JPH0626193A - 型枠パネル - Google Patents
型枠パネルInfo
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- JPH0626193A JPH0626193A JP5074297A JP7429793A JPH0626193A JP H0626193 A JPH0626193 A JP H0626193A JP 5074297 A JP5074297 A JP 5074297A JP 7429793 A JP7429793 A JP 7429793A JP H0626193 A JPH0626193 A JP H0626193A
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B2/00—Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
- E04B2/56—Load-bearing walls of framework or pillarwork; Walls incorporating load-bearing elongated members
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G17/00—Connecting or other auxiliary members for forms, falsework structures, or shutterings
- E04G17/04—Connecting or fastening means for metallic forming or stiffening elements, e.g. for connecting metallic elements to non-metallic elements
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
- E04B1/18—Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons
- E04B1/20—Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons the supporting parts consisting of concrete, e.g. reinforced concrete, or other stonelike material
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G17/00—Connecting or other auxiliary members for forms, falsework structures, or shutterings
- E04G17/14—Bracing or strutting arrangements for formwalls; Devices for aligning forms
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- Structural Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大きなコストを必要とせずに互いに正確に配
向することができる、打設される壁を構築するため、特
にコンクリート壁を構築するための型枠パネルを提供す
ることである。 【構成】 型枠パネルは型枠外板３と、この型枠外板の
背面に設けられた補強要素、例えば骨組み１または梁を
具備し、型枠外板の互いに対向する少なくとも二つの縁
部にレール２が設けられている。型枠パネルを上下に積
み上げてまたは横に並べて配置するときに、レールが互
いに隣接し、かつボルト、クランプのような連結要素を
収容する働きをする。このレールに位置決め要素が設け
られ、この位置決め要素は、突出する差し込み部材５
と、この差し込み部材５を収容する、差し込み部材に対
応して形成された対向支持部材１０の形をしている。
向することができる、打設される壁を構築するため、特
にコンクリート壁を構築するための型枠パネルを提供す
ることである。 【構成】 型枠パネルは型枠外板３と、この型枠外板の
背面に設けられた補強要素、例えば骨組み１または梁を
具備し、型枠外板の互いに対向する少なくとも二つの縁
部にレール２が設けられている。型枠パネルを上下に積
み上げてまたは横に並べて配置するときに、レールが互
いに隣接し、かつボルト、クランプのような連結要素を
収容する働きをする。このレールに位置決め要素が設け
られ、この位置決め要素は、突出する差し込み部材５
と、この差し込み部材５を収容する、差し込み部材に対
応して形成された対向支持部材１０の形をしている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、型枠外板と、この型枠
外板の背面に設けられた補強要素、例えば骨組みまたは
梁とを具備し、型枠外板の互いに対向する少なくとも二
つの縁部にレールが設けられ、型枠パネルを上下に積み
上げてまたは横に並べて配置するときに、レールが互い
に隣接し、かつボルト、クランプのような連結要素を収
容する働きをする、打設された壁を構築するための、特
にコンクリート壁を構築するための型枠パネルに関す
る。
外板の背面に設けられた補強要素、例えば骨組みまたは
梁とを具備し、型枠外板の互いに対向する少なくとも二
つの縁部にレールが設けられ、型枠パネルを上下に積み
上げてまたは横に並べて配置するときに、レールが互い
に隣接し、かつボルト、クランプのような連結要素を収
容する働きをする、打設された壁を構築するための、特
にコンクリート壁を構築するための型枠パネルに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】このような型枠パネルは公知である。型
枠パネルは大きな構造物を建てる際に使用され、それ自
体大きな寸法を有し、このような型枠パネルは例えば長
さ３ｍ、高さ１．５ｍである。この型枠パネルの取扱操
作は昇降装置によってしかできない。このような型枠パ
ネルは並置または積み上げによって大きな面積でつなぎ
合わされ、ねじ、ボルトおよびまたは楔によって互いに
連結される。型枠を作るためにこの型枠パネルを上下に
配置するときに、型枠パネルを互いに正確に配向し、か
つ位置決めすることは困難である。従って、楔状の中間
部材が設けられ、次のように挿入される。すなわち、型
枠外板がずれないようにするために、積み上げられる型
枠パネルが所定の間隔をおいて型枠面に対して垂直にな
るように挿入される。
枠パネルは大きな構造物を建てる際に使用され、それ自
体大きな寸法を有し、このような型枠パネルは例えば長
さ３ｍ、高さ１．５ｍである。この型枠パネルの取扱操
作は昇降装置によってしかできない。このような型枠パ
ネルは並置または積み上げによって大きな面積でつなぎ
合わされ、ねじ、ボルトおよびまたは楔によって互いに
連結される。型枠を作るためにこの型枠パネルを上下に
配置するときに、型枠パネルを互いに正確に配向し、か
つ位置決めすることは困難である。従って、楔状の中間
部材が設けられ、次のように挿入される。すなわち、型
枠外板がずれないようにするために、積み上げられる型
枠パネルが所定の間隔をおいて型枠面に対して垂直にな
るように挿入される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この技術水準から出発
して本発明は、つなぎ合わせるべき型枠パネルを互いに
正確に配向することができ、しかも大きなコストを必要
とせずに配向することができる手段を講じることを目的
とする。
して本発明は、つなぎ合わせるべき型枠パネルを互いに
正確に配向することができ、しかも大きなコストを必要
とせずに配向することができる手段を講じることを目的
とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的は、冒頭に述べ
た種類の型枠パネルにおいて、レールに位置決め要素が
設けられ、この位置決め要素が、突出する差し込み部材
と、この差し込み部材を収容する、差し込み部材に対応
して形成された対向支持部材の形をしていることによっ
て達成される。
た種類の型枠パネルにおいて、レールに位置決め要素が
設けられ、この位置決め要素が、突出する差し込み部材
と、この差し込み部材を収容する、差し込み部材に対応
して形成された対向支持部材の形をしていることによっ
て達成される。
【０００５】
【実施例】図に基づいて本発明を詳しく説明する。図１
の型枠パネルは例えば木製の合板によって形成可能な型
枠外板３を備えている。この型枠外板３の背面には互い
に平行に設けられた複数のＩ字形梁１４、例えば型枠梁
が固定されている。この型枠梁は木で作ることができ、
上側帯状部１５、下側帯状部１６およびそれらの間にあ
るウェブ１７を備えている。Ｉ字形梁１４を形成するこ
れらの部分は公知の如く接着剤で互いに連結されてい
る。Ｕ字形レールからなる壁桁１８は補強の働きをす
る。Ｉ字形梁１４は型枠外板３の高さＨよりも幾分短く
なっており、そしてその両側の端面が型枠外板３の縁部
１９，２０に対して幾分後退するように、型枠外板３と
相対的に配置されている。Ｉ字形梁１４の端面と前記縁
部１９，２０によって囲まれた空間には、いわゆる積み
重ね用レール２１または２２が設けられている。この積
み重ね用レールはここでは２本の箱形材２３によって形
成されている。上側の積み重ね用レール２１のこの箱形
材２３はＩ字形梁１４のウェブ１７の間で連結ウェブ２
４によって互いに連結されている。この連結ウェブはそ
れぞれ円錐台状の差し込み部材５を支持している。この
差し込み部材の中央には穴９が空いている。この円錐台
状の差し込み部材の開放角度、すなわち円錐角は約９０
°である。この場合、円錐台状の差し込み部材が箱形材
２３の間に位置するような配置構造となっている（図
５）。
の型枠パネルは例えば木製の合板によって形成可能な型
枠外板３を備えている。この型枠外板３の背面には互い
に平行に設けられた複数のＩ字形梁１４、例えば型枠梁
が固定されている。この型枠梁は木で作ることができ、
上側帯状部１５、下側帯状部１６およびそれらの間にあ
るウェブ１７を備えている。Ｉ字形梁１４を形成するこ
れらの部分は公知の如く接着剤で互いに連結されてい
る。Ｕ字形レールからなる壁桁１８は補強の働きをす
る。Ｉ字形梁１４は型枠外板３の高さＨよりも幾分短く
なっており、そしてその両側の端面が型枠外板３の縁部
１９，２０に対して幾分後退するように、型枠外板３と
相対的に配置されている。Ｉ字形梁１４の端面と前記縁
部１９，２０によって囲まれた空間には、いわゆる積み
重ね用レール２１または２２が設けられている。この積
み重ね用レールはここでは２本の箱形材２３によって形
成されている。上側の積み重ね用レール２１のこの箱形
材２３はＩ字形梁１４のウェブ１７の間で連結ウェブ２
４によって互いに連結されている。この連結ウェブはそ
れぞれ円錐台状の差し込み部材５を支持している。この
差し込み部材の中央には穴９が空いている。この円錐台
状の差し込み部材の開放角度、すなわち円錐角は約９０
°である。この場合、円錐台状の差し込み部材が箱形材
２３の間に位置するような配置構造となっている（図
５）。
【０００６】下側の積み重ね用レール２２の箱形材２３
は同様に、連結ウェブ２４によって互いに連結されてい
る。この連結ウェブ２４はそれぞれ、中空円錐状のブッ
シュ１０を支持している。この中空円錐状のブッシュ１
０は差し込み部材５に対応して形成されている。
は同様に、連結ウェブ２４によって互いに連結されてい
る。この連結ウェブ２４はそれぞれ、中空円錐状のブッ
シュ１０を支持している。この中空円錐状のブッシュ１
０は差し込み部材５に対応して形成されている。
【０００７】図１の実施例による型枠パネルの場合に
は、上側と下側の縁部に、当該の構造体が設けられてい
る。型枠パネルの４個のすべての縁部に、対応する構造
体を設けることは、本発明の範囲に含まれる。
は、上側と下側の縁部に、当該の構造体が設けられてい
る。型枠パネルの４個のすべての縁部に、対応する構造
体を設けることは、本発明の範囲に含まれる。
【０００８】上記の種類の型枠パネルを使用すると、円
錐台および中空円錐として形成された差し込み部材とブ
ッシュが互いに係合し、それによって互いに一体化すべ
き型枠パネルをその縦方向と横方向において位置決めす
る。従って、このようなパネルの設置あるいはこのよう
なパネルからなる型枠の組み立てが非常に容易になる。
位置決め要素の穴９または１３には固定ボルトが差し込
まれる。
錐台および中空円錐として形成された差し込み部材とブ
ッシュが互いに係合し、それによって互いに一体化すべ
き型枠パネルをその縦方向と横方向において位置決めす
る。従って、このようなパネルの設置あるいはこのよう
なパネルからなる型枠の組み立てが非常に容易になる。
位置決め要素の穴９または１３には固定ボルトが差し込
まれる。
【０００９】基本的には、円錐状位置決め要素の代わり
に、筒形の要素を使用することができる。しかし、位置
決めの働きをする両部材の少なくとも一方が円錐状の縁
領域を備えるべきである。それによって、位置決めの働
きをする部材が型枠パネルの設置時に互いに容易に入り
込む。
に、筒形の要素を使用することができる。しかし、位置
決めの働きをする両部材の少なくとも一方が円錐状の縁
領域を備えるべきである。それによって、位置決めの働
きをする部材が型枠パネルの設置時に互いに容易に入り
込む。
【００１０】図７の実施例では、二つの型枠パネルが積
み重ねられている。この型枠パネルの型枠外板３は箱形
材からなる骨組み１によって形成されている。この図に
は、場合によっては既に使用されている型枠パネルに対
して、本発明による装備をどのようにして施すかが示し
てある。ここでは、差し込み部材５がＬ字形レール２５
の脚部２６に設けられ、差し込み部材５を支持するこの
脚部２６が型枠パネルの縁側の骨組みレールに連結され
ている。Ｌ字形レール２５の他方の脚部２７の外面は、
型枠外板３の外面と同一平面上にある。図７の実施例に
よる型枠パネルの骨組み１は箱形材によって形成されて
いる。この図から判るように、型枠外板３の外面と同一
平面内に設けられたＬ字形レール２５の高さは、差し込
み部材５の高さにほぼ等しいかあるいはそれよりも幾分
高くなっている。
み重ねられている。この型枠パネルの型枠外板３は箱形
材からなる骨組み１によって形成されている。この図に
は、場合によっては既に使用されている型枠パネルに対
して、本発明による装備をどのようにして施すかが示し
てある。ここでは、差し込み部材５がＬ字形レール２５
の脚部２６に設けられ、差し込み部材５を支持するこの
脚部２６が型枠パネルの縁側の骨組みレールに連結され
ている。Ｌ字形レール２５の他方の脚部２７の外面は、
型枠外板３の外面と同一平面上にある。図７の実施例に
よる型枠パネルの骨組み１は箱形材によって形成されて
いる。この図から判るように、型枠外板３の外面と同一
平面内に設けられたＬ字形レール２５の高さは、差し込
み部材５の高さにほぼ等しいかあるいはそれよりも幾分
高くなっている。
【００１１】図示実施例では、位置決め要素として、互
いに対応して形成された円錐台状の差し込み部材と中空
円錐状のブッシュが示されかつ説明され、そして差し込
み部材として角錐台を設け、対向支持部材またはブッシ
ュとして中空角錐を設けることは本発明の範囲に含まれ
る。更に、図示実施例では、対向支持部材、すなわちブ
ッシュは外周が閉じるように形成されている。この対向
支持部材またはブッシュは周方向に見て個々の断片に分
割可能であり、この断片の間に隙間を空けることができ
る。それによって、対向支持部材に入る差し込み部材は
その全周が対向支持部材に接触せず、個々の断片に沿っ
てのみ接触する。このような対向支持部材またはブッシ
ュがこのように形成されていると、対向支持部材または
ブッシュの中にコンクリートが溜まるときに、その掃除
が容易である。このような実施例は図８〜１１に示して
ある。差し込み部材５は円錐台として形成され、この差
し込み部材５を収容する対向支持部材１０は４個の楔状
部材２８によって形成されている。
いに対応して形成された円錐台状の差し込み部材と中空
円錐状のブッシュが示されかつ説明され、そして差し込
み部材として角錐台を設け、対向支持部材またはブッシ
ュとして中空角錐を設けることは本発明の範囲に含まれ
る。更に、図示実施例では、対向支持部材、すなわちブ
ッシュは外周が閉じるように形成されている。この対向
支持部材またはブッシュは周方向に見て個々の断片に分
割可能であり、この断片の間に隙間を空けることができ
る。それによって、対向支持部材に入る差し込み部材は
その全周が対向支持部材に接触せず、個々の断片に沿っ
てのみ接触する。このような対向支持部材またはブッシ
ュがこのように形成されていると、対向支持部材または
ブッシュの中にコンクリートが溜まるときに、その掃除
が容易である。このような実施例は図８〜１１に示して
ある。差し込み部材５は円錐台として形成され、この差
し込み部材５を収容する対向支持部材１０は４個の楔状
部材２８によって形成されている。
【００１２】骨組み側からの矢視状態を図１２に示して
ある型枠パネルは、Ｕ字形レール２からなる、周囲が閉
じた長方形の骨組み１を備えている。この場合、骨組み
を形成するＵ字形レールは、その開放側が互いに向き合
うように配置されている。このような型枠パネルは長さ
Ｌを３ｍ、高さＨを１．５ｍとすることができる。しか
し、本発明はこの寸法の型枠パネルに制限されるもので
はない。図１２と図１３に示した型枠パネルは平らな型
枠パネルである。次に詳細に説明する本発明は、湾曲し
た型枠パネルにも適用可能である。
ある型枠パネルは、Ｕ字形レール２からなる、周囲が閉
じた長方形の骨組み１を備えている。この場合、骨組み
を形成するＵ字形レールは、その開放側が互いに向き合
うように配置されている。このような型枠パネルは長さ
Ｌを３ｍ、高さＨを１．５ｍとすることができる。しか
し、本発明はこの寸法の型枠パネルに制限されるもので
はない。図１２と図１３に示した型枠パネルは平らな型
枠パネルである。次に詳細に説明する本発明は、湾曲し
た型枠パネルにも適用可能である。
【００１３】骨組みの一方の側には、本来の型枠外板３
が固定されている。この型枠外板は金属、木または合成
樹脂から作ることができ、またこれらの材料を組み合わ
せて作ることができる。型枠外板３は好ましくは、図１
３から明瞭に判るように、骨組み１の周囲輪郭に対して
幾分ずらしてある。型枠外板３と反対の骨組み１の側に
は、その角の範囲に、水平な管片４が溶接されている。
この管片４は固定ボルトを収容するために役立つ。この
固定ボルトによって、隣接する型枠パネルを互いに締付
け固定可能である。骨組みの脚部には、固定ボルトおよ
び連結ボルトのための差し込み穴としての切欠きを設け
ることができる。しかし、これは図示していない。
が固定されている。この型枠外板は金属、木または合成
樹脂から作ることができ、またこれらの材料を組み合わ
せて作ることができる。型枠外板３は好ましくは、図１
３から明瞭に判るように、骨組み１の周囲輪郭に対して
幾分ずらしてある。型枠外板３と反対の骨組み１の側に
は、その角の範囲に、水平な管片４が溶接されている。
この管片４は固定ボルトを収容するために役立つ。この
固定ボルトによって、隣接する型枠パネルを互いに締付
け固定可能である。骨組みの脚部には、固定ボルトおよ
び連結ボルトのための差し込み穴としての切欠きを設け
ることができる。しかし、これは図示していない。
【００１４】骨組み１の上側の水平な脚部に、しかも型
枠外板３に対して垂直なＵ字形レール２の側面には、複
数の差し込み部材５が互いに等しい間隔をおいて固定、
例えば溶接されている。この差し込み部材は図１４，１
５の横断面図と平面図に拡大して示してある。このよう
な差し込み部材は円形の基礎板６を備えている。この基
礎板は上側が短い円筒状連結部７を介して円錐台８に接
続している。この場合、円錐台の開放角度は約９０°で
ある。この円錐台５の中央を穴９が貫通している。この
差し込み部材５の基礎直径はその高さよりもかなり大き
い。
枠外板３に対して垂直なＵ字形レール２の側面には、複
数の差し込み部材５が互いに等しい間隔をおいて固定、
例えば溶接されている。この差し込み部材は図１４，１
５の横断面図と平面図に拡大して示してある。このよう
な差し込み部材は円形の基礎板６を備えている。この基
礎板は上側が短い円筒状連結部７を介して円錐台８に接
続している。この場合、円錐台の開放角度は約９０°で
ある。この円錐台５の中央を穴９が貫通している。この
差し込み部材５の基礎直径はその高さよりもかなり大き
い。
【００１５】骨組み１の下側の水平な脚部には、前記円
錐台８に対応して形成されたブッシュ１０が設けられて
いる。このブッシュ１０は中空円錐１２を有する円筒状
基礎体１１からなっている。この中空円錐１２は穴１３
に接続している。穴１３、中空円錐１２および円筒状基
礎体１１の中心軸線は一致している。この円錐台８と中
空円錐１２はそれぞれ、それらの穴がレール２の側面に
設けた穴に合致するように設けられている。これは図１
８の詳細図に示してある。これらの穴は固定ボルトの差
し込み穴としての働きをする。
錐台８に対応して形成されたブッシュ１０が設けられて
いる。このブッシュ１０は中空円錐１２を有する円筒状
基礎体１１からなっている。この中空円錐１２は穴１３
に接続している。穴１３、中空円錐１２および円筒状基
礎体１１の中心軸線は一致している。この円錐台８と中
空円錐１２はそれぞれ、それらの穴がレール２の側面に
設けた穴に合致するように設けられている。これは図１
８の詳細図に示してある。これらの穴は固定ボルトの差
し込み穴としての働きをする。
【００１６】図示実施例の場合には、型枠パネルの位置
決めのために役立つ部品が骨組みの水平な脚部に取付け
られている。位置決めに役立つこれらの部品を骨組み１
の垂直な脚部にも設けることは本発明の範囲に含まれ
る。
決めのために役立つ部品が骨組みの水平な脚部に取付け
られている。位置決めに役立つこれらの部品を骨組み１
の垂直な脚部にも設けることは本発明の範囲に含まれ
る。
【００１７】上記種類の型枠パネルが使用されると、円
錐台８と中空円錐１２が互いに係合し、それによって互
いに連結すべき型枠パネルをその縦方向とその横方向に
おいて位置決めする。従って、このようなパネルの設置
またはこのようなパネルからなる型枠の組み立てが非常
に容易になる。
錐台８と中空円錐１２が互いに係合し、それによって互
いに連結すべき型枠パネルをその縦方向とその横方向に
おいて位置決めする。従って、このようなパネルの設置
またはこのようなパネルからなる型枠の組み立てが非常
に容易になる。
【００１８】通常は差し込み部材または対向支持部材と
ブッシュはレールの外面に設けられる。しかし、図示し
ていないが、対向支持部材とブッシュを内面に設けるこ
ともできる。
ブッシュはレールの外面に設けられる。しかし、図示し
ていないが、対向支持部材とブッシュを内面に設けるこ
ともできる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明の型枠パネル
は、差し込み部材とこの差し込み部材を収容する対向支
持部材の形をした連結要素により、大きなコストを必要
とせずに、互いに正確にかつ容易に配向させることがで
きるという利点がある。
は、差し込み部材とこの差し込み部材を収容する対向支
持部材の形をした連結要素により、大きなコストを必要
とせずに、互いに正確にかつ容易に配向させることがで
きるという利点がある。
【図１】型枠パネルを側方から見た図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線に沿った水平断面図であ
る。
る。
【図３】型枠を図１の矢印Ａ方向から見た平面図であ
る。
る。
【図４】型枠を図１の矢印Ｂ方向から見た底面図であ
る。
る。
【図５】図３のＶ−Ｖ線に沿った拡大横断面図である。
【図６】図４のＶＩ−ＶＩ線に沿った拡大横断面図であ
る。
る。
【図７】図１の変形実施例による積み重ねた二つの型枠
の縁範囲を詳細に示す横断面図である。
の縁範囲を詳細に示す横断面図である。
【図８】変形実施例による対向支持部材の平面図であ
る。
る。
【図９】図８のＩＸ−ＩＸ線に沿った横断面図である。
【図１０】図８の対向支持部材に対する相手方部材の平
面図である。
面図である。
【図１１】図１０のＸＩ−ＸＩ線に沿った横断面図であ
る。
る。
【図１２】他の型枠パネルを骨組み側から見た図であ
る。
る。
【図１３】図１２の型枠パネルの側面図である。
【図１４】図１２と図１３よりも拡大して示す円錐台状
の差し込み部材の横断面図である。
の差し込み部材の横断面図である。
【図１５】図１２と図１３よりも拡大して示す差し込み
部材の平面図である。
部材の平面図である。
【図１６】中空円錐状のブッシュの横断面図である。
【図１７】図１４，１５と同じ縮尺のブッシュの平面図
である。
である。
【図１８】差し込み部材とブッシュの詳細図である。
１ 骨組み ２ レール ３ 型枠外板 ４ 管片 ５ 差し込み部材 ６ 基礎板 ７ 筒状連結部 ８ 円錐台 ９ 穴 １０ ブッシュ １１ 筒状基礎体 １２ 中空円錐 １３ 穴 １４ 梁 １５ 上側帯状部 １６ 下側帯状部 １７ ウェブ １８ 壁桁 １９，２０ 縁部 ２１，２２ 積み重ね用レール ２３ 箱形材 ２４ 連結ウェブ ２５ レール ２６，２７ 脚部 ２８ 楔状部材
Claims (14)
- 【請求項１】 型枠外板と、この型枠外板の背面に設け
られた補強要素、例えば骨組みまたは梁とを具備し、型
枠外板の互いに対向する少なくとも二つの縁部にレール
が設けられ、型枠パネルを上下に積み上げてまたは横に
並べて配置するときに、レールが互いに隣接し、かつボ
ルト、クランプのような連結要素を収容する働きをす
る、打設される壁を構築するための、特にコンクリート
壁を構築するための型枠パネルにおいて、このレールに
位置決め要素が設けられ、この位置決め要素が、突出す
る差し込み部材（５）と、この差し込み部材（５）を収
容する、差し込み部材に対応して形成された対向支持部
材（１０）の形をしていることを特徴とする型枠パネ
ル。 - 【請求項２】 対向支持部材がブッシュ（１０）として
形成されていることを特徴とする請求項１の型枠パネ
ル。 - 【請求項３】 差し込み部材（５）が円錐台（８）とし
て形成され、ブッシュ（１０）がそれに対応する中空円
錐（１２）として形成されていることを特徴とする請求
項２の型枠パネル。 - 【請求項４】 差し込み部材が角錐台として形成され、
ブッシュがそれに対応する中空角錐として形成されてい
ることを特徴とする請求項４の型枠パネル。 - 【請求項５】 差し込み部材（５）とブッシュが、それ
らをそれぞれ貫通する中央の穴（９，１３）を備えてい
ることを特徴とする請求項１から４までのいずれか一つ
の型枠パネル。 - 【請求項６】 対向支持部材またはブッシュが周方向に
おいて個々の断片に分割され、断片の間に隙間が空いて
いることを特徴とする請求項１または２の型枠パネル。 - 【請求項７】 型枠外板の縁部に突出する差し込み部材
（５）が設けられ、型枠外板の対向する縁部にブッシュ
（１０）が設けられていることを特徴とする請求項１か
ら６までのいずれか一つの型枠パネル。 - 【請求項８】 差し込み部材（５）とブッシュ（１０）
の穴が、差し込み部材やブッシュを支持するレールまた
はウェブに設けられた穴に合致していることを特徴とす
る請求項１から７までのいずれか一つの型枠パネル。 - 【請求項９】 差し込み部材（５）とブッシュ（８）が
レールまたはウェブの側部の外面に設けられていること
を特徴とする請求項１の型枠パネル。 - 【請求項１０】 円錐角または角錐角が約９０°である
ことを特徴とする請求項２の型枠パネル。 - 【請求項１１】 対向支持部材またはブッシュがレール
またはウェブから外方へ突出していることを特徴とする
請求項１または２の型枠パネル。 - 【請求項１２】 対向支持部材またはブッシュがレール
またはウェブの内面に設けられていることを特徴とする
請求項１または２の型枠パネル。 - 【請求項１３】 ブッシュ（１０）または差し込み部材
（５）がＬ字形レール（２５）の一方の脚部（２６）に
設けられ、差し込み部材またはブッシュを支持するこの
脚部（２６）が型枠パネルの縁側の骨組みレールに連結
され、Ｌ字形レール（２５）の他方の脚部（２７）の外
面が型枠外板（３）の外面と同一平面上に設けられてい
ることを特徴とする請求項１の型枠パネル。 - 【請求項１４】 型枠外板（３）の外面と同一平面上に
設けられたＬ字形レール（２５）の脚部（２７）の高さ
が、他方の脚部（２６）に固定された差し込み部材
（５）またはブッシュ（１０）の高さに一致しているか
またはそれよりも高いことを特徴とする請求項１３の型
枠パネル。
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