JPH06256424A - 付着抵抗性コンタクトレンズ - Google Patents
付着抵抗性コンタクトレンズInfo
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- JPH06256424A JPH06256424A JP5324436A JP32443693A JPH06256424A JP H06256424 A JPH06256424 A JP H06256424A JP 5324436 A JP5324436 A JP 5324436A JP 32443693 A JP32443693 A JP 32443693A JP H06256424 A JPH06256424 A JP H06256424A
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- C08F212/04—Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical containing one ring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】良好な靭性、高い酸素透過性、優れた透明性な
どを有し、また蛋白質及び他の付着物に抵抗するコンタ
クトレンズを得ること。 【構成】 全コポリマーに基づいて、(a)ヒドロキシ
置換C1 〜C4 アルキルアクリレートなどから選ばれた
親水性モノマー65〜97.9重量%、(b)例えば、
式(I)のモノマーにおいて、Gが水素、Rがメチル、
nが4〜12、そしてTがエチレンのモノマー20〜1
重量%、(c)例えば、式(IV)のモノマーにおいて、
Rがメチル、Lがエチレン、E1 、E2 及びE3 が、独
立に、1〜18個の炭素原子のアルキル、そしてX- が
Cl- の第四級アンモニウムモノマー20〜1重量%、
及び(d)アリルメタクリレートなどから選ばれた架橋
剤5〜0.1重量%、の共重合生成物からなるコポリマ
ー及びそれからのコンタクトレンズ。 【化5】
どを有し、また蛋白質及び他の付着物に抵抗するコンタ
クトレンズを得ること。 【構成】 全コポリマーに基づいて、(a)ヒドロキシ
置換C1 〜C4 アルキルアクリレートなどから選ばれた
親水性モノマー65〜97.9重量%、(b)例えば、
式(I)のモノマーにおいて、Gが水素、Rがメチル、
nが4〜12、そしてTがエチレンのモノマー20〜1
重量%、(c)例えば、式(IV)のモノマーにおいて、
Rがメチル、Lがエチレン、E1 、E2 及びE3 が、独
立に、1〜18個の炭素原子のアルキル、そしてX- が
Cl- の第四級アンモニウムモノマー20〜1重量%、
及び(d)アリルメタクリレートなどから選ばれた架橋
剤5〜0.1重量%、の共重合生成物からなるコポリマ
ー及びそれからのコンタクトレンズ。 【化5】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、付着に対して抵抗性で
あり、目に許容し得る装置、例えばコンタクトレンズ又
は眼内レンズの製造において有用であり、抗菌特性に加
えて良好な酸素透過性を有する親水性コポリマーに関す
る。
あり、目に許容し得る装置、例えばコンタクトレンズ又
は眼内レンズの製造において有用であり、抗菌特性に加
えて良好な酸素透過性を有する親水性コポリマーに関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】先行技
術は、ソフトコンタクトレンズの分野のますます厳しい
要求に合うように特別に作られた親水性ポリマー及びコ
ポリマーに関する参考文献で満ちている。このような要
求は、コンタクトレンズが強靭性、高い酸素透過性、柔
軟性、透明性、取扱いの容易さ、引裂に対する抵抗性、
耐久性、アレルギー非誘発性及び蛋白質の付着に対する
抵抗性などを有することなどである。
術は、ソフトコンタクトレンズの分野のますます厳しい
要求に合うように特別に作られた親水性ポリマー及びコ
ポリマーに関する参考文献で満ちている。このような要
求は、コンタクトレンズが強靭性、高い酸素透過性、柔
軟性、透明性、取扱いの容易さ、引裂に対する抵抗性、
耐久性、アレルギー非誘発性及び蛋白質の付着に対する
抵抗性などを有することなどである。
【0003】米国特許第4,038,264 号には、増強された
酸素透過性を示す、ω−低級アルコキシ−(低級アルキ
レンオキシ)2-6 低級アルキルメタクリレート、好まし
くはω−メトキシ−ジ(エチレンオキシ)エチルメタク
リレートと共重合された2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート(HEMA)に基づく親水性ポリマーが記載され
ている。
酸素透過性を示す、ω−低級アルコキシ−(低級アルキ
レンオキシ)2-6 低級アルキルメタクリレート、好まし
くはω−メトキシ−ジ(エチレンオキシ)エチルメタク
リレートと共重合された2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート(HEMA)に基づく親水性ポリマーが記載され
ている。
【0004】長いポリ(エチレンオキシド)鎖を有する
親水性コポリマーは、良好な抗トロンボゲン特性を有す
ることを指摘する刊行物が存在している。S.Nagaoka et
al.,Biomaterials,11 120(1990)には、このような物質
によって被覆されたポリマーは血漿蛋白質の吸収及び血
小板の接着をかなり抑制することが教示されている。こ
の結論は、またD.K.Han et al.,J.Biomed.Mater.Res.,2
5,561(1991) によって確認されている。
親水性コポリマーは、良好な抗トロンボゲン特性を有す
ることを指摘する刊行物が存在している。S.Nagaoka et
al.,Biomaterials,11 120(1990)には、このような物質
によって被覆されたポリマーは血漿蛋白質の吸収及び血
小板の接着をかなり抑制することが教示されている。こ
の結論は、またD.K.Han et al.,J.Biomed.Mater.Res.,2
5,561(1991) によって確認されている。
【0005】米国特許第4,482,680 号には、抗菌活性を
示す第四級アンモニウム基を含むポリマーが記載されて
いる。これらのポリマーは、対応するポリ(第四級アン
モニウムメチルスチレン)を形成するように第三級アミ
ンとの反応によってポリ(クロロメチルスチレン)から
誘導される。これらのポリマーは良好な抗菌特性を有し
そして眼科用溶液の保存料として推奨されている。
示す第四級アンモニウム基を含むポリマーが記載されて
いる。これらのポリマーは、対応するポリ(第四級アン
モニウムメチルスチレン)を形成するように第三級アミ
ンとの反応によってポリ(クロロメチルスチレン)から
誘導される。これらのポリマーは良好な抗菌特性を有し
そして眼科用溶液の保存料として推奨されている。
【0006】本発明は、良好な靭性、高い酸素透過性、
優れた透明性などを有することによってソフトコンタク
トレンズ技術の最善の特徴を具体化するコンタクトレン
ズに関し、また蛋白質及び他の付着物に抵抗するコンタ
クトレンズを供給する。より少ない蛋白質吸収を示すコ
ンタクトレンズは、一般により少ない変色、より良い湿
潤性及び快適さ、そして一般的により長い使用寿命を示
す。
優れた透明性などを有することによってソフトコンタク
トレンズ技術の最善の特徴を具体化するコンタクトレン
ズに関し、また蛋白質及び他の付着物に抵抗するコンタ
クトレンズを供給する。より少ない蛋白質吸収を示すコ
ンタクトレンズは、一般により少ない変色、より良い湿
潤性及び快適さ、そして一般的により長い使用寿命を示
す。
【0007】使い捨ての長期装着レンズ上の蛋白質蓄積
の問題は、S.T.Lin et al.,CLAO(Contact Lens Assoc O
pthalmol)J.,17,44(1991) による総括論文中で議論され
ている。コンタクトレンズの付着物は、外部からの物質
の少量と一緒の、涙からの蛋白質、粘液及び脂質を主と
して含んでいる。種々の涙の成分がコンタクトレンズの
被覆に寄与し得るけれども、蛋白質は、例えば巨大乳頭
結膜炎(GPC)、上輪部角結膜炎及び血管応答のよう
な免疫学上の反応をもたらすための潜在力のために特に
興味あるものである。リゾチーム、アルブミン、PMF
A、IgG、IgA、蛋白質G及びラクトフェリンを含
む6つの涙の蛋白質のグループが、涙中及びコンタクト
レンズ上で確認されている。
の問題は、S.T.Lin et al.,CLAO(Contact Lens Assoc O
pthalmol)J.,17,44(1991) による総括論文中で議論され
ている。コンタクトレンズの付着物は、外部からの物質
の少量と一緒の、涙からの蛋白質、粘液及び脂質を主と
して含んでいる。種々の涙の成分がコンタクトレンズの
被覆に寄与し得るけれども、蛋白質は、例えば巨大乳頭
結膜炎(GPC)、上輪部角結膜炎及び血管応答のよう
な免疫学上の反応をもたらすための潜在力のために特に
興味あるものである。リゾチーム、アルブミン、PMF
A、IgG、IgA、蛋白質G及びラクトフェリンを含
む6つの涙の蛋白質のグループが、涙中及びコンタクト
レンズ上で確認されている。
【0008】コンタクトレンズ上に集積する蛋白質の多
くは、界面活性剤及び酵素の清浄剤によって除去するこ
とができるが、すべてのレンズ付着物の蓄積を防止する
試みは成功していない。最近、使い捨ての長期装着レン
ズが、長期装着レンズ上の蛋白質及び付着物を最少にす
るもう一つの手法として考えられている。推定上の利
点、例えば改善された無菌状態及び患者による最少のレ
ンズ取り扱い量に加えて、使い捨ての長期装着レンズの
形態での頻繁なレンズ交換は、レンズの付着物の集積
を、臨床の症状を和らげそして多分レンズ付着物に対す
る免疫学的反応を減らすであろうレベルにまで減らすこ
とが注目されている。
くは、界面活性剤及び酵素の清浄剤によって除去するこ
とができるが、すべてのレンズ付着物の蓄積を防止する
試みは成功していない。最近、使い捨ての長期装着レン
ズが、長期装着レンズ上の蛋白質及び付着物を最少にす
るもう一つの手法として考えられている。推定上の利
点、例えば改善された無菌状態及び患者による最少のレ
ンズ取り扱い量に加えて、使い捨ての長期装着レンズの
形態での頻繁なレンズ交換は、レンズの付着物の集積
を、臨床の症状を和らげそして多分レンズ付着物に対す
る免疫学的反応を減らすであろうレベルにまで減らすこ
とが注目されている。
【0009】付着物、殊に蛋白質の付着物がコンタクト
レンズの分野における依然として由々しい問題であるこ
とは、この一般的議論から明らかである。
レンズの分野における依然として由々しい問題であるこ
とは、この一般的議論から明らかである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、良好な酸素透
過性、良好な抗菌特性及び蛋白質の付着に対して良好な
抵抗力を有するコポリマーであって、(a)ヒドロキシ
置換C1 〜C4 アルキルアクリレート若しくはメタクリ
レート、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−C1
〜C2 アルキルアクリルアミド若しくはメタクリルアミ
ド、N,N−ジ−C1 〜C2 アルキルアクリルアミド若
しくはメタクリルアミド、エトキシル化アクリレート若
しくはメタクリレート、ヒドロキシ置換C1 〜C4 アル
キルアクリルアミド若しくはメタクリルアミド、ヒドロ
キシ置換C1 〜C4 アルキルビニルエーテル、エチレン
スルホン酸ナトリウム、スチレンスルホン酸ナトリウ
ム、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸、N−ビニル−2−ピロリドン、N−ビニルスクシン
イミド、N−ビニルピロール、2−若しくは4−ビニル
ピリジン、アクリル酸、メタクリル酸、アミノ−、C1
〜C4 アルキルアミノ−若しくはC1 〜C4 ジアルキル
アミノ−置換C1 〜C4 アルキルアクリレート又はメタ
クリレート、アリルアルコール及びこれらの混合物から
なる群から選ばれた親水性モノマーの、全コポリマーに
基づいて、65〜97.9重量%、(b)式(I)、
(II)又は(III):
過性、良好な抗菌特性及び蛋白質の付着に対して良好な
抵抗力を有するコポリマーであって、(a)ヒドロキシ
置換C1 〜C4 アルキルアクリレート若しくはメタクリ
レート、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−C1
〜C2 アルキルアクリルアミド若しくはメタクリルアミ
ド、N,N−ジ−C1 〜C2 アルキルアクリルアミド若
しくはメタクリルアミド、エトキシル化アクリレート若
しくはメタクリレート、ヒドロキシ置換C1 〜C4 アル
キルアクリルアミド若しくはメタクリルアミド、ヒドロ
キシ置換C1 〜C4 アルキルビニルエーテル、エチレン
スルホン酸ナトリウム、スチレンスルホン酸ナトリウ
ム、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸、N−ビニル−2−ピロリドン、N−ビニルスクシン
イミド、N−ビニルピロール、2−若しくは4−ビニル
ピリジン、アクリル酸、メタクリル酸、アミノ−、C1
〜C4 アルキルアミノ−若しくはC1 〜C4 ジアルキル
アミノ−置換C1 〜C4 アルキルアクリレート又はメタ
クリレート、アリルアルコール及びこれらの混合物から
なる群から選ばれた親水性モノマーの、全コポリマーに
基づいて、65〜97.9重量%、(b)式(I)、
(II)又は(III):
【0011】
【化3】
【0012】〔式中、Gは水素又はメチルであり、nは
2〜20であり、Tは2〜4個の炭素原子のアルキレン
であり、Rは水素又はメチルであり、そしてQは直接結
合又は−O−である〕で示されるモノマーの、全コポリ
マーに基づいて、20〜1重量%、(c)式(IV)、
(V)、(VI)又は(VII):
2〜20であり、Tは2〜4個の炭素原子のアルキレン
であり、Rは水素又はメチルであり、そしてQは直接結
合又は−O−である〕で示されるモノマーの、全コポリ
マーに基づいて、20〜1重量%、(c)式(IV)、
(V)、(VI)又は(VII):
【0013】
【化4】
【0014】〔式中、Rは水素又はメチルであり、Lは
2〜4個の炭素原子のアルキレンであり、E1 、E2 及
びE3 は、独立に、1〜18個の炭素原子のアルキルで
あるか、又はE1 、E2 及びE3 の一つは7〜9個の炭
素原子のフェニルアルキルであり、そしてE1 、E2 及
びE3 の残りの二つは、独立に、1〜18個の炭素原子
のアルキルであり、そしてX- はハロゲン化物である〕
で示される第四級アンモニウムモノマー又はその混合物
の、全コポリマーに基づいて、20〜1重量%、及び
(d)アリルメタクリレート、ジアリルイタコネート、
モノアリルイタコネート、ジアリルマレエート、ジアリ
ルフマレート、ジアリルサクシネート、ジアリルフタレ
ート、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌ
レート、ジエチレングリコールビスアリルカーボネー
ト、トリアリルホスフェート、トリアリルトリメリテー
ト、ジアリルエーテル、N,N−ジアリルメラミン、ジ
ビニルベンゼン、N,N’−メチレン−ビス−アクリル
アミド、エチレングリコールジメタクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジメタクリレート、テトラエチレング
リコールジメタクリレート、N,N’−ヘキサメチレン
−ビス−マレイミド、ジビニル尿素、ビスフェノールA
ジメタクリレート、ジビニルアジペート、グリセリルト
リメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、トリビニルメリテート、1,3−ビス(4−メ
タクリロキシブチル)テトラメチルジシロキサン、ジビ
ニルエーテル及びジビニルスルホンからなる群から選ば
れた架橋剤の、全コポリマーに基づいて、5〜0.1重
量%、の共重合生成物からなることを特徴とするコポリ
マーに関する。
2〜4個の炭素原子のアルキレンであり、E1 、E2 及
びE3 は、独立に、1〜18個の炭素原子のアルキルで
あるか、又はE1 、E2 及びE3 の一つは7〜9個の炭
素原子のフェニルアルキルであり、そしてE1 、E2 及
びE3 の残りの二つは、独立に、1〜18個の炭素原子
のアルキルであり、そしてX- はハロゲン化物である〕
で示される第四級アンモニウムモノマー又はその混合物
の、全コポリマーに基づいて、20〜1重量%、及び
(d)アリルメタクリレート、ジアリルイタコネート、
モノアリルイタコネート、ジアリルマレエート、ジアリ
ルフマレート、ジアリルサクシネート、ジアリルフタレ
ート、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌ
レート、ジエチレングリコールビスアリルカーボネー
ト、トリアリルホスフェート、トリアリルトリメリテー
ト、ジアリルエーテル、N,N−ジアリルメラミン、ジ
ビニルベンゼン、N,N’−メチレン−ビス−アクリル
アミド、エチレングリコールジメタクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジメタクリレート、テトラエチレング
リコールジメタクリレート、N,N’−ヘキサメチレン
−ビス−マレイミド、ジビニル尿素、ビスフェノールA
ジメタクリレート、ジビニルアジペート、グリセリルト
リメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、トリビニルメリテート、1,3−ビス(4−メ
タクリロキシブチル)テトラメチルジシロキサン、ジビ
ニルエーテル及びジビニルスルホンからなる群から選ば
れた架橋剤の、全コポリマーに基づいて、5〜0.1重
量%、の共重合生成物からなることを特徴とするコポリ
マーに関する。
【0015】“低級”と名付けられた基、例えば低級ア
ルキルなどは、7個までの炭素原子、好ましくは4個ま
での炭素原子を有する基を意味する。低級アルキルの例
は、例えばヘキシル、ペンチル又はブチル、そして好ま
しくはメチル、エチル又はプロピルである。
ルキルなどは、7個までの炭素原子、好ましくは4個ま
での炭素原子を有する基を意味する。低級アルキルの例
は、例えばヘキシル、ペンチル又はブチル、そして好ま
しくはメチル、エチル又はプロピルである。
【0016】アルキル又はアルキレンなどのような基
は、その種類の、非分岐又は分岐の基である。例は、例
えばn−プロピル又は2−プロピル;1−ブチル、2−
ブチル又はt−ブチル;1,2−プロピレン又は1,3
−プロピレン;1,2−ブチレン、1,3−ブチレン又
は1,4−ブチレンなどである。
は、その種類の、非分岐又は分岐の基である。例は、例
えばn−プロピル又は2−プロピル;1−ブチル、2−
ブチル又はt−ブチル;1,2−プロピレン又は1,3
−プロピレン;1,2−ブチレン、1,3−ブチレン又
は1,4−ブチレンなどである。
【0017】コンタクトレンズにおいては、取り扱い易
さ又は耐久性が増大することが望ましいので、より増大
した硬さ及び/又は強さを有するコポリマーを製造した
い場合には、疎水性モノマーから誘導された第五成分
(e)もまた存在すべきである。この疎水性モノマー
は、C1 〜C18アルキルアクリレート及びメタクリレー
ト、C3 〜C18アクリルアミド及びメタクリルアミド、
アクリロニトリル、C5 〜C12シクロアルキルアクリレ
ート及びメタクリレート、メタクリロニトリル、ビニル
C1 〜C18アルカノエート、C2 〜C18アルケン、C2
〜C18ハロアルケン、スチレン、C1 〜C6 アルキルス
チレン、アルキルが1〜6個の炭素原子を有するビニル
アルキルエーテル、C3 〜C12ペルフルオロアルキルエ
チルチオカルボニルアミノエチルアクリレート及びメタ
クリレート、C3 〜C12フルオロアルキルアクリレート
及びメタクリレート、アクリルオキシ及びメタクリルオ
キシアルキルシロキサン、N−ビニルカルバゾール、マ
レイン酸、フマル酸、イタコン酸及びメサコン酸のC1
〜C12アルキルエステルからなる群から選ばれる。
さ又は耐久性が増大することが望ましいので、より増大
した硬さ及び/又は強さを有するコポリマーを製造した
い場合には、疎水性モノマーから誘導された第五成分
(e)もまた存在すべきである。この疎水性モノマー
は、C1 〜C18アルキルアクリレート及びメタクリレー
ト、C3 〜C18アクリルアミド及びメタクリルアミド、
アクリロニトリル、C5 〜C12シクロアルキルアクリレ
ート及びメタクリレート、メタクリロニトリル、ビニル
C1 〜C18アルカノエート、C2 〜C18アルケン、C2
〜C18ハロアルケン、スチレン、C1 〜C6 アルキルス
チレン、アルキルが1〜6個の炭素原子を有するビニル
アルキルエーテル、C3 〜C12ペルフルオロアルキルエ
チルチオカルボニルアミノエチルアクリレート及びメタ
クリレート、C3 〜C12フルオロアルキルアクリレート
及びメタクリレート、アクリルオキシ及びメタクリルオ
キシアルキルシロキサン、N−ビニルカルバゾール、マ
レイン酸、フマル酸、イタコン酸及びメサコン酸のC1
〜C12アルキルエステルからなる群から選ばれる。
【0018】このような疎水性モノマーの例は、メチル
アクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレ
ート、イソプロピルアクリレート、シクロヘキシルアク
リレート、2−エチルヘキシルアクリレート、メチルメ
タクリレート、プロピルメタクリレート、酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、吉草酸ビニル、スチ
レン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリロニトリ
ル、1−ブテン、メタクリロニトリル、ビニルトルエ
ン、ビニルエチルエーテル、ペルフルオロヘキシルエチ
ルチオカルボニルアミノエチルメタクリレート、イソボ
ルニルメタクリレート、ヘキサフルオロブチルメタクリ
レート、3−メタクリルオキシプロピルペンタメチルジ
シロキサン及びビス(メタクリルオキシプロピル)テト
ラメチルジシロキサンを含む。
アクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレ
ート、イソプロピルアクリレート、シクロヘキシルアク
リレート、2−エチルヘキシルアクリレート、メチルメ
タクリレート、プロピルメタクリレート、酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、吉草酸ビニル、スチ
レン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリロニトリ
ル、1−ブテン、メタクリロニトリル、ビニルトルエ
ン、ビニルエチルエーテル、ペルフルオロヘキシルエチ
ルチオカルボニルアミノエチルメタクリレート、イソボ
ルニルメタクリレート、ヘキサフルオロブチルメタクリ
レート、3−メタクリルオキシプロピルペンタメチルジ
シロキサン及びビス(メタクリルオキシプロピル)テト
ラメチルジシロキサンを含む。
【0019】好ましい疎水性モノマー(e)は、メチル
メタクリレート、スチレン又は酢酸ビニルである。
メタクリレート、スチレン又は酢酸ビニルである。
【0020】T又はLが2〜4個の炭素原子のアルキレ
ンである場合には、それは、例えば、エチレン、トリメ
チレン(1,3−プロピレン)、プロピレン(1,2−
プロピレン)またはテトラメチレンである。
ンである場合には、それは、例えば、エチレン、トリメ
チレン(1,3−プロピレン)、プロピレン(1,2−
プロピレン)またはテトラメチレンである。
【0021】好ましくは、成分(a)の親水性モノマー
は、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、アクリルアミド、メタクリル
アミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、アリルアル
コール、2−若しくは4−ビニルピリジン、N−ビニル
−2−ピロリドン、2,3−ジヒドロキシプロピルメタ
クリレート又はN−(1,1−ジメチル−3−オキソブ
チル)−アクリルアミドである。
は、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、アクリルアミド、メタクリル
アミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、アリルアル
コール、2−若しくは4−ビニルピリジン、N−ビニル
−2−ピロリドン、2,3−ジヒドロキシプロピルメタ
クリレート又はN−(1,1−ジメチル−3−オキソブ
チル)−アクリルアミドである。
【0022】最も好ましくは、成分(a)の親水性モノ
マーは、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、N−ビ
ニル−2−ピロリドン、アクリルアミド又はN,N−ジ
メチルアクリルアミドである。
マーは、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、N−ビ
ニル−2−ピロリドン、アクリルアミド又はN,N−ジ
メチルアクリルアミドである。
【0023】好ましくは、成分(b)の式(I)のモノ
マーにおいて、Gは水素又はメチルであり、Rは水素又
はメチルであり、nは4〜12であり、そしてTはエチ
レンである。
マーにおいて、Gは水素又はメチルであり、Rは水素又
はメチルであり、nは4〜12であり、そしてTはエチ
レンである。
【0024】最も好ましくは、成分(b)の式(I)の
モノマーにおいて、Gは水素であり、Rはメチルであ
り、nは4〜8であり、そしてTはエチレンである。
モノマーにおいて、Gは水素であり、Rはメチルであ
り、nは4〜8であり、そしてTはエチレンである。
【0025】好ましくは、成分(c)の式(IV)、
(V)、(VI)又は(VII )のモノマーにおいて、Rは
水素又はメチルであり、Lはエチレン、トリメチレン又
はプロピレン(1,3−若しくは1,2−プロピレン)
であり、E1 、E2 及びE3 は、独立に、1〜18の炭
素原子のアルキルであり、そしてX- はCl- 又はBr
-である。
(V)、(VI)又は(VII )のモノマーにおいて、Rは
水素又はメチルであり、Lはエチレン、トリメチレン又
はプロピレン(1,3−若しくは1,2−プロピレン)
であり、E1 、E2 及びE3 は、独立に、1〜18の炭
素原子のアルキルであり、そしてX- はCl- 又はBr
-である。
【0026】最も好ましくは、成分(c)の式(IV)、
(V)、(VI)又は(VII )のモノマーにおいて、Rは
メチルであり、Lはエチレンであり、E1 は1〜18個
の炭素原子のアルキルであり、E2 及びE3 は、各々メ
チルであり、そしてX- はCl- である。
(V)、(VI)又は(VII )のモノマーにおいて、Rは
メチルであり、Lはエチレンであり、E1 は1〜18個
の炭素原子のアルキルであり、E2 及びE3 は、各々メ
チルであり、そしてX- はCl- である。
【0027】好ましくは、成分(d)の架橋モノマー
は、エチレングリコールジメタクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジメタクリレート、テトラエチレングリコ
ールジメタクリレート、グリセリルトリメタクリレート
又はトリメチロールプロパントリアクリレートである。
は、エチレングリコールジメタクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジメタクリレート、テトラエチレングリコ
ールジメタクリレート、グリセリルトリメタクリレート
又はトリメチロールプロパントリアクリレートである。
【0028】最も好ましくは、成分(d)の架橋モノマ
ーは、エチレングリコールジメタクリレート、ネオペン
チルグリコールジメタクリレート又はテトラエチレング
リコールジメタクリレートである。
ーは、エチレングリコールジメタクリレート、ネオペン
チルグリコールジメタクリレート又はテトラエチレング
リコールジメタクリレートである。
【0029】成分(a)、(c)及び(d)のモノマー
は、大部分商品であり、そして通常の方法により容易に
製造することができる。
は、大部分商品であり、そして通常の方法により容易に
製造することができる。
【0030】成分(b)のモノマーは、ヒドロキシアル
キル置換モノマー、例えば2−ヒドロキシエチルメタク
リレートをエチレンオキシド、プロピレンオキシド若し
くはブチレンオキシドと反応させることにより、又は米
国特許第4,038,264 中に記載された方法により容易に製
造される。
キル置換モノマー、例えば2−ヒドロキシエチルメタク
リレートをエチレンオキシド、プロピレンオキシド若し
くはブチレンオキシドと反応させることにより、又は米
国特許第4,038,264 中に記載された方法により容易に製
造される。
【0031】成分(a)、(b)、(c)及び(d)の
4つのモノマーの共重合は、エチレン性不飽和モノマー
の重合において通常使用されるような、活性化エネルギ
ー(即ち熱)によりフリーラジカルを発生する開始剤を
使用することにより実施することができる。フリーラジ
カル開始剤の中に含まれるものは、慣用の熱的に活性化
される開始剤、例えば有機ペルオキシド、有機ヒドロペ
ルオキシド及びアゾ化合物である。このような開始剤の
代表的な例は、過酸化ベンゾイル、過安息香酸tert
−ブチル、tert−ブチルヒドロペルオキシド、ジイ
ソプロピルペルオキシジカーボネート、クメンヒドロペ
ルオキシド、2,2’−アゾビス(イソブチロニトリ
ル)及び2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロ
ニトリル)を含む。一般には、約0.01〜5重量%の
熱開始剤が使用される。
4つのモノマーの共重合は、エチレン性不飽和モノマー
の重合において通常使用されるような、活性化エネルギ
ー(即ち熱)によりフリーラジカルを発生する開始剤を
使用することにより実施することができる。フリーラジ
カル開始剤の中に含まれるものは、慣用の熱的に活性化
される開始剤、例えば有機ペルオキシド、有機ヒドロペ
ルオキシド及びアゾ化合物である。このような開始剤の
代表的な例は、過酸化ベンゾイル、過安息香酸tert
−ブチル、tert−ブチルヒドロペルオキシド、ジイ
ソプロピルペルオキシジカーボネート、クメンヒドロペ
ルオキシド、2,2’−アゾビス(イソブチロニトリ
ル)及び2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロ
ニトリル)を含む。一般には、約0.01〜5重量%の
熱開始剤が使用される。
【0032】好ましくは、コンタクトレンズを製造する
ためには、UV開始重合を光開始剤を使用して実施す
る。そのような開始剤はよく知られている。好ましい光
開始剤は、モノマー組成物をコンタクトレンズの鋳型中
で照射する時に容易に重合させるものである。このよう
な光開始剤の代表的な例は、アシロイン及びその誘導
体、例えばベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベ
ンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエー
テル、ベンゾインイソブチルエーテル及びα−メチルベ
ンゾイン;ジケトン、例えばベンジル及びジアセチル;
ケトン、例えばアセトフェノン、α,α,α−トリブロ
モアセトフェノン、α,α−ジエトキシアセトフェノ
ン、2−ヒドロキシ−2−メチルフェニル−1−プロパ
ノン、o−ニトロ−α,α,α−トリブロモアセトフェ
ノン、ベンゾフェノン及びp,p’−テトラメチルジア
ミノベンゾフェノン;α−アシロキシムエステル、例え
ばベンジル−(O−エトキシカルボニル)−α−モノオ
キシム;ケトン/アミンの組み合わせ、例えばベンゾフ
ェノン/N−メチルジエタノールアミン、ベンゾフェノ
ン/トリブチルアミン及びベンゾフェノン/ミヒラーケ
トン;並びにベンジルケタール、例えばベンジルジメチ
ルケタール、ベンジルジエチルケタール及び2,5−ジ
クロロベンジルジメチルケタールを含む。通常は、光開
始剤は全モノマーの約0.01〜5重量%の範囲の量で
使用される。好ましくは約0.1〜1%の光開始剤が使
用される。
ためには、UV開始重合を光開始剤を使用して実施す
る。そのような開始剤はよく知られている。好ましい光
開始剤は、モノマー組成物をコンタクトレンズの鋳型中
で照射する時に容易に重合させるものである。このよう
な光開始剤の代表的な例は、アシロイン及びその誘導
体、例えばベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベ
ンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエー
テル、ベンゾインイソブチルエーテル及びα−メチルベ
ンゾイン;ジケトン、例えばベンジル及びジアセチル;
ケトン、例えばアセトフェノン、α,α,α−トリブロ
モアセトフェノン、α,α−ジエトキシアセトフェノ
ン、2−ヒドロキシ−2−メチルフェニル−1−プロパ
ノン、o−ニトロ−α,α,α−トリブロモアセトフェ
ノン、ベンゾフェノン及びp,p’−テトラメチルジア
ミノベンゾフェノン;α−アシロキシムエステル、例え
ばベンジル−(O−エトキシカルボニル)−α−モノオ
キシム;ケトン/アミンの組み合わせ、例えばベンゾフ
ェノン/N−メチルジエタノールアミン、ベンゾフェノ
ン/トリブチルアミン及びベンゾフェノン/ミヒラーケ
トン;並びにベンジルケタール、例えばベンジルジメチ
ルケタール、ベンジルジエチルケタール及び2,5−ジ
クロロベンジルジメチルケタールを含む。通常は、光開
始剤は全モノマーの約0.01〜5重量%の範囲の量で
使用される。好ましくは約0.1〜1%の光開始剤が使
用される。
【0033】重合は通常の方法でバルクで又は溶媒の存
在下で実施することができる。有用な溶媒は、ケトン、
例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルプロピル
ケトン、メチルイソブチルケトン、メチルアミルケトン
及びシクロヘキサノン;アルコール、例えばメタノー
ル、エタノール、イソプロパノール又はエチルセロソル
ブ;エーテル、例えばエチレングリコール又はジエチレ
ングリコールジメチルエーテル;エステル、例えば酢酸
エチル又は酢酸イソプロピル;ジメチルスルホキシド;
N−メチル−2−ピロリドン;N,N−ジメチルホルム
アミド;N,N−ジメチルアセトアミド;水、並びに塩
溶液を含む。
在下で実施することができる。有用な溶媒は、ケトン、
例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルプロピル
ケトン、メチルイソブチルケトン、メチルアミルケトン
及びシクロヘキサノン;アルコール、例えばメタノー
ル、エタノール、イソプロパノール又はエチルセロソル
ブ;エーテル、例えばエチレングリコール又はジエチレ
ングリコールジメチルエーテル;エステル、例えば酢酸
エチル又は酢酸イソプロピル;ジメチルスルホキシド;
N−メチル−2−ピロリドン;N,N−ジメチルホルム
アミド;N,N−ジメチルアセトアミド;水、並びに塩
溶液を含む。
【0034】前記重合は、プラスチック、ガラス又は金
属からなっていてもよく、そして任意の形であることが
できる鋳型の中で実施される。フィルム及びシートを作
成するためには、型は、好ましくは、MYLAR(登録
商標)(ポリエステルフィルム、Dupont)又はその他の
ポリマーフィルムによってライニングを施されたガラス
板から作られ、そして所望の厚さのスペーサーを使用し
てクランプによって一緒に保持される。コンタクトレン
ズは、好ましくは、UV透過性プラスチックの型中で製
造される。
属からなっていてもよく、そして任意の形であることが
できる鋳型の中で実施される。フィルム及びシートを作
成するためには、型は、好ましくは、MYLAR(登録
商標)(ポリエステルフィルム、Dupont)又はその他の
ポリマーフィルムによってライニングを施されたガラス
板から作られ、そして所望の厚さのスペーサーを使用し
てクランプによって一緒に保持される。コンタクトレン
ズは、好ましくは、UV透過性プラスチックの型中で製
造される。
【0035】重合が完了した後で、ポリマーを後加熱
し、そして鋳型から取り出してよく、そして存在し得る
溶媒を真空乾燥か、又は水によるか若しくは水溶性溶媒
によるか若しくは水−溶媒混合物による抽出かのどちら
かによって除去する。有用な溶媒は、アセトン、エタノ
ール、メタノール又はイソプロパノールである。共沸蒸
留も、また、ある種の溶媒を除去するための有用な手段
である。溶媒を除去した後で、ポリマーを蒸留水中で平
衡させ、そしてその水含量を重量測定によって測定す
る。以下のすべての測定は、水で平衡になったポリマー
について実施した。
し、そして鋳型から取り出してよく、そして存在し得る
溶媒を真空乾燥か、又は水によるか若しくは水溶性溶媒
によるか若しくは水−溶媒混合物による抽出かのどちら
かによって除去する。有用な溶媒は、アセトン、エタノ
ール、メタノール又はイソプロパノールである。共沸蒸
留も、また、ある種の溶媒を除去するための有用な手段
である。溶媒を除去した後で、ポリマーを蒸留水中で平
衡させ、そしてその水含量を重量測定によって測定す
る。以下のすべての測定は、水で平衡になったポリマー
について実施した。
【0036】酸素透過性は、電解質として緩衝塩溶液
(pH=7)を使用してDK1000(ATD Design)機
器によって測定し、そして以下に示した単位で表した:
(pH=7)を使用してDK1000(ATD Design)機
器によって測定し、そして以下に示した単位で表した:
【0037】O2 DK(barrers )=〔cm3(STP)mm 10
-10〕/〔cm2sec mm Hg〕(与えられた厚さ及び温度に
おいて)。
-10〕/〔cm2sec mm Hg〕(与えられた厚さ及び温度に
おいて)。
【0038】物理的−機械的測定は、INSTRON (登録商
標)試験装置、MT-100型によって0.05〜0.1mm厚
さのシートについて実施した。
標)試験装置、MT-100型によって0.05〜0.1mm厚
さのシートについて実施した。
【0039】水含量は以下のように表した:
【0040】%H2 O=〔(膨潤したポリマーの重量−
乾いたポリマーの重量)/(膨潤したポリマーの重
量)〕×100。
乾いたポリマーの重量)/(膨潤したポリマーの重
量)〕×100。
【0041】
実施例1〜7. コンタクトレンズ 窒素でパージした後の透明なコンタクトレンズ鋳型を使
用し、低強度又は高強度化学線の光を使用し、光開始剤
としての2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプ
ロパン−1−オン(DAROCUS 1173:登録商標、EM Indus
tries )により、第1表中に与えられた量の以下のコモ
ノマーからコンタクトレンズを製造した:2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート(HEMA);ω−ヒドロキシ
〔テトラ(エチレンオキシ)〕エチルメタクリレート
(Sipomer HEM−5);2−(メタクリロイルオキ
シ)エチル−トリメチルアンモニウムクロリド(MAD
QUAT Q6);エチレングリコールジメタクリレー
ト(EGDMA)。第1表中の各々の項目に関する量は
グラムで示した。
用し、低強度又は高強度化学線の光を使用し、光開始剤
としての2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプ
ロパン−1−オン(DAROCUS 1173:登録商標、EM Indus
tries )により、第1表中に与えられた量の以下のコモ
ノマーからコンタクトレンズを製造した:2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート(HEMA);ω−ヒドロキシ
〔テトラ(エチレンオキシ)〕エチルメタクリレート
(Sipomer HEM−5);2−(メタクリロイルオキ
シ)エチル−トリメチルアンモニウムクロリド(MAD
QUAT Q6);エチレングリコールジメタクリレー
ト(EGDMA)。第1表中の各々の項目に関する量は
グラムで示した。
【0042】
【表1】
【0043】* 高強度光は、鋳型に対し3フィートか
ら14インチ/分(35.56cm/分)の速度で光を通
過させて、実施例2及び3において使用した。
ら14インチ/分(35.56cm/分)の速度で光を通
過させて、実施例2及び3において使用した。
【0044】これらの実施例において製造されたコンタ
クトレンズの物理的特性を第2表に示した。
クトレンズの物理的特性を第2表に示した。
【0045】
【表2】
【0046】*CTはmmでのコンタクトレンズの中心厚
さである。弾性率及び応力値は(ダイン/cm2 )x10
5 の単位である。Dk値は酸素透過率×10-10 =cm3m
m(STP)/cm2mm Hg Sec である。流量は酸素のμl/cm2/分
である。
さである。弾性率及び応力値は(ダイン/cm2 )x10
5 の単位である。Dk値は酸素透過率×10-10 =cm3m
m(STP)/cm2mm Hg Sec である。流量は酸素のμl/cm2/分
である。
【0047】実施例1〜7のすべてのコンタクトレンズ
は透明であった。実施例1、4及び5のレンズは、それ
ぞれ2.4%、2.6%及び2.5%の乾燥被抽出物を
有した。実施例2及び3のコンタクトレンズは眼での使
用のために臨床的に許容される。
は透明であった。実施例1、4及び5のレンズは、それ
ぞれ2.4%、2.6%及び2.5%の乾燥被抽出物を
有した。実施例2及び3のコンタクトレンズは眼での使
用のために臨床的に許容される。
【0048】実施例8〜12. コンタクトレンズ 実施例1〜7の一般的手順に従って、光開始剤としての
ベンゾインメチルエーテル(BME)により、第3表中
に与えられた量の以下のコモノマーからコンタクトレン
ズを製造した:2−ヒドロキシエチルメタクリレート
(HEMA);ω−ヒドロキシ〔テトラ(エチレンオキ
シ)〕エチルメタクリレート(Sipomer HEM−5);
2−(メタクリロイルオキシ)エチル−トリメチルアン
モニウムクロリド(MADQUAT Q6);エチレン
グリコールジメタクリレート(EGDMA)。これらの
成分に関して第3表中で与えられている量はグラムで示
した。
ベンゾインメチルエーテル(BME)により、第3表中
に与えられた量の以下のコモノマーからコンタクトレン
ズを製造した:2−ヒドロキシエチルメタクリレート
(HEMA);ω−ヒドロキシ〔テトラ(エチレンオキ
シ)〕エチルメタクリレート(Sipomer HEM−5);
2−(メタクリロイルオキシ)エチル−トリメチルアン
モニウムクロリド(MADQUAT Q6);エチレン
グリコールジメタクリレート(EGDMA)。これらの
成分に関して第3表中で与えられている量はグラムで示
した。
【0049】
【表3】
【0050】実施例11及び12のコンタクトレンズは
透明であり、実施例10のそれは極く僅かに不透明であ
った。実施例9のそれは僅かに不透明であり、一方実施
例8のそれは不透明であった。これは、HEM−5の量
を大幅に増すことはレンズの透明性に悪い影響を与える
ことを示している。
透明であり、実施例10のそれは極く僅かに不透明であ
った。実施例9のそれは僅かに不透明であり、一方実施
例8のそれは不透明であった。これは、HEM−5の量
を大幅に増すことはレンズの透明性に悪い影響を与える
ことを示している。
【0051】実施例13 コンタクトレンズ上の蛋白質付着 本発明のコポリマーから製造されたコンタクトレンズ
が、先行技術のソフトコンタクトレンズと比較して蛋白
質付着に対して実質的に抵抗性であるかどうかを確かめ
るために、実施例3のコポリマーから製造された6枚の
コンタクトレンズ、並びに実質的に同じ水分含量を有す
るが、本発明の成分(b)及び(c)から誘導される構
造単位を有しない先行技術のコポリマーから製造された
6枚のコンタクトレンズを、生体外比較テストの5回の
繰り返し模擬使用に付した。5回目の繰り返しの終わり
に、レンズ上に付着した蛋白質の量を、アミノ酸又は蛋
白質を測定するための標準的なニンヒドリン呈色法を使
用して測定した。6枚の本発明のコンタクトレンズ及び
6枚の対照のレンズの各々について以下の手順を5回繰
り返した:
が、先行技術のソフトコンタクトレンズと比較して蛋白
質付着に対して実質的に抵抗性であるかどうかを確かめ
るために、実施例3のコポリマーから製造された6枚の
コンタクトレンズ、並びに実質的に同じ水分含量を有す
るが、本発明の成分(b)及び(c)から誘導される構
造単位を有しない先行技術のコポリマーから製造された
6枚のコンタクトレンズを、生体外比較テストの5回の
繰り返し模擬使用に付した。5回目の繰り返しの終わり
に、レンズ上に付着した蛋白質の量を、アミノ酸又は蛋
白質を測定するための標準的なニンヒドリン呈色法を使
用して測定した。6枚の本発明のコンタクトレンズ及び
6枚の対照のレンズの各々について以下の手順を5回繰
り返した:
【0052】a.レンズを、35℃で少なくとも30分
間ホウ酸塩緩衝塩溶液中の1%リゾチーム溶液中に浸
す; b.次に、レンズを、少なくとも6時間希薄過酸化水素
溶液と接触させることにより消毒する; c.消毒されたレンズを消毒溶液から取り出し、そして
繰り返しを再び始める; d.5回目の繰り返しの終わりに、レンズを軽く吸い取
って乾かし、200mlの蒸留水を含むバイアル中に入
れ、そしてテスト手順の5回の繰り返しの後にレンズ上
に付着した蛋白質の総量をニンヒドリン蛋白質分析方法
により測定した。
間ホウ酸塩緩衝塩溶液中の1%リゾチーム溶液中に浸
す; b.次に、レンズを、少なくとも6時間希薄過酸化水素
溶液と接触させることにより消毒する; c.消毒されたレンズを消毒溶液から取り出し、そして
繰り返しを再び始める; d.5回目の繰り返しの終わりに、レンズを軽く吸い取
って乾かし、200mlの蒸留水を含むバイアル中に入
れ、そしてテスト手順の5回の繰り返しの後にレンズ上
に付着した蛋白質の総量をニンヒドリン蛋白質分析方法
により測定した。
【0053】本発明の2枚の対照レンズ及び先行技術の
2枚の対照レンズ、並びに各々25μg のリゾチームを
打ち込んだ本発明の2枚の対照レンズ及び各々250μ
g のリゾチームを打ち込んだ先行技術の2枚の対照レン
ズを、レンズからの蛋白質の回収工程を評価し、そして
このテスト手順の信頼性を示すために、対照として処理
した。この試験データを第4表に示した。
2枚の対照レンズ、並びに各々25μg のリゾチームを
打ち込んだ本発明の2枚の対照レンズ及び各々250μ
g のリゾチームを打ち込んだ先行技術の2枚の対照レン
ズを、レンズからの蛋白質の回収工程を評価し、そして
このテスト手順の信頼性を示すために、対照として処理
した。この試験データを第4表に示した。
【0054】
【表4】
【0055】* :25μg のリゾチームを打ち込んだ **:250μg のリゾチームを打ち込んだ
【0056】これらのデータの解析は、本発明のレンズ
はそれらの上に付着した蛋白質の13μg の中央量を有
し、一方先行技術のレンズはそれらの上に付着した蛋白
質の551μg の中央量を有することを示している。先
行技術のコンタクトレンズは、本発明のコンタクトレン
ズと比較して、それらの上に実質的に40倍も多い付着
蛋白質を有する。各々のタイプの個々のレンズの間に幾
らかの変動が存在するけれども、これらのデータは本発
明のコンタクトレンズと先行技術のレンズのコンタクト
レンズとの間の極めて大きな差を示している。本発明の
コンタクトレンズは、先行技術のコンタクトレンズと比
較して蛋白質付着に対して実質的に抵抗性であった。
はそれらの上に付着した蛋白質の13μg の中央量を有
し、一方先行技術のレンズはそれらの上に付着した蛋白
質の551μg の中央量を有することを示している。先
行技術のコンタクトレンズは、本発明のコンタクトレン
ズと比較して、それらの上に実質的に40倍も多い付着
蛋白質を有する。各々のタイプの個々のレンズの間に幾
らかの変動が存在するけれども、これらのデータは本発
明のコンタクトレンズと先行技術のレンズのコンタクト
レンズとの間の極めて大きな差を示している。本発明の
コンタクトレンズは、先行技術のコンタクトレンズと比
較して蛋白質付着に対して実質的に抵抗性であった。
【0057】実施例14 コンタクトレンズ上の蛋白質付着 実施例3のコポリマーから製造された2枚のコンタクト
レンズ、並びに本発明の成分(b)及び(c)のどちら
も含まない、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(H
EMA)及びN−ビニルピロリドン(NVP)のコポリ
マーから製造された先行技術の2枚のコンタクトレンズ
を、クリニックの4人の患者に6時間着用させた。テス
トレンズの各々はほぼ同じ水分含量を有していた。
レンズ、並びに本発明の成分(b)及び(c)のどちら
も含まない、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(H
EMA)及びN−ビニルピロリドン(NVP)のコポリ
マーから製造された先行技術の2枚のコンタクトレンズ
を、クリニックの4人の患者に6時間着用させた。テス
トレンズの各々はほぼ同じ水分含量を有していた。
【0058】着用期間の終わりに、付着したリゾチーム
の量を、D.Hager,Analytical Biochemistry,109,76(198
0)に記載されたドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルア
ミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)法を使用して測定した。
の量を、D.Hager,Analytical Biochemistry,109,76(198
0)に記載されたドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルア
ミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)法を使用して測定した。
【0059】これらのレンズの各々を6つの部分に薄く
切断し、そして次に0.5M トリス(ヒドロキシメチ
ル)アミノメタン、2重量%のドデシル硫酸ナトリウ
ム、10重量%のグリセロール及び5重量%のジチオト
レイト(DTT)そして9.52のpHを有する抽出溶
液を含む1.5mlのEppendorf 円錐形バイアル中に入れ
た。この溶液を95℃で1時間加熱し、そして次に35
℃に23時間冷却した。
切断し、そして次に0.5M トリス(ヒドロキシメチ
ル)アミノメタン、2重量%のドデシル硫酸ナトリウ
ム、10重量%のグリセロール及び5重量%のジチオト
レイト(DTT)そして9.52のpHを有する抽出溶
液を含む1.5mlのEppendorf 円錐形バイアル中に入れ
た。この溶液を95℃で1時間加熱し、そして次に35
℃に23時間冷却した。
【0060】これらのレンズの薄切りをバイアルから取
り出し、そして1mlの冷アセトンをバイアルに添加し
た。バイアルを−20℃で20分間保持し、そして次に
12,000rpm で10分間遠心分離した。アセトンの
上澄み液を注ぎ出し、そして沈殿した蛋白質を収集し
た。
り出し、そして1mlの冷アセトンをバイアルに添加し
た。バイアルを−20℃で20分間保持し、そして次に
12,000rpm で10分間遠心分離した。アセトンの
上澄み液を注ぎ出し、そして沈殿した蛋白質を収集し
た。
【0061】次に、抽出され単離された蛋白質をドデシ
ル硫酸ナトリウム緩衝サンプル中に溶解し、そしてSDS-
PAGE法により分析した。
ル硫酸ナトリウム緩衝サンプル中に溶解し、そしてSDS-
PAGE法により分析した。
【0062】ゲル蛋白質を、V.Neuhoff,Electrophoresi
s 9,255(1988) に記載されている、改善されたCoomassi
e Brilliant Blue G-250及びR-250 分析手段を使用して
特性を調べそして同定した。
s 9,255(1988) に記載されている、改善されたCoomassi
e Brilliant Blue G-250及びR-250 分析手段を使用して
特性を調べそして同定した。
【0063】
【表5】
【0064】実施例3の本発明のコンタクトレンズ上に
付着したリゾチーム蛋白質の量は、それらの組成中に成
分(b)及び(c)のどちらも含まない先行技術のコン
タクトレンズ上に付着した蛋白質の量の約10%に過ぎ
ない。
付着したリゾチーム蛋白質の量は、それらの組成中に成
分(b)及び(c)のどちらも含まない先行技術のコン
タクトレンズ上に付着した蛋白質の量の約10%に過ぎ
ない。
【0065】これは、先行技術のコンタクトレンズと比
較した本発明のコンタクトレンズの蛋白質付着傾向の臨
床的に有意な減少である。
較した本発明のコンタクトレンズの蛋白質付着傾向の臨
床的に有意な減少である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 226/10 MNN 7242−4J // G02C 7/04 (72)発明者 ウィルソン レナード テリー ジュニア アメリカ合衆国 ジョージア 30202 ア ルファレッタ シラス ドライブ 755
Claims (14)
- 【請求項1】 良好な酸素透過性、良好な抗菌特性及び
蛋白質の付着に対して良好な抵抗力を有するコポリマー
であって、 (a)ヒドロキシ置換C1 〜C4 アルキルアクリレート
若しくはメタクリレート、アクリルアミド、メタクリル
アミド、N−C1 〜C2 アルキルアクリルアミド若しく
はメタクリルアミド、N,N−ジ−C1 〜C2 アルキル
アクリルアミド若しくはメタクリルアミド、エトキシル
化アクリレート若しくはメタクリレート、ヒドロキシ置
換C1 〜C4 アルキルアクリルアミド若しくはメタクリ
ルアミド、ヒドロキシ置換C1 〜C4 アルキルビニルエ
ーテル、エチレンスルホン酸ナトリウム、スチレンスル
ホン酸ナトリウム、2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸、N−ビニル−2−ピロリドン、N−
ビニルスクシンイミド、N−ビニルピロール、2−若し
くは4−ビニルピリジン、アクリル酸、メタクリル酸、
アミノ−、C1 〜C4 アルキルアミノ−若しくはC1 〜
C4 ジアルキルアミノ−置換C1 〜C4 アルキルアクリ
レート又はメタクリレート、アリルアルコール及びこれ
らの混合物からなる群から選ばれた親水性モノマーの、
全コポリマーに基づいて、65〜97.9重量%、 (b)式(I)、(II)又は(III): 【化1】 〔式中、Gは水素又はメチルであり、nは2〜20であ
り、Tは2〜4個の炭素原子のアルキレンであり、Rは
水素又はメチルであり、そしてQは直接結合又は−O−
である〕で示されるモノマーの、全コポリマーに基づい
て、20〜1重量%、 (c)式(IV)、(V)、(VI)又は(VII): 【化2】 〔式中、Rは水素又はメチルであり、Lは2〜4個の炭
素原子のアルキレンであり、E1 、E2 及びE3 は、独
立に、1〜18個の炭素原子のアルキルであるか、又は
E1 、E2 及びE3 の一つは7〜9個の炭素原子のフェ
ニルアルキルであり、そしてE1 、E2 及びE3 の残り
の二つは、独立に、1〜18個の炭素原子のアルキルで
あり、そしてX- はハロゲン化物である〕で示される第
四級アンモニウムモノマー又はその混合物の、全コポリ
マーに基づいて、20〜1重量%、及び (d)アリルメタクリレート、ジアリルイタコネート、
モノアリルイタコネート、ジアリルマレエート、ジアリ
ルフマレート、ジアリルサクシネート、ジアリルフタレ
ート、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌ
レート、ジエチレングリコールビスアリルカーボネー
ト、トリアリルホスフェート、トリアリルトリメリテー
ト、ジアリルエーテル、N,N−ジアリルメラミン、ジ
ビニルベンゼン、N,N’−メチレン−ビス−アクリル
アミド、エチレングリコールジメタクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジメタクリレート、テトラエチレング
リコールジメタクリレート、N,N’−ヘキサメチレン
−ビス−マレイミド、ジビニル尿素、ビスフェノールA
ジメタクリレート、ジビニルアジペート、グリセリルト
リメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、トリビニルメリテート、1,3−ビス(4−メ
タクリルオキシブチル)テトラメチルジシロキサン、ジ
ビニルエーテル及びジビニルスルホンからなる群から選
ばれた架橋剤の、全コポリマーに基づいて、5〜0.1
重量%、の共重合生成物からなることを特徴とするコポ
リマー。 - 【請求項2】 成分(a)の親水性モノマーが、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、
N,N−ジメチルアクリルアミド、アリルアルコール、
2−若しくは4−ビニルピリジン、N−ビニル−2−ピ
ロリドン、2,3−ジヒドロキシプロピルメタクリレー
ト又はN−(1,1−ジメチル−3−オキソブチル)−
アクリルアミドである、請求項1記載のコポリマー。 - 【請求項3】 成分(a)の親水性モノマーが、2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート、N−ビニル−2−ピロ
リドン、アクリルアミド又はN,N−ジメチルアクリル
アミドである、請求項2記載のコポリマー。 - 【請求項4】 成分(b)の式(I)のモノマーにおい
て、Gが水素又はメチルであり、Rが水素又はメチルで
あり、nが4〜12であり、そしてTがエチレンであ
る、請求項1記載のコポリマー。 - 【請求項5】 成分(b)の式(I)のモノマーにおい
て、Gが水素であり、Rがメチルであり、nが4〜8で
あり、そしてTがエチレンである、請求項4記載のコポ
リマー。 - 【請求項6】 成分(c)の式(IV)、(V)、(VI)
又は(VII )のモノマーにおいて、Rが水素又はメチル
であり、Lがエチレン、トリメチレン又はプロピレン
(1,3−若しくは1,2−プロピレン)であり、E
1 、E2 及びE3が、独立に、1〜18個の炭素原子の
アルキルであり、そしてX- がCl- 又はBr- であ
る、請求項1記載のコポリマー。 - 【請求項7】 成分(c)の式(IV)、(V)、(VI)
又は(VII )のモノマーにおいて、Rがメチルであり、
Lがエチレンであり、E1 が1〜18個の炭素原子のア
ルキルであり、E2 及びE3 が各々メチルであり、そし
てX- がCl- である、請求項6記載のコポリマー。 - 【請求項8】 成分(d)の架橋モノマーが、エチレン
グリコールジメタクリレート、ネオペンチルグリコール
ジメタクリレート、テトラエチレングリコールジメタク
リレート、グリセリルトリメタクリレート又はトリメチ
ロールプロパントリアクリレートである、請求項1記載
のコポリマー。 - 【請求項9】 成分(d)の架橋モノマーが、エチレン
グリコールジメタクリレート、ネオペンチルグリコール
ジメタクリレート又はテトラエチレングリコールジメタ
クリレートである、請求項8記載のコポリマー。 - 【請求項10】 C1 〜C18アルキルアクリレート及び
メタクリレート、C3 〜C18アクリルアミド及びメタク
リルアミド、アクリロニトリル、C5 〜C12シクロアル
キルアクリレート及びメタクリレート、メタクリロニト
リル、ビニルC1 〜C18アルカノエート、C2 〜C18ア
ルケン、C2 〜C18ハロアルケン、スチレン、C1 〜C
6 アルキルスチレン、アルキルが1〜6個の炭素原子を
有するビニルアルキルエーテル、C3 〜C12ペルフルオ
ロアルキルエチルチオカルボニルアミノエチルアクリレ
ート及びメタクリレート、C3 〜C12フルオロアルキル
アクリレート及びメタクリレート、アクリルオキシ及び
メタクリルオキシアルキルシロキサン、N−ビニルカル
バゾール並びにマレイン酸、フマル酸、イタコン酸及び
メサコン酸のC1 〜C12アルキルエステルからなる群か
ら選ばれた疎水性モノマー共重合成分(e)の、全コポ
リマーに基づいて、0〜20重量%をさらに含む、請求
項1記載のコポリマー。 - 【請求項11】 成分(e)が、メチルメタクリレー
ト、スチレン又は酢酸ビニルである、請求項10記載の
コポリマー。 - 【請求項12】 目に許容し得る用具である、請求項1
記載のコポリマー。 - 【請求項13】 コンタクトレンズ又は眼内レンズであ
る、請求項12記載のコポリマー。 - 【請求項14】 コンタクトレンズである、請求項13
記載のコポリマー。
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