JPH06264661A - 識別カードによるロック装置 - Google Patents
識別カードによるロック装置Info
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- JPH06264661A JPH06264661A JP5442193A JP5442193A JPH06264661A JP H06264661 A JPH06264661 A JP H06264661A JP 5442193 A JP5442193 A JP 5442193A JP 5442193 A JP5442193 A JP 5442193A JP H06264661 A JPH06264661 A JP H06264661A
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Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Storage Device Security (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 識別カードによるロック装置に関し、セキュ
リティの向上を目的とし、 【構成】 挿入された識別カード(1) に基づき、装置に
設けられた所定のロック(4) を開錠するロック装置であ
って、時刻を出力する時計(3) と、該識別カードが挿入
され、且つ開錠操作された時刻を前記時計より取得し、
該時刻が、前記識別カードに記録されている開錠可能時
間内、または装置内に設定されている開錠可能時間内か
否かを検証し、開錠可能時間内ならば所定のロックを開
錠するロック制御部(2) とを備えるように構成する。
リティの向上を目的とし、 【構成】 挿入された識別カード(1) に基づき、装置に
設けられた所定のロック(4) を開錠するロック装置であ
って、時刻を出力する時計(3) と、該識別カードが挿入
され、且つ開錠操作された時刻を前記時計より取得し、
該時刻が、前記識別カードに記録されている開錠可能時
間内、または装置内に設定されている開錠可能時間内か
否かを検証し、開錠可能時間内ならば所定のロックを開
錠するロック制御部(2) とを備えるように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、識別カード（ＩＤカー
ド）を挿入することによって、扉のロック等を開錠する
ように構成された装置における、ロック装置の改良に関
する。
ド）を挿入することによって、扉のロック等を開錠する
ように構成された装置における、ロック装置の改良に関
する。
【０００２】近年、ＡＴＭ（自動預入支払機）等におい
て、障害発生時の処理、現金，用紙の補充等、運用を警
備会社等の第三者に委託する場合が増大している。この
ため、セキュリティの面からも、操作が必要のない時
は、第三者による装置に対するアクセスを極力禁止する
必要がある。
て、障害発生時の処理、現金，用紙の補充等、運用を警
備会社等の第三者に委託する場合が増大している。この
ため、セキュリティの面からも、操作が必要のない時
は、第三者による装置に対するアクセスを極力禁止する
必要がある。
【０００３】
【従来の技術】図４はＡＴＭの斜視図、図５は従来例の
フローチャート図である。図４はＡＴＭを斜め後方より
観た斜視図を示したもので、障害が発生した時等は、扉
15を開いて、扉15の内面に取り付けられた操作盤17を操
作し、紙幣補充の必要が生じた場合には、扉15を開き、
且つ引出しユニット21を引出して、現金カセット19を交
換する。
フローチャート図である。図４はＡＴＭを斜め後方より
観た斜視図を示したもので、障害が発生した時等は、扉
15を開いて、扉15の内面に取り付けられた操作盤17を操
作し、紙幣補充の必要が生じた場合には、扉15を開き、
且つ引出しユニット21を引出して、現金カセット19を交
換する。
【０００４】扉15, 引出しユニット21, 現金カセット19
は、それぞれ扉電磁ロック16, 引出しユニット電磁ロッ
ク22, 現金カセット電磁ロック20によりロックされてお
り、ＩＤカードが挿入され、且つ暗証番号が入力されて
本人が確認された後に各電磁ロック16、20、22が開錠さ
れるようになっている。
は、それぞれ扉電磁ロック16, 引出しユニット電磁ロッ
ク22, 現金カセット電磁ロック20によりロックされてお
り、ＩＤカードが挿入され、且つ暗証番号が入力されて
本人が確認された後に各電磁ロック16、20、22が開錠さ
れるようになっている。
【０００５】図５は従来例のロック開錠時のフローチャ
ート図を示したもので、扉15に設けられている操作盤10
を操作することにより、以下に示す手順でロックが開錠
される。なお、操作手順は、表示器13により案内表示さ
れる。
ート図を示したもので、扉15に設けられている操作盤10
を操作することにより、以下に示す手順でロックが開錠
される。なお、操作手順は、表示器13により案内表示さ
れる。
【０００６】(S1) 操作者は、操作盤10のカード挿入口
11にＩＤカードを挿入する。 (S2) これにより、図示省略したカードリーダにより、
ＩＤカードの読取りが行われる。
11にＩＤカードを挿入する。 (S2) これにより、図示省略したカードリーダにより、
ＩＤカードの読取りが行われる。
【０００７】(S3) 続いて操作者は暗証番号をキーボー
ド（テンキー）12より入力する。 (S4) ＩＤカード、または装置内メモリに暗証番号が登
録されており、入力された暗証番号と登録されている暗
証番号とが一致したとき、 (S5) 操作者は登録カードを挿入する。
ド（テンキー）12より入力する。 (S4) ＩＤカード、または装置内メモリに暗証番号が登
録されており、入力された暗証番号と登録されている暗
証番号とが一致したとき、 (S5) 操作者は登録カードを挿入する。
【０００８】(S6) 装置内に登録されている登録番号と
登録カードの登録番号とが照合され、登録済みであれ
ば、 (S7) すべての電磁ロック、ここでは扉電磁ロック16、
ユニット引出し電磁ロック22、現金カセット電磁ロック
20が開錠される。
登録カードの登録番号とが照合され、登録済みであれ
ば、 (S7) すべての電磁ロック、ここでは扉電磁ロック16、
ユニット引出し電磁ロック22、現金カセット電磁ロック
20が開錠される。
【０００９】これにより、操作者は機械キー14により扉
15を開き、操作盤17を操作して障害原因を調査すると
か、リセットするとかの保守、およびユニット引出し21
をＡ方向に引き出して、現金カセット19を交換する等の
作業を行う。
15を開き、操作盤17を操作して障害原因を調査すると
か、リセットするとかの保守、およびユニット引出し21
をＡ方向に引き出して、現金カセット19を交換する等の
作業を行う。
【００１０】(S8) このとき、扉15が開かれた時間等の
履歴が、図示省略したメモリに取得される。 (S9) 操作が終了し、扉15を閉めると、図示省略したリ
ミットスイッチにより操作終了が検出され、電磁ロック
が施錠される。
履歴が、図示省略したメモリに取得される。 (S9) 操作が終了し、扉15を閉めると、図示省略したリ
ミットスイッチにより操作終了が検出され、電磁ロック
が施錠される。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
ＡＴＭ等の現金を取り扱う装置には、電磁ロックが各所
に配置されているが、従来の装置では、カード挿入によ
り、電磁ロックのすべてが、何時でも開錠されるため、
現金の取扱いを行う責任者以外の者でも現金カセット2
0, 金庫18に接触することが可能になっている。
ＡＴＭ等の現金を取り扱う装置には、電磁ロックが各所
に配置されているが、従来の装置では、カード挿入によ
り、電磁ロックのすべてが、何時でも開錠されるため、
現金の取扱いを行う責任者以外の者でも現金カセット2
0, 金庫18に接触することが可能になっている。
【００１２】本発明は、上記課題に鑑み、セキュリティ
を一層向上させる、識別カードによるロック装置を提供
することを目的とする。
を一層向上させる、識別カードによるロック装置を提供
することを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】図１の本発明の原理図に
おいて、１は識別カード、４は所定のロック、３は時刻
を出力する時計である。２はロック制御部で、識別カー
ド１が挿入され、且つ開錠操作された時刻を時計３より
取得し、その時刻が、識別カード１に記録されている開
錠可能時間内または装置内に設定されている開錠可能時
間内か否かを検証し、開錠可能時間内ならば所定のロッ
クを開錠する。
おいて、１は識別カード、４は所定のロック、３は時刻
を出力する時計である。２はロック制御部で、識別カー
ド１が挿入され、且つ開錠操作された時刻を時計３より
取得し、その時刻が、識別カード１に記録されている開
錠可能時間内または装置内に設定されている開錠可能時
間内か否かを検証し、開錠可能時間内ならば所定のロッ
クを開錠する。
【００１４】開錠すべきロックが複数で、操作レベルが
異なる場合は、識別カードのレベルに応じて、対応する
ロックの開錠可能時間が設定される。なお、操作可能な
装置状態を登録しておき、装置が操作可能な状態にとき
は、対応するロックの開錠を可能とする。
異なる場合は、識別カードのレベルに応じて、対応する
ロックの開錠可能時間が設定される。なお、操作可能な
装置状態を登録しておき、装置が操作可能な状態にとき
は、対応するロックの開錠を可能とする。
【００１５】
【作用】ロック制御部２は、識別カード１が挿入され、
且つ開錠操作された時刻を時計３より取得し、その時刻
が、識別カード１に記録されている開錠可能時間内か否
か、または装置内に設定されている開錠可能時間内か否
かを検証し、開錠可能時間内ならば所定のロック（錠）
を開錠する。
且つ開錠操作された時刻を時計３より取得し、その時刻
が、識別カード１に記録されている開錠可能時間内か否
か、または装置内に設定されている開錠可能時間内か否
かを検証し、開錠可能時間内ならば所定のロック（錠）
を開錠する。
【００１６】ロックが複数ある場合、且つ操作レベルが
異なる場合は、それぞれ、対応するロックの開錠可能時
間を設定する。さらに、装置異常等の操作可能な装置状
態を登録しておき、装置がその状態のときは、対応する
ロックの開錠を可能とする。
異なる場合は、それぞれ、対応するロックの開錠可能時
間を設定する。さらに、装置異常等の操作可能な装置状
態を登録しておき、装置がその状態のときは、対応する
ロックの開錠を可能とする。
【００１７】以上により、カード挿入によって開錠する
ロック装置において、開錠可能な条件（時間等）を付与
したので、さらにセキュリティが向上する。
ロック装置において、開錠可能な条件（時間等）を付与
したので、さらにセキュリティが向上する。
【００１８】
【実施例】図２は一実施例の構成図、図３は一実施例の
フローチャート図である。本実施例では、図４で示した
構成のＡＴＭ装置に適用し、且つＡＴＭ装置内に開錠可
能条件（ＩＤカード種別に対応した操作可能時間，ロッ
ク種別，装置状態等）が設定されている例を示す。な
お、ＡＴＭ装置内に設定する方法として、上位装置（監
視装置）から設定する方法, ＡＴＭ装置の操作盤により
設定する方法等があるが、ここでは操作盤によって設定
するものとする。
フローチャート図である。本実施例では、図４で示した
構成のＡＴＭ装置に適用し、且つＡＴＭ装置内に開錠可
能条件（ＩＤカード種別に対応した操作可能時間，ロッ
ク種別，装置状態等）が設定されている例を示す。な
お、ＡＴＭ装置内に設定する方法として、上位装置（監
視装置）から設定する方法, ＡＴＭ装置の操作盤により
設定する方法等があるが、ここでは操作盤によって設定
するものとする。
【００１９】図２において、25はＡＴＭ装置で、顧客操
作により預入／払出し処理を推進する機能の他に、各電
磁ロックの開錠／施錠を行うロック装置30を備える。26
はＡＴＭ25を監視するための監視装置で、ＡＴＭ装置25
の運用状態を監視するとともに、操作により開錠可能を
通知する。27はＩＤカードで、磁気カード，ＩＣカード
等より構成され、ここでは操作者の識別番号，暗証番号
等が記録されている。なお、操作可能条件（時間，ロッ
ク種別）が記録される場合もある。28は登録カードで、
登録番号が記録されている。
作により預入／払出し処理を推進する機能の他に、各電
磁ロックの開錠／施錠を行うロック装置30を備える。26
はＡＴＭ25を監視するための監視装置で、ＡＴＭ装置25
の運用状態を監視するとともに、操作により開錠可能を
通知する。27はＩＤカードで、磁気カード，ＩＣカード
等より構成され、ここでは操作者の識別番号，暗証番号
等が記録されている。なお、操作可能条件（時間，ロッ
ク種別）が記録される場合もある。28は登録カードで、
登録番号が記録されている。
【００２０】ここで、ロック装置30は、図４に示す操作
盤10に対応するもので、ＩＤカード27, 登録カード28が
挿入されるカードリーダ 31 、暗証番号を入力するキー
ボード32、操作案内等を表示する表示器33、時計34, 装
置本体を制御する主制御部41とのインタフェースである
IF部36、書込み可能で、且つ不揮発性の各種設定データ
を記録保持するためのメモリ37、ロック制御を行うロッ
ク制御部35等より構成される。
盤10に対応するもので、ＩＤカード27, 登録カード28が
挿入されるカードリーダ 31 、暗証番号を入力するキー
ボード32、操作案内等を表示する表示器33、時計34, 装
置本体を制御する主制御部41とのインタフェースである
IF部36、書込み可能で、且つ不揮発性の各種設定データ
を記録保持するためのメモリ37、ロック制御を行うロッ
ク制御部35等より構成される。
【００２１】なお、41はＡＴＭ25の主制御部、40は監視
装置26との間で通信する通信制御部、17は保守用に使用
される操作部で、図示省略したが、メモリを持ち、ロッ
ク制御履歴等が格納される。
装置26との間で通信する通信制御部、17は保守用に使用
される操作部で、図示省略したが、メモリを持ち、ロッ
ク制御履歴等が格納される。
【００２２】ここで、登録番号、ＩＤカード対応の開錠
可能なロック種別およびその操作可能時間, 操作可能状
態（障害，紙幣補充を要する現金エンド，印字用紙エン
ド等）と対応する開錠可能なロック種別等が、予め、操
作部17（または監視装置26）より設定されているものと
する。これらの設定データは、主制御部41, IF部36を介
してロック制御部35により、メモリ37に登録される。
可能なロック種別およびその操作可能時間, 操作可能状
態（障害，紙幣補充を要する現金エンド，印字用紙エン
ド等）と対応する開錠可能なロック種別等が、予め、操
作部17（または監視装置26）より設定されているものと
する。これらの設定データは、主制御部41, IF部36を介
してロック制御部35により、メモリ37に登録される。
【００２３】例えば、ＩＤカード対応の操作可能時間の
例を示すと、運用開始／終了等のオペレーションを行う
第三者の操作者に対しては、業務開始，業務終了前後の
時間帯で、且つ扉16のみを開錠可能とし、責任者には全
時間帯で、且つ全電磁ロックが開錠可能とする。また、
用紙補充状態のときは、操作可能時間は設けないが、ユ
ニット引出し電磁ロック22, 現金カセット電磁ロック20
は開錠しないものとする。
例を示すと、運用開始／終了等のオペレーションを行う
第三者の操作者に対しては、業務開始，業務終了前後の
時間帯で、且つ扉16のみを開錠可能とし、責任者には全
時間帯で、且つ全電磁ロックが開錠可能とする。また、
用紙補充状態のときは、操作可能時間は設けないが、ユ
ニット引出し電磁ロック22, 現金カセット電磁ロック20
は開錠しないものとする。
【００２４】なお、操作可能時間を設定すると運用上支
障を来すケースも考えられるので、監視装置26からの操
作により、全電磁ロック開錠可能指示がメモリ37に設定
されるものとする。これにより、ＩＤカード27の種別に
係わらず開錠可能とする。
障を来すケースも考えられるので、監視装置26からの操
作により、全電磁ロック開錠可能指示がメモリ37に設定
されるものとする。これにより、ＩＤカード27の種別に
係わらず開錠可能とする。
【００２５】また、現在の装置状態は、主制御部41から
ロック制御部35に通知され、メモリ37に格納されるもの
とする。以上により、通常の運用時には、委託した第三
者によるロック開錠は業務開始／終了前後の時間帯で、
且つ扉電磁ロック16の開錠のみに限られ、装置障害, 現
金カセット交換時には、操作可能時間が解除され、望ま
しくは必要な電磁ロックのみが開錠される。
ロック制御部35に通知され、メモリ37に格納されるもの
とする。以上により、通常の運用時には、委託した第三
者によるロック開錠は業務開始／終了前後の時間帯で、
且つ扉電磁ロック16の開錠のみに限られ、装置障害, 現
金カセット交換時には、操作可能時間が解除され、望ま
しくは必要な電磁ロックのみが開錠される。
【００２６】以上の構成により、以下に示すロック制御
が行われる。 (S1) 操作者は、図示省略したがカード挿入口（図４で
示す操作盤10のカード挿入口11に対応）にＩＤカード27
を挿入する。
が行われる。 (S1) 操作者は、図示省略したがカード挿入口（図４で
示す操作盤10のカード挿入口11に対応）にＩＤカード27
を挿入する。
【００２７】(S2) これにより、カードリーダ31によっ
て、ＩＤカード27の読取りが行われる。 (S3) 続いて操作者は暗証番号をキーボード32より入力
する。
て、ＩＤカード27の読取りが行われる。 (S3) 続いて操作者は暗証番号をキーボード32より入力
する。
【００２８】(S4) ＩＤカード27（またはメモリ37) に
暗証番号が登録されており、ロック制御部35は、入力さ
れた暗証番号と登録されている暗証番号とを照合する。
そして一致したとき、登録カード28の挿入案内を表示器
33に表示する。
暗証番号が登録されており、ロック制御部35は、入力さ
れた暗証番号と登録されている暗証番号とを照合する。
そして一致したとき、登録カード28の挿入案内を表示器
33に表示する。
【００２９】(S5) 操作者が登録カード28を挿入する
と、 (S6) メモリ37に登録されている登録番号と登録カード
28の登録番号とが照合され、登録済みであれば、ロック
制御に移行する。
と、 (S6) メモリ37に登録されている登録番号と登録カード
28の登録番号とが照合され、登録済みであれば、ロック
制御に移行する。
【００３０】(S7) ロック制御部35はメモリ37を参照
し、前述した監視装置26からの操作可能通知があるか否
かを検索する。この可能通知があれば、すべての電磁ロ
ック、ここでは、現金カセット電磁ロック20, ユニット
引出し電磁ロック22, 扉電磁ロック16を開錠する。(S1
0) (S8) 監視装置26からの指示がなければ、挿入されたＩ
Ｄカード27対応の操作可能時間をメモリ37より抽出し、
時計34の時刻を参照して、操作可能時間内であれば対応
する電磁ロックを開錠する。(S10) なお、メモリ37内に
操作可能時間の設定がなければＩＤカード27の読取りデ
ータ内に操作可能時間の記録があるか否かを検索し、有
ればその時間を使用する。また、無ければ、従来例で示
したと同様のロック制御と判断してすべての電磁ロック
を開錠する。
し、前述した監視装置26からの操作可能通知があるか否
かを検索する。この可能通知があれば、すべての電磁ロ
ック、ここでは、現金カセット電磁ロック20, ユニット
引出し電磁ロック22, 扉電磁ロック16を開錠する。(S1
0) (S8) 監視装置26からの指示がなければ、挿入されたＩ
Ｄカード27対応の操作可能時間をメモリ37より抽出し、
時計34の時刻を参照して、操作可能時間内であれば対応
する電磁ロックを開錠する。(S10) なお、メモリ37内に
操作可能時間の設定がなければＩＤカード27の読取りデ
ータ内に操作可能時間の記録があるか否かを検索し、有
ればその時間を使用する。また、無ければ、従来例で示
したと同様のロック制御と判断してすべての電磁ロック
を開錠する。
【００３１】この一連の処理によって、種々のシステム
に対処することができる。 (S9) 上記(S8)において、操作可能時間外の場合は、現
在の装置状態をメモリ37より求め、操作可能状態なら
ば、対応する電磁ロックを開錠する。
に対処することができる。 (S9) 上記(S8)において、操作可能時間外の場合は、現
在の装置状態をメモリ37より求め、操作可能状態なら
ば、対応する電磁ロックを開錠する。
【００３２】(S10) 以上のごとく、 (S7) 〜(S9)の条件
で、操作可能な電磁ロック、ここでは扉電磁ロック16、
ユニット引出し電磁ロック22、現金カセット電磁ロック
20を開錠する。
で、操作可能な電磁ロック、ここでは扉電磁ロック16、
ユニット引出し電磁ロック22、現金カセット電磁ロック
20を開錠する。
【００３３】以上により電磁ロックが開錠されると、操
作者は機械キーにより扉15を開き、操作盤17を操作して
障害原因を調査するとか、リセットするとかの保守、引
出しユニット21をＡ方向に引き出して、現金カセット19
を交換する等の作業を行う。
作者は機械キーにより扉15を開き、操作盤17を操作して
障害原因を調査するとか、リセットするとかの保守、引
出しユニット21をＡ方向に引き出して、現金カセット19
を交換する等の作業を行う。
【００３４】なお、従来例で示したように、 (S11) 扉15が開かれた時間等の履歴が、図示省略したメ
モリに取得される。 (S12) 操作が終了し、扉15を閉めると、図示省略したリ
ミットスイッチにより、操作終了が検出され、すべての
電磁ロックが施錠される。
モリに取得される。 (S12) 操作が終了し、扉15を閉めると、図示省略したリ
ミットスイッチにより、操作終了が検出され、すべての
電磁ロックが施錠される。
【００３５】以上のごとく、操作レベルに応じて、操作
可能時間, ロック種別を設定し、この時間内でなけれ
ば、電磁ロックが開錠しないいように構成したので、セ
キュリティが大幅に向上する。
可能時間, ロック種別を設定し、この時間内でなけれ
ば、電磁ロックが開錠しないいように構成したので、セ
キュリティが大幅に向上する。
【００３６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、識別カ
ードにより装置のロックを開錠するロック装置におい
て、操作レベルに応じて操作可能時間を設定し、この時
間内でなければ、対応する電磁ロックが開錠しないよう
に構成したので、セキュリティが大幅に向上する効果を
奏する。
ードにより装置のロックを開錠するロック装置におい
て、操作レベルに応じて操作可能時間を設定し、この時
間内でなければ、対応する電磁ロックが開錠しないよう
に構成したので、セキュリティが大幅に向上する効果を
奏する。
【図１】 本発明の原理図
【図２】 一実施例の構成図
【図３】 一実施例のフローチャート図
【図４】 ＡＴＭの斜視図
【図５】 従来例のフローチャート図
１ 識別カード ２ ロック
制御部 ３ 時計 ４ ロック 10 操作盤 11 カード
挿入口 12 キーボード 13 表示器 14 機械キー 15 扉 16 扉電磁ロック 17 操作部 18 金庫 19 現金カ
セット 20 現金カセット電磁ロック 21 引出し
ユニット 22 ユニット引出し電磁ロック 25 自動預
入支払機ＡＴＭ 26 監視装置 27 ＩＤカ
ード 28 登録カード 30 ロック
装置 31 カードリーダ 32 キーボ
ード 33 表示器 34 時計 35 ロック機構制御部 36 ＩＦ部 37 メモリ 40 通信制
御部 41 主制御部
制御部 ３ 時計 ４ ロック 10 操作盤 11 カード
挿入口 12 キーボード 13 表示器 14 機械キー 15 扉 16 扉電磁ロック 17 操作部 18 金庫 19 現金カ
セット 20 現金カセット電磁ロック 21 引出し
ユニット 22 ユニット引出し電磁ロック 25 自動預
入支払機ＡＴＭ 26 監視装置 27 ＩＤカ
ード 28 登録カード 30 ロック
装置 31 カードリーダ 32 キーボ
ード 33 表示器 34 時計 35 ロック機構制御部 36 ＩＦ部 37 メモリ 40 通信制
御部 41 主制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０７Ｆ 7/12
Claims (3)
- 【請求項１】 挿入された識別カード(1) に基づき、
装置に設けられた所定のロック(4) を開錠するロック装
置であって、 時刻を出力する時計(3) と、 該識別カードが挿入され、且つ開錠操作された時刻を前
記時計より取得し、該時刻が、前記識別カードに記録さ
れている開錠可能時間内、または装置内に設定されてい
る開錠可能時間内か否かを検証し、開錠可能時間内なら
ば所定のロックを開錠するロック制御部(2) とを備える
ことを特徴とする識別カードによるロック装置 - 【請求項２】 識別カードのレベルに応じて開錠すべ
きロックおよび開錠可能時間が設定されて成り、挿入さ
れた該識別カードに対応したロックを開錠することを特
徴とする請求項１記載の識別カードによるロック装置。 - 【請求項３】 操作可能な装置状態を登録しておき、
装置が操作可能な状態にときは、対応するロックを開錠
可能とすることを特徴とする請求項１または２記載の識
別カードによるロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5442193A JPH06264661A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 識別カードによるロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5442193A JPH06264661A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 識別カードによるロック装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06264661A true JPH06264661A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12970251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5442193A Pending JPH06264661A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 識別カードによるロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06264661A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003271163A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-25 | Daiichikosho Co Ltd | 電子目次本機能付きカラオケリモコン装置 |
| JP2008033493A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-02-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動販売機の制御装置 |
| JP4590061B2 (ja) * | 2000-05-02 | 2010-12-01 | 大日本印刷株式会社 | 鍵開閉システム |
| WO2022239815A1 (ja) * | 2021-05-13 | 2022-11-17 | キヤノン株式会社 | ロック管理システム及び読取書込装置 |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP5442193A patent/JPH06264661A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4590061B2 (ja) * | 2000-05-02 | 2010-12-01 | 大日本印刷株式会社 | 鍵開閉システム |
| JP2003271163A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-25 | Daiichikosho Co Ltd | 電子目次本機能付きカラオケリモコン装置 |
| JP2008033493A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-02-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動販売機の制御装置 |
| WO2022239815A1 (ja) * | 2021-05-13 | 2022-11-17 | キヤノン株式会社 | ロック管理システム及び読取書込装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020115 |