JPH0627028A - 表面状態検査装置 - Google Patents

表面状態検査装置

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JPH0627028A
JPH0627028A JP4204495A JP20449592A JPH0627028A JP H0627028 A JPH0627028 A JP H0627028A JP 4204495 A JP4204495 A JP 4204495A JP 20449592 A JP20449592 A JP 20449592A JP H0627028 A JPH0627028 A JP H0627028A
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    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レチクル面上に付着したゴミや埃等の異物の
有無を回路パターンと弁別して検出することができる表
面状態検査装置を得ること。 【構成】 光源手段からの光束で回路パターンが形成さ
れた検査面上を光走査したときに生じる光束を利用して
検出手段により、該検査面上の表面状態を検査する際、
該検出手段は該検査面に対して該光束の正反射方向以外
に配置した検出光学系と該検出光学系からの信号を処理
する信号処理系とを有しており、該検出光学系は受光レ
ンズと開口絞りそして該開口絞り面又はそれと共役な面
に設けた複数の受光素子より成る受光部とを有してお
り、該信号処理系は該受光部からの出力信号の積算値と
比較値とから該検査面上の異物と回路パターンとを弁別
する弁別回路とを有していること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面状態検査装置に関
し、特に半導体製造装置で使用される回路パターンが形
成されているレチクルやフォトマスク等の基板上のパタ
ーン欠陥やゴミや埃等の異物又は/及び基板にペリクル
保護膜を装着したときのペリクル保護膜面上に異物が付
着していたときに、これらの異物を精度良く検出する表
面状態検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にIC製造工程においてはレチクル
又はフォトマスク等の基板上に形成されている露光用の
回路パターンを半導体焼付け装置(ステッパー又はマス
クアライナー)によりレジストが塗布されたウエハ面上
に転写して製造している。
【0003】この際、基板面上にパターン欠陥やゴミ等
の異物が存在すると転写する際、異物も同時に転写され
てしまいIC製造の歩留りを低下させる原因となってく
る。
【0004】特にレチクルを使用し、ステップアンドリ
ピート方法により繰り返してウエハ面上に回路パターン
を焼付ける場合、レチクル面上に有害な1個の異物が存
在していると該異物がウエハ全面に焼付けられてしまい
IC製造の歩留りを大きく低下させる原因となってく
る。
【0005】その為、IC製造工程においては基板上の
異物の存在を検出するのが不可欠となっており、従来よ
り種々の検査方法が提案されている。一般には異物が等
方的に光を散乱する性質を利用する方法が多く用いられ
ている。
【0006】図13は従来の表面状態検査装置(第1従
来例)の要部概略図である。
【0007】同図において、レーザー1から発したビー
ム1aはピンホール2を介してビームエキスパンダー3
でビーム径を拡大しつつ、平行ビームに変換し、ポリゴ
ンミラー4に入射する。ポリゴンミラー4で反射後、ビ
ームは走査レンズ5によりレチクル6上に集光してい
る。そしてポリゴンミラー4の回転によってレチクル6
上を紙面と直交する方向に走査している。レチクル6は
これと同期して紙面内を矢印S1 の方向に移動し、これ
によりレチクル6の全面を光走査している。
【0008】ビームがレチクル6のパターン欠陥やゴミ
や埃等の異物に当たると、該異物から散乱光が発生す
る。受光レンズ7は該異物からの散乱光を集光してい
る。
【0009】この受光レンズ7はレチクル6上のビーム
走査線を視野とし、開口絞り8で受光光量を制限する。
開口絞り8を通過した散乱光は結像レンズ9により視野
絞り10面上に結像している。視野絞り10はスリット
状開口を有しており、信号光以外のフレアー光等を遮光
し、ビーム走査線からの散乱光だけを通過させ、集光レ
ンズ11を介して受光部12に導光し、これにより異物
からの散乱光を検出している。
【0010】一般にレチクル6面上の回路パターンから
のパターン回折光は直接反射光(正反射光)ないしは直
接透過光の近くが強く、これから遠ざかるほど弱くなっ
ていく。これに対して異物からの散乱光はパターン回折
光ほど、方向依存性が強くなく、一般的に全方向に等方
的に散乱する。
【0011】この為、同図においてビーム1aはレチク
ル6に対して斜入射し、検出系BDをその光軸が異物か
らの後方散乱光を検出するように直接反射光以外の領域
に傾けて配置している。そして検出系BDで得られた信
号を用いてレチクル6面上の異物の有無を検出してい
る。
【0012】この他の表面状態検査装置として、例えば
特開昭59−61762号公報(第2従来例)ではレチ
クルにビームを入射させ走査し、異なる複数の方向から
複数の検出系で同時にレチクル面からの散乱光を受光し
ている。そして各検出系で得られた信号を比較してそれ
らが等しい場合にはゴミ等の異物と判断し、逆に出力差
が大きい場合には回路パターンからのパターン回折光で
あると判断している。
【0013】この他、図18に示す表面状態検査装置
(第3従来例)ではレチクル54にレーザー51からの
ビームを振動ミラー53を介して垂直入射させ、その直
接透過光のごく近傍で、これを中心に受光レンズ55、
振動ミラー56、結像レンズ57で集光し、絞り58を
介して集光レンズ59で集光して複数の検出器66で検
出している。そしてこれら複数の検出器66からの信号
を利用してレチクル面54の表面状態を検査している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体チップの
微細化が進み、これを製造する為のレチクルにも、更に
精密性が求められてきている。この為、このようなレチ
クル面上の異物の検査装置にもより高い検査能力が求め
られている。
【0015】特に最近では集積度を高める為に従来用い
られなかった方向性の回路パターンが用いられるように
なり、又半導体チップの大型化に伴い表面状態の検査領
域が拡大してきている。
【0016】図2は実工程に存在するレチクル面上の回
路パターンの方向性を示す説明図である。従来の回路パ
ターンはパターン方向がX軸を基準としたとき90度方
向のパターンA、0度方向のパターンB、45度方向の
パターンCが主であった。第1従来例の図13の装置で
は、これらの回路パターンのうちのパターン回折光を比
較的強く受光し得るのはパターンAである。
【0017】図14にパターンAを用いたときの図13
の光路を展開したときの一部分を示す。同図は投光系と
受光系の近軸関係を分かりやすくする為に投光系と受光
系とを直線上に図示している。
【0018】図15には検出系BDの開口絞り8面上に
微弱ながらパターン回折光SPOが一次元の点列となって
現れている状態を示している。パターン回折光の1個の
大きさのうち入射断面方向の径Φs はビームを静止させ
たとき、ビーム径内に照射される繰り返しパターンの線
巾とピッチ数、検査ビームの波長及び受光レンズ7の焦
点距離fdに依存する。これに対してビームのスキャン
方向のパターン回折光の径Φm は入射ビームの開口数と
受光レンズ7の焦点距離fdの積で決定される。
【0019】従ってレチクル上のスキャン中央(PO)に
パターンAがある場合は図16に示すような遮光板13
を開口絞り8の前面に配置すればこのパターン回折光S
POは遮断できる。
【0020】しかしながらこのような遮光板13で開口
絞り8を制限した場合、次のような問題点があった。
【0021】(1−イ)レチクルがメカニカルな位置決
め誤差により水平面内でθ回転した状態で検査されると
パターン回折光SPOはこのθ誤差と焦点距離fdとの積
で決定される量だけ開口絞り8上で横ズレを起こす。
(厳密にこの関係が成立するのは開口絞り8が受光レン
ズ7の後ろ側焦点位置に置かれたときだけであるが、そ
うでなくとも近似的にこの関係が成立し得る。)その結
果パターン回折光が遮光板13を通過して受光部12で
誤検知される。
【0022】(1−ロ)回路パターンがビーム走査域の
周辺部に配されている時(図14中PL )、開口絞り8
上でのパターン回折光SPLは中央部からのパターン回折
光SPOに対して横ズレする。
【0023】これは一般に入射系と受光系の瞳合わせ精
度が不充分な場合生じる。一次近似ではポリゴンミラー
4の反射点PR と開口絞り8の中心点Pf とが共役関係
になっていれば、このような横ズレは生ぜず、パターン
回折光SPLとSPOは絞り上で一致する。これが瞳合わせ
の成立するときである。
【0024】ところが、実際にこの関係に保つような調
整は精度を要し、残存成分が残る。例えば、図中の点P
f ′が点PR の共役点となっていれば図から明らかなよ
うにパターン回折光SPLは開口絞り8上で横ズレし、遮
光板13を通過してしまう。
【0025】又、たとえ点Pf ′が近軸的に理想的な位
置にあったとしても、受光レンズ7の収差によって遮光
板13を通過してしまう場合がある。又、ポリゴンミラ
ーの反射点自体は正確に言えば回転に伴って横ズレを起
こし、この横ズレが遮光板13上でのズレに対応する。
この事実も調整を困難としている一要因である。
【0026】一般に瞳合わせをしようとすると、走査レ
ンズ5か受光レンズ7のいずれかが大口径となる。図1
4では受光レンズ7が大口径となっている。
【0027】受光レンズ7が大口径であることは収差補
正が困難なことを示し、これに対して多数のレンズを用
いると複雑化及び大型化してくる。特別の場合として受
光レンズ7がテレセントリックの状態(主光線が光軸に
平行となる状態)がある。この場合、点PR は走査レン
ズ5の前側焦点位置にあり、点Pf は受光レンズ7の後
側焦点距離におかれる。
【0028】(1−ハ)半導体チップの集積度が高まる
につれて0°、90°、45°方向以外の回路パターン
も用いられている。図2の回路パターンDは回路パター
ンAに対して角度θだけわずかに回転している。このよ
うな回路パターンの回折光SPOは図17で示すように開
口絞り8上で横ズレと回転とを伴って現れる。
【0029】ちなみにこのパターン回折光を外挿にZ軸
(入射断面内)と交わる点Oは直接光の位置である。前
述の(1−ロ)で述べた瞳合わせの困難さから同じパタ
ーンがレチクルの点PL に位置する時のパターン回折光
PLは更に横ズレし、遮光板13を通過してしまう。
【0030】(1−ニ)上述の欠点を補おうとして遮光
板13を広げていくと同時に、異物からの散乱光も遮光
してしまい最終的にS/N比が悪化してくる。
【0031】一方、第2従来例の表面状態検査装置では
ゴミからの散乱光が全空間に渡って等方的であると仮定
しているけれども実際のゴミは必ずしもそうではない。
散乱異方性のあるゴミは、例えば人間の髪の毛はこの方
式だと回路パターンと判断され見落とされてしまう。又
一方、ビーム径内に種々の方向性の回路パターンが密集
した所では検出器の出力が等しくなり、ゴミと誤検知し
てしまうという問題点がある。
【0032】又、第3従来例の表面状態検査装置では直
接光の周辺領域はパターン回折光が圧倒的に強い為、回
路パターン同志の形状識別には有効であるが、異物の微
弱信号を回路パターンと同じレベルで検知することは困
難である。この構成で敢えて異物からの信号を上げる為
には検査ビーム系を最小パターン寸法近く迄(5μm以
下)絞る必要が生じる。
【0033】しかしながらこのようにすると検査時間が
大幅に増大するという問題点が生じてくる。
【0034】本発明はレチクル面上へのビームの入射条
件やレチクル面から生じる散乱光を受光する検出光学
系、そして検出光学系からの信号を処理する信号処理系
等の各要素を適切に設定することにより、レチクル面上
のパターン欠陥やゴミや埃等の異物を回路パターンと弁
別して高精度に検出することができる表面状態検査装置
の提供を目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明はレチクル上に回
路パターンと異物(ゴミや埃やパターン欠陥等)とが共
存している時、回路パターンからのパターン回折光は回
路パターンの線巾や検査ビームの入射NA、ビーム径そ
して受光レンズの焦点距離等に依存する非常に局在した
空間分布をするのに対し異物からの散乱光は比較的均一
な空間分布をとることを利用している。特にこの傾向は
微小空間に限定すれば一段と顕著である。
【0036】そこで本発明では直接光から離れてパター
ン回折光の弱い空間に検出光学系を設けている。そして
同時に弱まった異物散乱光をできるだけ増やす為に受光
光束の開き角が設計上許されるだけ大きく、具体的には
入射ビームの開き角より大きくなる様に受光絞りを設け
ている。
【0037】このとき検出光学系の瞳面上に入射してく
る散乱光を分割センサーや複数の受光素子より成る受光
部で受光し、その積算光量と比較光量とを検知してい
る。パターン回折光の場合は積算光量が強くても、その
分布が局在している為に受光素子(センサー)間の光量
差が大きく検知されるのに対し、異物からの散乱光は検
出光学系の瞳面のように小さく限られた領域では均一分
布とみなされ受光素子間の光量差は小さくなる。
【0038】本発明はこの性質を利用してレチクル面上
の異物を回路パターンと弁別して高い検出分解能で検出
している。
【0039】本発明の具体的な構成としては、光源手段
からの光束で回路パターンが形成された検査面上を光走
査したときに生じる光束を利用して検出手段により、該
検査面上の表面状態を検査する際、該検出手段は該検査
面に対して該光束の正反射方向以外に配置した検出光学
系と該検出光学系からの信号を処理する信号処理系とを
有しており、該検出光学系は受光レンズと開口絞りそし
て該開口絞り面又はそれと共役な面に設けた複数の受光
素子より成る受光部とを有しており、該信号処理系は該
受光部からの出力信号の積算値と比較値とから該検査面
上の異物と回路パターンとを弁別する弁別回路とを有し
ていることを特徴としている。
【0040】特に、前記受光部の複数の受光素子は前記
受光レンズの光軸を含み、前記検査面に直交する平面に
対して対称に設けられていることを特徴としている。
【0041】
【実施例】図1は本発明の実施例1の要部概略図、図
2,図3,図4は図1の一部分の説明図である。
【0042】図1において、光源手段としてのレーザー
1から発したビーム1aはピンホール2を介してビーム
エキスパンダー3でビーム径を拡大しつつ、平行ビーム
に変換し、ポリゴンミラー4に入射している。ポリゴン
ミラー4で反射後、ビームは走査レンズ5により回路パ
ターンが形成されている検査面としてのレチクル6上に
集光している。そしてポリゴンミラー4の回転によって
レチクル6上を紙面と直交する方向に走査している。レ
チクル6はこれと同期して紙面内を矢印S1 の方向に移
動し、これによりレチクル6の全面を光走査している。
ビーム1aがレチクル6のパターン欠陥やゴミや埃等の
異物X1に当たると、該異物X1から散乱光が発生す
る。
【0043】101は検出光学系であり、レチクル6面
上の異物X1からの散乱光を受光している。検出光学系
101はその光軸101aがレチクル6に対してビーム
1aの正反射(直接光)方向以外の領域に位置するよう
に配置している。
【0044】102は信号処理系であり、検出光学系1
01からの信号を用いて後述するようにレチクル1面上
の異物X1を回路パターンと弁別して検出している。検
出光学系101と信号処理系102は検出手段の一要素
を構成している。
【0045】次に本実施例の検出光学系101の各要素
について説明する。
【0046】受光レンズ7は異物X1からの散乱光を集
光し、開口絞り8に導光している。受光レンズ7はレチ
クル6上のビーム走査線Sa(図2)を視野としてい
る。開口絞り8は受光光量を制限している。開口絞り8
を通過した散乱光は結像レンズ9により視野絞り10面
上に結像している。視野絞り10はスリット状開口を有
しており、ビーム走査線からの散乱光だけを通過させ、
集光レンズ11を介して受光部12に導光している。開
口絞り8は結像レンズ9と集光レンズ11を介して受光
部12と略共役関係となっている。受光部12は分割セ
ンサー又は複数の受光素子より成っている。
【0047】本実施例では受光部12は2つの受光素子
L,Rを受光レンズ7の光軸(検出光学系101の光軸
101aと同じ)を含み、レチクル6に直交する平面に
対して対称に設けている。受光部12は複数のフォトマ
ルやフォトダイオード、位置センサー、CCD素子等が
適用可能である。13は遮光板であり、開口絞り8と略
共役な受光部12面上に設けている。
【0048】尚、本実施例において開口絞り8の位置に
遮光板13と受光部12を設けてもよい。
【0049】図3(A),(B),(C)は受光部12
の2つの受光素子L,Rと遮光板13との位置関係及び
散乱光SGとパターン回折光SPとを示している。図3
(A)はレチクル6面上の異物X1からの散乱光SG
受光部12の2つの受光素子L1,R面上に均一に分散
して入射している様子を示している。このとき2つの受
光素子L,Rからの信号出力差は0となる。
【0050】図2は実工程に存在するレチクル面上の回
路パターンの説明図である。同図ではパターン方向がX
軸を基準としたとき90度方向のパターンA、0度方向
のパターンB、45度方向のパターンC、そして任意の
角度θのパターンDを示している。これらの各パターン
をレチクル6面上に設けてビーム1aで矢印Sa方向に
走査したときにレチクル6面からパターン回折光が生じ
る。このうち検出光学系101に入射し、その受光部1
2に到達するのはパターンAを光走査したときである。
【0051】図3(B)においてSP はこのときの受光
部12面上に入射するパターン回折光を示している。
【0052】本実施例では受光部12の受光開口12a
をビームの入射開口よりも大きく設定している為にパタ
ーン回折光SP は受光開口12a面上で局所的に入射す
る。パターン回折光SP は2つの受光素子L,Rの両側
に対称に分布するので遮光板13がないときの2つの受
光素子L,Rからの出力信号差は0となる。即ち受光部
12の2つの受光素子L,Rからの出力信号差からでは
異物からの散乱光か回路パターンからのパターン回折光
であるか区別がつかない。
【0053】そこで本実施例では受光部12の前面に遮
光板13を設けて、主にパターン回折光SP を遮光し、
受光部12に入射するのを防止している。
【0054】遮光板13はZ方向に延びた帯状とし、異
物からの散乱光SG をなるべく透過させ、パターン回折
光SP の大部分を遮光するようにしている。本実施例で
はこれによりS/N比(異物からの散乱光/パターン回
折光比)を高くし、異物の検出精度を向上させている。
【0055】又、レチクル6が所定位置から角度誤差
(θ誤差)を起こし、θ度ずれたとき又は瞳合わせが不
充分なときには走査周辺部からのパターン回折光SP
図3(C)に示すように横ズレする。このとき遮光板1
3ではパターン回折光SP は遮光することができず、受
光部12(同図では受光素子L)に入射してくる。
【0056】そこで本実施例では2つの受光素子L,R
からの信号を信号処理系102で処理し、異物からの散
乱光と回路パターンからのパターン回折光とを弁別して
いる。
【0057】次に本実施例の信号処理系102について
説明する。図4は本実施例の信号処理系102の要部ブ
ロック図である。
【0058】図4において受光部12面上の各領域(受
光素子L,R)に入射したパターン回折光、又は異物か
らの散乱光(jL ,jR )は受光部12とアンプ20
(20L,20R)を経た後、増巾された電圧(VL
R )となって出力される。これらの電気信号VL,VR
は分岐されて加算器24と比較器22に入力される。加
算器24は電気的にVL +VR を求め、これを予め設定
された基準信号発生器25からの電圧値VA と比較す
る。加算器24はVL +VR ≧VA ならば信号θAとし
てHighを出力する。
【0059】一方、比較器22は
【0060】
【数1】 を求め、これを基準信号発生器23から得られる一定値
C と比較する。
【0061】RC の値としては、完全に均一な散乱分布
の場合にはVL =VR だから、RC=0となる。
【0062】しかしながら実際には、受光部12の感度
や光学系の特性等からある程度の非対称性も許容するの
で0<RC <1の間で0に近い値に設定している。そし
て比較器22は、
【0063】
【数2】 ならば信号θC としてHighを出力する。
【0064】判定回路26は加算器24からの信号θA
と比較器22からの信号θC の論理積
【0065】
【数3】 を求めている。そして図5を参照して異物と回路パター
ンとの弁別を行っている。
【0066】図5はレチクル6面上の異物の有無や回路
パターンの有無等の各状態における各要素(アンプ20
L,20R、加算器24、比較器22、判定回路26)
からの出力信号と判定方法を示している。
【0067】出力信号θA ,θC がHighのときを
1、Lowのときを0としている。レチクル6面上に異
物がないときのアンプ20L,20Rからの出力信号V
L ,V R は各々0であり、異物があるときは各々V0
なる。又、回路パターン1(2)は受光素子R(L)か
らの出力信号のみがあるパターン状態を示している。図
5に示すように論理積θJ が1のとき、レチクル6面上
に異物があると判定している。
【0068】本実施例ではこのように、判定回路26か
らの出力信号を利用してレチクル6面上の異物の有無を
回路パターンと弁別して検出している。
【0069】尚、本実施例では受光部12として入射断
面に対して対称に配列した2分割センサーの場合を示し
たが、例えば図6(A)に示す4つの受光素子(L1
2,R1 ,R2 )より成る4分割センサー、図6
(B)に示す同心円状の複数の受光素子(Q1 ,Q2
3 ,Q4 )より成る分割センサー、図6(C)に示す
放射状の複数の受光素子(T1 〜T8 )より成る分割セ
ンサー等が適用可能である。尚、図6(A)でSP はコ
ンタクトホール列の回折パターンを示している。
【0070】図1においてレチクル6に対し、ビーム1
aは斜入射し、検出光学系も後方散乱を拾う配置をとっ
ているが、本発明の有効な範囲としては直接光(正反射
光)の到達しない領域ならばどこでも良い。例えばビー
ムを垂直に入射し、検出光学系を斜めに設ける配置でも
良いし、これと逆でも良い。又、図1において検出光学
系を前方側に倒して配置しても良い。
【0071】本実施例では直接光の到達しない領域を作
り出す構成によってパターン回折光を低減し、その分ビ
ーム径を太くし、これによりレチクルの移動を早め検査
時間の大幅な短縮化を計っている。
【0072】図7は本発明の実施例2に係るレチクル6
面上の概略図である。本実施例で用いる光学系は図1と
同じである。
【0073】本実施例は図1の実施例に比べてレチクル
6を水平面内でθ1 度だけ回動した点が異なっており、
その他の構成は同じである。本実施例ではレチクル6面
上の回路パターンA,B,Cからのパターン回折光は検
出光学系101に入射しない。
【0074】しかしながら、例えば回路パターンDの角
度θをθ=15度、レチクル6の角度誤差、θ1 をθ1
=15度としたときは回路パターンDからのパターン回
折光が検出光学系101に入射してくる場合がある。こ
のとき受光部12面上には図8に示すようなパターン回
折光の回折光分布SP ′が形成される。
【0075】図8ではパターン回折光がビーム走査の中
央に位置し、レチクルの角度誤差がないときには回折光
分布SP ′はZ軸に対称に近くなるが、実際には種々の
理由で対称とならない。
【0076】それは実工程のレチクル6は現在殆どが電
子ビームで描画されている。そしてこれは0.2μm×
0.2μm〜0.5μm×0.5μmの矩形状ビームを
2次元的に直交する二方向に走査させて形成している。
この為、パターンA,B以外の回路パターンDの場合、
図9に示すように回路パターンDのエッヂに微細なデジ
タル誤差が残っている。これに検査ビームをあてるとそ
れより生じる回折光は必ずしも入射断面内に生じない
(図8の回折光SPa ′)。
【0077】そこで本実施例では図4に示す信号処理系
102を用いることにより、前述と同様にして異物と回
路パターンの弁別を行い、レチクル面上の異物の有無を
高精度に検出している。
【0078】尚、本実施例においては図1の実施例1と
同様に受光部12の前方に遮光板13を設けて構成して
も良い。
【0079】図10は本発明の実施例3の一部分の概略
図、図11は図10のX−Z面内の説明図である。
【0080】本実施例は図1の実施例1に比べてレチク
ル6面上に偏光したビームを入射させ、レチクル6面か
らの所定の偏光状態の散乱光を検出光学系101で検出
している点、及び検出光学系101の一部が少し異なっ
ており、その他の構成は略同じである。
【0081】本実施例ではレチクル6を矢印S2 の下方
からS偏光のビームで矢印Sa方向に光走査している。
レチクル6から生じる側方散乱光はP偏光透過の偏光フ
ィルター40と開口絞り41を介して受光レンズ7aで
集光している。
【0082】受光レンズ7aは走査線Saを、所謂シャ
インプルーフの条件を満足して視野絞り42面上に結像
している。この視野絞り42を通過した光束を集光レン
ズ43で分割センサーより成る受光部12に導光してい
る。開口絞り41は受光レンズ7aと集光レンズ43と
を介して受光部12と略共役関係となっている。そして
受光部12からの信号を利用してレチクル6面上の異物
の有無を検出している。
【0083】本実施例においてもレチクル6面上の回路
パターンの方向性によっては受光部12面上でパターン
回折光が非対称に分布する場合がある。このような場合
にも前述の図4に示した信号処理系102を用いること
により、同様にして異物と回路パターンの弁別を行い、
レチクル面上の異物を高精度に検出している。
【0084】図12は本発明の実施例4の要部概略図で
ある。
【0085】本実施例ではレチクル6に対して下方の矢
印S2 に示す方向からビームを入射させて光走査してい
る。そしてレチクル6面上の異物からの散乱光と回路パ
ターンからのパターン回折光とを全く異なる二方向から
各々検出光学系101b1,101b2で受光してい
る。
【0086】検出光学系101b1(101b2)は受
光レンズ7b1(7b2)と2つの受光素子L,R
(L′,R′)より成る受光部12b1(12b2)と
を有している。尚、受光部12b1(12b2)の位置
は図1の開口絞り8の位置に対応している。
【0087】従来の表面状態検査装置では異物からの散
乱光は各方向に均等に散乱されるのに対してパターン回
折光は異方性だから、どちらか一方にしか生じないと
し、単一の受光素子より成る2つの検出系より得られる
信号を比較して異物と回路パターンの弁別を行ってい
た。
【0088】しかしながら従来の表面状態検査装置では
図12に示したように回路パターンが1ビーム径内で複
数方向で構成されている場合には、両方の検出系が同時
に回折光を検知してしまい異物と誤検知してしまう。
【0089】そこで本実施例では検出光学系101b
1,101b2のうち少なくとも一方の検出光学系を複
数の受光素子より成る分割センサーより構成している。
(同図では双方の検出光学系101b1,101b2を
分割センサーより構成している。)複数の方向性を有す
る複合パターンEからのパターン回折光の回折光分布は
必ずしも受光光軸に対して対称分布していない。この
為、受光部面上にはパターン回折光の非対称な回折光分
布ができる。図12においてSP ,SP ′はパターン回
折光を示している。
【0090】本実施例ではこのときの回折光分布を利用
して前述と同様にして異物と回折パターンの弁別を行っ
ている。又、異物からの散乱光についても全く異なる二
方向に均等に生じるとは限らない。異方性の異物の場合
でも本実施例によれば少なくとも一方の検出光学系に散
乱光が入射すれば受光部面上で回折光分布の均一性がパ
ターン回折光よりも充分高いので、これより異物の有無
を高精度に検出している。
【0091】尚、本実施例では検査面としてレチクル面
の他に防塵用のペリクル膜面を設けたレチクルやマスク
に対しても同様に適用可能である。
【0092】又、上述してきた受光部としての分割セン
サー、或は複数個のセンサーは全て受光光軸に対称に配
されていたが、必ずしもこの必要はない。特定のパター
ンに対して最も効果的に出力差が得られるような分割を
行うようなものであれば本発明は適用可能である。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば以上のようにレチクル面
上へのビームの入射条件やレチクル面から生じる散乱光
を受光する検出光学系、そして検出光学系からの信号を
処理する信号処理系等の各要素を適切に設定することに
より、レチクル面上のパターン欠陥やゴミや埃等の異物
を回路パターンと弁別して高精度に検出することができ
る表面状態検査装置を達成することができる。
【0094】特に、本発明によれば (2−イ)基本的に1つの検出光学系で散乱光を捕獲で
きるので、光学系を小型で、安価に構成できる。
【0095】(2−ロ)レチクルのθセット誤差によっ
て生じるパターンの誤検知をなくせる。
【0096】(2−ハ)光学系の瞳合わせをしなくても
レチクル全面に渡って同じ精度で回路パターンと異物の
弁別を行なえる。その結果、光学系を小型化できる。
【0097】(2−ニ)レチクル上のあらゆる方向性の
ある回路パターンも異物と弁別できる。又、特定の回路
パターンピッチに左右されることなく、あらゆる線巾に
対して1つの光学配置で高い弁別能力が得られる。
【0098】(2−ホ)異物と回路パターンの弁別精度
が上がるので、その分異物の検出分解能を上げられる。
特に、異物が完全な等方散乱性でなくても見落とすこと
がない。
【0099】(2−ヘ)基本的に受光角を広げてその中
での信号弁別を行うので、散乱光量を増加でき、微小異
物の検出率を上げられる。
【0100】(2−ト)以上の効果により、検査の信頼
性が格段に上がる。
【0101】(2−チ)より高精度な検査方式の導入に
よって不良チップの発生を未然に防ぐことができ、歩留
を向上できる。等の効果を有した表面状態検査装置を達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の要部概略図
【図2】 図1の一部分の説明図
【図3】 図1の一部分の説明図
【図4】 図1の一部分の説明図
【図5】 図4の各回路より出力される信号の説明図
【図6】 図1の受光部の他の実施例の説明図
【図7】 本発明の実施例2に係るレチクル面上の回
路パターンの説明図
【図8】 本発明の実施例2のパターン回折光の説明
【図9】 本発明の実施例2の回路パターンの説明図
【図10】 本発明の実施例3の一部分の要部概略図
【図11】 図10のX−Z面内の説明図
【図12】 本発明の実施例4の要部概略図
【図13】 従来の表面状態検査装置の要部概略図
【図14】 図13の一部分の光路展開図
【図15】 図13の一部分の説明図
【図16】 図13の一部分の説明図
【図17】 図13の一部分の説明図
【図18】 従来の表面状態検査装置の要部概略図
【符号の説明】
1 光源手段(レーザー) 2 ピンホール 3 ビームエクスパンダー 4 ポリゴンミラー 5 走査レンズ 6 レチクル 7 受光レンズ 8 開口絞り 9 結像レンズ 10 視野絞り 11 集光レンズ 12 受光部 13 遮光部 20 アンプ 22 比較器 23,25 基準信号発生器 24 加算器 26 判定回路 101 検出光学系 102 信号処理系

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源手段からの光束で回路パターンが形
    成された検査面上を光走査したときに生じる光束を利用
    して検出手段により、該検査面上の表面状態を検査する
    際、該検出手段は該検査面に対して該光束の正反射方向
    以外に配置した検出光学系と該検出光学系からの信号を
    処理する信号処理系とを有しており、該検出光学系は受
    光レンズと開口絞りそして該開口絞り面又はそれと共役
    な面に設けた複数の受光素子より成る受光部とを有して
    おり、該信号処理系は該受光部からの出力信号の積算値
    と比較値とから該検査面上の異物と回路パターンとを弁
    別する弁別回路とを有していることを特徴とする表面状
    態検査装置。
  2. 【請求項2】 前記受光部の複数の受光素子は前記受光
    レンズの光軸を含み、前記検査面に直交する平面に対し
    て対称に設けられていることを特徴とする請求項1の表
    面状態検査装置。
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