JPH06252009A - 固体電解コンデンサーの構造及び固体電解コンデンサーの製造方法 - Google Patents

固体電解コンデンサーの構造及び固体電解コンデンサーの製造方法

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JPH06252009A
JPH06252009A JP5038167A JP3816793A JPH06252009A JP H06252009 A JPH06252009 A JP H06252009A JP 5038167 A JP5038167 A JP 5038167A JP 3816793 A JP3816793 A JP 3816793A JP H06252009 A JPH06252009 A JP H06252009A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンタル固体電解コンデンサー等の固体電解
コンデンサーにおいて、その大容量にして小型・軽量化
を図る共に、コストの低減を図る。 【構成】 タンタル等の金属粒子を多孔質に焼結したチ
ップ片12における一端面に、タンタル等の金属片1
3,13′を固着する一方、前記チップ片12及び前記
金属片13,13′の外周面に、五酸化タンタル等の誘
電体膜16を、前記チップ片12に、二酸化マンガン等
の固体電解質層17及び陰極膜19を各々形成し、前記
金属片13,13′の端面に、陽極端子膜20を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型大容量化を図った
タンタル固体電解コンデンサー又はアルミ固体電解コン
デンサー等の固体電解コンデンサーの構造、及び、この
固体電解コンデンサーを製造する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の固体電解コンデンサーに
おけるコンデンサー素子1は、以下に述べるような方法
で製造している。先づ、タンタル等の金属粒子を、図1
4に示すように、多孔質のチップ片2に焼結すると共
に、このチップ片2にタンタル等の金属製の陽極棒3を
固着する。
【0003】このチップ片2を、図15に示すように、
りん酸水溶液A等の化成液に浸漬した状態で直流電流を
印加して陽極酸化を行うことにより、チップ片2におけ
る各金属粒子の表面に、五酸化タンタル4等の誘電体膜
を形成する。この場合、チップ片2を、りん酸水溶液A
等の化成液に対して、当該チップ片2の上面がりん酸水
溶液A等の化成液の液面より適宜深さHだけ沈むように
浸漬することにより、前記陽極棒3における付け根部の
外周面にも、同じく五酸化タンタル4a等の誘電体膜を
適宜長さHの部分にわたって形成する。
【0004】次いで、前記五酸化タンタル4,4a等の
誘電体膜を形成する工程を完了した前記チップ片2を、
図16に示すように、硝酸マンガン水溶液Bに対して、
当該チップ片2の上面が硝酸マンガン水溶液Bの液面よ
り低くならない状態まで浸漬して、硝酸マンガン水溶液
Bをチップ片2の内部まで浸透したのち引き揚げて焼成
することを複数回にわたって繰り返すことで、前記五酸
化タンタル4等の誘電体膜の表面に二酸化マンガン5等
の金属酸化物による固体電解質層を形成するか、前記五
酸化タンタル4等の誘電体膜の表面に、有機半導体膜に
よる固体電解質層を、化学重合方法又は電解酸化重合方
法或いは気相重合方法にて形成する。
【0005】更に、前記チップ片2における上面を除く
全外周面に、グラファト膜等を介して銀又はニッケル等
の金属製の陰極膜を形成することによって、前記コンデ
ンサー素子1を構成するようにしている。つまり、従来
の固体電解コンデンサーにおけるコンデンサー素子1
は、チップ片2における金属粒子の表面に、五酸化タン
タル等の誘電体膜4を形成するに際して、このチップ片
2に固着した陽極棒3における付け根部の外周面にも、
五酸化タンタル4a等の誘電体膜を、前記金属粒子の表
面に形成した五酸化タンタル4等の誘電体膜に連続する
ように形成することにより、この五酸化タンタル4a等
の誘電体膜にて、陽極棒3の陽極側と、二酸化マンガン
5等の固体電解質層の陰極側とを隔離(絶縁)するよう
に構成している。
【0006】このため、従来の固体電解コンデンサーに
おいては、チップ片2から突出する陽極棒3を、その付
け根部から切除することができないから、従来における
面実装型の固体電解コンデンサーの場合には、例えば、
特公平3−30977号公報に記載され、且つ、図17
に示すように、コンデンサー素子1を、そのチップ片2
を左右一対のリード端子6a,6bの一方のリード端子
6bに、このチップ片2から突出する陽極棒3を他方の
リード端子6aに各々固着したのち、その全体を、合成
樹脂製のモールド部7にてパッケージすると言う構成に
しているか、或いは、図18に示すように、コンデンサ
ー素子1のうちチップ片2の底面及び陽極棒3の先端を
除く部分を合成樹脂等の被覆材8にてパッケージし、前
記チップ片2の底面に、半田等による陰極端子部9b
を、前記陽極棒3の先端に半田等による陽極端子部9a
を各々形成すると言う構成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来におけ
る固体電解コンデンサーでは、そのコンデンサー素子1
を、チップ片2及びこのチップ片2から突出する陽極棒
3の両方の全体を含んだ状態で、前記のように、合成樹
脂製のモールド部7又は合成樹脂等の被覆材8にてパッ
ケージするようにしなければならないから、コンデンサ
ー素子2の大きさに比べて、全体の大きさが、チップ片
2から前記陽極棒3を突出する分だけ大きくなるから、
体積効率が低くて、容量に比べて大型化すると共に、重
量が増大すると言う問題があった。
【0008】特に、図17に示す面実装型の固体電解コ
ンデンサーの場合には、合成樹脂製のモールド部7にて
パッケージするとき、チップ片2に大きいストレスを作
用することにより、漏れ電流(LC)が増大したり、シ
ョート不良が発生したりすることが多発し、換言する
と、不良品率が高いから、製造に際しての歩留り率が低
いのであり、しかも、合成樹脂製モールド部7の形成、
及び両リード端子6a,6bの曲げ加工、並びに、チッ
プ片2及び陽極棒3に対するリード端子6a,6bの固
着等を必要として、製造工程が複雑であると共に、両リ
ード端子6a,6b及びモールド部7に材料費が可成り
嵩むことにより、前記したように製造に際しての歩留り
率が低いことと相俟って、製造コストが大幅にアップす
る、その上、モールド部7にてパッケージすることによ
り、重量バランスがアンバランスになるので、プリント
基板等に実装したあとにおいて、超音波洗浄するとき、
両リード端子6a,6bが、チップ片2から外れること
が多発すると言う問題があった。
【0009】本発明は、これらの問題を解消できるよう
にした固体電解コンデンサーの構造と、その製造方法と
を提供することを技術的課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明における固体電解コンデンサーは、「タン
タル等の金属粒子を多孔質に焼結したチップ片における
一端面に、タンタル等の金属片を固着する一方、前記チ
ップ片及び前記金属片の外周面に、五酸化タンタル等の
誘電体膜を、前記チップ片に、二酸化マンガン等の固体
電解質層及び陰極膜を各々形成し、前記金属片の端面
に、陽極端子膜を形成する。」と言う構造にした。
【0011】また、本発明における製造方法は、「タン
タル等の金属粒子を多孔質に焼結したチップ片における
一端面に、タンタル等の金属片を固着し、次いで、前記
チップ片及び前記金属片に対して五酸化タンタル等の誘
電体膜を形成する工程、前記チップ片に対して二酸化マ
ンガン等の固体電解質層及び陰極膜を形成する工程を各
々施す一方、前記金属片の端面に、金属片における金属
面を当該端面に露出する表面加工を施したのち、この端
面に陽極端子を形成することを特徴とする。」ものであ
る。
【0012】
【作 用】このように構成することにより、チップ片
の一端面における金属片の外周面に形成した誘電体膜に
よって、陽極側と陰極側とを、完全に隔離(絶縁)する
ことができるから、陽極側と陰極側とを隔離(絶縁)す
ることのために、前記従来のように、チップ片に陽極棒
を固着して、この陽極棒の付け根部の外周面に誘電体膜
を形成することを必要としないのである。
【0013】
【発明の効果】このように、本発明によると、従来のよ
うに、コンデンサー素子におけるチップ片から陽極棒を
突出することを必要とせず、換言すると、従来における
陽極棒を省略することができることにより、コンデンサ
ー素子における金属片付きチップ片のみをパッケージす
るのみで良いから、従来のものに比べて、大幅に、大容
量で小型・軽量化することができるのである。
【0014】また、面実装型にする場合において、図1
7に示すように、コンデンサー素子に二つのリード端子
に固着し、且つ、その全体を合成樹脂製のモールド部に
てパッケージすることを必要としないことにより、不良
品を発生を確実に低減できると共に、材料費を節減で
き、且つ、加工工程をも少なくすることができるから、
製造コストを大幅に低減できる効果を有する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を、タンタル固体電解
コンデンサーを製造する場合の図面について説明する。
図1〜図11は、第1の実施例を示すものである。先
づ、図1に示すように、タンタル粒子を多孔質に焼結し
て成るチップ片12の上面に、同じくタンタル粒子を多
孔質に焼結して成る金属片13を、当該金属片13と前
記チップ片12との間にタンタル製の薄板片14を挟ん
で重ね合わせて、これらを、図2及び図3に示すよう
に、互いに溶接するか、或いは、耐熱導電性のペースト
又は接着剤にて結合する。この場合、前記三者を、その
焼結の前において重ね、この重ねた状態で焼結するよう
にしても良い。
【0016】次いで、前記チップ片12に結合した金属
片13の上面13aに、図4に示すように、タンタルワ
イヤー15を、溶接にて固着するか、或いは、耐熱導電
性のペースト又は接着剤にて固着したのち、この金属片
13付きチップ片12を、図5に示すように、りん酸水
溶液Aに浸漬した状態で、直流電流を印加して陽極酸化
を行うことにより、チップ片12における各タンタル粒
子の表面、金属片における各タンタル粒子の表面、及
び、薄板片14の外周面に、五酸化タンタル16の誘電
体膜を形成する。
【0017】前記のようにして五酸化タンタル16の誘
電体膜を形成する工程を完了した前記金属片13付きチ
ップ片12を、図6に示すように、硝酸マンガン水溶液
Bに対して、当該チップ片12のみを浸漬して、硝酸マ
ンガン水溶液Bをチップ片12の内部まで浸透したのち
引き揚げて焼成することを複数回にわたって繰り返すこ
とにより、前記チップ片12における五酸化タンタル1
6の誘電体膜の表面に、二酸化マンガン17の固体電解
質層を形成する。
【0018】この二酸化マンガン17の固体電解質層を
形成する場合において、前記金属片13に、硝酸マンガ
ン水溶液Bが浸透することを、薄板片14にて阻止でき
ることにより、この金属片13における各タンタル粒子
の表面に二酸化マンガン17の固体電解質層が形成され
ることを防止できるから、前記金属片13及び薄板片1
4に形成される五酸化タンタル16の誘電体膜によっ
て、金属片13における各タンタル粒子と、前記チップ
片12に形成した二酸化マンガン17の固体電解質層と
を、確実に隔離(絶縁)することができるのである。
【0019】次いで、前記チップ片12における外周面
のうち前記絶縁物質浸透部13の除く部分に対して、図
7に示すように、グラファト膜(図示せず)を介して銀
膜18を形成すると共に、前記タンタルワイヤー15
を、切断又は剥離等に除去することによって、コンデン
サー素子11とする。そして、図8及び図9に示すよう
に、前記コンデンサー素子11における銀膜18の表面
に、半田等による金属の陰極端子膜19を形成する(な
お、この陰極端子膜19は、コンデンサー素子11にお
ける底面にのみ形成するようにしても良い)一方、前記
金属片13の上面13aを、研磨加工することにより、
金属片13における各タンタル粒子を当該上面13aに
露出すると言う表面加工を施したのち、この上面13a
に対して、ニッケルメッキ等の半田ぬれ性を向上する下
地処理を施したのち、半田等による陽極端子膜20を形
成する。
【0020】なお、前記の表面加工は、プラズマによる
物理的な表面加工、又は薬品の腐食による化学的な表面
加工によって行うようにしても良い。次いで、前記コン
デンサー素子11における外周面のうち、その底面にお
ける陰極端子膜19の一部及び前記陽極端子膜20を除
く部分に対して、図10及び図11に示すように、耐熱
性合成樹脂又はガラス製の被覆膜21を形成することに
より、面実装型タンタル固体電解コンデンサーの完成品
にするのである。
【0021】図12は、第2の実施例を示す。この第2
の実施例は、タンタル固体電解コンデンサーを、前記第
1の実施例のようにタンタルワイヤーを使用することな
く、タンタルワイヤーレスで製造する場合である。すな
わち、前記図2及び図3に示すように構成した金属片1
3付きチップ片12を、酸素ガスの気相中において酸化
処理することによって、五酸化タンタルの誘電体膜を形
成したのち、図12に示すように、硝酸マンガン水溶液
Bに対して、当該チップ片12″のみを浸漬して、硝酸
マンガン水溶液Bをチップ片12の内部まで浸透したの
ち引き揚げて焼成すること複数回にわたって繰り返すこ
とにより、前記チップ片12に対してのみ五酸化タンタ
ルの誘電体膜の表面に二酸化マンガンの固体電解質層を
形成する。
【0022】なお、この場合において、前記チップ片1
2への硝酸マンガン水溶液Bの浸透は、チップ片12に
対する硝酸マンガン水溶液Bのディスペンサー等による
塗着、又は予め硝酸マンガン水溶液Bを含ませたスポン
ジ体へのチップ片12の接触によって行うようにしても
良い。そして、以後は、前記第1の実施例の場合と同様
に、グラファト膜を介しての銀膜の形成、金属片13の
上面13aに対する表面加工、半田等による金属の陰極
端子膜19及び陽極端子膜20の形成、及び被覆膜21
の形成を行うことより、面実装型タンタル固体電解コン
デンサーの完成品とするのである。
【0023】なお、この第3の実施例の場合において
は、固体電解質層を、有機半導体膜とし、この有機半導
体膜を、化学重合方法又は電解酸化重合方法或いは気相
重合方法によって形成するようにしても良いのである。
また、前記実施例は、金属片13を、タンタル粒子を多
孔質に焼結したものに構成し、この多孔質の金属片13
とチップ片12との間にタンタルの薄板片14を介挿し
た場合を示したが、本発明は、前記多孔質の金属片13
と薄板片14とを使用することに代えて、図13に示す
ように、タンタルにて板状に形成した金属片13′を使
用し、この板状の金属片13′を、チップ片12に対し
て固着するようにしても良いのである。
【0024】なお、この場合には、前記板状金属片1
3′の外周面に形成した五酸化タンタルの誘電体膜に
て、陽極側と陰極側とを隔離(絶縁)するものである。
更にまた、本発明は、前記実施例のタンタル固体電解コ
ンデンサーの場合に限らず、アルミ固体電解コンデンサ
ー等のような他の固体電解コンデンサーにも適用できる
ことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施例に使用するチップ
片と金属片との斜視図である。
【図2】前記図1におけるチップ片に金属片を固着した
状態の斜視図である。
【図3】図2のIII −III 視断面図である。
【図4】前記図2におけるチップ片にタンタルワイヤー
を固着した状態の斜視図である。
【図5】前記図4におけるチップ片に五酸化タンタルの
誘電体膜を形成する処理を行っている状態の断面図であ
る。
【図6】前記図5におけるチップ片に二酸化マンガンの
固体電解質層を形成する処理を行っている状態の断面図
である。
【図7】前記図6におけるチップ片に、そのタンタルワ
イヤーを除去したのち銀膜を形成した状態の斜視図であ
る。
【図8】前記図7のチップ片に、陽極端子膜と陰極端子
膜とを形成した状態の斜視図である。
【図9】図8のIX−IX視断面図である。
【図10】タンタル固体電解コンデンサーの斜視図であ
る。
【図11】図9のXI−XI視拡大断面図である。
【図12】本発明における第2の実施例において二酸化
マンガンの固体電解質層を形成する処理を行っている状
態の断面図である。
【図13】本発明における第3の実施例を示す斜視図で
ある。
【図14】従来の製造方法に使用するチップ片の斜視図
である。
【図15】前記図14におけるチップ片に五酸化タンタ
ルの誘電体膜を形成する処理を行っている状態の断面図
である。
【図16】前記図15における二酸化マンガンの固体電
解質層を形成する処理を行っている状態の断面図であ
る。
【図17】従来におけるタンタル固体電解コンデンサー
を示す縦断正面図である。
【図18】従来における別のタンタル固体電解コンデン
サーを示す縦断正面図である。
【符号の説明】
11 コンデンサー素子 12 チップ片 13,13′ 金属片 14 薄板片 15 タンタルワイヤー 16 五酸化タンタルの誘電体膜 17 二酸化マンガンの固体電解質
層 18 銀膜 19 陰極端子膜 20 陽極端子膜 21 被覆膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンタル等の金属粒子を多孔質に焼結した
    チップ片における一端面に、タンタル等の金属片を固着
    する一方、前記チップ片及び前記金属片の外周面に、五
    酸化タンタル等の誘電体膜を、前記チップ片に、二酸化
    マンガン等の固体電解質層及び陰極膜を各々形成し、前
    記金属片の端面に、陽極端子膜を形成したことを特徴と
    する固体電解コンデンサーの構造。
  2. 【請求項2】タンタル等の金属粒子を多孔質に焼結した
    チップ片における一端面に、タンタル等の金属片を固着
    し、次いで、前記チップ片及び前記金属片に対して五酸
    化タンタル等の誘電体膜を形成する工程、前記チップ片
    に対して二酸化マンガン等の固体電解質層及び陰極膜を
    形成する工程を各々施す一方、前記金属片の端面に、金
    属片における金属面を当該端面に露出する表面加工を施
    したのち、この端面に陽極端子を形成することを特徴と
    する固体電解コンデンサーの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5586014A (en) * 1994-04-28 1996-12-17 Rohm Co., Ltd. Fuse arrangement and capacitor containing a fuse
JP2002043174A (ja) * 2000-07-19 2002-02-08 Nichicon Corp チップ状コンデンサおよびその製造方法
JP2010258128A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Nichicon Corp 電解コンデンサの製造方法

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