JPS59137157A - 鋳造の接種方法 - Google Patents
鋳造の接種方法Info
- Publication number
- JPS59137157A JPS59137157A JP931383A JP931383A JPS59137157A JP S59137157 A JPS59137157 A JP S59137157A JP 931383 A JP931383 A JP 931383A JP 931383 A JP931383 A JP 931383A JP S59137157 A JPS59137157 A JP S59137157A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inoculant
- casting
- molten metal
- inoculation
- molten
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C1/00—Refining of pig-iron; Cast iron
- C21C1/10—Making spheroidal graphite cast-iron
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D1/00—Treatment of fused masses in the ladle or the supply runners before casting
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野］
本発明は、鋳鉄のチル化低減と機械的性質の改嵜を図る
鋳造の接種方法ζ二関するものである。
鋳造の接種方法ζ二関するものである。
「発明の技術的背景とその問題点コ
従来鋳鉄の薄肉部Ｓ二発生するチルを防止したり、ある
いは機械的性質の改善を図ることを目的とし鋳１Ｊｔ二
注揚前の取鍋内の鋳鉄溶湯中に接種剤を添加することが
一般に行なわれている。この接種剤としてはＦｅ−８ｉ
、 ０ａ−８ｉなどのｓｉ系合金あるいは、黒鉛系
など数多くのものが開発、市販されているが、これらの
接種剤はいずれも接種後、溶湯が鋳型に注湯されるまで
の時間の経過と共に、接種効果が刻々減退する、いわゆ
るフェーディング現象を有している。
いは機械的性質の改善を図ることを目的とし鋳１Ｊｔ二
注揚前の取鍋内の鋳鉄溶湯中に接種剤を添加することが
一般に行なわれている。この接種剤としてはＦｅ−８ｉ
、 ０ａ−８ｉなどのｓｉ系合金あるいは、黒鉛系
など数多くのものが開発、市販されているが、これらの
接種剤はいずれも接種後、溶湯が鋳型に注湯されるまで
の時間の経過と共に、接種効果が刻々減退する、いわゆ
るフェーディング現象を有している。
この接種機構に関する理論はまだ確立されていないが、
おおよそ次のようＣ二考えるのが妥当であろう。すなわ
ち、接種剤中の有効元素が溶湯中に溶は込むと、溶湯と
の界面に局部的な濃度むらを生ずる０この界面から連続
的に生み出される濃度むらが、不均質核生成の核として
作用することにより接種効果が得られる。効果的な接地
効果を得るには、不均質核生成の核となりうる濃度むら
を溶湯内（二効率的に供給せしめ、さらにそれが消滅す
る前に、鋳型内に鋳込むことが望ましい〇このような観
点から近年、鋳型内へ鋳込む直前の溶湯へ接種剤を添加
する注陽流接種法、ワイヤー接種法等の直前接種法が試
みられている。第１図は直前接種法を実施する装置の斜
視図である。
おおよそ次のようＣ二考えるのが妥当であろう。すなわ
ち、接種剤中の有効元素が溶湯中に溶は込むと、溶湯と
の界面に局部的な濃度むらを生ずる０この界面から連続
的に生み出される濃度むらが、不均質核生成の核として
作用することにより接種効果が得られる。効果的な接地
効果を得るには、不均質核生成の核となりうる濃度むら
を溶湯内（二効率的に供給せしめ、さらにそれが消滅す
る前に、鋳型内に鋳込むことが望ましい〇このような観
点から近年、鋳型内へ鋳込む直前の溶湯へ接種剤を添加
する注陽流接種法、ワイヤー接種法等の直前接種法が試
みられている。第１図は直前接種法を実施する装置の斜
視図である。
鋳Ｗ１の湯口２上にて溶湯３を取鍋４より注湯する際溶
湯３内へ添加された粒状接種剤５が、湯道中にて溶湯３
と反応することにより、接種効果を発揮するわけでおる
が、溶湯３中に完全に溶は込まないうちＣ二、溶湯３の
流れにより鋳ｍ１内の図示しない製品キャビティーに注
入される接種剤５が多くあり、これが介在物として製品
の加工面に現われやすいという欠点があった。この場合
、機械加工工程においてバイトの摩耗を著しく早めたり
、加工精度を悪化させるという問題を引き起こす。さら
１二鋳込温度が低い場合≦二は、特にこの傾向が著しい
ため、溶解温度を必要以上に上けることもするが、溶解
炉の耐火材の寿命を著しく早めたり、また省エネルギー
という観点からも不経済で望ましくなく、シたがって工
業的Ｃ二有利な方法とは言えなかった。このため従来よ
り接種効果が高く、異物混入等の問題を引き起こさない
接種方法の開発が望まれていた。
湯３内へ添加された粒状接種剤５が、湯道中にて溶湯３
と反応することにより、接種効果を発揮するわけでおる
が、溶湯３中に完全に溶は込まないうちＣ二、溶湯３の
流れにより鋳ｍ１内の図示しない製品キャビティーに注
入される接種剤５が多くあり、これが介在物として製品
の加工面に現われやすいという欠点があった。この場合
、機械加工工程においてバイトの摩耗を著しく早めたり
、加工精度を悪化させるという問題を引き起こす。さら
１二鋳込温度が低い場合≦二は、特にこの傾向が著しい
ため、溶解温度を必要以上に上けることもするが、溶解
炉の耐火材の寿命を著しく早めたり、また省エネルギー
という観点からも不経済で望ましくなく、シたがって工
業的Ｃ二有利な方法とは言えなかった。このため従来よ
り接種効果が高く、異物混入等の問題を引き起こさない
接種方法の開発が望まれていた。
［発明の目的］
本発明は従来の接種法における欠点を解決するため幅−
なされたもので、その目的とするところは接種効果が高
く工業的に有利な鋳造の接種方法を提供することにある
。
なされたもので、その目的とするところは接種効果が高
く工業的に有利な鋳造の接種方法を提供することにある
。
［発明の概要］
鋳鉄のチル化防止と機械的特性を改善するため鋳込時に
添付する接種剤を鋳鉄と別個の高速溶解吟 炉で溶解し、鋳込みの添Ｃ二液状で混入することＣ二よ
り優れた接種効果と異物など固形物を混入させない鋳造
の接種方法。
添付する接種剤を鋳鉄と別個の高速溶解吟 炉で溶解し、鋳込みの添Ｃ二液状で混入することＣ二よ
り優れた接種効果と異物など固形物を混入させない鋳造
の接種方法。
［発明の実施例］
本発明について一笑施例の第２図乃至第３図Ｃ：は注湯
用の取鍋である。接種剤溶解用高速溶解炉６は取鍋４の
傾動Ｃ二同期して傾動するよう（ニなっておｌハ取鍋４
から注がれる溶湯３の流れ【二そって溶解した接種剤７
が鋳型１内に鋳込まれる。第３図に示すようｇ二接種剤
溶解用高速溶解炉６は、連続造型を行なう際は造型ライ
ンのサイクルタイ入１ニマッチングするようＣ二、電力
供給制御装置８、力率制御装置９およびインピーダンス
整合装置１０により溶解速度を制御できるようになって
いる。
用の取鍋である。接種剤溶解用高速溶解炉６は取鍋４の
傾動Ｃ二同期して傾動するよう（ニなっておｌハ取鍋４
から注がれる溶湯３の流れ【二そって溶解した接種剤７
が鋳型１内に鋳込まれる。第３図に示すようｇ二接種剤
溶解用高速溶解炉６は、連続造型を行なう際は造型ライ
ンのサイクルタイ入１ニマッチングするようＣ二、電力
供給制御装置８、力率制御装置９およびインピーダンス
整合装置１０により溶解速度を制御できるようになって
いる。
また接種剤溶解用高速溶解炉６内は、溶融接種剤７の酸
化消耗を防ぐため、ガス供給装置（図示せず）より供給
されたたとえばアルゴンガスのような不活性ガスを満た
している０上記の栴成ｌ二より０、５ｔｏ２など核生成
５二寄与する未溶解懸濁物を含む溶融した接種剤７が、
鋳鉄溶湯３の流れＣ二そって、鋳鉄内に鋳込まれる。こ
の際、溶融した接種剤が溶湯中≦二濃度むらとしてなお
一部懸濁した状態で鋳型キャビティー内に流入されるの
でこのとき著しい接種効果を発揮する。さら（：接種剤
７が液体の状態で添加されるため、従来の粒状固体によ
る注入直前接種（二おけるようＣ二未溶解物の混入は皆
無となる。本発明者らは、詳細なる実験（二より、これ
らのことを確認した。第４図はその結果を示すものであ
り、本発明の接種方法では従来の直前接種方法に比べ著
しくチル発生を防止する効果があることが明らかとなっ
た。なお第４図の実験結果はＦθ−８１合金接種剤での
ものであるが、 Ｃａ−８ｉ合金系接種剤の実験Ｃ二お
いても同様の接種効果な？Ｍ認した。
化消耗を防ぐため、ガス供給装置（図示せず）より供給
されたたとえばアルゴンガスのような不活性ガスを満た
している０上記の栴成ｌ二より０、５ｔｏ２など核生成
５二寄与する未溶解懸濁物を含む溶融した接種剤７が、
鋳鉄溶湯３の流れＣ二そって、鋳鉄内に鋳込まれる。こ
の際、溶融した接種剤が溶湯中≦二濃度むらとしてなお
一部懸濁した状態で鋳型キャビティー内に流入されるの
でこのとき著しい接種効果を発揮する。さら（：接種剤
７が液体の状態で添加されるため、従来の粒状固体によ
る注入直前接種（二おけるようＣ二未溶解物の混入は皆
無となる。本発明者らは、詳細なる実験（二より、これ
らのことを確認した。第４図はその結果を示すものであ
り、本発明の接種方法では従来の直前接種方法に比べ著
しくチル発生を防止する効果があることが明らかとなっ
た。なお第４図の実験結果はＦθ−８１合金接種剤での
ものであるが、 Ｃａ−８ｉ合金系接種剤の実験Ｃ二お
いても同様の接種効果な？Ｍ認した。
［発明の効果］
以上本発明によれば、従来の直前接ね法に比べはるかに
著しい接種効果が得られ、さらに異物混入Ｃ二よる奉養
は皆無となるので健全な鋳物の安定した製造が可能とな
り、また従来の直前接種法のよう（二鋳込温度を必要以
上Ｃ二心ける必要がなくなるため、省エネルギー、省資
源の効果もある。
著しい接種効果が得られ、さらに異物混入Ｃ二よる奉養
は皆無となるので健全な鋳物の安定した製造が可能とな
り、また従来の直前接種法のよう（二鋳込温度を必要以
上Ｃ二心ける必要がなくなるため、省エネルギー、省資
源の効果もある。
第１図は従来の接種方法を行なう装置の斜視図、第２図
は本発明の接電方法を行なう装置の斜視図、第３図は接
種剤溶解用高速溶解炉の構成図、第４図は本発明と従来
方法によるチル深さおよび異物混入数代理人である。 １・・・鋳型 ２・・・湯口３・・・溶湯
４・・・取鍋６・・・接種剤溶解用高速溶解
炉 ７・・・溶融した接種剤Ａ・・・チル深さ
Ｂ・・・異物混入数代理人 弁理士 則 近 憲 佑
（ほか１名）第１図 第４図 ζ 癖 （五簡接神５わ
は本発明の接電方法を行なう装置の斜視図、第３図は接
種剤溶解用高速溶解炉の構成図、第４図は本発明と従来
方法によるチル深さおよび異物混入数代理人である。 １・・・鋳型 ２・・・湯口３・・・溶湯
４・・・取鍋６・・・接種剤溶解用高速溶解
炉 ７・・・溶融した接種剤Ａ・・・チル深さ
Ｂ・・・異物混入数代理人 弁理士 則 近 憲 佑
（ほか１名）第１図 第４図 ζ 癖 （五簡接神５わ
Claims (2)
- （１）未溶解懸濁物を含む接種剤溶湯を、鋳型Ｃ鋳込む
直前の溶湯の流れにそって添加することを特徴とする鋳
造の接種方法。 - （２） 溶湯Ｃ二添加する接種剤を溶融せしめるｆ二
高速溶解炉を用いた特許請求の範囲第１項記載の鋳造の
接種方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP931383A JPS59137157A (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 鋳造の接種方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP931383A JPS59137157A (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 鋳造の接種方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59137157A true JPS59137157A (ja) | 1984-08-07 |
Family
ID=11716979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP931383A Pending JPS59137157A (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 鋳造の接種方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59137157A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5195473A (en) * | 1989-09-08 | 1993-03-23 | Nissan Motor Company, Ltd. | Rocker arm and method of casting |
| CN106077528A (zh) * | 2016-06-16 | 2016-11-09 | 常州朗锐铸造有限公司 | 浇注随流孕育加料装置 |
| CN106378441A (zh) * | 2016-11-29 | 2017-02-08 | 山东杰创机械有限公司 | 一种双工位自动浇注机 |
| CN108160955A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-06-15 | 山东蒙沃变速器有限公司 | 一种在铁水浇注过程中用于添加孕育剂的随流孕育装置 |
-
1983
- 1983-01-25 JP JP931383A patent/JPS59137157A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5195473A (en) * | 1989-09-08 | 1993-03-23 | Nissan Motor Company, Ltd. | Rocker arm and method of casting |
| CN106077528A (zh) * | 2016-06-16 | 2016-11-09 | 常州朗锐铸造有限公司 | 浇注随流孕育加料装置 |
| CN106378441A (zh) * | 2016-11-29 | 2017-02-08 | 山东杰创机械有限公司 | 一种双工位自动浇注机 |
| CN108160955A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-06-15 | 山东蒙沃变速器有限公司 | 一种在铁水浇注过程中用于添加孕育剂的随流孕育装置 |
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