JPH06266343A - 文書作成装置および方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示部の表示画面あるいは印刷部の印刷用紙
に文書が適切な大きさの倍率で表示あるいは印刷するよ
うにしたものである。 【構成】 文書等の各種データを入力する入力手段１
１、１２と、この入力手段１１、１２が入力した各種デ
ータを受け文書データおよび表示情報、印刷情報等を読
み込む読み込む手段１０と、この読み込む手段１０が読
み込むだ文書データおよび表示情報、印刷情報等を受け
前記文書データが表示部１４の表示画面あるいは印刷部
１５の印刷用紙に適切に収まる大きさに倍率を自動計算
する計算手段１３と、この計算手段１３により計算され
た大きさの倍率で文書データを前記表示部１４の表示画
面あるいは前記印刷部１５の印刷用紙に出力する出力手
段１０、２０、１６とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は文書作成装置および方法
に係り、特に、表示あるいは印刷する文書を表示部の表
示画面あるいは印刷部の印刷用紙に適切に収まる大きさ
に拡大あるいは縮小するようにした文書作成装置および
方法に関する。

【０００２】

【従来の技術および発明が解決しようとする課題】この
種の文書作成装置では入力文書データを表示部の表示画
面に表示する場合、文書データのそのままの大きさで表
示することもあるが、ときには、ある倍率の大きさによ
って表示する必要が生じることがある。

【０００３】かかる文書データをある大きさに拡大ある
いは縮小する場合には、一旦、文書および図形パターン
展開用バッファメモリーに記憶させ、この文書データを
ドットパターンに展開し、これを所定の固定倍率に変換
し表示部の表示画面に表示するようにしていた。

【０００４】そのため、表示画面に表示された文書デー
タが大きすぎ１画面に収まらなかったり、あるいは、小
さすぎ表示画面の１部に小さく収められ、適切な表示が
できないと言う問題があった。この拡大あるいは縮小し
た文書データを印刷用紙に印刷するときも同様な問題が
あった。

【０００５】そのため文書データの倍率を数回にわたり
拡大して表示画面に表示あるいは縮小してスクロールを
かけ順次表示画面に表示する必要があった。

【０００６】また、この種の文書作成装置には外部に文
書データの倍率装置を取り付け、作成した文書データを
適度な大きさに拡大あるいは縮小するようなものがある
が、この倍率装置を用いても文書データの大きさは固定
的な大きさしかできず、上記問題は解決することができ
なかった。

【０００７】そこで本発明は表示あるいは印刷する文書
データの大きさを表示部の表示画面、印刷部の印刷用紙
に適切に収まる大きさにして表示あるいは印刷するよう
にした文書作成装置および方法を提供するものである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、文書等の各種
データを入力する入力手段と、この入力手段が入力した
各種データを受け文書データおよび表示情報、印刷情報
等を読み込む読み込む手段と、この読み込む手段が読み
込むだ文書データおよび表示情報、印刷情報等を受け前
記文書データが表示部の表示画面あるいは印刷部の印刷
用紙に適切に収まる大きさに倍率を自動計算する計算手
段と、この計算手段により計算された大きさ倍率で文書
データを前記表示部の表示画面あるいは前記印刷部の印
刷用紙に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする
文書作成装置を提供するものである。

【０００９】また、文書等の各種データを入力し、この
入力した各種データを受け文書データおよび表示情報、
印刷情報等を読み込み、この読み込んだ文書データおよ
び表示情報、印刷情報等を受け、これらのデータ等から
文書データが表示部の表示画面あるいは印刷部の印刷用
紙に適切に収まる大きさの倍率を自動計算し、この計算
された大きさの倍率で文書データを前記表示部の表示画
面あるいは前記印刷部の印刷用紙に出力するようにした
ことを特徴とする文書作成方法を提供するものである。

【００１０】

【作用】文書等の各種データが入力されると文書データ
および表示情報、印刷情報等が読み込まれる。この読み
込まれた文書データおよび表示情報、印刷情報により、
文書データが表示部の表示画面あるいは印刷部の印刷用
紙に適切に収まる大きさになるように文書データの倍率
が自動計算が行われる。この計算された倍率の大きさの
文書データが前記表示部の表示画面に表示あるいは前記
印刷部の印刷用紙に印刷される。

【００１１】また、文書等の各種データが入力される
と、文書データおよび表示情報、印刷情報等が読み込ま
れる。この読み込んだ文書データおよび表示情報、印刷
情報等が自動倍率計算部に送られる。自動倍率計算部
は、これらのデータ等から文書データが表示部の表示画
面あるいは印刷部の印刷用紙に適切に収まる大きさにな
るように文書データの倍率が自動計算が行われる。この
計算された倍率の大きさの文書データが前記表示部の表
示画面に表示あるいは前記印刷部の印刷用紙に印刷され
る。

【００１２】

【実施例】以下、本発明文書作成装置および方法の一実
施例を添付図面により説明する。図１は本発明文書作成
装置および方法を実施するための電気的ブロック線図で
ある。

【００１３】この文書作成装置等にはＣＰＵ等により構
成された中央演算制御部１０が設けられている。この中
央演算制御部１０には入力制御部１１を介してキーボー
ド１２が設けられ、文字、図形等のテキストデータ及び
各種データ等が入力されるようになっている。

【００１４】中央演算制御部１０にはロジック回路（図
示せず）を備えた自動倍率計算部１３が設けられ、文字
データ、図形データ等の文書データが表示部１４の表示
画面（図示せず）あるいは印刷部１５の印刷用紙（図示
せず）に適切な大きさで表示あるいは印刷されるように
自動計算が行われる。さらに、中央演算制御部１０には
印刷制御部１６を介して印刷部１５が設けられ、文書デ
ータをドットパターンに展開し用紙に設定された倍率の
大きさで印刷するようになっている。

【００１５】また、中央演算制御部１０には文書情報バ
ッファメモリー１７が接続され、あらかじめ決められた
文字データ、図形データ、修飾データ等の文書データが
記憶されている。さらに、中央演算制御部１０には表示
および印刷情報バッファメモリー１８が接続され、表示
部１４の表示画面サイズデータ、表示方向データ等の表
示情報と、印刷用紙サイズデータ、印刷用紙方向データ
等の印刷情報とが記憶されるようになっている。

【００１６】さらにまた、中央演算制御部１０には文書
および図形パターン展開用バッファメモリー１９が接続
され、文書データをドットパターンに展開する展開デー
タが記憶されるようになっている。

【００１７】また、中央演算制御部１０には表示制御部
２０を介してＬＣＤ等の前記表示部１４が設けられ、キ
ーボード１２による文書等の各種データの入力により文
書データが表示部１４の表示画面（図示せず）に適切な
倍率の大きさで表示されるよになっている。

【００１８】このように構成した本発明文書作成装置の
動作を図２、３のフロチャートを参照しながら説明す
る。

【００１９】まず、キーボード１２の自動倍率計算モー
ドキー（図示せず）が押される。この押しにより自動倍
率計算モードデータが入力制御部１１を介して中央演算
制御部１０に送られる。この中央演算制御部１０ではそ
の自動倍率計算モードデータにより各部を自動倍率計算
モードに指定する。

【００２０】つぎに、キーボード１２が押され文書等の
各種データが入力される。この各種データは入力制御部
１１を介して中央演算制御部１０に送られる。

【００２１】中央演算制御部１０がこの各種データを受
けると、文書情報バッファメモリー１７から文書情報を
読み込むとともに表示および印刷情報バッファメモリー
１８から表示情報と印刷情報を読み込む。この読み込ま
れた文書情報、表示情報および印刷情報が自動倍率計算
部１３に送られ、自動倍率計算が行われる（Ｓ１）。

【００２２】自動倍率計算部１３がこれらの情報を受け
ると、ロジック回路により表示部１４の表示画面および
印刷部１５の印刷用紙から文書データのＸ方向倍率が計
算される（Ｓ１ａ）。つぎに、表示部１４の表示画面お
よび印刷部１５の印刷用紙から文書データのＹ方向倍率
が計算される（Ｓ１ｂ）。これらＸ方向倍率およびＹ方
向倍率を比較しＸＹ方向倍率データが設定される（Ｓ１
ａｂ）。

【００２３】この自動倍率計算部１３のＸＹ方向倍率デ
ータが文書データのドットパターンデータとともに中央
演算制御部１０に読み出され展開される（Ｓ２）。

【００２４】中央演算制御部１０ではこの文書データの
展開したドットパターンデータをＸＹ方向倍率データに
より拡大あるいは縮小する（Ｓ３）。この拡大あるいは
縮小した文字データが表示制御部２０を介して表示部１
４に最適な大きさとして表示される（Ｓ４）。

【００２５】また、この拡大あるいは縮小した文字デー
タは印刷制御部１６を介して印刷部１５に送り、印刷用
紙に最適な大きさで印刷を行う。

【００２６】このようにすると、常に、表示部に表示さ
れる文書等が表示画面の大きさに適した大きさになり、
印刷部によって印刷される印刷用紙の文書が印刷用紙の
大きさに適した大きさで印刷を行うことができる。

【００２７】

【発明の効果】本発明は、文書等の各種データを入力す
る入力手段と、この入力手段が入力した各種データを受
け文書データおよび表示情報、印刷情報等を読み込む読
み込む手段と、この読み込む手段が読み込むだ文書デー
タおよび表示情報、印刷情報等を受け前記文書データが
表示部の表示画面あるいは印刷部の印刷用紙に適切に収
まる大きさに倍率を自動計算する計算手段と、この計算
手段により計算された大きさ倍率で文書データを前記表
示部の表示画面あるいは前記印刷部の印刷用紙に出力す
る出力手段とを備えたから、表示部の表示画面に適切な
大きさの倍率で表示あるいは印刷部の印刷用紙にに適切
な大きさの倍率で印刷することができる。

【００２８】また、文書等の各種データを入力し、この
入力した各種データを受け文書データおよび表示情報、
印刷情報等を読み込み、この読み込んだ文書データおよ
び表示情報、印刷情報等を受け、これらのデータ等から
文書データが表示部の表示画面あるいは印刷部の印刷用
紙に適切に収まる大きさの倍率を自動計算し、この計算
された大きさの倍率で文書データを前記表示部の表示画
面あるいは前記印刷部の印刷用紙に出力するようにした
から、表示部の表示画面に適切な大きさの倍率で表示あ
るいは印刷部の印刷用紙にに適切な大きさの倍率で印刷
することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明文書作成装置および方法を実施するため
の電気的ブロック線図。

【図２】図１の動作を示すフローチャト図。

【図３】図２の自動倍率計算の動作を示すフローチャト
図。

【符号の説明】

１０ 中央演算制御部 １１ 入力制御部 １２ キーボード １３ 自動倍率計算部 １４ 表示部 １５ 印刷部 １６ 印刷制御部 １７ 文書情報バッファメモリー １８ 表示および印刷情報バッファメモリー １９ 文書および図形パターン展開用バッファメモリー ２０ 表示制御部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】文書等の各種データを入力する入力手段
   と、 この入力手段が入力した各種データを受け文書データお
   よび表示情報、印刷情報等を読み込む読み込む手段と、 この読み込む手段が読み込んだ文書データおよび表示情
   報、印刷情報等を受け前記文書データが表示部の表示画
   面あるいは印刷部の印刷用紙に適切に収まる大きさに倍
   率を自動計算する計算手段と、 この計算手段により計算された大きさ倍率で文書データ
   を前記表示部の表示画面あるいは前記印刷部の印刷用紙
   に出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする文書作成装置。
2. 【請求項２】文書等の各種データを入力し、 この入力した各種データを受け文書データおよび表示情
   報、印刷情報等を読み込み、 この読み込んだ文書データおよび表示情報、印刷情報等
   を受け、 これらのデータ等から文書データが表示部の表示画面あ
   るいは印刷部の印刷用紙に適切に収まる大きさの倍率を
   自動計算し、 この計算された大きさの倍率で文書データを前記表示部
   の表示画面あるいは前記印刷部の印刷用紙に出力する、 ようにしたことを特徴とする文書作成方法。