JPH06252567A - 電子機器筐体 - Google Patents

電子機器筐体

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JPH06252567A
JPH06252567A JP6306093A JP6306093A JPH06252567A JP H06252567 A JPH06252567 A JP H06252567A JP 6306093 A JP6306093 A JP 6306093A JP 6306093 A JP6306093 A JP 6306093A JP H06252567 A JPH06252567 A JP H06252567A
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JP
Japan
Prior art keywords
bottom frame
terminal plate
terminal
terminal board
electronic device
Prior art date
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Pending
Application number
JP6306093A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Ichimura
亨 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6306093A priority Critical patent/JPH06252567A/ja
Publication of JPH06252567A publication Critical patent/JPH06252567A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器の端子板の組立性,部品数を少なく
できるように回転機構を改良すること。 【構成】 筐体10のサイドフレーム11a,11b
に、ボトムフレーム12を固定し、電子機器の機構部及
び回路部を保持する。ボトムフレームの平板部12aに
略「凸」字状の取付孔14を左右に設ける。この取付孔
14に突起部15を介し、端子板13を仮固定する。突
起部15の外形形状を略「T」字状とし、ボトムフレー
ム12の開口部14aから挿入する。そして端子板13
のネック部15aが切欠部14bと係合する位置まで移
動させると、端子板13をステー等を用いることなく開
放状態に保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は端子板仮固定構造に特徴
を有する電子機器の筐体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ(VTR)等の電
子機器における筐体の一部には、機構部及び回路部を保
持するサイドフレームが設けられ、その背部に回動可能
な端子板が設けられたものがある。通常、端子板はVT
Rの後面に設けられ、コネクタC及び端子Tが取り付け
られる板である。そして外部機器が接続ケーブルを介し
てして端子板と結合される。端子板のコネクタC及び端
子Tに対し、内部のプリント基板PWBが配線により接
続されている。このためVTRの保守及び修理を行うに
は、配線したまま端子板を開放する必要がある。
【0003】図4はこのような従来の端子板の回転構造
を示す斜視図である。図4(a)に示すようにサイドフ
レーム1a,1bは電子機器の筐体を構成する左右のフ
レームである。端子板2には各種の端子T及びコネクタ
Cが取り付けられる。図4(b)の部分拡大図に示すよ
うに端子板2は、その側面の孔2aと支軸部3とによ
り、サイドフレーム1a,1bに回動自在に取付けられ
ている。
【0004】図4(b)に示すように、支軸部3は矩形
の支持板3aと、支持板3aにかしめられた支軸3bに
より構成されている。左右の支軸部3は、支持板3aの
ねじ孔を介しサイドフレーム1a,1bにねじ締めされ
ている。さて図4(a)に示すように端子板2の外周部
には外周フレーム2bが形成され、端子板2の剛性を保
持している。そして外周フレーム2bにはねじ締め用の
孔2cが複数箇所に開口されている。
【0005】端子板2には、回路部及び機構部の組立及
び保持時に水平位置まで回動できるよう、ステー4が一
対設けられている。ステー4は長孔4aを有し、その一
端が端子板2の側面に立設したピンを支軸として回動自
在に取付けられる。サイドフレーム1a,1bに立設し
たピンがステー4の長孔4aに挿入され、摺動自在に保
持されている。サイドフレーム1a,1bの上部間に
は、天板5が取付けられている。
【0006】端子板2を水平方向に開放するには、サイ
ドフレーム1に対し垂直に固定された端子板2のねじ
(図示せず)を外し、端子板2の上部を手前に引く。そ
うすると端子板2は側面の孔2aと支軸3bを回転軸と
して水平方向に倒れる。このときステー4が端子板2を
水平に保持する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な構成の端子板2では、端子板2を開閉するために支軸
部3やステー4等の回転機構が必要となり、電子機器を
構成する筐体の部品点数が増加し、その組立作業性が悪
いという問題点があった。
【0008】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、電子機器における筐体の組立時
の工数を削減し、構成部品点数を少なくすると共に、電
子機器の組立時や調整時に端子板を容易に開放できるよ
うにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は筐体の側面を構
成し、電子機器の機構部及び回路部を保持する一対のサ
イドフレームと、一対のサイドフレームの下端間に固定
されたボトムフレームと、筐体の背面を構成し、コネク
タ又は端子が取り付けられた端子板と、を有する電子機
器筐体であって、ボトムフレームは、サイドフレームの
端部側に向けて挟まった複数の取付孔を有するものであ
り、端子板は、コネクタ又は端子を取り付けるパネル
部、パネル部の片端部が回動軸に沿って折り曲げられボ
トムフレームと係合する折曲部、及びボトムフレームの
夫々の取付孔に対向する位置で折曲部の外周の一部が突
出し一部に幅の狭いネック部を持つ突起部を有すること
を特徴とするものである。
【0010】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、コネ
クタ又端子が取付けられた端子板を開放し、サイドフレ
ームに対し水平に仮固定するには、サイドフレームにね
じ等によって固定された端子板を外す。つぎに端子板の
突起部をボトムフレームの取付孔に嵌入する。そして突
起部が取付孔の切り欠き幅が狭くなる方向に移動するよ
う端子板を引く。そうすると端子板はボトムフレームの
長手方向と直角に回動自在に保持され、電子機器の組み
立て時又は調整時の作業がし易くなる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例における端子板仮固定構造
について図1及び図2を参照しつつ説明する。図1は本
実施例の端子板仮固定構造を有する筐体10の構成を示
す斜視図である。本図において筐体10は、両サイドフ
レーム11a,11b、ボトムフレーム12,端子板1
3により構成される。サイドフレーム11a,11bは
電子機器の機構部及びプリント基板PWB(回路部)を
左右で保持するものである。ボトムフレーム12は、細
長い板金を折曲げ加工及び孔加工を施したフレームであ
る。端子板13は従来例と同様、筐体10の背面に位置
し、そのパネル部にコネクタC及び端子Tが取り付けら
れる平板状の部材である。
【0012】図2はボトムフレーム12及び端子板13
の構成を示す部分拡大斜視図である。図2(a),
(b)に示すように、ボトムフレーム12は平板部12
aの長手方向(長軸方向)の両端一部が上方に直角に折
り曲げられた取付部12bを有している。取付部12b
にはねじ孔が開口され、ボトムフレーム12がねじを介
しサイドフレーム11a,11bの下部に固定される。
【0013】次にボトムフレーム12の長手方向に沿っ
て折曲部12cが形成されている。折曲部12cはボト
ムフレーム12の片端部を上方に折り曲げた部分であ
り、後述する端子板13の回動位置を規制すると共に、
ボトムフレーム12の剛性を確保するものである。筐体
10の底面となる平板部12aには、折曲部12cに沿
った2箇所に取付孔14が開口されている。
【0014】取付孔14は端子板13の突起部を挿入し
て保持する孔である。図2(a),(b)に示すように
取付孔14は、「凸」字状となっており、開口面積の大
きな矩形の開口部14aと、サイドフレーム11a,1
1bの端部に向けて挟まった切欠部14bにより構成さ
れる。又開口部14aと切欠部14b間の角部は、その
肩が傾斜するよう斜めに打ち抜かれた傾斜部14cが形
成されている。
【0015】次に図1に示すように端子板13は筐体1
0の背面を構成しており、そのパネル部の上下端部が直
角に曲げられ、折曲部13a,13bが形成されてい
る。折曲部13aはサイドフレーム11a,11bの上
面に当接する部分である。他方の折曲部13bには、図
2(a)に示すようにボトムフレーム12の取付孔14
と係合する位置に、一対の突起部15が形成されてい
る。突起部15の形状は「T」字状であり、折曲部13
bと連結する部分は幅が狭いネック部15aが形成され
ている。
【0016】突起部15の横幅は取付孔14の開口部1
4aの幅より小さく、切欠部14bの幅より大きいもの
とする。又ネック部15aの横幅は切欠部14bの幅よ
り小さく、切欠き幅はボトムフレーム12の板厚より大
きいものとする。
【0017】このように構成された端子板13の取付方
法及び開閉方法について、図3のボトムフレーム12の
部分断面図を用いて説明する。まず電子機器の筐体10
は、サイドフレーム11a,11bとボトムフレーム1
2とがねじ締めにより固定されているとする。端子T等
が固定された端子板13を取り付けるには、図3に示す
ように先ずP1に示す位置から突起部15をボトムフレ
ーム12の取付孔14に挿入する。この場合は取付孔1
4の開口寸法が突起部15に対してかなり余裕があるの
で、端子板13の姿勢にかかわらず容易に取付孔14へ
挿入することができる。
【0018】次に端子板13をP2に示す位置へ矢印方
向に引っ張り、突起部15を切欠部14bに嵌入する。
そうすると端子板13は突起部15の上接点Q1と下接
点Q2で切欠部14bの外側と当接し、ボトムフレーム
12に保持される。この状態で端子板13の各端子T及
びコネクタCと、筐体10内のプリント基板PWBとの
配線を行う。
【0019】そして配線及び調整作業が終り、端子板1
3をサイドフレーム11に固定する場合、P2の位置か
らP1の位置を経て、端子板13を取付孔14から引き
離す。更にP3の位置に示すように端子板13のパネル
部がサイドフレーム11の鉛直側面に当接するよう位置
決めする。そして折曲部13bがボトムフレーム12の
平板部12aに当接するよう持ち上げ、ねじ締め等によ
り固定する。
【0020】次に電子機器を再び調整をするには、ねじ
を外すことにより、端子板13をP3の位置から開放
し、P1の位置を経てP2の位置に移動させる。このよ
うにコネクタC及び端子T等による自重の増加した端子
板13を、図2(b)に示すように突起部15がボトム
フレーム12の折曲部12cに当たるように仮固定する
と、ステーや他の保持部を用いることなく端子板13を
略水平に保持することができる。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、端子板に突起部及び突起部の根元にネック部を設
け、突起部とを係合する取付孔を有するボトムフレーム
を設けることにより、端子板を開放状態に保持すること
ができる。更に電子機器における筐体の組立時の工数を
削減することができ、筐体の部品点数を削減することに
よりコストダウンが図れる。更に電子機器のサービス時
やあるいは組立途中の調整がし易くなるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電子機器の構造を示
す斜視図である。
【図2】本発明の電子機器における端子板の突起部、及
びボトムパネルの構造を示す拡大斜視図である。
【図3】本発明の端子板の取付及び開放状態を示す説明
図である。
【図4】従来例における端子板の回転構造を示す斜視図
である。
【符号の説明】
10 筐体 11a,11b サイドフレーム 12 ボトムフレーム 12a 平板部 12b 取付部 12c,13a,13b 折曲部 13 端子板 14 取付孔 14a 開口部 14b 切欠部 14c 傾斜部 15 突起部 15a ネック部 PWB プリント基板 C コネクタ T 端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の側面を構成し、電子機器の機構部
    及び回路部を保持する一対のサイドフレームと、前記一
    対のサイドフレームの下端間に固定されたボトムフレー
    ムと、筐体の背面を構成し、コネクタ又は端子が取り付
    けられた端子板と、を有する電子機器筐体において、 前記ボトムフレームは、 前記サイドフレームの端部側に向けて挟まった複数の取
    付孔を有するものであり、 前記端子板は、 コネクタ又は端子を取り付けるパネル部、前記パネル部
    の片端部が回動軸に沿って折り曲げられ前記ボトムフレ
    ームと係合する折曲部、及び前記ボトムフレームの夫々
    の取付孔に対向する位置で前記折曲部の外周の一部が突
    出し一部に幅の狭いネック部を持つ突起部を有するもの
    であることを特徴とする電子機器筐体。
  2. 【請求項2】 前記ボトムフレームは、その取付孔が凸
    字状の切り欠き形状を有するものであり、 前記端子板は、その突起部がT字状の外形形状を有する
    ものであることを特徴とする請求項1記載の電子機器筐
    体。
JP6306093A 1993-02-26 1993-02-26 電子機器筐体 Pending JPH06252567A (ja)

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