JP2581024B2 - クロック異常検出回路 - Google Patents

クロック異常検出回路

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JP2581024B2
JP2581024B2 JP6304409A JP30440994A JP2581024B2 JP 2581024 B2 JP2581024 B2 JP 2581024B2 JP 6304409 A JP6304409 A JP 6304409A JP 30440994 A JP30440994 A JP 30440994A JP 2581024 B2 JP2581024 B2 JP 2581024B2
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佳子 江田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロック異常検出回路に
関し、特にクロック信号に混入したひげ状の異常パルス
を検出するクロック異常検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のクロック異常検出回路
は、監視クロックを用いて、その周波数より小さい周波
数を有する被監視クロックに混入したひげ状パルスを検
出するようになっていた(例えば、特開平3−1962
09号公報参照)。すなわち、従来のクロック異常検出
回路は、例えば図3に示すように、バッファ41と、第
1カウンタ111と、第2カウンタ121と、D−フリ
ップフロップ211と、シフトレジスタ221と、EO
Rゲート311と、第3カウンタ312と、インバータ
313と、インバータ321と、ANDゲート322
と、NORゲート323と、ORゲート324とから構
成されていた。
【0003】このような従来のクロック異常検出回路で
は、時刻t1(図4(a)参照)において、被監視クロ
ックCKにひげ状パルスp1が重畳すると、第1カウン
タ111は1つカウントを進め、その出力D1はトグル
変化する。これに応じて、次の監視クロックCKS が到
来する時刻t2には、D−フリップフロップ211の出
力S1が変化する。一方、時刻t2の被監視クロックC
Kのレベルと時刻t0の被監視クロックCKのレベルと
が同じであるため、シフトレジスタ221の出力S21
は時刻t2で変化せず、第2カウンタ121の出力D2
も変化しない。したがって、時刻t2で出力S1と出力
D2との比較結果が不一致となり、EORゲート311
の検出出力ALM1’が“H”レベルになる。この状態
は、次の監視クロックCKS が到来する時刻t4でも変
わらない。したがって、時刻t2から監視クロックCK
S の半クロック後の時刻t3では、第3カウンタ312
はクリアが解除されているため、カウント値が1つ進
み、時刻t4から監視クロックCKS の半クロック後の
時刻t5でまたカウント値が1つ進む。すると、第3カ
ウンタ312のカウント値が2に達し、21 の位である
検出出力ALM1が“H”レベルになり、ORゲート3
24を介してクロック異常検出信号ALMが出力され
る。また、検出出力ALM1が“H”レベルになると、
第1カウンタ111および第2カウンタ121にリセッ
トがかかり、両カウンタのカウント値が初期化され、内
部状態が再度一致する。また、出力S1は、次に監視ク
ロックCKS が到来する時刻t6で出力D1の値と同じ
になり、ここで出力S1と出力D2とは同一になり、検
出出力ALM1’が“L”レベルとなるため、第3カウ
ンタ312のクリア入力がアクティブになり、監視クロ
ックCKS の半クロック後の時刻t7で出力ALM1が
“L”レベルになり、クロック異常検出信号ALMの出
力が停止される。
【0004】また、時刻t11(図4(b)参照)にお
いて、被監視クロックCKにひげ状パルスp2が重畳す
ると、第1カウンタ111は1つカウントを進め、その
出力D1はトグル変化する。この変化がその時点での監
視クロックCKS の1クロック内に入れば、D−フリッ
プフロップ211の出力S1も変化する。一方、ひげ状
パルスp2の幅がある程度長く、時刻t11で被監視ク
ロックCKのレベルを監視クロックCKS でサンプリン
グしたときと重なれば、このときシフトレジスタ221
の出力S21も変化するので、出力D2も変化する。し
たがって、出力S1と出力D2とは不一致とはならず、
EORゲート311から検出出力ALM1’は出力され
ない。一方、ひげ状パルスp2によって変化したシフト
レジスタ221の出力S21は、次の時刻t13で元に
戻ってしまい、出力S21の値は1クロック(CKS
期間しか保持できない。したがって、出力S21を監視
クロックCKS で遅延した信号S22、さらにこれを1
クロック遅延した信号S23の値が、時刻t12から時
刻t13にかけておよび時刻t13から時刻t14にか
けていずれも“H”→“L”→“H”となっている。こ
のとき、同一値が1クロック(CKS )期間しか持続し
ないことを検出するANDゲート322およびNORゲ
ート323からの出力ALM2’およびALM2”は、
出力S21,S22およびS23がそれぞれ“H”,
“L”および“H”レベル、“L”,“H”および
“L”レベルとなることから“H”レベルとなるので、
クロック異常検出信号ALMが“H”レベルとなり、外
部にクロック異常を通知する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のクロッ
ク異常検出回路では、監視クロック信号を用いて、その
周波数より小さい周波数を有する被監視クロック信号に
混入するひげ状の異常パルスを検出するようになってい
たので、回路が複雑になるとともに、異常の検出までに
時間がかかるという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、上述の点に鑑み、監視ク
ロック信号を用いることなしに被監視クロック信号(以
下、単にクロック信号という)に混入するひげ状の異常
パルスを検出できるようにしたクロック異常検出回路を
提供することにある。
【0007】なお、受信したクロック信号の立上りで所
定のパルス幅のパルスを発生させ受信したクロック信号
のパルス幅が所定のパルス幅より狭い場合にクロック信
号を断とする回路が特開昭59−41925号公報に開
示されているが、この回路は、受信クロック信号がパル
ス幅の狭いひげ状になるような異常が連続的に発生した
場合に検出できるようにしたものであり、クロック信号
にたまたま混入したひげ状の異常パルスを検出すること
はできない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック異常検
出回路は、クロック信号に混入したひげ状の異常パルス
を検出するクロック異常検出回路において、周期t1の
クロック信号を入力し入力信号の立上りから一定時間t
2(t1/2<t2<t1)のパルスを生成する単安定
マルチバイブレータと、前記クロック信号を入力し反転
信号を出力する反転回路と、この反転回路の出力信号の
立上りでカウント動作し前記単安定マルチバイブレータ
で生成されたパルスの立下りでクリアされる少なくとも
2ビットの非同期クリアカウンタとからなり、前記非同
期クリアカウンタの21 の位の出力信号をクロック異常
検出信号とすることを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例に係るクロック
異常検出回路の構成を示すブロック図である。本実施例
のクロック異常検出回路は、単安定マルチバイブレータ
1と、反転回路2と、非同期クリアカウンタ3と、単安
定マルチバイブレータ4とから構成されている。
【0011】単安定マルチバイブレータ1は、周期t1
のクロック信号CKを入力し、入力信号の立上りから一
定時間t2(t1/2<t2<t1)だけ“H”レベル
となるパルスを生成する回路である。
【0012】反転回路2は、クロック信号CKを入力
し、その反転信号を出力する回路である。
【0013】非同期クリアカウンタ3は、クロック入力
端子CLKおよびクリア入力端子CLRを有し、20
位の出力端子QAおよび21 の位の出力端子QBを有す
る少なくとも2ビットのカウンタである。非同期クリア
カウンタ3のクロック入力端子CLKには反転回路2の
出力信号が入力され、クリア入力端子CLRには単安定
マルチバイブレータ1の出力パルスが入力され、反転回
路2の出力信号の立上りでカウント動作し、単安定マル
チバイブレータ1の出力パルスの立下りでクリアされる
ようになっている。また、非同期クリアカウンタ3は、
1 の位の出力端子QBからクロック異常検出信号AL
の出力を行うようになっている。
【0014】単安定マルチバイブレータ4は、非同期ク
リアカウンタ3からのクロック異常検出信号ALを保持
するために、クロック異常検出信号ALの立上りからあ
る程度のパルス幅t3を持たせたパルスを検出結果とし
て生成する回路である。
【0015】図2(a)〜(d)は、本実施例のクロッ
ク異常検出回路の動作例をそれぞれ示すタイミングチャ
ートである。
【0016】次に、このように構成された本実施例のク
ロック異常検出回路の動作について説明する。
【0017】正常なクロックの場合(図2(a)参
照)、非同期クリアカウンタ3は、反転回路2から出力
されるクロック信号CKの反転信号の立上りで1にカウ
ントアップされるが、単安定マルチバイブレータ1から
出力されるパルスの立下りで1クロック毎にクリアさ
れ、出力端子QBは常に“L”レベルとなる。このた
め、単安定マルチバイブレータ4の出力も“L”レベル
のままで異常なしとなる。
【0018】クロック信号CKの立上りから(t2−t
1/2)の区間内にひげ状の異常パルスPが発生した場
合(図2(b)参照)、単安定マルチバイブレータ1
は、クロック信号CKの立上りおよび異常パルスPの立
上りからパルス幅t2のパルスを生成しようとするた
め、パルス幅t2よりも長いパルス幅のパルスを生成す
ることになり、非同期クリアカウント3には1クロック
毎のクリアがかからなくなる。したがって、非同期クリ
アカウンタ3は、このパルス幅t2よりも長いパルス幅
のパルスが生成されている間、反転回路2の出力信号の
立上りをカウントし続けてカウント値2となり、非同期
クリアカウンタ3の出力端子QBは“H”レベルのクロ
ック異常検出信号ALを出力する。単安定マルチバイブ
レータ4は、非同期クリアカウンタ3からのクロック異
常検出信号ALの立上りから、ある程度のパルス幅t3
を持たせたパルスを検出結果として出力し、外部にひげ
状の異常パルスPの発生を通知する。
【0019】クロック信号CKの立上りから(t1−t
2)の区間内にひげ状の異常パルスPが発生した場合
(図2(c)参照)、単安定マルチバイブレータ1は、
クロック信号CKの立上りおよび異常パルスPの立下り
からパルス幅t2のパルスを生成しようとするため、パ
ルス幅t2より長いパルス幅のパルスを生成する。この
場合、非同期クリアカウンタ3は、1クロック毎にクリ
アはかかるが、異常パルスPの立上りもクロック信号C
Kの立上りと同様にカウントしてしまうためにカウント
値2となり、出力端子QBに“H”レベルのクロック異
常検出信号ALを出力する。単安定マルチバイブレータ
4は、非同期クリアカウンタ3からのクロック異常検出
信号ALの立上りから、ある程度のパルス幅t3を持た
せたパルスを検出結果として出力し、外部にひげ状の異
常パルスPの発生を通知する。
【0020】クロック信号CKの立上りからt1/2の
区間内にひげ状の異常パルスPが発生した場合も(図2
(d)参照)、(t1−t2)の区間内に発生した場合
と同様な動作で異常が検出される。
【0021】なお、上記実施例では、単安定マルチバイ
ブレータ4を設けて、非同期クリアカウンタ3からのク
ロック異常検出信号ALの立上りからある程度のパルス
幅t3を持たせたパルスを生成してクロック異常検出信
号ALを保持するようにしたが、クロック異常検出回路
の後段に接続される回路によっては単安定マルチバイブ
レータ4を省略することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、周期t1
のクロック信号を入力し入力信号の立上りから一定時間
t2のパルスを生成する単安定マルチバイブレータ,ク
ロック信号を入力し反転信号を出力する反転回路,およ
び反転回路の出力信号の立上りでカウント動作し単安定
マルチバイブレータで生成されたパルスの立下りでクリ
アされる非同期クリアカウンタを設け、非同期クリアカ
ウンタの21 の位の出力信号をクロック異常検出信号と
するようにしたことにより、クロック信号に混入したひ
げ状の異常パルスを他の信号を使用せずに検出すること
ができ、簡易な回路で異常発生を短時間で検出すること
ができるという効果がある。
【0023】さらに、クロック異常検出信号の立上りか
らある程度のパルス幅を持たせたパルスを生成する第2
の単安定マルチバイブレータを備えたことにより、非同
期クリアカウンタからのクロック異常検出信号を保持す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るクロック異常検出回路
の構成を示すブロック図である。
【図2】(a)〜(d)は本実施例のクロック異常検出
回路の動作例をそれぞれ示すタイミングチャートであ
る。
【図3】従来のクロック異常検出回路の一例を示すブロ
ック図である。
【図4】(a)および(b)は従来のクロック異常検出
回路の動作例をそれぞれ示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 単安定マルチバイブレータ 2 反転回路 3 非同期クリアカウンタ 4 単安定マルチバイブレータ AL クロック異常検出信号 CK クロック信号 t1 周期 t2 一定時間(t1/2<t2<t1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号に混入したひげ状の異常パ
    ルスを検出するクロック異常検出回路において、 周期t1のクロック信号を入力し入力信号の立上りから
    一定時間t2(t1/2<t2<t1)のパルスを生成
    する単安定マルチバイブレータと、 前記クロック信号を入力し反転信号を出力する反転回路
    と、 この反転回路の出力信号の立上りでカウント動作し前記
    単安定マルチバイブレータで生成されたパルスの立下り
    でクリアされる少なくとも2ビットの非同期クリアカウ
    ンタとからなり、 前記非同期クリアカウンタの21 の位の出力信号をクロ
    ック異常検出信号とすることを特徴とするクロック異常
    検出回路。
  2. 【請求項2】 前記非同期クリアカウンタからのクロッ
    ク異常検出信号を保持するために前記クロック異常検出
    信号の立上りからある程度のパルス幅を持たせたパルス
    を生成する第2の単安定マルチバイブレータを備える請
    求項1記載のクロック異常検出回路。
JP6304409A 1994-11-14 1994-11-14 クロック異常検出回路 Expired - Lifetime JP2581024B2 (ja)

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JPH08137570A JPH08137570A (ja) 1996-05-31
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