JPS604632Y2 - 選穀装置 - Google Patents

選穀装置

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JPS604632Y2
JPS604632Y2 JP12792881U JP12792881U JPS604632Y2 JP S604632 Y2 JPS604632 Y2 JP S604632Y2 JP 12792881 U JP12792881 U JP 12792881U JP 12792881 U JP12792881 U JP 12792881U JP S604632 Y2 JPS604632 Y2 JP S604632Y2
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JP
Japan
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air
plate
sorting
blower
air conditioning
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JP12792881U
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JPS5835984U (ja
Inventor
洋右 松木
Original Assignee
株式会社シノミヤ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 機筺の上部に、長方形の金属板を横断面波状に形成して
その各山形凸部には同一方向に向う一側の斜面に数多の
噴風口を穿って構成した選別板を縦方向に下方へ傾斜す
るとともに横方向へも下方へ傾斜するよう斜め下方へ勾
配をもたせ、かつ上記噴風口を横方向の上方へ向わせて
設置し、機筺内の底部には排風口を前上方に向は形成し
た送風機を配置し、その排風口には一枚のバタフライ弁
板を軸支し、選別板に送風機の排風口から風を断続的に
供給するようなし、選別板上を流下する籾米混合の穀粒
を選別板の勾配と波状凹凸面と、その各山形凸部の噴風
口から断続的に噴出する空気とにより仕上米と混合米と
籾とに選別するようにした選穀装置は、さきに本件出願
人が特許出願しく特願昭54−112993t!開昭5
6−38139)実施している。
第6図はその選穀装置を示す図面である。この選穀装置
においては送風機より排出される風を断続するバタフラ
イ弁板が第6図に示すように一枚であるため、排風を断
としているときは送風機が無駄な動力を消費しているこ
とになる。
そこで本考案は送風機の排風口には筒体の内部中央に縦
の隔壁を設けてその両側に風路を形成した通風筒を接続
し、両側の風路にはバタフライ弁板を相互に90°ずら
して配置してその弁板を回転軸に支承し、弁板を作動し
て両側の風路を交互に開閉するようなし、機筺の上部に
は2枚の選別板を段差を設けて上下二段に接続してなる
選穀板を設置し、上段の選別板と一側の風路との間およ
び下段の選別板と他側の風路との間にはそれぞれ独立し
た空気調整室を形成し、送風機の排風口に接続した通風
筒に隔壁を介して形成した両側の風路に送られる風を交
互に断続して送風機の効率を向上し動力を無駄なく消費
するようにした選穀装置を提供するものである。
以下本考案の構成を図面について説明する。
1は機筺で機筺1内の底部には排風口2を前上方に向け
て形威した送風機aを設け、機筺1の上部には長方形の
選穀板Cを設置しである。
長方形の選穀板Cは四角形の薄い金属板を横断面波状に
形威しその各山形凸部には同一方向に向う一側の斜面に
数多の噴風口3を穿って形威した二枚の選別板4,5を
縦方向に段差すを設けて上下二段に接続してなるもので
、選穀板Cを機筺1の上部に縦方向に上下へ傾斜すると
ともに、横方向へも下方へ傾斜するよう斜め下方へ勾配
をもたせ、かつ噴風口3を横方向の上方高所側へ向わせ
て配置し、選穀板Cを機筺1に固定保持しである。
6は数多の通気孔を穿った空気調整板で、選穀板Cを形
成する上下2段の選別板4,5のそれぞれの裏面に選別
板との間に空隙を形威して選別板と平行に配置し、空気
調整板6の上面に立設した数多の支持板7の各上端を選
別板4,5の波状凹部の裏面に固定して空気調整板6を
選別板4,5のそれぞれの裏面に配置しである。
送風機aの排風口2の先端には筒体の内部中央に縦の隔
壁11を設けてその両側に風路12,13を形威した通
風筒を接続し、その風路12,13にはバタフライ弁板
9,10を相互に90°ずらして配置してその弁板9,
10を同一回転軸8に支承し、図示してないが機筺に附
設する伝動装置により回転軸8を回転して弁板9,10
を作動し、−側の風路12の弁板9により風路12を閉
の状態となすときは風路13の弁板10は風路13を開
の状態となしく第1図、第3図参照)反対に他側の風路
13の弁板10により風路13を閉の状態となすときは
、−側の風路12の弁板9は風路12を開の状態となす
よう両側の風路12゜13を交互に開閉するよう構成さ
れている。
送風機aの排風口2に接続した通風筒の一側の風路12
と選穀板Cの上段の選別板4との間には空気調整室14
を形威してその内部には上段の選別板4の裏面に空隙を
形威して取付けた数多の通気孔を有する空気調整板6を
配置し、通風筒の他側の風路13と選穀板Cの下段の選
別板5との間には、前記空気調整室14と側壁16によ
り区劃した空気調整室15を形威してその内部には下段
の選別板5の裏面に空隙を形威して取付けた数多の通気
孔を有する空気調整板6を配置しである。
17は選穀板Cの上方に設けた集塵カバーでそのカバー
の土壁には選穀板Cの縦方向高所と横方向高所との角隅
部と対向する位置に被選別穀粒の供給口を設けてその供
給口にホッパー18を取付け、集塵カバー17には集塵
風路18を延長形威し、その風路18を機筺1に並設す
るブロワ−(図示してない)に連結し、選穀板Cの下端
には選別した穀粒の分級取出口20を設けである。
次に本考案の作用、効果を前述の本件出願人が先に出願
した第6図に示す選穀装置と対比して説明する。
第6図に示す選穀装置は送風機の排風口に接続した風路
ケース内に一枚のバタフライ弁板を配置してこれを回転
軸に支承し、そのバタフライ弁板を作動して送風機から
選穀板に供給する風を断続するものでこの断続状態を第
7図について説明すれば(図面の矢印は送風機の排風口
よりの空気流を示す) 弁板d−d’の位置では、風が断となり弁板と風路ケー
スとのスキマより少々風が出る程度弁板がe−e’の位
置では風量はd −d’の場合と同じ程度で今少し弁板
が回ると風が出はじめる。
弁板がf −f’の位置では風が全部放出して風量が最
大となる。
この位置をすぎると風量は減少しはじめる。
弁板がg−〆の位置では風が断となリスキマよりの風が
少し出る程度 弁板がd’−dの位置では風が断となリスキマより風が
少し出る程度 以上くりかえして風の断続が行われる。
これをグラフにすれば、第8図に示すとおりである。
この場合送風機は一定の回転をして風を送り出している
が、バタフライ弁板で断となっているときは選穀板に風
が供給されないため選穀作業が行われないことになり、
送風機は回転をつづけて動力を消費しその消費が無駄と
なる。
本考案は送風機の排風口に接続した通風筒の内部中央に
縦の隔壁11を設けてその両側に風路12.13を形威
し、その風路12,13にバタフライ弁板9,10を相
互に90°ずらして配置して回転軸8に支承し、その回
転軸8を駆動して2枚のバタフライ弁板9,10を作動
するようにしたから、送風機より通風筒内に流入する風
の流れ方をみると、 弁板9のみについては第6図に示す一枚′の弁板の場合
と同じ流れ方をなし゛、また弁板10のみについても弁
板9と同じ流れ方をするが、2枚の弁板9,10を相互
に90°ずらして隔壁11で仕切られている両側の風路
12,13で同軸回転することにより、第10図に示す
ように風路12で弁板9がd−d’の位置のとき、風路
13では弁板10がf−f’の位置となって風路12で
は風が断となり、風路13では風が全部放出され、風路
12内で弁板9がf−f’の位置のとき風路13では弁
板10がd−d’の位置となり、風路12では風が全部
放出され、風路13では風が断となる以上くりかえして
両側の風路12,13で風の断続が交互に行われる。
これをグラフにすれば第11図に示すとおりである。
したがって一枚のバタフライ弁板の場合、断となってい
る時間はほぼ半分であるが、本考案は通風筒内の隔壁で
2分された風路12,13に相互に90°ずらして配置
した2枚の弁板9,10により風路12,13に流入す
る風を上記のように継続するから、送風機の排風口から
通風筒を経て選穀板Cに供給される風を断としている時
間はほんのわずかで、その他の時間は連続して風量が多
く選穀板に送られているので送風機から排出される風が
ほとんど無駄にならず送風機の効率は良くなり送風機の
必要動力を低減することができる効果がある。
第6図に示す一枚のバタフライ弁板を本考案のように2
枚として実験の結果送風機の必要動力を約25%低減す
ることができた。
選穀板Cに被選別穀粒を供給するとき選別板4.5の噴
風口3より吹き出る風は二枚のバタフライ弁板9,10
により交互に出るので二枚の選別板4,5の接続部で穀
粒がよどみ流れなくおそれがあるが、本考案は二枚の選
別板4,5を段差すを設けて接続しであるから、二枚の
選別板4゜5の接続部で穀粒がよどむおそれを防止し穀
粒を円滑に流すことができる。
なお本考案はバタフライ弁板を同形の2枚とすることに
よりバタフライ弁板を比較的小さく作ることができ、製
造時における素材製作、加工も容易で、また選穀板Cを
2枚の選別板4,5で形成したから一枚物構成に比し製
作容易でコストダウンとなる実益がある。
送風機aを矢印方向に駆動回転し、バタフライ弁板9,
10を回転軸8により矢印方向に回転すると送風機aの
吐出口2より送り出される空気は隔壁11により2分さ
れた風路12,13に流入し、風路12,13内に相互
に90°ずらして設けたバタフライ弁板9,10により
空気の断続が交互に行われ、風路12内の空気は矢印X
に示すように空気調整室14内に流入し選別空気調整板
6の通気孔を通り選穀板Cの上段選別板4の噴風口3よ
り第5図の矢印方向に断続的に噴出し、風路13内の空
気は矢印Yに示すように空気調整室14内に流入し選別
空気調整板6の通気孔を通り選穀板Cの下段選別板5の
噴風口3より第5図の矢印方向に断続的に噴出する。
そこでホッパー18に脱秤機で脱秤風選された籾米混入
の穀粒を投入しその下口より選別板4上に供給すると、
穀粒は選別板4から選別板5上を流れ選別板4,5の勾
配と、選別板4,5の波状凹凸面と、その山形凸部の噴
風孔3から断続的に噴出する空気とにより仕上米と混合
米と籾とに選別分級され、取出口20より取出され塵埃
は集塵カバー17、集塵風路19からブロワ−(図示し
てない)に吸引されて放出される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を施した選穀装置の縦断正面図、第2図
は第1図A−A’線断面図、第3図は第1図13−B’
線断面図、第4図は選別板の一部平面図、第5図は選別
板の一部断面図、第6図は一枚のバタフライ弁板を施し
た選穀装置の断面図、第7図は一枚のバタフライ弁板の
ときの空気の断続状況説明図、第8図はそのグラフによ
る説明図、第9図は二枚のバタフライ弁板を内蔵した通
風筒風路の斜面図、第10図は二枚のバタフライ弁板の
ときの空気の断続状況説明図、第11図はそのグラフに
よる説明図。 a・・・・・・送風機、b・・・・・・段差、C・・・
・・・選穀板、1・・・・・・機筺、2・・・・・・排
風口、3・・・・・・噴風口、4,5・・・・・・選別
板、6・・・・・・選別空気調整板 8・・・・・・回
転軸、9,10・・・・・・バタフライ弁板、11・・
・・・・隔壁、12,13・・・・・・風路、14,1
5・・・・・・空気調整室、16・・・・・・側壁、1
7・・・・・・集塵カバー、18・・・・・・ホッパー
、19・・・・・・集塵風路、20・・・・・・選別穀
粒分級取出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機筺1の上部には、四角形の金属板を横断面波状に形成
    してその各山形凸部には同一方向に向う一側の斜面に数
    多の噴風口3を穿ってなる2枚の選別板4,5を段差す
    を設けて接続してなる長方形の選穀板Cを、縦方向に下
    方へ傾斜するとともに、横方向へも下方へ傾斜するよう
    斜め下方へ勾配をもたせ、かつ噴風口3を横方向の上方
    高所側へ向わせて設置し、機筺1の底部には、排風口2
    を前上方に向わせて形成した送風機aを設置し、その排
    風口2には筒体の内部中央に縦の割壁11を設けてその
    両側に風路12,13を形成した通風筒を接続し、その
    両側の風路12,13にはバタフライ弁板9,10を相
    互に90°ずらせて配置してその弁板9,10を回転軸
    8に支承し、選穀板Cの上段の選別板4と一側の風路1
    2との間には空気調整室14を形成してその内部には選
    別板4の裏面に空隙を形成して取付けた数多の通気孔を
    有する空気調整板6を配置し、選穀板Cの下段の選別板
    5と他側の風路13との間には、前記空気調整室14と
    隔壁16により区劃した空気調整室15を形成してその
    内部には選別板5の裏面に空隙を形成して取付けた数多
    の通気孔を有する空気調整板6を配置したことを特徴と
    する選穀装置。
JP12792881U 1981-08-31 1981-08-31 選穀装置 Expired JPS604632Y2 (ja)

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JP12792881U JPS604632Y2 (ja) 1981-08-31 1981-08-31 選穀装置

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JPS5835984U JPS5835984U (ja) 1983-03-09
JPS604632Y2 true JPS604632Y2 (ja) 1985-02-09

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