JPH06265069A - 配管用の継手装置 - Google Patents

配管用の継手装置

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Publication number
JPH06265069A
JPH06265069A JP5277093A JP5277093A JPH06265069A JP H06265069 A JPH06265069 A JP H06265069A JP 5277093 A JP5277093 A JP 5277093A JP 5277093 A JP5277093 A JP 5277093A JP H06265069 A JPH06265069 A JP H06265069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
packing
flexible pipe
tightening member
hole portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5277093A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Shibabuchi
利夫 柴渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinwa Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Shinwa Sangyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shinwa Sangyo Co Ltd filed Critical Shinwa Sangyo Co Ltd
Priority to JP5277093A priority Critical patent/JPH06265069A/ja
Publication of JPH06265069A publication Critical patent/JPH06265069A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】配管用の継手装置において、締め付け部材を軸
芯方向に小さくでき、コストダウンを図る。 【構成】配管用の継手装置において、締め付け部材15に
形成されたフレキシブル管挿通孔部16の入り口側端部の
内面には環状の溝20を設けて、この溝20の内部に断面L
型の環状のパッキン19を先端が溝20から突出するように
嵌め込み、溝20の内部でパッキン19を線材により作られ
たCリング状のばね体21により押さえて抜け止め支持し
てなり、パッキン19は断面L型であるのでパッキン19を
嵌め込むための溝20は小さくて良く、締め付け部材15を
軸芯方向に小さくでき、また締め付け部材15のフレキシ
ブル管挿通孔部16内でフレキシブル管10が移動すると
き、パッキン19に溝20から抜け出る方向に力が掛かって
もパッキン19はばね体21により抜け止め支持されて、溝
20から抜け出ることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配管用の継手装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から例えば家屋などの建物の外壁に
沿って配設されたガス管からガス流路を分岐させるのに
前記ガス管にフレキシブル管を継手装置を用いて接続さ
せる方法が採られている。
【0003】従来の継手装置としては、内部に軸芯方向
に貫通する孔部を有し、この孔部の途中部に段部を備え
てなるフレキシブル管接続孔部を形成した継手本体と、
フレキシブル管の先端を抱着係合し前記接続孔部内面に
回転不可能に係合する止め輪と、前記継手本体に螺合し
て前記止め輪を接続孔部内方に押し付ける締め付け部材
とからなる配管用の継手装置において、前記締め付け部
材に形成されたフレキシブル管挿通孔部の入り口側端部
の内面には環状の溝を設けて、この溝の内部に断面T型
の環状のパッキンを先端が前記溝から突出するように嵌
め込み、この環状のパッキンの先端を、前記フレキシブ
ル管挿通孔部に挿入されたフレキシブル管を覆う樹脂製
カバーの外面に密着させてシールを行ない、外部からの
水の浸入を防止するようにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような構
成の継手装置では、締め付け部材のフレキシブル管挿通
孔部とフレキシブル管を覆う樹脂製カバーとの間でシー
ルを行なうために締め付け部材に形成された環状の溝に
嵌め込まれたパッキンは断面T型であって、大きな幅を
持ち、このパッキンを嵌め込むための環状の溝も大きく
なり、締め付け部材を軸芯方向に大きくせざるを得ない
という問題があり、それに伴い締め付け部材、延いては
装置全体のコストアップになるという問題があった。
【0005】本発明はこのような課題を解決するもの
で、締め付け部材を軸芯方向に小さくでき、コストダウ
ンを図ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、内部に軸芯方向に貫通する孔部を有し、こ
の孔部の途中部に段部を備えてなるフレキシブル管接続
孔部を形成した継手本体と、フレキシブル管の先端を抱
着係合し前記接続孔部内面に回転不可能に係合する止め
輪と、前記継手本体に螺合して前記止め輪を接続孔部内
方に押し付ける締め付け部材とからなる配管用の継手装
置において、前記締め付け部材に形成されたフレキシブ
ル管挿通孔部の入り口側端部の内面には環状の溝を設け
て、この溝の内部に断面L型の環状のパッキンを先端が
前記溝から突出するように嵌め込み、前記溝の内部で前
記パッキンを線材により作られたCリング状のばね体に
より押さえて抜け止め支持してなるものである。
【0007】
【作用】この構成により、締め付け部材のフレキシブル
管挿通孔部の入り口側端部に形成された環状の溝に嵌め
込まれるパッキンは断面L型であるので、このパッキン
を嵌め込むための環状の溝は小さくて良く、締め付け部
材を軸芯方向に小さくでき、装置全体のコストコストダ
ウンを図ることができる。また、締め付け部材のフレキ
シブル管挿通孔部内でフレキシブル管が移動するとき、
パッキンに溝から抜け出る方向に力が掛かってもパッキ
ンはばね体により抜け止め支持されているので、溝から
抜け出ることはない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面に基
づいて説明する。図1〜図4において、1は内部に軸芯
方向に貫通する孔部2を有し、外面に設けた鍔部3を境
に一端側外面に雄ねじ部4が形成され、他端側内面に雌
ねじ部5が形成された継手本体で、前記孔部2は雄ねじ
部4側の小径の孔部2aと雌ねじ部5側の大径の孔部2
bとからなり、両方の孔部2aと孔部2bとの境目の段
部には孔部2b側に突出する環状の凸部6が形成され、
さらにこの凸部6の外周にはOリング7(角リングでも
可)を嵌入させる環状の溝部8が形成されている。な
お、前記大径の孔部2bには奥側に位置する前記環状の
溝部8に連設される丸孔部9と、この丸孔部9に繋がっ
て外端側に延びる前記雌ねじ部5とを備えている。ま
た、前記丸孔部9の内径は前記雌ねじ部5の最小内径、
つまり雌ねじ部5の山部の内径よりも小さく形成されて
いる。10は前記孔部2b内で継手本体1に接続される蛇
腹状の金属製フレキシブル管、11は継手本体1との接続
のためにフレキシブル管10の一端を抱着する1つ割りリ
ング状の止め輪で、内面に軸芯方向にフレキシブル管10
の外面凹凸部に合致係合する凹凸部12が形成されてお
り、外面にローレット加工が施されている。このローレ
ット加工による凸部および凹部は止め輪11の軸芯方向に
向いている。13はそのローレット加工部であり、凸部に
おける止め輪11の外径は前記雌ねじ部5の最小内径より
も小さく形成され、雌ねじ部5より挿入された止め輪11
の外面のローレット加工による凹凸部13aは前記丸孔部
9の内面に形成された凹凸部9aに係合するように構成
されている。また、止め輪11はフレキシブル管10に対す
る抱着前は正面形状がほぼ円形を呈し、かつ左右のリン
グ部11a,11bは薄肉部で繋がれており、フレキシブル
管10に対して抱着するときは薄肉部を切って左右のリン
グ部11a,11bを互いに分割させるものである。また、
この止め輪11は前後どちらに向いても使用できるように
軸芯方向の中心を境に内面形状、外面形状ともに左右が
対称となっている。15は内部に前記フレキシブル管10を
挿通させるべく軸芯方向に貫通するフレキシブル管挿通
孔部16を有し、このフレキシブル管挿通孔部16の入り口
側端部となる軸芯方向の一端側に外面がほぼ正6角形を
呈する頭部17を備え、この頭部17から他端側に前記頭部
17の外面よりも小径で前記雌ねじ部5に螺入される雄ね
じ部18を備えている締め付け部材である。19は前記フレ
キシブル管挿通孔部16に挿通されたフレキシブル管10を
覆う樹脂製カバー14の外面に密着するように前記頭部17
内におけるフレキシブル管挿通孔部16内面に形成された
環状の溝20に嵌め込まれた断面L型の環状のシール用の
パッキンで、溝20に嵌め込まれたパッキン19の先端は前
記溝20から突出して樹脂製カバー14の外面に密着してシ
ールを行ない、外部からの水の浸入を防止する。21は溝
20の内部で前記パッキン19を押さえて抜け止め支持する
Cリング状のばね体で、線材により作られている。22は
前記頭部17と雄ねじ部18との連接部において雄ねじ部18
の端部に形成された溝23に嵌め込まれたシール用のOリ
ングである。
【0009】次に以上述べた継手装置とフレキシブル管
10との接続順序について説明する。先ず、フレキシブル
管10の一端にフレキシブル管10の凹凸の山2つ程残して
互いに切り離された止め輪11(左右のリング部11a,11
b)を当てがう。その状態でフレキシブル管10の一端側
を止め輪11と一体的に継手本体1の孔部2b内に嵌入さ
せる。前記Oリング7の内径はフレキシブル管10の凹凸
の山の外径より若干小さく形成されており、フレキシブ
ル管10の先端がOリング7に当接する。その状態で予め
フレキシブル管10に外嵌させておいた締め付け部材15の
雄ねじ部18を前記雌ねじ部5に螺入させて締め付け部材
15を締め付けていくと、雄ねじ部18の先端で止め輪11が
押され、同時にフレキシブル管10も押されて止め輪11の
前端から突出するフレキシブル管10の凹凸の2つの山が
押しつぶされ、その変形部10aがOリング7を強制的に
拡げて前記凸部6に圧接する。同時に止め輪11の前端面
でOリング7が押圧されて前記変形部10aに外側より圧
着する。これにより継手本体1とフレキシブル管10との
接続が行なわれるが、締め付け部材15の回転締め付け時
において止め輪11は外面のローレット加工部13の凹凸部
13aが前記丸孔部9の内面に形成された凹凸部9aに係
合しているので、共回りすることがなく、従ってフレキ
シブル管10の捩れも生じない。
【0010】ところで、前記締め付け部材15のフレキシ
ブル管挿通孔部16内でフレキシブル管10が移動すると
き、パッキン19に溝20から抜け出る方向に力が掛かる
が、パッキン19はばね体21により抜け止め支持されてい
るので、溝20から抜け出ることはない。
【0011】なお、図面では示されていないが、前記継
手本体1の雄ねじ部4には継手本体1を介してフレキシ
ブル管10に連通する別のパイプが螺合接続されるもので
ある。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、締め付け
部材のフレキシブル管挿通孔部の入り口側端部に形成さ
れた環状の溝に嵌め込まれるパッキンは断面L型である
ので、このパッキンを嵌め込むための環状の溝は小さく
て良く、締め付け部材を軸芯方向に小さくでき、装置全
体のコストコストダウンを図ることができる。また、締
め付け部材のフレキシブル管挿通孔部内でフレキシブル
管が移動するとき、パッキンに溝から抜け出る方向に力
が掛かってもパッキンはばね体により抜け止め支持され
ているので、溝から抜け出ることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例において継手本体に対するフ
レキシブル管の接続前の状態を示す斜視図である。
【図2】同継手本体に対するフレキシブル管の接続状態
を示す縦断側面図である。
【図3】同継手本体に対するフレキシブル管の接続状態
を示す縦断正面図である。
【図4】同Cリング状のばね体の正面図である。
【符号の説明】
1 継手本体 2 孔部 2a 孔部 2b 孔部 4 雄ねじ部 5 雌ねじ部 6 凸部 7 Oリング 8 溝部 9 丸孔部 9a 凹凸部 10 フレキシブル管 11 止め輪 12 凹凸部 13 ローレット加工部 13a 凹凸部 14 樹脂製カバー 15 締め付け部材 16 フレキシブル管挿通孔部 17 頭部 18 雄ねじ部 19 パッキン 20 溝 21 ばね体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に軸芯方向に貫通する孔部を有し、
    この孔部の途中部に段部を備えてなるフレキシブル管接
    続孔部を形成した継手本体と、フレキシブル管の先端を
    抱着係合し前記接続孔部内面に回転不可能に係合する止
    め輪と、前記継手本体に螺合して前記止め輪を接続孔部
    内方に押し付ける締め付け部材とからなる配管用の継手
    装置において、前記締め付け部材に形成されたフレキシ
    ブル管挿通孔部の入り口側端部の内面には環状の溝を設
    けて、この溝の内部に断面L型の環状のパッキンを先端
    が前記溝から突出するように嵌め込み、前記溝の内部で
    前記パッキンを線材により作られたCリング状のばね体
    により押さえて抜け止め支持してなることを特徴とする
    配管用の継手装置。
JP5277093A 1993-03-15 1993-03-15 配管用の継手装置 Pending JPH06265069A (ja)

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