JPH06264128A - 球状黒鉛鋳鉄の製造方法及びその装置 - Google Patents
球状黒鉛鋳鉄の製造方法及びその装置Info
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- JPH06264128A JPH06264128A JP8021793A JP8021793A JPH06264128A JP H06264128 A JPH06264128 A JP H06264128A JP 8021793 A JP8021793 A JP 8021793A JP 8021793 A JP8021793 A JP 8021793A JP H06264128 A JPH06264128 A JP H06264128A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
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- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶湯に均一にかつ溶け込み性良く接種剤を添
加させ、得られる鋳物に均一に球状黒鉛を析出させるこ
とができ、接種剤の溶け残りを防止することができる球
状黒鉛鋳鉄の製造方法及びその装置を提供する。 【構成】 取鍋11から鋳型12に注湯される溶湯流1
3に不活性ガス吹き込み手段16から不活性ガスが吹き
込まれ、その不活性ガスが吹き込まれた溶湯流13表面
から溶湯流13中に接種剤添加手段15から接種剤14
を添加することにより、溶湯流13中に溶け込み性良く
均一に接種剤14を添加することができ、酸化皮膜に捕
らえられた接種剤14が製品鋳物に溶け残る問題の発生
を防止することができる。
加させ、得られる鋳物に均一に球状黒鉛を析出させるこ
とができ、接種剤の溶け残りを防止することができる球
状黒鉛鋳鉄の製造方法及びその装置を提供する。 【構成】 取鍋11から鋳型12に注湯される溶湯流1
3に不活性ガス吹き込み手段16から不活性ガスが吹き
込まれ、その不活性ガスが吹き込まれた溶湯流13表面
から溶湯流13中に接種剤添加手段15から接種剤14
を添加することにより、溶湯流13中に溶け込み性良く
均一に接種剤14を添加することができ、酸化皮膜に捕
らえられた接種剤14が製品鋳物に溶け残る問題の発生
を防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は取鍋から鋳型に向けて注
湯される溶湯流に接種剤を添加する球状黒鉛鋳鉄の製造
方法に関するものである。
湯される溶湯流に接種剤を添加する球状黒鉛鋳鉄の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】良く知られるように球状黒鉛鋳鉄やシル
ミンの鋳造に当たっては、結晶の核を作らせる物質を溶
湯中に添加して得られる鋳物の材質を改善する接種が行
われ、その場合、接種剤を添加することによってチル化
傾向を抑制して鋳物の黒鉛組織を改善することができ、
かかる接種剤としては一般に球状黒鉛鋳鉄にあってはフ
ェロシリコン、カルシウムシリコンなどが用いられ、シ
ルミンにあってはナトリウム塩などが用いられる。
ミンの鋳造に当たっては、結晶の核を作らせる物質を溶
湯中に添加して得られる鋳物の材質を改善する接種が行
われ、その場合、接種剤を添加することによってチル化
傾向を抑制して鋳物の黒鉛組織を改善することができ、
かかる接種剤としては一般に球状黒鉛鋳鉄にあってはフ
ェロシリコン、カルシウムシリコンなどが用いられ、シ
ルミンにあってはナトリウム塩などが用いられる。
【0003】かかる接種剤についてはその使用態様で得
られる鋳物の特性が異なってくることから、取鍋内、鋳
型内、注湯流など鋳造の各工程別に種々の態様で用いら
れている。その各種の接種剤使用態様の中で特に溶湯流
接種は、図5に示されるように、取鍋1から鋳型2へ注
湯される溶湯3に接種剤4を添加する方法であり、鋳型
に注湯される溶湯3に均一に接種剤4を添加させ、得ら
れる鋳物に比較的均一に球状黒鉛を析出させることがで
きるという利点があるため、従来の球状黒鉛鋳鉄の製造
方法ではこの溶湯流接種が多く行われている。
られる鋳物の特性が異なってくることから、取鍋内、鋳
型内、注湯流など鋳造の各工程別に種々の態様で用いら
れている。その各種の接種剤使用態様の中で特に溶湯流
接種は、図5に示されるように、取鍋1から鋳型2へ注
湯される溶湯3に接種剤4を添加する方法であり、鋳型
に注湯される溶湯3に均一に接種剤4を添加させ、得ら
れる鋳物に比較的均一に球状黒鉛を析出させることがで
きるという利点があるため、従来の球状黒鉛鋳鉄の製造
方法ではこの溶湯流接種が多く行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上の従来の
球状黒鉛鋳鉄の製造方法では次のような問題があった。
すなわち従来の接種剤溶湯流添加による球状黒鉛鋳鉄の
製造方法によれば、接種剤4を単に溶湯3表面に添加す
るのみであり、その場合酸化膜3aが形成した溶湯3表
面に接種剤4が添加されることとなるため、接種剤4の
溶湯中への溶け込み性が悪く、得られる鋳物製品に溶け
残った接種剤4が存在したり、薄肉部においては充分に
接種効果が発現されず、セメンタイトが晶出するという
問題があった。
球状黒鉛鋳鉄の製造方法では次のような問題があった。
すなわち従来の接種剤溶湯流添加による球状黒鉛鋳鉄の
製造方法によれば、接種剤4を単に溶湯3表面に添加す
るのみであり、その場合酸化膜3aが形成した溶湯3表
面に接種剤4が添加されることとなるため、接種剤4の
溶湯中への溶け込み性が悪く、得られる鋳物製品に溶け
残った接種剤4が存在したり、薄肉部においては充分に
接種効果が発現されず、セメンタイトが晶出するという
問題があった。
【0005】したがって本発明は以上の従来技術におけ
る問題に鑑みてなされたものであって、鋳型に注湯され
る溶湯に均一にかつ溶け込み性良く接種剤を添加させ、
得られる鋳物に均一に球状黒鉛を析出させることがで
き、接種剤の溶け残りを防止することができる球状黒鉛
鋳鉄の製造方法及びその装置を提供することを目的とす
る。
る問題に鑑みてなされたものであって、鋳型に注湯され
る溶湯に均一にかつ溶け込み性良く接種剤を添加させ、
得られる鋳物に均一に球状黒鉛を析出させることがで
き、接種剤の溶け残りを防止することができる球状黒鉛
鋳鉄の製造方法及びその装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を達成するた
めに本発明者は種々検討し、取鍋から鋳型に注湯される
溶湯流の溶湯表面を不活性ガス雰囲気として溶湯表面の
酸化膜形成を防止し、若しくは溶湯表面の酸化膜を除去
し、その部分に接種剤を添加するようにすることにより
接種剤の溶け込み性を向上させることができることを見
出し本発明に想到した。
めに本発明者は種々検討し、取鍋から鋳型に注湯される
溶湯流の溶湯表面を不活性ガス雰囲気として溶湯表面の
酸化膜形成を防止し、若しくは溶湯表面の酸化膜を除去
し、その部分に接種剤を添加するようにすることにより
接種剤の溶け込み性を向上させることができることを見
出し本発明に想到した。
【0007】すなわち本発明の球状黒鉛鋳鉄の製造方法
は、取鍋から鋳型に向けて注湯される溶湯流に接種剤を
添加する球状黒鉛鋳鉄の製造方法において、前記溶湯流
に不活性ガスを吹き込み、その不活性ガスを吹き込む位
置の溶湯流表面から接種剤を添加することを特徴とす
る。
は、取鍋から鋳型に向けて注湯される溶湯流に接種剤を
添加する球状黒鉛鋳鉄の製造方法において、前記溶湯流
に不活性ガスを吹き込み、その不活性ガスを吹き込む位
置の溶湯流表面から接種剤を添加することを特徴とす
る。
【0008】前記取鍋内を不活性ガス雰囲気とすること
により、取鍋内溶湯の酸化を極力少なくして溶湯表面に
おける酸化膜の形成を防止し、取鍋から鋳型への溶湯流
に添加される接種剤の溶湯中への溶け込み性をより良好
にすることができる。
により、取鍋内溶湯の酸化を極力少なくして溶湯表面に
おける酸化膜の形成を防止し、取鍋から鋳型への溶湯流
に添加される接種剤の溶湯中への溶け込み性をより良好
にすることができる。
【0009】また本発明の球状黒鉛鋳鉄の製造装置は、
鋳型と、その鋳型に溶湯を注入する取鍋と、その取鍋か
ら鋳型への溶湯流中に接種剤を添加する接種剤添加手段
とを備えてなる球状黒鉛鋳鉄の製造装置において、前記
接種剤添加手段からの接種剤が添加される位置の溶湯流
に向けて不活性ガスを溶湯流中に吹き込む不活性ガス吹
き込み手段が設けられることを特徴とする。
鋳型と、その鋳型に溶湯を注入する取鍋と、その取鍋か
ら鋳型への溶湯流中に接種剤を添加する接種剤添加手段
とを備えてなる球状黒鉛鋳鉄の製造装置において、前記
接種剤添加手段からの接種剤が添加される位置の溶湯流
に向けて不活性ガスを溶湯流中に吹き込む不活性ガス吹
き込み手段が設けられることを特徴とする。
【0010】前記接種剤添加手段と前記不活性ガス吹き
込み手段を一体構造とすれば、球状黒鉛鋳鉄の製造装置
における接種剤添加手段と前記不活性ガス吹き込み手段
の配置を簡易にして、球状黒鉛鋳鉄の製造を効率化する
ことができる。
込み手段を一体構造とすれば、球状黒鉛鋳鉄の製造装置
における接種剤添加手段と前記不活性ガス吹き込み手段
の配置を簡易にして、球状黒鉛鋳鉄の製造を効率化する
ことができる。
【0011】
【作用】したがって本発明の球状黒鉛鋳鉄の製造方法及
びその装置によれば、取鍋から鋳型に注湯される溶湯流
に不活性ガスが吹き込まれ、その吹き込まれた部分の溶
湯流の表面に酸化皮膜が形成されることが防止され、あ
るいはその部分に形成された酸化皮膜が不活性ガス吹き
込みによって取り除かれるので、その不活性ガスが吹き
込まれた部分から溶湯流中に接種剤を添加することによ
り、溶湯流中に溶け込み性良く均一に接種剤を添加する
ことができ、酸化皮膜に捕らえられた接種剤が製品鋳物
に溶け残る様な問題の発生を防止することができる。
びその装置によれば、取鍋から鋳型に注湯される溶湯流
に不活性ガスが吹き込まれ、その吹き込まれた部分の溶
湯流の表面に酸化皮膜が形成されることが防止され、あ
るいはその部分に形成された酸化皮膜が不活性ガス吹き
込みによって取り除かれるので、その不活性ガスが吹き
込まれた部分から溶湯流中に接種剤を添加することによ
り、溶湯流中に溶け込み性良く均一に接種剤を添加する
ことができ、酸化皮膜に捕らえられた接種剤が製品鋳物
に溶け残る様な問題の発生を防止することができる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の一実施例の球状黒鉛鋳鉄の製造装置を示
し、図に示される球状黒鉛鋳鉄の製造装置は取鍋11及
び鋳型12を備え、その取鍋11から鋳型12への溶湯
流13中に接種剤14を添加するための接種材添加手段
15を備える。
1は本発明の一実施例の球状黒鉛鋳鉄の製造装置を示
し、図に示される球状黒鉛鋳鉄の製造装置は取鍋11及
び鋳型12を備え、その取鍋11から鋳型12への溶湯
流13中に接種剤14を添加するための接種材添加手段
15を備える。
【0013】図に示されるように本実施例の球状黒鉛鋳
鉄の製造装置では、接種剤添加手段15からの接種剤1
4が溶湯流13中に添加される位置に向けて不活性ガス
を溶湯流中に吹き込むことができるように不活性ガス吹
き込み手段16が配置される。
鉄の製造装置では、接種剤添加手段15からの接種剤1
4が溶湯流13中に添加される位置に向けて不活性ガス
を溶湯流中に吹き込むことができるように不活性ガス吹
き込み手段16が配置される。
【0014】したがって以上の実施例の球状黒鉛鋳鉄の
製造装置によれば、取鍋11から鋳型12に注湯される
溶湯流13に不活性ガス吹き込み手段16から不活性ガ
スが吹き込まれ、その不活性ガスが吹き込まれた部分の
溶湯流13の表面に酸化皮膜が形成されることが防止さ
れ、あるいは溶湯流13の表面に形成された酸化皮膜が
不活性ガスの吹き込みによって取り除かれるので、その
不活性ガスが吹き込まれた溶湯流13表面から溶湯流1
3中に接種剤添加手段15から接種剤14を添加するこ
とにより、溶湯流13中に溶け込み性良く均一に接種剤
14を添加することができ、酸化皮膜に捕らえられた接
種剤14が製品鋳物に溶け残る問題の発生を防止するこ
とができる。
製造装置によれば、取鍋11から鋳型12に注湯される
溶湯流13に不活性ガス吹き込み手段16から不活性ガ
スが吹き込まれ、その不活性ガスが吹き込まれた部分の
溶湯流13の表面に酸化皮膜が形成されることが防止さ
れ、あるいは溶湯流13の表面に形成された酸化皮膜が
不活性ガスの吹き込みによって取り除かれるので、その
不活性ガスが吹き込まれた溶湯流13表面から溶湯流1
3中に接種剤添加手段15から接種剤14を添加するこ
とにより、溶湯流13中に溶け込み性良く均一に接種剤
14を添加することができ、酸化皮膜に捕らえられた接
種剤14が製品鋳物に溶け残る問題の発生を防止するこ
とができる。
【0015】図2は本発明の他の実施例の球状黒鉛鋳鉄
の製造装置を示し、図に示される球状黒鉛鋳鉄の製造装
置は取鍋21及び鋳型22を備え、その取鍋21から鋳
型22への溶湯流23中に接種剤及び不活性ガスを吹き
込むための接種剤・不活性ガス吹き込み手段25を備え
る。かかる接種剤・不活性ガス吹き込み手段25はその
内側に接種剤添加通路25aを備え、その接種剤添加通
路25aの外側に不活性ガス吹き込み通路25bを有す
る。
の製造装置を示し、図に示される球状黒鉛鋳鉄の製造装
置は取鍋21及び鋳型22を備え、その取鍋21から鋳
型22への溶湯流23中に接種剤及び不活性ガスを吹き
込むための接種剤・不活性ガス吹き込み手段25を備え
る。かかる接種剤・不活性ガス吹き込み手段25はその
内側に接種剤添加通路25aを備え、その接種剤添加通
路25aの外側に不活性ガス吹き込み通路25bを有す
る。
【0016】したがって、この接種剤・不活性ガス吹き
込み手段25によれば、接種剤添加通路25aによって
接種剤24が溶湯流23中に添加され、その添加される
位置に向けてその接種剤添加通路25aの外側に設けら
れた不活性ガス吹き込み通路25bによって接種剤と共
に不活性ガスを溶湯流中に吹き込むことが可能になる。
込み手段25によれば、接種剤添加通路25aによって
接種剤24が溶湯流23中に添加され、その添加される
位置に向けてその接種剤添加通路25aの外側に設けら
れた不活性ガス吹き込み通路25bによって接種剤と共
に不活性ガスを溶湯流中に吹き込むことが可能になる。
【0017】以上の実施例の球状黒鉛鋳鉄の製造装置に
よれば、取鍋21から鋳型22に注湯される溶湯流23
に接種剤・不活性ガス吹き込み手段25の不活性ガス吹
き込み通路25bから不活性ガスが吹き込まれ、さらに
接種剤添加通路25aから接種剤が吹き込まれる。その
結果、不活性ガス吹き込みによって溶湯流23の表面に
酸化皮膜が形成されることが防止され、あるいは溶湯流
23の表面に形成された酸化皮膜が不活性ガスの吹き込
みによって取り除かれ、その不活性ガスが吹き込まれた
位置の溶湯流23表面から溶湯流23中に接種剤を添加
することにより、溶湯流23中に溶け込み性良く均一に
接種剤24を添加することができる。
よれば、取鍋21から鋳型22に注湯される溶湯流23
に接種剤・不活性ガス吹き込み手段25の不活性ガス吹
き込み通路25bから不活性ガスが吹き込まれ、さらに
接種剤添加通路25aから接種剤が吹き込まれる。その
結果、不活性ガス吹き込みによって溶湯流23の表面に
酸化皮膜が形成されることが防止され、あるいは溶湯流
23の表面に形成された酸化皮膜が不活性ガスの吹き込
みによって取り除かれ、その不活性ガスが吹き込まれた
位置の溶湯流23表面から溶湯流23中に接種剤を添加
することにより、溶湯流23中に溶け込み性良く均一に
接種剤24を添加することができる。
【0018】図3は本発明の更に他の実施例を示し、図
に示す実施例の球状黒鉛鋳鉄の製造装置は取鍋31及び
鋳型32を備え、その取鍋31から鋳型32への溶湯流
33中に接種剤34を添加するための接種剤添加手段3
5を備えると共に接種剤添加手段35からの接種剤34
が溶湯流33中に添加される位置に向けて不活性ガスを
溶湯流中に吹き込むことができるように不活性ガス吹き
込み手段36が配置される。
に示す実施例の球状黒鉛鋳鉄の製造装置は取鍋31及び
鋳型32を備え、その取鍋31から鋳型32への溶湯流
33中に接種剤34を添加するための接種剤添加手段3
5を備えると共に接種剤添加手段35からの接種剤34
が溶湯流33中に添加される位置に向けて不活性ガスを
溶湯流中に吹き込むことができるように不活性ガス吹き
込み手段36が配置される。
【0019】さらに本実施例の球状黒鉛鋳鉄の製造装置
では、前記取鍋31が蓋体37を備える密閉容器とさ
れ、その密閉容器とされた取鍋31内部31aが不活性
ガス雰囲気とされる。
では、前記取鍋31が蓋体37を備える密閉容器とさ
れ、その密閉容器とされた取鍋31内部31aが不活性
ガス雰囲気とされる。
【0020】したがって以上の実施例の球状黒鉛鋳鉄の
製造装置によっても前記各実施例と同様に、取鍋31か
ら鋳型32に注湯される溶湯流33に不活性ガス吹き込
み手段36から不活性ガスが吹き込まれ、その不活性ガ
スが吹き込まれた部分の溶湯流33の表面に酸化皮膜が
形成されることが防止され、あるいは溶湯流33の表面
に形成された酸化皮膜が不活性ガスの吹き込みによって
取り除かれるので、その不活性ガスが吹き込まれた溶湯
流33表面から溶湯流33中に接種剤添加手段35から
接種剤34を添加することにより、溶湯流33中に溶け
込み性良く均一に接種剤34を添加することができる。
しかも本実施例の球状黒鉛鋳鉄の製造装置では、前記取
鍋31が蓋体37を備える密閉容器とされ、その密閉容
器とされた取鍋31内部31aが不活性ガス雰囲気とさ
れるので、取鍋31内部31aの溶湯は酸化が極力少な
い状態に保持され、しかもその取鍋31から流出する溶
湯流33には不活性ガス吹き込み手段36から不活性ガ
スが吹き込まれて溶湯流の表面が不活性ガス雰囲気に保
持されるので、その不活性ガスが吹き込まれた溶湯流3
3表面から溶湯流33中に接種剤添加手段35から接種
剤34を添加することにより、接種剤の溶湯中への均一
な添加及び溶湯酸化物による接種剤の取り込みの防止を
更に確実にすることができる。
製造装置によっても前記各実施例と同様に、取鍋31か
ら鋳型32に注湯される溶湯流33に不活性ガス吹き込
み手段36から不活性ガスが吹き込まれ、その不活性ガ
スが吹き込まれた部分の溶湯流33の表面に酸化皮膜が
形成されることが防止され、あるいは溶湯流33の表面
に形成された酸化皮膜が不活性ガスの吹き込みによって
取り除かれるので、その不活性ガスが吹き込まれた溶湯
流33表面から溶湯流33中に接種剤添加手段35から
接種剤34を添加することにより、溶湯流33中に溶け
込み性良く均一に接種剤34を添加することができる。
しかも本実施例の球状黒鉛鋳鉄の製造装置では、前記取
鍋31が蓋体37を備える密閉容器とされ、その密閉容
器とされた取鍋31内部31aが不活性ガス雰囲気とさ
れるので、取鍋31内部31aの溶湯は酸化が極力少な
い状態に保持され、しかもその取鍋31から流出する溶
湯流33には不活性ガス吹き込み手段36から不活性ガ
スが吹き込まれて溶湯流の表面が不活性ガス雰囲気に保
持されるので、その不活性ガスが吹き込まれた溶湯流3
3表面から溶湯流33中に接種剤添加手段35から接種
剤34を添加することにより、接種剤の溶湯中への均一
な添加及び溶湯酸化物による接種剤の取り込みの防止を
更に確実にすることができる。
【0021】図4は本発明の別の実施例の球状黒鉛鋳鉄
の製造装置を示し、図に示される球状黒鉛鋳鉄の製造装
置は取鍋41及び鋳型42を備え、その取鍋41から鋳
型42への溶湯流43中に接種剤及び不活性ガスを吹き
込むための接種剤添加通路45a及び不活性ガス吹き込
み通路45bを有する接種剤・不活性ガス吹き込み手段
45を備え、さらに本実施例の球状黒鉛鋳鉄の製造装置
では、前記取鍋41が蓋体47を備える密閉容器とさ
れ、その密閉容器とされた取鍋41内部41aが不活性
ガス雰囲気とされる。
の製造装置を示し、図に示される球状黒鉛鋳鉄の製造装
置は取鍋41及び鋳型42を備え、その取鍋41から鋳
型42への溶湯流43中に接種剤及び不活性ガスを吹き
込むための接種剤添加通路45a及び不活性ガス吹き込
み通路45bを有する接種剤・不活性ガス吹き込み手段
45を備え、さらに本実施例の球状黒鉛鋳鉄の製造装置
では、前記取鍋41が蓋体47を備える密閉容器とさ
れ、その密閉容器とされた取鍋41内部41aが不活性
ガス雰囲気とされる。
【0022】したがって以上の実施例の球状黒鉛鋳鉄の
製造装置によれば、取鍋41から鋳型42に注湯される
溶湯流43に接種剤・不活性ガス吹き込み手段45の不
活性ガス吹き込み通路45bから不活性ガスが吹き込ま
れ、さらに接種剤添加通路45aから接種剤が吹き込ま
れる。その結果、不活性ガス吹き込みによって溶湯流4
3の表面に酸化皮膜が形成されることが防止され、ある
いは溶湯流43の表面に形成された酸化皮膜が不活性ガ
スの吹き込みによって取り除かれ、その不活性ガスが吹
き込まれた溶湯流43表面から溶湯流43中に接種剤を
添加することにより、溶湯流43中に溶け込み性良く均
一に接種剤44を添加することができる。
製造装置によれば、取鍋41から鋳型42に注湯される
溶湯流43に接種剤・不活性ガス吹き込み手段45の不
活性ガス吹き込み通路45bから不活性ガスが吹き込ま
れ、さらに接種剤添加通路45aから接種剤が吹き込ま
れる。その結果、不活性ガス吹き込みによって溶湯流4
3の表面に酸化皮膜が形成されることが防止され、ある
いは溶湯流43の表面に形成された酸化皮膜が不活性ガ
スの吹き込みによって取り除かれ、その不活性ガスが吹
き込まれた溶湯流43表面から溶湯流43中に接種剤を
添加することにより、溶湯流43中に溶け込み性良く均
一に接種剤44を添加することができる。
【0023】しかも本実施例の球状黒鉛鋳鉄の製造装置
では、前記取鍋41が蓋体47を備える密閉容器とさ
れ、その密閉容器とされた取鍋41内部41aが不活性
ガス雰囲気とされるので、取鍋41内部41aの溶湯は
酸化が極力少ない状態に保持され、しかもその取鍋41
から流出する溶湯流43には接種剤・不活性ガス吹き込
み手段45から不活性ガス及び接種剤が吹き込まれて溶
湯流43の表面が不活性ガス雰囲気に保持された状態で
溶湯流43中に不活性ガスと共に接種剤が添加されるの
で接種剤の溶湯中への均一な添加及び溶湯酸化物による
接種剤の取り込みの防止を更に確実にすることができ
る。
では、前記取鍋41が蓋体47を備える密閉容器とさ
れ、その密閉容器とされた取鍋41内部41aが不活性
ガス雰囲気とされるので、取鍋41内部41aの溶湯は
酸化が極力少ない状態に保持され、しかもその取鍋41
から流出する溶湯流43には接種剤・不活性ガス吹き込
み手段45から不活性ガス及び接種剤が吹き込まれて溶
湯流43の表面が不活性ガス雰囲気に保持された状態で
溶湯流43中に不活性ガスと共に接種剤が添加されるの
で接種剤の溶湯中への均一な添加及び溶湯酸化物による
接種剤の取り込みの防止を更に確実にすることができ
る。
【0024】次にJISFCD370相当の球状黒鉛鋳
鉄溶湯を用い図1〜図4に示す本発明実施例の球状黒鉛
鋳鉄の製造装置を用い、本発明方法により球状黒鉛鋳鉄
鋳物を鋳造した。一方図5に示される従来の球状黒鉛鋳
鉄の製造装置を用い、従来方法により球状黒鉛鋳鉄鋳物
を鋳造した。得られた各鋳物から径30mm、長さ50
0mmの試験片を切り出し曲げ試験を行って接種剤の溶
け残り部が亀裂の起点となった試験片の本数を調査し
た。その結果を表1に示す。また同じく得られた各鋳物
から板厚2mm及び3mm、幅25mm、長さ50mm
の試験片を作成し、セメンタイト晶出量を調査した。そ
の結果を面積率として表2に示す。
鉄溶湯を用い図1〜図4に示す本発明実施例の球状黒鉛
鋳鉄の製造装置を用い、本発明方法により球状黒鉛鋳鉄
鋳物を鋳造した。一方図5に示される従来の球状黒鉛鋳
鉄の製造装置を用い、従来方法により球状黒鉛鋳鉄鋳物
を鋳造した。得られた各鋳物から径30mm、長さ50
0mmの試験片を切り出し曲げ試験を行って接種剤の溶
け残り部が亀裂の起点となった試験片の本数を調査し
た。その結果を表1に示す。また同じく得られた各鋳物
から板厚2mm及び3mm、幅25mm、長さ50mm
の試験片を作成し、セメンタイト晶出量を調査した。そ
の結果を面積率として表2に示す。
【0025】なお表1及び表2中、比較例は従来方法を
図5に示す従来装置を使用して行った結果であり、実施
例1は図1に示す本発明実施例装置を使用して本発明方
法を実施して得られた鋳物についての結果であり、実施
例2は図2に示す本発明実施例装置を使用して本発明方
法を実施して得られた鋳物についての結果であり、実施
例3は図3に示す本発明実施例装置を使用して本発明方
法を実施して得られた鋳物についての結果であり、実施
例4は図4に示す本発明実施例装置を使用して本発明方
法を実施して得られた鋳物についての結果である。
図5に示す従来装置を使用して行った結果であり、実施
例1は図1に示す本発明実施例装置を使用して本発明方
法を実施して得られた鋳物についての結果であり、実施
例2は図2に示す本発明実施例装置を使用して本発明方
法を実施して得られた鋳物についての結果であり、実施
例3は図3に示す本発明実施例装置を使用して本発明方
法を実施して得られた鋳物についての結果であり、実施
例4は図4に示す本発明実施例装置を使用して本発明方
法を実施して得られた鋳物についての結果である。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】表1に示されるように、比較例の結果に対
して本発明各実施例の結果では接種剤溶け残り部が亀裂
の起点となった試験片の本数比率が格段に少なく、従来
法に比べ本発明方法によれば接種剤の溶け残りを極めて
高い効率で防止できることが判る。また表2に示される
ように比較例の結果に対して本発明各実施例の結果では
セメンタイト晶出量(面積率)が極めて低く、本発明に
よれば接種剤が溶湯中に均一に分散し、均一に球状黒鉛
組織が形成されることが判る。
して本発明各実施例の結果では接種剤溶け残り部が亀裂
の起点となった試験片の本数比率が格段に少なく、従来
法に比べ本発明方法によれば接種剤の溶け残りを極めて
高い効率で防止できることが判る。また表2に示される
ように比較例の結果に対して本発明各実施例の結果では
セメンタイト晶出量(面積率)が極めて低く、本発明に
よれば接種剤が溶湯中に均一に分散し、均一に球状黒鉛
組織が形成されることが判る。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の球状黒鉛鋳鉄の製
造方法及びその装置によれば溶湯流に不活性ガスを吹き
込み、その不活性ガスを吹き込む位置の溶湯流表面から
接種剤を添加するようにし、かかる製造方法を接種剤添
加手段からの接種剤が添加される位置の溶湯流に向けて
不活性ガスを溶湯流中に吹き込む不活性ガス吹き込み手
段が設けられる製造装置により実施するようにしたこと
により、鋳型に注湯される溶湯に均一にかつ溶け込み性
良く接種剤を添加させ、得られる鋳物に均一に球状黒鉛
を析出させることができ、接種剤の溶け残りを防止する
ことができる。
造方法及びその装置によれば溶湯流に不活性ガスを吹き
込み、その不活性ガスを吹き込む位置の溶湯流表面から
接種剤を添加するようにし、かかる製造方法を接種剤添
加手段からの接種剤が添加される位置の溶湯流に向けて
不活性ガスを溶湯流中に吹き込む不活性ガス吹き込み手
段が設けられる製造装置により実施するようにしたこと
により、鋳型に注湯される溶湯に均一にかつ溶け込み性
良く接種剤を添加させ、得られる鋳物に均一に球状黒鉛
を析出させることができ、接種剤の溶け残りを防止する
ことができる。
【図1】 本発明の一実施例の球状黒鉛鋳鉄の製造装置
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【図2】 本発明の他の実施例の球状黒鉛鋳鉄の製造装
置を示す模式図である。
置を示す模式図である。
【図3】 本発明の別の実施例の球状黒鉛鋳鉄の製造装
置を示す模式図である。
置を示す模式図である。
【図4】 本発明の更に他の実施例の球状黒鉛鋳鉄の製
造装置を示す模式図である。
造装置を示す模式図である。
【図5】 従来の球状黒鉛鋳鉄の製造装置を示す模式図
である。
である。
11・・・取鍋、12・・・鋳型、13・・・溶湯流、
14・・・接種剤、15・・・接種剤添加手段、16・
・・不活性ガス吹き込み手段、25・・・接種剤・不活
性ガス吹き込み手段、37・・・蓋体。
14・・・接種剤、15・・・接種剤添加手段、16・
・・不活性ガス吹き込み手段、25・・・接種剤・不活
性ガス吹き込み手段、37・・・蓋体。
Claims (4)
- 【請求項1】 取鍋から鋳型に向けて注湯される溶湯流
に接種剤を添加する球状黒鉛鋳鉄の製造方法において、
前記溶湯流に不活性ガスを吹き込み、その不活性ガスを
吹き込む位置の溶湯流表面から接種剤を添加することを
特徴とする球状黒鉛鋳鉄の製造方法。 - 【請求項2】 前記取鍋内が不活性ガス雰囲気とされる
請求項1の球状黒鉛鋳鉄の製造方法。 - 【請求項3】 鋳型と、その鋳型に溶湯を注入する取鍋
と、その取鍋から鋳型への溶湯流中に接種剤を添加する
接種剤添加手段とを備えてなる球状黒鉛鋳鉄の製造装置
において、前記接種剤添加手段からの接種剤が添加され
る位置の溶湯流に向けて不活性ガスを溶湯流中に吹き込
む不活性ガス吹き込み手段が設けられることを特徴とす
る球状黒鉛鋳鉄の製造装置。 - 【請求項4】 前記接種剤添加手段と前記不活性ガス吹
き込み手段が一体とされてなる請求項3記載の球状黒鉛
鋳鉄の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8021793A JPH06264128A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 球状黒鉛鋳鉄の製造方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8021793A JPH06264128A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 球状黒鉛鋳鉄の製造方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06264128A true JPH06264128A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=13712217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8021793A Pending JPH06264128A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 球状黒鉛鋳鉄の製造方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06264128A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5639420A (en) * | 1990-05-28 | 1997-06-17 | Ab Volvo | Method of manufacturing compacted graphite cast iron |
CN103817296A (zh) * | 2013-11-26 | 2014-05-28 | 慈溪市汇丽机电有限公司 | 铁水包随流孕育装置 |
CN105880492A (zh) * | 2016-06-01 | 2016-08-24 | 辽宁辽重机械制造有限公司 | 一种采用晶种预置技术浇铸钢锭、铸件及连铸坯的方法 |
CN111085670A (zh) * | 2020-01-10 | 2020-05-01 | 芜湖久弘重工股份有限公司 | 一种适用于厚大球墨铸铁件的孕育装置及孕育方法 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP8021793A patent/JPH06264128A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5639420A (en) * | 1990-05-28 | 1997-06-17 | Ab Volvo | Method of manufacturing compacted graphite cast iron |
CN103817296A (zh) * | 2013-11-26 | 2014-05-28 | 慈溪市汇丽机电有限公司 | 铁水包随流孕育装置 |
CN105880492A (zh) * | 2016-06-01 | 2016-08-24 | 辽宁辽重机械制造有限公司 | 一种采用晶种预置技术浇铸钢锭、铸件及连铸坯的方法 |
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