JPH06268730A - 簡易伝言板 - Google Patents

簡易伝言板

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JPH06268730A
JPH06268730A JP5172593A JP5172593A JPH06268730A JP H06268730 A JPH06268730 A JP H06268730A JP 5172593 A JP5172593 A JP 5172593A JP 5172593 A JP5172593 A JP 5172593A JP H06268730 A JPH06268730 A JP H06268730A
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JP
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Application number
JP5172593A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kato
哲也 加藤
Kazuyuki Tate
和幸 楯
Noriaki Nagashima
規彰 長嶋
Junichi Kojima
純一 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成の電子システムによって容易に実
現でき、しかも、従来に比べ伝言情報の保全性を高め
る。 【構成】 伝言録音用暗証番号登録テーブル1には、4
個の伝言録音用暗証番号a〜dが登録される。伝言再生
用暗証番号登録テーブル2には、4個の暗証番号e〜h
が登録される。伝言情報を格納する個別伝言録音エリア
3は、4個の録音エリアJ〜Mを備える。暗証番号aで
録音エリアJに録音でき、暗証番号eで録音エリアJの
伝言情報を再生できる。暗証番号bで録音エリアKに録
音でき、暗証番号fで録音エリアKの伝言情報を再生で
きる。暗証番号cで録音エリアLに録音でき、暗証番号
gで録音エリアKの伝言情報を再生できる。暗証番号d
で録音エリアMに録音でき、暗証番号hで録音エリアM
の伝言情報を再生できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子システムによる簡
易伝言板に関し、例えば、留守番電話装置や電子掲示板
システムなどに適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高度情報通信システムの技術開発
によっていろいろな方法で情報伝達を行うことができる
様になった。例えば、家庭生活の必需品となっている電
話機の機能の高度化は目覚ましい。この電話機の機能の
高度化は、ユーザにとってより便利な使用を可能とさせ
るための技術開発によって得られた成果である。しかし
ながら、この様な高度化は限りなく求められるユーザか
らの要望に従って現在も多様な情報伝達機能の実現が求
められている。
【0003】例えば、最近は留守番機能の内蔵されてい
る電話機や電話装置などが普及している。そして、この
様な留守番機能が内蔵された電話機には、何等かの態様
で実現し得る伝言板機能が一般に備えられている場合が
多い。
【0004】例えば、(1):一般の留守番機能の一例
の内容として、基本的には、電話機で留守番機能モード
設定にしておけば、外線からの着信があると、数秒後
(呼出音の数コール後)に自動応答して、予め電話機に
録音されている応答メッセージ(例えば、こちらは、電
話番号何番ですとかなど)をアナウンスした後に、要件
をカセットテープに録音させることができる。
【0005】また、(2):電話機に予め暗証番号を登
録しておき、上記応答メッセージの途中又は後に、外線
からのPB(プッシュボタン)信号などの態様で暗証番
号を電話機に供給させて、登録されている暗証番号と一
致すると電話機のカセットテープに録音されている要件
メッセージを再生させたり、巻戻しさせたり、早送りさ
せたり、更に録音させたりもできる。
【0006】更に、(3):電話機に予め伝言用の暗証
番号を登録しておき、上述の応答メッセージの途中又は
後に、外線からのPB(プッシュボタン)信号などの態
様で伝言用の暗証番号を電話機に供給させて、登録され
ている暗証番号と一致すると電話機のカセットテープに
録音されている伝言を再生させたり、伝言を録音させる
ことなどができる。
【0007】更にまた、(4):電話機に内線個別対応
の各暗証番号を登録しておき、上述の応答メッセージの
途中又は後に、外線からのPB(プッシュボタン)信号
などの態様で内線個別の暗証番号を電話機に供給するこ
とによって、登録されている内線個別の暗証番号と一致
すると電話機のカセットテープに録音することができ
る。
【0008】以上の様な伝言板機能を備えた留守番電話
機があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
様な伝言板機能を備えた留守番電話機は、(2)〜
(4)の機能の説明で理解できる様に、登録されている
暗証番号が分かれば、外線からの暗証番号入力によっ
て、関係の無いユーザが勝手に電話機に情報を登録させ
ることも、電話機に既に登録されている情報を読み出さ
せて、この読み出された情報の内容を第三者が知ること
もできるので、上述の様な留守番電話機に登録されてい
る情報の保全(セキュリティ)性が低いという問題があ
った。また、第3者とのプライバシーを保つことができ
ないということも問題となっている。
【0010】例えば、留守番電話機に一つの暗証番号A
4が登録され、この暗証番号Aを自分の親と、親友だけ
に対して配布して、電話機の持ち主Aさんと、この持ち
主Aさんの親Bと、親友Cとの間で使用できる伝言機能
を留守番電話機で実現している様な場合に、一つの暗証
番号A4によって親Bから持ち主Aに対する伝言を、暗
証番号を知っている親友Cがこの留守番電話機に自由に
暗証番号A4を入力して、親子の間の伝言を知り得るこ
とができる。
【0011】また、持ち主Aの電話機に暗証番号やパス
ワードやID(識別)番号などで情報の提供専門の者か
らの伝言が登録され、この伝言を外線からのアクセスに
よって、上記暗証番号やパスワードやID(識別)番号
などの入力によって利用することを専門に行う者(例え
ば、ユーザ)がある場合に、利用ユーザからの伝言も自
由に登録することが可能であるので、利用ユーザからの
悪意な使用によって、情報提供者からの伝言が破壊され
たり、不必要な伝言がいたずらに登録されることもあ
る。
【0012】従って、伝言機能を備える留守番電話機な
どにおいて、暗証番号やパスワードやID(識別)番号
などで簡易伝言板機能を利用する場合において、伝言を
入力(登録)する者と、伝言を出力(使用、読出し)す
る者と、伝言の登録及び出力する者などの間の使用によ
って、伝言情報の必要に応じた保全を図ることができる
ものが要請されている。
【0013】この発明は、以上の課題に鑑み為されたも
のであり、その目的とするところは、簡単な構成の電子
システムによって容易に実現でき、しかも、従来に比べ
伝言情報の保全性を高めることができる簡易伝言板を提
供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の目的
を達成するために、入力伝言情報の登録及び登録されて
いる伝言情報の読出しを行なう伝言板と、上記伝言情報
の登録及び読出しの許可又は不許可を判断するための識
別情報を予め登録している識別情報登録手段と、遠隔入
力で供給される識別情報と上記登録識別情報との照合を
行ない、上記許可又は不許可の判断を行なう識別情報照
合判断手段とを備え、上記伝言板への伝言情報の登録及
び読出しを上記遠隔入力の識別情報が許可された場合に
行なう簡易伝言板において、以下の特徴的な構成で実現
した。
【0015】つまり、上記識別情報登録手段は、上記伝
言情報の上記伝言板への登録を許可し、上記伝言板に登
録されている伝言情報の読出しを不許可とさせる登録専
用識別情報を登録管理する登録専用識別情報管理手段
と、上記伝言情報の上記伝言板への登録を不許可とし、
上記伝言板に登録されている伝言情報の読出しを許可さ
せる読出専用識別情報を登録管理する読出専用識別情報
管理手段とを備えることを特徴とする。
【0016】尚、識別情報としては、例えば、暗証番号
や、ID(識別)番号や、パスワードなどでもよい。そ
して、これらの識別情報は。例えば、複数桁の数字やア
ルファベットなどで構成することでもよい。
【0017】また、上記遠隔入力としては、例えば、公
衆電話回線上の装置からの入力や、専用線などによるネ
ットワーク上からの入力などでもよい。
【0018】
【作用】この発明によれば、伝言板への伝言情報の登録
専用の識別情報と、伝言板に登録されている伝言情報の
読出専用の識別情報とを予め別々に設定して、登録管理
する構成としているので、識別情報を各ユーザに配布す
る(割り当てる)ことによって、登録専用の識別情報を
配布されている(割り当てられている)ユーザは伝言の
登録だけが可能である。一方、読出専用の識別情報を配
布されている(割り当てられている)ユーザは、伝言板
に登録されている伝言情報の読出しだけが可能である。
【0019】従って、上記識別情報を各必要なユーザに
配布するときに、伝言情報の登録者と伝言情報の利用者
との区別化を明確にさせることができる。よって、従来
に比べ登録されている伝言情報の保全性(セキュリテ
ィ)を高くさせることができる。
【0020】
【実施例】次にこの発明の電子システムによる簡易伝言
板を留守電話機に適用した場合の好適な一実施例を図面
を用いて説明する。
【0021】図1はこの一実施例の留守番電話機の伝言
情報と暗証番号の管理の概念図である。この図1におい
て、伝言録音用暗証番号登録テーブル1には、例えば、
4人分への割り当て用に4個の伝言録音用暗証番号a〜
dが登録されている。そして、伝言再生用暗証番号登録
テーブル2には、例えば、4人分への割り当て用に4個
の暗証番号e〜hが登録されている。尚、各暗証番号a
〜hは、例えば、数字4桁程度でよい。
【0022】そして、具体的に伝言情報を格納する個別
伝言録音エリア3は、例えば、半導体RAM内のメモリ
空間に構成されるものであって、4個の録音エリアJ〜
Mを備えている。尚、各エリアは音声を例えば30秒程
度格納することができる程度のメモリ容量としている。
【0023】そして、上記暗証番号a〜hと上記個別伝
言録音エリア3の各エリアJ〜Mとの対応関係は、次の
様に対応付けられている。つまり、暗証番号aによって
録音エリアJに録音でき、暗証番号eによって録音エリ
アJの伝言情報を再生させることができる。また、暗証
番号bによって録音エリアKに録音でき、暗証番号fに
よって録音エリアKの伝言情報を再生させることができ
る。また、暗証番号cによって録音エリアLに録音で
き、暗証番号gによって録音エリアKの伝言情報を再生
させることができる。また、暗証番号dによって録音エ
リアMに録音でき、暗証番号hによって録音エリアMの
伝言情報を再生させることができる。
【0024】次に更に具体的に上述の伝言用暗証番号登
録テーブル1と、伝言再生用暗証番号登録テーブル2
と、個別伝言録音エリア3とを、一例の留守番電話機に
適用した場合の動作を説明する。
【0025】図2はこの一実施例の留守番電話機の機能
ブロック図である。この図2において、この一例の留守
番電話機は、例えば、基本的な構成として、この留守番
電話機の各構成部を制御する制御部17に回線接続部1
1と、キー入力などを行う操作部12と、操作表示など
を行う表示部13と、受話器18と、送話器19と、ハ
ンズフリー(Hands Free)用のマイクロホン
21及びスピーカ20と、留守番状態のときの着信応答
用の応答メッセージ記憶部14と、外線からの用件メッ
セージを録音する用件メッセージ録音部15となどが接
続されている。そして、この制御部17内には留守番処
理部17aも備えられている。
【0026】更に一実施例において特徴的には、制御部
17の中に伝言録音用暗証番号登録テーブル1と、伝言
再生用暗証番号登録テーブル2とが管理されている。更
にまた、制御部17からの制御によって外線からの伝言
などをメモリに録音させたり、再生させたりするための
個別伝言録音メモリ部16が制御部17に接続されてい
る。そして、この個別伝言録音メモリ部16は、半導体
RAMなどで構成されるものであって、内部メモリ空間
には、図1に示す個別伝言録音エリア3として、エリア
J〜エリアMが構成されている。
【0027】尚、制御部17はマイクロプロセッサを主
体として、プログラムメモリや、ワーキングデータメモ
リや、伝言録音用暗証番号登録テーブル1と伝言再生用
暗証番号登録テーブル2とを管理するメモリなどから構
成されている。
【0028】そして、この留守番電話機による伝言情報
を録音及び再生を行う前に、伝言録音用暗証番号登録テ
ーブル1と伝言再生用暗証番号登録テーブル2に図1に
示す様な暗証番号a〜hを操作部12のキー入力によっ
て予め登録する。この様にして暗証番号a〜hが登録さ
れると、実際に伝言情報の登録や再生を行うことができ
る。
【0029】伝言録音動作 操作部12からの留守番操作入力が制御部17に供給さ
れると、留守番処理部17aが動作を開始し、留守状態
(伝言受信可能状態)にされる。そして、暗証番号a
(録音専用)が外線(回線)から回線接続部11に与え
られると、回線接続部11はこの暗証番号a(録音専
用)を制御部17に供給する。
【0030】制御部17は受け取った暗証番号aを、予
め登録されている伝言録音用暗証番号登録テーブル1と
伝言再生用暗証番号登録テーブル2を検索(サーチ)し
て、該当する登録暗証番号の有無を判断する。この判断
の結果、外線からの暗証番号a(録音専用)が伝言録音
用暗証番号登録テーブル1にあると判断すると、録音可
能として、次に外線から供給される音声による伝言情報
を、暗証番号aに対応する個別伝言録音メモリ16の録
音エリアJに伝言情報をデジタル化したデータに記憶さ
せる。
【0031】同様に暗証番号b(録音専用)を割り当て
られているユーザからの暗証番号bが制御部17に与え
られると、伝言録音用暗証番号登録テーブル1に登録さ
れていると判断すると、録音可能として、次に外線から
供給される音声による伝言情報を、暗証番号bに対応す
る個別伝言録音メモリ16の録音エリアKに伝言情報を
デジタル化したデータに記憶させる。
【0032】その他に、暗証番号c(録音専用)や暗証
番号d(録音専用)を割り当てられているユーザからの
暗証番号が制御部17に与えられた場合も同様な動作を
行い対応する録音エリアL、Mに記憶させることができ
る。
【0033】伝言情報再生動作 一方、暗証番号e(再生専用)を割り当てられているユ
ーザが外線(電話回線)から回線接続部11を通じて制
御部17に与えられると、制御部17は受け取った暗証
番号eを、予め登録されている伝言録音用暗証番号登録
テーブル1と伝言再生用暗証番号登録テーブル2を検索
(サーチ)して、該当する登録暗証番号の有無を判断す
る。
【0034】この判断の結果、外線からの暗証番号e
(再生専用)が伝言再生用暗証番号登録テーブル2にあ
ると判断すると、再生許可として、次に供給される暗証
番号eに対応する個別伝言録音メモリ16の録音エリア
Jから伝言情報を読出し、デジタルデータを音声信号に
変換して電話回線に出力しユーザに聴取させる。
【0035】また、同様に暗証番号f(再生専用)を割
り当てられているユーザからの暗証番号fが制御部17
に供給されると、伝言再生用暗証番号登録テーブル2に
登録されていると判断すると、再生許可として、次に供
給される暗証番号fに対応する個別伝言録音メモリ16
の録音エリアKから伝言情報を読出し、デジタルデータ
を音声信号に変換して電話回線に出力しユーザに聴取さ
せる。
【0036】更に、同様に暗証番号g(再生専用)や暗
証番号h(再生専用)を割り当てられている各ユーザか
らの暗証番号が制御部17に与えられた場合も同様な動
作を行い、対応する録音エリアL、Mから伝言情報を読
出し、デジタルデータを音声信号に変換して電話回線に
出力しユーザに聴取させる。
【0037】以上の一実施例の留守番電話機によれば、
伝言録音用暗証番号と伝言再生用暗証番号とを別々に設
定し管理する構成としたので、留守番電話機に書き込ま
れている伝言情報の保全(セキュリティ)を従来に比べ
改善することができる。しかも、簡単な構成であるので
容易に実現することもできる。
【0038】また、伝言を書き込む者と、書き込まれて
いる伝言を読み出す者との区別化を図ることを容易に行
なうことができるので、プライバシーの保護にも効果的
である。
【0039】また、以上の一実施例の留守番電話機によ
れば、図1に示す様に暗証番号aの者は個別伝言録音エ
リアJにだけ録音できる様にしているので、他の個別伝
言録音エリアK〜Mの伝言情報に重ねて書き込むことが
無く、従って、他の個別伝言録音エリアK〜Mの伝言情
報を破壊する心配も無い。例えば、悪意に伝言録音用暗
証番号aが使用された場合であっても、影響する個別伝
言録音エリアはJだけであるので、悪影響の範囲を全体
に与える心配が無いという効果がある。
【0040】更に、伝言再生用暗証番号eは個別伝言録
音エリアJの再生(読出し)だけを行ない得るものであ
って、他の個別伝言録音エリアK〜Mに対する再生を行
ない得ないので、従来に比べ非常に登録伝言情報の保全
性を向上させることできる。尚、以上の一実施例の図1
の暗証番号と伝言録音エリアの対応付けの関係や、暗証
番号の数は一例であって、図1の様な対応付けや数に限
定するものではない。更に、図2の留守番電話機の機能
ブロック図も一例であって、この図2に限定するもので
はない。
【0041】また、以上の一実施例においては、録音の
許可又は不許可を行うための識別情報として、暗証番号
を例にして説明したが、これに限定するものではない。
例えば、パスワードやID(識別)番号などで管理する
ことであってもよい。
【0042】更に、以上の一実施例においては、発明を
留守番電話機に適用する一例を説明したが、この発明を
留守番電話機能付きファクシミリ装置などに適用するこ
ともでき。
【0043】更にまた、以上の一実施例においては、留
守番電話機に適用する一例を示したが、他にも適用する
ことができる。例えば、従来のNTTのサービスにおい
て、『伝言ダイヤル』(声の伝言板)というサービスを
電話回線の加入者に対して行なっている。これは、一般
の電話回線の電話機から#8300(東京地域の場合)
を入力するとこの『伝言ダイヤル』サービスが開始され
る。そして、NTT伝言ダイヤルセンターに接続された
後に、連絡番号(6〜10桁)と暗証番号(4桁)を入
力すると、この連絡番号と暗証番号とによって声の伝言
を30秒以内の範囲でNTT伝言ダイヤルセンターに8
時間音声が蓄積される。上記伝言情報を聞きたいときに
は、電話機に#8301(東京地域の場合)を入力し、
次に上記伝言の蓄積のときに使用したものと同じ連絡番
号及び暗証番号を入力することによって、上記蓄積を行
なった伝言情報を聞くことができる。
【0044】この様な『伝言ダイヤル』サービスにおい
ても、伝言の蓄積に使用するときの暗証番号と、蓄積さ
れている伝言の暗証番号とを変えて、アクセスできる様
に構成することによって、伝言情報の保全を従来に比べ
改善させることができる。
【0045】また、他の適用の仕方として、パーソナル
コンピュータ(パソコン)通信システムや、電子メール
システムや、ボイスメールシステムや、電子掲示板シス
テムになどにおいても適用して効果的である。
【0046】例えば、電子掲示板システムは、コンピュ
ータネットワークを利用したメッセージ交換システム
で、一般にBBSと呼ばれている。そして、ホストコン
ピュータを掲示板と見なして、ネットワークの端末とし
て接続されているパーソナルコンピュータなど各種のメ
ッセージを書き込んだり、読み出したりすることがで
き、不特定多数への連絡や情報提供などを目的としてい
るので、着信先を指定しない。そして、誰でもアクセス
できる共通ファイル(電子掲示板)にメッセージ(伝
言)を書き込み、それを読み取る。電子掲示板に書いた
メッセージの修正や消去は、発信者とシステム運営者だ
けが行なう、電子掲示板システムにおいても、書き込み
させるものと、読みだしさせるものとに区別化したい場
合に上述の暗証番号の区別化を適用して効果的である。
そして、電子メールシステムにおいても同様なことが実
現できる。
【0047】また、例えば、パーソナルコンピュータ
(パソコン)通信システムとして、現在、『NIFTY
−Serve』(ニフティ株式会社)というサービスが
行われている。このシステムにも、『掲示板』サービス
があり、ID番号とパスワードを登録しているものであ
れば、自由に会員が『掲示板』に情報を書き込んだり、
掲示板に書き込まれている情報を会員が自由に見たりす
ることができる。この様な『掲示板』を、次の様に変更
したい場合にこの発明を適用しても効果的である。
【0048】例えば、このシステム運営者だけが『掲示
板』に会員への情報を書き込むことができ、会員から
『掲示板』への情報の書き込みができない機能の『掲示
板』を作成することもできる。
【0049】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明の簡易伝言板に
よれば、識別情報登録手段に、登録専用識別情報管理手
段と、読出専用識別情報管理手段とを備えたので、簡単
な構成で、従来に比べ容易に伝言情報の保全性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を留守電話機に適用した場合の、一実
施例の暗証番号と伝言情報との管理概念図である。
【図2】一実施例の留守番電話機の機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…伝言録音用暗証番号登録テーブル、2…伝言再生用
暗証番号登録テーブル、3…個別伝言録音エリア、16
…個別伝言録音メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 哲也 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 楯 和幸 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 長嶋 規彰 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 小島 純一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力伝言情報の登録及び登録されている
    伝言情報の読出しを行なう伝言板と、上記伝言情報の登
    録及び読出しの許可又は不許可を判断するための識別情
    報を予め登録している識別情報登録手段と、遠隔入力で
    供給される識別情報と上記登録識別情報との照合を行な
    い、上記許可又は不許可の判断を行なう識別情報照合判
    断手段とを備え、上記伝言板への伝言情報の登録及び読
    出しを上記遠隔入力の識別情報が許可された場合に行な
    う簡易伝言板において、 上記識別情報登録手段は、上記伝言情報の上記伝言板へ
    の登録を許可し、上記伝言板に登録されている伝言情報
    の読出しを不許可とさせる登録専用識別情報を登録管理
    する登録専用識別情報管理手段と、 上記伝言情報の上記伝言板への登録を不許可とし、上記
    伝言板に登録されている伝言情報の読出しを許可させる
    読出専用識別情報を登録管理する読出専用識別情報管理
    手段とを備えることを特徴とする簡易伝言板。
JP5172593A 1993-03-12 1993-03-12 簡易伝言板 Pending JPH06268730A (ja)

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