JPH06264579A - 屋根用搬送台車 - Google Patents

屋根用搬送台車

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JPH06264579A
JPH06264579A JP7498893A JP7498893A JPH06264579A JP H06264579 A JPH06264579 A JP H06264579A JP 7498893 A JP7498893 A JP 7498893A JP 7498893 A JP7498893 A JP 7498893A JP H06264579 A JPH06264579 A JP H06264579A
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JP
Japan
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roof
endless belt
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moving
belt member
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JP7498893A
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JPH0819748B2 (ja
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Noboru Yamasaka
昇 山坂
Masahiro Tamura
雅浩 田村
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Gantan Beauty Industry Co Ltd
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Gantan Beauty Industry Co Ltd
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 縦葺き屋根等の敷設済みの屋根上を上下動が
少なく移動させる。 【構成】 屋根部材aを載荷する載荷部2と敷設済みの
屋根A上を移動する移動部3とからなる屋根用搬送台車
1であり、上記移動部3はキャタピラ装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縦葺き屋根等の敷設済
みの屋根上を上下動が少なく移動させることができる屋
根用搬送台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、主に折板屋根に代表される縦
葺き屋根上を長尺屋根板等を載荷して移動する移動用台
車としては、台座の裏面に車輪を多数設けた構成のもの
が知られている。これら車輪式の台車は、縦葺き屋根の
山部の頂部が平坦であるか、また平坦であっても幅が広
いか狭いか等によって車輪の間隔、配置が決まるために
様々なものがあった。
【0003】例えば実開平2−32544号公報に示さ
れる屋根葺き用台車は、頂部の幅が狭い場合(主にはぜ
締めによる折板)にあって複数の車輪を千鳥状に配置し
て頂部が車輪間に落ち込むのを防いでいる。
【0004】また、特開昭63−181844号公報、
特開昭63−138056号公報に示される運搬装置
は、頂部の幅が広い場合(重合による折板)にあって頂
部の幅より前後に配置する車輪の間隔を狭くすることで
車輪間への落ち込みを防いでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
2−32544号公報の屋根葺き用台車では、台車が桁
行方向に対して平行に移動が行えないと車輪が落ち込ん
で台車自体が上下に揺れたりするという問題点があっ
た。
【0006】また、特開昭63−181844号公報、
特開昭63−138056号公報の運搬装置では、折板
屋根に不陸があった場合には、車輪が次の山部に架かる
時に台車の上下動が発生するという問題点もあった。
(不陸に関係する上下動は、千鳥状に配置した場合も同
様。)さらに、車輪式台車は、屋根上移動時に屋根板に
当接する有効車輪数が限定されるので、事実上、点接触
となって局部的荷重の集中が避けられず、これに起因し
て敷設済みの屋根板を損傷することがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたものであり、屋根部材を載荷する載荷部と敷設済
みの屋根上を移動する移動部とからなる屋根用搬送台車
であり、上記移動部はキャタピラ装置であることを特徴
とする屋根用搬送台車に関するものである。
【0008】
【実施例】以下に本発明を図面の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0009】本発明の屋根用搬送台車1は、長尺屋根板
等の屋根部材aを載荷する載荷部2と敷設済みの屋根A
上を移動する移動部3とからなる構成である。
【0010】上記載荷部2は、図示実施例では略平坦状
の台座であり、さらに詳しくは断面逆U字状の枠体の前
端及び後端に拡開防止ボルトを固定した構成であり、後
述するフレーム4の上面に溶接等により固定されるもの
である。
【0011】また、移動部3はキャタピラ装置であり、
公知の構成を適宜に使用することができる。図示実施例
ではフレーム材4と、このフレーム材4の前後端に回転
可能に固定された回転軸5,5と、該回転軸5,5間に
掛け渡された無端ベルト材6とを備えるキャタピラ装置
を使用した。
【0012】上記フレーム材4は断面略C字状の枠材4
1,41を開放部分がそれぞれ外方に向くように固定ボ
ルト42,42で接続したものであり、枠材41,41
にはそれぞれ補強プレート43,43を適宜な間隔で設
けている。また、回転軸5は外周面が歯車状の円盤51
を有し、上記フレーム4の前後端に軸着されて回転可能
に取り付けられている。さらに、無端ベルト材6は概略
ローラチェーンであるが、ローラチェーンを構成する各
打抜き鋼板製繭形リンク(ピンリンクプレート)の外側
にプラスチック製のトッププレートを嵌め付けたもので
ある。尚、このトッププレートは略平坦状の接触部61
の内面に2枚の嵌合片62,62が立設される構成であ
り、この嵌合片62がローラチェーンのピンに軸着され
ることにより接触部61…が前後に並んで殆ど隙間なく
無端ベルト材6の外面を形成するのである。
【0013】尚、前記フレーム材4の固定ボルト42
は、長さ方向の上下に沿うレール材7,7も一連にフレ
ーム材4に固定している。そして、このレール材7の外
面が前記無端ベルト6(ピン)の内面に当接して支持
し、コロの作用により無端ベルト6の回転を円滑にして
いる。
【0014】また、前記フレーム材4の補強プレート4
3には台車連結用穴である連結部8が設けられている。
【0015】そして、この構成の屋根用搬送台車1を勾
配が大きな屋根上を移動させる際に傾く可能性がある場
合は、図2に示すように屋根用搬送台車1,1を横方向
に並列させて上記連結部8に適当な接続部材9を固定し
て連結することにより、安定に移動させるようにしても
良い。また、この連結部8を用いて屋根用搬送台車1,
1を縦方向に直列に連結するようにしても良い。通常、
勾配が比較的小さな屋根では、屋根用搬送台車1,1を
連結することなく並列に配置させ、各屋根用搬送台車
1,1の載荷部2,2に長尺屋根板等の屋根部材aを
(渡して)載荷し、搬送する。
【0016】本発明の屋根用搬送台車1はこのような構
成を有するので、載荷部2に長尺屋根板等の屋根部材a
を載荷して屋根A上を移動させると、移動部3がキャタ
ピラ装置であるため、屋根の形状に関係なく、例えば桁
行方向に対して平行に移動する場合もそうでない場合
も、或いは折板屋根に不陸がある場合もない場合も、上
下動が少なく移動させることができる。したがって、載
荷部2に載荷した屋根部材a等が落下する危険性は少な
くとも従来の台車を使用した場合に比べて極めて少ない
ものとなる。
【0017】また、無端ベルト材6の外面には接触部6
1を設けているため、屋根Aとの接触面積が大きく、少
なくとも従来の台車を使用した場合(点接触)と比べて
安定な接地状態で移動するものとなり、しかも局部的荷
重の集中を招くことがないので、敷設済みの屋根板を損
傷することもない。
【0018】さらに、図示実施例のように無端ベルト材
6の内面に当接、支持するレール材7を設けたキャタピ
ラ装置を移動部3として用いたものは、無端ベルト材6
の凹みが抑制されるので、屋根用搬送台車1自体の上下
動がより一層少ないものとなる。
【0019】尚、レール材7を設けない場合には、無端
ベルト材6は図示実施例に示したローラチェーンのよう
な伸長性のない材質のものを選定するべきであるが、レ
ール材7を設ける場合には無端ベルト材6はゴム成型品
(ゴムキャタピラ)であっても良い。
【0020】以上本発明を図面の実施例に基づいて説明
したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどの
ようにでも実施することができる。例えば前記回転軸5
に駆動機構を具備させ、この駆動機構の制御により前後
に移動できるようにしても良い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の屋根用搬送
台車は、移動部がキャタピラ装置からなるので、折板屋
根形状に関係なく、また不陸を含んでも折板屋根上を上
下動が少なく移動することができる。
【0022】また、キャタピラ装置が、フレーム材の前
後端に回転可能に固定された回転軸と、該回転軸間に掛
け渡された無端ベルト材とを備え、該無端ベルト材の外
面には接触部を設けると共に無端ベルト材の内面を上記
フレーム材に固定されたレール材に支持させながら回転
させるようにしたものは、無端ベルト材に接触部を設け
ているために屋根との接触面積が大きく、例えば最低で
も線接触となるので、移動方向が桁行き方向に平行でな
い場合にも安定した接触面が得られて安定な接地状態で
移動するものである。しかも、この場合、局部的荷重の
集中を招くことがなく、敷設済みの屋根板を損傷するこ
ともない。さらに、無端ベルト材がレール材に支持され
ているので、無端ベルト材の凹みが抑制され、屋根用搬
送台車の上下動がより一層少ないものとなる。
【0023】さらに、移動部の長さを縦葺き屋根の山部
間隔の2倍以上としたものは、不陸の影響をより受けに
くいものとなる。
【0024】また、移動部に連結部を備えたものは、適
宜に接続部材を介して並列して連結することができ、単
独では傾くような勾配が大きな屋根上も、安定に傾くこ
となく移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の屋根用搬送台車とその移動状態を
示す側面図である。
【図2】図1の屋根用搬送台車を並列方向に連結した場
合の断面図である。
【符号の説明】
1 屋根用搬送台車 2 載荷部 3 移動部 4 フレーム部材 5 回転軸 6 無端ベルト材 61 接触部 7 レール材 8 連結部 A 屋根 a 屋根部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根部材を載荷する載荷部と敷設済みの
    屋根上を移動する移動部とからなる屋根用搬送台車であ
    り、上記移動部はキャタピラ装置であることを特徴とす
    る屋根用搬送台車。
  2. 【請求項2】 キャタピラ装置は、フレーム材の前後端
    に回転可能に固定された回転軸と、該回転軸間に掛け渡
    された無端ベルト材とを備え、該無端ベルト材の外面に
    は接触部を設けると共に無端ベルト材の内面を上記フレ
    ーム材に固定されたレール材に支持させながら回転させ
    るものであることを特徴とする請求項1に記載の屋根用
    搬送台車。
  3. 【請求項3】 移動部は、縦葺き屋根の山部間隔の2倍
    以上の長さを有するものであることを特徴とする請求項
    1乃至2に記載の屋根用搬送台車。
  4. 【請求項4】 移動部は、並列或いは直列に連結するた
    めの連結部を備えるものであることを特徴とする請求項
    1乃至3に記載の屋根用搬送台車。
JP5074988A 1993-03-10 1993-03-10 屋根用搬送台車 Expired - Lifetime JPH0819748B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5074988A JPH0819748B2 (ja) 1993-03-10 1993-03-10 屋根用搬送台車

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JP5074988A JPH0819748B2 (ja) 1993-03-10 1993-03-10 屋根用搬送台車

Publications (2)

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JPH06264579A true JPH06264579A (ja) 1994-09-20
JPH0819748B2 JPH0819748B2 (ja) 1996-02-28

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ID=13563175

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JP5074988A Expired - Lifetime JPH0819748B2 (ja) 1993-03-10 1993-03-10 屋根用搬送台車

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5097943A (ja) * 1973-12-29 1975-08-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5097943A (ja) * 1973-12-29 1975-08-04

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JPH0819748B2 (ja) 1996-02-28

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