JP2804511B2 - 現金取引装置のロック装置 - Google Patents

現金取引装置のロック装置

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JP2804511B2 JP1124170A JP12417089A JP2804511B2 JP 2804511 B2 JP2804511 B2 JP 2804511B2 JP 1124170 A JP1124170 A JP 1124170A JP 12417089 A JP12417089 A JP 12417089A JP 2804511 B2 JP2804511 B2 JP 2804511B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数のロック部を有する現金取引装置のロ
ック装置に関する。
[従来の技術] 一般に、現金自動取引装置(ATM)は、装置の背面に
外扉が設けられ、この扉をあけるとその中にさらに金庫
系扉(紙幣入・出金処理ユニット及び硬貨入・出金ユニ
ット)、制御系扉、消耗品系扉(通帳系扉及びレシート
系扉)等が設けられており、これら各扉にはそれぞれロ
ック装置が設けられている。
従来、これら各扉に設けられたロック装置としては、
いわゆるメカニカルロック機構が用いられており、これ
ら扉の開閉の際には、各扉のロック機構に対応する専用
のキーを用いて施錠・解錠を行っていた。
ところで、上述のATMにおいて、前記各扉が開閉され
るのは以下のような場合である。
(a)レシート用紙の補充あるいは通帳の補充・回収を
する場合。
(b)装置の点検・修理をする場合。
(c)現金の補充・回収を行う場合。
この場合、前記ATM内部には多額の現金自体は勿論の
こと、現金取引に関するデータ類が保管されているか
ら、上記各作業を行うことができる者を厳重に管理して
いる。
すなわち、例えば、前記(a)の作業を行う者には
(a)の作業を行うために必要最小限のキー、すなわ
ち、外扉のキーと消耗品系扉のキーしか渡さない。した
がって、(a)の作業を行う者は、制御系扉や金庫系扉
を開けることはできない。
また、前記(b)の装置の点検・修理を行う者には、
装置の点検・修理を行うために必要最小限のキー、すな
わち、外扉のキーと制御系扉のキーしか渡されない。
同様にして、前記(c)の現金の補充・回収を行う者
には外扉のキーと金庫系扉のキーしか渡されない。
このようにして、現金管理に間違いが生じ得ないよう
な配慮がなされている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上述の現金取引装置のロック装置には以下
のような問題点があった。
(イ)キーの種類が多くなり、キーの管理が煩雑であ
る。
(ロ)各扉、特に金庫系扉にあっては、何時、誰が開け
たか等の履歴の管理が要求されるが、この履歴の管理が
困難である。
(ハ)各扉の開閉操作が煩雑である。すなわち、例え
ば、紙幣の回収作業を行う場合、まず、外扉のキーを用
いて解錠して外扉を開け、次に、金庫系扉のキーを用い
て解錠して金庫系扉を開け、さらに、必要に応じて紙幣
ユニット引き出しキーを用いて解錠してはじめて紙幣の
回収が可能となる。
本発明は、上述の背景のもとでなされたものであり、
比較的キーの管理が容易で、扉開閉の履歴管理が簡単に
でき、さらに、扉開閉の操作も容易な現金取引装置のロ
ック装置を提供することを目的としたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、基本的に以下の各構成要素を備えた構成と
することにより、上述の課題を解決している。
複数のロック部と、このロック部を解錠するキー部
とを有する現金取引装置のロック装置であること。
前記キー部は、解錠できる対象の範囲を定めた解錠
対象範囲設定データを含む解錠情報を記憶した解錠情報
記憶手段を備えたICカードであること。
前記ロック部は、前記ICカードの解錠情報を読み取
るカード読取手段を含む情報入・出力手段と、解錠許容
情報を記憶する記憶エリアを有する解錠許容情報記憶手
段と、ロック対象物に自動的に施錠または解錠する自動
ロック機構と、前記情報入・出力手段を通じて入力され
た解錠情報と前記解錠許容情報記憶手段に記憶されてい
る解錠許容情報とを比較し、その比較結果に基づいて前
記自動ロック機構を制御する制御機能を有する制御回路
とを備えたものであること。
[作用] 前記構成において、前記ロック部が前記ICカードの解
錠情報を読み取ってロック部に記憶されている解錠許容
情報と比較した結果が解錠許容であれば、解錠され、ま
た、そうでなければ解錠されない。
この場合、前記ICカードの解錠情報に解錠できる対象
の範囲を定めた解錠対象範囲設定データを含むようにし
たことにより、キー(ICカード)の種類を少なくできる
とともに、扉開閉操作を簡略化できる。すなわち、例え
ば、1つのICカードの記憶手段に、解錠対象範囲設定デ
ータとして、所定の複数の扉のロック部を解錠できるデ
ータを記憶させておけば、1つのICカードで複数のキー
としての機能をはたすことが可能となり、また、1回の
解錠操作で同時に複数のロック部を解錠できるようにす
ることが可能となる。
しかも、キー部をICカードとしたことにより、キー部
自体に解錠履歴データを保持することが可能になるか
ら、解錠の履歴管理が著しく容易となる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例の構成を示す一部破断断面
図、第2図は第1図の主要部の詳細構成を、示すブロッ
ク図、第3図は解錠データの説明図、、第4図は外扉自
動ロック機構の説明図、第5図は外扉自動ロック機構の
動作説明図、第6図は解錠動作フロー図である。以下こ
れらの図面を参照しながら一実施例を詳述する。
第1図において、符号1はATM本体、符号2は前記ATM
1の背面に設けられた外扉、符号4は前記ATM本体内部に
設けられた紙幣ユニット、符号5は前記紙幣ユニット4
に設けられた紙幣ユニット自動ロック機構、符号6及び
7は第1及び第2のICカードキー、符号8は前記外扉2
に設けられたカードリーダーライター、符号9は前記外
扉自動ロック機構3と紙幣ユニット自動ロック機構5と
カードリーダーライター8とを制御する制御回路であ
る。
なお、この実施例では、説明を簡単にするために、AT
M本体1内に設けられている各種のユニットのうち、紙
幣ユニット4のみに着目し、他のユニットは省略してあ
る。すなわち、この実施例においては、前記外扉2を開
いて、紙幣ユニット4を取り出す場合を想定し、その場
合に解錠されるロック装置を例として掲げたものであ
る。
第2図に示されるように、前記ICカードキー6及び7
は、それぞれ中央演算処理器(CPU)6a及び7a、リード
オンリイメモリ(ROM)6b及び7b、ランダムアクセスメ
モリ(RAM)6c及び7c並びにタイマー6d及び7dを備えた
ものである。これらは、1チップICあるいは2チップIC
等の中に形成されてプラスチックカード等にマウントさ
れている。なお、図示しないが、これらICカードキー6,
7には入・出力用の端子が設けられている。
前記ROM6b及び7b並びにRAM6c及び7cは解錠情報を記憶
した解錠情報記憶手段を構成する。前記ROMb及び7bに
は、それぞれ、第3図(a)及び(b)に示されるよう
な解錠情報が記憶されているとともに、前記CPU6a及び7
bの動作プログラム等が記憶されている。
第3図において、前記第1のICカードキー6のROM6b
及び第2のICカードキー7のROM7bには、取扱者識別デ
ータ(IDコード)エリアと解錠範囲設定データ(UNコー
ド)エリアとが設けられており、これらにそれぞれIDコ
ード及びUNコードが格納されている。
前記IDコードは、これらICカードキーを取り扱うこと
ができる取扱者を特定するもので、各キー毎に付与さ
れ、解錠の際に解錠権限を有する者であるか否かの判断
に利用されたり、あるいは、誰が解錠したのか等の記録
を残す際のデータとして利用される。この実施例では、
第1のICカードキー6に「3123」というIDコードが付与
され、第2のICカードキー7には「3124」というIDコー
ドが付与されている。このコードは、所定の管理部門に
よって付与され、厳重に管理される。
また、前記UNコードは、例えば、外扉2だけを解錠で
きるものか、あるいは、外扉2と紙幣ユニット4との両
方を解錠できるものなのかの解錠範囲を設定するもので
ある。この実施例では、第1のICカードキー6に外扉2
だけを解錠できるUNコード「01」が付与され、一方、第
2のICカードキー7には外扉2と紙幣ユニット4との両
方を解錠できるUNコード「11」が付与されている。
また、前記RAM6c,7cは、解錠履歴データを記憶する記
憶エリアを備えたものである。
前記CPU6a及び7aは前記ROM6b,7b、RAM6c,7c並びにタ
イマー6d,7dと連絡してこれらを制御して以下の動作を
行う。すなわち、前記ROM6b,7bに記憶されている前記取
扱者識別データ及び解錠範囲設定データ等を含む解除情
報を呼び出して前記入・出力端子(図示せず)に送る。
また、解錠操作の度に、前記入・出力端子から入力され
るATM本体1の各ロック機構の識別符号等の情報を読取
るとともに、前記タイマー7c,7dの時間等を読み取っ
て、解錠履歴データを作成し、この解錠履歴データをRA
M6c,7cの所定の格納エリアに格納する。
前記カードリーダーライター8は、前記ICカードキー
6または7からの信号を読み取って前記制御回路8に送
出するとともに、該制御回路8から送出される信号を前
記ICカード6または7に入力するもので、本発明の入・
出力手段を構成するものである。
前記制御回路9は、CPU9a、RMO9b、RAM9c及びタイマ
ー9dを備えている。
前記CPU9aは、前記ROM9bの動作プログラムにしたがっ
て前記カードリーダーライター8から送出されてきた信
号に含まれる解錠情報と、前記RAM9cの所定の記憶エリ
アに予め記憶されている解錠許容情報とを比較し、その
比較結果に基づいて外扉自動ロック機構及び紙幣ユニッ
ト自動ロック機構を制御する。
前記解錠許容情報には、解錠を許容される者のIDコー
ドと、外扉2のみの解錠を許容するのか、外扉2と紙幣
ユニット4の両方の解錠を許容するのかの解錠範囲を定
めたUNコードとが含まれている。すなわち、上述の比較
では、前記ICカードキー6または7の解除情報に含まれ
るIDコード及びUNコードと、前記制御回路9の解除許容
情報の含まれるIDコード及びUNコードとの比較がなさ
れ、それらが一致した範囲で解錠が実行される。
いま、前記制御回路9に、IDコードとして「3123」及
び「3124」が登録され、UNコードとして、外扉2のみの
解錠を許容するコード「01」と、外扉2と紙幣ユニット
4との両方の解錠を許容するコード「11」とが登録され
ているものとする。この場合に、前記第1のICカードキ
ー6で解錠操作を行うと、該キー6の解錠情報のIDコー
ドは「3123」であり、またUNコードは「01」であるか
ら、外扉2のみの解錠が許容される。また、第2のICカ
ードキー7では、外扉2と紙幣ユニット4との両方の解
錠が許容される。
また、前記CPU9aは、前記ROM9bの動作プログラムにし
たがって、上述した解錠を実行した場合には、解錠した
日時を前記タイマー9dから読み取って解錠の際に用いら
れたIDコード等とともに解錠履歴データとして前記RAM9
cに記憶する。
さらに、前記CPU9aは、各自動ロック機構が解錠され
たとき、その解錠された自動ロック機構を識別してその
識別符号を前記カードリーダーライター8を通じて前記
ICカードキー6または7に入力する。
なお、図示しないが、上述のICカードキー6及び7に
は外部に露出した電源入力端子が設けられ、一方、前記
カードリーダーライターには前記ICカードキー6及び7
に電源を供給する電源供給端子が設けられており、解錠
時にこれら電源入力端子と電源供給端子とを接触するこ
とによって、前記ICカードキー6または7が作動を開始
し、解錠が行われるようになっている。勿論、この場
合、ICカードキー6及び7自体に電源を内蔵させ、これ
らICカードキー6,7を前記カードリーダーライター8に
挿入したとき、この挿入信号により作動するようにして
もよい。
また、上述したカードリーダーライター8、制御回路
9、外扉自動ロック機構及び紙幣ユニット自動ロック機
構は、本発明におけるロック部を構成するものである。
次に、第4図に基づいて、前記外扉自動ロック機構3
のロック機構を説明する。なお、このロック機構は前記
紙幣ユニット自動ロック機構4のロック機構としても採
用されている。
第4図において、ロックバー3bは、外扉2に固定され
たロック支点3cに回動自在に支持されている。前記ロッ
クバー3bは、ほぼ水平の状態のとき(図示の場合)、AT
M本体1に固定されたロックバー係合部材3dに係合して
施錠がなされ、図中矢印pに示される方向に回転したと
きに解錠されるようになっている。そして、一端部が固
定ピン3eによって前記ロックバー3bに固定され他端部が
固定ピン3fによって外扉2に固定されたスプリング3gに
より、常時は、施錠するような力が加えられている。ま
た、前記ロックバー3bにおける、ロック支点3cを挾んで
前記スプリング3gと反対側の端部には、連結ピン3hによ
って、連結バー3iが回転自在に結合されている。この連
結バー3iは、プランジャマグネット3jによって往復駆動
されるプランジャ3kに結合されている。そして、前記プ
ランジャマグネット3jは前記制御回路9からの指令に基
づいて図示しない駆動回路等により駆動されて前記プラ
ンジャ3kを往復駆動し、第5図(a)に示されるよう
に、前記ロックバー3bを回動して解錠・施錠を自動的に
行うものである。
また、前記ロックバー3bは、前記外扉2に設けられた
メカニカルロック機構たるシリンダ錠3aの回動バー3lに
よっても回動できるようになっており、第5図(b)に
示されるように、キー3mによって手動で解錠・施錠が可
能なようになっている。すなわち、停電等によって自動
ロック機構が動作不能となった場合においても解錠・施
錠ができるようになっている。
次に、第6図を参照しながら、上述の実施例の解錠動
作を説明する。
前記カードリーダーライター8を通じて解錠情報が読
み取られる(ステップ401)と、前記制御回路9内でID
コードの照合がなされ(402)、制御回路9に登録され
ているIDコードと一致した場合(Y)には、ステップ40
3に進んで外扉2の解錠が行なわれ、一方、一致しない
場合(N)には、ステップ404に進み、解錠が行なわれ
ない。
外扉2の解錠が行われると(403)、次に、UNコード
の照合がなされ(405)、制御回路9に登録されているU
Nコードと一致した場合(Y)には、ステップ406に進ん
で紙幣ユニット4の解錠が行なわれ、一方、一致しない
場合(N)には、ステップ404に進み、解錠が行われな
い。
紙幣ユニット4の解錠が行われると(406)、次に、
前記ATM本体1内の制御回路9において解錠履歴データ
の作成がなされ(407)、解錠動作を終了する(408)。
なお、前記各解錠が実行された場合には、その解錠が行
われたロック機構を識別する識別符号が前記ICカードキ
ー6,7に送られ、ICカードキー6,7内においても解錠履歴
データの作成・記憶がなされる。上述の実施例によれ
ば、解錠情報に解錠できる対象の範囲を定めた解錠対象
範囲設定データ(UNコード)を含むようにしたことによ
り、キーの種類を少なくできるとともに、扉開閉操作を
容易にすることができる。すなわち、例えば、ICカード
キー7を用いれば、このキー1つで外扉2と紙幣ユニッ
ト4とのキーを兼ねることが可能となり、また、1回の
解錠操作で同時に外扉2と紙幣ユニット4との2つのロ
ック部を解錠することができる。
また、解錠履歴データを記憶できるようにしたことに
より、解錠の履歴を極めて容易に管理することができ
る。この場合、この実施例では、ICカードキー6,7自体
にも解錠履歴データを記憶できるようにしたことによ
り、個々のキー毎の解錠履歴を簡単に調べることができ
る。また、前記ATM本体1に記憶された解錠履歴データ
を調べると、該ATM本体がどのキーによって解錠された
かの履歴を簡単に知ることができる。
また、キー部をICカードとしていることから、例え
ば、キー部を磁気カード等で構成した場合に比較して当
事者以外による情報の読出しや偽造を著しく困難にし、
セキュリティーガードをより完全にする。また、赤外線
キー等を用いた場合に比較して小型に形成できるから、
取扱及び管理が容易である。
なお、前記一実施例では、キー部の解錠情報に取扱者
識別データ(IDコード)を含ませた例を掲げたが、必ず
しも、そのようにする必要はなく、各扉にテンキー入力
部を設けて、IDコードをテンキーによって入力するよう
にしてもよい。その場合には、操作が多少煩雑になる
が、セキュリティーガードの観点からはさらに有利にな
る。勿論、解錠情報にIDコードを含ませ、さらに、テン
キー入力をするようにしてもよい。
また、前記一実施例では、ICカードキーとATM本体1
との双方で独自に解錠履歴データを作成するようにした
が、これは、例えば、ATM本体1だけで作成し、この作
成したデータをICカードに記憶させるようにしてもよい
し、また、その逆に、ICカードだけで作成してATM本体
1に記憶させるようにしてもよい。
[発明の効果] 以上、詳述したように、本発明は、要するに、ICカー
ドで構成したキー部の解錠情報をロック部で読み取って
解錠を自動的に行うようにしたものにおいて、この解錠
情報に、解錠の対象範囲を定める解錠範囲設定データを
含めるようにしたもので、これにより、比較的キーの管
理が容易で、扉開閉の履歴管理が簡単にでき、さらに、
扉開閉の操作も容易な現金取引装置のロック装置を得て
いるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す一部破断断面
図、第2図は第1図の主要部の詳細構成を示すブロック
図、第3図は解錠情報の説明図、、第4図は外扉自動ロ
ック機構の説明図、第5図は外扉自動ロック機構の動作
説明図、第6図は解錠動作フロー図である。 1……ATM本体、2……外扉、3……外扉自動ロック機
構、4……紙幣ユニット、5……紙幣ユニット自動ロッ
ク機構、6,7……キー部を構成する第1及び第2のICカ
ードキー、8……カードリーダーライター、9……制御
回路。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のロック部と、このロック部を解錠す
    るキー部とを有する現金取引装置のロック装置であっ
    て、 前記キー部は、解錠できる対象の範囲を定めた解錠対象
    範囲設定データを含む解錠情報を記憶した解錠情報記憶
    手段を備えたICカードであり、 前記ロック部は、前記ICカードの解錠情報を読み取るカ
    ード読取手段を含む情報入・出力手段と、解錠許容情報
    を記憶する記憶エリアを有する解錠許容情報記憶手段
    と、ロック対象物に自動的に施錠または解錠する自動ロ
    ック機構と、前記情報入・出力手段を通じて入力された
    解錠情報と前記解錠許容情報記憶手段に記憶されている
    解錠許容情報とを比較し、その比較結果に基づいて前記
    自動ロック機構を制御する制御機能を有する制御回路と
    を備えたものであることを特徴とした現金取引装置のロ
    ック装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の現金取引装置のロック装置
    において、 前記ICカードの解錠情報記憶手段は、取扱者識別データ
    を記憶した取扱者識別データ格納エリアが設けられたも
    のであり、 前記ロック部の解錠許容情報記憶手段は、解錠許容取扱
    者データを格納した解錠許容取扱者データ格納エリアが
    設けられたものであることを特徴とした現金引取装置の
    ロック装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2のいずれかに記載の現金
    取引装置のロック装置において、 前記ロック部の制御回路は、解錠履歴データを作成する
    機能を備えたものであることを特徴とした現金取引装置
    のロック装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の現金
    取引装置のロック装置において、 前記ICカードは、解錠履歴データを作成する機能を備え
    たものであることを特徴とした現金取引装置のロック装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載の現金
    取引装置のロック装置において、 前記ロック部の自動ロック機構は、メカニカルキーによ
    って手動で施錠・解錠できるメカニカルロック機構が併
    設されたものであることを特徴とした現金取引装置のロ
    ック装置。
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