JP2754229B2 - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JP2754229B2 JP5870489A JP5870489A JP2754229B2 JP 2754229 B2 JP2754229 B2 JP 2754229B2 JP 5870489 A JP5870489 A JP 5870489A JP 5870489 A JP5870489 A JP 5870489A JP 2754229 B2 JP2754229 B2 JP 2754229B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自走して洗車を行う洗車機に関するものであ
る。
従来の技術 従来この種の洗車機における車の上面の洗浄および乾
燥の方法について説明する。
車の上面を洗浄および乾燥するために、第6図に示す
ように、自走可能な洗車機本体1に、上下に昇降され車
2の上面を回転するブラシで洗車する上部ブラシ3、上
下に昇降され車2の上面を噴出する風圧にて乾燥する上
部乾燥ノズル4が配置されており、これら上部ブラシ3
および上部乾燥ノズル4は、第8図に示すように、操作
面5からの指令信号aおよびセンサ系6からの検出信号
bを入力する制御装置7によって、制御される。車2の
上面の洗浄は、上部ブラシ3を回転させながら洗車機本
体1を前方向Fに自走させ、上部ブラシ3を上部ブラシ
3のアーム3aを回転させることにより上下に制御して車
2の上面に適度に接触させることにより行われ、車2の
上面の乾燥は、洗車終了後上部乾燥ノズル4を下げ洗車
機本体1を後方向Bに逆走させ、上部乾燥ノズル4を上
部乾燥ノズル4の上アーム4aを回転させて上下に制御
し、上部乾燥ノズル4から風を吹きつけることにより行
われている。
車2の上面(洗浄面)の形状にあわせて車2の上面の
最適に洗浄できるよう上部ブラシ3を上下に制御する方
法としては、ブラシ自重とブラシ回転による洗浄面との
反発バランスによる方法、上部ブラシ3の取付けアーム
3aの角度変化をセンサにて検知して制御する方法がとら
れ、また上部乾燥ノズル4を上下に制御する方法として
は、第9図に示すようにノズル先端に車体検知機構8を
取付け、車体検知機構8のレバー8aが車2に接触するこ
とにより車2の上面を検出して制御する方法がとられて
いる。
第8図において、9は電源を示す。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来の洗車機では、車2に第7図に示すよう
に、リヤスポイラ10が取付けられている場合、上部乾燥
ノズル4によって車2の上面を乾燥させる際に、車体検
知機構8あるいは上部乾燥ノズル4自体でリヤスポイラ
10を破損しないように、制御装置7は実線Pで示す軌跡
のごとく上部乾燥ノズル4を車2の天井部途中から下降
させて乾燥を行っている。よって、車2の天井部の一部
に対する乾燥が犠牲となるという問題があった。
本発明は上記問題を解決するものであり、リヤスポイ
ラ付の車の天井の全面に対する乾燥が可能な洗車機を提
供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するため本発明は、洗車機本体に、車
の車高を検出する車高検出手段と、上下に昇降し前記車
の上面を乾燥する上部乾燥ノズルと、上下に昇降し前記
車の上面を洗浄する上部ブラシを備え、リヤスポイラ付
の車の洗車モードが選択されると、前記洗車機本体を走
行させながら前記上部ブラシにより前記車の上面を洗浄
する際に、前記車高検出手段からの車高信号を単位時間
毎に座標データとして入力し、これら座標データよりフ
ロントウインド位置および最大車高値を検索し、前記洗
車機本体を走行させながら前記上部乾燥ノズルにより前
記車の上面を乾燥させる際に、前記車のリヤ側から前記
フロントウインド位置までの間は前記最大車高値に基づ
く値に上部乾燥ノズルの昇降をロックする制御を行う制
御手段を備えたものである。
作用 上記構成により、洗車機本体を走行させながら、上部
乾燥ノズルによって車の上面を乾燥させる際に、車のリ
ヤ側からフロントウインドの位置までの間は最大車高値
に基づく値にロックすることで、最大車高値、すなわち
車の天井に基づく値により上部乾燥ノズルが制御され、
車の天井に沿って上部乾燥ノズルが移動し、よって車の
天井がむらなく乾燥される。そして、車のフロント側か
らフロントウインドの位置までの間は従来通り、上部乾
燥ノズルが下降され、車の上面に沿って上部乾燥ノズル
が移動することになる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
なお、従来例の第6図〜第9図の構成と同一の構成には
同一の符号を付して説明を省略する。
第1図は本発明の洗車機の制御系のブロック図であ
る。
車高検出装置11は、洗車機本体1の前面上部に第3図
に示すように取付けられ、車2の車高を検出しており、
その車高値hからなる車高検出信号Cは制御装置12に入
力される。
TN位置認識位置13は、第2図に示すように上部乾燥ノ
ズル(以下トップノズルと称す)4のアーム4aの吊り線
を支持する滑車14に取付けられ、アーム4aの回転角度θ
を検出しており、その角度信号dも制御装置12へ入力さ
れる。
トップノズル4の駆動系は、第2図に示すようにシリ
ンダ15にエアを供給・排出してトップノズル4を昇降さ
せる構成となっており、トップノズル4を上昇させる際
は切替スイッチ(ソレノイドA)16および切替スイッチ
(ソレノイドB)17をともにオフとし、コンプレッサ18
からサイレンサ19を介してシリンダ15にエアを供給し、
昇降をロックする際は切替スイッチ16をオンとし、下降
させる際は切替スイッチ16をオフ、切替スイッチ17をオ
ンとして逆止弁20、サイレンサ21を介してエアを排気ノ
ズル22から排出している。
制御装置12は、第1図に示すように、入出力部23、制
御部24および記憶部25から構成されており、トップノズ
ル4の制御のために、操作面5からの操作信号a、前記
車高検出信号Cおよび角度信号dを入力し、トップノズ
ル4の駆動系に、上昇、昇降ロックあるいは下降指令か
らなる制御信号e、すなわち切替スイッチ16,17のオ
ン、オフ信号を出力している。
以下、第4図および第5図のフローチャートにしたが
って制御部24によるトップノズル4の制御方法について
説明する。なお、第3図にあいて、座標xは洗車機本体
1が所定位置にあるときの車高検出装置11の位置を零と
し、洗車機本体1が移動したときの座標、座標yは地面
からの高さを示す座標であり、Hはトップノズル4のア
ーム4aの固定された高さ、Lは車高検出装置11とトップ
ノズル4の固定距離、l1はトップノズル4の上アーム4a
の長さ、l2はトップノズル4の下アーム4bの長さを示
す。
第4図のフローチャートにおいて、上部ブラシ3によ
る車2の上面を洗浄中に第3図に示す車2のフロントウ
インド位置XFおよび最大車高値YMを求める方法について
説明する。
まず、リヤスポイラ付の車2の洗車モードであるスポ
イラモードが設定されているかを確認し(ステップ3
1)、スポイラモードが設定されていないと、操作面5
のスポイラ釦が押されているかを確認し(ステップ3
2)、スポイラ釦が押されていると、スポイラモードを
設定し、記憶部25へ記憶する(ステップ33)。スポイラ
モードであれば、洗車のスタートモードが設定されてい
るかを確認し(ステップ34)、スタートモードが設定さ
れていないと、操作面5のスタート釦が押されているか
を確認し(ステップ35)、スタート釦が押されている
と、スタートモードを設定し、記憶部25へ記憶する(ス
テップ36)。そして、スタートモードとなると、洗車機
本体1が所定位置にあるかを確認し(ステップ37)、洗
車機本体1が所定位置にあるとき、あるいはスポイラモ
ードでないとき、あるいはスタートモードでないとき所
期化を行い(ステップ38)、終了とする。洗車機本体1
が所定位置を離れたときは洗車機本体1が前方へ走行中
であるかを確認する(ステップ39)。前方へ走行中でな
いときは終了とし、前方へ走行中のときは、タイマーに
て走行中の時間tをカウントする(ステップ40)。次に
車高検出信号Cによる車高値hが正であるかを確認し
(ステップ41)、正でない場合、すなわち車2を検知し
ていない場合は終了とし、正の場合は最大車高値YMと比
較し、車高値hが大きい場合はこの値を最大車高値YM
する(ステップ42,43)。次にフロントガラス検出フラ
ッグEが1であるかを確認し(ステップ44)、1でない
場合は、1スキャン前の車高値hTと現在の車高値hとの
偏差がほぼ零に近い値β以下であるかを確認し(ステッ
プ45)、β以下であると現時点のx座標がフロントウイ
ンド位置に相当すると判断してXEに洗車機本体1の速度
vと時間tの乗算値(現時点のx座標)を書込み(ステ
ップ46)、フロントガラス検出フラッグEを1とする
(ステップ47)。そしてhTを現在の車高値hとし(ステ
ップ48)、後述する最終時間Tに現在の時間tを書込む
(ステップ49)。
上記フローチャートをスキャンタイムtS毎に繰返すこ
とより、最大車高値YM、フロントウインド位置XEが求ま
り、前方への走行が終了すると最終の走行時間Tが求ま
り、全走行距離vTを求めることができる。なお、スポイ
ラモードとスタートモードは他の洗車モード、あるいは
停止モードが選択されると、リセットされる。
次に第5図のフローチャートにしたがってトップノズ
ル4の制御を説明する。
まず、スポイラモードであるか、洗車機本体1が逆走
を開始したかを確認し(ステップ51,52)、スポイラモ
ードでなく、あるいは逆走中でない場合は初期化を行い
(ステップ53)、スポイラモードでかつ逆走中の場合は
タイマーにて逆走中の時間Sをカウントする(ステップ
54)。時間Sのときのトップノズル4の座標(X,Y)は
第3図からわかるように、 X=vT−uS−(L−l1 cosθ) …(i) Y=H−l1 sinθ−l2 …(ii) であり、この(i)(ii)式より現時点のトップノズ
ル4の座標を演算する。uは逆走時の洗車機本体1の速
度である(ステップ55)。次にX座標によりトップノズ
ル4がフロントウインド位置XEに到達しているかを確認
し(ステップ56)、未だ到達していないときはY座標に
よりトップノズル4の高さが最大車高値YMプラス余裕値
αの位置まで下降しているかを確認し(ステップ57)、
(YM+α)の位置まで下降していない場合は切替スイッ
チ16のソレノイドAをオフ、切替スイッチ17のソレノイ
ドBをオンとしてシリンダ15よりエアーを排出してトッ
プノズル4を下降させ(ステップ58)、(YM+α)の位
置まで下降している場合はソレノイドAをオンとして昇
降をロックする(ステップ59)。ステップ56でトップノ
ズル4がフロントウインド位置XEに到達している場合は
ソレノイドAをオフ、ソレノイドBをオンとしてトップ
ノズル4を下降させ(ステップ60)、以後車体検出機構
8による動作に委ねる(ステップ61)。
上記フローチャートをスキャン時間tS毎に繰返すこと
により、第3図に実線Qの軌跡で示すように、トップノ
ズル4の高さはフロントウインド位置XEまでは最大車高
値YMプラスαに一定に保持され、フロントウインド位置
XE以降はトップノズル4は下降される。したがって、ト
ップノズル4あるいは車体検出機構8によるリヤスポイ
ラ10の破損が防止されるとともに、車2の天井部全体を
むらなく乾燥させることができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、洗車機本体を走行させ
ながら上部乾燥ノズルによって車の上面を乾燥させる際
に、車のリヤ側からフロントウインド位置までの間は最
大車高値、すなわち車の天井に基づく値により上部乾燥
ノズルを制御することによって、車の天井に沿って上部
乾燥ノズルを移動することができ、よってリヤスポイラ
が取付けられた車であってもリヤスポイラを上部乾燥ノ
ズルで破損することなく、車の天井部全体をむらなく乾
燥することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す洗車機の制御系のブロ
ック図、第2図は同洗車機の上部乾燥ノズルの駆動系の
構成図、第3図は同洗車機の上部乾燥ノズルの制御を説
明するための模式図、第4図および第5図はそれぞれ同
洗車機の制御装置による上部乾燥ノズル制御のフローチ
ャート図、第6図は洗車機の上部ブラシと上部乾燥ノズ
ルの配置を示す概略構成図、第7図は従来のリヤスポイ
ラ付の車の乾燥時の上部乾燥ノズルの軌跡図、第8図は
従来の洗車機の制御系のブロック図、第9図は洗車機の
上部乾燥ノズルの車体検知機構の概略外形図である。 1……洗車機本体、2……車、3……上部ブラシ、4…
…上部乾燥ノズル、10……リヤスポイラ、11……車高検
出装置(車高検出手段)、12……制御装置(制御手
段)、13……TN位置認識装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗車機本体に、車の車高を検出する車高検
    出手段と、上下に昇降し前記車の上面を乾燥する上部乾
    燥ノズルと、上下に昇降し前記車の上面を洗浄する上部
    ブラシを備え、リヤスポイラ付の車の洗車モードが選択
    されると、前記洗車機本体を走行させながら前記上部ブ
    ラシにより前記車の上面を洗浄する際に、前記車高検出
    手段からの車高信号を単位時間毎に座標データとして入
    力し、これら座標データよりフロントウインド位置およ
    び最大車高値を検索し、前記洗車機本体を走行させなが
    ら前記上部乾燥ノズルにより前記車の上面を乾燥させる
    際に、前記車のリヤ側から前記フロントウインド位置ま
    での間は前記最大車高値に基づく値に上部乾燥ノズルの
    昇降をロックする制御を行う制御手段を備えた洗車機。
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