JPH0626930Y2 - クリーニング装置 - Google Patents
クリーニング装置Info
- Publication number
- JPH0626930Y2 JPH0626930Y2 JP1986180129U JP18012986U JPH0626930Y2 JP H0626930 Y2 JPH0626930 Y2 JP H0626930Y2 JP 1986180129 U JP1986180129 U JP 1986180129U JP 18012986 U JP18012986 U JP 18012986U JP H0626930 Y2 JPH0626930 Y2 JP H0626930Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- cleaning blade
- cleaning device
- container
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cleaning In Electrography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は電子写真複写機や同プリンタなど、電子写真プ
ロセスを利用する画像形成装置のクリーニング装置に関
するものである。
ロセスを利用する画像形成装置のクリーニング装置に関
するものである。
［従来の技術と問題点］ 無端状に走行する像担持体表面に可転写トナー像を形成
し、これをシート状の転写材に転写させる工程をくり返
す画像形成装置においては、転写後、転写材に転移しな
いで像担持体上に残る残留トナーを、その都度清掃除去
する必要がある。この為のクリーニング手段としては従
来からトナー除去機能がすぐれており、構成が簡単でコ
ンパクトであってコストも低いゴム等の弾性材料からな
るクリーニングブレードを使用するものが広く実用に供
されている。
し、これをシート状の転写材に転写させる工程をくり返
す画像形成装置においては、転写後、転写材に転移しな
いで像担持体上に残る残留トナーを、その都度清掃除去
する必要がある。この為のクリーニング手段としては従
来からトナー除去機能がすぐれており、構成が簡単でコ
ンパクトであってコストも低いゴム等の弾性材料からな
るクリーニングブレードを使用するものが広く実用に供
されている。
第４図はクリーニングブレードを回転円筒状の像担持体
に接触させてなる典型的な従来のクリーニング装置を示
す概略側面図であって矢印方向に回転する像担持体１に
ゴムなどの弾性材料からなるクリーニングブレード３を
配したクリーニング装置筐体２が像担持体の軸線方向に
延在配設してあり、クリーニングブレードのひとつの端
部のエツジが像担持体表面に圧接し、不図示の転写位置
において、転写に寄与せず像担持体表面に残った残留ト
ナーをかき落すよう構成されている。クリーニングブレ
ード３によりかき落された残留トナーは、像担持体表面
に当接された薄いフイルム等でできたすくいシート５に
より、クリーナー容器２内に導かれ、容器外にこぼれ落
ちる事を防止されている。
に接触させてなる典型的な従来のクリーニング装置を示
す概略側面図であって矢印方向に回転する像担持体１に
ゴムなどの弾性材料からなるクリーニングブレード３を
配したクリーニング装置筐体２が像担持体の軸線方向に
延在配設してあり、クリーニングブレードのひとつの端
部のエツジが像担持体表面に圧接し、不図示の転写位置
において、転写に寄与せず像担持体表面に残った残留ト
ナーをかき落すよう構成されている。クリーニングブレ
ード３によりかき落された残留トナーは、像担持体表面
に当接された薄いフイルム等でできたすくいシート５に
より、クリーナー容器２内に導かれ、容器外にこぼれ落
ちる事を防止されている。
ここで、クリーニング動作回数が進み、クリーナー容器
２内にかき落された残留トナーがたまってくると、画像
形成装置の動作時の振動あるいは衝撃等により、クリー
ナー容器２内の残留トナーがクリーニング装置のスキマ
から装置外にこぼれ落ち、画像の汚れ、あるいは画像形
成装置内の汚れ等の不具合を生じることになる。
２内にかき落された残留トナーがたまってくると、画像
形成装置の動作時の振動あるいは衝撃等により、クリー
ナー容器２内の残留トナーがクリーニング装置のスキマ
から装置外にこぼれ落ち、画像の汚れ、あるいは画像形
成装置内の汚れ等の不具合を生じることになる。
一般にクリーナー容器２は、樹脂の一体成型品を使用し
ている為、生じるスキマは容器の開口側、即ちクリーニ
ングブレード３の両端部と容器２とのスキマ、及びすく
いシート５の両端部と容器２とのスキマに大別される。
ている為、生じるスキマは容器の開口側、即ちクリーニ
ングブレード３の両端部と容器２とのスキマ、及びすく
いシート５の両端部と容器２とのスキマに大別される。
スクイシート５の両端部と容器２とのスキマについて
は、ウレタンフオーム等の材料でできたシール９を該ス
キマに詰めこむ事により密閉可能となる。
は、ウレタンフオーム等の材料でできたシール９を該ス
キマに詰めこむ事により密閉可能となる。
しかし、クリーニングブレード３の両端部と容器２との
スキマについては、単にウレタンフオーム等を詰め込む
と、その接触圧により像担持体１へのブレードの圧接力
が変化したり、又ブレードの弾力性が損なわれてクリー
ニング不良を起す等、クリーニング機能そのものに悪影
響を及ぼすことになる。この事を防ぐ為、ブレード３に
対し微少スキマを保った状態でウレタンフオーム８ａ等
を配する事も試みられたが、トナーの粒径は約１０μｍ
と非常に小さい為、微少スキマでも第５図の様にトナー
はこぼれ落ち、前述の様な不具合を生じた。
スキマについては、単にウレタンフオーム等を詰め込む
と、その接触圧により像担持体１へのブレードの圧接力
が変化したり、又ブレードの弾力性が損なわれてクリー
ニング不良を起す等、クリーニング機能そのものに悪影
響を及ぼすことになる。この事を防ぐ為、ブレード３に
対し微少スキマを保った状態でウレタンフオーム８ａ等
を配する事も試みられたが、トナーの粒径は約１０μｍ
と非常に小さい為、微少スキマでも第５図の様にトナー
はこぼれ落ち、前述の様な不具合を生じた。
［考案の目的］ 本考案は上述従来例の欠点を解消するもので、クリーニ
ングブレードの弾力性を損ねる事なく、又クリーニング
ブレードの像担持体１への圧接力を変えることなく、ク
リーニングブレードの両端部とクリーナー容器２とのス
キマを完全に密閉し、前述のトナーのこぼれ落ちを防ぐ
シール効果を持ったクリーニング装置を提供することに
ある。
ングブレードの弾力性を損ねる事なく、又クリーニング
ブレードの像担持体１への圧接力を変えることなく、ク
リーニングブレードの両端部とクリーナー容器２とのス
キマを完全に密閉し、前述のトナーのこぼれ落ちを防ぐ
シール効果を持ったクリーニング装置を提供することに
ある。
［実施例］ 第１図は、本考案を回転円筒状の像担持体１を有する画
像形成装置に適用した場合を示す実施例であって、第３
図のものと対応する部分には同一符号を付して示してあ
る。なお、像担持体１周辺には一次帯電器、現像器、転
写帯電器、その他画像形成作業に必要な装置が配されて
いることは勿論であるが、それらは本発明には直接関係
ないのでその説明は省略してある。
像形成装置に適用した場合を示す実施例であって、第３
図のものと対応する部分には同一符号を付して示してあ
る。なお、像担持体１周辺には一次帯電器、現像器、転
写帯電器、その他画像形成作業に必要な装置が配されて
いることは勿論であるが、それらは本発明には直接関係
ないのでその説明は省略してある。
本考案の特徴とするところは、クリーニングブレード３
の両端部と容器２とのスキマからトナーのこぼれ落ちを
防止する構成にある。
の両端部と容器２とのスキマからトナーのこぼれ落ちを
防止する構成にある。
ゴムあるいはビニール等の薄膜状のフイルム９ａ・９ｂ
をクリーニングブレード３の両端部に熔着、あるいは接
着等施して、クリーニングブレード３と一体形状とし、
該フイルム９ａ・９ｂの他端部をクリーナー容器２の内
壁に固着する。このフイルムの厚みを極力薄くした物を
使用すれば、クリーニングブレード３の弾性を損ねるこ
となく、完全にクリーニングブレード３の両端部と容器
２のスキマをふさぐ事ができ、トナーこぼれを防止する
事ができる。このフイルム９ａ・９ｂはクリーニングブ
レード３を成型で製造し、成型時に一体成型する事も可
能である事は勿論である。
をクリーニングブレード３の両端部に熔着、あるいは接
着等施して、クリーニングブレード３と一体形状とし、
該フイルム９ａ・９ｂの他端部をクリーナー容器２の内
壁に固着する。このフイルムの厚みを極力薄くした物を
使用すれば、クリーニングブレード３の弾性を損ねるこ
となく、完全にクリーニングブレード３の両端部と容器
２のスキマをふさぐ事ができ、トナーこぼれを防止する
事ができる。このフイルム９ａ・９ｂはクリーニングブ
レード３を成型で製造し、成型時に一体成型する事も可
能である事は勿論である。
［考案の効果］ 本考案は以上のような構成をそなえているので、クリー
ナー容器内のトナーがクリーニング装置からこぼれ落ち
る事がなく、又像担持体に対するクリーニングブレード
の機能も正常に保つ事ができるので、従来よりあったト
ナー落下による転写材の画像汚れや画像形成装置内の汚
れ、あるいはクリーニング不良による画像不良と云った
不具合を確実に阻止することができる。
ナー容器内のトナーがクリーニング装置からこぼれ落ち
る事がなく、又像担持体に対するクリーニングブレード
の機能も正常に保つ事ができるので、従来よりあったト
ナー落下による転写材の画像汚れや画像形成装置内の汚
れ、あるいはクリーニング不良による画像不良と云った
不具合を確実に阻止することができる。
第１図は本考案によるクリーニング装置の実施例を示す
側断面図、第２図は上記実施例の上面断面図、第３図は
従来のクリーニング装置の側断面図、第４図は第３図の
クリーニング装置の上面断面図、第５図は第４図の部分
拡大図である。
側断面図、第２図は上記実施例の上面断面図、第３図は
従来のクリーニング装置の側断面図、第４図は第３図の
クリーニング装置の上面断面図、第５図は第４図の部分
拡大図である。
Claims (1)
- 【請求項１】像担持体に残留するトナーを除去するクリ
ーニンクブレードと、このクリーニングブレードにより
除去された残留トナーを収容するクリーナー容器と、を
有するクリーニング装置において、 上記クリーニングブレードの端部に設けられた薄膜状の
フィルムを有し、このフィルムは上記クリーニングブレ
ードと上記クリーナー容器に固着されていることを特徴
とするクリーニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986180129U JPH0626930Y2 (ja) | 1986-11-22 | 1986-11-22 | クリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986180129U JPH0626930Y2 (ja) | 1986-11-22 | 1986-11-22 | クリーニング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6386678U JPS6386678U (ja) | 1988-06-06 |
| JPH0626930Y2 true JPH0626930Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=31123802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986180129U Expired - Lifetime JPH0626930Y2 (ja) | 1986-11-22 | 1986-11-22 | クリーニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626930Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59142931A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-16 | 株式会社 日本バノツク | 係止紐の連結方法及びその装置 |
| JPS61121474U (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-31 |
-
1986
- 1986-11-22 JP JP1986180129U patent/JPH0626930Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6386678U (ja) | 1988-06-06 |
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