JPH06267654A - エレクトロルミネセンスパネルの製造方法 - Google Patents
エレクトロルミネセンスパネルの製造方法Info
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- JPH06267654A JPH06267654A JP5052760A JP5276093A JPH06267654A JP H06267654 A JPH06267654 A JP H06267654A JP 5052760 A JP5052760 A JP 5052760A JP 5276093 A JP5276093 A JP 5276093A JP H06267654 A JPH06267654 A JP H06267654A
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Landscapes
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】薄膜EL素子を保護するために流出するおそれ
のあるシリコーン油の封入の方法を用いないで量産化に
適する低コストの構造にする。 【構成】基板上に構成されたEL素子積層体の上に配置
したシート状接着剤の積層体を、ガラス板などの保護用
被覆板で覆って加熱圧着する。シート状接着剤として
は、ポリビニルブチラールあるいはEVA樹脂を用い
る。
のあるシリコーン油の封入の方法を用いないで量産化に
適する低コストの構造にする。 【構成】基板上に構成されたEL素子積層体の上に配置
したシート状接着剤の積層体を、ガラス板などの保護用
被覆板で覆って加熱圧着する。シート状接着剤として
は、ポリビニルブチラールあるいはEVA樹脂を用い
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜発光層への電界の
印加によるエレクトロルミネセンス (以下ELと記す)
を利用したELパネルの製造方法に関する。
印加によるエレクトロルミネセンス (以下ELと記す)
を利用したELパネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電界の印加によるELを利用した薄膜E
L素子は、高輝度発光、高解像度および大表示容量化が
可能であることから薄型表示装置のパネルとして注目さ
れている。薄膜EL素子の構造は図2に示すように、ガ
ラス基板4の上で、母材として例えば硫化亜鉛 (ZnS)
を用い、これに発光中心としてマンガン (Mn) などの遷
移金属やテルビウム (Tb) などの希土類元素などを添加
した発光層1を両側の窒化シリコン (Si3 N4 ) などか
らなる第一絶縁膜21と第二絶縁膜22を介して、ストライ
プ状パターンの互いに直交して対向する透明電極31およ
び金属電極32によりサンドイッチ状にはさんだ構成であ
る。
L素子は、高輝度発光、高解像度および大表示容量化が
可能であることから薄型表示装置のパネルとして注目さ
れている。薄膜EL素子の構造は図2に示すように、ガ
ラス基板4の上で、母材として例えば硫化亜鉛 (ZnS)
を用い、これに発光中心としてマンガン (Mn) などの遷
移金属やテルビウム (Tb) などの希土類元素などを添加
した発光層1を両側の窒化シリコン (Si3 N4 ) などか
らなる第一絶縁膜21と第二絶縁膜22を介して、ストライ
プ状パターンの互いに直交して対向する透明電極31およ
び金属電極32によりサンドイッチ状にはさんだ構成であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなEL素子を
表示装置として実用化するためには、外部雰囲気中に存
在する湿気などの汚染物質によりEL素子が劣化するの
を防止するために、EL素子の保護構造が重要である。
図3は、特開昭52−127790号公報あるいは特開平2−29
3713号公報で公知の薄膜EL素子の保護構造を示し、素
子のガラス基板4に対向してシリコーン油注入孔12を有
する封止用ガラス基板11をスペーサ13を介して配置し、
樹脂14を用いて結合部を密閉し、シリコーン油15を注入
後、注入孔12を樹脂接着剤16を塗布した閉塞用ガラス板
17によって覆い、接着剤16を硬化させたものである。
表示装置として実用化するためには、外部雰囲気中に存
在する湿気などの汚染物質によりEL素子が劣化するの
を防止するために、EL素子の保護構造が重要である。
図3は、特開昭52−127790号公報あるいは特開平2−29
3713号公報で公知の薄膜EL素子の保護構造を示し、素
子のガラス基板4に対向してシリコーン油注入孔12を有
する封止用ガラス基板11をスペーサ13を介して配置し、
樹脂14を用いて結合部を密閉し、シリコーン油15を注入
後、注入孔12を樹脂接着剤16を塗布した閉塞用ガラス板
17によって覆い、接着剤16を硬化させたものである。
【0004】このような従来のEL素子の保護構造で
は、次のような問題点がある。 (1) 製造工程が複雑なため、ELパネルが高価格になり
また量産化に適さない。 (2) シリコーン油が封止不良部分やパネル破損により流
出する。 このような問題点のため、従来の構造では低価格で量産
化に適したELパネルが得られないという問題があっ
た。
は、次のような問題点がある。 (1) 製造工程が複雑なため、ELパネルが高価格になり
また量産化に適さない。 (2) シリコーン油が封止不良部分やパネル破損により流
出する。 このような問題点のため、従来の構造では低価格で量産
化に適したELパネルが得られないという問題があっ
た。
【0005】本発明の目的は、上記の問題を解決し、低
価格で量産化に適し、またシリコーン油を用いないEL
パネルの製造方法を提供することにある。
価格で量産化に適し、またシリコーン油を用いないEL
パネルの製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のELパネルの製造方法は、絶縁性基板上
に発光層の両側にそれぞれ絶縁層を介して条状電極を備
えたEL素子積層体を構成後、その積層体より大きな面
積の保護用被覆体を積層されたシート状接着剤を介して
EL素子積層体の反基板側に配置し、加熱圧着するもの
とする。そして、加熱圧着後、保護用被覆体および接着
剤の側面を樹脂により被覆することが有効である。ま
た、保護用被覆体として透明基板を用い、そのEL素子
積層体側にカラーフィルタを固着したことも有効であ
る。用いられるシート状接着剤はポリビニルブチラール
あるいはエチレン酢酸ビニル共重合体であること、その
厚さが0.4mmないし0.8mmの範囲にあることが有効であ
る。さらに、保護用被覆体がガラス、金属、プラスチッ
クあるいは金属およびプラスチックの複合材料よりなる
ことが有効である。
めに、本発明のELパネルの製造方法は、絶縁性基板上
に発光層の両側にそれぞれ絶縁層を介して条状電極を備
えたEL素子積層体を構成後、その積層体より大きな面
積の保護用被覆体を積層されたシート状接着剤を介して
EL素子積層体の反基板側に配置し、加熱圧着するもの
とする。そして、加熱圧着後、保護用被覆体および接着
剤の側面を樹脂により被覆することが有効である。ま
た、保護用被覆体として透明基板を用い、そのEL素子
積層体側にカラーフィルタを固着したことも有効であ
る。用いられるシート状接着剤はポリビニルブチラール
あるいはエチレン酢酸ビニル共重合体であること、その
厚さが0.4mmないし0.8mmの範囲にあることが有効であ
る。さらに、保護用被覆体がガラス、金属、プラスチッ
クあるいは金属およびプラスチックの複合材料よりなる
ことが有効である。
【0007】
【作用】被覆体を積層されたシート状接着剤を介してE
L素子積層体に加熱圧着する簡単な工程により、EL素
子は接着剤、被覆体あるいはさらにその側面を被覆する
樹脂により外気と遮断され、保護される。
L素子積層体に加熱圧着する簡単な工程により、EL素
子は接着剤、被覆体あるいはさらにその側面を被覆する
樹脂により外気と遮断され、保護される。
【0008】
【実施例】以下、図2、図3と共通の部分に同一の符号
を付した図を引用して本発明のいくつかの実施例につい
て説明する。 実施例1:図1(a) 、(b) は実施例1のELパネルの製
造工程を示す。すなわち、厚さ1mmのガラス基板4上に
膜厚200nm のITOからなるストライプ状パターンの透
明電極31、膜厚300nm のSi3 N4 からなる第一絶縁膜2
1、膜厚600nm のZnS:Mnからなる発光層1、膜厚300nm
のSi3 N4 からなる第二絶縁膜22および膜厚500nmのAl
からなるストライプ状パターンの金属電極32を被着し、
図1(a) に示すようにこれに対向して設けた保護用被覆
体である厚さ1mmのガラス基板5との間に、接着剤とし
ての厚さ0.5mmのシート状ポリビニルブチラール60の積
層体を置き、80℃で加熱圧着した後、ガラス基板4およ
び溶融したポリビニルブチラール6の側面をシリコーン
樹脂からなるシール材7により被覆することにより図1
(b) に示したELパネルを作製した。シート状の接着剤
としてはポリビニルブチラールのほかにEVA (エチレ
ン酢酸ビニル共重合体) 樹脂などのホットメルトタイプ
の接着剤を用いることができ、厚さは0.4〜0.8mmが望
ましい。保護用被覆体には、透湿性の無い材料あるいは
非常に少ない材料が望ましく、ガラス材料、金属材料、
プラスチック材料およびこれらの複合材料を用いること
が出来る。
を付した図を引用して本発明のいくつかの実施例につい
て説明する。 実施例1:図1(a) 、(b) は実施例1のELパネルの製
造工程を示す。すなわち、厚さ1mmのガラス基板4上に
膜厚200nm のITOからなるストライプ状パターンの透
明電極31、膜厚300nm のSi3 N4 からなる第一絶縁膜2
1、膜厚600nm のZnS:Mnからなる発光層1、膜厚300nm
のSi3 N4 からなる第二絶縁膜22および膜厚500nmのAl
からなるストライプ状パターンの金属電極32を被着し、
図1(a) に示すようにこれに対向して設けた保護用被覆
体である厚さ1mmのガラス基板5との間に、接着剤とし
ての厚さ0.5mmのシート状ポリビニルブチラール60の積
層体を置き、80℃で加熱圧着した後、ガラス基板4およ
び溶融したポリビニルブチラール6の側面をシリコーン
樹脂からなるシール材7により被覆することにより図1
(b) に示したELパネルを作製した。シート状の接着剤
としてはポリビニルブチラールのほかにEVA (エチレ
ン酢酸ビニル共重合体) 樹脂などのホットメルトタイプ
の接着剤を用いることができ、厚さは0.4〜0.8mmが望
ましい。保護用被覆体には、透湿性の無い材料あるいは
非常に少ない材料が望ましく、ガラス材料、金属材料、
プラスチック材料およびこれらの複合材料を用いること
が出来る。
【0009】実施例2:図4に示したELパネルは、保
護用被覆体として膜厚15μmのAl薄膜81を膜厚30μmの
1ふっ化ビニル樹脂フィルタ82によりはさんだラミネー
トフィルムとEL素子積層体の間に厚さ0.5mmのシート
状のEVA樹脂積層体をはさみ、60℃で加熱圧着した
後、シール材7を被覆することにより作製したものであ
る。金属膜81は湿気の侵入を防ぐのに役立っている。
護用被覆体として膜厚15μmのAl薄膜81を膜厚30μmの
1ふっ化ビニル樹脂フィルタ82によりはさんだラミネー
トフィルムとEL素子積層体の間に厚さ0.5mmのシート
状のEVA樹脂積層体をはさみ、60℃で加熱圧着した
後、シール材7を被覆することにより作製したものであ
る。金属膜81は湿気の侵入を防ぐのに役立っている。
【0010】実施例3:図5に示したELパネルは、薄
膜EL素子をガラス基板4上に膜厚300nm のクロム (C
r) などからなる金属電極32、第一絶縁膜21、発光層
1、第二絶縁膜22およびITOからなる透明電極31の順
序で積層することにより構成した。発光層1としてSr
S:Ce、Euからなる白色発光層を用い、これに対向した
ガラス基板5に赤色フィルタ91、緑色フィルタ92および
青色フィルタ93を固着することによりフルカラーELデ
ィスプレイを得ることが出来る。このディスプレイの表
示部は、カラーフィルタを固着したガラス基板5側であ
る。シート状の接着剤は、可視光領域の透過率の良い材
料が望ましく、ポリビニルブチラールなどを適用出来
る。また、発光層1としてZnS:Mnからなる赤色と緑色
発光スペクトルを含む黄色発光層を用い、これに対向し
たガラス基板5に赤色フィルタと緑色フィルタを取付け
ることによりマルチカラーELディスプレイを作製する
こともできる。
膜EL素子をガラス基板4上に膜厚300nm のクロム (C
r) などからなる金属電極32、第一絶縁膜21、発光層
1、第二絶縁膜22およびITOからなる透明電極31の順
序で積層することにより構成した。発光層1としてSr
S:Ce、Euからなる白色発光層を用い、これに対向した
ガラス基板5に赤色フィルタ91、緑色フィルタ92および
青色フィルタ93を固着することによりフルカラーELデ
ィスプレイを得ることが出来る。このディスプレイの表
示部は、カラーフィルタを固着したガラス基板5側であ
る。シート状の接着剤は、可視光領域の透過率の良い材
料が望ましく、ポリビニルブチラールなどを適用出来
る。また、発光層1としてZnS:Mnからなる赤色と緑色
発光スペクトルを含む黄色発光層を用い、これに対向し
たガラス基板5に赤色フィルタと緑色フィルタを取付け
ることによりマルチカラーELディスプレイを作製する
こともできる。
【0011】
【発明の効果】本発明のEL素子をシート状接着剤を加
熱圧着することにより保護するELパネルの製造方法に
よって、以下の効果が得られた。 (1) 製造工程が簡単であるので、高い信頼性を有する低
価格のELパネルを量産することが出来る。
熱圧着することにより保護するELパネルの製造方法に
よって、以下の効果が得られた。 (1) 製造工程が簡単であるので、高い信頼性を有する低
価格のELパネルを量産することが出来る。
【0012】(2) ELパネルを保護するための構成材料
は全て固体材料であるので、従来問題であったシリコー
ン油の封止不良部分やパネル破損による流出が全くな
い。 (3) 簡単な製造工程で、マルチカラーやフルカラーEL
ディスプレイを得ることが出来る。
は全て固体材料であるので、従来問題であったシリコー
ン油の封止不良部分やパネル破損による流出が全くな
い。 (3) 簡単な製造工程で、マルチカラーやフルカラーEL
ディスプレイを得ることが出来る。
【図1】本発明の第一の実施例のELパネルの製造工程
を(a) 、(b) の順に示す断面図
を(a) 、(b) の順に示す断面図
【図2】薄膜EL素子の構造を示す斜視図
【図3】従来のELパネルの断面図
【図4】本発明の第二の実施例のELパネルの断面図
【図5】本発明の第三の実施例のELパネルの断面図
1 発光層 21 第一絶縁膜 22 第二絶縁膜 31 透明電極 32 金属電極 4、5 ガラス基板 6 ポリビニルブチラール 60 シート状ポリビニルブチラール 7 シール剤 81 Al薄膜 82 1ふっ化ビニル薄膜 91 赤色フィルタ 92 緑色フィルタ 93 青色フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲俣 伸一 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 柴田 一喜 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】絶縁性基板上に発光層の両側にそれぞれ絶
縁層を介して条状電極を備えたエレクトロルミネセンス
素子積層体を構成後、その積層体より大きな面積の保護
用被覆体を積層されたシート状接着剤を介して、エレク
トロルミネセンス素子積層体の反基板側に配置し、加熱
圧着することを特徴とするエレクトロルミネセンスパネ
ルの製造方法。 - 【請求項2】加熱圧着後、保護用被覆体および接着剤の
側面を樹脂により被覆する請求項1記載のエレクトロル
ミネセンスパネルの製造方法。 - 【請求項3】保護用被覆体として透明基板を用い、その
エレクトロルミネセンス素子積層体側にカラーフィルタ
を固着した請求項1あるいは2記載のエレクトロルミネ
センスパネルの製造方法。 - 【請求項4】シート状接着剤がポリビニルブチラールで
ある請求項1ないし3のいずれかに記載のエレクトロル
ミネセンスパネルの製造方法。 - 【請求項5】シート状接着剤がエチレン酢酸ビニル共重
合体である請求項1ないし3のいずれかに記載のエレク
トロルミネセンスパネルの製造方法。 - 【請求項6】シート状接着剤の厚さが0.4mmないし0.8
mmの範囲にある請求項1ないし5のいずれかに記載のエ
レクトロルミネセンスパネルの製造方法。 - 【請求項7】保護用被覆体がガラスよりなる請求項1な
いし6のいずれかに記載のエレクトロルミネセンスパネ
ルの製造方法。 - 【請求項8】保護用被覆体が金属よりなる請求項1ない
し6のいずれかに記載のエレクトロルミネセンスパネル
の製造方法。 - 【請求項9】保護用被覆体がプラスチックよりなる請求
項1ないし6のいずれかに記載のエレクトロルミネセン
スパネルの製造方法。 - 【請求項10】保護用被覆体が金属およびプラスチック
の複合材料よりなる請求項1ないし6のいずれかに記載
のエレクトロルミネセンスパネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5052760A JPH06267654A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | エレクトロルミネセンスパネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5052760A JPH06267654A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | エレクトロルミネセンスパネルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06267654A true JPH06267654A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=12923843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5052760A Pending JPH06267654A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | エレクトロルミネセンスパネルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06267654A (ja) |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000067305A1 (fr) * | 1999-04-30 | 2000-11-09 | Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. | Procede de polissage et procede de nettoyage de tranches, et film de protection |
JP2001093661A (ja) * | 1999-09-22 | 2001-04-06 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | El表示装置及び電子装置 |
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