JPH06259428A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

Info

Publication number
JPH06259428A
JPH06259428A JP5044964A JP4496493A JPH06259428A JP H06259428 A JPH06259428 A JP H06259428A JP 5044964 A JP5044964 A JP 5044964A JP 4496493 A JP4496493 A JP 4496493A JP H06259428 A JPH06259428 A JP H06259428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
file
input
code
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5044964A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Hirono
和久 広野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP5044964A priority Critical patent/JPH06259428A/ja
Publication of JPH06259428A publication Critical patent/JPH06259428A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書処理装置において、テキストメモリの容
量よりもはるかに大きいテキストを入力でき、印字可能
にすること。 【構成】 ファイル1〜9として保存されている文書デ
ータをテキストメモリ41に入力する場合、キーボード
上のF1〜F9キーで入力し、その際ファイルコードが
テキストメモリ41に記憶され(S4)、印字の時に記
憶されたファイルコードに対応する保存文書データをフ
ァイルエリア45から出力して、テープに印字する(S
9、S10、S11)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書処理装置に係わ
り、特に文書データをファイルとして保存する機能を備
えたものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の文書処理装置、例えば文
字や記号等が入力できるテープ印字装置においては、文
書データをファイルとしてファイルエリア内に記憶させ
て保存することができ、01、02・・・といったファ
イル管理番号により各々の文書データを管理し、ファイ
ル呼出操作により、ファイルとして保存されている文書
データをテキストメモリに入力する機能を備えている。
【0003】テープ印字装置は、図10に示すように、
テープ印字装置101の本体フレーム102の前面部に
キーボード103が配設され、キーボード103の後方
で本体フレーム102内部に印字機構106が配設さ
れ、また、キーボード103の後側で上方に湾曲した形
状の湾曲フレーム部104は文字や記号を6文字分表示
可能な小型の液晶ディスプレイ122が設けられてい
る。
【0004】キーボード103には、アルファベットや
ひらがなを入力するための文字キー107、スペースキ
ー108、液晶ディスプレイ122に表示された文字列
を右方向或いは左方向へスクロールさせるカーソルキー
109、選択キー110、印字を実行する印字キー11
3、ファイルモードに移行するためのファイルキー11
4、電源を0N・OFFするための電源キー115等が
設けられている。
【0005】このテープ印字装置におけるファイル呼出
操作の一例を図11に基づいて説明する。
【0006】図11(a)に示すような、6文字分表示
可能な液晶ディスプレイ122において、操作者がキー
ボード103上のファイルキー114を操作するとファ
イルモードに移行し、図11(b)に示すように、液晶
ディスプレイ122の表示がファイルモードのファイル
登録の状態になる。そして、ファイル呼出の状態にする
ために、右又は左向きのカーソルキー109を操作する
ことにより図11(c)に示すようなファイル呼出を表
示させる。
【0007】ここで、操作者が選択キー110を操作す
ることによりファイル呼出が確定され、図11(d)に
示すように登録されているファイルの管理番号とファイ
ル内容の先頭4文字が液晶ディスプレイ122に表示さ
れる。所望のファイル内容が表示されるまで右又は左向
きのカーソルキー109を操作し、図11(e)に示す
ように所望のファイル内容が表示された時点で、操作者
が選択キー110を操作すると図11(f)に示すよう
に、ファイルの管理番号と’呼出完了’が約1秒間液晶
ディスプレイ122に表示され、その後テキストメモリ
に所望のファイルの複数のコードデータから成る文書デ
ータが記憶され、図11(g)に示すように液晶ディス
プレイ122に所望のファイル内容が表示される。
【0008】ここで、操作者がキーボード上の印字キー
113を操作すると、図11(h)に示すようにテープ
105に印字が行なわれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テープ印字装置では、ファイルとして保存されている文
書データを印字するには、上記のようなファイル呼出操
作を行うことにより、文書データをテキストメモリに読
み出してから印字を行う必要があり、このファイル呼出
操作に手間がかかると共に、文書データの一連のコード
データそのものをテキストメモリに読み出す構成になっ
ているので、テキストメモリの容量以上のテキストの印
字は一度では実行できず、そのテキストを分割してテキ
ストメモリに入力して印字を行い、その後テキストメモ
リをクリアし、残りのテキストを入力して印字を行わな
ければならず、操作が非常に面倒である。
【0010】また、テキストメモリの容量を充分大きく
とれば後者の問題は解決されるが、メモリ容量の増大に
より装置が高価になる。
【0011】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、テキストメモリの記憶の容量を大き
くすることなく、テキストメモリの容量より大きい容量
のテキストをテキストメモリに入力でき、そのテキスト
を一度に印字できると共に、ファイルメモリに記憶され
ている文書データを容易に出力できる文書処理装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1の文書処理装置は、図1に示すように、文字
や記号に対応するコードデータや管理識別データを入力
する入力手段と、前記入力手段から入力された文字や記
号に対応するコードデータや管理識別データを記憶する
入力データ記憶手段と、前記入力データ記憶手段からコ
ードデータを読み出して文字や記号を出力する出力手段
と、前記入力手段により入力された一連のコードデータ
から成る文書データを前記管理識別データと対応付けて
記憶する文書データ記憶手段と、前記出力手段による出
力の際に、前記入力データ記憶手段に記憶されている入
力データが文字や記号に対応するコードデータであるか
管理識別データであるかを判断する判断手段と、その判
断手段により管理識別データと判断された場合、その管
理識別データに対応する文書データを前記文書データ記
憶手段から読み出して出力する記憶文書データ出力手段
とを備えている。
【0013】また、請求項2の文書処理装置は、請求項
1の記憶文書データ出力手段が印字手段から構成され、
その印字手段により管理識別データに対応する記憶文書
データを印字する。
【0014】更に、請求項3の文書処理装置は、文書デ
ータ記憶手段が、前記入力手段により入力された少なく
とも一つの管理識別データを含む入力データを新たな文
書データとして別の管理識別データと対応付けて記憶す
るように構成されている。
【0015】
【作用】上記の構成を有する請求項1の文書処理装置に
おいては、入力手段は文字や記号に対応するコードデー
タや管理識別データを入力するためのものであり、その
入力手段により入力された文字や記号に対応するコード
データや管理識別データは入力データ記憶手段に記憶さ
れる。そして、出力手段は入力データ記憶手段からコー
ドデータを読み出して、コードデータに応じた文字や記
号を出力する。
【0016】また、入力手段より入力された一連のコー
ドデータから成る文書データは、前記管理識別データと
対応付けて文書データ記憶手段に記憶され、出力手段に
よる出力の際に、判断手段が入力データ記憶手段に記憶
されている入力データが文字や記号に対応するコードデ
ータであるか管理識別データであるかを判断する。その
判断手段により管理識別データと判断された場合には、
記憶文書データ出力手段がその管理識別データに対応す
る文書データを文書データ記憶手段から読み出して出力
する。
【0017】請求項2の文書処理装置においては、印字
手段によって構成される記憶文書データ出力手段は、管
理識別データに対応する記憶文書データを印字する。
【0018】請求項3の文書処理装置においては、文書
データ記憶手段は入力手段により入力された少なくとも
一つの管理識別データを含む入力データを新たな文書デ
ータとして別の管理識別データと対応付けて記憶する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。
【0020】本実施例は、漢字やひらがなやアルファベ
ット文字及び記号等の多数のキャラクタを印字用テープ
に印字可能なテープ印字装置に本発明を適用した場合の
ものである。
【0021】テープ印字装置は、図2に示すように、テ
ープ印字装置1の本体フレーム2の前面部にはキーボー
ド3が配設され、そのキーボード3の後方における本体
フレーム2内部に印字機構6が配設され、また、キーボ
ード3の後側で上方に湾曲した形状の湾曲フレーム部4
には文字や記号を6文字分表示可能な小型の液晶ディス
プレイ22が設けられている。
【0022】キーボード3には、アルファベットやひら
がなを入力するための文字キー7、スペースキー8、液
晶ディスプレイ22に表示された文字列を右方向或いは
左方向へスクロールさせるカーソルキー9、入力データ
を漢字に変換しない無変換キー10、入力データを漢字
に変換する変換キー11、印字フォーマットを設定する
ためのフォーマット設定キー12、印字を実行する印字
キー13、印字用テープ5をテープ送りするためのテー
プ送りキー14、入力データをファイル登録するファイ
ル登録キー15、電源をON・OFFするための電源キ
ー16等が設けられている。
【0023】本実施例ではファイルをファイル番号と対
応付けて保存するものとし、ファイル番号の1〜9に登
録されている文書データを後述するテキストメモリ41
に入力する手段としてF1〜F9キーの9つのファイル
キー18を持っているものとする。また、このファイル
キー18が入力された場合には、液晶ディスプレイの最
右桁にF1〜F9が表示される。
【0024】前記印字機構6には、上下方向に所定数の
発熱素子を列設したサーマルヘッド19(図3参照)が
設けられており、そのサーマルヘッド19に、透明なフ
ィルムからなる所定幅(例えば、12mm)を有する印字
用テープ5とインクリボンとが供給されながらこれら発
熱素子に通電され、印字用テープ5上には複数のドット
列により文字や記号が印字され、その後この印字用テー
プ5に両面テープが接合された状態で、本体フレーム2
から外部にテープ送りされる。
【0025】これら印字用テープ5やインクリボンや両
面テープ等は矩形状のテープ収納カセットに一体的に内
蔵されている。
【0026】尚、印字機構6の詳細については、実開平
1−85050号公報に記載されているので、説明を省
略する。
【0027】また、テープ印字装置1の制御系は、図3
のブロック図に示すように構成されている。
【0028】制御装置Cは、CPU29と、このCPU
29にデータバス等のバス28を介して接続された入出
力インターフェース27、CGROM30、ROM31
・32及びRAM40とから構成されている。
【0029】更に、入出力インターフェイス27には、
キーボード3と、液晶ディスプレイ(LCD)22に表
示データを出力するための表示用RAMを有するディス
プレイコントローラ(LCDC)23と、サーマルヘッ
ド19を駆動するための駆動回路25と、前記印字用テ
ープ5やインクリボンや両面テープを巻装した複数のス
プールと各種ローラとを回転駆動させるテープ送りモー
タ24を駆動するための駆動回路26と、警告用ブザー
20のための回転駆動21とが夫々接続されている。
【0030】CGROM30には、多数のキャラクタの
各々に関して、表示のためのドットパターンデータがコ
ードデータに対応させて格納されている。
【0031】ROM31には、キャラクタを印字するた
めに多数のキャラクタの各々に関して、キャラクタの輪
郭線を規定する輪郭線データ(アウトラインデータ)が
書体(ゴシック系書体、明朝系書体など)毎に分類され
コードデータに対応させて格納されている。
【0032】ROM32には、キーボード3から入力さ
れた文字や数字や記号等のキャラクタのコードデータに
対応させてディスプレイコントローラ23を制御する表
示駆動制御プログラム、テキストメモリ41の各コード
データに対応するアウトラインデータから印字用のドッ
トパターンデータに変換処理して印字バッファ43に展
開するイメージ展開処理制御プログラム、印字バッファ
43のデータを順次読出してサーマルヘッド19やテー
プ送りモータ24を駆動する印字駆動制御プログラム、
後述のテープ印字制御プログラム、本願特有のファイル
入力制御の制御プログラム等が格納されている。
【0033】RAM40には、テキストメモリ41、印
字フォーマットメモリ42、印字バッファ43、ファイ
ルメモリ45が設けられている。
【0034】テキストメモリ41にはキーボード3から
入力された文字や記号及びファイル等のコードデータが
入力データとして記憶され、その記憶容量は10コード
データである。そして、キーボード3上の文字キー7に
より文字が入力された場合、テキストメモリ41に入力
される文字や記号のコードデータにはJISコードの2
バイトコードを用い、ファイルの入力に対しても文字の
コードデータと同様の2バイト構成のコードデータをフ
ァイルコードとして割り当てる。そのコードデータによ
り、入力されたデータが文字や記号であるか、ファイル
であるかを判別可能である。ファイルに関しては、ファ
イル1〜9に対してFF01H〜FF09Hをファイル
コードとして割り当て、上位1バイトのコードがFFH
であることによりデータがファイルであることが判別で
き、また下位1バイトがファイル番号を示すように構成
されており、ファイルの1〜9のどのファイルが入力さ
れたかファイル番号自体も識別可能となっている。
【0035】印字フォーマットメモリ42には、設定さ
れた文字サイズデータや書体のデータや印字方向(縦書
き方向又は横書き方向)等複数の印字フォーマット情報
が格納される。
【0036】印字バッファ43には、イメージ展開され
た複数の文字や記号のドットパターンデータが格納され
る。
【0037】ファイルエリア45は、文書データをファ
イルとして保存しておくエリアで、図4に示すように、
ファイル管理テーブル45aとファイル保存エリア45
bから構成されている。ファイル保存エリア45bには
ファイルとして登録された文書データが記憶される。フ
ァイルの管理テーブル45aは、ファイル1の文書デー
タがファイル保存エリア45bのどこに記憶されている
かを示す保存先アドレスを記憶する領域、次にファイル
2の保存先アドレスを記憶する領域が、ファイル9まで
同様にして配列されている。ここで、左隅に記入されて
いる数字は、それぞれの領域のアドレスを示している。
【0038】例えば、ファイル2に’ABCDE’とい
う5文字の文書データと、ファイル8に’123456
7’という7文字文書データが保存されている場合、フ
ァイルエリア45は図5に示すようになっており、ファ
イル管理テーブル45a中のファイル2の保存先アドレ
スを記憶する領域45c(0002H)には、ファイル
保存エリア45bにおいてファイル2の内容の先頭であ
る”A”のコードデータが記憶されている場所を示す0
012Hが書き込まれ、ファイル8の保存先アドレスを
記憶する領域45d(000EH)には、ファイル8の
内容の先頭である”1”のコードデータが記憶されてい
る場所を示す001EHが書き込まれる。
【0039】そして、ファイル保存エリア45には’A
BCDE’のコードデータと、その後ろにファイルの文
書データの終わりを表すファイルエンドコード、’12
34567’のコードデータとファイルエンドコードが
記憶されている。このファイルエンドコードにはFE0
0Hを割り当て、文字や記号のコード及びファイルコー
ドと判別可能となっている。
【0040】尚、少なくとも、テキストメモリ41、印
字フォーマットメモリ42及びファイルメモリ45は、
その記憶内容が揮発しないように常にバックアップされ
ている。
【0041】次に、テープ印字装置1の制御装置Cで行
なわれるテープ印字装置の制御ルーチンについて、図7
に示すようにファイルが登録されている時に、印字結果
が図8(f)となるようにファイルを入力して、印字す
る場合を例として、図6に示すフローチャートに基づい
て説明する。
【0042】図7に示されるような文字列をファイル登
録するには、例えばファイル1の場合、キーボード3か
ら’ABCDE’を入力し(S1:Yes,S2:N
o)、テキストメモリ41に’ABCDE’のコードデ
ータを記憶する(S3,S4)。その状態で、キーボー
ド3上のファイル登録キー15を操作し(S1:Ye
s,S2:Yes,S5:No,S13:Yes)、フ
ァイル登録処理を行う。
【0043】ファイル登録処理においては、操作者がキ
ーボード3上のファイルキー18のF1キーを操作する
と、テキストメモリ41に記憶されている’ABCD
E’の文書データをファイル1に対応させて保存するた
めに、図8に示すファイルエリア45中のファイル保存
エリア45bに’ABCDE’の文書データとファイル
エンドコードを記憶させ、ファイル管理テーブル45a
中のファイル1保存先アドレスの記憶する領域45e
(0000H)に先頭の”A”の記憶されている場所を
示す0012Hが記憶される。
【0044】上述のような処理により図7に示すように
ファイル登録されている状態で、電源キー操作により電
源が投入されると、図6に示すテープ印字制御が開始さ
れる。この時、液晶ディスプレイ22には図8(a)に
示すように何も表示されていない。
【0045】キー操作がなければ(S1:No)、キー
操作がなされるまでS1の判断を繰り返す。ここで、数
字キー7の”1”が入力されると(S1:Yes)、入
力キー”1”のキーコードがキーボード3から出力され
る。次に、このキーコードに基づいて、入力キーがファ
ンクションキーであるかが判断され(S2)、入力キー
はファンクションキーではないので(S2:NO)、そ
のキーコードを入力された数字の”1”を表すコードデ
ータの0317Hに変換し(S3)、テキストメモリ4
1にこの0317Hを記憶して(S4)、S1に戻る。
この時、図8(b)に示すように液晶ディスプレイ22
の最右桁に”1”が表示される。
【0046】次に、ファイル1を選択するためにF1キ
ー18が入力されると(S1:Yes)、数字キーの場
合と同様に入力キー”F1”のキーコードが出力され、
このキーコードに基づいて、入力キーがファンクション
キーであるかが判断され(S2)、入力キーはファンク
ションキーではないので(S2:NO)、そのキーコー
ドをファイル1に対応するファイルコードのFF01H
に変換し(S3)、テキストメモリ41にそのFF01
Hを記憶して(S4)、S1に戻る。この時、図8
(c)に示すように液晶ディスプレイ22の最右桁に”
F1”が表示され、前に最右桁に表示されていた”1”
は一つ左にずれる。
【0047】更に、数字キー7の”2”が入力されると
(S1:Yes)、前述の数字キー”1”と同様の処理
が行なわれ、テキストメモリ41に”2”のコードデー
タの0318Hが記憶され、図8(d)に示すように液
晶ディスプレイ22に表示され、次にファイル2を入力
するためにF2キー18が入力されると(S1:Ye
s)、前述のF1キーと同様の処理が行なわれ、ファイ
ル2のファイルコードのFF02Hがテキストメモリ4
1に記憶され、図8(e)に示すように液晶ディスプレ
イ22に表示される。
【0048】以上の入力により、テキストメモリ41に
は数字”1”のコードデータの0317H、ファイル1
のファイルコードのFF01H、数字”2”のコードデ
ータの0318H、ファイル2のコードデータFF02
Hの4つのコードデータと、そしてテキストエンドコー
ドが記憶されている。このテキストエンドコードは現在
テキストメモリ41に入力されている文書データの最後
尾に自動的につけられるコードでありFD00Hが割り
当てられている。
【0049】この文書データを印字用テープ5に印字す
るために、印字キー13が操作されると(S1:Ye
s)、次に、入力されたキーがファンクションキーであ
るかが判断され(S2)、印字キーはファンクションキ
ーなので(S2:Yes)、S5以降のファンクション
キー処理へ進む。
【0050】ファンクションキー処理において、入力さ
れたキーが印字キーなので(S5:Yes)、まずテキ
ストメモリ41から1つ目のコードデータの0317H
を読み込み(S6)、そのコードデータが文書データの
終わりを示すテキストエンドコードであるかが判断され
(S7)、テキストエンドコードでないので(S7:N
O)、次にファイルコードであるかが判断される(S
8)。ファイルコードでもないので(S8:No)、こ
こで0317Hが示す数字の”1”が印字用テープ5に
印字され(S12)、S6に戻り、次にFF01Hが読
み込まれる(S6)。FF01Hはテキストエンドコー
ドではなく、ファイルコードであり(S7:No,S
8:Yes)、ファイルコードの下位1バイトがファイ
ル番号と対応しているので、FF01Hの場合はファイ
ル1の読み込み、印字処理を行う。
【0051】ファイル読み込み、印字処理においては、
図9に示すようなファイルエリア45中のファイル管理
テーブル45aより、読み込むファイル1の文書データ
が図9のファイル保存エリア45bのどこに記憶されて
いるかを見て、ファイル1の文書データはファイル保存
エリア45b内の0012H番地から記憶されているの
で、0012H番地よりコードデータを1つ読み込む
(S9)。読み込んだコードデータは”A”のコードデ
ータであり、ファイルエンドコードではないので(S1
0:No)、”A”がテープ5に印字され(S11)、
次のコードデータを1つ読み込む(S9)。次に読み込
んだコードデータは”B”のコードデータなので、”
A”と同様の処理により”B”がテープ5に印字され
(S10:No,S11)、S9に戻り、更に次のコー
ドデータを読み込む。このようにしてファイルの終わり
を示すファイルエンドコードを読み込むまでテープ5に
印字を続ける。
【0052】読み込んだコードデータがファイルエンド
コードである場合は(S10:Yes)、S6に戻りテ
キストメモリ41から次のコードデータである0318
Hを読み込み(S6)、S7,S8,S12により数字
の”2”がテープ5に印字され、S6に戻る。次に読み
込むデータはFF02Hで、これはファイルコードであ
り、下位1バイトよりファイル2の文書データを読み込
み、印字する。
【0053】前述の読み込み、印字処理と同様に、図9
に示すファイルエリア45中のファイル管理テーブル4
5aより、読み込むファイル2の文書データがファイル
保存エリア45bのどこに記憶されているかを見て、フ
ァイル2の文書データはファイル保存エリア45b内の
001EH番地から記憶されているので、001EH番
地よりコードデータを1つ読み込む(S9)。読み込ん
だコードデータは”a”のコードデータで、ファイルエ
ンドコードでないので(S10:No)、”a”をテー
プ5に印字し(S11)、次のコードデータを1つ読み
込む(S9)。読み込んだコードデータは”b”のコー
ドデータなので、”b”がテープ5に印字される(S1
0:No,S11)。このようにしてファイルエンドコ
ードを読み込むまで印字を続け、読み込んだコードがフ
ァイルエンドコードである場合は(S10:Yes)、
S6に戻り、テキストメモリ41より次のコードである
テキストエンドコードを読み込み(S6)、テキストメ
モリ41の文書データのテープ印字を終了し(S7:Y
es)、S1に戻る。
【0054】これによって、テキストメモリ41の記憶
容量が10文字分であっても、ファイルとして保存され
ている文書データを入力することにより、図8(f)に
示すように12文字のテキストを一度に印字することが
できる。
【0055】尚、入力キーがファンクションキーであり
(S2:Yes)、印字キーでなければ(S5:N
o)、キーに応じた処理を行う(S13)。
【0056】印字キー以外のファンクションキーとして
は削除キーやカーソルキー等があり、削除キーの場合の
キーに応じた処理(S13)とは、テキストメモリ41
のカーソル位置の文字を削除することであり、カーソル
キーの場合のキーに応じた処理(S13)とは、入力済
みテキストメモリ41の内容のカーソル位置を切り換え
ることである。
【0057】また、ファイル3として1F12F2を登
録しておけば、ファイルキー18のF3キーを操作する
ことにより上記と同様の印字結果が得られる。
【0058】このように通常の文字や記号を入力するの
と同様にして、F1キーやF2キーという1つのキー入
力でテキストメモリ41に各々のファイルを入力するこ
とができる。
【0059】実施例のテープ印字装置においては、テキ
ストメモリ41にファイルとして保存されている文書デ
ータを入力する場合に、文書データの一連のコードデー
タでなく、対応するファイルコード2バイトで入力して
いるので、テキストメモリ41の残容量が少ない場合で
も確実にファイルを入力することができると共に、テキ
ストメモリ41の容量よりはるかに大きい容量の文書デ
ータが入力できる。
【0060】また、ファイルコードが文字や記号などの
従来テキストに入力されるもののコードデータと同様の
構成であるため、ファイルの挿入、編集操作に関して
も、文字や記号の挿入、編集と同じプログラムが使用で
きる。
【0061】さらに、ファイルが入力された場合にファ
イルとして保存されている文書データの内容を液晶ディ
スプレイ22に表示せずに、印字においてのみ出力する
構成としているので、液晶ディスプレイ22が小さく表
示可能文字数が少ない場合にも対応できる。
【0062】尚、本実施例ではファイルを1キーで入力
できるようなキー構成としたが、ファイル入力用のキー
を設け、このキーを操作後に数字キーを入力することに
よりファイル番号を指定するようにしてもよい。
【0063】また、数字の変わりにアルファベット等を
用いてもよい。
【0064】さらに、ファイルの入力時にファイルとし
て保存されている内容を所定時間液晶ディスプレイに表
示するようにしたり、図7に示すようにファイルが登録
されている時に、例えばファイル1が削除されると、フ
ァイル3が影響を受けるので、この場合には何らかの表
示を行って操作者に知らせる等してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
案の文書処理装置は、入力データ記憶手段に文書データ
記憶手段により記憶されている文書データを記憶する場
合に、その文書データに対応する管理識別コードを記憶
する構成になっているので、入力データ記憶手段の記憶
容量を大きくすることなく、その記憶容量より大きい入
力データを印字でき、また記憶されている文書データを
容易に出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図である。
【図2】テープ印字装置の平面図である。
【図3】テープ印字装置の制御系のブロック図である。
【図4】ファイルエリア内のファイル管理テーブルとフ
ァイル保存エリアの模式図である。
【図5】ファイル2に’ABCDE’、ファイル8に’
1234567’を登録した時のファイルエリアの状況
を示した図である。
【図6】テープ印字装置の制御ルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図7】ファイルの登録状況である。
【図8】テキストメモリにファイルを入力して印字を行
うまでの手順を示した図である。
【図9】図7のようにファイルが登録されている時のフ
ァイルエリアの状況を示した図である。
【図10】従来のテープ印字装置の平面図である。
【図11】従来の呼び出し操作によりファイルを入力し
て、印字を行なうまでの手順を示した図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 3 キーボード 22 液晶ディスプレイ 29 CPU 32 ROM 40 RAM 41 テキストメモリ 45 ファイルエリア C 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号に対応するコードデータや管
    理識別データを入力する入力手段と、 前記入力手段から入力された文字や記号に対応するコー
    ドデータや管理識別データを記憶する入力データ記憶手
    段と、 前記入力データ記憶手段からコードデータを読み出して
    文字や記号を出力する出力手段と、 前記入力手段により入力された一連のコードデータから
    成る文書データを前記管理識別データと対応付けて記憶
    する文書データ記憶手段と、 前記出力手段による出力の際に、前記入力データ記憶手
    段に記憶されている入力データが文字や記号に対応する
    コードデータであるか管理識別データであるかを判断す
    る判断手段と、 その判断手段により管理識別データと判断された場合、
    その管理識別データに対応する文書データを前記文書デ
    ータ記憶手段から読み出して出力する記憶文書データ出
    力手段とを備えたことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶文書データ出力手段が印字手段
    から構成され、管理識別データに対応する記憶文書デー
    タが印字されることを特徴とする請求項1に記載の文書
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記文書データ記憶手段は、前記入力手
    段により入力された少なくとも一つの管理識別データを
    含む入力データを新たな文書データとして別の管理識別
    データと対応付けて記憶することを特徴とする請求項1
    に記載の文書処理装置。
JP5044964A 1993-03-05 1993-03-05 文書処理装置 Pending JPH06259428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5044964A JPH06259428A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 文書処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5044964A JPH06259428A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 文書処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06259428A true JPH06259428A (ja) 1994-09-16

Family

ID=12706176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5044964A Pending JPH06259428A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 文書処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06259428A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05305730A (ja) テープ印字装置
JP2913758B2 (ja) 文書処理装置
JPH03229356A (ja) 文書処理装置のレイアウト表示制御装置
JP2985910B2 (ja) 印字装置
JPH05305748A (ja) 印字装置
JPH0326409B2 (ja)
JP3280073B2 (ja) 文書処理装置
JPH0615909A (ja) テープ印字装置
JPH06259428A (ja) 文書処理装置
JPS63167959A (ja) 文書作成装置
JP4491220B2 (ja) 小印刷物作成装置、小印刷物作成方法及び小印刷物作成プログラム
JP3064810B2 (ja) ラベル作成装置
EP0274436B1 (en) Word processing apparatus
JPH07276715A (ja) 任意行数のブロックを複数印字可能なテープ印字装置
JP3054179B2 (ja) ラベルプリンタ
JPH06110891A (ja) 文書作成装置
JPH05177901A (ja) 印字装置
JPH07125373A (ja) 印刷装置
JP3347519B2 (ja) テープ印刷装置およびその印刷指示方法
JP3036260B2 (ja) 情報処理装置
JPS6315287A (ja) パタ−ン発生装置
JPH11254777A (ja) 文字情報処理装置
JP2903516B2 (ja) 文書処理装置
JPH05324641A (ja) テープ印字装置
JPS62266654A (ja) ワ−ドプロセツサ