JPH0636380A - 光磁気ディスク装置 - Google Patents
光磁気ディスク装置Info
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- JPH0636380A JPH0636380A JP4193639A JP19363992A JPH0636380A JP H0636380 A JPH0636380 A JP H0636380A JP 4193639 A JP4193639 A JP 4193639A JP 19363992 A JP19363992 A JP 19363992A JP H0636380 A JPH0636380 A JP H0636380A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】デ−タ書き込み動作時に、短時間で読み出し不
可能な欠陥エリアを判定する。 【構成】光磁気ディスクの所望の記録領域に記録用光ビ
−ムを照射することにより、光磁気ディスクにデ−タを
記録する光磁気ディスク装置において、記録用光ビ−ム
に先行して前記記録領域に再生ビ−ムを照射することに
より再生信号を得、その再生信号の波形により前記記録
領域の異常を検出する。または、前記光磁気ディスク装
置において、前記再生ビ−ムを照射することにより得ら
れる前記記録領域からの反射光の強度により前記記録領
域の異常を検出する。または、前記光磁気ディスク装置
において、前記記録用ビ−ムを照射することにより得ら
れる前記記録領域からの反射光の強度により前記記録領
域の異常を検出する。
可能な欠陥エリアを判定する。 【構成】光磁気ディスクの所望の記録領域に記録用光ビ
−ムを照射することにより、光磁気ディスクにデ−タを
記録する光磁気ディスク装置において、記録用光ビ−ム
に先行して前記記録領域に再生ビ−ムを照射することに
より再生信号を得、その再生信号の波形により前記記録
領域の異常を検出する。または、前記光磁気ディスク装
置において、前記再生ビ−ムを照射することにより得ら
れる前記記録領域からの反射光の強度により前記記録領
域の異常を検出する。または、前記光磁気ディスク装置
において、前記記録用ビ−ムを照射することにより得ら
れる前記記録領域からの反射光の強度により前記記録領
域の異常を検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスクに対し
て情報の記録再生を行う光磁気ディスク装置に関する。
て情報の記録再生を行う光磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスク装置は、記録媒体である
光磁気ディスクにレ−ザビ−ム等を照射して、情報を記
録あるいは再生する装置である。光磁気ディスクの情報
記録領域は、垂直磁化膜が形成されており、同心円状あ
るいは螺旋状のトラックに分割されている。各トラック
はセクタと呼ばれる領域に分割されている。光磁気ディ
スクへの情報の記録再生は、一般にセクタ単位で行われ
る。このような光磁気ディスクの垂直磁化膜である記録
面に対して、レ−ザ光を約1μmに絞って照射すること
により、記録再生を行う。
光磁気ディスクにレ−ザビ−ム等を照射して、情報を記
録あるいは再生する装置である。光磁気ディスクの情報
記録領域は、垂直磁化膜が形成されており、同心円状あ
るいは螺旋状のトラックに分割されている。各トラック
はセクタと呼ばれる領域に分割されている。光磁気ディ
スクへの情報の記録再生は、一般にセクタ単位で行われ
る。このような光磁気ディスクの垂直磁化膜である記録
面に対して、レ−ザ光を約1μmに絞って照射すること
により、記録再生を行う。
【0003】記録時は、記録する情報によりレ−ザ光の
強度変調を行いながら照射する。このとき、垂直磁化膜
に対して、上向きあるいは下向きに外部磁界を印加して
おく。光磁気ディスクを回転させながら、上記のように
強度変調を行いながらレ−ザ光を照射すると、光磁気デ
ィスクの記録面上では、光スポットが当たる部分と当た
らない部分ができる。光スポットが当たった部分は、加
熱され磁化膜の温度がキュリ−点以上になると、非磁性
になる。光磁気ディスクが回転して光スポットの位置が
ずれると温度が下がり、印加されている外部磁界の方向
に磁化膜が磁化される。以上のようにして、磁化膜を所
望の方向に磁化することにより、情報の記録を行う。
強度変調を行いながら照射する。このとき、垂直磁化膜
に対して、上向きあるいは下向きに外部磁界を印加して
おく。光磁気ディスクを回転させながら、上記のように
強度変調を行いながらレ−ザ光を照射すると、光磁気デ
ィスクの記録面上では、光スポットが当たる部分と当た
らない部分ができる。光スポットが当たった部分は、加
熱され磁化膜の温度がキュリ−点以上になると、非磁性
になる。光磁気ディスクが回転して光スポットの位置が
ずれると温度が下がり、印加されている外部磁界の方向
に磁化膜が磁化される。以上のようにして、磁化膜を所
望の方向に磁化することにより、情報の記録を行う。
【0004】再生はカ−効果を利用する。直線偏光した
光スポットを記録面に照射すると、光スポットの偏光方
向が、磁化膜の磁化方向によって変化する。この偏光方
向の変化を検光子により検出し、再生信号を得る。再生
時に照射する光ビ−ムは、磁化膜の温度をキュリ−点以
上にしないように、記録時より弱い強度にする。光磁気
ディスク装置においては、記録デ−タの信頼性を高める
ために、光磁気ディスクにデ−タ書き込みを行う際、書
き込んだ後に書き込んだデ−タが正しく読み出せるかど
うかを確認することを行っている。この確認方法には、
種々のものがあるが、そのうち最も一般的な方法とし
て、RAW(READ AFTER WRITE)チェックという方法が
知られている。これは、ある指定されたデ−タ記録領域
にデ−タ書き込みをするときに行われる方法である。
光スポットを記録面に照射すると、光スポットの偏光方
向が、磁化膜の磁化方向によって変化する。この偏光方
向の変化を検光子により検出し、再生信号を得る。再生
時に照射する光ビ−ムは、磁化膜の温度をキュリ−点以
上にしないように、記録時より弱い強度にする。光磁気
ディスク装置においては、記録デ−タの信頼性を高める
ために、光磁気ディスクにデ−タ書き込みを行う際、書
き込んだ後に書き込んだデ−タが正しく読み出せるかど
うかを確認することを行っている。この確認方法には、
種々のものがあるが、そのうち最も一般的な方法とし
て、RAW(READ AFTER WRITE)チェックという方法が
知られている。これは、ある指定されたデ−タ記録領域
にデ−タ書き込みをするときに行われる方法である。
【0005】図5は、RAWチェックを行う機能を有す
る、従来の1ビ−ム方式によるデ−タ処理系のブロック
図である。記録/再生ヘッド31は、光磁気ディスク1
1の記録面に対して、レ−ザ光を照射することにより、
記録再生を行う。さて、デ−タ書き込み時は、まず記録
/再生ヘッド31によって上記のようにしてデ−タを光
磁気ディスク11上の指定された記録領域に書き込む。
図4は、光磁気ディスク11の記録領域であるセクタn
+1に対して光ビ−ム33を照射して、デ−タを書き込
んでいる状態を示している。書き込み後、RAWチェッ
ク動作に入る。まず、その記録領域のデ−タを記録/再
生ヘッド31で読み出す。記録/再生ヘッド31では、
ディスク11からの反射光の偏光方向の変化を検出して
いるが、この検出信号はアナログ再生回路13に入力さ
れ、正弦波状のアナログ再生信号として出力される。こ
のアナログ再生信号は、2値化回路14に入力される。
2値化回路14では、アナログ再生信号のレベルをある
しきい値レベルと比較することにより2値化信号を得
る。この2値化信号は、復調回路15に入力される。一
般に、光磁気ディスクにデ−タを記録する場合、そのデ
−タを1−7変調等の変調方式で変調してから記録す
る。したがって、再生された2値化信号は、変調された
状態のデ−タである。復調回路15では、その変調され
ている2値化信号を復調する。そして、復調された2値
化信号はシリアルデ−タであるから、シリアル/パラレ
ル変換回路16でパラレルデ−タ(たとえば8ビットパ
ラレルデ−タ)に変換し、得られた再生デ−タをECC
デコ−ド回路17に入力する。ECCデコ−ド回路17
は、再生デ−タに含まれている誤り訂正符号(Error Co
rrection Code 略してECC)をデコ−ドする。この誤
り訂正符号は、デ−タを光磁気ディスク11に記録する
際に、デ−タに付加されて記録されるものであり、再生
時に、再生されたデ−タの誤りのチェックとその訂正を
行うためのものである。ECCデコ−ド回路17にて、
再生デ−タのエラ−訂正を行い、デ−タが正常に再生で
きるかを確認し、正常に読み出せたか否かを判断する。
る、従来の1ビ−ム方式によるデ−タ処理系のブロック
図である。記録/再生ヘッド31は、光磁気ディスク1
1の記録面に対して、レ−ザ光を照射することにより、
記録再生を行う。さて、デ−タ書き込み時は、まず記録
/再生ヘッド31によって上記のようにしてデ−タを光
磁気ディスク11上の指定された記録領域に書き込む。
図4は、光磁気ディスク11の記録領域であるセクタn
+1に対して光ビ−ム33を照射して、デ−タを書き込
んでいる状態を示している。書き込み後、RAWチェッ
ク動作に入る。まず、その記録領域のデ−タを記録/再
生ヘッド31で読み出す。記録/再生ヘッド31では、
ディスク11からの反射光の偏光方向の変化を検出して
いるが、この検出信号はアナログ再生回路13に入力さ
れ、正弦波状のアナログ再生信号として出力される。こ
のアナログ再生信号は、2値化回路14に入力される。
2値化回路14では、アナログ再生信号のレベルをある
しきい値レベルと比較することにより2値化信号を得
る。この2値化信号は、復調回路15に入力される。一
般に、光磁気ディスクにデ−タを記録する場合、そのデ
−タを1−7変調等の変調方式で変調してから記録す
る。したがって、再生された2値化信号は、変調された
状態のデ−タである。復調回路15では、その変調され
ている2値化信号を復調する。そして、復調された2値
化信号はシリアルデ−タであるから、シリアル/パラレ
ル変換回路16でパラレルデ−タ(たとえば8ビットパ
ラレルデ−タ)に変換し、得られた再生デ−タをECC
デコ−ド回路17に入力する。ECCデコ−ド回路17
は、再生デ−タに含まれている誤り訂正符号(Error Co
rrection Code 略してECC)をデコ−ドする。この誤
り訂正符号は、デ−タを光磁気ディスク11に記録する
際に、デ−タに付加されて記録されるものであり、再生
時に、再生されたデ−タの誤りのチェックとその訂正を
行うためのものである。ECCデコ−ド回路17にて、
再生デ−タのエラ−訂正を行い、デ−タが正常に再生で
きるかを確認し、正常に読み出せたか否かを判断する。
【0006】以上のようにして、光磁気ディスク11に
書き込んだデ−タを読み出して、読み出したデ−タをチ
ェックすることにより、書き込んだデ−タが正常に読み
出せるか否かをチェックすることができる。
書き込んだデ−タを読み出して、読み出したデ−タをチ
ェックすることにより、書き込んだデ−タが正常に読み
出せるか否かをチェックすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方法によれば、デ−タ書き込み動作において書き
込むという動作の後に読み出すという動作が加わるた
め、RAWチェックをしない場合のデ−タ書き込み動作
に比べて時間がかかるという問題点があった。本発明
は、上記問題点を考慮してなされたものであり、デ−タ
書き込み動作時に、短時間で読み出し不可能な欠陥エリ
アを判定することができる光磁気ディスク装置を提供す
ることを目的とする。
ような方法によれば、デ−タ書き込み動作において書き
込むという動作の後に読み出すという動作が加わるた
め、RAWチェックをしない場合のデ−タ書き込み動作
に比べて時間がかかるという問題点があった。本発明
は、上記問題点を考慮してなされたものであり、デ−タ
書き込み動作時に、短時間で読み出し不可能な欠陥エリ
アを判定することができる光磁気ディスク装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決のため、
第1の発明は、光磁気ディスクの所望の記録領域に記録
用光ビ−ムを照射することにより、前記光磁気ディスク
にデ−タを記録する光磁気ディスク装置において、前記
記録用光ビ−ムに先行して前記記録領域に再生ビ−ムを
照射することにより再生信号を得、該再生信号の波形に
より前記記録領域の異常を検出することとした。
第1の発明は、光磁気ディスクの所望の記録領域に記録
用光ビ−ムを照射することにより、前記光磁気ディスク
にデ−タを記録する光磁気ディスク装置において、前記
記録用光ビ−ムに先行して前記記録領域に再生ビ−ムを
照射することにより再生信号を得、該再生信号の波形に
より前記記録領域の異常を検出することとした。
【0009】また、第2の発明は、光磁気ディスクの所
望の記録領域に記録用光ビ−ムを照射することにより、
前記光磁気ディスクにデ−タを記録する光磁気ディスク
装置において、前記記録用光ビ−ムに先行して前記記録
領域に再生ビ−ムを照射することにより得られる前記記
録領域からの反射光の強度により前記記録領域の異常を
検出することとした。
望の記録領域に記録用光ビ−ムを照射することにより、
前記光磁気ディスクにデ−タを記録する光磁気ディスク
装置において、前記記録用光ビ−ムに先行して前記記録
領域に再生ビ−ムを照射することにより得られる前記記
録領域からの反射光の強度により前記記録領域の異常を
検出することとした。
【0010】また、第3の発明は、光磁気ディスクの所
望の記録領域に記録用光ビ−ムを照射することにより、
前記光磁気ディスクにデ−タを記録する光磁気ディスク
装置において、前記記録用ビ−ムを照射することにより
得られる前記記録領域からの反射光の強度により前記記
録領域の異常を検出することとした。
望の記録領域に記録用光ビ−ムを照射することにより、
前記光磁気ディスクにデ−タを記録する光磁気ディスク
装置において、前記記録用ビ−ムを照射することにより
得られる前記記録領域からの反射光の強度により前記記
録領域の異常を検出することとした。
【0011】
【作用】本発明によれば、記録用光ビ−ムを照射し、光
磁気ディスクにデ−タを記録しながら光磁気ディスクの
記録領域の異常を検出できる。
磁気ディスクにデ−タを記録しながら光磁気ディスクの
記録領域の異常を検出できる。
【0012】
【実施例】以下、図1および図3を参照しながら本発明
による第1の実施例について説明する。図1は本発明の
第1の実施例による光磁気ディスク装置のデ−タリ−ド
系のブロック図であり、図3はヘッドの配置図である。
による第1の実施例について説明する。図1は本発明の
第1の実施例による光磁気ディスク装置のデ−タリ−ド
系のブロック図であり、図3はヘッドの配置図である。
【0013】本装置は、記録/再生ヘッド31と再生ヘ
ッド12の2つの光磁気ヘッドを有している。記録/再
生ヘッド31は従来と同様のものであり、再生ヘッド1
2は、再生機能に関しては従来と同様のものであるが、
記録機能はない。したがって、レ−ザ光強度を変調する
機能は必要なく、また、レ−ザ光の強度も記録ができる
ほど大きくなくてよい。この2つのヘッドは光磁気ディ
スク11の同一トラック上をトレ−スし、なおかつ再生
ヘッド12が記録/再生ヘッド31よりも1セクタ分先
行するように配置されている。
ッド12の2つの光磁気ヘッドを有している。記録/再
生ヘッド31は従来と同様のものであり、再生ヘッド1
2は、再生機能に関しては従来と同様のものであるが、
記録機能はない。したがって、レ−ザ光強度を変調する
機能は必要なく、また、レ−ザ光の強度も記録ができる
ほど大きくなくてよい。この2つのヘッドは光磁気ディ
スク11の同一トラック上をトレ−スし、なおかつ再生
ヘッド12が記録/再生ヘッド31よりも1セクタ分先
行するように配置されている。
【0014】デ−タ書き込み時、記録動作は記録/再生
ヘッド31から出射されるビ−ム33により行うが、同
時に再生ヘッド12から出射されるビ−ム34により光
磁気ディスク11の記録エリアの状態を監視する。再生
ヘッド12は記録/再生ヘッド31よりも1セクタ先行
したセクタにビ−ムを照射しているので、この監視は、
これから記録しようとしているセクタについて行うこと
になる。
ヘッド31から出射されるビ−ム33により行うが、同
時に再生ヘッド12から出射されるビ−ム34により光
磁気ディスク11の記録エリアの状態を監視する。再生
ヘッド12は記録/再生ヘッド31よりも1セクタ先行
したセクタにビ−ムを照射しているので、この監視は、
これから記録しようとしているセクタについて行うこと
になる。
【0015】実際の記録動作は以下のようになる。図3
は、記録/再生ヘッド31から出射されるビ−ム33に
より光磁気ディスク11上のセクタnにデ−タを書き込
んでいる状態を示している。この動作と同時に、1セク
タ分だけ先行している再生ヘッド12から出射されるビ
−ム34がセクタn+1上の信号を読み出す。再生ヘッ
ド12により読み出された信号は、アナログ再生回路1
3、2値化回路14を経て、再生信号波形モニタ回路2
1に送られる。再生信号波形モニタ回路21に入力され
るのは、復調前の2値化信号である。
は、記録/再生ヘッド31から出射されるビ−ム33に
より光磁気ディスク11上のセクタnにデ−タを書き込
んでいる状態を示している。この動作と同時に、1セク
タ分だけ先行している再生ヘッド12から出射されるビ
−ム34がセクタn+1上の信号を読み出す。再生ヘッ
ド12により読み出された信号は、アナログ再生回路1
3、2値化回路14を経て、再生信号波形モニタ回路2
1に送られる。再生信号波形モニタ回路21に入力され
るのは、復調前の2値化信号である。
【0016】再生信号波形モニタ回路21は、再生信号
の波形の異常を検出するものである。異常の検出は次の
ようにして行えばよい。入力される再生信号は変調され
た信号である。変調された信号には、その変調方式によ
って、ビット列のパタ−ンに特徴がある。たとえば、1
−7変調で変調された信号の場合、ビット“0”が7ビ
ットより多く続くことはない。したがって、“0”が7
ビット以上連続したら異常であることがわかる。この場
合、メディア欠陥があると判断する。このように、その
変調方式で変調された信号には現れないはずのパタ−ン
を検出することによって異常の検出が可能である。そし
て異常を検出することによって、セクタn+1上のメテ
ィア欠陥の有無を判断する。
の波形の異常を検出するものである。異常の検出は次の
ようにして行えばよい。入力される再生信号は変調され
た信号である。変調された信号には、その変調方式によ
って、ビット列のパタ−ンに特徴がある。たとえば、1
−7変調で変調された信号の場合、ビット“0”が7ビ
ットより多く続くことはない。したがって、“0”が7
ビット以上連続したら異常であることがわかる。この場
合、メディア欠陥があると判断する。このように、その
変調方式で変調された信号には現れないはずのパタ−ン
を検出することによって異常の検出が可能である。そし
て異常を検出することによって、セクタn+1上のメテ
ィア欠陥の有無を判断する。
【0017】この動作により、セクタnに記録を行おう
とする時、すなわち記録/再生ヘッド31から出射され
るビ−ム33がセクタnに位置した時には、セクタnの
欠陥情報が判っている。セクタnに欠陥がない場合は、
そのまま記録/再生ヘッド31によってセクタnにデ−
タ書き込みを行う。セクタnに欠陥があると判った場合
は、記録動作に異常が発生したとして処理を終了する
か、セクタnの代替セクタに記録を行って継続すればよ
い。セクタnに欠陥がある場合の処理は、従来における
RAWチェックの結果、NGであった場合と同様であ
る。
とする時、すなわち記録/再生ヘッド31から出射され
るビ−ム33がセクタnに位置した時には、セクタnの
欠陥情報が判っている。セクタnに欠陥がない場合は、
そのまま記録/再生ヘッド31によってセクタnにデ−
タ書き込みを行う。セクタnに欠陥があると判った場合
は、記録動作に異常が発生したとして処理を終了する
か、セクタnの代替セクタに記録を行って継続すればよ
い。セクタnに欠陥がある場合の処理は、従来における
RAWチェックの結果、NGであった場合と同様であ
る。
【0018】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図2は本発明の第2の実施例による光磁気ディス
ク装置のデ−タリ−ド系のブロック図である。本実施例
の装置も、第1の実施例すなわち図3と同様に2つのヘ
ッドを有している。図3において、再生ヘッド12のビ
−ム34が光磁気ディスク11のセクタn+1に照射さ
れている。本実施例においては、照射されたビ−ム34
の反射光の強度によって、光磁気ディスク11の欠陥を
判定する。
する。図2は本発明の第2の実施例による光磁気ディス
ク装置のデ−タリ−ド系のブロック図である。本実施例
の装置も、第1の実施例すなわち図3と同様に2つのヘ
ッドを有している。図3において、再生ヘッド12のビ
−ム34が光磁気ディスク11のセクタn+1に照射さ
れている。本実施例においては、照射されたビ−ム34
の反射光の強度によって、光磁気ディスク11の欠陥を
判定する。
【0019】光磁気ディスク11からの反射光を再生ヘ
ッド12内に設けられたフォトディテクタで受光する。
そして、受光信号は反射光強度モニタ回路22に送られ
る。記録領域の欠陥(たとえばゴミの付着やキズ等)が
あると、反射光の強度が通常の範囲を越えて大きくなっ
たり小さくなったりする。そこで、反射光強度モニタ回
路22では、フォトディテクタによる受光信号のレベル
によって、メディア欠陥の有無を判断する。
ッド12内に設けられたフォトディテクタで受光する。
そして、受光信号は反射光強度モニタ回路22に送られ
る。記録領域の欠陥(たとえばゴミの付着やキズ等)が
あると、反射光の強度が通常の範囲を越えて大きくなっ
たり小さくなったりする。そこで、反射光強度モニタ回
路22では、フォトディテクタによる受光信号のレベル
によって、メディア欠陥の有無を判断する。
【0020】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。本実施例においては、記録用の1ビ−ムのみを用
い、このビ−ムの反射光の強度によって、光磁気ディス
クの欠陥を判定する。本実施例においては、光磁気ヘッ
ドの構成は、図4に示したものと同様である。すなわ
ち、記録/再生ヘッド31により記録、再生を行う。記
録時に、記録/再生ヘッド31から光磁気ディスク11
に照射されるビ−ム33の反射光を、記録/再生ヘッド
31内に設けられたフォトディテクタで受光する。そし
て、受光信号は反射光強度モニタ回路22に送られる。
記録領域の欠陥(たとえばゴミの付着やキズ等)がある
と、反射光の強度が通常の範囲を越えて大きくなったり
小さくなったりする。そこで、第2の実施例と同様、反
射光強度モニタ回路22では、フォトディテクタによる
受光信号のレベルによって、メディア欠陥の有無を判断
する。したがって、光磁気ディスクに対して記録をする
と同時に、その記録している記録領域(セクタ)の欠陥
を判定することができる。
する。本実施例においては、記録用の1ビ−ムのみを用
い、このビ−ムの反射光の強度によって、光磁気ディス
クの欠陥を判定する。本実施例においては、光磁気ヘッ
ドの構成は、図4に示したものと同様である。すなわ
ち、記録/再生ヘッド31により記録、再生を行う。記
録時に、記録/再生ヘッド31から光磁気ディスク11
に照射されるビ−ム33の反射光を、記録/再生ヘッド
31内に設けられたフォトディテクタで受光する。そし
て、受光信号は反射光強度モニタ回路22に送られる。
記録領域の欠陥(たとえばゴミの付着やキズ等)がある
と、反射光の強度が通常の範囲を越えて大きくなったり
小さくなったりする。そこで、第2の実施例と同様、反
射光強度モニタ回路22では、フォトディテクタによる
受光信号のレベルによって、メディア欠陥の有無を判断
する。したがって、光磁気ディスクに対して記録をする
と同時に、その記録している記録領域(セクタ)の欠陥
を判定することができる。
【0021】なお、従来のRAWチェックの方法では、
書き込んだ直後のデ−タを保証する機能しか持っていな
い。このため、メディア欠陥のあるエリアに書き込んだ
デ−タがたまたまそのときのRAWチェックで正常に読
み出せたとしても、その後のメディア欠陥の成長によ
り、以後のリ−ドで読み出せなくなる可能性がある。さ
らに、従来は、メディア欠陥の検出をECCデコ−ド回
路にて再生デ−タをチェックして行っていた。この場
合、デ−タ中に少数のビット誤りがあっても訂正が可能
である。つまり、小さなメディア欠陥は許容されるの
で、その後のメディア欠陥の成長により大きな欠陥にな
って読み出せなくなる可能性がある。上記3つの実施例
によれば、欠陥の検出は、再生信号の波形あるいはディ
スクからの反射光の強度によって行っている。これら
は、再生信号を意味のあるデ−タとして認識しておら
ず、誤り訂正という方法が介在しない。したがって、E
CCによる場合よりも、メディア欠陥の検出がきびしく
できることになる。したがって、前述のような、メディ
ア欠陥の成長により後に読み出せなくなるという可能性
が低くなるという効果がある。
書き込んだ直後のデ−タを保証する機能しか持っていな
い。このため、メディア欠陥のあるエリアに書き込んだ
デ−タがたまたまそのときのRAWチェックで正常に読
み出せたとしても、その後のメディア欠陥の成長によ
り、以後のリ−ドで読み出せなくなる可能性がある。さ
らに、従来は、メディア欠陥の検出をECCデコ−ド回
路にて再生デ−タをチェックして行っていた。この場
合、デ−タ中に少数のビット誤りがあっても訂正が可能
である。つまり、小さなメディア欠陥は許容されるの
で、その後のメディア欠陥の成長により大きな欠陥にな
って読み出せなくなる可能性がある。上記3つの実施例
によれば、欠陥の検出は、再生信号の波形あるいはディ
スクからの反射光の強度によって行っている。これら
は、再生信号を意味のあるデ−タとして認識しておら
ず、誤り訂正という方法が介在しない。したがって、E
CCによる場合よりも、メディア欠陥の検出がきびしく
できることになる。したがって、前述のような、メディ
ア欠陥の成長により後に読み出せなくなるという可能性
が低くなるという効果がある。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、デ−タ記
録時における記録動作の前あるいは動作中に、記録する
記録領域の読み出し可能/不可能を判断することができ
るので、記録後にその記録領域を読み出してデ−タが読
み出せることを確認する動作が不要となり、処理時間の
短縮ができるという効果がある。
録時における記録動作の前あるいは動作中に、記録する
記録領域の読み出し可能/不可能を判断することができ
るので、記録後にその記録領域を読み出してデ−タが読
み出せることを確認する動作が不要となり、処理時間の
短縮ができるという効果がある。
【0023】また、メディア欠陥のある記録領域に記録
したデ−タが、たまたまその直後のRAWチェックで正
常に読み出せたとしても、その後のメディア欠陥の成長
により以後のデ−タリ−ドで読み出せなくなるという不
具合を未然に防止でき、光磁気ディスクの信頼性を向上
させることができるという効果がある。
したデ−タが、たまたまその直後のRAWチェックで正
常に読み出せたとしても、その後のメディア欠陥の成長
により以後のデ−タリ−ドで読み出せなくなるという不
具合を未然に防止でき、光磁気ディスクの信頼性を向上
させることができるという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例による光磁気ディスク装
置のブロック図。
置のブロック図。
【図2】本発明の第2の実施例による光磁気ディスク装
置のブロック図。
置のブロック図。
【図3】本発明の第1および第2の実施例による光磁気
ディスク装置のビ−ムの配置図。
ディスク装置のビ−ムの配置図。
【図4】従来の光磁気ディスク装置のビ−ムの配置図。
【図5】従来の光磁気ディスク装置の構成図。
11 光磁気ディスク 12 検出用再生ヘッド 13 アナログ再生回路 14 2値化回路 21 再生信号波形モニタ回路 22 反射光強度モニタ回路 31 記録/再生ヘッド 33 記録用あるいは再生用光ビ−ム 34 再生用光ビ−ム
Claims (3)
- 【請求項1】光磁気ディスクの所望の記録領域に記録用
光ビ−ムを照射することにより、前記光磁気ディスクに
デ−タを記録する光磁気ディスク装置において、 前記記録用光ビ−ムに先行して前記記録領域に再生ビ−
ムを照射することにより再生信号を得、該再生信号の波
形により前記記録領域の異常を検出することを特徴とす
る光磁気ディスク装置。 - 【請求項2】光磁気ディスクの所望の記録領域に記録用
光ビ−ムを照射することにより、前記光磁気ディスクに
デ−タを記録する光磁気ディスク装置において、 前記記録用光ビ−ムに先行して前記記録領域に再生ビ−
ムを照射することにより得られる前記記録領域からの反
射光の強度により前記記録領域の異常を検出することを
特徴とする光磁気ディスク装置。 - 【請求項3】光磁気ディスクの所望の記録領域に記録用
光ビ−ムを照射することにより、前記光磁気ディスクに
デ−タを記録する光磁気ディスク装置において、 前記記録用ビ−ムを照射することにより得られる前記記
録領域からの反射光の強度により前記記録領域の異常を
検出することを特徴とする光磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4193639A JPH0636380A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 光磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4193639A JPH0636380A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 光磁気ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0636380A true JPH0636380A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16311291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4193639A Pending JPH0636380A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 光磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636380A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5996554A (en) * | 1997-02-13 | 1999-12-07 | Denso Corporation | Throttle valve control device |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP4193639A patent/JPH0636380A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5996554A (en) * | 1997-02-13 | 1999-12-07 | Denso Corporation | Throttle valve control device |
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