JPH0625823Y2 - 穀物乾燥機 - Google Patents

穀物乾燥機

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JPH0625823Y2
JPH0625823Y2 JP18469187U JP18469187U JPH0625823Y2 JP H0625823 Y2 JPH0625823 Y2 JP H0625823Y2 JP 18469187 U JP18469187 U JP 18469187U JP 18469187 U JP18469187 U JP 18469187U JP H0625823 Y2 JPH0625823 Y2 JP H0625823Y2
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exhaust
gutter
air supply
air
drying cylinder
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JP18469187U
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Hokoku Kogyo Co Ltd
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Hokoku Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、複数の給気樋との排気樋とを備えた、穀物を
乾燥するための穀物乾燥機に関するもので、特にその排
気樋の改良に関する。
(従来技術) 従来の複数の給気樋と排気樋とを備えた穀物乾燥機とし
ては、実開昭58−28705号公報に示すものがあ
る。
この種の乾燥機においては、第4図に示すように、複数
の給気樋5と排気樋4がその開口部を下方に向けた状態
で乾燥筒1の対向する壁の間に亘って上下かつ左右方向
に互平行に配列されており、乾燥用空気は一側壁に設け
た給気室2から給気樋5を通って乾燥筒1内に入り、穀
粒間を通った空気は排気樋4内に集められ排気室3に排
出され、その後はファン6により大気に放出される。穀
物は、下部ホッパーから、下部コンベア7、リフト8、
上部コンベア9によって乾燥筒1内へと投入され、循環
される。
ところで、この種の乾燥機はその容量を大きくすると、
乾燥筒の断面積が大きくなるので、乾燥筒を横切って配
置された給気樋こよび排気樋の長さを長くする必要があ
る。長くなると乾燥用空気が各給気樋の全長に亘って平
均して穀物層へ流過しなくなり、専ら排気管の排気口の
近くの穀物層だけを空気が通過し、排気口より遠い方に
位置する穀物層への空気の通過は少なくなってくる。
このような現象が起ると、乾燥効率が低下し、ムラ乾燥
の原因となる。
これらの解決方法として、通過風量が十分通るように
(通過風速を遅くする)、排気樋を大きく、すなわち、
排気口を大きく設計することにより解決を計ることが考
えられるが、これでは乾燥塔の中に投入される穀物の量
に対して塔の容積効率が悪くなるので、その分乾燥筒を
大きくすると製作費が高くなるという問題を生ずる。
そこで、いま一つの解決方法として、給気樋の形状を給
気口からみて奥側すなわち塞いだ側に漸次に絞って樋の
断面積を小さくすることが提案された。このようにする
と、排気口の方と給気口の方とでは穀物層の厚みが異な
ってくるので、排気口近くの穀物層の厚みが厚くなり、
それだけ通過抵抗が大きくなるので、空気を送風した場
合、排気口の近くだけ空気が抜けて排気管の奥の方が抜
けないという欠点を補うことができる。
また、前記給気樋に加えて排気樋も同様に塞いだ側に漸
次絞って、給気樋から出る風量のバランスを計る方法も
ある。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、従来の給気樋または排気樋は一応は効果がある
が完全でなく、しかも漸次絞るという加工は比較的に煩
雑であり、改良が望まれるところである。
そこで、本考案は、大型断面、大風量の乾燥筒でありな
がら、全体が同一形状の樋を使用し、しかも排出口への
空気の吹抜けを防止することのできる穀物乾燥機を提供
するものである。
(問題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、乾燥筒10の対向
した側壁に夫々壁板で画成して給気室13および排気室14
を上下方向に延設し、前記給気室13に連通し乾燥筒10に
横設する給気樋11と、前記排気室14に連通し乾燥筒10に
横設する排気樋12を、それぞれの開口部を下方に向けた
状態で上下左右に配置した穀物乾燥機において、前記排
気樋12は、前記排気室14に連通する排気口から前記乾燥
筒内部に向けて、排気樋12の一部の内部空間を上下に画
成するバッフルプレート16を張設したことを特徴とす
る。
(作用) 本考案は上記構成からなるものであるから、乾燥用空気
は給気室から給気樋11に流れ、給気樋11の下縁の開口部
から乾燥室10の穀物の中に放出される。そして、穀粒の
間を通って上昇し、排気樋12の下縁に達する。バッフル
プレート16に当たって流れる流路は通過抵抗が小さくな
るので、乾燥用空気は給気樋11の先部からも供給され
る。排気口から出る排気量の調整は、バッフルプレート
16の取付位置と長さにより行なうことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第3図に基いて説明す
る。
角柱状の乾燥筒10の相対向する壁面10a,10bの外側に外
側を覆って給気室13、排気室14とが取付けられている。
乾燥筒10の下部にはホッパーが連接され、上部は、閉塞
され投入コンベアが配置されている。乾燥筒10の内部に
は、壁面10a,10bに亘って給気樋11と、排気樋12が、第
4図で示したように上下左右に配置された状態で延設さ
れている。給気樋11と排気樋12とは、第2図に示される
ように上部が屋根形12bに傾斜しており、傾斜側辺から
垂直壁12cとなり、垂直壁の下辺からは内側にわずかに
折り曲げられた折曲げ壁12dとからなり、下方は開放さ
れている。
そして、給気樋11は、給気室13に給気口18で連通してい
るが、反対側は壁10bにより塞がれている。
排気樋12は、排気室14の排気口15で連通しており、反対
側は壁10aにより塞がれている。そして、排気樋12の排
気口15附近には、排気樋12の内部空間を上下に画成する
バッフルプレート16が排気樋12の垂直壁に固設されてい
る。バッフルプレート16は排気口15から遠い側に下向き
の壁16aが設けられ、バッフルプレート16の下方に集め
られる空気が排気樋12の開放部に流れるのを防止してい
る。
上記のように構成された乾燥機に穀物を充填し、給気を
行うと空気は給気室13から給気口18を通り給気樋11に入
り、給気樋11を充満するとその下縁から穀粒間を通って
上昇し、排気樋12の下方に到達し、一部は排気樋12を通
って排気口15から排気室14に至る。他の一部はバッフル
プレート16から小排気口17を通り排気室に至る。
以上説明で解るように、排気樋12の排気口附近にバッフ
ルプレート16を設けることにより、排気口における空気
の流れを規制し、かつバッフルプレートのない部位との
空気の流れのバランスを計るものである。
(効果) 本考案は上記構成からなるものであるから、排気樋にお
ける排気口附近と排気口より遠い部位との通過風量のバ
ランスをとっているので、乾燥効率を向上することがで
きると共にバッフルプレートの長さまたは画成位置で風
量のバランスを調節することができるので、排気樋と給
気樋を同じように作成しても良いことになるので製作費
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は乾燥筒を給気室と排気室と共に縦断して示した
縦断面図、第2図は第1図II-IIに沿う拡大断面図、第
3図は排気樋の排気口附近の斜視図、第4図は本考案の
改良に対象となっている乾燥機の全体斜視図である。 10〜乾燥筒,10a,10b〜側壁, 11〜給気樋,12〜排気樋,13〜給気室, 14〜排気室,18〜給気口,15〜排気口, 16〜バッフルプレート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】乾燥筒の対向した側壁に夫々壁板で画成し
    て給気室および排気室を上下方向に延設し、前記給気室
    に連通し乾燥筒に横設する給気樋と、前記排気室に連通
    し乾燥筒に横設する排気樋を、それぞれの開口部を下方
    に向けた状態で上下左右に配置した穀物乾燥機におい
    て、 前記排気樋は、前記排気室に連通する排気口から前記乾
    燥筒内部に向けて、排気樋の一部の内部空間を上下に画
    成するバッフルプレートを張設したことを特徴とする穀
    物乾燥機。
JP18469187U 1987-12-03 1987-12-03 穀物乾燥機 Expired - Lifetime JPH0625823Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18469187U JPH0625823Y2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03 穀物乾燥機

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JP18469187U JPH0625823Y2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03 穀物乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0188394U JPH0188394U (ja) 1989-06-12
JPH0625823Y2 true JPH0625823Y2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=31476033

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JP18469187U Expired - Lifetime JPH0625823Y2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03 穀物乾燥機

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