JPH06254020A - 自動清掃車 - Google Patents

自動清掃車

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JPH06254020A
JPH06254020A JP5040292A JP4029293A JPH06254020A JP H06254020 A JPH06254020 A JP H06254020A JP 5040292 A JP5040292 A JP 5040292A JP 4029293 A JP4029293 A JP 4029293A JP H06254020 A JPH06254020 A JP H06254020A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駅コンコース等の壁面の形状や柱の径および
形状に関わらず、また、壁面や柱等に接触することな
く、簡単な制御で安全に良好な清掃を行うことができる
自動清掃車を提供する。 【構成】 自動清掃車は、建造物内を壁面や柱に沿って
自走し、サイドブラシ5を壁面の形状、柱の径や形状に
応じて車体の幅方向に出し入れして、壁面や柱に押圧さ
せつつ床面に接して回転させて壁面や柱近傍の床面上の
ゴミを掃き集める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば、駅のコン
コース等において、自動的に清掃を行う際に用いて好適
な自動清掃車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、運転者が操縦することによ
り、駅のコンコース等を清掃する清掃車が知られてい
る。この種の清掃車においては、車体下部の左右からそ
れぞれ所定量はみ出したサイドブラシを回転させること
によって砂やタバコの吸殻、あるいは小さな紙屑等のゴ
ミを掃き集め、これをそれより後方で車体中央下部に設
けられたメインブラシ(掃き上げブラシ)で掃き上げ
て、内部に設けられたホッパに収容するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、無人で走行
し、自動的に清掃を行う自動清掃車があれば、省力化が
図れ、極めて好適である。この場合、駅コンコース等に
おいては、風等の影響により壁際や柱近傍等の隅の部分
にゴミが集まる傾向があるため、人が歩く中央の部分
は、ゴミ清掃はあまり必要がない。したがって、自動清
掃車を駅コンコース等の隅の部分に沿って一定の間隔を
開けつつ走行させ、上述した清掃車と同様、車体下部の
左右からそれぞれ所定量はみ出したサイドブラシを回転
させることによって隅の部分のゴミを掃き集めるように
すれば、必要充分な清掃を行うことが可能である。
【0004】しかしながら、駅コンコース等の壁面は様
々な形状をしており、また、駅コンコース等には様々な
径、様々な形状の柱が設けられているため、サイドブラ
シの車体下部の左右からのはみ出し量を一定にしたまま
自動清掃車を駅コンコース等の隅の部分に沿って走行さ
せるだけでは、自動清掃車本体の構造によって決まる最
小旋回半径より半径の小さな柱近傍や複雑な構造をした
壁際に集まったゴミを掃き集めることができない。そこ
で、隅の部分の形状に応じて隅の部分との距離を狭める
ことが考えられるが、この場合には、走行の制御が面倒
であるばかりでなく、自動清掃車の車体が駅コンコース
等の壁面や柱等に接触する恐れがある。この発明は、こ
のような背景の下になされたもので、駅コンコース等の
壁面の形状や柱の径および形状に関わらず、また、車体
が壁面や柱等に接触することなく、簡単な制御で安全に
良好な清掃を行うことができる自動清掃車を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による自動清掃
車は、建造物内を壁面や柱に沿って自走する車両と、床
面に接して回転することにより前記壁面や柱近傍の前記
床面上のゴミを掃き集めるサイドブラシと、前記サイド
ブラシを前記車両の幅方向に移動自在に支持する支持機
構と、前記壁面の形状、前記柱の径や形状に応じて前記
支持機構を駆動し、前記サイドブラシを前記壁面や柱に
押圧すべく前記車両の幅方向に出し入れ駆動するブラシ
張出駆動手段とを具備することを特徴としている。
【0006】
【作用】上記構成によれば、ブラシ張出駆動手段は、壁
面の形状、柱の径や形状に応じて支持機構を駆動し、サ
イドブラシを壁面や柱に押圧すべく車両の幅方向に出し
入れ駆動するので、サイドブラシは、壁面や柱に押圧さ
れつつ、床面に接して回転することにより壁面や柱近傍
の床面上のゴミを掃き集める。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。 A:実施例の構成 図3はこの発明の一実施例による自動清掃車1の構成を
示す側面図である。この自動清掃車1は、車体下部に駆
動輪2を有している。駆動輪2は、車体の幅方向に所定
距離隔てて2個設けられており、後述するように個別の
モータで駆動されるようになっている。自動清掃車1の
走行方向制御は、2個の駆動輪の回転数差、回転速度
差、あるいは速度差を制御することにより行われる。3
はキャスタ方式の後輪である。
【0008】5は、サイドブラシであり、モータ(後
述)の駆動力を得て回転し、床面4のゴミを自動清掃車
1の車体下方に掃き集める。サイドブラシ5によって掃
き集められたゴミは、メインブラシ6によって車体内部
に掃き上げられる。7はブロアであり、ゴミの掃き上げ
を補助するための空気流を発生する。メインブラシ6お
よびブロア7の作用によって、車体内部に掃き上げられ
たゴミは、所定の通路を経てホッパ8に収納される。1
0,10は、車体側面に取り付けられている超音波測長
器であり、壁面に送出した超音波の反射時間から壁面ま
での距離を測定するようになっている。
【0009】次に、図4は本実施例による自動清掃車1
の平面図であり、自動清掃車1と壁面15との位置関係
を示している。同図に示すように、車体左前部からサイ
ドブラシ5が突出している。なお、実際には、車体右前
部からもサイドブラシ5が突出しているが、図示を省略
した。図4は、自動清掃車1が、壁面15と距離Lを保
って走行する場合を示しており、また、位置Aがサイド
ブラシ5の標準位置を示している。この図に示すよう
に、サイドブラシ5が標準位置にある場合は、その先端
は壁面15より距離dだけ突出する。このため、突出し
た距離dに応じた圧力が、隅の部分(床面4と壁面15
の交差部)にかかり、隅の部分にたまったゴミを効率よ
く掃き集めることができる。また、サイドブラシ5は、
後述する機構により、位置Bまで移動できるようになっ
ている。
【0010】次に、図1はサイドブラシ5の支持機構を
示す側面図である。図において、16はサイドブラシを
回転駆動するモータであり、モータ16の回転は図示せ
ぬ減速機構を介してサイドブラシ5に伝達される。モー
タ16はサイドブラシアーム17の一端に取り付けられ
ており、サイドブラシアーム17の他端はナックル18
によって旋回自在に支持され、ナックル18はピン19
を支点として垂直方向に回転自在になっている。また、
ピン19は自動清掃車1の本体フレームに固定されてい
る。以上説明した構成により、サイドブラシ5は、ナッ
クル18を中心にして車両の幅方向に揺動可能であり、
また、ピン19を中心に垂直方向に回転自在である。
【0011】図2は図1に示すA−A線における矢視図
である。図において、20はサイドブラシ昇降用のシリ
ンダであり、支点20aを中心に垂直方向に回動自在に
支持されている。21は軸受22に支持されることによ
り、垂直方向に回動自在なブラシ昇降レバーであり、長
孔21aを有している。シリンダ20のピストンロッド
先端にはピン23が設けられており、このピン23が長
孔21aに摺動自在に嵌合されている。ブラシ昇降レバ
ー21は、ボールジョイント25を介してロッド26の
一端に接続され、ロッド26の他端はボールジョイント
27を介してサイドブラシアーム17に接続されてい
る。
【0012】以上の構成において、シリンダ20のピス
トンロッドが最短位置まで収納されると、ピン23が長
孔21aを図面左方向に摺動しながら、ブラシ昇降レバ
ー21を反時計方向に回動させる。この結果、ロッド2
6が引き上げられ、これに連結されているサイドブラシ
アーム17が上方に回動する。したがって、サイドブラ
シアーム17の先端に取り付けられているモータ16お
よびサイドブラシ5が上方に移動する。
【0013】一方、シリンダ20のピストンロッドが伸
びると、ピン23が長孔21aを図中右方向に摺動して
いく。また、サイドブラシ5およびブラシアーム17の
重量はロッド26を介してブラシ昇降レバー21に伝達
されているから、これらの重量によりブラシ昇降レバー
21が図中時計方向に回動し、サイドブラシ5が下降し
て接地する。そして、サイドブラシ5の下降は、ブラシ
の毛足の強さと重量とがバランスした位置で停止する。
ここで、ブラシ昇降レバー21の回転位置は、ブラシの
降下位置に対応する。また、サイドブラシ5の降下が停
止し、ブラシ昇降レバー21の回動が停止した状態で
も、シリンダ20のピストンロッドは伸び続け、ピン2
3がブラシ昇降レバー21の長孔21aを右方向に摺動
する。そして、ピストンロッドが最長位置まで伸びきっ
たときに、ピン23の摺動が停止する。ここで、図1に
示す28はブラシ昇降レバー21と一体に回転するピン
であり、ポテンショメータ30に連結されている。した
がって、ブラシ昇降レバー21の回転位置、すなわち、
サイドブラシ5の昇降位置に応じて、ポテンショメータ
30の電気抵抗が変化する。
【0014】次に、図2に示す35は、支点35aを中
心に垂直方向に回動自在に取り付けられているブラシ張
り出し用のシリンダであり、36は軸受37によって垂
直方向に回転自在に取り付けられているレバーである。
レバー36の上端部はピン38によってシリンダ35の
ピストンロッド先端に取り付けられ、レバー36の他端
はボールジョイント39を介してロッド40の一端に接
続されている。ロッド40の他端はボールジョイント4
1を介してブラシアーム17に接続されている。
【0015】上記構成において、シリンダ35のピスト
ンロッドが引き込まれると、レバー36が図中時計方向
に回動し、ロッド40が図中左方向に移動する。この結
果、ブラシアーム17がナックル18を中心に、車体の
内側方向に回動し、サイドブラシ5が車体の幅方向内側
に引き込まれる。一方、シリンダ35のピストンロッド
が伸ばされると、レバー36が図中反時計方向に回動し
(図面の2点鎖線参照)、ロッド40が図中右方向に移
動する。この結果、ブラシアーム17がナックル18を
中心に、車体の外側方向に回動し、サイドブラシ5が車
体の幅方向に張り出される。なお、図2に示すMは、駆
動輪2を回転させるモータである。
【0016】次に、図5は、この実施例による自動清掃
車1に搭載される制御回路の要部の構成を示すブロック
図である。図において、50は装置各部を制御するCP
Uであり、ROM51内のプログラムに基づいて動作す
る。52はRAMであり、CPU50がプログラムを実
行する際に用いる各種レジスタやフラグ等のエリアが設
けられている他、作業者がキーボード等からなる入力部
53を操作して入力する、駅コンコース等の清掃すべき
コースに関するコースデータが記憶されるコースデータ
記憶エリア、コースに沿って設けられた壁面の形状、柱
等の径や形状等の形状データが記憶される形状記憶エリ
アが設けられている。なお、RAM52は、自動清掃車
1の電源が遮断された場合でもバッテリ等によってその
記憶内容が保持されるように構成されている。
【0017】54はシリンダ駆動部であり、CPU50
の制御の下に、シリンダ20および35の各ピストンロ
ッドの伸縮を制御する。55は、ブラシ張り出し用のシ
リンダ35のピストンロッドの突出量の基準値L0およ
び補正値a1,a2,・・・が記憶されているテーブル
である。56は、ブラシモータ16、メインブラシ駆動
用モータおよびブロア駆動用モータを駆動するモータ駆
動部であり、57は、駆動輪2を回転させるモータM
(図2参照)の回転制御を行い、前進、後退および回転
数差による旋回等の走行制御を行う走行制御部である。
【0018】B:実施例の動作 次に、上述した構成によるこの実施例の動作について説
明する。まず、自動清掃車1に電源が投入されると、C
PU50は、RAM52内のレジスタやフラグ等をリセ
ットするなどのイニシャライズ処理を行った後、シリン
ダ駆動部52を制御し、ブラシ昇降用のシリンダ20の
ピストンロッドを伸長させる。この結果、サイドブラシ
5が自重によって降下し、ブラシの毛足の強さと重量と
がバランスした位置で停止する。次に、CPU50は、
テーブル53から基準値L0を読み出した後、シリンダ
駆動部52を制御し、ブラシ張り出し用シリンダ35の
ピストンロッドを、基準値L0に応じた長さだけ伸長さ
せる。
【0019】そして、CPU50は、RAM52のコー
スデータ記憶エリアから出発点におけるコースデータを
読み出し、そのコースデータに基づいて走行制御部56
を制御することにより、超音波測長器10,10が測定
する車体と壁面15との間の距離が所定値に一致するよ
うに、駆動輪の回転数を制御する。また、モータ駆動部
55に指令を与え、ブラシモータ16等を回転させる。
以上の処理によって、サイドブラシ5の張り出し位置
は、図4の位置Aになる。
【0020】次に、CPU50は、RAM52のコース
データ記憶エリアからコースデータを順次読み出しつ
つ、そのコースデータに基づいて走行制御部56を制御
することにより、超音波測長器10,10が測定する車
体と壁面15との間の距離が所定値に一致するように、
駆動輪の回転数を制御するので、自動清掃車1は、コー
スデータに従って、図6に示すように壁面58に対し、
距離Lを保ちながら走行する。したがって、サイドブラ
シ5は、隅部分に対して適度の接触圧を保ちながら回転
し、ゴミを掃き集めていく。
【0021】次に、CPU50は、RAM52のコース
データ記憶エリアから読み出したコースデータの中に壁
面58の凸部58aに関するデータが含まれていた場合
には、その凸部58aの形状に関する形状データをRA
M52の形状記憶エリアから読み出し、その形状データ
に応じた補正値a1,a2,……をテーブル53から読
み出す。
【0022】そして、読み出した補正値と基準値L0と
を演算し、この演算結果に応じた量だけシリンダ35の
ピストンロッドを短縮させる。これにより、サイドブラ
シ5は、凸部58aに対応した分だけ、車体の幅方向内
側に引き込む。このように、サイドブラシ5が引き込む
ため、自動清掃車1は、コースを変えずに、また、壁面
58の凹部58aに接触することなく、しかも、サイド
ブラシ5の隅の部分に対する接触圧が適度に保たれたま
ま、良好にゴミを掃き集めていく。
【0023】また、RAM52のコースデータ記憶エリ
アから読み出したコースデータの中に、図7に示す壁面
58の凹部58bに関するデータが含まれていた場合に
は、CPU50は、凹部58bの形状に関する形状デー
タをRAM52の形状記憶エリアから読み出し、その形
状データに応じた補正値a1,a2,……をテーブル5
3から読み出す。
【0024】そして、読み出した補正値と基準値L0と
を演算し、この演算結果に応じた量だけシリンダ35の
ピストンロッドを伸長させる。これにより、サイドブラ
シ5は、凹部58bに対応した分だけ、車体の幅方向外
側に張り出す。このように、サイドブラシ5が張り出す
ため、自動清掃車1は、コースを変えることなく、ま
た、サイドブラシ5の隅の部分に対する接触圧が適度に
保たれたまま、良好にゴミを掃き集めていく。
【0025】さらに、RAM52のコースデータ記憶エ
リアから読み出したコースデータの中に、図8や図9に
示す柱59や60の回りの旋回に関するデータが含まれ
ていた場合にも、上述した場合と同様、CPU50は、
柱59や60の径や形状に関する形状データをRAM5
2の形状記憶エリアから読み出し、その形状データに応
じた補正値a1,a2,……をテーブル53から読み出
す。
【0026】そして、読み出した補正値と基準値L0と
を演算し、この演算結果に応じた量だけシリンダ35の
ピストンロッドを伸縮させる。これにより、サイドブラ
シ5は、柱59や60の径や形状に応じて、車体の幅方
向外側に張り出すか、あるいは内側に引き込む。このよ
うに、サイドブラシ5が張り出したり、引き込んだりす
るため、自動清掃車1は、柱の径や形状に関わらず、サ
イドブラシ5の隅の部分に対する接触圧が適度に保たれ
たまま、良好にゴミを掃き集めていく。
【0027】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。たとえば、上
述した一実施例においては、入力部53は、キーボード
等によって構成されている例を示したが、これに限定さ
れない。たとえば、入力部53は、無線信号を受信する
機能を備え、外部の機器や中央制御室(図示略)から伝
送される各種データを受信してCPU50に転送するよ
うに構成してもよい。これにより、作業者が個々の自動
清掃車1の入力部53を操作して個々にコースデータ等
を入力せず、外部の機器や中央制御室においてすべての
自動清掃車1に関するコースデータ等をまとめて入力
し、各自動清掃車1に無線で一括して伝送することがで
きる。
【0028】また、上述した一実施例においては、コー
スデータや壁面等の形状データをあらかじめRAM52
のコースデータ記憶エリアに記憶する例を示したが、こ
れに限定されず、上記受信機能を有する入力部53を介
して外部の機器や中央制御室からリアルタイムでコース
データを転送するようにしてもよい。さらに、壁面等の
形状が変化する手前の壁面や旋回すべき柱等に次に通過
すべき壁面や旋回すべき柱等の形状等に関するデータが
記憶された記憶手段や形状等を報知する報知器などを設
置するとともに、自動清掃車1に記憶手段の記憶内容や
報知器からの報知内容を読み取る読取器を設け、読取器
によってそれらの情報を事前に読み取りつつ、走行する
ようにしてもよい。
【0029】さらに、上述した一実施例においては、柱
を旋回する場合、サイドブラシ5の張り出し量を柱の径
や形状等によって決定する例を示したが、これに限定さ
れず、まず、自動清掃車1が柱に接触しない旋回半径を
演算し、その演算結果と柱の径とからサイドブラシ5の
張り出し量を求めるようにしてもよい。この場合、サイ
ドブラシ5の張り出し量を標準的な値にしたままで自動
清掃車1がある柱を最小旋回半径で旋回できる場合で
も、自動清掃車1の旋回半径をできるだけ大きくしてサ
イドブラシ5の張り出し量を調整してその柱近傍を旋回
できるようにしたほうが、清掃作業のスピードをアップ
できるとともに、柱旋回時の自動清掃車1の走行が安定
する。
【0030】加えて、上述した一実施例においては、自
動清掃車1が凸部58aや凹部58bが形成された壁面
58近傍や、柱59および60近傍を清掃する例を示し
たが、自動清掃車1が、隅の部分がL字状に形成された
壁面58近傍を清掃する場合には、一旦壁面58の直前
まで直進して隅の部分を清掃した後、自身が壁面58に
対して右折、あるいは左折できる位置まで後退した後、
右折、あるいは左折するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、駅コンコース等の壁面の形状や柱の径および形状に
関わらず、また、壁面や柱等に接触することなく、簡単
な制御で、安全に良好な清掃を行うことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による自動清掃車1を構成
するサイドブラシ5の支持機構を示す側面図である。
【図2】図1に示すA−A線における矢視図である。
【図3】この発明の一実施例による自動清掃車1の外観
構成を示す側面図である。
【図4】この発明の一実施例による自動清掃車1の外観
構成を示す平面図である。
【図5】この発明の一実施例による自動清掃車1に搭載
される制御回路の構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の一実施例による自動清掃車1の走行
の一例を説明するための図である。
【図7】この発明の一実施例による自動清掃車1の走行
の一例を説明するための図である。
【図8】この発明の一実施例による自動清掃車1の走行
の一例を説明するための図である。
【図9】この発明の一実施例による自動清掃車1の走行
の一例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 自動清掃車(車両) 5 サイドブラシ 17 サイドブラシアーム(支持機構) 18 ナックル(支持機構) 19 ピン(支持機構) 35 ブラシ張り出し用のシリンダ(ブラシ張出駆動手
段) 36 レバー(ブラシ張出駆動手段) 39 ボールジョイント(ブラシ張出駆動手段) 40 ロッド(ブラシ張出駆動手段) 41 ボールジョイント(ブラシ張出駆動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05D 1/02 L 9323−3H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物内を壁面や柱に沿って自走する車
    両と、 床面に接して回転することにより前記壁面や柱近傍の前
    記床面上のゴミを掃き集めるサイドブラシと、 前記サイドブラシを前記車両の幅方向に移動自在に支持
    する支持機構と、 前記壁面の形状、前記柱の径や形状に応じて前記支持機
    構を駆動し、前記サイドブラシを前記壁面や柱に押圧す
    べく前記車両の幅方向に出し入れ駆動するブラシ張出駆
    動手段とを具備することを特徴とする自動清掃車。
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