42に回転自在に取り付けられ、さらにスプロケット
46は回転軸44の端部44aに取り付けられており、
モータ48の回転力が、回転軸44に伝達されるように
なっている。
は、図3に示すように、スプロケット46,47,55
を介して、モータ48により駆動されるようになってい
る。このため、スプロケット55はモータ48の回転軸
48aの端部に取り付けられ、またスプロケット47は
軸42に回転自在に取り付けられ、さらにスプロケット
46は回転軸44の端部44aに取り付けられており、
モータ48の回転力が、回転軸44に伝達されるように
なっている。
【0032】また、軸42は、可動フレーム22aを貫
通するようになっており、外側に突出した端部42aに
は、図4に示すように、上側突起部49aと下側突起部
49bとを備えるレバー49が取り付けられている。な
お、図4中、矢印は搬送方向を示している。このレバー
49は、エアシリンダ50により駆動されるようになっ
ている。このため、レバー49の上側突起部49aの下
流側であって、可動フレーム22aの側面には、ロッド
50aを備えるエアシリンダ50が配設されており、レ
バー49の下側突起部49bの上流側であって、可動フ
レーム22aの側面には、棒状の係止部22aが形成さ
れており、この係止部22aとレバー49の下側突起部
49bとの間に引張バネ51が介装されている。
通するようになっており、外側に突出した端部42aに
は、図4に示すように、上側突起部49aと下側突起部
49bとを備えるレバー49が取り付けられている。な
お、図4中、矢印は搬送方向を示している。このレバー
49は、エアシリンダ50により駆動されるようになっ
ている。このため、レバー49の上側突起部49aの下
流側であって、可動フレーム22aの側面には、ロッド
50aを備えるエアシリンダ50が配設されており、レ
バー49の下側突起部49bの上流側であって、可動フ
レーム22aの側面には、棒状の係止部22aが形成さ
れており、この係止部22aとレバー49の下側突起部
49bとの間に引張バネ51が介装されている。
【0033】これにより、レバー49の下側突起部49
bが引張バネ51によって係止部22aの方向(図中、
右方向)に付勢され、レバー49の上側突起部49aが
ロッド50aの前端部に当接するようになっており、レ
バー49の上側突起部49aは軸42の鉛直上方側に下
側突起部49bは軸42の鉛直下方側に位置している。
なお、図4はエアシリンダ50のロッド50aが後退し
た状態を示している。
bが引張バネ51によって係止部22aの方向(図中、
右方向)に付勢され、レバー49の上側突起部49aが
ロッド50aの前端部に当接するようになっており、レ
バー49の上側突起部49aは軸42の鉛直上方側に下
側突起部49bは軸42の鉛直下方側に位置している。
なお、図4はエアシリンダ50のロッド50aが後退し
た状態を示している。
【0034】この場合、回転軸44に取り付けられたロ
ーラ45は下降した位置、即ち、片面段ボールシート1
及びライナ3を挟持しながら送り出すことができる程度
の高さ位置に設定されており、両面段ボールシート4の
製造開始時には、このローラ45により片面段ボールシ
ート1及びライナ3の先端部が、下流側の上部搬送コン
ベア41及び下部搬送コンベア11の間に導入されるよ
うになっている。
ーラ45は下降した位置、即ち、片面段ボールシート1
及びライナ3を挟持しながら送り出すことができる程度
の高さ位置に設定されており、両面段ボールシート4の
製造開始時には、このローラ45により片面段ボールシ
ート1及びライナ3の先端部が、下流側の上部搬送コン
ベア41及び下部搬送コンベア11の間に導入されるよ
うになっている。
【0035】その後、両面段ボールシート4の製造を開
始した後は、エアシリンダ50内にエアを供給し、ロッ
ド50aを前進させレバー49の上側突起部49aを押
し、レバー49の下側突起部49bの引張バネ51の付
勢力に抗して、レバー49を回転させ、これにより、軸
42,アーム43,回転軸44を回転させて、ローラ4
5を上昇させる。
始した後は、エアシリンダ50内にエアを供給し、ロッ
ド50aを前進させレバー49の上側突起部49aを押
し、レバー49の下側突起部49bの引張バネ51の付
勢力に抗して、レバー49を回転させ、これにより、軸
42,アーム43,回転軸44を回転させて、ローラ4
5を上昇させる。
【0036】これにより、回転軸44に取り付けられた
複数個のローラ45が、ローラ45と熱板5との間を搬
送される片面段ボールシート1及びライナ3に接触しな
いような高さ位置に調整されるようになっており、両面
段ボールシート4の製造時には、ローラ45による回転
力が片面段ボールシート1及びライナ3に作用しないよ
うになっている。
複数個のローラ45が、ローラ45と熱板5との間を搬
送される片面段ボールシート1及びライナ3に接触しな
いような高さ位置に調整されるようになっており、両面
段ボールシート4の製造時には、ローラ45による回転
力が片面段ボールシート1及びライナ3に作用しないよ
うになっている。
【0037】次に、本実施形態にかかるダブルフェーサ
における加圧装置30について説明すると、図5はその
模式的断面図である。図5に示すように、加圧装置30
は、支持部材としての昇降プレート25と、複数のウェ
イトブロック27と、この昇降プレート25と各ウェイ
トブロック27との間に介装された弾性部材としてのバ
ネ26と、昇降プレート25を昇降駆動する昇降駆動手
段24とから構成される。
における加圧装置30について説明すると、図5はその
模式的断面図である。図5に示すように、加圧装置30
は、支持部材としての昇降プレート25と、複数のウェ
イトブロック27と、この昇降プレート25と各ウェイ
トブロック27との間に介装された弾性部材としてのバ
ネ26と、昇降プレート25を昇降駆動する昇降駆動手
段24とから構成される。
【0038】この加圧装置30は、加熱部材としての熱
板5に対向するように設けられ、この熱板5上の両面段
ボールシート4を熱板5に押し付けて加圧するようにな
っている。昇降プレート25にバネ26を介して懸吊さ
れた複数のウェイトブロック27の鉛直方向への自重
を、加圧力(押圧力)として、両面段ボールシート4に
作用させることができるようになっている。
板5に対向するように設けられ、この熱板5上の両面段
ボールシート4を熱板5に押し付けて加圧するようにな
っている。昇降プレート25にバネ26を介して懸吊さ
れた複数のウェイトブロック27の鉛直方向への自重
を、加圧力(押圧力)として、両面段ボールシート4に
作用させることができるようになっている。
【0039】ここで、複数のウェイトブロック27は、
図6に示すように、いずれも両面段ボールシート4の走
行方向に延在する長尺形状に形成され、その断面は、略
正方形状になるように形成されている。なお、各ウェイ
トブロック27の走行方向の上流側は、両面段ボールシ
ート4を走行しやすくすべく、楔状に形成されている。
図6に示すように、いずれも両面段ボールシート4の走
行方向に延在する長尺形状に形成され、その断面は、略
正方形状になるように形成されている。なお、各ウェイ
トブロック27の走行方向の上流側は、両面段ボールシ
ート4を走行しやすくすべく、楔状に形成されている。
【0040】これらの複数のウェイトブロック27は、
図5に示すように、両面段ボールシート4の走行方向に
対して並列に(即ち、両面段ボールシート4の横幅方向
に沿って)、かつ、間隔を狭めて、バネ(引張バネ)2
6を介して昇降プレート25に懸吊されている。そし
て、複数のウェイトブロック27は、図5及び図6に示
すように、搬送される両面段ボールシート4の上面を直
接加圧するようになっている。
図5に示すように、両面段ボールシート4の走行方向に
対して並列に(即ち、両面段ボールシート4の横幅方向
に沿って)、かつ、間隔を狭めて、バネ(引張バネ)2
6を介して昇降プレート25に懸吊されている。そし
て、複数のウェイトブロック27は、図5及び図6に示
すように、搬送される両面段ボールシート4の上面を直
接加圧するようになっている。
【0041】また、バネ26は、図6に示すように、各
ウェイトブロック27の走行方向に対して上流側と下流
側の2か所に取り付けられている。このバネ26は、コ
イルバネであり、各ウェイトブロック27を上方へ引っ
張る方向の力(引張力)を生じるようになっており、ウ
ェイトブロック27の鉛直下向きの自重とバネ26の鉛
直上向きの引張力とのバランスにより、両面段ボールシ
ート4への押圧力を調整できるようになっいる。
ウェイトブロック27の走行方向に対して上流側と下流
側の2か所に取り付けられている。このバネ26は、コ
イルバネであり、各ウェイトブロック27を上方へ引っ
張る方向の力(引張力)を生じるようになっており、ウ
ェイトブロック27の鉛直下向きの自重とバネ26の鉛
直上向きの引張力とのバランスにより、両面段ボールシ
ート4への押圧力を調整できるようになっいる。
【0042】また、昇降プレート25は、図5に示すよ
うに、走行方向に対して垂直な横方向に延びるように両
面段ボールシート4の走行方向に対して上流側と下流側
とに形成されたバネ取付用プレート部25a,25b
と、これらのバネ取付用プレート部25a,25bを連
結する連結プレート部25c,25dとから構成され、
両面段ボールシート4の走行方向に垂直な方向の断面
が、図5に示すように、コの字状になるように構成さ
れ、両面段ボールシート1の走行方向に沿った方向の断
面が、図6に示すように、コの字状になるように構成さ
れている。
うに、走行方向に対して垂直な横方向に延びるように両
面段ボールシート4の走行方向に対して上流側と下流側
とに形成されたバネ取付用プレート部25a,25b
と、これらのバネ取付用プレート部25a,25bを連
結する連結プレート部25c,25dとから構成され、
両面段ボールシート4の走行方向に垂直な方向の断面
が、図5に示すように、コの字状になるように構成さ
れ、両面段ボールシート1の走行方向に沿った方向の断
面が、図6に示すように、コの字状になるように構成さ
れている。
【0043】そして、昇降プレート25は、両面段ボー
ルシート4の横幅方向に沿って左右2か所に取り付けら
れたピン60を介して、溝型形状に形成された溝型横梁
61に取り付けられた後述する昇降駆動手段24に揺動
自在に取り付けられている。そして、昇降プレート25
は、昇降駆動手段24によって昇降されるようになって
いる。なお、この際、後述する溝型横梁61に固着され
た側壁62a,62bの内側面に沿って、昇降プレート
25の両側部を構成する連結プレート部25d,25d
が摺接するようになっている。
ルシート4の横幅方向に沿って左右2か所に取り付けら
れたピン60を介して、溝型形状に形成された溝型横梁
61に取り付けられた後述する昇降駆動手段24に揺動
自在に取り付けられている。そして、昇降プレート25
は、昇降駆動手段24によって昇降されるようになって
いる。なお、この際、後述する溝型横梁61に固着され
た側壁62a,62bの内側面に沿って、昇降プレート
25の両側部を構成する連結プレート部25d,25d
が摺接するようになっている。
【0044】また、昇降駆動手段24は、複数のウェイ
トブロック27を懸吊した昇降プレート25を昇降させ
るものであり、ウェイトブロック27を引き上げるバネ
26の引張力をエアシリンダ24aに付加する圧縮空気
圧によって制御するものである。この昇降駆動手段24
は、図5に示すように、昇降プレート25に取り付けら
れたピン60に連結されたロッド63を備えるエアシリ
ンダ24aと、この単動式のエアシリンダ24aに圧縮
空気を供給するコンプレッサ(圧縮空気源)28,配管
64,レギュレータ29,電磁弁65を備えて構成され
る。
トブロック27を懸吊した昇降プレート25を昇降させ
るものであり、ウェイトブロック27を引き上げるバネ
26の引張力をエアシリンダ24aに付加する圧縮空気
圧によって制御するものである。この昇降駆動手段24
は、図5に示すように、昇降プレート25に取り付けら
れたピン60に連結されたロッド63を備えるエアシリ
ンダ24aと、この単動式のエアシリンダ24aに圧縮
空気を供給するコンプレッサ(圧縮空気源)28,配管
64,レギュレータ29,電磁弁65を備えて構成され
る。
【0045】そして、コンプレッサ28から供給される
圧縮空気を配管64を介してエアシリンダ24aのロッ
ド収縮側の室(即ち、昇降プレート25を上昇させる側
の室)に供給することにより、エアシリンダ24a内に
備えられるロッド63を駆動して、昇降プレート25を
昇降するようになっている。この際、コンプレッサ28
から供給される圧縮空気の圧力はレギュレータ29によ
り調整され、圧縮空気の供給は電磁弁65により制御さ
れることになる。
圧縮空気を配管64を介してエアシリンダ24aのロッ
ド収縮側の室(即ち、昇降プレート25を上昇させる側
の室)に供給することにより、エアシリンダ24a内に
備えられるロッド63を駆動して、昇降プレート25を
昇降するようになっている。この際、コンプレッサ28
から供給される圧縮空気の圧力はレギュレータ29によ
り調整され、圧縮空気の供給は電磁弁65により制御さ
れることになる。
【0046】なお、エアシリンダ24aは、マニュアル
で操作するようにしても、制御装置を用いて自動制御す
るものでもよい。このように昇降駆動手段24によって
ウェイトブロック27の位置を調整することにより、両
面段ボールシート4への押圧力を調整できるようにして
いるのは、両面段ボールシート4を構成する材料に応じ
て、適切な押圧力を設定できるようにするためである。
つまり、軟弱なシート材料の場合には、両面段ボールシ
ート1を押し潰してしまうことになるため低い押圧力に
設定する必要がある一方、剛性の高いシート材料の場合
には、確実に貼り合わせるために高い押圧力に設定する
必要があるからである。
で操作するようにしても、制御装置を用いて自動制御す
るものでもよい。このように昇降駆動手段24によって
ウェイトブロック27の位置を調整することにより、両
面段ボールシート4への押圧力を調整できるようにして
いるのは、両面段ボールシート4を構成する材料に応じ
て、適切な押圧力を設定できるようにするためである。
つまり、軟弱なシート材料の場合には、両面段ボールシ
ート1を押し潰してしまうことになるため低い押圧力に
設定する必要がある一方、剛性の高いシート材料の場合
には、確実に貼り合わせるために高い押圧力に設定する
必要があるからである。
【0047】この昇降駆動手段24は、溝型横梁61に
固着されており、溝型横梁61に沿って、2つのエアシ
リンダ24a,24aが取り付けられている。ここで、
エアシリンダ24a,24aが取り付けられている溝型
横梁61について説明する。この溝型横梁61には、図
6に示すように、走行方向の前後に、その断面がL字形
の前壁66a、後壁66bが取り付けられている。
固着されており、溝型横梁61に沿って、2つのエアシ
リンダ24a,24aが取り付けられている。ここで、
エアシリンダ24a,24aが取り付けられている溝型
横梁61について説明する。この溝型横梁61には、図
6に示すように、走行方向の前後に、その断面がL字形
の前壁66a、後壁66bが取り付けられている。
【0048】この後壁66bの下端には、櫛刃状に複数
の切欠部が形成されており、この切欠部に断面が幅方向
に縮小されたウェイトブロック27の後端部が係合され
るようになっている。そして、この切欠部により、ウェ
イトブロック27の走行方向への動きが規制されるとと
もに、上下方向への動き及び横方向への傾斜が許容され
るようになっている。
の切欠部が形成されており、この切欠部に断面が幅方向
に縮小されたウェイトブロック27の後端部が係合され
るようになっている。そして、この切欠部により、ウェ
イトブロック27の走行方向への動きが規制されるとと
もに、上下方向への動き及び横方向への傾斜が許容され
るようになっている。
【0049】また、溝型横梁61,前壁66a及び後壁
66bの両側部には、図5に示すように、側壁62a,
62bが溶接等により固着されている。そして、これら
の溝型横梁61,側壁62a,62b,前壁66a,後
壁66bによって加圧ボックス23が形成されている。
側壁62a,62bは、加圧ボックス23の横幅方向へ
の動きを規制するものであり、これによって、ウェイト
ブロック27の横幅方向への動きを規制できるようにな
っている。
66bの両側部には、図5に示すように、側壁62a,
62bが溶接等により固着されている。そして、これら
の溝型横梁61,側壁62a,62b,前壁66a,後
壁66bによって加圧ボックス23が形成されている。
側壁62a,62bは、加圧ボックス23の横幅方向へ
の動きを規制するものであり、これによって、ウェイト
ブロック27の横幅方向への動きを規制できるようにな
っている。
【0050】また、加圧ボックス23を構成する側壁6
2a,62bには、図5及び図6に示すように、ヒーテ
ィングパート9の略全長に亘って配設された可動フレー
ム22a,22bが取り付けられている。この可動フレ
ーム22a,22bは、架台フレーム21の上部に固着
されたリフト装置31に、ワイヤ67を介して懸吊され
ている。
2a,62bには、図5及び図6に示すように、ヒーテ
ィングパート9の略全長に亘って配設された可動フレー
ム22a,22bが取り付けられている。この可動フレ
ーム22a,22bは、架台フレーム21の上部に固着
されたリフト装置31に、ワイヤ67を介して懸吊され
ている。
【0051】そして、可動フレーム22a,22bをリ
フト装置31により昇降駆動することによって、加圧ボ
ックス23を上下動させて、加圧ボックス23内に取り
付けられているウェイトブロック27を熱板5に対して
離接させることができるようになっている。この場合、
可動フレーム22a,22bの外側面は、架台フレーム
21,21の内側面を摺接するようになっている。
フト装置31により昇降駆動することによって、加圧ボ
ックス23を上下動させて、加圧ボックス23内に取り
付けられているウェイトブロック27を熱板5に対して
離接させることができるようになっている。この場合、
可動フレーム22a,22bの外側面は、架台フレーム
21,21の内側面を摺接するようになっている。
【0052】なお、リフト装置31は、走行方向に沿っ
て複数個配設されている。このように構成される加圧装
置30のウェイトブロック27による加圧力は、両面段
ボールシート4の貼合に当たって必要とされる加圧力
(シート押圧力)になるように、以下に示すようにして
設定を行なう。まず、昇降駆動手段24を作動させて、
エアシリンダ24aのロッド63を上昇させ、昇降プレ
ート25を最上位置まで上昇させるとともに、リフト装
置31によって加圧ボックス23を所定位置まで上昇さ
せる。このようにして、ウェイトブロック27の自重に
よる鉛直下方への力までバネ26の引張力を発揮させる
ようにして、ウェイトブロック27が持ち上がるように
する。これによって、ウェイトブロック27と熱板5と
の間に所定の隙間が形成されるようにする。
て複数個配設されている。このように構成される加圧装
置30のウェイトブロック27による加圧力は、両面段
ボールシート4の貼合に当たって必要とされる加圧力
(シート押圧力)になるように、以下に示すようにして
設定を行なう。まず、昇降駆動手段24を作動させて、
エアシリンダ24aのロッド63を上昇させ、昇降プレ
ート25を最上位置まで上昇させるとともに、リフト装
置31によって加圧ボックス23を所定位置まで上昇さ
せる。このようにして、ウェイトブロック27の自重に
よる鉛直下方への力までバネ26の引張力を発揮させる
ようにして、ウェイトブロック27が持ち上がるように
する。これによって、ウェイトブロック27と熱板5と
の間に所定の隙間が形成されるようにする。
【0053】次に、両面段ボールシート4の剛性が高い
場合は、リフト装置31を作動させて加圧ボックス23
を所定高さに設定し、エアシリンダ24aに供給される
空気圧を減らす(又は0にする)。このようにして、昇
降プレート25を最下位置まで下降させ、バネ26の引
張力を小さくし(又は、0にする)、ウェイトブロック
27の全自重が作用するようにする。
場合は、リフト装置31を作動させて加圧ボックス23
を所定高さに設定し、エアシリンダ24aに供給される
空気圧を減らす(又は0にする)。このようにして、昇
降プレート25を最下位置まで下降させ、バネ26の引
張力を小さくし(又は、0にする)、ウェイトブロック
27の全自重が作用するようにする。
【0054】この場合のウェイトブロック27による押
圧力及びバネ26の引張力(スプリング張力)は、両面
段ボールシート4へかかる荷重(ウェイトブロック27
による押圧力)は、ウェイトブロック27の全自重に等
しくなる。これによって、剛性の高い両面段ボールシー
ト4には、ウェイトブロック27の全重量が作用するこ
とになり、剛性の高い両面段ボールシート4であっても
確実に押圧され、確実に貼り合わされる。
圧力及びバネ26の引張力(スプリング張力)は、両面
段ボールシート4へかかる荷重(ウェイトブロック27
による押圧力)は、ウェイトブロック27の全自重に等
しくなる。これによって、剛性の高い両面段ボールシー
ト4には、ウェイトブロック27の全重量が作用するこ
とになり、剛性の高い両面段ボールシート4であっても
確実に押圧され、確実に貼り合わされる。
【0055】一方、両面段ボールシート4の剛性が低い
場合は、エアシリンダ24aに供給される空気圧を徐々
に増やすことによって、昇降プレート25を上昇させ、
バネ26の引張力を増加させる。これによって、ウェイ
トブロック27に対して鉛直上方への持ち上げ力が徐々
に大きくなるため、ウェイトブロック27による両面段
ボールシート4への押圧力は徐々に減少することにな
る。
場合は、エアシリンダ24aに供給される空気圧を徐々
に増やすことによって、昇降プレート25を上昇させ、
バネ26の引張力を増加させる。これによって、ウェイ
トブロック27に対して鉛直上方への持ち上げ力が徐々
に大きくなるため、ウェイトブロック27による両面段
ボールシート4への押圧力は徐々に減少することにな
る。
【0056】この場合、両面段ボールシート4へかかる
荷重(ウェイトブロック27による押圧力)は、ウェイ
トブロック27の自重からバネ26の引張力を引いた大
きさになる。そして、エアシリンダ24aへ供給される
空気圧をさらに増やすことによって、昇降プレート25
をさらに上昇させて、バネ26の引張力をさらに増加さ
せる。これによって、バネ26の引張力がウェイトブロ
ック27の自重よりも大きくなり、やがてウェイトブロ
ック27が持ち上げられることになる。このようにし
て、ウェイトブロック27による押圧力を0とすること
ができる。
荷重(ウェイトブロック27による押圧力)は、ウェイ
トブロック27の自重からバネ26の引張力を引いた大
きさになる。そして、エアシリンダ24aへ供給される
空気圧をさらに増やすことによって、昇降プレート25
をさらに上昇させて、バネ26の引張力をさらに増加さ
せる。これによって、バネ26の引張力がウェイトブロ
ック27の自重よりも大きくなり、やがてウェイトブロ
ック27が持ち上げられることになる。このようにし
て、ウェイトブロック27による押圧力を0とすること
ができる。
【0057】この場合、両面段ボールシート4へかかる
荷重(ウェイトブロック27による押圧力)は、0にな
る。したがって、エアシリンダ24aへ供給される空気
圧を増減させることによって、ウェイトブロック27に
よるシート押圧力を、ウェイトブロック27の全重量か
ら0までの範囲で任意に変更することが可能であり、最
も適切な押圧力の設定することができることになる。
荷重(ウェイトブロック27による押圧力)は、0にな
る。したがって、エアシリンダ24aへ供給される空気
圧を増減させることによって、ウェイトブロック27に
よるシート押圧力を、ウェイトブロック27の全重量か
ら0までの範囲で任意に変更することが可能であり、最
も適切な押圧力の設定することができることになる。
【0058】本発明の一実施形態としてのダブルフェー
サは、上述のように構成されるため、以下に示すように
作動する。まず、両面段ボールシート4の製造開始時に
は、複数個のローラ45を下降した位置に設定し、これ
らの複数個のローラ45によって、ダブルフェーサ2の
上流側から供給される片面段ボールシート1及びライナ
3の先端部を送り、ダブルフェーサ2の下流側部分を構
成する上部搬送ベルト41及び下部搬送ベルト11間に
導入する。
サは、上述のように構成されるため、以下に示すように
作動する。まず、両面段ボールシート4の製造開始時に
は、複数個のローラ45を下降した位置に設定し、これ
らの複数個のローラ45によって、ダブルフェーサ2の
上流側から供給される片面段ボールシート1及びライナ
3の先端部を送り、ダブルフェーサ2の下流側部分を構
成する上部搬送ベルト41及び下部搬送ベルト11間に
導入する。
【0059】このようにして片面段ボールシート1及び
ライナ3の先端部を送った後は、エアシリンダ50のロ
ッド50aを図4で二点鎖線で示すように前進させ、レ
バー49の上側突起部49aの側面を押すようにして、
レバー49の下側突起部49bに作用する引張バネ51
の付勢力に抗してレバー49を回転させることにより、
このレバー49に取り付けられた軸42及びこの軸42
にアーム43を介して連結された回転軸44も回転さ
せ、回転軸44に取り付けられた複数個のローラ45
を、図4に二点鎖線で示すような位置に上昇させる。
ライナ3の先端部を送った後は、エアシリンダ50のロ
ッド50aを図4で二点鎖線で示すように前進させ、レ
バー49の上側突起部49aの側面を押すようにして、
レバー49の下側突起部49bに作用する引張バネ51
の付勢力に抗してレバー49を回転させることにより、
このレバー49に取り付けられた軸42及びこの軸42
にアーム43を介して連結された回転軸44も回転さ
せ、回転軸44に取り付けられた複数個のローラ45
を、図4に二点鎖線で示すような位置に上昇させる。
【0060】そして、両面段ボールシート4の製造を開
始した後は、片面段ボールシート1及びライナ3は、ヒ
ーティングパート9の下流側に配設されたクーリングパ
ート10を構成する上部搬送コンベア41及び下部搬送
コンベア11により引っ張られて搬送される。このよう
にして搬送される片面段ボールシート1及びライナ3
は、ヒーティングパート9で貼り合わされ、両面段ボー
ルシート4が形成される。つまり、片面段ボールシート
1及びライナ3は、加圧装置30のウェイトブロック2
7により直接加圧され、熱板5に押し付けられて加熱さ
れ、片面段ボールシート1に塗布された糊がゲル化して
乾燥することにより貼り合わされる。
始した後は、片面段ボールシート1及びライナ3は、ヒ
ーティングパート9の下流側に配設されたクーリングパ
ート10を構成する上部搬送コンベア41及び下部搬送
コンベア11により引っ張られて搬送される。このよう
にして搬送される片面段ボールシート1及びライナ3
は、ヒーティングパート9で貼り合わされ、両面段ボー
ルシート4が形成される。つまり、片面段ボールシート
1及びライナ3は、加圧装置30のウェイトブロック2
7により直接加圧され、熱板5に押し付けられて加熱さ
れ、片面段ボールシート1に塗布された糊がゲル化して
乾燥することにより貼り合わされる。
【0061】このようにして貼り合わされて形成された
両面段ボールシート4は、続けてクーリングパート10
に搬送され、上部搬送コンベア41及び下部搬送コンベ
ア11により挟持されながら、加圧部12,13により
加圧されることにより、貼着状態をより確実なものとさ
れ、歪みや反り変形等が修正される。本実施形態のダブ
ルフェーサは、このように作動し、ヒーティングパート
9において熱板5により加熱しながら加圧装置30によ
り加圧して片面段ボールシート1とライナ3とを貼り合
わせる際に、間隔をおいて配設された複数の加圧装置3
0の間に所定の隙間ができるため、両面段ボールシート
4内に残る水分の抜け(蒸発)機能を向上させることが
できる。
両面段ボールシート4は、続けてクーリングパート10
に搬送され、上部搬送コンベア41及び下部搬送コンベ
ア11により挟持されながら、加圧部12,13により
加圧されることにより、貼着状態をより確実なものとさ
れ、歪みや反り変形等が修正される。本実施形態のダブ
ルフェーサは、このように作動し、ヒーティングパート
9において熱板5により加熱しながら加圧装置30によ
り加圧して片面段ボールシート1とライナ3とを貼り合
わせる際に、間隔をおいて配設された複数の加圧装置3
0の間に所定の隙間ができるため、両面段ボールシート
4内に残る水分の抜け(蒸発)機能を向上させることが
できる。
【0062】これにより、片面段ボールシート1とライ
ナ3との間に塗付された糊の乾燥状態が一様になり、片
面段ボールシート1とライナ3との接着状態を良好なも
のとなるため、両面段ボールシート4の反り,歪み変形
を抑制することができ、両面段ボールシート4の品質を
向上させることができるという利点がある。また、加圧
装置30のウェイトブロック27により熱板5の幅方向
に多数、それぞれ独立にシートを押さえるので、熱板5
が熱変形してもそれに沿って、均一な力で押さえること
ができるという利点がある。
ナ3との間に塗付された糊の乾燥状態が一様になり、片
面段ボールシート1とライナ3との接着状態を良好なも
のとなるため、両面段ボールシート4の反り,歪み変形
を抑制することができ、両面段ボールシート4の品質を
向上させることができるという利点がある。また、加圧
装置30のウェイトブロック27により熱板5の幅方向
に多数、それぞれ独立にシートを押さえるので、熱板5
が熱変形してもそれに沿って、均一な力で押さえること
ができるという利点がある。
【0063】また、複数のウェイトブロック27が備え
られた昇降プレート23を昇降駆動手段24によって昇
降させて、複数のウェイトブロック27の位置を垂直方
向の任意の位置に設定することで、ウェイトブロック2
7を懸吊するバネ26の弾性力を増減調整して、ウェイ
トブロック27の自重による押圧力を増減調整すること
ができ、両面段ボールシート4を製造する際に、その押
圧力を任意に調整できるという利点もある。
られた昇降プレート23を昇降駆動手段24によって昇
降させて、複数のウェイトブロック27の位置を垂直方
向の任意の位置に設定することで、ウェイトブロック2
7を懸吊するバネ26の弾性力を増減調整して、ウェイ
トブロック27の自重による押圧力を増減調整すること
ができ、両面段ボールシート4を製造する際に、その押
圧力を任意に調整できるという利点もある。
【0064】これにより、剛性がより高く、強い強度と
平面性のよい高品質の両面段ボールシート4を製造する
ことができるという利点がある。次に、本発明の一実施
形態にかかるダブルフェーサの変形例について説明する
と、このダブルフェーサは、図7,図8に示すように、
本実施形態のものと加圧装置が異なる。
平面性のよい高品質の両面段ボールシート4を製造する
ことができるという利点がある。次に、本発明の一実施
形態にかかるダブルフェーサの変形例について説明する
と、このダブルフェーサは、図7,図8に示すように、
本実施形態のものと加圧装置が異なる。
【0065】つまり、この変形例の加圧装置36は、図
7及び図8に示すように、下部が開口した箱状のエアチ
ャンバ(チャンバ)32とこのエアチャンバ32の下部
開口を閉塞するように密に配設された複数の押さえ部材
としての形鋼(板状体)35とから構成されており、こ
のエアチャンバ32と複数の形鋼35とによって形成さ
れた加圧室37には、ブロア33から供給管34を介し
て圧縮空気が供給されるようになっている。
7及び図8に示すように、下部が開口した箱状のエアチ
ャンバ(チャンバ)32とこのエアチャンバ32の下部
開口を閉塞するように密に配設された複数の押さえ部材
としての形鋼(板状体)35とから構成されており、こ
のエアチャンバ32と複数の形鋼35とによって形成さ
れた加圧室37には、ブロア33から供給管34を介し
て圧縮空気が供給されるようになっている。
【0066】この加圧装置36を構成する複数の形鋼3
5は、異なる曲げ剛性を有する複数種類の形鋼として構
成しており、この加圧装置36にブロア33から供給管
34を介してエアチャンバ32内に圧縮空気が供給さ
れ、加圧室37内が加圧されると、各形鋼35は膨張変
形あるいは収縮変形を起こした熱板5の表面形状に合わ
せて変形することで、熱板5上の片面段ボールシート1
及びライナ3を幅方向均一に加圧することができるよう
になっている。
5は、異なる曲げ剛性を有する複数種類の形鋼として構
成しており、この加圧装置36にブロア33から供給管
34を介してエアチャンバ32内に圧縮空気が供給さ
れ、加圧室37内が加圧されると、各形鋼35は膨張変
形あるいは収縮変形を起こした熱板5の表面形状に合わ
せて変形することで、熱板5上の片面段ボールシート1
及びライナ3を幅方向均一に加圧することができるよう
になっている。
【0067】その他の構成については、本実施形態と同
様であるため、ここではその説明を省略する。本発明の
一実施形態の変形例にかかるダブルフェーサの加圧装置
は、上述のように構成されているため、熱板5と加圧装
置36との間に搬入された片面段ボールシート1及びラ
イナ3は、熱板5により適度に加熱されながら、エアチ
ャンバ32と複数の形鋼35とによって形成された加圧
室37にブロア33から供給管34を介して供給される
圧縮空気によりエアチャンバ32に対して各形鋼35が
下方に付勢されて適度の加圧力が付加され、片面段ボー
ルシート1とライナ3とが貼り合わされて両面段ボール
シート4が形成されることになる。
様であるため、ここではその説明を省略する。本発明の
一実施形態の変形例にかかるダブルフェーサの加圧装置
は、上述のように構成されているため、熱板5と加圧装
置36との間に搬入された片面段ボールシート1及びラ
イナ3は、熱板5により適度に加熱されながら、エアチ
ャンバ32と複数の形鋼35とによって形成された加圧
室37にブロア33から供給管34を介して供給される
圧縮空気によりエアチャンバ32に対して各形鋼35が
下方に付勢されて適度の加圧力が付加され、片面段ボー
ルシート1とライナ3とが貼り合わされて両面段ボール
シート4が形成されることになる。
【0068】この場合、片面段ボールシート1及びライ
ナ3には、形鋼35の自重及びエアチャンバ32内の空
気圧による加圧力が作用し、片面段ボールシート1及び
ライナ3への加圧力は、エアチャンバ32内への圧縮空
気の供給量、即ち、エアチャンバ32内の空気圧を調整
することにより、任意に調整することができる。なお、
ダブルフェーサの作動については、上述の実施形態と同
様であるため、ここでは、その説明を省略する。
ナ3には、形鋼35の自重及びエアチャンバ32内の空
気圧による加圧力が作用し、片面段ボールシート1及び
ライナ3への加圧力は、エアチャンバ32内への圧縮空
気の供給量、即ち、エアチャンバ32内の空気圧を調整
することにより、任意に調整することができる。なお、
ダブルフェーサの作動については、上述の実施形態と同
様であるため、ここでは、その説明を省略する。
【0069】したがって、本変形例のダブルフェーサに
よれば、片面段ボールシート1及びライナ3の幅方向に
略均一に適度の加圧力を作用させることができ、且つ、
加圧力を任意に調整することができ、高い強度と平面性
の良い高品質の両面段ボールシート4を製造することが
できるという利点がある。なお、本実施形態では、シー
ト送り装置40を間隔をおいて複数配設するようにして
いるが、片面段ボールシート1及びライナ3を確実に送
り出すことができるのであれば、1つだけ配設するよう
にしてもよい。
よれば、片面段ボールシート1及びライナ3の幅方向に
略均一に適度の加圧力を作用させることができ、且つ、
加圧力を任意に調整することができ、高い強度と平面性
の良い高品質の両面段ボールシート4を製造することが
できるという利点がある。なお、本実施形態では、シー
ト送り装置40を間隔をおいて複数配設するようにして
いるが、片面段ボールシート1及びライナ3を確実に送
り出すことができるのであれば、1つだけ配設するよう
にしてもよい。
【0070】また、本実施形態では、シート送り装置4
0は両面段ボールシート4の製造開始時のみ下降させた
状態とし、製造を開始した後は、上昇させて片面段ボー
ルシート1及びライナ3に接触しないようにしている
が、シート送り装置40のローラ45によって、片面段
ボールシート1及びライナ3を押しつぶす程の圧力が作
用しないのであれば、両面段ボールシート4の製造を開
始した後でもシート送り装置40のローラ45を下降さ
せたままとし、片面段ボールシート1及びライナ3の搬
送に伴ってローラ45が連れ廻りするようにしてもよ
い。
0は両面段ボールシート4の製造開始時のみ下降させた
状態とし、製造を開始した後は、上昇させて片面段ボー
ルシート1及びライナ3に接触しないようにしている
が、シート送り装置40のローラ45によって、片面段
ボールシート1及びライナ3を押しつぶす程の圧力が作
用しないのであれば、両面段ボールシート4の製造を開
始した後でもシート送り装置40のローラ45を下降さ
せたままとし、片面段ボールシート1及びライナ3の搬
送に伴ってローラ45が連れ廻りするようにしてもよ
い。
【0071】また、本実施形態のダブルフェーサでは、
シート搬送手段として上部搬送ベルト41及び下部搬送
ベルト11を設けているが、シート搬送手段はベルト及
び押さえローラや2つの押さえローラにより構成しても
よい。また、シート搬送手段として真空吸着手段を備え
るベルト状の搬送装置を上側又は下側に設け、この真空
吸着手段により両面段ボールシートを吸着して搬送する
ようにしてもよい。
シート搬送手段として上部搬送ベルト41及び下部搬送
ベルト11を設けているが、シート搬送手段はベルト及
び押さえローラや2つの押さえローラにより構成しても
よい。また、シート搬送手段として真空吸着手段を備え
るベルト状の搬送装置を上側又は下側に設け、この真空
吸着手段により両面段ボールシートを吸着して搬送する
ようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明のダブルフェーサによれば、両面段ボールシートの
製造開始時には、片面段ボールシート及びライナの先端
部が、シート送り装置によって送られ、その下流側のシ
ート搬送装置に導入される。このため、シートの送り作
業を安全、かつ短時間に行なえるようになる。
発明のダブルフェーサによれば、両面段ボールシートの
製造開始時には、片面段ボールシート及びライナの先端
部が、シート送り装置によって送られ、その下流側のシ
ート搬送装置に導入される。このため、シートの送り作
業を安全、かつ短時間に行なえるようになる。
【0073】その後、両面段ボールシートの製造時に
は、シート送り装置は片面段ボールシート及びライナに
接触しないように離れた位置に置かれ、片面段ボールシ
ート及びライナは、その下流側のシート搬送装置により
引っ張られて搬送される。この場合、片面段ボールシー
ト及びライナには、加圧装置が直接接触して加圧され
る。
は、シート送り装置は片面段ボールシート及びライナに
接触しないように離れた位置に置かれ、片面段ボールシ
ート及びライナは、その下流側のシート搬送装置により
引っ張られて搬送される。この場合、片面段ボールシー
ト及びライナには、加圧装置が直接接触して加圧され
る。
【0074】この際、片面段ボールシートとライナとを
貼り合わせる際に、間隔をおいて配設された複数の加圧
装置の間に所定の隙間ができるため、両面段ボールシー
ト内に残る水分の抜け(蒸発)機能を向上させることが
できる。このため、片面段ボールシートとライナとの間
に塗付された糊の乾燥状態を一様にすることができ、片
面段ボールシートとライナとの接着状態を良好なものと
することができるため、両面段ボールシートの反り,歪
み変形を抑制することができ、両面段ボールシートの品
質を向上させることができるという利点がある。
貼り合わせる際に、間隔をおいて配設された複数の加圧
装置の間に所定の隙間ができるため、両面段ボールシー
ト内に残る水分の抜け(蒸発)機能を向上させることが
できる。このため、片面段ボールシートとライナとの間
に塗付された糊の乾燥状態を一様にすることができ、片
面段ボールシートとライナとの接着状態を良好なものと
することができるため、両面段ボールシートの反り,歪
み変形を抑制することができ、両面段ボールシートの品
質を向上させることができるという利点がある。
【0075】請求項2記載の本発明のダブルフェーサに
よれば、ウェイトブロックを懸吊された支持部材を昇降
駆動手段によって昇降させて、ウェイトブロックの位置
を垂直方向の任意の位置に設定することで、ウェイトブ
ロックを懸吊する弾性部材の弾性力を増減調整して、ウ
ェイトブロックによる押圧力を任意に調整できる。これ
により、片面段ボールシート及びライナを直接加圧して
も加圧力が局部的に作用することがなく、片面段ボール
シート及びライナを幅方向に均一に加圧することがで
き、高い強度と平面性の良い高品質の両面段ボールシー
トを製造することができるという利点がある。
よれば、ウェイトブロックを懸吊された支持部材を昇降
駆動手段によって昇降させて、ウェイトブロックの位置
を垂直方向の任意の位置に設定することで、ウェイトブ
ロックを懸吊する弾性部材の弾性力を増減調整して、ウ
ェイトブロックによる押圧力を任意に調整できる。これ
により、片面段ボールシート及びライナを直接加圧して
も加圧力が局部的に作用することがなく、片面段ボール
シート及びライナを幅方向に均一に加圧することがで
き、高い強度と平面性の良い高品質の両面段ボールシー
トを製造することができるという利点がある。
【0076】請求項3記載の本発明のダブルフェーサに
よれば、片面段ボールシート及びライナに作用する加圧
力を、チャンバ内の圧力を調整することにより、任意に
調整することができる。これにより、片面段ボールシー
ト及びライナを直接加圧しても加圧力が局部的に作用す
ることがなく、片面段ボールシート及びライナの幅方向
に略均一に適度の加圧力を作用させることができ、高い
強度と平面性の良い高品質の両面段ボールシートを製造
することができるという利点がある。
よれば、片面段ボールシート及びライナに作用する加圧
力を、チャンバ内の圧力を調整することにより、任意に
調整することができる。これにより、片面段ボールシー
ト及びライナを直接加圧しても加圧力が局部的に作用す
ることがなく、片面段ボールシート及びライナの幅方向
に略均一に適度の加圧力を作用させることができ、高い
強度と平面性の良い高品質の両面段ボールシートを製造
することができるという利点がある。
【図1】本発明の一実施形態にかかるダブルフェーサの
全体構成を模式的に示す側面図である。
全体構成を模式的に示す側面図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかるダブルフェーサの
シート送り装置を模式的に示す正面図であり、図1のA
−A矢視断面図である。
シート送り装置を模式的に示す正面図であり、図1のA
−A矢視断面図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかるダブルフェーサの
シート送り装置を示す模式図であり、図2のB部拡大図
である。
シート送り装置を示す模式図であり、図2のB部拡大図
である。
【図4】本発明の一実施形態にかかるダブルフェーサに
おけるシート送り装置のレバーを模式的に示す側面図で
あり、図3のD矢視図である。
おけるシート送り装置のレバーを模式的に示す側面図で
あり、図3のD矢視図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかるダブルフェーサに
おける加圧装置を模式的に示す正面図であり、図6のC
−C矢視断面図である。
おける加圧装置を模式的に示す正面図であり、図6のC
−C矢視断面図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかるダブルフェーサに
おける加圧装置を模式的に示す側面図である。
おける加圧装置を模式的に示す側面図である。
【図7】本発明の一実施形態の変形例にかかるダブルフ
ェーサにおける加圧装置を模式的に示す側面図である。
ェーサにおける加圧装置を模式的に示す側面図である。
【図8】本発明の一実施形態の変形例にかかるダブルフ
ェーサにおける加圧装置を模式的に示す平面図である。
ェーサにおける加圧装置を模式的に示す平面図である。
【図9】従来のダブルフェーサを模式的に示す側面図で
ある。
ある。
1 片面段ボールシート 2 ダブルフェーサ 3 ライナ 4 両面段ボールシート 5 熱板(加熱部材) 7 支柱 9 ヒーティングパート 10 クーリングパート 11 下部搬送ベルト(シート搬送装置) 12,13 加圧部 12a,13a ローラ 14,15,16,17 ドラム 20 メインフレーム 21 架台フレーム 22a,22b 可動フレーム 22c 係止部 23 加圧ボックス 24 昇降駆動手段 24a エアシリンダ 25 昇降プレート(支持部材) 26 バネ(弾性部材) 27 ウェイトブロック 28 コンプレッサ 29 レギュレータ 30 加圧装置 31 リフト装置 32 エアチャンバ(チャンバ) 33 ブロア 34 供給管 35 形鋼(板状体) 36 加圧装置 37 加圧室 40 シート送り装置 41 上部搬送ベルト(シート搬送装置) 42 軸 42a 端部 43 アーム 43a アームの一端部 43b アームの他端部 44 回転軸 44a 回転軸の端部 45 ローラ 46,47 スプロケット 48 モータ 48a モータの回転軸 49 レバー 49a 上部突起部 49b 下部突起部 50 エアシリンダ 50a エアシリンダのロッド 51 引張バネ 60 ピン 61 溝型横梁 62a,62b 側壁 63 ロッド 64 配管 65 電磁弁 66a 前壁 66b 後壁 67 ワイヤ
Claims (3)
- 【請求項1】 片面段ボールシートとライナとを貼り合
わせて両面段ボールシートを形成するダブルフェーサに
おいて、 該両面段ボールシートの搬送方向に沿って複数並設され
る加熱部材と、 該加熱部材に対向するように設けられ、該両面段ボール
シートを該加熱部材に押し付ける加圧装置と、 該両面段ボールシートを送り出すシート送り装置と、 該加熱部材の下流側に配置され、該両面段ボールシート
を搬送するシート搬送装置とを備え、 該加圧装置が、該両面段ボールシートの搬送方向に沿っ
て間隔をおいて複数並設されることを特徴とする、ダブ
ルフェーサ。 - 【請求項2】 該加圧装置が、搬送方向に対して垂直な
横方向に延びるように配設された支持部材と、該支持部
材に弾性部材を介して懸吊され並列に備えられた複数の
ウェイトブロックと、該支持部材を昇降駆動する昇降駆
動手段とを備えて構成されることを特徴とする、請求項
1記載のダブルフェーサ。 - 【請求項3】 該加圧装置が、該両面段ボールシートの
搬送方向に沿って複数並設されてそれぞれ形鋼によって
構成された板状体と、該複数の板状体に対向するように
設けられるチャンバとを備えて構成されることを特徴と
する、請求項1記載のダブルフェーサ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9053088A JPH10244607A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | ダブルフェーサ |
US09/022,494 US5993587A (en) | 1997-03-07 | 1998-02-12 | Double facer with threading means |
AU56463/98A AU701604B2 (en) | 1997-03-07 | 1998-03-04 | Double facer |
KR1019980007408A KR100275614B1 (ko) | 1997-03-07 | 1998-03-06 | 더블 페이서 |
EP98104026A EP0862989A1 (en) | 1997-03-07 | 1998-03-06 | Double facer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9053088A JPH10244607A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | ダブルフェーサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10244607A true JPH10244607A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12933037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9053088A Withdrawn JPH10244607A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | ダブルフェーサ |
Country Status (5)
Country | Link |
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EP (1) | EP0862989A1 (ja) |
JP (1) | JPH10244607A (ja) |
KR (1) | KR100275614B1 (ja) |
AU (1) | AU701604B2 (ja) |
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JP2015085665A (ja) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | 三菱重工印刷紙工機械株式会社 | 両面段ボールシート反り防止装置および方法ならびに両面段ボールシート製造装置 |
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-
1998
- 1998-02-12 US US09/022,494 patent/US5993587A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1998-03-06 KR KR1019980007408A patent/KR100275614B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-03-06 EP EP98104026A patent/EP0862989A1/en not_active Withdrawn
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---|---|
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AU5646398A (en) | 1998-09-10 |
AU701604B2 (en) | 1999-02-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |