JPS6164197A

JPS6164197A - プリント板実装ブロック構造

Info

Publication number: JPS6164197A
Application number: JP18532184A
Authority: JP
Inventors: 菅野　卓; 岡本　逸雄; 尚佐藤; 知之本郷
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1984-09-06
Filing date: 1984-09-06
Publication date: 1986-04-02
Also published as: JPH0412640B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は通信装置などの゛シ子装置におけるプリント板
の実装構造に関し、特に複数のプリント板をまとめて更
に高次の電気的機能単位を構成するブロック構造に関す
るものである。

近年、電子回路部品の小形化により高密度実装が可能と
なり、プリント板単位でもかなシ高次の機能単位を実現
可能となっている。しかし、装置の小型化、信頼性向上
、性能向上、実装工程や保守等の簡略化等の点から、プ
リント板実装におけるブロック化が盛んに採シ入れられ
ている。

〔従来の技術〕

従来のプリント板実装ブロック構造は、一般に、箱形の
筐体内にプリント板を水平または垂直の状態でガイドに
沿って挿入して上下に多段にあるいは横に並列に収容し
、プリント板相互間およびブロック外部との電気的接続
は策体背面に設けたいわゆるバックパネルまたはバック
ボードとのプラグイン接続おるいはコネクタ接続によシ
行うように構成されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

プリント板には多くの種類がちυ、特に搭載部品の形状
寸法や方向性によってプリント板の配置（位置、向き）
が予め決められているものが多い。

しかし従来のブロック構造ではプリント板の配置がかな
シ限定され、上記のようなプリント板の実装に自由に対
処できない。

また、特にディジタル高速機器においては信号伝達時間
の短縮及び回路間の時間調整等の課題があるが、従来の
ブロック構造ではプリント板配置の限定によシかかる課
題に十分対処できない。

更に、従来のブロック構造では保守などの際にプリント
板を筐体から１枚ずつ抜き出して調整を行う必要がある
ので作業が楓めて煩雑であり、しかもこの場合にプリン
ト板とバックパネルとの電気的接続が切断されるような
構造ではブロック全体の機能調整が不可能となる。

更にまた、従来のブロック構造では筐体にプリント板挿
抜用のガイドを必要とし、構造が複雑で且つ高精度を要
する。

〔問題点を解決するだめの手段〕

不発明は上記問題点を解決するために、プリント板をそ
れぞれ固定的に取付可能なプリント板取付枠をヒンジで
７．ｆ　；；７．個結合してこれらを４９合う取付枠ど
うしが互に直角をなすような立体的形状に形成可能でち
ると共に平面的形状に展開可能としたプリント板取付枠
組を具備し、該プリント板取付枠組の所望のプリント板
取付枠にプリント板が取シ付けられ、該プリント板のう
ちの中心的な１つのプリント板にブロック外部との電気
的接続のだめのコネクタが設けられ、そして該中心プリ
ント板とそれ以外のプリント板とがケーブルによって相
互に電気的に接続されたプリント板実装ブロック構造を
提供するものである。

〔作用〕

上記のブロック構造では、プリント板取付枠組のプリン
ト板取付枠のうち適当なものを選んでこれにプリント板
を取υ付けることにょシ、プリント板を所望の配置にて
実装することが自由にできる。

また、プリント板取付枠組を展開することにょシ、プリ
ント板実装状態にて機能調整等を行うことができる。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図は本発明によるプリント板実装ブロックの一実施
例の一部分解斜視図である。図中、符号Ａがブロック全
体を示し、このブロックＡは基本的にプリント板取付枠
組Ｃ以下単に「枠組」と略記）１０と、この枠組１０の
構造的補強材及び電気的シールドを兼ねたケース２０と
から構成されている。枠組１０は、第２図に明示するよ
うに５個の四角形のプリント板取付枠（以下単Ｋ「枠」
と略記）１１，１２，１３，１４．１５を相互にヒンジ
結合した構造のものである。本実施例の場合、枠組１０
はブ２スチックの一体成形品であシ。

第２図ならびにそれの６−３矢視断面図である第６図（
（）Ｋ示すように、中心の枠１１０４辺に枠１２．１３
，１４．１５を９０’に切欠いた屈曲可能なヒンジ部１
６において直角に折ν曲げ自在に結合した構造としであ
る。これによυ枠組１０は、７Ｆ、１図に示す如き１婢
夛合う枠どうしが互いに直角となるような立体的形状（
つまり箱状）に形成可能であると共に、第２図に示す如
き平面的形状に展開可能である。尚、第２図の４−４矢
視断面図である第４図に代表的に示すように、枠１２〜
１５の外周縁は４５″　に面取りしてちって、枠組１０
を箱状に形成１〜た場合に枠１２〜１５が互いに直角に
接合するようにしである。

枠組１０の枠１１〜１５の各々の内側の４″門部にはそ
れぞ打プリント板取付喝１７を設けてあり、これにより
各々の枠１１〜１５にそれぞれプリント板をねじ１８で
固定的に取付可能である。第５図は伜１１〜１５にそれ
ぞれプリント板Ｐ１．Ｐ２゜ｐ３．Ｐ４．Ｐ５　　を取
り付けた状態を示し％槁３図（ｏ０１＝よかかるプリン
ト板取付状態での第２図６−３矢視所面図である。冑、
第５図において二守号Ｅはプリント板Ｐ１〜Ｐ５　に搭
載された回１略部品を示し、枠組１０を第１図に示す如
く箱形に形成した場合に各プリント板の部品搭載面が箱
内面を向き％各プリント板の部品・電子半田付は面が箱
外面を向くことになる。

枠組１０に取シ付けられたプリント板Ｐ１〜Ｐ５のうち
の中心的なプリント板、例えば本実７ｍ例の場合は枠組
１０を箱状に形成した場合に背面に位置する中心枠１１
に取シ付けら九るプリント板Ｐ１には、予めブロック外
部との電気的接続のだめの　−コネクタＣＡ（第５図）
を設けである。そしてこの子心プリント板Ｐ１とそれ以
外のプリント板Ｐ２〜Ｐ５とは、枠間結合ヒンジｆ４１
６をまたぐように配線したフラットケーブル１９によっ
て互いに電気的に接続される。各プリント板Ｐ１〜Ｐ５
とフラットケーブル１９との接続は半田付けまたは圧接
によって容易に可能である。

以上のようにしてプリント板Ｐ１〜Ｐ５が実装された枠
組２０は、第１図に示すように中心枠１１に対し周辺の
枠１２〜１５を折９曲げて箱状に形成された後、ケース
２０に収納される。このケース２０は箱状枠組１０の上
面及び左右両側面を覆うケース本体２１と、底面カバー
２２と、前面カバー２３とからなる。第６図ならびにそ
れの７−７矢視図である第７図に示すように、枠組１０
はケースを体２１にねじ２４で固定され％また底面カバ
ー２２はケース本体２１の底部フランジ２１ａ（ｊ７７
図）にねじ２５で取シ付けられ、そして前面カバー２３
は枠組１０の枠１４．１５の耳部１４ａ、１５ａ（第６
図）にねじ２６で取シ付けられる。第８図は組立完了後
のブロックＡの背量斜視図である。中心プリント板Ｐ１
に設けられた外部接続用コネクタＣＡがブロック背面に
露出している。また、ケース本体２１の背面には、後述
するようにブロックＡを架フレーム等に搭載する際の固
定用７ランジ２１ｂを形成しである。

第９図はブロック人を架フレームＦＫ搭載した状態の斜
視図であシ、ブロックＡは前面カバー２３を取シ付ける
前の状態（第６図）で前ｉ′？ｉｌｙ側から長ボルトを
挿通させて背面の固定用７ランジ２１ｂ（第８図）を架
フレームＦに緊締することによυ固定される。そして背
面の外部接続用コネクタＣＡが架フレームＦのコネクタ
ＣＦに接続されることによシ、ブロック相互間等の電気
的接続がなされる。

さて、以上のようなブロック構造によれば、プリント板
をそれぞれに要求される実装条件を燗足するような最適
の配置にて実装することが自由（（可能である。すなわ
ち、プリント板取付枠組１０は背面及び上下左右面の計
５面の枠１１〜１５を有し、プリント板の外形寸法や方
向性などを考広してａａな枠を選んで実装することがで
きる。例えば、範９図において、ブロックＡ１　　は部
品高の大きいプリント板を背面にのみ実装したものであ
る。また、ブロックＡ２は背面と左右両面の計３面、ブ
ロックＡ５は背面と上下左右面の計５面、（つまり第５
図と同じ）、そしてブロック人４は背面と上下両面の計
６面にそれぞれ実装したものである。尚、いずれの場合
も、外部接続用コネクタＣＡを設ける上で、ブロック背
面つまり枠組１０の中心の枠１１にプリント板を実装す
ることが必要不可欠である。

また、上記のブロック構造では、中心プリント板Ｐ１　
に対する周辺プリント板Ｐ２〜Ｐ４の位置的関係が全て
同等とな９、信号伝達時間の問題への対処が容易となる
。

更に、プリント板取付枠組１０は平面形状に展開でき、
しかもプリント板相互間の電気的接続がケーブル接続で
枠組展開時にもこの接続状態を維持できる。従って保守
や機能調整を極めて簡便に、しかもブロック機能単位で
行９ことかで＠る。また、プリント板の搭載部品の交換
等が必要な場合、各プリント板Ｐ１〜Ｐ５の裏面（部品
端子半田付は面）が露出しているので、プリント板を枠
組１０から塊り外すことなく容易に行うことができる。

灰にまた、プリント板取付枠組１０けプリント板挿抜用
のガイドが不要であり、従って構造が簡単で且つ高精度
を要しないため、製作が容易である。

以上は本姥明の好適実施例について説明したが、本発明
はこの実施例に限らず、種々の変形例が考えられる。例
えば、図示例の枠組１０は中心の枠１１の４辺すべてに
枠１２〜１５を結合した５面構造であるが、枠１１の２
辺または３辺のみに枠を結合した３面あるいは４面構造
としても良い。

逆にまた、周辺枠１２〜１５のいずれかにもう１つの枠
を追加結合して６而、４造となし、光全な１形に形成し
得るようなものとすることもできる。

また１図示列の枠組１０はプラスチック材料の一本成形
品であるが、各々の枠１１〜１５を個別に成形し、これ
らの枠をやはり個別品であるヒンジで相互結合する構造
としても良い。゛この場合、枠１１〜１５はプラスチッ
ク材料あるい（・ま金属材料のいずれからでも作ること
ができる。

更に、図示例は枠組１０をケース２０内に収狛すること
によりこれを箱状に保持し且つ架フレーム等に搭載可能
な構造としであるが、枠組１０の周辺の枠１２〜１５に
形成した耳部＃（図示せず）を相互にねじ止めして箱状
に保持できるようにすると共に、背１ｊの中心棒１１に
架フレーム等への搭載用の７ランジを設ければ、ケース
２０ｖ′ｉ不要となる。しかし、枠組１０がプラスチッ
ク製の場合はＡ度の点からケース−２０を用いるのが有
利である。また、枠組１０がプラスチック製あるいは金
・４製にかかわらず、プリント板裏面の４気的シールド
や防塵、外：滉の点からケース２０を用いるのが有利で
ある。尚、ケース２０には必要に応じて放熱用通風孔を
設けでも良い。例えば第１０図はプロン、りの背面及び
左右両面の計３面にプリント板（図に１ｒよ左右両面の
プリント板Ｐ２．Ｐ３のみ示す）を実装したブロックＡ
２　を示すが、この場合にはケース本体２１の上面及び
底面カバー２２にそれぞれ放熱用通風孔２１ｃ、２２ａ
を形成しである。同様にプリント板の配置に応じて、ケ
ース２０の左右面あるいは前面にも通風孔を形成しても
良い。

〔発明の効果〕

本発明によれば前述したような多くの効果を奏するすぐ
れたブロック構造を実現できる。その効果を要約すれば
以下の６ｏ　＜である。

（１）　　まず、プリント板のＷｄ！＊−自由に選択で
き、最適な実装が可能である。

（２）　　プリント板相互間の信号伝達時間の間」への
対処が容易である。

（３）保守や機能調整を簡便に且つブロック機能単位で
実施できる。

（４）構造が簡単で製作が賽易である。

【図面の簡単な説明】

哨’１ｉａは本発明ｔζよるプリンｈＩＮ袈ブロックの
−−Ｊ！施列の一部分屏斜視図、第２図はプリント板つ
付枠組の斜視図、′Ｘ５国は第２（ｌの３−６矢視断面
図であってＣ）がプリント友取付前の状態、（ロ）がプ
リント板取付後の状態を示す；凶、・修４図は第２図の
４−４矢視ｉ所面図、・麻５図はプリント板取付枠組の
プリント板実褒状３での斜ａ図、・１６図はブロックの
前面カバー取付前の状態の斜視図、第７図は填６図の７
一ン矢視図、第８図はブロックの背面側斜視図、第９図
はブロックど架フレームに搭載した状帽の斜視図、第１
０図１・まブロックの変形実施、ａｌの、斜視図である
。Ａ、Ａ１−Ａ４・・・　プリント、阪実裂ブロック、Ｐ
１〜Ｐ５・・・プリント板、１０・・・プリント板取付
枠組、　　１１〜１５・・・プリント板取付枠、１６・
・・ヒンジ部、　　１７・・・プリント板取付座、１８
・・・ねじ、　　１９・・・フラットケーブル、２０・
・・ケース、　２１・・・ケース本体、　２２・・・底
面力、＜＋、　２３・・・前面カバー、　　ＣＡ、Ｃｐ
・・・コネクタ、　Ｆ・・・架フレーム。ｌ詩許出頭人占十通株式会社特許出願代理人

Claims

【特許請求の範囲】

１、プリント板をそれぞれ固定的に取付可能なプリント
板取付枠をヒンジで複数個結合してこれらを隣り合う取
付枠どうしが互いに直角をなすような立体的形状に形成
可能であると共に平面形状に展開可能としたプリント板
取付枠組を具備し、該プリント板取付枠組の所望のプリ
ント板取付枠にプリント板が取り付けられ、該プリント
板のうちの中心的な１つのプリント板にブロック外部と
の電気的接続のためのコネクタが設けられ、そして該中
心プリント板とそれ以外のプリント板とがケーブルによ
って相互に電気的に接続されたことを特徴とするプリン
ト板実装ブロック構造。