JPH0626180A - 耐食性床の施工方法 - Google Patents

耐食性床の施工方法

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JPH0626180A
JPH0626180A JP8859493A JP8859493A JPH0626180A JP H0626180 A JPH0626180 A JP H0626180A JP 8859493 A JP8859493 A JP 8859493A JP 8859493 A JP8859493 A JP 8859493A JP H0626180 A JPH0626180 A JP H0626180A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡便で施工期間の短い耐食性床の施工方法を提
供する。 【構成】縁部に溝を有し、表面にエンボス加工3を施
し、合板11が埋設されたガラス繊維強化製プラスチッ
クパネルAの裏面にポリエチレンなどの発泡シート4を
張り合わせた物を用い、それらをアンカーボルト7、ま
たは金属製板ばねを介してコンクリート等の床に固定
し、目地材B及び/または合成ゴム製の成形目地Cで結
合固定する耐食性床の施工方法。 【効果】極めて簡便で、施工期間の短い耐食性床の施工
方法が得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐食性床の施工方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】耐食性床は、セメントコンクリートの素
地の上にガラスマットやガラスクロス等のガラス繊維基
材を置き、ビニルエステル樹脂をこれに含浸・塗布さ
せ、常温で硬化させるFRPライニングにより、製造さ
れており、この床は耐食性に優れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記耐
食性床の施工方法は、素地調整、プライマー塗布、下塗
り、ガラス繊維基材の積層、中塗り、上塗り、養生等の
多くの工程を要し、実際使用に供するまでの施工期間が
非常に長い。また素地の水分や外気の温度により、硬化
に要する時間が異なり、素地の水分が多い場合や低温で
はその硬化は非常に遅く施工期間が長くなったり、硬化
不良を起こし耐食性に優れた皮膜を得る事ができない。
【0004】しかも、素地調整、プライマー塗布、下塗
り、ガラス繊維基材の積層作業などは熟練が必要とさ
れ、床施工の作業性は極端に悪いという欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記実状に
鑑みて鋭意検討したところ、繊維強化プラスチック製パ
ネル〔以下、パネルという。〕の複数を用い、それら同
志を目地材及び/又は成形目地で結合するとともに、当
該パネルを床に固定するようにして耐食性床の施工をす
れば、従来の耐食性床と同様な耐食性を有する床が、従
来のFRPライニング工法に比べて、短期間の施工期間
で、しかも熟練を要さず作業性良く施工できる事を見い
だし本発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明は複数の繊維強化プラスチッ
ク製パネルを用い、それら同志を目地材及び/又は成形
目地で結合するとともに、当該パネルを床に固定する耐
食性床の施工方法に関する。
【0007】本発明の施工方法を施工手順に沿って次に
説明する。本発明に於いては、まず、パネルをセメント
コンクリートなどの素地上(床)に固定する。パネルを
固定する方法としては、例えばパネルに穴をあけ直接ア
ンカーボルトで固定するか、またはパネルに穴をあけず
金属製ばねを介してアンカーボルトで固定する方法が挙
げられる。
【0008】本発明で用いられるパネルは、例えば予め
熱硬化性樹脂を繊維強化材に含浸させて、板状に硬化成
形せしめて得られる物であればよい。パネルの形状は正
方形のみならず如何なる形状であってもよいし、大きさ
も特に制限されるものではない。
【0009】前記熱硬化性樹脂としては、例えばエポキ
シ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂などが挙げら
れ、とくに耐食性に優れたビニルエステル樹脂を用いる
事が好ましい。前記繊維強化材としては、例えばガラス
繊維、カーボン繊維、アラミド繊維などが挙げられ、そ
の形状は、長繊維、短繊維、マット、クロス状の物のい
ずれでもよい。
【0010】パネルの成形方法としては、例えばハンド
レイアップやスプレイアップ、プレス成形、レジントラ
ンスファーモールディング等の方法をとる事ができる
が、中でも作業性が良好で短時間でパネルが得られるプ
レス成形、レジントランスファモールディングが好まし
い。
【0011】この様な好ましいパネルの成形方法を採用
した場合には、このパネル成形の時間を考慮に入れて
も、本発明の耐食性床の工期は従来のそれに比べて格段
に短縮化されることになる。
【0012】上記のごとく、本発明の施工方法では、予
めパネルを作って用いるため、従来技術に於ける素地調
整、プライマー塗布、下塗り、ガラスマットの積層、中
塗り、上塗り、養生等の多くの工程を省略でき、施工期
間を非常に短くできる。また、現場施工に於ける低温で
の硬化不良などのトラブルもなくなり、冬場や冷凍庫な
どの温度の低い場合での施工も可能となる。さらに、施
工現場で多量の溶剤やスチレンモノマーを使用する事が
少なくなるため悪臭や安全衛生上の問題点の解消もはか
れる。
【0013】また、パネルをアンカーボルトでコンクリ
ートなどの素地に固定させるため、従来のFRPライニ
ング工法では欠く事のできなかった素地調整が不要とな
り、素地調整が適切でないと素地との密着性が低下し、
極度に耐食性能が低下するという従来技術に於ける欠点
も解消できる。したがって、コンクリート素地での水分
の管理や油分の除去などが不要となり、施工工程が簡略
化できる。
【0014】また、本発明におけるパネルでは、パネル
の裏面に発泡合成樹脂シートを張り合わせてなる事によ
り、コンクリート素地の不陸(凸凹)などを吸収する事
ができる。前記発泡合成樹脂シートとしては、ポリエチ
レンやポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ABS、ナイ
ロン等の熱可塑性樹脂の発泡シートが挙げられる。また
は、別法として、ポリウレタンなどの液状樹脂をパネル
とコンクリート素地の間に注入発泡させて、コンクリー
ト素地の不陸を調整する事も可能である。
【0015】このようにパネルの裏面に発泡シートを張
り合わせる事により、さらに素地調整のサンダーがけも
必要でなくなるため粉塵の発生や騒音などの環境問題の
解消もはかれる。
【0016】本発明のパネルはコアー材を埋設する事に
よりパネルの反りを防止するとともに、運搬や施工時の
ハンドリング時の軽量化をはかる事ができる。前記コア
ー材としては、例えば合板、ポリウレタンなどの軽量発
泡体が挙げられる。
【0017】本発明で用いられる金属製ばねの材質は、
水分や酸、アルカリなどで腐食されにくい金属、ステン
レス製である事が好ましい。その形状はパネル同志を固
定できる形状で有れば良く、4枚のパネルの交点におい
ては、十字状の金属製ばねを用いて固定する事が好まし
い。
【0018】また、例えば2枚のパネルの間で高低差が
生じた場合や、反りが生じた場合などはH字状の金属製
ばねで固定する事が好ましい。H字状の金属製ばねを用
いれば、パネルの高低差や反りを抑える事ができる。
【0019】さらに、金属製ばねは、固定するパネルの
周囲の溝に噛み合うような形状及び寸法のものが、パネ
ルを固定したり高低差や反りを抑えるためにより好まし
い。次いで、固定されたパネル間の隙間(以下、目地と
いう。)を目地材及び/又は成形目地を用いて埋め接続
する。
【0020】なお、本発明で用いるパネルは、目地材や
成形目地との密着性を良くし、薬品や水の浸透を防止す
る目的で、縁部に溝を有する物が好ましい。
【0021】目地材は、パネルの溝とパネル間の隙間を
埋めるに必要な量注入する。前記目地材としては、例え
ばシリコン樹脂、変性シリコン樹脂、ポリサルファイ
ド、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、ビニルエステル樹脂、アクリルゴム、ブチル
ゴム、油性コーキング等が用いられる。なおこれらの樹
脂に、耐衝撃性や密着性などを上げるため充填材や可塑
剤、短繊維、チキソ剤、着色剤などを添加する事も可能
である。
【0022】目地材を用いる場合は、コンクリートなど
の素地の水分や汚れなどによる硬化阻害などのトラブル
を防止するため、ポリエチレンや塩ビなどのシートをパ
ネルの下に敷く事が好ましい。
【0023】前記成形目地とは、複数のパネル同志を結
合するのに用いるもので、予めパネルの溝とパネル間の
隙間を埋めるに必要な形状に成形された目地材の事を言
う。
【0024】成形目地はゴム弾性を有する合成ゴム製で
ある事が好ましい。前記合成ゴムとしては、スチレンブ
タジエンゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ニト
リルゴム、エチレンプロピレンジエンターポリマー、ク
ロロプレンゴム、ブチルゴム、クロロスルホン化ポリエ
チレン、アクリルゴム、ポリウレタンゴム、フッソゴ
ム、シリコンゴム等が挙げられる。
【0025】成形目地は、単独で用いても良く、また
は、成形目地と前記目地材を併用し、成形目地とパネル
との接着性を上げても良く、また接着剤を用いてパネル
と成形目地との接着を行っても良い。
【0026】また、パネルは油や水がこぼれた場合のス
リップ防止のため、表面にエンボス加工を施す事が好ま
しい。
【0027】かくして本発明の強化プラスチック製パネ
ルを目地材及び/又は成形目地を用いて床に張り合わせ
てなる耐食性床の施工は完了する。
【0028】尚、耐食性床の施工方法としては、複数の
パネルを床に固定してからパネル同志を結合する方法に
ついてのみ、上記した通り詳しく述べたが、逆に、パネ
ル同志を結合させてから、それを床に固定する施工方法
によってもよいことは勿論である。
【0029】以下本発明の詳細を実施例によって説明す
る。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例、比較例により詳しく
説明する。尚、本発明は下記実施例に限定されるもので
はない。特に断りのない限り、部は重量部、%は重量%
を示すものとする。
【0031】製造例1(パネルの製造) パネルは、次に示すようにレジントランスファーモール
ディング法によって製造された。
【0032】ゲルコートとして、ポリトングリーンG−
17907(大日本インキ化学工業株式会社社製ビニル
エステル樹脂系ゲルコート)100部、メチルエチルケ
トンパーオキシド1部よりなる混合物を用い、50℃に
予め加熱されたエンボス模様のついた下型に膜厚500
μmになるように塗布し、20分間硬化した。
【0033】ついで、下型の硬化したゲルコート層の上
にサーフェスマット(日東紡績株式会社製商品名MF3
0P)を置き、その上に予めパネルの形状にプリフォー
ムされたガラスプリフォームマットを型内にチャージ
し、次いで厚み5mmの耐水合板をインサートし、更に
もう一枚のガラスプリフォームマットをチャージし、上
型と下型を合わせて型締めを行った。
【0034】次いで、ディックライトUE−3505
(同上社製ビニルエステル樹脂)100部、アセチルア
セトンパーオキシド1部、6%ナフテン酸コバルト0.
5部よりなる混合物を成形品(パネル)の樹脂含有率が
20〜30重量%になるように型内に注入圧2〜3kg
/cm2で注入し、50℃で20分間硬化した後、脱型
した。
【0035】次に、パネルの周囲にはみ出たバリをトリ
ミングし、パネルの裏面に発泡倍率30倍、厚み4mm
のトーレペフ(東レ株式会社製発泡ポリエチレン製シー
ト)を両面テープを用いて張り合わせパネルAを得た。
パネルAの断面図を図−1に示した。図1において、符
号1は耐水合板であり、この耐水合板1はガラス繊維強
化ポリエステル樹脂2,2によってサンドイッチされ、
表面にはエンボス加工3が施されている。また、裏面に
は発泡合成樹脂シート4が張り合わせられている。さら
に、パネルAの周縁部には断面形状がほぼU字状の溝5
が形成されている。パネルの製造に要した時間は1時間
であった。
【0036】調製例1(目地材の調製) ディックライトUE−2083(同上社製ビニルエステ
ル樹脂)100部、アエロジル200(日本アエロジル
株式会社製超微粒子状無水シリカ)4部、6%ナフテン
酸コバルト0.5部よりなる混合物を高速攪はん機を用
いて均一に分散し、目地材Aを得た。
【0037】実施例1 複数のパネルAをコンクリートの床面に、互いに5mm
の間隔を取って敷き詰め、パネルの4隅に沿って図−2
に示すステンレス製板ばね6で抑え、ばねの中央孔をア
ンカーボルト7で固定した。
【0038】次いで、目地材がはみでないようにパネル
Aの縁部にマスキンテープを張り、パネルAの縁部の溝
とお互いのパネルの間の目地に、上記調製例1で得たビ
ニルエステル樹脂の目地材A100部とメチルエチルケ
トンパーオキシド2部よりなる混合物を注入した。目地
材Aがゲル化し始めた頃マスキングテープを剥し、1日
間養生して仕上げた。
【0039】目地部分の断面図を図−3に示す。図3に
おいて符号9は、コンクリート床である。得られた床の
耐食性や耐荷重性は従来のFRPライニング工法によっ
て得られた物と同等の性能を示した。施工期間は目地材
の養生期間を含め2日間を要した。
【0040】実施例2 実施例1と同様にパネルAを床面に敷き詰め、パネルの
4隅に穴を開け、アンカーボルトで固定した。
【0041】次いで目地材としてチオコーク(株式会社
エービーシー商会社製ポリサルファイト)の主剤100
部、硬化剤10部との混合物を実施例1と同様に用いて
1日間養生して仕上げた。得られた床の耐食性や耐荷重
性は従来のFRPライニング工法によって得られた物と
同等の性能を示した。施工期間は目地材の養生期間を含
め2日間を要した。
【0042】実施例3 実施例1と同様にしてパネルAを床面に固定し、予め図
−4に示す形状に成形されたシリコンゴム製の成形目地
を、パネルの縁部の溝と目地にはめ込み仕上げた。得ら
れた床の耐食性や耐荷重性は従来のFRPライニング工
法によって得られた物と同等の性能を示した。施工期間
は1日間で終了した。
【0043】実施例4 パネルAを床面に十字状のステンレス製板ばねを用いて
固定し、次いで、隣合うパネルの間に生じた高低差を抑
えるため、図5に示すH字状のステンレス製板ばね10
で抑え、ばねの中央孔をアンカーボルト7で固定した以
外は、実施例1と同様にして1日間養生して仕上げた。
得られた床の耐食性や耐荷重性は従来のFRPライニン
グ工法によって得られた物と同等の性能を示した。施工
期間は目地材の養生期間を含め2日間を要した。
【0044】比較例1 素地調整のため、充分乾燥したコンクリートの床面を電
気サンダーをかけ、レイタンスや油分、汚れを完全に除
去し、粉塵を電気掃除できれいに取り除いた。
【0045】プライマーとしてディックライトUE−1
150(大日本インキ化学工業社製ビニルエステル樹
脂)100部、メチルエチルケトンパーオキシド1.5
部、6%ナフテン酸コバルト0.5部よりなる混合物を
用いて、膜厚200μになるように塗布し、1日間常温
硬化した。
【0046】下塗りとしてディックライトUE−350
5(同上社製ビニルエステル樹脂)100部、メチルエ
チルケトンパーオキシド1部、6%ナフテン酸コバルト
0.5部よりなる混合物を、膜厚150μになるように
塗布した。
【0047】下塗り直後、チョップドストランドマット
(日東紡績株式会社製商品名MC450A)を1層しわ
にならないように積層した。積層後、下塗りと同じ配合
物をチョップドストランドマットにローラー刷毛で含浸
し、次いで脱泡ローラーでマットに残った気泡を脱泡し
た。更にもう1層チョップドストランドマットを積層、
同上配合物を含浸・脱泡した。次いで、サーフェイスマ
ットを1層積層し、同上配合物を含浸・脱泡し、1日間
常温で硬化した。
【0048】中塗りとして、下塗りと同一配合物を用
い、マットの積層物の上に膜厚300μになるように塗
布し、1日間常温で硬化した。
【0049】上塗りとして、ディックライトUE−35
05の100部、融点135°Fのパラフィンワックス
0.5部、メチルエチルケトンパーオキシド1.0部、
6%ナフテン酸コバルト0.5部よりなる混合物を用
い、膜厚400μになるように塗布し、2日間常温硬化
して仕上げた。全施工期間は6日間を要した。
【0050】
【発明の効果】本発明の耐食床材の施工方法は、繊維強
化プラスチック製パネルを用い、それら同志を目地材及
び/又は成形目地で結合し、当該パネルを床に固定する
方法を取るので、従来のFRPライニング工法に比較
し、施工期間を格段に短縮できるとともに、施工が簡単
で熟練を要さず、作業環境も改善できるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いられる強化プラスチック製パネル
の例を示す断面図である。
【図2】繊維強化プラスチック製パネルの敷設状態を示
す平面図である。
【図3】本発明の目地部分の例を示す断面図である。
【図4】本発明での成形目地の例を示す断面図である。
【図5】本発明でのH字状のステンレス製板ばねを用い
た敷設状態を示す平面図である。
【符号の説明】
A 繊維強化プラスチック製パネル 1 合板 2 ガラス繊維強化ポリエステル樹脂 3 エンボス加工 4 発泡合成樹脂シート 5 溝 6 十字状ステンレス製板ばね 7 アンカーボルト 8 目地 9 コンクリート床 10 H字状ステンレス製板ばね B 目地材 C 成形目地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 忠雄 千葉県袖ヶ浦市蔵波台1丁目10番地の16 (72)発明者 萱野 俊朗 千葉県君津市北子安4−29−12 (72)発明者 竹塚 清 千葉県野田市山崎1299−11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の繊維強化プラスチック製パネルを用
    い、それら同志を目地材及び/又は成形目地で結合する
    とともに、当該パネルを床に固定する耐食性床の施工方
    法。
  2. 【請求項2】繊維強化プラスチック製パネルが、目地材
    及び/又は成形目地で当該パネル同志を結合するための
    溝を縁部に有するものである請求項1記載の施工方法。
  3. 【請求項3】繊維強化プラスチック製パネルが、エンボ
    ス表面加工した繊維強化プラスチック製パネルである請
    求項1記載の施工方法。
  4. 【請求項4】繊維強化プラスチック製パネルが、合板が
    埋設された繊維強化プラスチック製パネルである請求項
    1記載の施工方法。
  5. 【請求項5】繊維強化プラスチック製パネルが、ビニル
    エステル樹脂を繊維強化材に含浸し硬化せしめた繊維強
    化プラスチック製パネルである請求項1記載の施工方
    法。
  6. 【請求項6】繊維強化プラスチック製パネルが、発泡合
    成樹脂シートと繊維強化プラスチック製パネルとの積層
    体であって、その発泡合成シート側を床に固定するよう
    に用いる請求項1記載の施工方法。
  7. 【請求項7】目地材が、ビニルエステル樹脂及び/又は
    ポリサルファイドである請求項1記載の施工方法。
  8. 【請求項8】成形目地が、合成ゴムである請求項1記載
    の施工方法。
  9. 【請求項9】繊維強化プラスチック製パネルを床に固定
    する手段として、アンカーボルト又は、金属製ばねを介
    してアンカーボルトでそれを固定する請求項1記載の施
    工方法。
  10. 【請求項10】金属製ばねが、十字状またはH字状のス
    テンレス製ばねである請求項9記載の施工方法。
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