JPH06268526A - 信号処理システム - Google Patents

信号処理システム

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JPH06268526A
JPH06268526A JP8015893A JP8015893A JPH06268526A JP H06268526 A JPH06268526 A JP H06268526A JP 8015893 A JP8015893 A JP 8015893A JP 8015893 A JP8015893 A JP 8015893A JP H06268526 A JPH06268526 A JP H06268526A
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直樹 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路が簡単であって、高速のデータを扱うの
に適した2ビットのデータワードを3ビットのコードワ
ードに符号変換するデータ符号化のための信号処理シス
テムを提供することを目的とする。 【構成】 データ符号化のための信号処理システムは、
3ビットのコードワードのうちの1ビットはデータワー
ドのうちの1ビットにのみ関連し、コードワードの他の
1ビットは2組のデータワードのうちの3ビットにのみ
関連し、コードワードの残りの1ビットは、前のワード
の標識の1ビット及びデータワードの1ビットの合計2
ビットあるいは前のコードワードのうちの1ビット及び
データワードの2ビットの合計3ビットにのみ関連させ
て符号変換し、コードワード列のビットが“0”から
“1”に変化する時点でのみ信号遷移を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルビデオテー
プレコーダの如き磁気記録再生系におけるデータ符号
化、又はディジタル情報記録装置におけるディジタル変
調方式のための信号処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】第1の従来の技術として、ディジタルビ
デオテープレコーダ等における2値ディジタルデータを
磁気記録に適した信号系列に変換する符号化回路につい
て説明する。
【0003】一般に、2値ディジタルデータ列で表わさ
れる情報を、磁気テープや磁気ディスク等の磁気記録媒
体に記録しようとする場合、前記2値ディジタルデータ
列を磁気記録に適した信号系列に変換することが行われ
る。
【0004】T.Horiguchi及びK.Mori
taの論文“An Optimization of
Modulation Codes in Digit
alRecording”,IEEE Transac
tion on Magnetics.Vol.MAG
−12,No.6,Nov.1976.p.740〜
p.742には、2ビット又は4ビットに区切られたデ
ータワードを、3ビット又は6ビットのコードワードに
変換する符号化方法が開示されている。
【0005】また特開昭58−212248号公報に
は、前記符号化方法における変換を逐次的に行うことの
できる符号化回路が開示されている。さらに特公平1−
58705号公報には、2ビットのデータワードを3ビ
ットのコードワードに変換する前記符号化方法とは異な
る符号化方法及び符号化回路が開示されている。
【0006】図6は、特公平1−58705号公報に開
示されている符号化回路のROM(リードオンリメモ
リ)素子を、NANDゲート素子による論理回路に置き
かえた符号化回路を示している。図6に示すように、2
ビットの並列のデータワードを、3ビットの並列のコー
ドワードに変換しており、データワード側の直列−並列
変換回路及びコードワード側の並列−直列変換回路は省
略してある。
【0007】図6において、データワードは入力端子6
1−1及び61−2から、Dフリップフロップ62−
1,62−2にそれぞれ入力され、Dフリップフロップ
62−1,62−2の出力がDフリップフロップ63−
1,63−2及び論理回路64の入力に接続されると共
に、Dフリップフロップ63−1,63−2の出力も論
理回路64の入力に接続される。論理回路64の4つの
出力65−1〜65−4はDフリップフロップ66−1
〜66−4の入力にそれぞれ接続され、Dフリップフロ
ップ66−1,66−2,66−3の出力がコードワー
ドとして出力端子67−1,67−2,67−3に接続
されると共に、Dフリップフロップ66−4の出力は論
理回路64の入力に接続される。
【0008】論理回路64はDフリップフロップ63−
1,63−2の出力である現在のデータワードD1 ,D
2 及びDフリップフロップ62−1,62−2の出力で
ある次のデータワードD3 ,D4 、前のワードの標識F
1 を入力として、次の表1に従って、コードワード
1 ,P2 ,P3 及び標識F2 を演算するもので、論理
式で表わすと、次に示す数式1、数式2のようになる。
【0009】
【数1】
【0010】
【表1】
【0011】
【数2】 論理回路64の演算でP1 ,F2 の代りにP1 ,F2
演算したのはNANDゲート素子の数を少なくするため
で、出力としてはDフリップフロップ66−1のQを出
力端子67−1に接続すれば、出力端子67−1〜67
−3にコードワードP1 ,P2 ,P3 が得られる。コー
ドワードは並列−直列変換によりコードワード列にされ
た後符号“1”のところで記録電流を反転することによ
り、磁気記録媒体上に磁化反転として記録される。図6
の符号化回路において全てのDフリップフロップのクロ
ック信号入力にはデータが直列信号の時のクロック信号
周波数の1/2の周波数のクロック信号が入力されてい
る。
【0012】図6の符号化回路はDフリップフロップ6
6−4の出力が、論理回路64の入力にフィードバック
されているので、Dフリップフロップ及びNANDゲー
ト素子の遅延時間によってクロック信号の周波数の上限
が制限される。すなわち、この符号化回路を良く知られ
たTTL回路素子を用いて構成した場合Dフリップフロ
ップの遅延を最大10nS,NANDゲートの遅延を6
nSと仮定すると扱うことのできるデータレートは約9
0Mbps以下となる。従って、高精細テレビジョン用
のディジタルビデオテープレコーダの様な150Mbp
sを超える高いデータレートのディジタル信号を符号化
する場合には回路素子として遅延時間の小さいECL回
路素子を用いるか、またはデータの並列数を大きくした
論理回路を用いる必要がある。しかしながら遅延時間の
小さいECL回路素子を用いると消費電力が大きくなる
欠点があることや、ディジタルビデオテープレコーダで
は、8ビットを1シンボルとして8ビット並列の信号と
して扱うこが多いので、データの並列数を大きくした符
号化回路がディジタルビデオテープレコーダには適して
いる。図7は、8ビットの並列データを入力とし12ビ
ットのコードワードに変換する符号化回路の1例を示す
もので、論理回路は4ビットのデータワードを6ビット
のコードワードに変換する回路を2回路並列に接続した
構成である。図6と同様に図7において、8ビットのデ
ータワードが入力端子71−1〜71−8からDフリッ
プフロップ72−1〜72−8に入力され、Dフリップ
フロップ72−1〜72−8の出力がDフリップフロッ
プ73−1〜73−8に入力されると共に、Dフリップ
フロップ73−1〜73−6の出力が論理回路74−1
の入力に、Dフリップフロップ73−5〜73−8及び
72−1,72−2の出力が論理回路74−2の入力に
接続される。論理回路74−1の6個の出力75−1〜
75−6及び論理回路74−2の6個の出力75−8〜
75−13はDフリップフロップ76−1〜76−12
を介して、コードワード出力として出力端子77−1〜
77−12に接続される。また論理回路74−1の7番
目の出力75−7は論理回路74−2の入力に接続さ
れ、論理回路74−2の7番目の出力75−14はDフ
リップフロップ76−13を介して、論理回路74−1
の入力に接続される。このように接続された図7の符号
化回路では、論理回路74−1及び74−2において、
それぞれ図6における2ビットのデータワード2組が3
ビットのコードワード2組すなわち6ビットに変換され
る。論理回路74−1は、Dフリップフロップ73−1
〜73−6の出力であるD1 〜D6 とDフリップフロッ
プ76−14の出力である前のワードの標識F1 を入力
として、コードワードP1 〜P6 及び標識F2 を次の数
式3の様な論理式の演算を行う。
【0013】
【数3】 論理回路74−2はDフリップフロップ73−5〜73
−8の出力であるD5〜D8 及びDフリップフロップ7
2−1,72−2の出力D9 ,D10、前のワードの標識
を表わす論理回路74−1の出力75−7を入力とし
て、同様な論理式によってコードワードP7 〜P12と標
識が演算される。
【0014】図7の符号化回路において全てのDフリッ
プフロップにはデータが直列信号の時のクロック信号周
波数の1/8の周波数のクロック信号が加えられる。こ
の符号化回路をTTL回路素子で構成した場合のフィー
ドバックループの遅延時間はDフリップフロップ1段の
遅延時間とNANDゲート4段の遅延時間との和であ
り、データレートの上限は、図6で仮定した遅延時間を
用いれば約235Mbpsとなる。
【0015】次に、第2の従来の技術として、直流成分
を伝送できない伝送路に適用されるデータ符号化のため
のシステムについて説明する。すなわち、磁気記録再生
系のように直流成分の伝送ができない系を介してデータ
伝送を行う場合、失われた直流成分に起因するデータ識
別誤りが問題となる。このため、伝送するデータを符号
化して直流成分を抑圧することにより誤りを減少させる
方法がいくつか提案され、あるいは実現されている。
【0016】特開昭58−75950号公報では、ディ
ジタル化された映像信号のようにデータ間に相関がある
場合に、nビットをnビットに変換する際のマッピング
を工夫することにより直流成分を抑圧している。最大の
欠点は、誤り訂正用チェックワードなど相関のないデー
タに適用できないことである。
【0017】ディジタルオーディオテープレコーダに適
用されている8/10変換方式等、mビットをnビット
(m<n)に変換し、その冗長度を生かして直流成分を
抑圧する方式がある。本方式ではデータの統計的性質に
よらず直流成分抑圧に効果があるが伝送ビットレートが
高くなるという欠点がある。
【0018】テレビジョン学会技術報告ICS81−1
0に開示されている方式では、映像信号をDPCMによ
り伝送する際には、差分値の分布と相関とを利用してマ
ッピングを工夫し、直流成分を抑圧する。この方式は、
DPCM以外には適用できない。
【0019】以上述べたように、従来の技術では、ビッ
トレートを上げることなく直流成分を抑圧するにはデー
タの統計的性質が予測可能でかつ利用可能なことが必要
であった。このため、映像データの直流成分が抑圧でき
ても、誤り訂正チェックワードの直流成分は抑圧できな
かった。このため、たとえば磁気記録再生装置の応用範
囲はきつく制限されていた。また、データの統計的性質
によらず直流成分を抑圧するためには伝送ビットレート
を通常10%程度以上上げなければならず、たとえば磁
気テープの使用効率を下げていた。
【0020】これらの問題に対して、本発明者による特
開平2−44583号公報では、極めて低い冗長度の増
加を許容すれば、データの統計的性質に依存しないで直
流成分の抑圧を行える技術が開示されている。しかしな
がら、低域成分に対する抑圧効果は映像データの相関を
利用した方法に比べると小さい。従って、本技術をすべ
ての種類のデータに適用するのは実用的に良い方法とは
言えない。
【0021】次に、第3の従来の技術として、ディジタ
ル情報記録装置、特に異なるワード長のデータを混在し
て記録する場合に好適なディジタル変調のための信号処
理システムについて説明する。すなわち、ディジタルデ
ータを通信路を介して伝送したり記録媒体に記録する場
合には、誤りの発生頻度を下げるために、その通信路あ
るいは記録再生系の特性にあわせてデータを変換するた
めのディジタル変調装置を使用する必要がある。例えば
磁気テープを使用したディジタルVTRでは、磁気記録
特有の記録周波数特性のために低周波成分の記録特性が
悪く、特に同一レベルが長時間連続するパターンや直流
成分を記録することは困難である。従って、低周波成分
が抑圧可能な変調方式が使用される。
【0022】従来のディジタルVTRで使用される変調
方式として、映像データの相関を利用して8ビットのデ
ータワードを8ビットのコードワードに変換する8/8
変換方式などがあった。
【0023】しかし8/8変換方式では、データの相関
を使用しているため、相関の無いデータに対しては直流
成分の抑圧効果が得られない。ディジタルVTRでは映
像データと共に音声データや他の補助データの記録も行
っている。これらのデータは通常映像データより重要度
が高いために、誤りの発生確率を映像データより低くし
たいが、映像データと同様なデータの相関が無いために
直流成分の抑圧効果が得られず、逆に誤り発生確率が高
くなってしまう問題が発生していた。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第1の従来の技術で説明したシステムにおいては、表
1で表わされる符号化方法を高いデータレートのディジ
タル信号に適用するための図7のような従来の符号化回
路では符号変換を行うための論理回路の回路規模が大き
くかつ複雑であるという欠点があった。すなわち、前記
表1に示すような符号変換は高速のデータを扱う装置を
実現するものとしては適しているとは言えなかった。
【0025】また、上述した第2の従来の技術で説明し
た信号処理システムでは、ビットレートを上げることな
く直流成分を抑圧するにはデータの統計的性質が予測可
能でかつ利用可能なことが必要であった。このため、映
像データの直流成分が抑圧できても、誤り訂正チェック
ワードの直流成分は抑圧できなかった。このため、たと
えば磁気記録再生装置の応用範囲はきつく制限されてい
た。また、データの統計的性質によらず直流成分を抑圧
するためには伝送ビットレートを通常10%程度以上上
げなければならず、たとえば磁気テープの使用効率を下
げていた。一方、本発明者による特開平2−44583
号公報では、極めて低い冗長度の増加を許容すれば、デ
ータの統計的性質に依存しないで直流成分の抑圧を行え
る技術が開示されている。しかしながら、低域成分に対
する抑圧効果は映像データの相関を利用した方法に比べ
ると小さい。従って、本技術をすべての種類のデータに
適用するのは実用的に良い方法とは言えない。
【0026】さらに、上述した第3の従来の技術で説明
した信号処理システム、つまり従来のディジタル変調装
置では、データの相関により直流成分の抑圧を行ってい
るため、相関を持たないデータに対してはその抑圧効果
が得られず、誤りの発生確率が高くなってしまう問題点
があった。
【0027】そこで本発明の第1の目的は、従来の2ビ
ットのデータワードを3ビットのコードワードに変換す
る符号化方法によって作られる最も短い記録電流の反転
がコードビットの2ビット分である記録信号電流と同じ
記録信号電流を作り得、しかも符号変換を行うための論
理回路が簡単な高速のデータを扱えるデータ符号化のた
めの信号処理システムを提供することにある。
【0028】また本発明の第2の目的は、ビットレート
の上昇を極力小さくしながら、記録される各種データの
統計的性質にあって効率の良い直流成分抑圧効果を奏す
るデータ符号化のための信号処理システムを提供するこ
とにある。
【0029】さらに本発明の第3の目的は、相関を持た
ないデータであっても誤りの発生確率を低くすることが
可能なデータ符号化のための信号処理システムを提供す
ることにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため本発明のデータ符号化のための信号処理システム
は、2ビットのデータワードを3ビットのコードワード
に変換する符号化方法において、3ビットのコードワー
ドのうちの1ビットが現在のデータワードのうちの1ビ
ットにのみ関連し、コードワードの他の1ビットが現在
のデータワードと次のデータワードのうちの3ビットに
のみ関連し、コードワードのもう1つの他の1ビット
が、現在のデータワードのうちの1ビットと前のワード
の標識または現在のデータワードの2ビットと前のコー
ドワードのうちの1ビットに関連するように符号変換
し、コードワードを直列にしたコードワード列のコード
ビットが“0”から“1”に変化する時点でのみ記録電
流を反転させることにより磁気記録媒体上に記録する記
録信号電流を得ることを特徴とする。
【0031】また上記第2の目的を達成するため本発明
のデータ符号化のための信号処理システムでは、映像デ
ータである入力データワード列に対して選択的に相補形
態への変換とマッピングを施しコードワード列を得る。
上記コードワード列を所定数毎に区切りブロック化す
る。上記各ブロックを誤り訂正符号化し中間ブロックを
得る。上記中間ブロックに含まれる複数の誤り訂正チェ
ックワードそれぞれに、少なくとも上記中間ブロックの
内容に依存して定まる所定の制御ワードを法2加算す
る。この結果、伝送路に送出される送出ブロックの列が
生成される。
【0032】上記制御ワードは次のような条件を満たす
よう定められる。すなわち、1つ前の送出ブロックまで
のビット1の個数とビット0の個数との差をAとする。
現在の中間ブロックの映像データに相当する部分のビッ
ト1の個数とビット0の個数との差をBとする。現在の
中間ブロックの誤り訂正チェックワード部分に、ある制
御ワードを法2加算した結果、当該部分におけるビット
1の個数とビット0の個数との差をCとする。このと
き、A+B+Cの絶対値を最小とする制御ワードを最終
的な制御ワードとする。または、A+B+Cの符号がブ
ロック単位で反転するようにもできる。なお、伝送の任
意のタイミングで、値Aに対して初期値を設定すること
ができる。
【0033】さらに上記第3の目的を達成するため本発
明のデータ符号化のための信号処理システムでは、伝送
中に発生する誤りの発生確率が、変換テーブルの端付近
より変換テーブルの中央付近で低くなるように構成され
た変換テーブルにより、Nビット(N>0)を単位とす
る第1のデータワードをMビット(M≧N)を単位とす
るコードワードに変換するディジタル変調方式におい
て、Nビットより小さいnビット(n<N)を単位とす
る第2のデータワードをコードワードに変換するに際
し、第2のデータワードをNビットデータの下位nビッ
トに配置し、Nビットデータの最上位ビットには第2の
データワードの最上位ビットの論理を反転したビットを
配置し、残りのビットには第2のデータワードの最上位
ビットを配置することより第2のデータワードをNビッ
トに拡張する。
【0034】さらに拡張されたNビットの第2のデータ
ワードを前記変換テーブルによりコードワードに変換す
る。
【0035】
【作用】上記第1の目的を達成する発明のシステムによ
れば、2ビットのデータワードから3ビットのコードワ
ードへの符号変換がコードワードのうちの1ビットはデ
ータワードの1ビットとコードワードの他の1ビットは
データワードの3ビットと、コードワードのもう1つの
他の1ビットはデータワードの1ビット及び標識の1ビ
ットとあるいはデータワードの2ビットと前のコードワ
ードの1ビットとのみ関連していることから、論理回路
が簡単になる。また、前のワードの標識ビットと関連し
ているのはワードコードのうちの1ビットだけであるの
で、高速のデータを扱うために変換するデータの並列数
を増加させてもあまり複雑にはならない。従って、本発
明によれば、符号変換を行うための論理回路が簡単で高
速のデータを扱うことが出来る。
【0036】上記第2の目的を達成する発明のシステム
によれば、映像データである入力データワード列に対し
て選択的に相補形態への変換とマッピングを施しコード
ワード列を得る。この処理により、高い相関を有する映
像データについては充分直流成分が抑圧される。しか
し、映像データの内容によっては当該部分におけるビッ
ト1の個数とビット0の個数との差は必ずしも(B=)
0にはなっていない。上記コードワード列を所定数毎に
区切りブロック化する。上記各ブロックを誤り訂正符号
化し中間ブロックを得る。付加された誤り訂正チェック
ワードの部分は、ビット1の個数とビット0の個数との
差に関する何等の保証もなく確率的に大きな直流成分を
もつ。上記中間ブロックに含まれる複数の誤り訂正チェ
ックワードそれぞれに、少なくとも上記中間ブロックの
内容に依存して定まる所定の制御ワードを法2加算す
る。この結果、伝送路に送出される送出ブロックの列が
生成される。ここで、上記制御ワードは次のような条件
を満たすよう定められる。すなわち、1つ前の送出ブロ
ックまでのビット1の個数とビット0の個数との差をA
とする。現在の中間ブロックの映像データに相当する部
分のビット1の個数とビット0の個数との差をBとす
る。現在の中間ブロックの誤り訂正チェックワード部分
に、ある制御ワードを法2加算した結果、当該部分にお
けるビット1の個数とビット0の個数との差をCとす
る。このとき、A+B+Cの絶対値を最小とする制御ワ
ードを最終的な制御ワードとする。または、A+B+C
の符号がブロック単位で反転するようにもできる。な
お、伝送の任意のタイミングで、値Aに対して初期値を
設定することができる。この結果、1つ前の送出ブロッ
クまでの残留直流成分、映像データ部分の残留直流成分
などを打ち消しながら、誤り訂正チェックワード部分の
直流成分を抑圧できる。
【0037】上記第3の目的を達成する発明のシステム
によれば、Nビットを単位とするデータとnビットを単
位とするデータを共通の変調装置によりコードワードへ
変換することが可能となる。さらに、Nビットよりも小
さいnビットを単位とするデータに対しては、変換テー
ブルの中央付近にある誤り発生確率の低いコードワード
しか使用されないため、nビットを単位とするデータの
誤り発生確率を低くすることができる。
【0038】従って、例えば重要度が高い音声データや
補助データをNビットより小さいビットを単位にあらか
じめ分割しておけば、重要度の高いデータの誤り発生確
率を低くすることができる。
【0039】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係るデータ符
号化のための信号処理システムの実施例を説明する。
【0040】まず、第1の実施例を説明する。すなわ
ち、図1は、本発明のデータ符号化のための信号処理シ
ステムの第1の実施例に係る符号化回路を示す回路図、
図2はその符号変換における論理演算を説明するための
基本の符号化回路の回路図で、図1は従来例の図7に対
応して8ビットのデータを12ビットのコードワードに
変換する場合で、図2は従来例の図6に対応する2ビッ
トのデータワードを3ビットのコードワードに変換する
場合を示している。図1及び図2において、図6及び図
7と同様にクロック信号の配線は省略してある。
【0041】図1において、8ビットのデータワードが
入力端子11−1〜11−8からそれぞれDフリップフ
ロップ12−1〜12−8と13−1〜13−8を介し
て論理回路14−1及び14−2に入力されている。論
理回路14−1の出力15−1〜15−6及び論理回路
14−2の出力15−8〜15−13はDフリップフロ
ップ16−1〜16−12を介して、コードワード出力
として出力端子17−1〜17−12に接続される。ま
た、論理回路14−1の7番目の出力15−7は次のデ
ータワードへの標識として論理回路14−2の入力に接
続され、論理回路14−2の7番目の出力15−14
は、Dフリップフロップ16−13を介して、同様に次
のデータワードへの標識として論理回路14−1の入力
に接続される。このように接続された図1の符号化回路
では論理回路14−1及び14−2においてそれぞれ2
ビットのデータワード2組である4ビットのデータが3
ビットのコードワード2組すなわち6ビットに符号変換
されると共に標識が演算される。論理回路14−1及び
14−2における論理演算を説明するため図2の基本的
な符号化回路を使って2ビットのデータワードを3ビッ
トのコードワードに変換する論理演算を求める。図2に
おいて2ビットのデータワードが入力端子21−1,2
1−2から、それぞれDフリップフロップ22−1,2
2−2及び23−1,23−2を介して論理回路24に
入力される。論理回路24の出力25−1〜25−3は
Dフリップフロップ26−1〜26−3を介して3ビッ
トのコードワードとして出力端子27−1〜27−3へ
出力されると共に論理回路24の出力25−4はDフリ
ップフロップ26−4を介して、次のデータワードへの
標識として論理回路24へ入力される。論理回路24は
Dフリップフロップ23−1,23−2の出力である現
在のデータワードD1 ,D2 及びDフリップフロップ2
2−1,22−2の出力である次のデータワードD3
4 、Dフリップフロップ26−4の出力である前のワ
ードの標識F1 を入力として、次の表2に従って、コー
ドワードP1 ,P2 ,P3 及び標識F2 を演算するもの
である。
【0042】
【表2】 表2より論理式を求めると次の数式4の様になる。
【0043】
【数4】 従って、図1の論理回路では、4ビットのデータのうち
後の2ビットのデータワードに対しては前の2ビットの
データワードの標識を使えば良いのであるから、図1の
Dフリップフロップ13−1〜13−6の出力であるD
1 〜D6 とDフリップフロップ16−14の出力である
1 を入力としてコードワードP1 〜P6 及び標識F2
を次の数式5の様に論理演算する。
【0044】
【数5】 図1の論理回路14−1,14−2のゲート数は上記の
ように論理演算が簡単になるので図7の論理回路74−
1,74−2のゲート数の半分ですむ。
【0045】本発明による図1の符号化回路の出力であ
る並列のコードワードは、直列のコードワード列に変換
された後、コードワード列のコードビットが“0”から
“1”に変化する時点でのみ記録電流を反転させること
により、磁気記録媒体上に記録する記録信号電流を得
る。
【0046】次に、本発明による符号化回路によって得
られる記録信号電流が従来の符号化回路によって得られ
る記録信号電流と同じになることを説明する。表3は、
表1によって表わされた符号変換を前述のT.Hori
guchi及びK.Moritaの論文に開示されてい
る可変長符号化方式の符号変換の表現に直したものであ
る。
【0047】
【表3】 表1あるいは表3においてコードワードを直列にしたコ
ードワード列の“1”のビットで記録電流を反転させて
いるので、コードワードのビット“0”を“1”に置き
換えれば記録信号電流波形が変化してしまい、正しい符
号化を行うことが出来ない。しかしながら、直列にした
コードワード列のビット“0”からビット“1”に変化
する時点でのみ記録電流を反転させて、記録信号電流を
作ることにすれば、コードワード列のビット“1”に続
く特定のビットはビット“0”をビット“1”に置き換
えても記録信号電流波形は変らない。例えば表3のデー
タワードがD1 =1,D2 =D3 =D4 =0の場合に、
上述の様に直列のコードワード列のビット“0”からビ
ット“1”に変化する時点でのみ記録電流を反転させる
ものとすると、表3のP3 =1,P1 =P2 =P4 =P
5 =P6 =0をP3=P4 =1,P1 =P2 =P5 =P
6 =0とP4 を“0”から“1”に変えても、P3 =P
4 =P5 =1,P1 =P2 =P6 =0とP4 及びP5
“0”から“1”に変えても記録信号電流波形は変らな
い。従って表3の中から置き換えても記録信号電流波形
が変らない特定のコードワード中のビットを選択して置
き換え、データワードからコードワードへの符号変換が
より簡単な論理演算ですむようにすることが出来る。
【0048】表4は、上述したコードワードのビット
“0”をビット“1”に置き換えた後の符号変換を表わ
したもので、表4の可変長符号化方式の表現から次の表
4を得る。
【0049】
【表4】 また、標識を用いた2ビットのデータワードを3ビット
のコードワードに符号変換する表現方法にしたのが前述
の表2である。
【0050】以上説明したように表4すなわち表2の符
号変換を用いた図1の本発明による符号化回路でも、図
7の従来の符号化回路と同じような記録信号電流を作る
ことが出来る。
【0051】次に第2の実施例を説明する。すなわち、
図3は本発明の第2の実施例に係る符号化回路を示す回
路図で、更に高速のデータを扱えるこようにデータの8
ビットを4ビット毎に分けないで、標識の演算を8ビッ
ト毎に演算する構成とした場合を示している。図3にお
いて、論理回路34を除きDフリップフロップ等の構成
は図1と同じなので、同一の番号を付し説明を省略す
る。また、クロック信号の配線も省略してある。
【0052】図3の論理回路34はDフリップフロップ
13−1〜13−8の出力であるD1 〜D8 及びDフリ
ップフロップ12−1,12−2の出力であるD9 ,D
10、Dフリップフロップ16−13の出力であるF1
入力として、コードワードP1 〜P12及び標識F2 を次
の数式6の様な論理式で演算し出力する。
【0053】
【数6】 第1の実施例と同様に図3の符号化回路の出力の並列の
コードワードは直列のコードワード列に変換された後、
コードワード列のコードビットが“0”から“1”に変
化する時点でのみ記録電流を反転させることにより記録
信号電流が得られる。図3の符号化回路で扱えるデータ
レートは図1及び図7の符号化回路のフィードバックル
ープの遅延時間がDフリップフロップ1段の遅延時間と
NANDゲート4段の遅延時間との和であるのに比べ、
図3の符号化回路のフィードバックループの遅延時間が
Dフリップフロップ1段の遅延時間とNANDゲート2
段の遅延時間の和であるので、遅延時間が減少し、その
上限は大きくなる。例えば、図6や図7で仮定した遅延
時間を用いれば約360Mbpsとなる。このように、
本発明の第2の実施例に係る図3の符号化回路の論理回
路34のゲート数は、図1の符号化回路の論理回路14
−1,14−2のゲート数よりは少し多くなるが扱うこ
との出来るデータレートの上限は大きくなる。
【0054】次に第3の実施例を説明する。すなわち、
図4は、本発明の第3の実施例に係る符号化回路を示す
回路図で標識の演算を行わずに、前のコードワードの最
後の1ビットを標識の代りに使う構成とした場合を示し
ている。図1〜図3の場合と同様にクロック信号の配線
は省略してある。
【0055】図4において、8ビットのデータワードが
入力端子41−1〜41−8からそれぞれDフリップフ
ロップ42−1〜42−8と43−1〜43−8を介し
て論理回路44−1及び44−2に入力されている。論
理回路44−1の出力45−1〜45−6及び論理回路
44−2の出力45−7〜45−12はDフリップフロ
ップ46−1〜46−12を介して、コードワード出力
として出力端子47−1〜47−12に接続されると共
に、論理回路44−1の出力45−6が論理回路44−
2に入力され、Dフリップフロップ46−12の出力が
論理回路44−1に入力される。このように接続された
図4の符号化回路では論理回路44−1及び44−2に
おいて、それぞれ2ビットのデータワード2組である4
ビットのデータが3ビットのコードワード2組である6
ビットに符号変換されるが、標識は演算されない。論理
回路44−1及び44−2における論理演算を説明する
ため、第1の実施例の場合と同様に、まず2ビットのデ
ータワードを3ビットのコードワードに変換する論理回
路を求める。表5は、現在のデータワードD1 ,D2
次のデータワードD3 ,D4 及び前のコードワードの最
終ビットZを入力として、コードワードP1 ,P2 ,P
3 との関係を示す変換表で、表5からコードワード
1 ,P2 ,P3 の論理式が求められる。
【0056】
【表5】 そして、第1の実施例の場合と同様に、2組のデータワ
ードの場合に拡張すれば、図4の論理回路44−1,4
4−2の論理演算が、次の数式7のように求められる。
【0057】
【数7】 第1の実施例と同様に、図4の符号化回路の出力の並列
のコードワードは直列のコードワード列に変換された
後、コードワード列のコードビットが“0”から“1”
に変化する時点でのみ記録電流を反転させることにより
記録信号電流が得られる。図4の符号化回路では標識を
用いないので、Dフリップフロップの数は少なくてす
む。
【0058】次に第4の実施例を説明する。すなわち、
図5は本発明の第4の実施例に係る符号化回路を示す回
路図で記録信号電流が前述のT.Horiguchi及
びK.Moritaの論文で開示されている2ビットま
たは4ビットに区切られたデータワードを3ビットまた
は6ビットのコードワードに変換する符号化方法によっ
て得られるものと同じになる場合を示している。図5に
おいて、論理回路54−1,54−2を除きDフリップ
フロップ等の構成は図1と同じなので、同一の番号を付
し説明を省略する。また、クロック信号の配線も省略し
てある。図5の符号化回路では、図1の符号化回路と同
様に論理回路54−1及び54−2において、それぞれ
4ビットのデータが、6ビットのコードワードと標識に
符号変換されるが、論理回路54−1,54−2におけ
る論理演算は第1の実施例の場合と同様に2ビットのデ
ータワードを3ビットのコードワードと標識に変換する
論理式を拡張して求めることが出来る。表6は現在のデ
ータワードD1 ,D2 と次のデータワードの先頭ビット
3 及び前のワードの標識F1 を入力として、ワードコ
ードP1 ,P2 ,P3 と標識F2 の関係を示す変換表
で、表6からコードワードP1 ,P2 ,P3 と標識F2
の論理式が次の数式8のように求められる。
【0059】
【表6】
【0060】
【数8】 これらの論理式を2組のデータワードの場合に拡張すれ
ば、図5の論理回路54−1及び54−2の論理演算が
次の数式9のように求められる。
【0061】
【数9】 第1の実施例と同様に、図5の符号化回路の出力の並列
のコードワードは直列のコードワード列に変換された
後、コードワード列のコードビットが“0”から“1”
に変化する時点でのみ記録電流を反転させることにより
記録信号電流が得られる。
【0062】尚、図5の符号化回路では4ビットのデー
タごとに6ビットのコードワードを演算したが、図1の
論理回路14−1,14−2の論理演算を8ビットのデ
ータに拡張して図3の符号化回路とした様に、図5の論
理回路54−1,54−2の論理演算を8ビットのデー
タに拡張した符号化回路を作ることも出来る。また、図
1の符号化回路の論理演算の基本となった表2を変更
し、標識を用いない表5をもとに論理回路を構成し図4
の符号化回路とした様に、図5の符号化回路の論理演算
を標識を用いないで行うことも可能である。
【0063】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えばデータの各ビットをその補数にして
(データを反転させて)符号変換を行っても良いことは
勿論である。また上記実施例では8ビットの並列データ
を扱ったが符号変換は2ビットの任意の倍数に拡張が可
能であることは勿論であり、コードビットとその補数を
演算しDフリップフロップ段で反転させても良い。要す
るに本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することが出来る。
【0064】以上のように本発明による符号化のための
信号処理システムは、高速のデータを扱うことの出来る
4ビット以上のデータをコードワードに変換する論理回
路のゲート数が従来に比べて少なく、簡単になり実用性
の極めて高い利点がある。
【0065】次に、本発明に係るデータ符号化のための
信号処理システムの第5の実施例を図面、数式に基づい
て詳しく説明する。
【0066】図8は本発明の一実施例であるデータ符号
化方法を実現する符号化回路のブロック図である。
【0067】端子101を介して入力される映像データ
ワード列は、図示されていないディスプレイ上で互いに
隣接していた2つのワードが隣接した形態とされてい
る。これをワードペアと称する。この映像データワード
列は相補変換回路121に入力され、ワードペアのうち
一方のワードの各ビットが反転される。相補変換回路1
21の出力はマッピング回路122に入力される。マッ
ピング回路122では入力されたワード列のそれぞれの
ワードに対して、各入力ワードに対して一意的に定まる
同一ビット数のコードワードが出力される。本マッピン
グ回路122における入力ワードと出力コードワードと
の間の関係は、もとのアナログレベルが近い2つの入力
ワードに対して略同一の重み(1ワード中のビット1の
個数)をもった出力コードワードが対応させられるとい
う関係である。マッピング回路122の出力はブロック
化回路123に入力される。ブロック化回路123は、
コードワード列をkワード毎に区切り、誤り訂正チェッ
クワード付加のためのタイミング領域を確保する。生成
された各ブロックは誤り訂正符号化回路102に入力さ
れる。誤り訂正符号化回路102は上記入力ブロックを
mビットで構成されるワードを単位として誤り訂正符号
化を行う。本実施例では、誤り訂正符号として、有限体
GF(2m )上で構成されるリードソロモン符号が適用
される。1入力ブロックを構成するm*kビットは、図
9に示すごとく、2次元平面上に並べられ、縦方向に並
んだmビットが1ワードを構成する。各ワードに対し
て、左から順にW1 、W2 、〜、Wk と名称が与えられ
る。誤り訂正符号化回路102は図9に示すkワード
に、図10に示すとおり、(n−k)個のチェックワー
ドP1、P2 、〜、Pn-k を付加して中間ブロックを形
成する。チェックワードP1 、P2、〜、Pn-k はαを
GF(2m )上の原始元としたとき、例えば数式10を
満たすように決められる。
【0068】
【数10】 図10において、横方向に並んだ映像データに対応する
コードワードに属するkビットを1つの集合とし上から
順にSW(1)、SW(2)、〜、SW(m)とする。
また、横方向に並んだチェックワードに属するn−kビ
ットを1つの集合とし上から順にSP(1)、SP
(2)、〜、SP(m)とする。誤り訂正符号化回路1
02は図10に示した中間ブロックを出力信号3とし
て、N0(i)算出回路104、N1(i)算出回路1
06、映像データ誤差算出回路124、記憶回路112
に送る。N0(i)算出回路104は、集合SP(i)
(i=1〜m)に含まれるビット0の数を算出しその値
をN0(i)(i=1〜m)として、信号線105によ
り制御回路110に供給する。N1(i)算出回路10
6は、集合SP(i)(i=1〜m)に含まれるビット
1の数を算出しその値をN1(i)(i=1〜m)とし
て、信号線107により制御回路110に供給する。映
像データ誤差算出回路124は集合SW(i)(i=1
〜m)に含まれるビット1の個数の合計とビット0の個
数の合計の差を算出し、その値をBとして、制御回路1
10に供給する。制御回路110は、記憶回路108の
保持している1つ前の送出ブロックに関して求められた
誤差データAも信号線109により受ける。Aは、1つ
前の送出ブロックまでの間の、ビット1の個数とビット
0の個数との差を表す。
【0069】制御回路110は、次の数式11の演算を
行う。
【0070】
【数11】 数式11で示されるERRは、現在の送出ブロックまで
でビット1の個数とビット0の個数との差が0となるた
めに、現在の送出ブロック中の誤り訂正チェックワード
部分が持つべきビット1の個数を示している。
【0071】次に制御回路110は、次の数式12で表
される関数Fの絶対値を最小にするXi(i=1〜m)
を求める。ただし、Xi(i=1〜m)はすべて0また
は1とされている。
【0072】
【数12】 もとまったXi(i=1〜m)により構成される数式1
3のワードWcを制御ワードとして、信号線11を介し
て出力する。また、関数Fの値そのものは新たな誤差デ
ータAとして、信号線116を介して出力する。
【0073】
【数13】 記憶回路112は、信号線103から信号線111に至
る間の遅延量を補償するために必要とされている。記憶
回路112の出力は信号線113を介して法2加算器1
14に供給される。法2加算器114は出力として送出
ブロックを得て、端子115に出力する。誤差データA
は、信号線116、セレクタ117および信号線120
を介して記憶回路8に供給される。そして、次の送出ブ
ロックの制御ワードWcおよび誤差データAの演算に際
して参照される。
【0074】なお、端子118を介してセレクタ117
に供給されるセレクト信号により端子119を介して入
力される初期設定データを記憶回路108に供給するこ
とも可能とされている。
【0075】図11は本発明の一実施例であるデータ符
号化方法を復号するための復号化回路のブロック図であ
る。
【0076】ここでは議論をわかりやすくするため、n
−k=3として説明する。n−kが3よりも大の場合、
途中の計算過程は複雑となるが、復号できることは公知
の符号理論を用いて容易に証明できる。
【0077】端子130を介して入力される受信ブロッ
クはワードW1 2 〜Wk 1 〜P3 により構成されて
おり、シンドローム生成回路131及び記憶回路132
に供給される。シンドローム生成回路131は数式14
で定義されるシンドロームSi(i=1〜3)を計算す
る。
【0078】
【数14】 次に復号化回路133の動作を数式により示す。符号化
側で法2加算された制御ワードWcの値をCとする。 (1)伝送路上で発生した誤りが0個の場合 シンドロームSi(i=1〜3)は数式15の通りであ
る。ここで、数式16を仮定すると、数式17を得る。
【0079】
【数15】
【0080】
【数16】
【0081】
【数17】 数式16の値は既知であるから、数式18のようにCが
求められる。
【0082】
【数18】 (2)伝送路上で発生した誤りが1個の場合 受信ブロックのW1 から数えてj番目のワードに大きさ
Eの誤りがおこったとすると、シンドロームSi(i=
1〜3)は数式19の通りである。ここで、数式16を
仮定すると、数式20および数式21を得る。
【0083】
【数19】
【0084】
【数20】
【0085】
【数21】 数式21から数式22が導かれ、この結果数式23のよ
うにCが求められる。
【0086】
【数22】
【0087】
【数23】 以上示したのは1ワードの消失誤り訂正を伴う、1ワー
ドの誤り訂正方法であり、公知の技術である。なお、本
発明では、数式16と数式24を同時に成立させるLが
存在する必要がある。
【0088】
【数24】 このときには、受信ブロックのW1 から数えてj番目の
ワードに誤りが発生した場合(j=1〜n)、数式25
が成立する。
【0089】
【数25】 よって上記の議論から明らかなように、伝送路上で発生
した誤りと送出側で法2加算された制御ワードとを明確
に区別できる。
【0090】本発明を適用することにより、復号の際に
求められるべき未知数が1つ増加する。したがって、伝
送路上の誤りに対する誤り検出訂正能力を保ったまま本
発明を適用するには、用いる誤り訂正符号の符号間距離
を1だけ増大させる必要がある。リードソロモン符号の
場合これは1ワードに相当し、通常はごく小さな冗長度
増加になるだけである。
【0091】復号化回路133は、求められた制御ワー
ドを信号線134を介して法2加算器136に入力させ
ると共に、求められた伝送路上で発生した誤りを信号線
135を介して法2加算器136に入力させる。法2加
算器136の出力は法2加算器137に加えられ、記憶
回路132によりタイミングの調整された受信ブロック
に加算される。法2加算器137からは、符号化側で法
2加算された制御ワードを除去し、伝送路上で発生した
誤りへの対策が施されたコードワードからなるブロック
が出力される。このブロックは、マッピング回路139
および相補変換回路140に順に入力され、図8のマッ
ピング回路122及び相補変換回路121で行われた処
理がそれぞれ元に戻される。そして、端子138から
は、映像データワード列が出力される。
【0092】なお、上記実施例では符号としてリードソ
ロモン符号を例示したが、他の符号にも適用可能であ
り、そのほか要旨を逸脱しない範囲で種類変形して実施
可能である。
【0093】以上のように本発明に係る信号処理システ
ムによれば、映像データには相関の存在を前提とした直
流成分抑圧を施し、さらに、上記相関の存在を前提とし
た直流成分抑圧で残留している直流成分や、相関がない
誤り訂正チェックワードのもつ直流成分を抑えられる。
後者においては、既知の誤りを挿入することによって、
ある符号部分のビット0とビット1との個数のバランス
をとれるという原理を用いている。
【0094】したがって、ビットレートの上昇は極めて
小さく、しかもデータの統計的性質にあった効率の良い
直流成分抑圧効果が得られる。
【0095】次に本発明の別の実施例を、ディジタルV
TRに対して、8ビットを単位とするデータワードを9
ビットを単位とするコードワードに1対1で変換するデ
ィジタル変調装置を使用した場合について説明する。
【0096】まず変換テーブルの作成方法について説明
する。9ビットで表されるコードワードのパターンは全
部で512通りある。この512通りの中から記録再生
系の特性を考慮して、誤りとなる可能性の高いパターン
を排除して、誤りとなりにくい256通りのパターンを
選び出す。磁気記録の場合直流成分が多いパターンや、
同一レベルが多く連続するパターンは誤りとなり易い。
従って、例えば“000000000”や“11111
1111”のようなパターンは使用せず、“10101
0101”や“010101010”のようなパターン
を使用する。こうして選ばれた256通りのパターンに
ついて、さらに変換テーブルの中央付近に誤りとなり易
いパターンが割り当てられ、変換テーブルの端付近に2
56通りのパターンの中でも比較的誤りとなり易いパタ
ーンが割り当てられるように、テーブルの並び換えを行
う。図12を参照してさらに説明する。
【0097】図12は横軸を変換前のデータワードの値
としたときの、そのデータワードに対応するコードワー
ドの、記録再生系における誤り易さをグラフに表したも
のである。最初に選び出した256通りのコードワード
は、図12に示すような誤り易さの分布を持つように並
び換えられる。
【0098】このようにして作成された変換テーブルを
使用したディジタル変調装置は、8本のアドレス信号線
と、9本のデータ信号線を持つ読みだし専用メモリ(R
OM)等で構成することができる。
【0099】次に、この変換テーブルを使用して8ビッ
トより小さい6ビットを単位とするデータの変換を行う
方法について説明する。図13に示すように、6ビット
のデータを8ビットの信号線の下位側に積め、余った上
位の信号線を“0”としただけでは、図14に示すよう
に変換テーブルの前半にある64通りのパターンしか使
用しない。従って比較的誤りの発生し易いパターンしか
使用できなくなってしまい、変調装置の性能が低下して
しまう。
【0100】そこで6ビットのパターンに対して図15
に示す処理を行う。入力された6ビットのデータは8ビ
ットの信号線の下位側に積めて割り当てる。8ビットの
信号線の最上位には6ビットのデータの最上位ビットの
論理を反転させた値を割り当て、残ったビットには6ビ
ットのデータの最上位ビットと同じ値を割り当てる。こ
のような処理を行うことにより、図16に示すように6
ビットのデータが8ビットに拡張される。拡張された8
ビットのデータは96から159までの値をとるため、
図16に示すように誤りが発生しにくいパターンのみが
使用される。
【0101】次に、本発明で使用可能な別の変換テーブ
ルについて説明する。ディジタルVTRでは非常に高速
に記録再生を行う必要があるため、データ量が余り増加
しない方式が望まれる。そこでデータ量が増加しない、
映像データの相関を使用した8/8変換方式も使用され
る。8/8変換方式は、8ビットで表現される256通
りのパターンのコードワードを、そのパターンが持つ直
流成分により並び換えることにより作成された変換テー
ブルを使用してデータの変換を行う方式である。図18
は横軸をデータワードとしたときの、そのデータワード
に対応するコードワードの持つ直流成分を示している。
相関のある2つのデータワードの一方をビット反転した
後に、この変換テーブルを使用してデータの変換を行う
と、極性の異なる直流成分を持った2つのコードワード
に変換されるために、2つのコードワードを近接して記
録することにより全体での直流成分が抑圧される。
【0102】この変換テーブルでは直流成分の無いコー
ドワードが変換テーブルの中央付近にあり、直流成分の
絶対値が大きいコードワードが変換テーブルの端にあ
る。磁気記録の場合、直流成分が少ない方が誤りの発生
確率が小さい。従って図15,図16,図17に示した
方法により6ビットのデータを8ビットに拡張すれば、
直流成分を持たないコードワードだけが使用されること
となり、誤りの発生確率が低下する。
【0103】データの拡張は6ビットを8ビットに拡張
する場合に限られるものではなく、他の組み合わせにも
使用できる。5ビットのデータ及び7ビットのデータを
8ビットに拡張する方法をそれぞれ図19、図20に示
す。どちらも拡張前のデータを下位ビット側に積めて割
り当て、最上位ビットにはそれぞれ拡張前の最上位ビッ
トの論理を反転した値を割り当てる。5ビットのデータ
を拡張する場合の残ったビットには拡張前の最上位ビッ
トと同じ論理の値を割り当てる。これらの処理により、
それぞれ変換テーブルの中央付近の32通り、128通
りのコードワードのみが使用される。
【0104】このような拡張処理を行うことにより、テ
ーブル変換を行うビット数のデータに対する誤り発生確
率を容易に低下させることができる。音声データや補助
データをあらかじめテーブル変換を行うビット数よりも
小さなビット数にしておくことで、映像データよりも重
要なこれらのデータを保護することが可能となる。
【0105】以上のように本発明のディジタル変調のた
めの信号処理システムによれば、NビットをMビットに
変換するテーブルが、その中央付近において誤り発生確
率が低く、端の付近で比較的誤り発生確率の高いコード
ワードが割り当てられるように作成されており、Nビッ
トよりも小さいnビットのデータに対しては、変換テー
ブルの中央付近のみが使用されるために、nビットのデ
ータの誤り発生確率を低下させることができる。
【0106】特に、重要度の高いデータをnビット単位
としておくと、より総合的な性能が向上する。
【0107】本発明は上記実施例に限定されることな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
できるものである。
【0108】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来の2
ビットのデータワードを3ビットのコードワードに変換
する符号化方法によって作られる最も短い記録電流の反
転がコードビットの2ビット分である記録信号電流と同
じ記録信号電流を作り得、しかも符号変換を行うための
論理回路が簡単な高速のデータを扱えるデータ符号化の
ための信号処理システムを提供できるものである。
【0109】また本発明によれば、ビットレートの上昇
を極力小さくしながら、記録される各種データの統計的
性質にあって効率の良い直流成分抑圧効果を奏するデー
タ符号化のための信号処理システムを提供できるもので
ある。
【0110】さらに本発明によれば、相関を持たないデ
ータであっても誤りの発生確率を低くすることが可能な
データ符号化のための信号処理システムを提供できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号データ符号化のための信号処理シ
ステムにおける第1の実施例に係る符号化回路の回路
図。
【図2】同実施例の符号変換における論理演算を説明す
るための基本の符号化回路の回路図。
【図3】本発明の符号データ符号化のための信号処理シ
ステムにおける第2の実施例に係る符号化回路の回路
図。
【図4】本発明の符号データ符号化のための信号処理シ
ステムにおける第3の実施例に係る符号化回路の回路
図。
【図5】本発明の符号データ符号化のための信号処理シ
ステムにおける第4の実施例に係る符号化回路の回路
図。
【図6】従来の基本的な符号化回路の回路図。
【図7】従来の8ビット毎に変換する符号化回路の回路
図。
【図8】本発明の符号データ符号化のための信号処理シ
ステムにおける符号化方法を実現する符号化回路のブロ
ック図。
【図9】1入力ブロックを構成するm*kビットの構成
図。
【図10】中間ブロックの構成図。
【図11】本発明の一実施例であるデータ符号化方法を
復号するための復号化回路のブロック図。
【図12】本発明のディジタル変調のための信号処理シ
ステムにおけるコードワードの割り当てを説明するため
の図。
【図13】ビット拡張方法の悪い例を示すデータ変換の
説明図。
【図14】ビット拡張方法の悪い例を示す図。
【図15】ビット拡張方法の例を示すデータ変換の説明
図。
【図16】ビット拡張方法の例を示す図。
【図17】ビット拡張方法の例を示すものであって、拡
張前及び拡張後のデータワードの関係を示す図。
【図18】コードワードの割り当てを説明するための
図。
【図19】ビット拡張方法の一例を示す図。
【図20】ビット拡張方法の他の例を示す図。
【符号の説明】
11−1〜11−8,41−1〜41−8,71−1〜
71−8…入力端子、12−1〜12−8,13−1〜
13−8,16−1〜16−13,42−1〜42−
8,43−1〜43−8,46−1〜46−12,72
−1〜72−8,73−1〜73−8,76−1〜76
−13…Dフリップフロップ、14−1,14−2,3
4,44−1,44−2,54−1,54−2,74−
1,74−2…論理回路、17−1〜17−12,47
−1〜47−12,77−1〜77−12…出力端子、
101,115,118,119,130,138…端
子、102…誤り訂正符号化回路、104…N0(i)
算出回路、106…N1(i)算出回路、108,11
2,132…記憶回路、110…制御回路、114,1
36,137…法2加算器、117…セレクタ、12
1,140…相補変換回路、122,139…マッピン
グ回路、123…ブロック化回路、124…映像データ
誤差算出回路、131…シンドローム生成回路、133
…復号化回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値データ列を2ビット長のデータワー
    ドに区切り、この2ビット長データワードを3ビット長
    のコードワードに変換し、前記変換されたコードワード
    列から形成される信号遷移の最小間隔及び最大間隔が、
    コードワード列のコードビットの2ビット及び8ビット
    になるような符号化方式に従って、2値データ列からコ
    ードワード列に変換するデータ符号化のための信号処理
    システムにおいて、 前記2ビット長データワードから3ビット長コードワー
    ドへの変換が現在の3ビットのコードワードのうちの1
    ビットが現在のデータワードのうちの1ビットにのみ関
    連し、コードワードの他の1ビットが現在のデータワー
    ドと次のデータワードのうちの3ビットにのみ関連する
    と共に、現在のデータワードと次のデータワードの組合
    せに応じて生じる標識を使う場合には、コードワードの
    残りの1ビットが前のワードの標識と現在のデータワー
    ドのうちの1ビットにのみ関連し、前記標識を使わない
    場合には前記コードワードの残りの1ビットが前のコー
    ドワードのうちの1ビットと現在のデータワードの2ビ
    ットにのみ関連するように符号変換する手段を備え、 前記コードワード列のビットが“0”から“1”に変化
    する時点でのみ信号遷移を形成することを特徴とする2
    値データ列からコードワード列に符号変換するデータ符
    号化のための信号処理システム。
  2. 【請求項2】 入力データワード列に対してマッピング
    を施しコードワード列を得る手段と、前記コードワード
    列を所定数毎に区切りブロック化する手段と、前記各ブ
    ロックを誤り訂正符号化し中間ブロックを得る手段と、
    少なくとも前記中間ブロックの一部の複数ワードに、少
    なくとも前記中間ブロックの内容に依存して定まる所定
    の制御ワードを法2加算する手段とを含むことを特徴と
    するデータ符号化のための信号処理システム。
  3. 【請求項3】 伝送中に発生する誤りの発生確率が、変
    換テーブルの端付近より変換テーブルの中央付近で低く
    なるように構成された変換テーブルにより、Nビット
    (N>0)を単位とする第1のデータワードをMビット
    (M≧N)を単位とするコードワードに変換するディジ
    タル変調のための信号処理システムにおいて、 Nビットより小さいnビット(n<N)を単位とする第
    2のデータワードをコードワードに変換するに際し、第
    2のデータワードをNビットデータの下位nビットに配
    置する手段と、 Nビットデータの最上位ビットに第2のデータワードの
    最上位ビットの論理を反転したビットを配置する手段
    と、 残りのビットに第2のデータワードの最上位ビットを配
    置する手段により第2のデータワードをNビットに拡張
    する手段と、 拡張されたNビットの第2のデータワードを前記変換テ
    ーブルによりコードワードに変換する手段とを具備する
    ことを特徴とするディジタル変調のための信号処理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記変換テーブルは変換テーブルの中央
    付近に直流成分がないコードワードが割り当てられ、変
    換テーブルの端の部分には直流成分が比較的大きいコー
    ドワードが割り当てられていることを特徴とする請求項
    3に記載のディジタル変調のための信号処理システム。
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