JPH08276830A - 洗車方法及び装置 - Google Patents

洗車方法及び装置

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JPH08276830A
JPH08276830A JP10693595A JP10693595A JPH08276830A JP H08276830 A JPH08276830 A JP H08276830A JP 10693595 A JP10693595 A JP 10693595A JP 10693595 A JP10693595 A JP 10693595A JP H08276830 A JPH08276830 A JP H08276830A
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cleaning brush
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Yoshihiko Kutsukake
吉彦 沓掛
Kazutoshi Seki
和利 関
Mitsuru Danbara
満 檀原
Kazuaki Shinozaki
一明 篠崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラック型車両の洗車が行なえる洗車方法及
びその装置を提供することを目的とする。 【構成】 光電センサ14,15,16,17で洗浄す
る車両がトラック型車両であると判断されると、トラッ
ク型車両の形状の特徴である座席部と荷台部の境界を認
識し、この境界の位置に基づいて各種洗車処理装置を制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、門型に形成された洗車
機本体内に各種洗車処理装置を備え、洗車機或いは自動
車の走行に伴い、自動車車体を洗浄,乾燥する洗車機に
関し、特にトラック車両が洗浄可能なものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の洗車機では、洗浄する車体
の形状に沿って安全な洗車動作が行なえるように車形検
出や障害物回避等の制御が行なわれている。そして、こ
れらの機能により各タイプの自動車に対応できるように
なってきている。しかし従来の洗車機では、荷台を有す
るトラック型の自動車が洗車できる仕様となっていない
ため、この洗車を実行する場合には様々な問題が生じて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】トラックの形状は座席
部と荷台部とで構成されているが、この座席部と荷台部
の境界には座席保護用のフレームが座席部よりも高くな
るように設けられているため、まず上面洗浄ブラシをこ
のフレームに引っ掛らないように上昇させるなどして回
避動作を行ない、その後荷台面を洗浄するために下降さ
せるという動作が必要になる。そして、これらの操作は
使用者自らが手動で行なわなければならため非常に面倒
なものであるとともに荷台部を完全にブラッシングする
ことは不可能であった。
【0004】また、トラックを洗浄する場合、荷台部の
あおりを3辺とも降ろした状態で行なうので、荷台部の
地上高は極めて低くなり、この状態で洗車機の側面洗浄
ブラシでの洗浄を行なうと略ハ字状に開いた格好となり
ほとんどブラッシングされないばかりかブラシの損失,
摩耗等の原因となってしまう。
【0005】更に、この種の洗車機において乾燥工程は
洗車動作の中で最終の工程となるので、洗車機の復行時
に行なわれる場合がほとんどであり、上面乾燥ノズルは
自動車の後方から前方に向かって作用することになる。
これを用いてトラックの乾燥を行なう場合、荷台部に水
分が残りやすくなるという問題が生じる。そこで本発明
は、これらトラック洗車に関わる問題を解決する洗車機
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、門型に形成された洗車機本体内に上
面洗浄ブラシ,側面洗浄ブラシ,ロッカーブラシ,上面
乾燥ノズル,側面乾燥ノズル,散水ノズル等の洗車処理
装置を備え、洗車機本体または自動車の走行に伴い自動
車車体の洗浄,乾燥等の処理を行なう洗車機において、
洗車中の洗車機本体または自動車の走行位置を検出する
走行位置検出手段と、前記洗車処理装置よりも先行し洗
浄する自動車の上面形状を検出する上面形状検出手段
と、前記走行位置検出手段及び上面形状検出手段により
洗浄する自動車がトラック型車両と判断されると検出さ
れた時点の洗車機本体または自動車の走行位置を記憶す
る記憶手段とを設け、該記憶手段のデータを基に前記洗
車処理装置を制御するものである。
【0007】また、門型に形成された洗車機本体内に上
面洗浄ブラシ,側面洗浄ブラシ,ロッカーブラシ,上面
乾燥ノズル,側面乾燥ノズル,散水ノズル等の洗車処理
装置を備え、洗車機本体または自動車の走行に伴い自動
車車体の洗浄,乾燥等の処理を行なう洗車機において、
洗車中の洗車機本体または自動車の走行位置を検出する
走行位置検出手段と、前記洗車処理装置よりも先行し洗
浄する自動車の上面形状を検出する上面形状検出手段
と、該上面形状検出手段によりトラック型車両の座席部
及び荷台部の境界点が検出されるとその時点の洗車機本
体または自動車の走行位置を記憶するとともにこの位置
で上面洗浄ブラシを回避動作させ、洗車機本体または自
動車が上面洗浄ブラシの回避終了位置まで走行した後に
一旦走行を停止させ且つ上面洗浄ブラシを下降させて荷
台部の洗浄を行なうものである。
【0008】更に、門型に形成された洗車機本体内に上
面洗浄ブラシ,側面洗浄ブラシ,ロッカーブラシ,上面
乾燥ノズル,側面乾燥ノズル,散水ノズル等の洗車処理
装置を備え、洗車機本体または自動車の走行に伴い自動
車車体の洗浄,乾燥等の処理を行なう洗車機において、
洗車中の洗車機本体または自動車の走行位置を検出する
走行位置検出手段と、前記洗車処理装置よりも先行し洗
浄する自動車の上面形状を検出する上面形状検出手段
と、該上面形状検出手段によりトラック型車両の座席部
及び荷台部の境界点が検出されるとその時点の洗車機本
体または自動車の走行位置を記憶するとともにこの位置
で側面洗浄ブラシを回避動作させ、前記上面形状検出手
段により自動車の後端が検出されると前記側面洗浄ブラ
シを洗浄状態にして自動車後面の洗浄を行なうものであ
る。
【0009】また、門型に形成された洗車機本体内に上
面洗浄ブラシ,側面洗浄ブラシ,ロッカーブラシ,上面
乾燥ノズル,側面乾燥ノズル,散水ノズル等の洗車処理
装置を備え、洗車機本体または自動車の走行に伴い自動
車車体の洗浄,乾燥等の処理を行なう洗車機において、
洗車中の洗車機本体または自動車の走行位置を検出する
走行位置検出手段と、前記洗車処理装置よりも先行し洗
浄する自動車の上面形状を検出する上面形状検出手段
と、該上面形状検出手段によりトラック型車両の座席部
及び荷台部の境界点が検出されるとその時点の洗車機本
体または自動車の走行位置を記憶し、乾燥工程時にこの
記憶された走行位置まで少なくとも1往復の反復乾燥を
行なうものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、洗浄する車体の上面形状に基
づいて各ブラシによる洗浄,各ノズルによる乾燥が実行
される。車体形状の判断によりトラック型車両である場
合、上面洗浄ブラシは、トラック型車両の上面突起物に
対する回避動作と、荷台部上面の洗浄を行なう。側面洗
浄ブラシは、荷台部側面の回避動作と、座席部側面の洗
浄を行なう。上面乾燥ノズルは、荷台部上面の反復乾燥
と、座席部上面の乾燥を行なうものである。これらの動
作は、洗車装置に内蔵される制御手段により自動化され
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を用いて本発明一実施例について
説明する。図1は本発明を備えた洗車機の正面図,図2
は同装置の側面図である。1は自動車車体を跨ぐように
門が多情に形成された洗車機本体で、正逆転可能なモー
タ4・4により、車輪2・2を回転駆動して床面に敷設
されたレール3・3上を往復走行するものである。
【0012】5は洗車機本体1の走行位置を検出するロ
ータリーエンコーダで、モータ4の出力軸に連結され、
モータ4の回転方向を検出しながら単位角度回転毎にパ
ルス信号を出力している。6は洗車機の走行限界を検出
するリミットスイッチで、洗車機本体1の下部に設けら
れ、レール3近傍の床面に固定されたドッグ7・7’に
接触してスイッチングするものである。尚、ここではド
ッグ7でスイッチングされる位置は洗車機の走行開始位
置に相当する。
【0013】8は車体の上面形状に沿ってブラッシング
する上面洗浄ブラシ、9は車体の側面に沿ってブラッシ
ングする側面洗浄ブラシ、10は車体側面の主に下方部
をブラッシングするロッカーブラシ、11は車体の上面
を乾燥する上面乾燥ノズル、12は車体の側面を乾燥す
る側面乾燥ノズル、13は車体に向けて水,洗剤水,ワ
ックス等を散布する散水ノズルで、洗車機の往復走行に
伴い、車体の洗浄,乾燥を行なう洗車処理装置を構成す
る。
【0014】図3において、14・15・16・17は
前記洗車処理装置よりも先行する洗車機本体1の前方に
取り付けられる光電スイッチで、車体を挾むように対向
して配設される発光部Aと受光部Bの透光及び遮光の状
態により洗車する自動車の車高や車種を検出するもので
ある。床面からH1の高さに設けられる光電スイッチ1
4は主に車体の有無を確認するものであり、床面からH
2の高さに設けられる光電スイッチ15は普通車のルー
フ位置を、床面からH3の高さに設けられる光電スイッ
チ16はワゴン車,軽トラック等のルーフ位置を、床面
からH4の高さに設けられる光電スイッチ17は洗車不
適合の車高をそれぞれ検出するものである。尚、H1
4までの高さは、使用目的により適宜決定されるもの
である。
【0015】続いて図4を用いて洗車機の制御系につい
て説明する。18はマイクロコンピュータで、演算処理
を行なうCPU19,プログラム及び各種データを記憶
するメモリ20及び入出力インターフェイス21で構成
されている。入出力インターフェイス21には、前記ロ
ータリーエンコーダ5,位置センサ6,モータ4・4,
上面洗浄ブラシ8,側面洗浄ブラシ9,ロッカーブラシ
10,上面乾燥ノズル11,側面乾燥ノズル12,散水
ノズル13,光電スイッチ14・15・16・17が接
続されている。
【0016】次に上記洗車機の動作について説明する。
ここでは特にトラック型車両の洗車について例示してい
る。洗車開始に伴い各洗車処理装置に先行する光電スイ
ッチ14〜17により洗車する車両の上面形状が認識さ
れる。
【0017】まず、図5に示される洗車機本体1が洗車
開始位置にあるとき、すなわち洗車機のリミットスイッ
チ6がドッグ7でスイッチングされる位置にいるとき、
車両が所定の停止位置に停車されているか否かを光電セ
ンサ14によって確認される。この時車両が確認できな
い場合は洗車動作が開始しないものである。その後本体
1前面に備えた操作パネル(図示しない)により希望す
る洗車コースを選択し、スタートが入力されると走行モ
ータ4,4が駆動して本体1が前進するとともに上面洗
浄ブラシ8,側面洗浄ブラシ9,ロッカーブラシ10が
回転し洗車動作が開始する。
【0018】洗車機が走行し、光電センサ15が遮光さ
れると、その時点での洗車機の走行距離と、光電スイッ
チ14及び15の間隔とにより乗用車であるかハイルー
フ車であるかを判断する。トラック型車両の場合、図5
に示されるように洗車機が車体のL1まで走行した段階
で光電スイッチ15が遮光されることになるので、この
検出した時点の本体走行位置をメモリ20に記憶すると
ともにこのL1までの走行距離lと光電スイッチの間隔
hにより算出される傾斜勾配θが大きくなりハイルーフ
車であることが検出される。尚、この傾斜勾配は一般的
な車両の形状に基づいて適宜設定されるものである。ま
た、ここで得られる上記本体走行位置のデータは、光電
スイッチ群の位置を基準としているもので、各ブラシ及
び各ノズルを作動させるために光電スイッチ群との間隔
距離分を補正したデータをメモリに記憶している。
【0019】洗車機が車体のL3まで走行すると、光電
スイッチ15が透光状態に転じることによってトラック
型車両の座席部と荷台部との境界点が検出され、この検
出した時点の本体走行位置をメモリ20に記憶する。こ
のデータは車形に追従させる上面洗浄ブラシ8及び側面
洗浄ブラシ9をトラック型車両の座席部と荷台部との境
界点で一旦回避させるために用いられるものである。
【0020】すなわち上面洗浄ブラシ8は、図6に示す
ようにトラック型車両の座席部と荷台部の境界部にある
座席部補強用のフレームを避けるために本体1が車体の
3を検出することによって適宜算出される車体の回避
位置L2及びL4の間、一旦上昇させる回避動作を行なう
ものである。
【0021】また、側面洗浄ブラシ9は図7に示される
ようにトラック型車両の荷台部で洗浄を行なわないよう
に車体のL2に達した時点で開成して駆動を停止させる
回避動作を行なうものである。これによりトラック型車
両の荷台部の側面洗浄はロッカーブラシ10のみで行な
われることになるが、あおりを降ろした状態のトラック
荷台部は地上高が低いので十分に洗浄が図られる。
【0022】上面洗浄ブラシ8は、車体のL4に達する
と再び車体に接するように下降され、荷台部のブラッシ
ングが実行される。この時、本体1の走行を一旦停止さ
れると荷台部の洗い残しが少なくなる。また、上面洗浄
ブラシ8を下降させて荷台部上面に接触させた後、座席
部までの距離を逆走させる(図6破線部)ことでより一層
効果的な洗車が実現される。
【0023】洗車機が走行を続け、光電スイッチ14が
透光状態に転じてトラック型車両の後端L5が検出され
ると、この検出した時点の本体走行位置をメモリ20に
記憶する。上面洗浄ブラシ8は車体のL5に達した時点
で上昇させて駆動を停止し、側面洗浄ブラシ9は車体の
5に達した時点で閉成して車体後端面の洗浄が行なわ
れる。
【0024】こうして本体往行に伴う第1の洗浄工程が
実行され、本体1が前進走行リミット位置、すなわちリ
ミットスイッチ6がドッグ7’でスイッチングされる位
置に至ったことが検出されると、各ブラシ8,9,10
を所定の待機位置に復帰させて動作を停止させるように
動作するものである。
【0025】次に、走行モータ4・4が逆回転し、本体
1が復行を始める。この復行では、使用者が任意に選択
した洗車コースによって洗浄または乾燥の工程が実行さ
れる。洗浄工程が実行される場合、第1の洗浄工程で記
憶された車両データに基づいて上面洗浄ブラシ8及び側
面洗浄ブラシ9が制御される。側面洗浄ブラシ9が車体
後端L5に達すると閉成状態のままブラッシングが行な
われる。その後、側面洗浄ブラシ9は境界L2に達する
まで開成状態に保持され駆動を休止し、ロッカーブラシ
10による車体側面洗浄が行なわれる。また、上面洗浄
ブラシ8が車体後端L5に達すると車両の荷台部に下降
してブラッシングが行なわれる。その後、上面洗浄ブラ
シ8は前回の回避終了位置L4(ここでは回避開始位置と
なる)までブラッシングを継続してから上昇し回避動作
に入る。側面洗浄ブラシ9がL2まで達すると、再び閉
成状態となり洗浄を再開する。また上面洗浄ブラシ8も
2まで達すると、再び下降して車両座席部の洗浄が行
なわれるものである。
【0026】さて、洗車機の復行に伴って乾燥工程が実
行される場合について図8を用いて説明すると、上面乾
燥ノズル12がL5に達すると待機状態から下降して車
両荷台部の乾燥が行なわれる。この時、側面乾燥ノズル
13は停止させるか,どちらか一方のみを作動させるこ
とにより送風の干渉を防いでいる。上面乾燥ノズル12
は回避開始位置L4までブローが行なわれ、L4に達した
ら一旦洗車機の走行を停止した後、ブローを継続しなが
ら往行に移り車体後端L5の位置まで再度荷台部の乾燥
が行なわれる。これは、トラック型車両の場合、車両の
後方より前方に向かってブローすると、荷台部の隅に水
分が残留しやすくなることへの対処である。この時、側
面乾燥ノズル13は停止させるか,前回の逆側のみを作
動させるとよい。
【0027】上面乾燥ノズル12は、再度回避位置L4
までブローを行ない、その後上昇して回避動作に入る。
そして、本体1が回避位置L2まで走行すると下降させ
て車両座席部のブローを車体前端まで行なうものであ
る。また、側面乾燥ノズル13は、本体1が回避位置L
2まで走行すると再び作動して車両座席部側面の乾燥を
行なうものである。
【0028】このように本発明は構成されるもので、従
来自動化できなかったトラック型車両の洗車が簡単に行
なえるようになるものである。そして、本発明は上記構
成に限定されるものではなく、種々の実施態様が考えら
れる。例えば、上面洗浄ブラシや上面乾燥ノズルは、垂
直上下するタイプのものでもよく、洗車機本体を移動す
るのでなく、車両を乗せた台車を移動させるようにする
ものでも実現できる。また、車両の上面形状を検出手段
を反射型の超音波センサに転用することも可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるもの
で、洗浄する車体の上面形状に基づいてトラック型車両
であると判断されても、各ブラシによる洗浄,各ノズル
による乾燥が自動的に行なえる。この時、上面洗浄ノズ
ルがトラックの座席部と荷台部の境界にある座席部補強
用のフレームを回避しながら荷台部のブラッシングがで
きるので洗い残しがなくなる。また、側面洗浄ブラシが
トラックの荷台部では作動しないようになるので、摩耗
や破損の危険がなくなる。更に上面乾燥ノズルが荷台部
の前方から後方に送風するので、荷台部の乾燥が的確に
行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の洗車機の正面図である。
【図2】同装置の側面図である。
【図3】光電センサの配列状態を示す説明図である。
【図4】本装置の制御系を示すブロック図である。
【図5】本装置における車両の上面形状検出を示す説明
図である。
【図6】本装置における上面洗浄ブラシの動作を示す説
明図である。
【図7】本装置における側面洗浄ブラシの動作を示す説
明図である。
【図8】本装置における上面乾燥ノズルの動作を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 8 上面洗浄ブラシ 9 側面洗浄ブラシ 10 ロッカーブラシ 11 上面乾燥ノズル 12 側面乾燥ノズル 18 マイクロコンピュータ(制御部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠崎 一明 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケー 精工株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門型に形成された洗車機本体内に上面洗
    浄ブラシ,側面洗浄ブラシ,ロッカーブラシ,上面乾燥
    ノズル,側面乾燥ノズル,散水ノズル等の洗車処理装置
    を備え、洗車機本体または自動車の走行に伴い自動車車
    体の洗浄,乾燥等の処理を行なう洗車機において、洗車
    中の洗車機本体または自動車の走行位置を検出する走行
    位置検出手段と、前記洗車処理装置よりも先行し洗浄す
    る自動車の上面形状を検出する上面形状検出手段と、前
    記走行位置検出手段及び上面形状検出手段により洗浄す
    る自動車がトラック型車両と判断されると検出された時
    点の洗車機本体または自動車の走行位置を記憶する記憶
    手段とを設け、該記憶手段のデータを基に前記洗車処理
    装置を制御することを特徴とする洗車方法。
  2. 【請求項2】 門型に形成された洗車機本体内に上面洗
    浄ブラシ,側面洗浄ブラシ,ロッカーブラシ,上面乾燥
    ノズル,側面乾燥ノズル,散水ノズル等の洗車処理装置
    を備え、洗車機本体または自動車の走行に伴い自動車車
    体の洗浄,乾燥等の処理を行なう洗車機において、洗車
    中の洗車機本体または自動車の走行位置を検出する走行
    位置検出手段と、前記洗車処理装置よりも先行し洗浄す
    る自動車の上面形状を検出する上面形状検出手段と、前
    記走行位置検出手段及び上面形状検出手段により洗浄す
    る自動車がトラック型車両と判断されると検出された時
    点の洗車機本体または自動車の走行位置を記憶する記憶
    手段とを設け、該記憶手段のデータを基に前記洗車処理
    装置を制御する制御手段を備えたことを特徴とする洗車
    装置。
  3. 【請求項3】 門型に形成された洗車機本体内に上面洗
    浄ブラシ,側面洗浄ブラシ,ロッカーブラシ,上面乾燥
    ノズル,側面乾燥ノズル,散水ノズル等の洗車処理装置
    を備え、洗車機本体または自動車の走行に伴い自動車車
    体の洗浄,乾燥等の処理を行なう洗車機において、洗車
    中の洗車機本体または自動車の走行位置を検出する走行
    位置検出手段と、前記洗車処理装置よりも先行し洗浄す
    る自動車の上面形状を検出する上面形状検出手段と、該
    上面形状検出手段によりトラック型車両の座席部及び荷
    台部の境界点が検出されるとその時点の洗車機本体また
    は自動車の走行位置を記憶するとともにこの位置で上面
    洗浄ブラシを回避動作させ、洗車機本体または自動車が
    上面洗浄ブラシの回避終了位置まで走行した後に一旦走
    行を停止させ且つ上面洗浄ブラシを下降させて荷台部の
    洗浄を行なうことを特徴とする洗車方法。
  4. 【請求項4】 門型に形成された洗車機本体内に上面洗
    浄ブラシ,側面洗浄ブラシ,ロッカーブラシ,上面乾燥
    ノズル,側面乾燥ノズル,散水ノズル等の洗車処理装置
    を備え、洗車機本体または自動車の走行に伴い自動車車
    体の洗浄,乾燥等の処理を行なう洗車機において、洗車
    中の洗車機本体または自動車の走行位置を検出する走行
    位置検出手段と、前記洗車処理装置よりも先行し洗浄す
    る自動車の上面形状を検出する上面形状検出手段と、該
    上面形状検出手段によりトラック型車両の座席部及び荷
    台部の境界点が検出されるとその時点の洗車機本体また
    は自動車の走行位置を記憶する記憶手段を備え、該記憶
    手段に記憶された走行位置でで上面洗浄ブラシを回避動
    作させ、洗車機本体または自動車が上面洗浄ブラシの回
    避終了位置まで走行した後に一旦走行を停止させ且つ上
    面洗浄ブラシを下降させる制御手段を備えたことを特徴
    とする洗車装置。
  5. 【請求項5】 門型に形成された洗車機本体内に上面洗
    浄ブラシ,側面洗浄ブラシ,ロッカーブラシ,上面乾燥
    ノズル,側面乾燥ノズル,散水ノズル等の洗車処理装置
    を備え、洗車機本体または自動車の走行に伴い自動車車
    体の洗浄,乾燥等の処理を行なう洗車機において、洗車
    中の洗車機本体または自動車の走行位置を検出する走行
    位置検出手段と、前記洗車処理装置よりも先行し洗浄す
    る自動車の上面形状を検出する上面形状検出手段と、該
    上面形状検出手段によりトラック型車両の座席部及び荷
    台部の境界点が検出されるとその時点の洗車機本体また
    は自動車の走行位置を記憶するとともにこの位置で側面
    洗浄ブラシを回避動作させ、前記上面形状検出手段によ
    り自動車の後端が検出されると前記側面洗浄ブラシを洗
    浄状態にして自動車後面の洗浄を行なうことを特徴とす
    る洗車方法。
  6. 【請求項6】 門型に形成された洗車機本体内に上面洗
    浄ブラシ,側面洗浄ブラシ,ロッカーブラシ,上面乾燥
    ノズル,側面乾燥ノズル,散水ノズル等の洗車処理装置
    を備え、洗車機本体または自動車の走行に伴い自動車車
    体の洗浄,乾燥等の処理を行なう洗車機において、洗車
    中の洗車機本体または自動車の走行位置を検出する走行
    位置検出手段と、前記洗車処理装置よりも先行し洗浄す
    る自動車の上面形状を検出する上面形状検出手段と、該
    上面形状検出手段によりトラック型車両の座席部及び荷
    台部の境界点が検出されるとその時点の洗車機本体また
    は自動車の走行位置を記憶する記憶手段を備え、該記憶
    手段に記憶された走行位置で側面洗浄ブラシを回避動作
    させ、前記上面形状検出手段により自動車の後端が検出
    されると前記側面洗浄ブラシを洗浄状態にして自動車後
    面の洗浄を行なう制御手段を備えたことを特徴とする洗
    車装置。
  7. 【請求項7】 門型に形成された洗車機本体内に上面洗
    浄ブラシ,側面洗浄ブラシ,ロッカーブラシ,上面乾燥
    ノズル,側面乾燥ノズル,散水ノズル等の洗車処理装置
    を備え、洗車機本体または自動車の走行に伴い自動車車
    体の洗浄,乾燥等の処理を行なう洗車機において、洗車
    中の洗車機本体または自動車の走行位置を検出する走行
    位置検出手段と、前記洗車処理装置よりも先行し洗浄す
    る自動車の上面形状を検出する上面形状検出手段と、該
    上面形状検出手段によりトラック型車両の座席部及び荷
    台部の境界点が検出されるとその時点の洗車機本体また
    は自動車の走行位置を記憶し、乾燥工程時にこの記憶さ
    れた走行位置まで少なくとも1往復の反復乾燥を行なう
    ことを特徴とする洗車方法。
  8. 【請求項8】 門型に形成された洗車機本体内に上面洗
    浄ブラシ,側面洗浄ブラシ,ロッカーブラシ,上面乾燥
    ノズル,側面乾燥ノズル,散水ノズル等の洗車処理装置
    を備え、洗車機本体または自動車の走行に伴い自動車車
    体の洗浄,乾燥等の処理を行なう洗車機において、洗車
    中の洗車機本体または自動車の走行位置を検出する走行
    位置検出手段と、前記洗車処理装置よりも先行し洗浄す
    る自動車の上面形状を検出する上面形状検出手段と、該
    上面形状検出手段によりトラック型車両の座席部及び荷
    台部の境界点が検出されるとその時点の洗車機本体また
    は自動車の走行位置を記憶する記憶手段を備え、乾燥工
    程時に該記憶手段に記憶された走行位置まで少なくとも
    1往復の反復乾燥を行なう制御手段を備えたことを特徴
    とする洗車装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042802A (ja) * 2008-07-14 2010-02-25 Daifuku Co Ltd 洗車機の制御方法
CN102869551A (zh) * 2010-04-29 2013-01-09 阿尔弗雷德·凯驰两合公司 车辆清洗设备
CN105268670A (zh) * 2015-10-13 2016-01-27 浙江中控太阳能技术有限公司 定日镜清洗机构的控制系统
CN112959978A (zh) * 2021-02-23 2021-06-15 无锡亚舟精机有限公司 一种长度紧凑型自动洗车装置及其洗车方式
KR20240140806A (ko) 2023-03-16 2024-09-24 가부시키가이샤 다이후쿠 세정 장치

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