JPH06265016A - 自動変速機用バンドブレーキの容量制御装置 - Google Patents

自動変速機用バンドブレーキの容量制御装置

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JPH06265016A
JPH06265016A JP4930893A JP4930893A JPH06265016A JP H06265016 A JPH06265016 A JP H06265016A JP 4930893 A JP4930893 A JP 4930893A JP 4930893 A JP4930893 A JP 4930893A JP H06265016 A JPH06265016 A JP H06265016A
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JP
Japan
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receiving surface
pressure receiving
pressure
band brake
speed
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Pending
Application number
JP4930893A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Mikoshiba
美典 御子柴
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動変速機用バンドブレーキの締結容量をス
トール状態、高負荷走行状態、低負荷走行状態の夫々で
適切になるよう制御可能な装置を提供する。 【構成】 バンドブレーキのサーボピストン1は締結用
に大きな受圧面1aおよび小さな受圧面1bを有する。
2速選択圧P2 のみが発生する時、弁2はこの圧力P2
をピストン1に供給可能な状態である。ここで、ストー
ル状態なら弁3,4が共にOFFされ、圧力P2 は弁
3,2を経て受圧面1aに達し、他方で弁4およびシャ
トル弁6,5を経て受圧面1bにも達する。低負荷走行
状態では弁3がOFF、弁4がONにされ、圧力P2
上記と同じ経路で受圧面1bに達するも、受圧面1aは
弁2〜4の全てを経てドレンされる。高負荷走行状態で
は弁3,4が共にONにされ、圧力P2 は弁3、シャト
ル弁6,5を経て受圧面1aに達するも、受圧面1bは
弁2を経てドレンされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の変速制御
を司る摩擦要素の1つであるバンドブレーキを適切に容
量制御するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機は複数の摩擦要素(クラッチ
やブレーキ等)を選択的に液圧作動(締結)させて所定
変速段を選択し、作動する摩擦要素の変更により他の変
速段への変速を行うよう構成するのが普通である。
【0003】ところで、自動変速機におけるブレーキと
しては、湿式多板クラッチと、バンドブレーキとがあ
り、後者のバンドブレーキはサーボピストンを介して液
圧作動するのが常套である。そして、バンドブレーキは
複数の変速段で兼用されることが多く、このため上記サ
ーボピストンは別々の変速段用にバンドブレーキ締結用
の大きい第1受圧面および小さい第2受圧面を有し、大
きい受圧面は低速段で用い、小さい受圧面に液圧を追加
作用させて高速段を選択するようになす。
【0004】この種バンドブレーキを具える自動変速機
としては、例えば日産自動車(株)発行「RE4R01
A型オートマチックトランスミッション整備要領書」
(A261C07)に記載された如きものがある。この
自動変速機におけるバンドブレーキは第2速と第4速と
で締結され、第2速選択圧を供給されるサーボピストン
の受圧面が上記大きな第1受圧面に対応し、第4速選択
圧を供給されるサーボピストンの受圧面が上記小さな第
2受圧面に対応する。
【0005】ここで、低速段(第2速)では自動変速機
をストール状態(車輪を制動した停車のまま、エンジン
回転を上げる状態)にすることがあり、バンドブレーキ
に最も大きな締結容量を要求されるのがこの状態であ
る。従って、バンドブレーキの容量(上記大きい第1受
圧面の面積)を決定するに当たっては、かかる最も厳し
いストール状態を基準にして設計するのが一般的であっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このために、従来の自
動変速機においては、ストール状態以外の走行状態でバ
ンドブレーキの締結容量が大き過ぎ、走行中に上記低速
段への変速(上記文献の自動変速機では第1速から第2
速への変速)が行われる時に、以下の変速ショックを低
減する制御に困難を生じていた。
【0007】即ち、かようにバンドブレーキの締結容量
が大き過ぎるということは、サーボピストンの第1受圧
面に供給される圧力の変化に対するバンドブレーキの締
結力変化が敏感であるということを意味する。一方で、
当該圧力は作動液の温度とともに変化するのを免れず、
かかる圧力変化でもバンドブレーキの締結力が敏感に変
化してしまい、変速ショックを低減する制御の設定が難
しく、不利になっていた。
【0008】また、かかる問題の出方は同じ走行中で
も、低負荷走行状態か、高負荷走行状態かによって異な
るが、これらにも従来の自動変速機では対処できない。
【0009】本発明は、バンドブレーキのサーボピスト
ンがバンドブレーキ締結用に大小2つの受圧面を有する
ことから、これら受圧面を低速段選択時に組み合わせて
用いることにより、バンドブレーキの締結容量を当該低
速段選択時においてストール状態はもとより、低負荷走
行状態および高負荷走行状態を含む全ての走行状態にお
いても、常時適切に制御して、上記の問題を解消するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的のため本発明に
よるバンドブレーキの容量制御装置は、サーボピストン
を介して液圧作動されるバンドブレーキを具え、前記サ
ーボピストンがバンドブレーキ締結用に大きい第1受圧
面および小さい第2受圧面を有し、これら受圧面を夫々
別々の変速段用に設定した自動変速機において、前記第
1受圧面に対応する変速段の選択中、該変速段の選択圧
を、自動変速機のストール状態では前記第1受圧面およ
び第2受圧面の双方に供給し、自動変速機の高負荷走行
状態では前記第1受圧面のみに供給し、自動変速機の低
負荷走行状態では前記第2受圧面のみに供給するように
した切り換え手段を設けたものである。
【0011】
【作用】サーボピストンを介してバンドブレーキを適宜
締結作動させることにより自動変速機は対応変速段を選
択することができる。
【0012】ところで、サーボピストンがバンドブレー
キ締結用に大きい第1受圧面および小さい第2受圧面を
有し、切り換え手段が第1受圧面に対応する変速段の選
択中、該変速段の選択圧を、自動変速機のストール状態
では上記第1受圧面および第2受圧面の双方に供給し、
自動変速機の高負荷走行状態では大きい上記第1受圧面
のみに供給し、自動変速機の低負荷走行状態では小さい
上記第2受圧面のみに供給するようにしたから、当該変
速段でのストール状態でバンドブレーキの締結容量を必
要な大きさにしつつ、走行状態ではバンドブレーキの締
結容量を小さくすることができ、バンドブレーキの締結
容量が大きくなり過ぎるのを防止することができる。
【0013】よって、当該走行状態で温度変化に伴う作
動液圧変化があっても、バンドブレーキの締結力変化が
敏感になることがなく、変速ショックの点で不利になる
のを防止することができる。
【0014】しかも同じ走行中でも、低負荷走行状態で
は、高負荷走行状態よりもバンドブレーキの締結容量を
小さくされ、走行中は負荷状態によってもバンドブレー
キの締結容量を適切に制御することができ、変速ショッ
ク軽減上、又バンドブレーキの焼損防止上、一層有利に
なる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1は、前記文献に記載の自動変速機におけ
るバンドブレーキに対し、本発明の着想を適用したもの
で、1は第2速および第4速でバンドブレーキを締結さ
せるためのサーボピストンを示す。このサーボピストン
1は、バンドブレーキ締結用に大きな第1受圧面1a
と、これより小さな第2受圧面1bと、バンドブレーキ
解放用に第3受圧面1cとを有する。第3受圧面1cは
3速選択圧P3 を供給されるもので、その面積は第1受
圧面のそれより大きいが、第1および第2受圧面の合計
受圧面積よりは小さなものとする。
【0016】かかるサーボピストン1に関連して本例で
は、油圧式切り換え弁2を設けると共に、本発明におけ
る切り換え手段を成す第1および第2電磁式切り換え弁
3,4、および2個のシャトル弁5,6を設ける。
【0017】油圧式切り換え弁2は、シャトル弁5を介
してサーボピストン1の第1受圧面1aに通じたポート
2aおよびサーボピストン1の第2受圧面1bに接続し
たポート2bと、4速選択圧P4 を入力されるポート2
c、電磁式切り換え弁3のポート3aに通じたポート2
dおよびドレンポート2eとを具える。そして、油圧式
切り換え弁2は常態でばね2fにより、ポート2a,2
bを夫々ポート2e,2dに通じたポート配置となり、
ポート2cに4速選択圧P4 が供給される時この4速選
択圧により切り換えられて、ポート2a,2bを夫々ポ
ート2d,2cに通じたポート配置になるものとする。
【0018】第1電磁式切り換え弁3は上記ポート3a
の他に、シャトル弁6,5を順次介してサーボピストン
1の第1受圧面1aに通じたポート3b、ドレンポート
3c、2速選択圧P2 を入力されるポート3dおよびド
レンポート3eを有する。そして、電磁式切り換え弁3
は常態でばね3fにより、ポート3a,3bを夫々ポー
ト3d,3eに通じたポート配置となり、ソレノイド3
gをONされる時切り換えられて、ポート3a,3bを
夫々ポート3c,3dに通じたポート配置になるものと
する。
【0019】第2電磁式切り換え弁4は、シャトル弁
6,5を順次介してサーボピストン1の第1受圧面1a
に接続されたポート3aと、ドレンポート4bと、2速
選択圧P2 を入力されるポート4cとを有する。そし
て、電磁式切り換え弁4は常態でばね4dにより、ポー
ト4aをポート4cに通じたポート配置となり、ソレノ
イド4eをONされる時切り換えられて、ポート4aを
ポート4bに通じたポート配置になるものとする。
【0020】かかる構成において、電磁式切り換え弁
3,4のソレノイド3g,4eはコントローラ7により
ON,OFF制御し、これがため、コントローラ7には
車速Vを検出する車速センサ8からの信号およびエンジ
ンスロットル開度THを検出するスロットルセンサ9か
らの信号を夫々入力する。コントローラ7はこれら入力
情報から、図2の制御プログラムを実行して、以下の如
くに電磁式切り換え弁3,4をON,OFF制御し、後
述の如くにバンドブレーキの締結容量を制御するものと
する。
【0021】図2のステップ11では、車速Vが0で、
且つスロットル開度THが開かれているストール状態か
否かをチェックする。ストール状態なら、ステップ12
で電磁式切り換え弁3,4を共にOFFする。ステップ
11で走行状態と判別する時は、ステップ13でスロッ
トル開度THが設定値THS 以上の高負荷運転か、スロ
ットル開度THが設定値THS 未満の低負荷運転かをチ
ェックする。ここで、スロットル開度設定値THS は、
第1受圧面1aおよび第2受圧面1bの受圧面積の関連
において、第1受圧面1aの受圧面積だけでは、これに
2速選択圧P2を印加した時バンドブレーキの滑りが問
題となる程に大きくなり始めるスロットル開度の限界値
とする。
【0022】低負荷運転の走行状態では、ステップ14
において電磁式切り換え弁3をOFFし、電磁式切り換
え弁4をONする。高負荷運転の走行状態では、ステッ
プ15において電磁式切り換え弁3をONし、電磁式切
り換え弁4もONする。
【0023】なお自動変速機は前記文献に記載されてい
る如く、第1速選択時において、図1における2速選択
圧P2 、3速選択圧P3 および4速選択圧P4 の何れを
も発生せず、図示せざるフォワードクラッチのみの締結
により第1速を選択することができる。
【0024】ここで、第2速を選択すべく図1において
2速選択圧P2 のみが発生した時の作用を次に説明す
る。4速選択圧P4 が存在しないため、油圧式切り換え
弁2は、ポート2a,2bを夫々ポート2e,2dに通
じたポート配置となる。そして、上記ストール状態であ
る場合、電磁式切り換え弁3,4が共にOFFであるこ
とから、2速選択圧P2 は一方でポート4c,4a、シ
ャトル弁6,5を経てサーボピストン1の第1受圧面1
aに達し、他方でポート3d,3a,2d,2bを経て
サーボピストン1の第2受圧面1bにも達する。これが
ため、当該ストール状態では2速選択圧P2 が両受圧面
1a,1bに作用してバンドブレーキを締結することに
より第2速を選択し、バンドブレーキの締結容量を要求
通りに大きくすることができる。
【0025】ところで、低負荷の走行状態では電磁式切
り換え弁3がOFF、電磁式切り換え弁4がONにされ
ることから、2速選択圧P2 はポート3d,3a,2
d,2bを経てサーボピストン1の第2受圧面1bに達
するも、サーボピストン1の第1受圧面1aはシャトル
弁5およびポート2a,2eを経てドレンされ、またシ
ャトル弁5,6およびポート3b,3c、更にポート4
a,4bを経てドレンされる。これがため、当該低負荷
走行状態では2速選択圧P2 が受圧面1bに作用してバ
ンドブレーキを締結させることにより第2速を選択する
が、2速選択圧P 2 が小さな受圧面1bに作用するだけ
であることから、バンドブレーキの締結容量を要求通り
に小さくすることができる。よって、当該低負荷走行状
態で温度変化に伴う作動液圧変化があっても、バンドブ
レーキの締結力変化が敏感になることがなく、変速ショ
ックの点で不利になるのを防止することができる。
【0026】高負荷の走行状態では電磁式切り換え弁
3,4が共にONにされることから、2速選択圧P2
ポート3d,3b、シャトル弁6,5を経てサーボピス
トン1の第1受圧面1aに達するも、サーボピストン1
の第2受圧面1bはポート2b,2d,3a,3cを経
てドレンされる。これがため、当該高負荷走行状態では
2速選択圧P2 が受圧面1aに作用してバンドブレーキ
を締結することにより第2速を選択するが、2速選択圧
2 が小さな受圧面1bに作用せず、大きな受圧面1a
に作用するだけであることから、バンドブレーキの締結
容量を要求通りに前記ストール状態よりも小さくするこ
とができる。よって、当該高負荷走行状態で温度変化に
伴う作動液圧変化があっても、バンドブレーキの締結力
変化が敏感になることがなく、変速ショックの点で不利
になるのを防止することができる。
【0027】更に、この高負荷走行状態で2速選択圧P
2 を受けるサーボピストン1の受圧面1aが、低負荷走
行状態で2速選択圧P2 を受ける受圧面1bよりも大き
いことから、同じ走行状態でも負荷によってバンドブレ
ーキの締結容量が要求に合うよう可変にされ、低負荷状
態での上記変速ショック軽減効果はそのままに、高負荷
走行状態でバンドブレーキが容量不足から激しく滑って
焼損したり、変速遅れを生ずるような不都合を回避する
ことができる。
【0028】第3速を選択すべく図1において、2速選
択圧P2 に加えて3速選択圧P3 も発生した時の作用を
次に説明する。4速選択圧P4 が存在しないため、油圧
式切り換え弁2は前記したと同じ状態を保ち、4速選択
圧P4 がサーボピストン1の受圧面1bに印加されるこ
とはない。また、図2には示さなかったが、第3速でコ
ントローラ7は電磁式切り換え弁3をONに保つため、
第3速ではサーボピストン1の受圧面1bに2速選択圧
2 が印加されることもない。そして、この電磁式切り
換え弁3のONは、2速選択圧P2 をしてサーボピスト
ン1の受圧面1bに供給する。しかし、3速選択圧P3
が作用するサーボピストン1の第3受圧面1cは受圧面
1aよりも大きいことから、サーボピストン1は後退し
てバンドブレーキを解放し、自動変速機を第3速に投入
することができる。
【0029】第4速を選択すべく図1において、2速選
択圧P2 および3速選択圧P3 に加え、4速選択圧P4
も発生した時の作用は次の通りである。該4速選択圧P
4 の発生時、油圧式切り換え弁2はポート2cに4速選
択圧P4 を入力されて、この4速選択圧により、ポート
2a,2bを夫々ポート2d,2cに通じたポート配置
に切り換えられる。これにより、4速選択圧P4 がサー
ボピストン1の受圧面1bに印加されて、受圧面1aに
作用する2速選択圧P2 との共働により、受圧面1c
に作用する3速選択圧P3 に抗し、サーボピストン1を
進出ストロークさせる。これにより、バンドブレーキが
締結され、自動変速機を第4速に投入することができ
る。
【0030】
【発明の効果】かくして本発明によるバンドブレーキの
容量制御装置は請求項1に記載の如く、バンドブレーキ
を作動させるサーボピストンのバンドブレーキ締結用に
設定された大きい第1受圧面および小さい第2受圧面
を、ストール状態と、高負荷走行状態と、低負荷走行状
態とで使い分ける構成にしたから、つまり上記第1受圧
面に対応する変速段の選択中、該変速段の選択圧を、ス
トール状態では第1受圧面および第2受圧面の双方に供
給し、高負荷走行状態では大きな第1受圧面のみに供給
し、低負荷走行状態では小さな第2受圧面のみに供給す
るようにしたから、当該変速段でのストール状態でバン
ドブレーキの締結容量を必要な大きさにしつつ、走行状
態ではバンドブレーキの締結容量を小さくすることがで
き、バンドブレーキの締結容量が走行状態で大きくなり
過ぎるのを防止することができる。
【0031】よって、当該走行状態で温度変化に伴う作
動液圧変化があっても、バンドブレーキの締結力変化が
敏感になることがなく、変速ショックの点で不利になる
のを防止することができる。
【0032】更に同じ走行中でも、低負荷走行状態で
は、高負荷走行状態よりもバンドブレーキの締結容量が
小さくされることから、負荷状態によってもバンドブレ
ーキの締結容量を適切に制御し得ることとなり、変速シ
ョック軽減上およびバンドブレーキの焼損防止上、一層
有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバンドブレーキの容量制御装置を
例示する自動変速機の要部変速制御油圧回路図である。
【図2】同例におけるコントローラが実行するバンドブ
レーキの容量制御プログラムを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 サーボピストン 1a 第1受圧面 1b 第2受圧面 1c 第3受圧面 2 油圧式切り換え弁 3 第1電磁式切り換え弁 4 第2電磁式切り換え弁 5 シャトル弁 6 シャトル弁 7 コントローラ 8 車速センサ 9 スロットルセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボピストンを介して液圧作動される
    バンドブレーキを具え、前記サーボピストンがバンドブ
    レーキ締結用に大きい第1受圧面および小さい第2受圧
    面を有し、これら受圧面を夫々別々の変速段用に設定し
    た自動変速機において、 前記第1受圧面に対応する変速段の選択中、該変速段の
    選択圧を、自動変速機のストール状態では前記第1受圧
    面および第2受圧面の双方に供給し、自動変速機の高負
    荷走行状態では前記第1受圧面のみに供給し、自動変速
    機の低負荷走行状態では前記第2受圧面のみに供給する
    ようにした切り換え手段を設けたことを特徴とする自動
    変速機用バンドブレーキの容量制御装置。
JP4930893A 1993-03-10 1993-03-10 自動変速機用バンドブレーキの容量制御装置 Pending JPH06265016A (ja)

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