JPH06259195A - カーソル表示位置通知回路 - Google Patents

カーソル表示位置通知回路

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JPH06259195A
JPH06259195A JP7776693A JP7776693A JPH06259195A JP H06259195 A JPH06259195 A JP H06259195A JP 7776693 A JP7776693 A JP 7776693A JP 7776693 A JP7776693 A JP 7776693A JP H06259195 A JPH06259195 A JP H06259195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
display position
circuit
cursor
cpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP7776693A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kumagai
雅之 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPUがカーソルの表示位置を読むのに必要
のない信号をCPUに通知するのをなくし、CPUのカ
ーソル表示位置を読む処理負担を軽くすることができる
カーソル表示位置通知回路を提供する。 【構成】 トラックボール1のボールの回転速度を検出
する回転速度検出回路3と、カーソルの表示位置を通知
するラッチ回路9と、検出した回転速度が大きいときは
通知周期を長くし、小さいときは通知周期を短く、また
0のときはカーソル表示位置を通知しないように、前記
トラックボール1のボールの回転速度に応じて通知周期
を変化させるセレクタ8とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラックボールのボー
ルの回転からカーソルの表示位置を読み取り、このカー
ソルの表示位置を通知するカーソル表示位置通知回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置では、カーソル位置
通知回路が定期的にCPU(中央処理装置)に割り込み
信号を入力し、CPUがカーソル表示位置の値を読んで
いた。
【0003】図2は、従来のカーソル表示位置通知回路
の一例を示す構成ブロック図である。図2において、こ
の通知回路では、トラックボール21、カウンタ22、
ラッチ回路23、周期信号発生回路24、CPU25等
で構成されている。
【0004】また、同図中、符号A〜Dは信号である。
また、このうち信号Aはトラックボール21の図示せぬ
ボールの回転に応じて、このトラックボール21より出
力されるパルス信号で、信号Bは信号Aをカウンタ22
でカウントしたカーソルの表示位置信号、信号CはCP
U25のデータバス、信号DはCPU25にカーソル表
示位置を読み出すように指示する割り込み信号である。
【0005】次に、動作について説明する。トラックボ
ール21のボールが回転すると、この回転に応じたパル
ス信号Aが出力され、これがカウンタ22でカウントさ
れる。また、周期信号発生回路24からは信号Dが出力
され、この信号DでCPU25にカーソル表示位置(座
標)を読むように指示する割り込みがかけられると同時
に、ラッチ回路23がカーソル表示位置(信号B)をラ
ッチする。さらに、信号Dにより割り込みがかけられた
CPU25は、信号Cを通してラッチ回路23からカー
ソル表示位置を読み、これを図示せぬ表示回路を通して
ディスプレイに表示する。
【0006】そして、この通知回路では、どのような場
合でもカーソルの表示位置を常に一定間隔でCPU25
に通知する構成となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の通知回路では、どのような場合でもカーソルの表示位
置を常に一定間隔でCPU25に通知していた。すなわ
ち、例えば、1)カーソルがゆっくりと動いているとき
はカーソル位置を微妙に調節している場合であり、この
ような場合はカーソル位置を細かく通知する必要があ
る。2)これとは逆に、カーソルが速く動いているとき
はカーソルを大きく移動している場合であり、このよう
な場合は途中の位置を細かく通知する必要はない、にも
かかわらず従来の通知回路ではどの場合でも一定間隔で
カーソル位置を通知していた。このため、CPU25が
カーソル表示位置を読む必要がない場合でもカーソル表
示位置を読むと言う不必要な処理が発生するので、他の
処理が遅くなる等、CPU25の性能を十分に出せない
と言う問題点があった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的はCPUへの無駄な通知をなくし、
CPUがカーソルの表示位置を読むための処理負担を軽
くして処理速度を向上させることができるようにしたカ
ーソル表示位置通知回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、トラックボールのボールの回転からカーソル
の表示位置をCPUで読み取り、ディスプレイに表示す
るためのものであって、前記トラックボールのボールの
回転速度を検出する回路と、前記カーソルの表示位置を
通知する回路と、検出した回転速度が大きいときは通知
周期を長くし、小さいときは通知周期を短く、また0の
ときはカーソル表示位置を通知しないように、それぞれ
前記トラックボールのボールの回転速度に応じて通知周
期を変化させる回路とを設けたものである。
【0010】
【作用】この構成によれば、トラックボールのボールの
回転速度によってカーソルの表示位置を通知する周期信
号を切り換え、CPUに有効なカーソルの表示位置のみ
通知することができる。したがって、CPUが無駄なカ
ーソル表示位置を読むことがなくなり、他の処理速度が
上がる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例として示すカ
ーソル表示位置通知回路の構成ブロック図である。
【0012】図1において、この通知回路では、トラッ
クボール1、カウンタ2、回転速度検出回路3、テーブ
ル4、周期信号発生回路5、2分周回路6、4分周回路
7、セレクタ8、ラッチ回路9、CPU10等で構成さ
れている。
【0013】また、同図中、符号a〜kは信号である。
各信号a〜kについてさらに説明すると、信号aはトラ
ックボール1の図示せぬボール部分の回転に応じてトラ
ックボール1より出力されるパルス信号であり、信号b
は信号aをカウンタ2でカウントしたカーソルの表示位
置信号、信号cはトラックボール1におけるボール部分
の回転速度信号、信号dは周期信号発生回路5から発生
される周期信号、信号eは信号dを2分周回路6によっ
て2分周した周期信号、信号fは信号dを4分周回路7
によって4分周した周期信号、信号gは常に理論値
“0”の信号である。
【0014】信号h及び信号iはテーブル4の出力信号
であり、セレクタ8がどの入力信号を選択するか規定す
る信号である。また、信号h及び信号iの各理論値は、
信号cの値Cに応じて、次の表1に示す出力となるよう
に設定してある。なお、表1中、α,βは回転速度の比
較データであり、α<βである。
【0015】
【表1】
【0016】信号jはセレクタ8の出力信号であり、こ
の信号jには信号hの理論値と信号iの理論値とに応じ
てセレクタ8が選択した信号d,信号e,信号f,信号
gの何れかが選ばれる。また、信号kはデータバスであ
る。
【0017】さらに回路構成について詳述すると、カウ
ンタ2は信号aのパルス数をカウントし、カーソルの表
示位置(座標)を信号bとして出力する。
【0018】回転速度検出回路3は信号dのタイミング
で信号cを読み取り、信号dの1周期前の信号cの値C
との差をとることでトラックボール1の回転速度を検出
し、信号cとして出力する。
【0019】テーブル4はセレクタ8がどの入力信号を
選択するかを規定する信号を出力するもので、上述した
ように信号cの値Cに応じて信号h及び信号iを表1に
示す理論値にしたがって出力する。
【0020】周期信号発生回路5は周期信号dを出力す
る回路で、2分周回路6は信号dを2分周して信号eを
出力する回路、4分周回路7は信号dを4分周して信号
fを出力する回路である。
【0021】セレクタ8は、信号d,e,f,gを選択
して信号jとして使用するもので、信号hの理論値と信
号iの理論値とに応じて、次の表2に示す規則に従って
各信号d,e,f,gの一つを選択する状態に設定され
ている。
【0022】
【表2】
【0023】ラッチ回路9は、信号jのタイミングで信
号bをラッチして出力する回路である。
【0024】次に、通知回路の動作について説明する。
まず、トラックボー1のボールが回転すると、この回転
に応じたパルス信号aが出力され、これがカウンタ2で
カウントされる。このカウンタ2でカウントされた信号
bはラッチ回路9及び回転速度検出回路3に入力され
る。回転速度検出回路3では、信号dのタイミングで信
号cを読み取り、信号dの1周期前の信号cの値との差
分をとることでトラックボール1の回転速度を検出し、
これを信号cとして出力する。すると、テーブル4で
は、セレクタ8がどの信号を選択するかを指示する信号
h,iをそれぞれ出力する。
【0025】ここで、トラックボール1をゆっくりと動
かしている場合、すなわち0<C≦αのときは、信号h
が理論値0、信号iが理論値0となるため、セレクタ8
は信号dを選択し、信号dのタイミング、すなわち周期
信号発生回路5から発生される周期信号でCPU10に
割り込みをかけ、同時にラッチ回路9がカーソル表示位
置(b)をラッチする。すると、信号d(信号j)によ
り割り込みがかけられたCPU10は信号kを通してラ
ッチ回路9からカーソル表示位置を読み、これを図示せ
ぬ表示回路を通してディスプレイに表示する。
【0026】これに対して、トラックボール1を速く動
かした場合、例えば信号cの値Cがが0<C≦βのとき
は信号hが理論値0、信号iが理論値1となるため、セ
レクト8は信号eを選択し、信号eのタイミング、すな
わち周期信号発生回路5から発生される周期信号dを2
分周した、長い周期の信号でCPU10に割り込みをか
け、同時にラッチ回路9がカーソル表示位置をラッチす
る。すると、信号e(信号j)により割り込みがかけら
れたCPU10は信号kを通してラッチ回路9からカー
ソル表示位置を読み、これを図示せぬ表示回路を通して
ディスプレイに表示する。
【0027】また、トラックボール1の回転が加速され
ている場合、例えば信号cの値Cがβ<Cのときは信号
hが理論値1、信号iが理論値0となるため、セレクタ
8は信号fを選択し、信号fのタイミング、すなわち周
期信号発生回路5から発生される周期信号dを4分周し
た、さらに長い周期信号でCPU10に割り込みをか
け、同時にラッチ回路9がカーソル表示位置をラッチす
る。すると、信号f(信号j)により割り込みがかけら
れたCPU10は信号kを通してラッチ回路9からカー
ソル表示位置を読み、これを図示せぬ表示回路を通して
ディスプレイに表示する。
【0028】一方、トラックボール1が停止している場
合、例えば信号cの値CがC=0のときは信号hが理論
値1、信号iが理論値1となるため、セレクタ8は信号
gを選択し、CPU10には割り込みをかけない。
【0029】したがって、この実施例の通知回路によれ
ば、トラックボール1のボールの回転速度によってカー
ソルの表示位置を通知する周期信号を切り換えてCPU
10に有効なカーソルの表示位置のみ通知するようにし
たため、CPU10が無駄なカーソル表示位置を読むこ
とがなくなる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るカー
ソル表示位置通知回路によれば、トラックボールのボー
ルの回転速度によってカーソルの表示位置を通知する周
期信号を切り換え、CPUに有効なカーソルの表示位置
のみを通知するようにしているので、CPUが無駄なカ
ーソル表示位置を読むことがなくなり、他の処理速度が
上がる等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカーソル表示位置通知
回路の構成ブロック図である。
【図2】従来のカーソル表示位置通知回路の一例を示す
構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 トラックボール 2 カウンタ 3 回転速度検出回路 4 テーブル 5 周期信号発生回路 6 2分周回路 7 4分周回路 8 セレクタ 9 ラッチ回路 10 CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックボールのボールの回転からカー
    ソルの表示位置をCPUで読み取り、ディスプレイに表
    示する装置におけるカーソル表示位置通知回路におい
    て、 前記トラックボールのボールの回転速度を検出する回路
    と、 前記カーソルの表示位置を通知する回路と、 検出した回転速度が大きいときは通知周期を長くし、小
    さいときは通知周期を短く、また0のときはカーソル表
    示位置を通知しないように、それぞれ前記トラックボー
    ルのボールの回転速度に応じて通知周期を変化させる回
    路とを設けたことを特徴とするカーソル表示位置通知回
    路。
JP7776693A 1993-03-10 1993-03-10 カーソル表示位置通知回路 Pending JPH06259195A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7776693A JPH06259195A (ja) 1993-03-10 1993-03-10 カーソル表示位置通知回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7776693A JPH06259195A (ja) 1993-03-10 1993-03-10 カーソル表示位置通知回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06259195A true JPH06259195A (ja) 1994-09-16

Family

ID=13643071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7776693A Pending JPH06259195A (ja) 1993-03-10 1993-03-10 カーソル表示位置通知回路

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JP (1) JPH06259195A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010049558A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Sony Corp 入力装置、制御装置、制御システム及び制御方法
KR20210132460A (ko) * 2020-04-27 2021-11-04 한화시스템 주식회사 커서 정보 계산 방법

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JP2010049558A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Sony Corp 入力装置、制御装置、制御システム及び制御方法
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