JPH06259768A - 光学式情報記録再生装置における情報記録媒体の欠陥検査方法 - Google Patents

光学式情報記録再生装置における情報記録媒体の欠陥検査方法

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JPH06259768A
JPH06259768A JP4659093A JP4659093A JPH06259768A JP H06259768 A JPH06259768 A JP H06259768A JP 4659093 A JP4659093 A JP 4659093A JP 4659093 A JP4659093 A JP 4659093A JP H06259768 A JPH06259768 A JP H06259768A
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Natsuhiro Gotou
夏弘 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクの全面欠陥検査(サーティファイ検
査)を短時間でできるようにする。 【構成】 ディスク初期化の際の全面サーティファイ時
に、そのディスクの各セクタに半導体レーザを再生パワ
ーで照射し、その反射光によって得る再生データ信号の
振幅が所定の下限レベル以下のミッシングパルスがあっ
たときには、そのミッシングパルスを検出したセクタの
記録データを消去して検査データを記録し、それをベリ
ファイして欠陥を検出したときにはそのセクタを欠陥セ
クタとして欠陥管理領域に登録し、上記ミッシングパル
スを検出しないセクタについては上記欠陥検出処理を省
略することにより、ディスク全体の欠陥検査に要する時
間を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光学式情報記録再生
装置において情報記録媒体であるディスクの初期化とし
て行なう情報記録媒体の欠陥検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスク装置や光ディスク装置等
の光学式情報記録再生装置では、情報記録媒体であるデ
ィスクを使用する際に初期化として、全面欠陥検査(全
面サーティファイ)を行ない、その時に欠陥(エラー)
が検出された時には、そのセクタを交替情報記載領域に
登録するようにしている。
【0003】従来、このようなディスクの全面欠陥検査
は、例えば図9にフローチャートを示すように、まず最
初にディスク内のデータを消去し、次に検査するデータ
パターンをそこに記録してその記録した内容をベリファ
イチェックし、そのチェックで欠陥を検出した時にはそ
のセクタを欠陥セクタとして、図10にDMAで示す交
替情報記載領域である欠陥管理領域(Defect Managem
ent Areas)に登録していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにディスクの全面に亘ってデータを消去した後検査の
ためのデータパターンを記録し、その記録した内容を全
てベリファイチェックして欠陥のあるセクタを検出する
には、ディスク全面に亘る回転が合計で3回必要となる
ため、多くの時間がかかってしまうという問題点があっ
た。
【0005】例えば、ISO標準の130mmのディス
クの場合には18750本(巻回数)のトラックがある
ので、このディスクを1800rpmで回転させたとす
ると、上記検査のために1面を3回転させると、10分
25秒×3回となって30分以上も時間がかかってしま
うという問題点があった。この発明は上記の問題点に鑑
みてなされたものであり、ディスクの全面欠陥検査(サ
ーティファイ検査)を短時間でできるようにすることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、上述したような光学式情報記録再生装置
において、ディスクの初期化として行なうディスクの全
面欠陥検査時に、そのディスクの各セクタに半導体レー
ザを再生パワーで照射し、その反射光によって得る再生
データ信号の振幅が所定の下限レベル以下のミッシング
パルスがあったときには、そのミッシングパルスを検出
したセクタに対して記録データを消去して検査データを
記録し、それをベリファイして欠陥を検出したときにそ
のセクタを欠陥セクタとして欠陥管理領域に登録する情
報記録媒体の欠陥検査方法を提供する。
【0007】または、ディスクの初期化として行なうデ
ィスクの全面欠陥検査時に、そのディスクの各セクタに
半導体レーザを再生パワーで照射し、その反射光によっ
て得る再生データ信号の振幅が所定の上限レベル以上の
エキストラパルスがあったときには、そのエキストラパ
ルスを検出したセクタに対して記録データを消去して検
査データを記録し、それをベリファイして欠陥を検出し
たときにそのセクタを欠陥セクタとして欠陥管理領域に
登録する情報記録媒体の欠陥検査方法を提供する。
【0008】あるいは、ディスクの初期化として行なう
ディスクの全面欠陥検査時に、そのディスクの各セクタ
に半導体レーザを再生パワーで照射し、その反射光によ
って得る再生データ信号からディスクの各セクタに書き
込まれている3つの識別子をそれぞれ読み取り、そのう
ち1つでも読み取れなかったときには、そのセクタに対
してのみ記録データを消去して検査データを記録し、そ
れをベリファイして欠陥を検出したときにそのセクタを
欠陥セクタとして欠陥管理領域に登録する情報記録媒体
の欠陥検査方法を提供する。
【0009】そして、上記いずれかの情報記録媒体の欠
陥検査方法において、上記全面欠陥検査時に半導体レー
ザを再生パワーで照射する際のディスクの回転速度を、
通常の読み/書き時に比べて速くすると、効果的である
さらに、そのディスクの回転速度を速くする欠陥検査方
法において、ディスクの回転速度を速めたときにサーボ
系のエラーが発生した場合は、そのディスクの回転速度
を遅くするとよい。
【0010】
【作用】この発明による光学式情報記録再生装置におけ
る情報記録媒体の欠陥検査方法によれば、ディスクの各
セクタに半導体レーザを再生パワーで照射し、その反射
光によって得る再生データ信号にミッシングパルスのあ
るセクタがあったとき、あるいはエキストラパルスのあ
るセクタがあったときに、それらのパルスを検出したセ
クタに対して記録データを消去して検査データを記録
し、それをベリファイして欠陥を検出したときにそのセ
クタを欠陥セクタとして欠陥管理領域に登録し、上記ミ
ッシングパルスあるいはエキストラパルスを検出しない
セクタについては上記の各処理をしないので、その処理
を省略できる分だけディスク全体の欠陥検査に要する時
間を短縮することができる。
【0011】また、上記と同様にレーザを再生パワーで
照射し、その反射光によって得る再生データ信号からデ
ィスクの各セクタに書き込まれている3つの識別子をそ
れぞれ読み取り、そのうち1つでも読み取れなかったと
きには、そのセクタに対してのみ記録データを消去して
検査データを記録し、それをベリファイする欠陥検査方
法によっても、3つの識別子を全て読み取れたセクタに
対しては上記の消去,記録,ベリファイの各処理を行な
わないで済むので、それだけディスクの欠陥検査に要す
る時間を短縮することができる。
【0012】そして、上記各情報記録媒体の欠陥検査方
法において、全面欠陥検査時に半導体レーザを再生パワ
ーで照射する際のディスクの回転速度を、通常の読み/
書き時に比べて速くすれば、その早めた分だけ欠陥検査
の時間をさらに短縮することができる。
【0013】また、そのディスクの回転速度を速めたと
きにサーボ系のエラーが発生した場合には、そのディス
クの回転速度を少しずつ遅くするようにすれば、回転速
度を速めることによってサーボ系が追従できなくなるよ
うなことを防止できる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2はこの発明による情報記録媒体の
欠陥検査方法を実施する光学式情報記録再生装置の一例
を示すブロック図である。
【0015】この光学式情報記録再生装置は、各種デー
タを記録(ライト)する情報記録媒体であるディスク1
を回転させるモータ2と、そのモータ2の回転速度(回
転数)を制御する回転制御系3と、ディスク1の記録面
に半導体レーザを照射する光ピックアップ4と、その光
ピックアップ4をディスク1の半径方向に移動させるア
クチュエータ制御系5と、光ピックアップ4からの信号
を検出する信号検出部6とを備えている。
【0016】また、CPUを内蔵してこの装置全体の制
御を司ると共に、この発明によるディスク1の欠陥検査
(サーティファイ)処理等を行なうマイクロコンピュー
タであるドライブコントローラ7と、そのドライブコン
トローラ7が各種の処理を行なうときに使用する記憶エ
リアであるROM,RAM等のメモリ8と、ドライブコ
ントローラ7から送られる最適記録パワー値によって光
ピックアップ4の半導体レーザ(レーザ光)の照射を制
御するレーザ駆動回路9も備えている。
【0017】したがって、ディスク1に情報を記録する
際は、ドライブコントローラ7の指示によって回転制御
系3がモータ2を回転駆動させてディスク1を回転させ
ると、まずアクチュエータ制御系5に指示を送って光ピ
ックアップ4を移動させてディスク1のコントロールト
ラックにレーザ光を照射し、その反射光に対応する信号
を信号検出部6によって検出してドライブコントローラ
7へ送る。
【0018】するとドライブコントローラ7は、その信
号に応じた最適記録パワー値をアクチュエータ制御系5
に送って光ピックアップ4を移動させながら、ドライブ
コントローラ7で設定した最適記録パワー値でレーザ駆
動回路9が光ピックアップ4にディスク1の記録面にレ
ーザ光を照射させて各種の情報を記録する。
【0019】また、ディスク1に記録されている情報を
再生(リード)する際には、ドライブコントローラ7か
らの再生出力値(再生パワー)でレーザ駆動回路9が光
ピックアップ4にレーザ光を照射させ、その反射光に応
じた信号を信号検出部6が検出してドライブコントロー
ラ7へ送って各種の情報を再生する。
【0020】次に、図1に示すフローチャートと図3及
び図4を参照して、この発明による情報記録媒体の欠陥
検査方法の第1実施例について説明する。この第1実施
例では、サーティファイコマンドが発せられると、図1
に示すシーケンスがスタートする。まずステップ1で、
半導体レーザを再生パワーでディスクの内周側から各セ
クタに照射して、その反射光に対応して信号検出部6
(具体的な回路例を図5で追って説明する)から出力さ
れる図3に示す再生データ信号のうちRF和信号を監視
する。
【0021】次のステップ2では、その監視したRF和
信号の振幅が、図4に示すように予め設定した所定の下
限レベルLow以下になるミッシングパルスがあるか否か
を判断し、それが無ければステップ8ヘ進むが、図3に
aで示すようにディスク面に欠陥部がある場合にはその
部分の反射光量が減少し、ミッシングパルスが発生する
のでステップ3へ進んで、そのミッシングパルスを検出
したセクタの記録データを消去する。
【0022】ステップ4では、欠陥検査するための検査
データ(検査データパターン)をそのセクタに記録し、ス
テップ5でその記録した内容をベリファイチェックす
る。したがって、このミッシングパルスが発生したセク
タの部分だけでディスクを3往復回転させることにな
る。そして、そのベリファイチェックで欠陥を検出した
か否かをステップ6で判断し、欠陥がなければステップ
8へ進むが、あればステップ7へ進んでその欠陥を検出
したセクタを欠陥セクタとして交替情報記載領域である
欠陥管理領域(Defect Management Areas)に登録し
てステップ8に進む。
【0023】ステップ8で次のセクタへ進み、ステップ
9で最終のセクタまでサーティファイしたと判断したと
きには処理を終了する。まだサーティファイしていない
セクタが残っていればステップ1へ戻って前述した処理
を繰り返し行なう。
【0024】なお、ミッシングパルスは、例えばディス
クに欠陥のない通常の状態におけるRF和信号のレベル
に対して20%ダウンしたレベルを図4に示した下限レ
ベルLowとして設定し、その下限レベルLow以下にRF
和信号のレベルが低下したときに検出されるようにして
おく。
【0025】図5は信号検出部6の具体的な電気回路例
を示す電気回路図である。この電気回路は、図2に示し
た光ピックアップ4によってディスク面に向けて照射し
た半導体レーザの反射光を2個の受光素子が受光して出
力する光電流信号を、それぞれI/V変換回路11,1
2に入力させて電圧信号に変換した後、抵抗R1,R2
とオペアンプ13による和検出回路によってRF和信号
を生成し、抵抗R3,R4とオペアンプ14による差検
出回路によってRF差信号を生成して、それぞれ出力す
る。
【0026】次に、図6に示すフローチャートを参照し
て、この発明による情報記録媒体の欠陥検査方法の第2
実施例について説明する。この第2実施例は、図1で説
明した第1実施例とステップ2の判断及びステップ3の
処理のみが異なり、他の判断及び処理は全て同一である
ため、主にその相違する部分について説明する。
【0027】図6に示すシーケンスがスタートすると、
図1のシーケンスと同様にステップ1で半導体レーザを
再生パワーでディスクの内周側から各セクタに照射し
て、その反射光に対応して信号検出部6から出力される
再生データ信号(RF和信号)を監視する。
【0028】次のステップ2では、その監視したRF和
信号の振幅が、図4に示すように予め設定した所定の上
限レベルLup以上になるエキストラパルス(反射光量が
アップしたときに発生する)があるか否かを判断し、そ
れが無ければステップ8ヘ進むが、エキストラパルスが
あればステップ3へ進んで、そのエキストラパルスを検
出したセクタの記録データを消去する。それ以降は、図
1の実施例で説明したステップ4以降と全く同様な処理
を、最後のセクタのサーティファイが終了するまで繰り
返し実行する。
【0029】なお、エキストラパルスは、例えばディス
クに欠陥のない通常の状態におけるRF和信号のレベル
に対して20%アップしたレベルを図4に示した上限レ
ベルLupとして、その上限レベルLup以上にRF和信号
が上昇したときに検出されるようにしておく。さらに、
より確実な欠陥検査を行なうには、上述の第1実施例と
第2実施例を組合せて実施するようにするとよい。
【0030】次に、図7に示すフローチャートを参照し
て、この発明による情報記録媒体の欠陥検査方法の第3
実施例について説明する。この第3実施例も、図1で説
明した第1実施例とステップ2の判断及びステップ3の
処理のみが異なり、他の判断及び処理は全て同一である
ため、主にその相違する部分について説明する。
【0031】この実施例では、図1の実施例の場合と同
様に、ステップ1で半導体レーザを再生パワーでディス
クの内周側から各セクタに照射して、その反射光に対応
して信号検出部6から出力される再生データ信号を監視
する。
【0032】次のステップ2では、その再生データ信号
からディスク1(図2)の各セクタの先頭に書き込まれ
ている3つの同一内容(トラックNO.やセクタNO.が
書かれている)の識別子(ID)をそれぞれ読み取り、
そのうち1つでも読み取れないものがあるか否かを判断
し、それが3つ全て読み取れればステップ8ヘ進むが、
そのうち1つでも読み取れないものがあったときにはス
テップ3へ進んで、そのセクタの記録データを消去す
る。それ以降は、図1の実施例で説明したステップ4以
降と全く同様な処理を、最後のセクタのサーティファイ
が終了するまで繰り返し実行する。
【0033】次に、図8に示すフローチャートを参照し
て、この発明による情報記録媒体の欠陥検査方法の第4
実施例について説明する。この第4実施例では、図1の
実施例に対し、全面サーティファイ時に半導体レーザを
再生パワーで照射する際のディスク1(図2参照)の回
転速度を、通常の読み/書き時に比べて速くすることに
よって、サーティファイ時間を短縮するようにしてい
る。
【0034】すなわち、この実施例では図8のシーケン
スがスタートすると、ステップ11でディスクの回転速
度を図1の実施例の場合に比べて速くする(例えば2倍
にする)。次にステップ12で、半導体レーザを再生パ
ワーでディスクの内周側から各セクタに照射して、その
反射光に対応して信号検出部6(図2参照)から出力さ
れる再生データ信号(RF和信号)を監視する。
【0035】ステップ13では、サーボ系にトラッキン
グエラー,フォーカスエラー,シークエラー等のエラー
発生がないかどうかを判断し、エラーが発生した場合は
ディスクの回転速度が速すぎてそれにサーボ系が追従で
きないと判断し、ステップ14へ進んでディスクの回転
速度を所定速度だけ遅くし、ステップ13の判断を繰り
返す。すなわち、サーボ系のエラーが発生しなくなるま
でディスクの回転速度を遅くする。
【0036】また、エラーが発生せずサーボ系が追従で
きていると判断すると、ステップ15へ進んで引き続き
信号検出部6から出力される再生データ信号の監視を続
行する。そして、次のステップ16からステップ23ま
での処理及び判断は、前述した図1の実施例におけるス
テップ2からステップ9までと全く同様であり、それら
の処理及び判断をして最後のセクタのサーティファイが
終了すると全ての処理を終了する。
【0037】この実施例において、ディスクの回転速度
を、通常の読み/書き時の回転速度の2倍にすれば、全
面サーティファイ時間を1/2にすることができ、その
際にもしディスクの回転速度が速すぎてそれにサーボ系
が追従できない場合があったときでも、追従できるとこ
ろまでディスクの回転速度を下げて、サーボ系が追従で
きる最高回転速度で全面サーティファイを続けられる。
【0038】なお、図8のステップ11におけるディス
クの回転速度を、サーボ系が充分追従可能な回転速度に
予め設定しておけば、同図におけるステップ13〜ステ
ップ15の判断及び処理を省略することもできる。
【0039】また、フロチャートの図示は省略するが、
図8のステップ16とステップ17を、図6で説明した
第2実施例のステップ2とステップ3の判断及び処理内
容にに代えれば、図8のステップ15で監視した再生デ
ータ信号(RF和信号)の振幅にエキストラパルスがあ
るか否かを判断して、それがあった場合にはそのエキス
トラパルスを検出したセクタの記録データを消去して検
査データパターンを記録し、それをベリファイして欠陥
を検出したときにはそのセクタを欠陥セクタとして欠陥
管理領域に登録する処理を、図6の第2実施例よりも短
時間で行なうことができる。
【0040】さらに、同様にフロチャートの図示は省略
するが、図8のステップ16とステップ17を、図7で
説明した第3実施例のステップ2とステップ3の判断及
び処理内容に代えれば、図8のステップ15で監視した
再生データ信号からディスク1の各セクタに書き込まれ
ている3つの識別子(ID)をそれぞれ読み取り、その
うち1つでも読み取れないものがあったときには、その
セクタの記録データを消去して検査データパターンを記
録し、それをベリファイして欠陥を検出したときにはそ
のセクタを欠陥セクタとして欠陥管理領域に登録する処
理を、図7の第3実施例よりも短時間で行なうことがで
きる。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る光学式情報記録再生装置における情報記録媒体の欠陥
検査方法によれば、ディスクの各セクタに照射した半導
体レーザの反射光によって得る再生データ信号にミッシ
ングパルスのあるセクタ、あるいはエキストラパルスの
あるセクタがあったときには、そのパルスを検出したセ
クタに対して記録データを消去して検査データを記録
し、それをベリファイして欠陥を検出したときにそのセ
クタを欠陥セクタとして欠陥管理領域に登録するので、
上記ミッシングパルスあるいはエキストラパルスを検出
しないセクタについては上記欠陥検査の処理をしないで
済み、その分だけディスク全体の欠陥検査に要する時間
を短縮することができる。
【0042】また、上記反射光によって得る再生データ
信号からディスクの各セクタに書き込まれている3つの
識別子をそれぞれ読み取り、そのうち1つでも読み取れ
なかったときには、そのセクタに対してのみ上記の記録
データ消去、検査データの記録、及びそれをベリファイ
する情報記録媒体の欠陥検査方法によっても、3つの識
別子を全て読み取れたセクタについては上記欠陥検査の
処理をしないで済むので、その分だけ欠陥検査に要する
時間を短縮することができる。
【0043】さらに、全面欠陥検査時に半導体レーザを
再生パワーで照射する際のディスクの回転速度を、通常
の読み/書き時に比べて速くすれば、その早めた分だけ
欠陥検査の時間をさらに短縮することができる。
【0044】さらにまた、そのディスクの回転速度を速
めたときにサーボ系のエラーが発生した場合には、その
ディスクの回転速度を少しずつ遅くするようにすれば、
ディスクの回転速度を速めることによってサーボ系が追
従できなくなるようなことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による情報記録媒体の欠陥検査方法の
第1実施例を示すフロー図である。
【図2】同じくその方法を実施する光学式情報記録再生
装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のフローチャートの説明に供する波形図で
ある。
【図4】ミッシングパルスとエキストラパルスを説明す
るための波形図である。
【図5】図2の信号検出部6の具体的な電気回路例を示
す電気回路図である。
【図6】この発明の第2実施例を示すフロー図である。
【図7】この発明の第3実施例を示すフロー図である。
【図8】この発明の第4実施例を示すフロー図である。
【図9】従来の情報記録媒体の欠陥検査方法の一例を示
すフロー図である。
【図10】欠陥セクタを登録する欠陥管理領域を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 モータ 3 回転制御系 4 光ピックアップ 5 アクチュエータ制御系 6 信号検出部 7 ドライブコントローラ 8 メモリ 9 レーザ駆動回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体であるディスクに半導体レ
    ーザを用いてデータを記録し、そのデータを読み出して
    再生する光学式情報記録再生装置において、 前記ディスクの初期化として行なうディスクの全面欠陥
    検査時に、該ディスクの各セクタに前記半導体レーザを
    再生パワーで照射し、その反射光によって得る再生デー
    タ信号の振幅が所定の下限レベル以下のミッシングパル
    スがあったときには、該ミッシングパルスを検出したセ
    クタに対して記録データを消去して検査データを記録
    し、それをベリファイして欠陥を検出したときに該セク
    タを欠陥セクタとして欠陥管理領域に登録することを特
    徴とする情報記録媒体の欠陥検査方法。
  2. 【請求項2】 情報記録媒体であるディスクに半導体レ
    ーザを用いてデータを記録し、そのデータを読み出して
    再生する光学式情報記録再生装置において、 前記ディスクの初期化として行なうディスクの全面欠陥
    検査時に、該ディスクの各セクタに前記半導体レーザを
    再生パワーで照射し、その反射光によって得る再生デー
    タ信号の振幅が所定の上限レベル以上のエキストラパル
    スがあったときには、該エキストラパルスを検出したセ
    クタに対して記録データを消去して検査データを記録
    し、それをベリファイして欠陥を検出したときに該セク
    タを欠陥セクタとして欠陥管理領域に登録することを特
    徴とする情報記録媒体の欠陥検査方法。
  3. 【請求項3】 情報記録媒体であるディスクに半導体レ
    ーザを用いてデータを記録し、そのデータを読み出して
    再生する光学式情報記録再生装置において、 前記ディスクの初期化として行なうディスクの全面欠陥
    検査時に、該ディスクの各セクタに前記半導体レーザを
    再生パワーで照射し、その反射光によって得る再生デー
    タ信号から前記ディスクの各セクタに書き込まれている
    3つの識別子をそれぞれ読み取り、そのうち1つでも読
    み取れなかったときには、該セクタに対してのみ記録デ
    ータを消去して検査データを記録し、それをベリファイ
    して欠陥を検出したときに該セクタを欠陥セクタとして
    欠陥管理領域に登録することを特徴とする情報記録媒体
    の欠陥検査方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    情報記録媒体の欠陥検査方法において、前記全面欠陥検
    査時に半導体レーザを再生パワーで照射する際の前記デ
    ィスクの回転速度を、通常の読み/書き時に比べて速く
    することを特徴とする情報記録媒体の欠陥検査方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の情報記録媒体の欠陥検査
    方法において、前記ディスクの回転速度を速めたときに
    サーボ系のエラーが発生した場合は、該ディスクの回転
    速度を遅くすることを特徴とする情報記録媒体の欠陥検
    査方法。
JP4659093A 1993-03-08 1993-03-08 光学式情報記録再生装置における情報記録媒体の欠陥検査方法 Pending JPH06259768A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008165846A (ja) * 2006-12-26 2008-07-17 Pulstec Industrial Co Ltd 光ディスク検査装置及び光ディスク検査方法
US7852717B2 (en) 2007-08-17 2010-12-14 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. System, method, and apparatus for characterizing, tracking, and segregating known defective disk regions on patterned disks

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008165846A (ja) * 2006-12-26 2008-07-17 Pulstec Industrial Co Ltd 光ディスク検査装置及び光ディスク検査方法
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