JPH06254775A - トルク検出および自動停止機構を備える電動回転工具 - Google Patents

トルク検出および自動停止機構を備える電動回転工具

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JPH06254775A
JPH06254775A JP4003893A JP4003893A JPH06254775A JP H06254775 A JPH06254775 A JP H06254775A JP 4003893 A JP4003893 A JP 4003893A JP 4003893 A JP4003893 A JP 4003893A JP H06254775 A JPH06254775 A JP H06254775A
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casing
strain gauge
electric motor
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動モータの出力軸に遊星減速機構を介して
従動軸を結合し、前記遊星減速機構にクラッチ機構を設
けてこのクラッチ機構の動作に伴い、反対負荷の動作点
ないしはトルクの検出を行うよう構成した電動回転工具
において、ストレンゲージを使用して精度の高いトルク
値の設定ないしは検出を行うと同時に適正トルク値の場
合に電動モータの一時的な駆動停止を簡単な電気回路構
成によって達成することができるトルク検出および自動
停止機構を備える電動回転工具を得る。 【構成】 遊星減速機構16に対して設けられる鋼球4
4を使用したクラッチ機構に、把持部ケーシング18の
外部において固定保持した揺動検知片42の一端部を係
合させて、クラッチ動作に伴い前記揺動検知片を応力変
位させて、この変位量をストレンゲージ52により対応
するトルク値として電気的に検出すると共に、この検出
トルク値が予め設定した適正なトルク値の場合には、リ
ミットスイッチを使用することなく、電動モータの駆動
を一時的に自動停止させるよう電気回路を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば電動ドライバ
ー等の電動回転工具に係り、特に電動モータの出力軸と
従動軸との間に所定の負荷トルクを受けた際に、これを
検知して前記出力軸の回転出力伝達を遮断するためのク
ラッチ機能を有すると共に、その時のトルク値の検出と
電動モータの自動停止とを同時に行う機構を備える電動
回転工具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電動回転工具によりボルト、
ナット、ねじ等の被緊締物が所定の締付けトルクで締上
げられているか、また一度締付けを完了したねじ等がど
れ位のトルクで緩むかを測定し、常に均一なトルクで締
付けを行う手段として、一般的にトルクドライバーが知
られている。このトルクドライバーは、渦巻きばねを使
用して、その機械的変形量をトルク値として目盛板に表
示するものである。また、このような機械的な検出手段
に代えて、物性歪みを電気抵抗の変化に変換するトラン
スジューサとして所謂ストレンゲージを使用し、検出さ
れた歪みトルク値を数値的に直接ディジタル表示するト
ルクメータも開発されるに至っている。
【0003】従来の電動ドライバー等においては、ねじ
等の締付けに際し、ドライバービットに強力な反対負荷
が加わった場合に、これを予め設定した締付けトルクで
で動作するクラッチ機構により所定のトルク値に至った
状態を検知して、前記クラッチ機構を作動させて電動モ
ータの出力軸と従動軸(ドライバービット)との結合を
一時的に遮断するよう構成したものが、提案され実施さ
れている。さらに、前記クラッチ機構の作動に際し、こ
れをリミットスイッチ等により検出して電動モータの駆
動を停止するように構成した電動ドライバーも実用化さ
れている。
【0004】すなわち、このようなクラッチ機構を備え
た電動ドライバーとして、本出願人は、先に、電動モー
タの出力軸に遊星減速機構を介して従動軸(ドライバー
ビット)に結合し、この遊星減速機構の遊星歯車と噛合
するインターナルギヤを把持部ケーシング内に回転自在
に遊嵌し、そしてこのインターナルギヤと把持部ケーシ
ングの一端部側をそれぞれ閉塞して対向させ、前記把持
部ケーシングの対向面には通孔を穿設してここに鋼球を
収納し、この鋼球を前記把持部ケーシングの外側からフ
ランジ付きスリーブで弾力的に保持して前記鋼球をイン
ターナルギヤの前記対向面に設けた溝部内に嵌入当接し
て自動クラッチ装置を構成した電動回転工具を開発し、
特許を得た(特公昭60−13798号公報)。
【0005】前記の自動クラッチ装置は、ねじ等の締付
け作業において、電動モータの出力軸からの回転出力
は、遊星減速機構を介してドライバービットに伝達され
るが、ねじの締付けの完了に近ずくと、反対負荷がドラ
イバービットより遊星減速機構へ伝達されて遊星歯車を
介してインターナルギヤを回転させるように作用する。
そして、この反対負荷が鋼球を押圧している弾力に打ち
勝つと、すなわち所定の設定トルク以上になると、前記
鋼球がインターナルギヤの対向面に設けた溝部を乗り越
えるようにして前記インターナルギヤが回動し、この結
果電動モータの出力軸とドライバービットとの結合が一
時的に遮断されることになる。従って、前記鋼球を保持
するフランジ付きスリーブの弾力を調整することによ
り、クラッチ装置の動作点すなわちトルク設定値を変更
することができる。
【0006】一方、前述した電動回転工具のクラッチ装
置とは別に、実際にどの程度のトルク値でねじ等がその
取付け対象物に対し締付けられたかを、直接電動回転工
具で検出する手段として、ドライバービットに作用する
強力な反対負荷を検出することも可能である。
【0007】例えば、前記インターナルギヤの外周の一
部に対応する円筒状ケーシングにスリットを穿設し、こ
のスリットの開口部に接触しないように前記インターナ
ルギヤの一部にトーションバーを固着し、これを外方に
延出させて適宜固定して、インターナルギヤの回動を制
限する方向に係止し、前記トーションバーの一側面にト
ルク検出用のストレンゲージを取付ける。
【0008】このように構成することにより、駆動源で
ある電動モータが回転すると、その出力軸の回転力は把
持部ケーシング中の遊星減速機構により減速増強されて
従動軸すなわちドライバービットに伝達される。この
時、遊星減速機構の遊星歯車はインターナルギヤの内歯
と噛合して自転しつつ前記内歯に沿って公転し、ドライ
バービットには減速増強された回転力が得られる。そこ
で、前記インターナルギヤは、把持部ケーシングの内部
に回転可能に遊嵌されているが、半径方向外方に延出し
ているトーションバーはその先端近傍において支持板に
設けたストッパに接触しているので、その回動は阻止さ
れ、従って動力伝達が遮断されることはない。すなわ
ち、インターナルギヤの回動が把持部ケーシングに対し
て阻止されないとすれば、ドライバービットに強力な反
対負荷が加わるとインターナルギヤは空転し、動力伝達
が遮断されることになる。
【0009】そして、この反対負荷は直接前記インター
ナルギヤに伝達され、このインターナルギヤを把持部ケ
ーシングに対し回動させようとする力となって現れる。
しかし、前記インターナルギヤはストッパによりその回
動を阻止されているから、前記インターナルギヤに加わ
った反対負荷はトーションバーに伝達される。従って、
トーションバーには、ストッパとインターナルギヤにお
けるトーションバーの接続部との間において、ねじ込み
作業中の間連続的に変動推移する応力歪みがもたらされ
ることになる。この応力歪みは、前記ストレンゲージに
より検出され、電気抵抗の変化として、例えばオシロス
コープやディジタルカウンタで直読監視することができ
る。
【0010】このようにして、前記トルク検出器は、ね
じ込み作業中において、連続的にトーションバーに伝達
される応力歪みを直読監視できることによって、ねじの
締付け開始から締付け完了に至る間のトルク値の変動を
測定し、最適な締付けトルクを知ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前述した従
来のクラッチ装置においては、ねじ等の締付け作業時
に、ドライバービットに加わる反対負荷を円筒状ケーシ
ングの内部に回転可能に遊嵌したインターナルギヤを介
して検知するよう構成されているため、例えば鋼球を保
持するフランジ付きスリーブの弾力を調整してクラッチ
動作を行うトルク設定値の変更を行う場合、インターナ
ルギヤの質量や機械的接触部の摩擦抵抗等が影響して精
度の高いトルク値の設定は困難である。
【0012】また、前述したトルク検出器を備えた電動
回転工具においては、ねじ等の締付け作業時に、トルク
の連続的な変動を監視して最適なトルク値を測定できる
点で、従来のトルクドライバーやトルクメータと比べて
優れている。
【0013】しかしながら、この種の電動回転工具にお
いても、前述したようにドライバービットに加わる反対
負荷を把持部ケーシングの内部に回転可能に遊嵌したイ
ンターナルギヤを介して取出す場合、インターナルギヤ
は単に把持部ケーシング内面に摺動可能に収納されるた
め、前記と同様にインターナルギヤの質量や機械的接触
部の摩擦抵抗等が影響して、トーションバーに対する適
正なトルクの伝達を行うことは困難である。
【0014】また、クラッチ機構に隣接させてリミット
スイッチを設け、前記クラッチ機構の作動を機械的に検
出して電動モータの一時的な駆動停止制御を行っている
が、この場合リミットスイッチの誤動作、故障、設置ス
ペース等の問題があり、クラッチ機構の動作の高精度化
を妨げる難点がある。
【0015】そこで、本発明の目的は、電動モータの出
力軸に遊星減速機構を介して従動軸を結合し、前記遊星
減速機構にクラッチ機構を設けてこのクラッチ機構の動
作に伴い、反対負荷の動作点ないしはトルクの検出を行
うよう構成した電動回転工具において、ストレンゲージ
を使用して精度の高いトルク値の設定ないしは検出を行
うと同時に適正トルク値の場合に電動モータの一時的な
駆動停止を簡単な電気回路構成によって達成することが
できるトルク検出および自動停止機構を備える電動回転
工具を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトルク検出
および自動停止機構を備える電動回転工具は、電動モー
タを内蔵した把持部を設け、この電動モータの出力軸に
遊星減速機構を介して従動軸を結合し、前記遊星減速機
構を囲繞する把持部ケーシング内に前記遊星減速機構の
遊星歯車と噛合するインターナルギヤを回転可能に配置
し、前記インターナルギヤと円筒状ケーシングとの間に
鋼球を使用したクラッチ機構を設けると共にこのクラッ
チ機構の動作を検出する手段を設けたトルク検出機構を
備える電動回転工具において、前記遊星減速機構のイン
ターナルギヤと把持部ケーシングとの間に設けたクラッ
チ機構のインターナルギヤの一部を開口する切欠を設
け、この切欠に揺動検知片の一端を前記クラッチ機構の
鋼球と係合させて配置し、この揺動検知片の他端を把持
部ケーシングの一部に固定してクラッチ動作に際し応力
変位を受けるよう構成すると共に、前記揺動検知片の前
記変位部にストレンゲージを張設し、さらに前記ストレ
ンゲージの検出信号に基づいてトルク値の検出を行うト
ルク検出回路と、前記検出トルク値に基づいて電動モー
タの駆動停止を行う自動停止回路とを設けることを特徴
とする。
【0017】この場合、前記揺動検知片は、遊星歯車の
支軸の一端側に形成されるインターナルギヤの閉塞底面
部に隣接して配置されるクラッチ機構に対し配置し、把
持部ケーシングの一部に設けた切欠部から突出する外部
においてほぼ直角に折曲げて、これを電動モータの出力
軸と平行に延在させると共に、その他端を把持部ケーシ
ングの一部に固定し、前記揺動検知片の平行延在部にス
トレンゲージを張設した構成とすることができる。
【0018】また、揺動検知片は、インターナルギヤの
外周部に隣接して配置されるクラッチ機構に対し配置
し、把持部ケーシングの一部に設けた切欠部から突出す
る外部において電動モータの出力軸と平行に延在させる
と共に、その他端を把持部ケーシングの一部に固定し、
前記揺動検知片の平行延在部にストレンゲージを張設し
た構成とすることもできる。
【0019】一方、トルク検出回路は、ストレンゲージ
に生じる歪み抵抗率に基づいて、そのピーク値を検出す
ると共にこのピーク値を所要のトルク値に変換してトル
ク値を表示するよう構成することができる。この場合、
トルク検出回路により検出されたトルク値を予め設定し
たトルク値と比較してその適正状態を判別し、不適正の
際にアラームを発生するアラーム発生回路を設けること
もできる。
【0020】そして、自動停止回路は、ストレンゲージ
に生じる歪み抵抗率に基づいて、そのピーク値を検出す
ると共にこのピーク値から歪み抵抗率が急に低減するこ
とを検出すると同時に電動モータの電源スイッチ回路を
一時的に遮断する信号を発生する比較回路を設けること
ができる。
【0021】
【作用】本発明に係るトルク検出および自動停止機構を
備える電動回転工具によれば、遊星減速機構のインター
ナルギヤと把持部ケーシングとの間に設けたクラッチ機
構のインターナルギヤの一部を開口する切欠部を設け、
この切欠部に揺動検知片の一端を前記クラッチ機構の鋼
球と係合するように配置し、前記揺動検知片の他端を把
持部ケーシングの一部に固定して、この揺動検知片をク
ラッチ動作に際し応力変位可能に保持すると共に、その
変位部にストレンゲージを張設することにより、クラッ
チ機構のクラッチ動作に伴う従動軸側からの反対負荷ト
ルクを前記ストレンゲージにより電気的に精度よく検出
することができると共に、このストレンゲージにより検
出されるトルク値に基づいて、適正なトルク値の場合に
は電動モータの駆動を一時的に自動停止させることがで
きる。従って、前記ストレンゲージにより検出されるト
ルク値が不適正な場合には、アラームを発生するようう
に設定することができる。
【0022】
【実施例】次に、本発明に係るトルク検出および自動停
止機構を備える電動回転工具の実施例につき、添付図面
を参照しながら以下詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例として電動ドラ
イバーに適用した場合を示し、電動モータの出力軸から
従動軸に至る駆動機構部の要部断面図である。
【0024】図1において、参照符号10は内部に電動
モータ(図示せず)を内蔵した電動回転工具の把持部を
示し、上端部には前記電動モータの電源接続用の電源端
子12が設けられると共にこの電源端子12と結合する
コネクタおよび電源接続用ケーブルを備えた把持部カバ
ー(図示せず)が装着される。
【0025】前記把持部10の下端部には、電動モータ
の出力軸14と結合する遊星減速機構16を収納する円
筒状の把持部ケーシング18と、前記遊星減速機構16
と結合してドライバービット(図示せず)に対し出力軸
14の回転出力が減速増強されて伝達される従動軸20
を囲繞するスリーブカバー22とが順次接続される。
【0026】また、遊星減速機構16は、2段構成の遊
星歯車機構からなり、電動モータの出力軸14の先端部
に設けられたピニオンギヤ24に第1段の遊星歯車26
aが噛合し、次いでこの遊星歯車26aを支持する支軸
28aが第2のピニオンギヤ30の円板状支持部31の
一部に保持され、この第2のピニオンギヤ30に第2段
の遊星歯車26bが噛合し、そしてこの遊星歯車26b
を支持する支軸28bが前記従動軸20の一端部に形成
した円板状支持部21に固定保持される。この場合、前
記第1段の遊星歯車26aは前記把持部ケーシング18
に固定されたインターナルギヤ32に噛合し、第2段の
遊星歯車26bは前記把持部ケーシング18の内周面に
回転自在に配置されたインターナルギヤ34に噛合す
る。しかるに、前記インターナルギヤ34は、把持部ケ
ーシング18に固定されたインターナルギヤ32に対し
スラストベアリング36を介して回転自在に保持され、
また前記従動軸20の円板状支持部21は前記インター
ナルギヤ34の閉塞底面部35によって保持するよう構
成する。
【0027】なお、前記遊星減速機構16は、第1段の
遊星歯車26aおよびこれを支持する第2のピニオンギ
ヤ30並びに把持部ケーシング18に固定されたインタ
ーナルギヤ32を省略して、ピニオンギヤ24を回転自
在に保持されたインターナルギヤ34に噛合する遊星歯
車26bと直接噛合するように構成し得ることは勿論で
ある。
【0028】しかるに、前記インターナルギヤ34の閉
塞底面部35には、その軸中心から放射状に1本もしく
は複数本の長溝38を削設し、この長溝38中にローラ
40を転動自在に嵌入する。この時、前記ローラ40
は、その転動面半体を長溝38から外方へ突出するよう
に予め設定して、前記閉塞底面部35をクラッチ面とし
て構成する。
【0029】また、前記インターナルギヤ34のクラッ
チ面が対向する把持部ケーシング18の円形底面部18
aには、その一部に半径方向に開口する切欠部18bを
設けて、この切欠部18bの内方に揺動検知片42の一
端を進入配置する。そして、この揺動検知片42の前記
切欠部18b内へ進入配置した部分に、鋼球44を嵌入
するための孔部46を設けると共に、この孔部46内に
前記揺動検知片42の板厚より十分大きな直径寸法を有
する鋼球44を配置する。さらに、前記鋼球44が揺動
検知片42から脱落するのを防止すると共に、これをイ
ンターナルギヤ34の閉塞底面部35のクラッチ面に強
制的に押付けるために、把持部ケーシング18のボス部
19の外周にフランジ付きスリーブ48を挿通配置し
て、そのフランジ部49により前記鋼球44を保持する
よう構成する。
【0030】また、前記把持部ケーシング18の切欠部
18bから外方に突出した揺動検知片42はケーシング
18の外側においてほぼ直角に折曲し、これを電動モー
タの出力軸14と平行させて延在させ、その他端をケー
シング18の一部にねじ具50により固定する。そし
て、前記揺動検知片42の電動モータの出力軸14と平
行する延在部42aに、適宜ストレンゲージ52を張設
する。
【0031】さらに、前記フランジ付きスリーブ48に
対しては、コイルばね54の一端を係止すると共に、こ
のコイルばね54の他端を前記スリーブカバー22の先
端部に螺合したキャップ56により保持して、このコイ
ルばね54の弾力により前記フランジ付きスリーブ48
を前記鋼球44に対し押圧作用させる。
【0032】このように電動ドライバーの駆動機構部を
構成し、前記従動軸20にドライバービットを適宜結合
して、ねじ等の締付け作業を行う場合、ねじ等が取付け
対象物に回転螺入しつつあるときは、電動モータの回転
出力はドライバービットに伝達されるが、ねじ等の締付
けが完了に近ずくと、反対負荷がドライバービットよ
り、従動軸20→遊星歯車26b→インターナルギヤ3
4→鋼球44→揺動検知片42の順に伝達される。
【0033】そこで、この反対負荷が所定のトルク値を
越えると、インターナルギヤ34の回転力が、その閉塞
底面部35に対して当接する鋼球44を弾力的に保持す
るコイルばね54のばね弾力に打ち勝って、鋼球44を
保持しているフランジ付きスリーブ48を下方へ押し戻
す。この結果、インターナルギヤ34の閉塞底面部35
に配置されたローラ40は、鋼球44を強制的に乗り越
え、これによりインターナルギヤ34は把持部ケーシン
グ18内を回動し、遊星減速機構16を介する電動モー
タの出力軸14からの動力伝達が一時的に遮断され、従
動軸20の回動が停止することになる。すなわち、クラ
ッチ動作が行われることになる。
【0034】従って、本実施例において、揺動検知片4
2は、例えばドライバービットからの反対負荷の伝達を
受けて遊星減速機構16のインターナルギヤ34に付与
されるトルクが、鋼球44を予め設定したばね弾力で保
持することによって規定される設定トルクを越えた場
合、前記インターナルギヤ34の閉塞底面部35に設け
たローラ40が鋼球44を強制的に乗り越える際に、前
記インターナルギヤ34と共に、図2に示す矢印方向に
応力変位することになる。このため、本実施例において
は、図2に示すように、前記切欠部18bが揺動検知片
42の一端における変位動作を許容し得る程度の間隙を
有するよう設定する。
【0035】このようにして、前記揺動検知片42の一
端に付与されるトルクは、ストレンゲージ52を張設し
た揺動検知片42の平行延在部42aにねじり応力とし
て伝達され、この応力はストレンゲージ52により歪み
抵抗率として電気的に適正かつ確実に検出することがで
きる。
【0036】そこで、本発明においては、前記ストレン
ゲージ52に生じる歪み抵抗率は、クラッチ動作が行わ
れるまでの間において、時間の経過と共に所要のピーク
値を示すことから、図3に示すように、このピーク値を
ホールドするオペアンプ58を設け、このオペアンプ5
8で得られたピーク値をトルク検出回路60によりトル
ク値に換算して、適宜ディジタル表示回路62によりト
ルク値をディジタル表示させることができる。また、こ
の場合、トルク検出回路60により検出されたトルク値
が、予め設定したトルク値の上限値および下限値の範囲
外となった際にアラームを発生するアラーム発生回路6
4を付設することもできる。
【0037】さらに、本発明においては、前記ストレン
ゲージ52に生じる歪み抵抗率のピーク値をホールドす
るオペアンプ58の出力信号と、ストレンゲージ52の
出力信号とを比較回路66により比較し、この比較回路
66おいてクラッチ動作が行われる際にストレンゲージ
52の出力信号が急激に低下する状態を検出して、この
検出信号により電動モータの電源回路に適宜組込んだ電
源スイッチ回路68を動作させて、電動モータへの通電
を一時的に遮断して電動モータの自動停止を行うように
構成する。
【0038】このように構成することにより、従来クラ
ッチ動作の検出手段としてリミットスイッチを使用した
構成と比較し、誤動作の問題が無くなり、設置スペース
の制約が解消するばかりでなく、むしろ応答速度および
精度を向上することができる利点が得られる。
【0039】図4は、本発明に係るトルク検出および自
動停止機構を備える電動回転工具の別の実施例を示すも
のである。なお、説明の便宜上、前記実施例と同一の機
能を有する構成部分には、同一の参照符号を付し、その
詳細な説明は省略する。
【0040】すなわち、本実施例においては、遊星減速
機構16を構成する把持部ケーシング18に対し回転自
在に配置されたインターナルギヤ34の外周部に、一定
の円周溝34aを刻設し、さらにその一部に電動モータ
の出力軸14と平行な長溝38を削設し、この長溝38
中にローラ40を転動自在に嵌入した構成からなる。従
って、本実施例においては、前記ローラ40は、その転
動面半体を長溝38から外方へ突出するように予め設定
して、前記インターナルギヤ34の外周部の円周溝34
aがクラッチ面として構成される。
【0041】そこで、前記インターナルギヤ34のクラ
ッチ面が対向する把持部ケーシング18の一部を、その
半径方向外方に突出させてトルク調整ばね収納ケース7
0をを形成する。この収納ケース70の把持部ケーシン
グ18に近接する一部に切欠部70bを設けて、この切
欠部70bの内方に揺動検知片42の一端を進入配置す
る。そして、この揺動検知片42の前記切欠部70b内
へ進入配置した部分に、鋼球44を嵌入するための孔部
46を設けると共に、この孔部46内に前記揺動検知片
42の板厚より十分大きな直径寸法を有する鋼球44を
配置する。さらに、前記鋼球44が揺動検知片42から
脱落するのを防止すると共に、これをインターナルギヤ
34のクラッチ面に強制的に押付けるために、前記収納
ケース70内にクラッチ板72を介してトルク調整ばね
74を収納すると共に、前記収納ケース70の他端部7
0aにおいてトルク調整キャップ76を調整可能に取付
ける。
【0042】また、前記収納ケース70の切欠部70b
から外方に突出した揺動検知片42は、これを電動モー
タの出力軸14と平行させて延在させ、その他端をケー
シング18の一部にねじ具50により固定する。そし
て、前記揺動検知片42の電動モータの出力軸14と平
行する延在部42aに、適宜ストレンゲージ52を張設
する。
【0043】このように構成した本実施例の電動ドライ
バーにおいても、ねじ等の締付け作業を行う場合、前記
実施例と全く同様にクラッチ動作を達成することができ
る。また、ドライバービットからの反対負荷の伝達を受
けた場合、前述したように揺動検知片42の一端に付与
されるトルクは、ストレンゲージ52により確実かつ適
正に検出することができると共に、電動モータの一時的
な自動停止を適正に達成することができる。
【0044】以上、本発明の好適な実施例につき説明し
たが、本発明は前述した実施例に限定されることなく、
本発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変
更をなし得ることは勿論である。
【0045】
【発明の効果】前述した実施例から明らかなように、本
発明によれば、電動モータを内蔵した把持部を設け、こ
の電動モータの出力軸に遊星減速機構を介して従動軸を
結合し、前記遊星減速機構を囲繞する把持部ケーシング
内に前記遊星減速機構の遊星歯車と噛合するインターナ
ルギヤを回転可能に配置し、前記インターナルギヤと把
持部ケーシングとの間に鋼球を使用したクラッチ機構を
設けると共にこのクラッチ機構の動作を検出する手段を
設けたトルク検出機構を備える電動回転工具において、
遊星減速機構のインターナルギヤと把持部ケーシングと
の間に設けたクラッチ機構の把持部ケーシング部分を一
部開口して切欠部を設け、この切欠部に揺動検知片の一
端を進入させて前記クラッチ機構の鋼球と係合させ、揺
動検知片の他端をクラッチ機構のクラッチ動作に伴うト
ルク伝達を有効に行えるように保持することにより、従
動軸側からの反対負荷トルクをストレンゲージにより電
気的に精度よく検出することができると共に、クラッチ
動作に伴う電動モータの一時停止をリミットスイッチを
使用することなく、適正かつ高精度に達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトルク検出および自動停止機構を
備える電動回転工具の要部の一実施例を示す一部断面側
面図である。
【図2】図1のA−A線要部断面図である。
【図3】本発明に係る電動回転工具に使用するトルク検
出と電動モータの駆動停止とを行う電気回路の概略構成
を示すブロック結線図である。
【図4】本発明に係るトルク検出および自動停止機構を
備える電動回転工具の要部の別の実施例を示す一部断面
側面図である。
【符号の説明】 10 把持部 12 電源端子 14 出力軸 16 遊星減速機構 18 把持部ケーシング 18a 円形底面部 18b 切欠部 19 ボス部 20 従動軸 21 円板状支持部 22 スリーブカバー 24 ピニオンギヤ 26a、26b 遊星歯車 28a、28b 支軸 30 第2のピニオンギヤ 31 円板状支持部 32 インターナルギヤ(固定) 34 インターナルギヤ(回転) 34a 円周溝 35 閉塞底面部 36 スラストベアリング 38 長溝 40 ローラ 42 揺動検知片 42a 平行延在部 44 鋼球 46 孔部 48 フランジ付きスリーブ 49 フランジ部 50 ねじ具 52 ストレンゲージ 54 コイルばね 56 キャップ 58 オペアンプ 60 トルク検出回路 62 ディジタル表示回路 64 アラーム発生回路 66 比較回路 68 電源スイッチ回路 70 トルク調整ばね収納ケース 70a 切欠部 70b 他端部 72 クラッチ板 74 トルク調整ばね 76 トルク調整キャップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータを内蔵した把持部を設け、こ
    の電動モータの出力軸に遊星減速機構を介して従動軸を
    結合し、前記遊星減速機構を囲繞する円筒状ケーシング
    内に前記遊星減速機構の遊星歯車と噛合するインターナ
    ルギヤを回転可能に配置し、前記インターナルギヤと把
    持部ケーシングとの間に鋼球を使用したクラッチ機構を
    設けると共にこのクラッチ機構の動作を検出する手段を
    設けたトルク検出機構を備える電動回転工具において、 前記遊星減速機構のインターナルギヤと把持部ケーシン
    グとの間に設けたクラッチ機構のインターナルギヤの一
    部を開口する切欠を設け、この切欠に揺動検知片の一端
    を前記クラッチ機構の鋼球と係合させて配置し、この揺
    動検知片の他端を把持部ケーシングの一部に固定してク
    ラッチ動作に際し応力変位を受けるよう構成すると共
    に、前記揺動検知片の前記変位部にストレンゲージを張
    設し、さらに前記ストレンゲージの検出信号に基づいて
    トルク値の検出を行うトルク検出回路と、前記検出トル
    ク値に基づいて電動モータの駆動停止を行う自動停止回
    路とを設けることを特徴とするトルク検出および自動停
    止機構を備える電動回転工具。
  2. 【請求項2】 揺動検知片は、遊星歯車の支軸の一端側
    に形成されるインターナルギヤの閉塞底面部に隣接して
    配置されるクラッチ機構に対し配置し、把持部ケーシン
    グの一部に設けた切欠部から突出する外部においてほぼ
    直角に折曲げて、これを電動モータの出力軸と平行に延
    在させると共に、その他端を把持部ケーシングの一部に
    固定し、前記揺動検知片の平行延在部にストレンゲージ
    を張設してなる請求項1記載のトルク検出および自動停
    止機構を備える電動回転工具。
  3. 【請求項3】 揺動検知片は、インターナルギヤの外周
    部に隣接して配置されるクラッチ機構に対し配置し、把
    持部ケーシングの一部に設けた切欠部から突出する外部
    において電動モータの出力軸と平行に延在させると共
    に、その他端を把持部ケーシングの一部に固定し、前記
    揺動検知片の平行延在部にストレンゲージを張設してな
    る請求項1記載のトルク検出および自動停止機構を備え
    る電動回転工具。
  4. 【請求項4】 トルク検出回路は、ストレンゲージに生
    じる歪み抵抗率に基づいて、そのピーク値を検出すると
    共にこのピーク値を所要のトルク値に変換してトルク値
    を表示するよう構成してなる請求項1記載のトルク検出
    および自動停止機構を備える電動回転工具。
  5. 【請求項5】 トルク検出回路により検出されたトルク
    値を予め設定したトルク値と比較してその適正状態を判
    別し、不適正の際にアラームを発生するアラーム発生回
    路を設けてなる請求項4記載のトルク検出および自動停
    止機構を備える電動回転工具。
  6. 【請求項6】 自動停止回路は、ストレンゲージに生じ
    る歪み抵抗率に基づいて、そのピーク値を検出すると共
    にこのピーク値から歪み抵抗率が急に低減することを検
    出すると同時に電動モータの電源スイッチ回路を一時的
    に遮断する信号を発生する比較回路を設けてなる請求項
    1記載のトルク検出および自動停止機構を備える電動回
    転工具。
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