JPH06265213A - 貯湯式電気温水器 - Google Patents
貯湯式電気温水器Info
- Publication number
- JPH06265213A JPH06265213A JP5194093A JP5194093A JPH06265213A JP H06265213 A JPH06265213 A JP H06265213A JP 5194093 A JP5194093 A JP 5194093A JP 5194093 A JP5194093 A JP 5194093A JP H06265213 A JPH06265213 A JP H06265213A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- heater
- temperature
- storage tank
- water storage
- Prior art date
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- Pending
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- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 貯湯槽上部から湯を蓄える貯湯式電気温水器
に関し、湯温の安定化、湯の使い勝手の向上をはかる。 【構成】 貯湯槽１、循環ポンプ２、ヒーター４を内蔵
する加熱器３を順次接続した給湯回路と、前記加熱器３
の出口温度を検知する温度検知器５と、前記温度検知器
５の信号で前記循環ポンプ２あるいは前記ヒーター４の
出力を制御する制御部６と、前記加熱器３と接続された
前記貯湯槽１の内上部の流入口近傍に設けた整流板７と
からなる。そして、前記温度検知器５および前記制御部
６で所定温度に制御された湯が前記貯湯槽１に流入する
際に前記貯湯槽１の中の水あるいは残湯と混合拡散する
のを前記整流板７で防止するため、前記貯湯槽１の上部
からただちに湯を蓄えることができる。また、残湯時に
おいても、運転開始直後に流入する定温水が前記貯湯槽
１の上部残湯と混合して残湯温度を下げることがないた
め、残湯の使い勝手が向上する。
に関し、湯温の安定化、湯の使い勝手の向上をはかる。 【構成】 貯湯槽１、循環ポンプ２、ヒーター４を内蔵
する加熱器３を順次接続した給湯回路と、前記加熱器３
の出口温度を検知する温度検知器５と、前記温度検知器
５の信号で前記循環ポンプ２あるいは前記ヒーター４の
出力を制御する制御部６と、前記加熱器３と接続された
前記貯湯槽１の内上部の流入口近傍に設けた整流板７と
からなる。そして、前記温度検知器５および前記制御部
６で所定温度に制御された湯が前記貯湯槽１に流入する
際に前記貯湯槽１の中の水あるいは残湯と混合拡散する
のを前記整流板７で防止するため、前記貯湯槽１の上部
からただちに湯を蓄えることができる。また、残湯時に
おいても、運転開始直後に流入する定温水が前記貯湯槽
１の上部残湯と混合して残湯温度を下げることがないた
め、残湯の使い勝手が向上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はヒーターを貯湯槽と分離
し、貯湯槽上部から湯を貯える貯湯式の電気温水器に関
するものである。
し、貯湯槽上部から湯を貯える貯湯式の電気温水器に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の貯湯式電気温水器は図２
に示す如く、貯湯槽１１、循環ポンプ１２、加熱器１３
からなり、給水管より貯湯槽１１内に給水され水が満杯
となった状態で、前記加熱器１３で加熱された高温の湯
が前記貯湯槽１１の上部から順に蓄えられていく。
に示す如く、貯湯槽１１、循環ポンプ１２、加熱器１３
からなり、給水管より貯湯槽１１内に給水され水が満杯
となった状態で、前記加熱器１３で加熱された高温の湯
が前記貯湯槽１１の上部から順に蓄えられていく。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、加熱初期では前記加熱器で高温
に加熱された湯が前記貯湯槽１１の上部から流入する際
に図２の破線矢印に示す如く、前記貯湯槽１１の下部ま
で流入速度が達する。そのため、前記貯湯槽１１の低温
水と混合して高温の湯をすぐに蓄えることができない。
また、前記貯湯槽１１に前日の残湯がある状態で加熱運
転を開始すると、加熱開始直後には所定温度に達しない
低温水が前記貯湯槽１１の上部に流れ込むため、高温の
残湯と拡散し、残湯全体の温度を下げることになる。そ
のため、最初に残湯を利用する際に十分な湯温が得られ
ず、使い勝手が悪い。
ような従来の構成では、加熱初期では前記加熱器で高温
に加熱された湯が前記貯湯槽１１の上部から流入する際
に図２の破線矢印に示す如く、前記貯湯槽１１の下部ま
で流入速度が達する。そのため、前記貯湯槽１１の低温
水と混合して高温の湯をすぐに蓄えることができない。
また、前記貯湯槽１１に前日の残湯がある状態で加熱運
転を開始すると、加熱開始直後には所定温度に達しない
低温水が前記貯湯槽１１の上部に流れ込むため、高温の
残湯と拡散し、残湯全体の温度を下げることになる。そ
のため、最初に残湯を利用する際に十分な湯温が得られ
ず、使い勝手が悪い。
【０００４】本発明は上記課題を解決するもので、加熱
開始初期でも十分な湯温が得られる温水器を得ることを
目的としている。
開始初期でも十分な湯温が得られる温水器を得ることを
目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、貯湯槽の下部、循環ポンプ、ヒーター内蔵の
加熱器貯湯槽上部を順次接続した給湯回路と、前記加熱
器の出口温度を検知する温度検知器と、前記温度検知器
の信号で前記循環ポンプあるいは前記ヒーターの出力を
制御する制御部と、前記加熱器と接続された前記貯湯槽
内上部の流入口近傍に設けた整流板とからなる。
するため、貯湯槽の下部、循環ポンプ、ヒーター内蔵の
加熱器貯湯槽上部を順次接続した給湯回路と、前記加熱
器の出口温度を検知する温度検知器と、前記温度検知器
の信号で前記循環ポンプあるいは前記ヒーターの出力を
制御する制御部と、前記加熱器と接続された前記貯湯槽
内上部の流入口近傍に設けた整流板とからなる。
【０００６】
【作用】本発明は上記した構成によって、前記貯湯槽上
部に流入する所定温度の湯は前記整流板に衝突し、その
近傍の水と混合する。従って、混合する範囲が狭いため
温度低下は少なく、前記貯湯槽上部からただちに高温の
湯を蓄えることができる。また、残湯がある状態で運転
を開始した時にも、運転初期には前記貯湯槽の上部に流
入する低温水は前記整流板に衝突し、その近傍の高温水
と拡散することになる。従って、残湯全体に拡散し、残
湯温度を下げることもない。
部に流入する所定温度の湯は前記整流板に衝突し、その
近傍の水と混合する。従って、混合する範囲が狭いため
温度低下は少なく、前記貯湯槽上部からただちに高温の
湯を蓄えることができる。また、残湯がある状態で運転
を開始した時にも、運転初期には前記貯湯槽の上部に流
入する低温水は前記整流板に衝突し、その近傍の高温水
と拡散することになる。従って、残湯全体に拡散し、残
湯温度を下げることもない。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例を図１を参照して説明
する。
する。
【０００８】図１において、１は貯湯槽、２は循環ポン
プであり、循環ポンプ２は前記貯湯槽１の下部と接続さ
れている。３は加熱器であり、ヒーター４を内蔵してい
る。そして、前記貯湯槽１の下部、前記循環ポンプ２、
前記加熱器３、前記貯湯槽１の上部が順次接続されて給
湯回路を構成する。５は温度検知器であり、前記加熱器
３の出口温度を検出する。６は制御部であり、前記温度
検知器５の出力で前記循環ポンプ２の循環量あるいは前
記ヒーター４の出力を制御する。７は整流板であり、前
記加熱器３から流出した高温水が前記貯湯槽１に流入す
る流入口近傍に設けられている。８は給水管、９は出湯
管である。
プであり、循環ポンプ２は前記貯湯槽１の下部と接続さ
れている。３は加熱器であり、ヒーター４を内蔵してい
る。そして、前記貯湯槽１の下部、前記循環ポンプ２、
前記加熱器３、前記貯湯槽１の上部が順次接続されて給
湯回路を構成する。５は温度検知器であり、前記加熱器
３の出口温度を検出する。６は制御部であり、前記温度
検知器５の出力で前記循環ポンプ２の循環量あるいは前
記ヒーター４の出力を制御する。７は整流板であり、前
記加熱器３から流出した高温水が前記貯湯槽１に流入す
る流入口近傍に設けられている。８は給水管、９は出湯
管である。
【０００９】上記構成において、前記貯湯槽１の下部の
低温水は前記循環ポンプ２の作用で前記加熱器３に流入
し、ここで前記ヒーター４で加熱される。そして、加熱
された高温水は前記貯湯槽１の上部に流入し、上部から
しだいに高温湯が蓄えられていく。その場合、前記温度
検知器５は前記加熱器３の出口温度を検出し、所定温度
に達するように前記制御部６に信号を送り、前記循環ポ
ンプ２の流量あるいは前記ヒーター４の出力を制御す
る。従って、所定温度の湯が貯湯槽１の上部からしだい
に蓄えられる。そして、出湯管９を介して利用される。
低温水は前記循環ポンプ２の作用で前記加熱器３に流入
し、ここで前記ヒーター４で加熱される。そして、加熱
された高温水は前記貯湯槽１の上部に流入し、上部から
しだいに高温湯が蓄えられていく。その場合、前記温度
検知器５は前記加熱器３の出口温度を検出し、所定温度
に達するように前記制御部６に信号を送り、前記循環ポ
ンプ２の流量あるいは前記ヒーター４の出力を制御す
る。従って、所定温度の湯が貯湯槽１の上部からしだい
に蓄えられる。そして、出湯管９を介して利用される。
【００１０】次に運転開始直後について説明する。この
場合には、前記加熱器３から流出する水は熱容量がある
ため、所定温度に達しないまま低温で前記貯湯槽１の上
部に流入する。そして、図１の実線矢印に示す如く、前
記整流板７に衝突し、その近傍の湯あるいは水と拡散す
るため、前記貯湯槽１の下部まで流速は達しない。従っ
て、貯湯槽１の上部に残湯がある場合にも、残湯全体の
温度を下げることもないため、十分な湯温が確保され、
湯の使い勝手は向上する。
場合には、前記加熱器３から流出する水は熱容量がある
ため、所定温度に達しないまま低温で前記貯湯槽１の上
部に流入する。そして、図１の実線矢印に示す如く、前
記整流板７に衝突し、その近傍の湯あるいは水と拡散す
るため、前記貯湯槽１の下部まで流速は達しない。従っ
て、貯湯槽１の上部に残湯がある場合にも、残湯全体の
温度を下げることもないため、十分な湯温が確保され、
湯の使い勝手は向上する。
【００１１】
【発明の効果】以上実施例で説明したように本発明の電
気温水器は、貯湯槽、循環ポンプ、ヒーター内蔵の加熱
器を順次接続した給湯回路と、前記加熱器の出湯温度を
検知する温度検知器と、前記温度検知器の信号で前記循
環ポンプあるいは前記ヒーターの出力を制御する制御部
と、前記加熱器と接続された前記貯湯槽内上部の流入口
近傍に設けた整流板を備え、前記貯湯槽に流入する高温
の湯を前記整流板に衝突させて、前記貯湯槽下部の低温
水と混合拡散するのを防止する。従って、前記貯湯槽の
上部から所定温度の湯を蓄えることができる。叉、残湯
がある場合においても、運転開始直後に前記貯湯槽に流
入する低温水は前記貯湯槽上部の高温の残湯と混合して
湯の温度を下げることもない。従って、十分な残湯温度
が確保され、湯の使い勝手が向上する。
気温水器は、貯湯槽、循環ポンプ、ヒーター内蔵の加熱
器を順次接続した給湯回路と、前記加熱器の出湯温度を
検知する温度検知器と、前記温度検知器の信号で前記循
環ポンプあるいは前記ヒーターの出力を制御する制御部
と、前記加熱器と接続された前記貯湯槽内上部の流入口
近傍に設けた整流板を備え、前記貯湯槽に流入する高温
の湯を前記整流板に衝突させて、前記貯湯槽下部の低温
水と混合拡散するのを防止する。従って、前記貯湯槽の
上部から所定温度の湯を蓄えることができる。叉、残湯
がある場合においても、運転開始直後に前記貯湯槽に流
入する低温水は前記貯湯槽上部の高温の残湯と混合して
湯の温度を下げることもない。従って、十分な残湯温度
が確保され、湯の使い勝手が向上する。
【図１】本発明の一実施例における電気温水器の構成図
【図２】従来の電気温水器の実施例の構成図
１ 貯湯槽 ２ 循環ポンプ ３ 加熱器 ４ ヒーター ５ 温度検知器 ６ 制御器 ７ 整流板
Claims (1)
- 【請求項１】貯湯槽の下部、循環ポンプ、ヒーター内蔵
の加熱器、貯湯槽上部を順次接続した給湯回路と、前記
加熱器の出口温度を検知する温度検知器と、前記温度検
知器の信号で前記循環ポンプあるいは前記ヒーターの出
力を制御する制御部と、前記加熱器と接続された前記貯
湯槽上部の流入口近傍に設けた整流板とからなる貯湯式
電気温水器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5194093A JPH06265213A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 貯湯式電気温水器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5194093A JPH06265213A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 貯湯式電気温水器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06265213A true JPH06265213A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12900870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5194093A Pending JPH06265213A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 貯湯式電気温水器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06265213A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011117667A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Mitsubishi Electric Corp | 貯湯式給湯機 |
| CN108489099A (zh) * | 2018-03-27 | 2018-09-04 | 芜湖美的厨卫电器制造有限公司 | 一种相变电热水器和水温控制方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59185941A (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温水ボイラ |
| JPS59185935A (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温水ボイラ |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP5194093A patent/JPH06265213A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59185941A (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温水ボイラ |
| JPS59185935A (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温水ボイラ |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011117667A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Mitsubishi Electric Corp | 貯湯式給湯機 |
| CN108489099A (zh) * | 2018-03-27 | 2018-09-04 | 芜湖美的厨卫电器制造有限公司 | 一种相变电热水器和水温控制方法 |
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