JPH06259540A - 画像縮小装置 - Google Patents

画像縮小装置

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JPH06259540A
JPH06259540A JP5043831A JP4383193A JPH06259540A JP H06259540 A JPH06259540 A JP H06259540A JP 5043831 A JP5043831 A JP 5043831A JP 4383193 A JP4383193 A JP 4383193A JP H06259540 A JPH06259540 A JP H06259540A
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JP
Japan
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address
image
cpu
image data
data
Prior art date
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JP5043831A
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Masahito Suzuki
雅人 鈴木
Hiroyuki Omoto
浩之 大本
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Maxell Holdings Ltd
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Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPUの処理負担を軽減することで、画像縮
小装置の画像縮小処理速度を高速化する。 【構成】 制御線6を介して、CPU1がアドレス変換
回路31、ラッチ回路32、セレクタ回路33に所望の
縮小画像データを得るに必要なパラメータを設定する。
CPUから目的とする縮小率に縮小された画像データに
対するアドレスを出力する。アドレス変換回路が実際に
画像メモリに記憶されている画像データに対するアドレ
スに変換し、この変換されたアドレスから画像データの
縮小率に応じた回数だけ連続してアドレスを順に出力す
る。ラッチ回路に読みだされた画像データを一時記憶
し、セレクタ回路がラッチ回路から所望の縮小率で間引
かれた縮小画像データを取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二次元画像情報の縮小
処理を行う画像縮小装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像メモリに記憶されている二
次元画像データを縮小する場合には、縦方向の縮小に関
して、画像データの縦方向のアドレスを得るための演算
処理が必要であり、横方向に関して、アドレス演算処理
に加えて、読み出した画像データに対する画素ごとの演
算処理が必要である。また、この画素ごとの演算処理
は、パラレル−シリアル変換回路などを用いて画像デー
タを1画素ずつ取り出して行う方法が一般的である。
【0003】図4に、従来より知られているこの種の画
像縮小方法をとる画像縮小装置の一例を示す。図4に示
す本例の画像縮小装置は、画像データの処理などを行う
CPU(中央演算処理装置)11と、画像データを記憶
するための画像メモリ12と、画像データの目的とする
部分を選択するための複数本のアドレスバス14と、画
像データを読み出すためのデータバス15とから構成さ
れており、さらに、データ表示装置として、データバス
15から画素データを得て1画素ずつ取り出すパラレル
−シリアル変換回路131と、取り出した1画素ずつの
画素データを適当な画素ごとに選択して出力するカウン
タ回路132と、縮小した画像を表示するための表示制
御回路17及びディスプレイ18を備えている。
【0004】CPU11は、8画素を1つの単位(以
下、1バイトとする)としてデータを処理するように構
成されている。一方、画像メモリ12は、図5に示すよ
うなメモリ構成及びアドレス配置を有し、該画像メモリ
12には、1枚分の二次元画像データが、CPU11か
ら出力された1つのアドレスに対して1バイトごとに出
力されるように記憶されている。すなわち、本例で取り
扱う画像データは、大きさが横x画素、縦y画素であ
り、画像の最初(左上)を示す1バイト分を選択するた
めのアドレスが0番地、その1バイト隣を示すアドレス
が1番地、1画素下を示すアドレスがx/8番地、画像
の右上を示すデータのアドレスがx/8−1番地という
ように画像メモリ内に配置されている。
【0005】以下、画像メモリ12に記憶された二次元
画像データを図6及び図7で示す間引き率及び間引き方
式で縮小する場合を例にとって、前記従来例に係る画像
縮小装置の動作を図8にしたがって説明する。なお、本
例における画像データの間引き率及び間引き方式は、横
方向に関しては図6に示すように、3画素ごとに2画素
間引くことによって横方向の画素数を1/3に縮小し、
縦方向に関しては図7に示すように、4ラインごとに3
ライン間引くことによって縦方向の画素数を1/4に縮
小するというものである。従って、本例においては、縮
小画像の大きさは横x/3画素、縦y/4画素となる。
【0006】まず最初に、図8のステップs1で、CP
U11が画像の左上を原点として、1バイト分の画素デ
ータを示す二次元座標のための変数x1,y1を準備
し、初期化する。ここでは画像の左上から縮小処理を実
行するとしてx1=0,y1=0とする。さらにステッ
プs2でCPU11が、この座標x1,y1から図4に
示したような画像データに対するアドレスを求める。画
像の横方向の大きさはx/8バイトであるから、アドレ
スa1はa1=x1+y1+(x/8)となる。このア
ドレスa1をアドレスバス14に出力する。ステップs
3では、画像メモリ12がアドレスa1に従って、1バ
イト分の画素データをデータバス15に出力する。ステ
ップs4でCPU11が得られた画素データを用いて実
際に横方向の縮小処理を行う。ここでは横方向1/3に
縮小するのだから、図6に示したように、1バイト(8
画素)の中から1番目、4番目、7番目の画素を順に選
択し、最初の3画素とする。ステップs5で次の画素デ
ータにアクセスするために座標x1を右側に更新し(x
1=x1+1)、アドレスa1を求める。ここでa1を
1番地分増やす方法もあるが後に述べるように1ライン
分の処理の終了判定で座標x1が必要になる。このa1
をs3と同様にアドレスバス14に出力する。ステップ
s6では、画像メモリ12が画素データを出力する。次
にステップs7でs4と同様に間引きを行うが、図6の
ように選択する画素は、2番目、5番目、及び8番目の
画素になる。これを前の3画素と合わせて6画素とす
る。さらにステップs8でx1,a1を求め、アドレス
a1を出力する。ステップs9で画像メモリ12が画素
データを出力する。ステップs10で同様に3番目と6
番目の画素を選択し、ここで前の画素と合わせて1バイ
ト分の縮小画像の画素データを得ることができる。次に
ステップs11で座標x1が画像の右端を示しているか
どうかを判定し、右端でない場合はステップs12でx
1を更新し、ステップs2に戻る。右端であった場合
は、ステップs13でy1が画像の最後ラインを示して
いるかどうか判定する。最後を示した場合は、以上で画
像1枚分の縮小処理が終了したことになる。y1が最後
のラインでない場合はステップs14で、次のラインを
示すy1を求める。つまり縦方向には図7に示したよう
に1/4に縮小するのであるから、4ラインごとに1ラ
インを選択するためにy1=y1+4とする。さらにx
1の初期化(x1=0)を行い、ステップs2に戻って
以上を繰り返す。以上のステップで、1枚の画像データ
を横1/3,縦1/4に縮小することができる。
【0007】次に、従来装置におけるディスプレイ18
への縮小画像の表示方法の一例について説明する。な
お、表示する縮小画像の縮小率も同様に、横1/3、縦
1/4であるとする。CPU11は、図7に示すように
縦方向に1/4に縮小するために、まず最初に、4ライ
ンごとに1ラインを選択し、その先頭の1バイト分の画
素のアドレスを求める。CPU11はこのアドレスから
連続的に1ライン分のアドレスをアドレスバス14に出
力する。画像メモリ12はこのアドレスに対応した1ラ
イン分の画素データをデータバス15に出力する。パラ
レル−シリアル変換回路131は1バイトずつデータバ
ス15から得て、8画素分のデータの先頭から1画素ず
つ取り出し、カウンタ回路132に送る。カウンタ回路
132は、得られた1画素ずつのデータを、最初の1画
素は選択して表示制御回路17に送り、次の2画素は無
視するというような周期的な動作を繰り返す。このカウ
ンタ回路132の動作によって横方向が1/3に縮小さ
れ、表示制御回路17が得られた1画素ずつの縮小画像
データをディスプレイ18に表示する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記したように従来の
画像縮小装置においては、図8に示した縮小画像データ
を得るための一連の動作の中で、ステップs3,s6,
及びs9以外は、すべてCPU11の演算処理によって
実行しなければならないため、CPUの処理負担が多
く、縮小処理を高速に行うことがむずかしい。特に本例
の場合には、1バイトより小さい単位(1画素ずつ)の
処理が多いために、CPU11にとって大きな処理の負
担となる。加えて、縮小画像データをディスプレイ18
に表示するに際しても、CPU11が縦方向に画像デー
タを縮小して適切なラインを選択し、アドレスを求めな
ければならないために、CPUの処理負担が一層増加す
る。またこれらの演算処理は、一般にソフトウェアによ
って制御されるが、このソフトウェアが非常に複雑にな
るために、ソフトウェアの開発が困難になる。さらに、
図8のステップs4,s7,s10のように、画素デー
タのアドレスによって間引きする画素が異なるため、ラ
ンダムなアドレスからの縮小処理を実行できず、従って
縮小画像の一部分だけを任意に得ることはむずかしい。
したがって、かかる不都合を解消するためには、CPU
の処理負担を軽減できるシステム構成の開発が不可欠で
ある。
【0009】本発明は、かかる技術的な課題を解決する
ためになされたものであって、画像縮小処理速度が速
く、制御ソフトウェアの開発が容易で、しかも縮小画像
データの目的とする部分のデータをランダムに得ること
のできる画像縮小装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するために、画像縮小装置を、縦、横がそれぞれ
任意の画素数で構成された二次元画像データを、連続し
た複数画素分を一つの単位としてアクセスできるように
記憶した画像メモリと、前記画像データの選択、読み
出し、及び演算処理を行うCPUと、該CPUから出
力された目的とする縮小率に縮小された画像データに対
するアドレスを、該CPUの制御に従って、実際に前記
画像メモリに記憶されている画像データに対するアドレ
スに変換し、この変換されたアドレスから画像データの
縮小率に応じた回数だけ連続してアドレスを順に出力す
るアドレス変換回路と、 該アドレス変換回路からの
アドレスによって選択された画像データを一時記憶する
ラッチ回路と、該ラッチ回路に記憶された画像データ
から、前記目的とする縮小率に応じた間引き率で間引か
れたデータを取り出すセレクタ回路と、 前記アドレ
ス変換回路、ラッチ回路、及びセレクタ回路に前記CP
Uがパラメータを設定するための制御線とを含んで構成
した。
【0011】もちろん、前記画像縮小装置にて縮小され
た画像データを表示するために、上記構成の装置に、前
記CPUと前記アドレス変換回路とを接続するアドレス
バスに画像データの任意の部分を選択するためのアドレ
スを出力でき、かつ前記セレクタ回路から出力されたデ
ータを1画素ずつのデータに変換するパラレル−シリア
ル変換回路と、画像表示制御装置と、ディスプレイ等と
を付加することもできる。
【0012】
【作用】前記手段によると、制御線を介して、予めCP
Uがアドレス変換回路、ラッチ回路、及びセレクタ回路
に所望の縮小画像データを得るに必要なパラメータを設
定しておき、CPUから目的とする縮小率に縮小された
画像データに対するアドレスを出力することによって、
CPUが画像データをアクセスするためのアドレス演算
処理や、得られたデータに対する演算処理を行うことな
く、セレクタ回路から所望の縮小画像データを取り出す
ことができる。したがって、画像メモリ内の画像データ
の縮小画像データを、高速に得ることができると共に、
アドレス変換回路、ラッチ回路、及びセレクタ回路に与
えるパラメータを任意に変更できることから、画像メモ
リ内の画像データの任意の部分を、ランダムに得ること
ができる。また、CPUを制御するためのソフトウェア
を簡単にすることができるため、ソフトウェアの開発が
容易になる。さらには、アドレス変換回路、ラッチ回
路、及びセレクタ回路にパラメータを設定しておけば、
ディスプレイ等に縮小された画像データを表示できるこ
とから、本発明の画像縮小装置にディスプレイ等を追設
してもCPUの処理負担が増加することがなく、画像メ
モリ内の画像データの縮小画像データを、高速にディス
プレイ等に表示できる。
【0013】
【実施例】図1に本発明に係る画像縮小装置の一例を示
す。図1に示す本実施例の画像縮小装置は、画像データ
の選択、読み出し、及び演算処理を行うCPU1と、画
像データを記憶するための画像メモリ2と、画像メモリ
内の目的とする部分のデータを選択するアドレスのため
の複数本のアドレスバス41と、CPU1が出力するア
ドレスのための複数本のアドレスバス42と、アドレス
バス42から得られるアドレスをCPU1の制御に従っ
て適当なアドレスに変換し、そのアドレスから適当な回
数だけ連続してアドレスを順に前記アドレスバス1に出
力するためのアドレス変換回路と、画像メモリから出力
される1バイト分の画素データのためのデータバス51
と、CPU1に入力される1バイト分の画素データのた
めのデータバス52と、データバス51から得られる複
数バイト分の画素データのためのデータバス51と、C
PU1に入力される1バイト分の画素データを一時記憶
するためのラッチ回路32と、ラッチ回路32に記憶さ
れた画素データを適当な間引き率で間引いた1バイト分
の画素データをデータバス52に出力するためのセレク
タ回路33と、前記アドレス変換回路31、ラッチ回路
32、及びセレクタ回路33にCPU1がパラメータを
設定するための制御線6で構成されている。さらに、本
例においては、縮小画像をディスプレイ8に表示するた
めに、データバス52から得られた1バイトずつの画素
データを1画素ずつ取り出して表示制御回路7に送るた
めのパラレルシリアル変換回路34と、得られた1画素
ずつの画素データの表示を制御するための表示制御回路
7とが備えられている。
【0014】CPU1は、従来装置におけるCPU11
と同様に、1バイトごとにデータを処理するように構成
されており、画像メモリ2は、従来装置における画像メ
モリ12と同様に、図5に示すようなメモリ構成及びア
ドレス配置を有し、該画像メモリ2には、1枚分の二次
元画像データが、1つのアドレスに対して1バイトごと
に出力されるように記憶されている。
【0015】以下、従来装置における場合と同様に、画
像メモリ2に記憶された二次元画像データを図6及び図
7で示す間引き率及び間引き方式で縮小する場合を例に
とって、前記従来例に係る画像縮小装置の動作を図2に
したがって説明する。まずステップs1で、CPU1が
アドレス変換回路31にパラメータを設定する。このパ
ラメータは縦横の縮小率と、画像の横方向の画素数であ
る。同様にステップs2及びステップs3で、ラッチ回
路32及びセレクタ回路33にパラメータ(横方向の縮
小率)を設定する。次にステップs4で画像メモリ2を
アクセスするためのアドレスa2を初期化する。このア
ドレスは、目的とする縮小率に縮小された画像データに
対するアドレスとする。すなわち、このアドレスa2
は、図3に示すように、縮小前の画像の横方向の画素数
はx画素(図5参照)であるから、縮小画像の横方向は
画像メモリ内で、縮小画像の最初(左上)の1バイト分
の画素データを示すアドレスを0番地とすると、次の画
素データは1番地、右上の画素データを示すアドレスは
(x/3/8)−1=(x/24)−1番地、というよ
うになる。このアドレスa2をステップs5でアドレス
バス42に出力する。ステップs6では、アドレス変換
回路31が設定されたパラメータに従ってアドレスを変
換する。このアドレス変換回路31は乗除算回路とカウ
ンタ回路によって構成することができる。つまり、アド
レスa2と設定された横方向の画素数xを用いて、縮小
画像に対するアドレスa2の示す画素データの横方向と
縦方向の座標を得る。この座標と縦横の縮小率を用い
て、実際に画像メモリ2に記憶されている画像データに
対するアドレスに変換される。さらにカウンタ回路を用
いてこのアドレスから連続したアドレスを、縮小率に従
った回数(この場合は3回)アドレスバス41に順次出
力する。ステップs7で画像メモリ2が、この連続した
3バイト分のアドレスに対するデータをデータバス51
に出力する。ステップs8でラッチ回路32がこの3バ
イト分の画素データを順次記憶して、3バイト(24画
素)分を並列にセレクタ回路33に送る。ステップs9
でこの画素データをセレクタ回路33が3画素につき2
画素を間引きして、8画素(1バイト)得てデータバス
52に出力する。ステップs10で縮小された1バイト
のデータをCPU1が得る。以下、ステップs11で縮
小画像1枚分の処理が終わっているか否かが判断され、
終っていなければステップs12にいってアドレスa2
を更新し、ステップs5からのステップを繰り返す。
【0016】以上のように、本実施例の画像縮小装置に
あっては、アドレスバスに出力するアドレスの演算処
理、及び得られた画素データに対する演算処理をCPU
1で行うことなく縮小画像データが得られるため、縮小
画像を非常に高速に得ることができる。また、これらの
演算処理のためのソフトウェアが必要なくなることか
ら、CPUを制御するためのソフトウェアの開発が容易
になる。
【0017】以上の方法は、画像メモリ2に記憶された
画像データ全体の縮小画像を得るための方法であるが、
アドレス変換回路31、ラッチ回路32、及びセレクタ
回路33に設定されるパラメータを適宜変更することに
よって、CPU1は画像メモリ内にはすでに縮小された
画像データが記憶されているとして、縮小画像データに
対するアドレスを用いて縮小画像データを得ることがで
きる。すなわち、縮小画像データの任意の一部分だけを
得る場合でも、その部分に対するアドレスを用いてアク
セスすることによって、一部分だけの縮小画像を得るこ
とができる。さらに、縮小画像を得るために出力するア
ドレスは、連続している必要はなく、ランダムに縮小画
像を得ることもできる。
【0018】ディスプレイ8に縮小画像を表示する処理
も、CPU1によって、アドレス変換回路31、ラッチ
回路32、及びセレクタ回路33に設定されるパラメー
タを適宜変更するだけで行える。すなわち、図2のステ
ップs1,s2,s3のようにしてアドレス変換回路3
1、ラッチ回路32、及びセレクタ回路33に対するパ
ラメータの設定を行うと、表示制御装置7が縮小画像に
対するアドレスを連続的にアドレスバス42に出力する
ことによって縮小された画像が1バイトずつデータバス
52から得られるので、パラレル−シリアル変換回路3
4がこの1バイトの画素データから1画素ずつ取り出
し、表示制御回路7がこの画素データをディスプレイ8
に表示することによって、縮小画像データをディスプレ
イ8に表示できる。この場合もCPU1は、画像データ
をアクセスするためのアドレスの演算処理、及び画素デ
ータに対する処理を行う必要がないので、縮小画像デー
タを高速に表示できる。
【0019】なお、前記実施例においては、CPU1と
して、1バイトごとにデータを処理するように構成され
たものを用い、画像メモリ2として、1枚分の二次元画
像データが1つのアドレスに対して1バイトごとに出力
されるように記憶されるものを用いた場合を例にとって
説明したが、本発明の要旨は、これに限定されるもので
はなく、任意の処理能力あるいはデータ転送能力を有す
るCPU及び画像メモリを適用できることは勿論であ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
画像データをアクセスするためのアドレス演算処理や、
得られたデータに対する演算処理をCPUで行わせるこ
となく所望の縮小率の縮小画像データを得られるので、
CPUの処理負担が軽減され、画像メモリ内の画像デー
タの縮小画像データを高速に得ることができる。また、
アドレス変換回路、ラッチ回路、及びセレクタ回路に対
するパラメータの設定を任意に行うことができるので、
画像メモリ内の画像データの任意の部分の縮小画像デー
タをランダムに得ることができる。また、CPUを制御
するためのソフトウェアを簡単にすることができること
から、ソフトウェアの開発が容易になる。また、縮小画
像データを表示するためのディスプレイ等を付設した場
合にも、CPUの処理負担が増加しないので、縮小画像
データを高速にディスプレイ等に表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る画像縮小装置の構成図である。
【図2】実施例に係る画像縮小装置を用いた画像縮小方
法を示す流れ図である。
【図3】横1/3、縦1/4に縮小した画像データを、
画像メモリに記憶した際のアドレス配置例を示す説明図
である。
【図4】従来例に係る画像縮小装置の構成図である。
【図5】画像メモリにおける画像データのアドレス配置
例を示す説明図である。
【図6】画像データを横方向に1/3に縮小する場合
の、横方向の間引き方法を示す説明図である。
【図7】画像データを縦方向に1/4に縮小する場合
の、縦方向の間引き方法を示す説明図である。
【図8】従来例に係る画像縮小装置を用いた画像縮小方
法を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 画像メモリ 6 制御線 7 表示制御回路 8 ディスプレイ 31 アドレス変換回路 32 ラッチ回路 33 セレクタ回路 34 パラレル−シリアル変換回路 41 アドレス変換回路より出力されるアドレスバス 42 CPUより出力されるアドレスバス 51 画像メモリより出力されるアドレスバス 52 CPUに入力されるデータバス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦、横がそれぞれ任意の画素数で構成さ
    れた二次元画像データを、連続した複数画素分を一つの
    単位としてアクセスできるように記憶した画像メモリ
    と、 前記画像データの選択、読み出し、及び演算処理を行う
    CPUと、 該CPUから出力された目的とする縮小率に縮小された
    画像データに対するアドレスを、該CPUの制御に従っ
    て、実際に前記画像メモリに記憶されている画像データ
    に対するアドレスに変換し、この変換されたアドレスか
    ら画像データの縮小率に応じた回数だけ連続してアドレ
    スを順に出力するアドレス変換回路と、 該アドレス変換回路からのアドレスによって選択された
    画像データを一時記憶するラッチ回路と、 該ラッチ回路に記憶された画像データから、前記目的と
    する縮小率に応じた間引き率で間引かれたデータを取り
    出すセレクタ回路と、 前記アドレス変換回路、ラッチ回路、及びセレクタ回路
    に前記CPUがパラメータを設定するための制御線とを
    含んで構成されていることを特徴とする画像縮小装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の装置に、前記CPUと前記ア
    ドレス変換回路とを接続するアドレスバスに画像データ
    の任意の部分を選択するためのアドレスを出力でき、か
    つ前記セレクタ回路から出力されたデータを1画素ずつ
    のデータに変換するパラレル−シリアル変換回路と、画
    像表示制御装置と、ディスプレイとを付加したことを特
    徴とする画像縮小装置。
JP5043831A 1993-03-04 1993-03-04 画像縮小装置 Withdrawn JPH06259540A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006048601A (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Namco Ltd プログラム、情報記憶媒体、及び画像生成システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006048601A (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Namco Ltd プログラム、情報記憶媒体、及び画像生成システム
JP4528056B2 (ja) * 2004-08-09 2010-08-18 株式会社バンダイナムコゲームス プログラム、情報記憶媒体、及び画像生成システム

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