JPH06250939A - データ処理装置 - Google Patents
データ処理装置Info
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- JPH06250939A JPH06250939A JP5038957A JP3895793A JPH06250939A JP H06250939 A JPH06250939 A JP H06250939A JP 5038957 A JP5038957 A JP 5038957A JP 3895793 A JP3895793 A JP 3895793A JP H06250939 A JPH06250939 A JP H06250939A
- Authority
- JP
- Japan
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- power failure
- power
- power supply
- ecr
- signal
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
Landscapes
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
- Power Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源を遮断することによって情報が消失して
しまうメモリのバッテリバックアップ機能を省略した簡
易型でも電源遮断または停電時にメモリの情報を安定に
保護し、復電時には停電前の状態からの継続処理を可能
にする。 【構成】 データ処理装置本体に無停電電源装置を接続
し、無停電電源装置は停電発生時にデータ処理装置本体
へ停電通知信号を出力し、データ処理装置本体は停電通
知信号を入力するとメモリのデータを外部記憶装置にセ
ーブし、復電時には外部記憶装置にセーブされたデータ
をメモリへロードして停電前の状態からの処理を継続す
る。
しまうメモリのバッテリバックアップ機能を省略した簡
易型でも電源遮断または停電時にメモリの情報を安定に
保護し、復電時には停電前の状態からの継続処理を可能
にする。 【構成】 データ処理装置本体に無停電電源装置を接続
し、無停電電源装置は停電発生時にデータ処理装置本体
へ停電通知信号を出力し、データ処理装置本体は停電通
知信号を入力するとメモリのデータを外部記憶装置にセ
ーブし、復電時には外部記憶装置にセーブされたデータ
をメモリへロードして停電前の状態からの処理を継続す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリバックアップ
機能を持たないRAM(ランダム・アクセス・メモリ)
を使用したデータ処理装置に関する。
機能を持たないRAM(ランダム・アクセス・メモリ)
を使用したデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ,電子式キャッ
シュレジスタ等のデータ処理装置は、通常、電源を遮断
することによって情報が消失してしまうメモリ(ダイナ
ミックRAM,スタティックRAMなど)を使用してい
る。このため、電源遮断または停電時にメモリの情報を
保持するためにバッテリバックアップ機能をメモリに設
け、電源遮断または停電時には自動的にシステム電源か
らバッテリへと電源を切り換えて、メモリの内容を保護
することが行われていた。
シュレジスタ等のデータ処理装置は、通常、電源を遮断
することによって情報が消失してしまうメモリ(ダイナ
ミックRAM,スタティックRAMなど)を使用してい
る。このため、電源遮断または停電時にメモリの情報を
保持するためにバッテリバックアップ機能をメモリに設
け、電源遮断または停電時には自動的にシステム電源か
らバッテリへと電源を切り換えて、メモリの内容を保護
することが行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、メモリにバ
ッテリバックアップ機能を設けることで回路構成の複雑
化,製造工程の増加等の課題を生じており、バッテリバ
ックアップ機能を省略した簡易型のデータ処理装置も製
造されている。しかしながら、この簡易型のデータ処理
装置は電源遮断または停電時にメモリの情報が消失して
しまい、停電前の状態からの継続処理が不可能であった
ので用途が限られ、実用性に乏しかった。
ッテリバックアップ機能を設けることで回路構成の複雑
化,製造工程の増加等の課題を生じており、バッテリバ
ックアップ機能を省略した簡易型のデータ処理装置も製
造されている。しかしながら、この簡易型のデータ処理
装置は電源遮断または停電時にメモリの情報が消失して
しまい、停電前の状態からの継続処理が不可能であった
ので用途が限られ、実用性に乏しかった。
【0004】そこで本発明は、電源を遮断することによ
って情報が消失してしまうメモリのバッテリバックアッ
プ機能を省略した簡易型でも電源遮断または停電時にメ
モリの情報を安定に保護でき、復電時には停電前の状態
からの継続処理が可能で、実用性の向上を図り得るデー
タ処理装置を提供しようとするものである。
って情報が消失してしまうメモリのバッテリバックアッ
プ機能を省略した簡易型でも電源遮断または停電時にメ
モリの情報を安定に保護でき、復電時には停電前の状態
からの継続処理が可能で、実用性の向上を図り得るデー
タ処理装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、電源を遮断す
ることで情報が消失するメモリを備えたデータ処理装置
本体に、電源供給源として常時は商用電力を給電し停電
時には自動的にインバータ電力を給電する無停電電源装
置を接続してなるデータ処理装置において、無停電電源
装置は、停電発生時にデータ処理装置本体へ停電通知信
号を出力する手段を備え、データ処理装置本体は、外部
記憶装置と、無停電電源装置からの停電通知信号の入力
有無を監視する停電監視手段と、この監視手段により停
電通知信号の入力有りが確認されるとメモリのデータを
外部記憶装置にセーブする停電処理手段と、無停電電源
装置からの商用電力給電再開による立上がり時に外部記
憶装置にセーブされたデータをメモリへロードする復電
処理手段とを備えたものである。
ることで情報が消失するメモリを備えたデータ処理装置
本体に、電源供給源として常時は商用電力を給電し停電
時には自動的にインバータ電力を給電する無停電電源装
置を接続してなるデータ処理装置において、無停電電源
装置は、停電発生時にデータ処理装置本体へ停電通知信
号を出力する手段を備え、データ処理装置本体は、外部
記憶装置と、無停電電源装置からの停電通知信号の入力
有無を監視する停電監視手段と、この監視手段により停
電通知信号の入力有りが確認されるとメモリのデータを
外部記憶装置にセーブする停電処理手段と、無停電電源
装置からの商用電力給電再開による立上がり時に外部記
憶装置にセーブされたデータをメモリへロードする復電
処理手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】このような構成の本発明であれば、データ処理
装置本体は、常時、無停電電源装置からの商用電力の給
電により動作している。この状態で、電源遮断または停
電が発生すると、無停電電源装置からの給電がインバー
タ電力に切換わるとともに、無停電電源装置からデータ
処理装置本体に停電通知信号が出力される。これによ
り、データ処理装置本体では停電監視手段によって停電
通知信号の入力が確認され、停電処理手段によりメモリ
のデータが外部記憶装置にセーブされる。その後、無停
電電源装置からの商用電力の給電が再開されると、外部
記憶装置にセーブされたデータがメモリにロードされ
る。従って、データ処理装置本体に設けられる電源を遮
断することで情報が消失するメモリにバッテリバックア
ップ機能を省略しても、復電時には停電前の状態からの
継続処理が可能となる。
装置本体は、常時、無停電電源装置からの商用電力の給
電により動作している。この状態で、電源遮断または停
電が発生すると、無停電電源装置からの給電がインバー
タ電力に切換わるとともに、無停電電源装置からデータ
処理装置本体に停電通知信号が出力される。これによ
り、データ処理装置本体では停電監視手段によって停電
通知信号の入力が確認され、停電処理手段によりメモリ
のデータが外部記憶装置にセーブされる。その後、無停
電電源装置からの商用電力の給電が再開されると、外部
記憶装置にセーブされたデータがメモリにロードされ
る。従って、データ処理装置本体に設けられる電源を遮
断することで情報が消失するメモリにバッテリバックア
ップ機能を省略しても、復電時には停電前の状態からの
継続処理が可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。なお、この実施例では電子式キャッシュレ
ジスタ(以下ECRと略称する)に本発明を適用した場
合について述べる。
ら説明する。なお、この実施例では電子式キャッシュレ
ジスタ(以下ECRと略称する)に本発明を適用した場
合について述べる。
【0008】図1はこの実施例のシステム全体図であっ
て、ECR本体1のACケーブル2を無停電電源装置
(以下UPCと省略する)3の電源コンセント(不図
示)に接続して、このUPC3をECR本体1の電源供
給源とする。また、ECR本体1とUPC3とは信号線
4,5によって接続される。電源スイッチ6はUPC3
側に設け、ECR本体1側には設けない。
て、ECR本体1のACケーブル2を無停電電源装置
(以下UPCと省略する)3の電源コンセント(不図
示)に接続して、このUPC3をECR本体1の電源供
給源とする。また、ECR本体1とUPC3とは信号線
4,5によって接続される。電源スイッチ6はUPC3
側に設け、ECR本体1側には設けない。
【0009】従って、UPC3のACケーブル7を商用
交流電源の電源コンセント(不図示)に接続した状態で
電源スイッチ6をオンすると、UPC3からECR本体
1にACケーブル2を通って商用電力が常時給電され、
電源スイッチ7のオフ(電源遮断)時または停電時には
自動的にインバータ電力が給電される。
交流電源の電源コンセント(不図示)に接続した状態で
電源スイッチ6をオンすると、UPC3からECR本体
1にACケーブル2を通って商用電力が常時給電され、
電源スイッチ7のオフ(電源遮断)時または停電時には
自動的にインバータ電力が給電される。
【0010】ECR本体1は、図2に示すようにプログ
ラムカウンタ,メモリアドレスカウンタ等のカウンタ
や、命令レジスタその他の汎用レジスタを内蔵したCP
U11、制御プログラム等を記憶したROM12、CP
U11が処理するデータ等を一時的に記憶するためのR
AM13を備える。
ラムカウンタ,メモリアドレスカウンタ等のカウンタ
や、命令レジスタその他の汎用レジスタを内蔵したCP
U11、制御プログラム等を記憶したROM12、CP
U11が処理するデータ等を一時的に記憶するためのR
AM13を備える。
【0011】RAM13は電源を遮断することで情報が
消失するダイナミックRAMであって、バッテリバック
アップ機能は備えていない。
消失するダイナミックRAMであって、バッテリバック
アップ機能は備えていない。
【0012】またECR本体1は、前記UPC3に接続
される信号線4,5を通じて信号を入出力するUPCイ
ンタフェース14、キーボード15からのキー信号を入
力するキーボードインタフェース16、表示器17へ表
示データ及び表示制御信号を出力する表示器インタフェ
ース18、プリンタ19へ印字データ及び印字制御信号
を出力するプリンタインタフェース20、外部記憶装置
としてのハードディスク装置(以下HDDと省略する)
21に対するデータの書込み及び読出しを制御する信号
を入出力するHDDインタフェース22を備える。
される信号線4,5を通じて信号を入出力するUPCイ
ンタフェース14、キーボード15からのキー信号を入
力するキーボードインタフェース16、表示器17へ表
示データ及び表示制御信号を出力する表示器インタフェ
ース18、プリンタ19へ印字データ及び印字制御信号
を出力するプリンタインタフェース20、外部記憶装置
としてのハードディスク装置(以下HDDと省略する)
21に対するデータの書込み及び読出しを制御する信号
を入出力するHDDインタフェース22を備える。
【0013】前記CPU11と、ROM12,RAM1
3及び各インタフェース14,16,18,20,22
とは、アドレスバス,データバス等の各バスライン23
で相互に接続される。
3及び各インタフェース14,16,18,20,22
とは、アドレスバス,データバス等の各バスライン23
で相互に接続される。
【0014】前記無停電電源装置3は、図3に示すよう
に商用交流電源31の給電ライン32を内部で2系統3
2-1,32-2に分岐し、一方の給電ライン32-1を前記
電源スイッチ6,ヒューズ33,サージアブソーバ3
4,ノイズフィルタ35を順に介して切換リレー36の
常閉接点36-1に接続し、他方の給電ライン32-2をヒ
ューズ37,サージアブソーバ38,ノイズフィルタ3
9,充電器40,インバータ回路41を順に介して前記
切換リレー36の常開接点36-2に接続している。
に商用交流電源31の給電ライン32を内部で2系統3
2-1,32-2に分岐し、一方の給電ライン32-1を前記
電源スイッチ6,ヒューズ33,サージアブソーバ3
4,ノイズフィルタ35を順に介して切換リレー36の
常閉接点36-1に接続し、他方の給電ライン32-2をヒ
ューズ37,サージアブソーバ38,ノイズフィルタ3
9,充電器40,インバータ回路41を順に介して前記
切換リレー36の常開接点36-2に接続している。
【0015】前記切換リレー36の共通端子36-3は、
前記ECR本体1のACケーブル2が接続される電源コ
ンセント42に接続している。
前記ECR本体1のACケーブル2が接続される電源コ
ンセント42に接続している。
【0016】前記無停電電源装置3は、一方の給電ライ
ン32-1におけるノイズフィルタ35からの出力ライン
を分岐し、この分岐ライン32-3に停電検出回路43を
接続している。停電検出回路43は分岐ライン32-3を
通じて給電される商用電力の所定レベル以下への低下を
検知すると停電検出信号を後述する制御回路47へ出力
する。
ン32-1におけるノイズフィルタ35からの出力ライン
を分岐し、この分岐ライン32-3に停電検出回路43を
接続している。停電検出回路43は分岐ライン32-3を
通じて給電される商用電力の所定レベル以下への低下を
検知すると停電検出信号を後述する制御回路47へ出力
する。
【0017】前記無停電電源装置3は、他方の給電ライ
ン32-2における充電器40からの出力ラインを分岐
し、この分岐ライン32-4に過放電防止リレー44,ヒ
ューズ45を順に介してバッテリ46を接続している。
ン32-2における充電器40からの出力ラインを分岐
し、この分岐ライン32-4に過放電防止リレー44,ヒ
ューズ45を順に介してバッテリ46を接続している。
【0018】制御回路47は、前記インバータ回路4
1,切換リレー36,停電検出回路43,前記ECR本
体1に接続される信号線4,5の各接続端子48,49
をそれぞれ信号線50,51,52,53,54で接続
しており、図4の流れ図で示すシーケンスで各部を制御
するように構成されている。
1,切換リレー36,停電検出回路43,前記ECR本
体1に接続される信号線4,5の各接続端子48,49
をそれぞれ信号線50,51,52,53,54で接続
しており、図4の流れ図で示すシーケンスで各部を制御
するように構成されている。
【0019】すなわち、信号線52を通じて入力される
停電検出回路52からの出力信号aを常時監視し、停電
検出を確認すると、信号線50を通じてインバータ回路
41に起動制御信号bを送出するとともに、信号線51
を通じて切換リレー36に常閉側から常開側への切換制
御信号cを送出する。
停電検出回路52からの出力信号aを常時監視し、停電
検出を確認すると、信号線50を通じてインバータ回路
41に起動制御信号bを送出するとともに、信号線51
を通じて切換リレー36に常閉側から常開側への切換制
御信号cを送出する。
【0020】また、信号線54を通じて停電通知信号d
を送出する(停電通知信号出力手段)その後、信号線5
3を通じてインバータ回路41の停止指令信号eが入力
されるのを待機し、信号線51を通じて切換リレー36
に常開側から常閉側への切換制御信号gを送出するとと
もに、信号線50を通じてインバータ回路41に停止制
御信号fを送出する。
を送出する(停電通知信号出力手段)その後、信号線5
3を通じてインバータ回路41の停止指令信号eが入力
されるのを待機し、信号線51を通じて切換リレー36
に常開側から常閉側への切換制御信号gを送出するとと
もに、信号線50を通じてインバータ回路41に停止制
御信号fを送出する。
【0021】一方、前記ECR本体1のCPU11は、
特に図5(a)に示す割込処理を周期的に実行してい
る。すなわち、この割込処理の開始タイミングになる
と、UPCインタフェース14に信号線5を通じてUP
C3からの停電通知信号dが入力されているか否かを判
断し、入力されていなければ通常処理に戻る(停電監視
手段)。
特に図5(a)に示す割込処理を周期的に実行してい
る。すなわち、この割込処理の開始タイミングになる
と、UPCインタフェース14に信号線5を通じてUP
C3からの停電通知信号dが入力されているか否かを判
断し、入力されていなければ通常処理に戻る(停電監視
手段)。
【0022】停電通知信号dが入力されている場合に
は、先ず、CPU11内の各カウンタ及びレジスタのデ
ータ、つまり現在実行していたCPU11の状態情報を
前記RAM13の予め設定されたCPUエリアにセーブ
する。次いで、上記RAM13の全エリアのデータをH
DDインタフェース22を介してHDD21の予め設定
された停電セーブエリアにセーブする(停電処理手
段)。
は、先ず、CPU11内の各カウンタ及びレジスタのデ
ータ、つまり現在実行していたCPU11の状態情報を
前記RAM13の予め設定されたCPUエリアにセーブ
する。次いで、上記RAM13の全エリアのデータをH
DDインタフェース22を介してHDD21の予め設定
された停電セーブエリアにセーブする(停電処理手
段)。
【0023】最後に、UPCインタフェース14を介し
て信号線4にインバータ回路41の停止指令信号eを送
出して、この割込処理を終了する。
て信号線4にインバータ回路41の停止指令信号eを送
出して、この割込処理を終了する。
【0024】また、このCPU11は、ACケーブル2
を通じてUPC3からの商用電力が給電されて立ち上が
ると、特に図5に示す立上げ処理を行った後に通常処理
に入る。
を通じてUPC3からの商用電力が給電されて立ち上が
ると、特に図5に示す立上げ処理を行った後に通常処理
に入る。
【0025】すなわち、先ず、HDD21の停電セーブ
エリア21にセーブされている全データをRAM13に
ロードする(復電処理手段)。
エリア21にセーブされている全データをRAM13に
ロードする(復電処理手段)。
【0026】次に、RAM13のCPUエリアにセーブ
されていたカウンタ及びレジスタのデータをCPU11
内の該当するカウンタ及びレジスタにセットして、CP
U11の状態を停電前の状態に復旧する。しかる後、通
常処理に入る。
されていたカウンタ及びレジスタのデータをCPU11
内の該当するカウンタ及びレジスタにセットして、CP
U11の状態を停電前の状態に復旧する。しかる後、通
常処理に入る。
【0027】このような構成の本実施例においては、E
CR本体1のACケーブル2をUPC3の電源コンセン
ト42に接続するとともに、ECR本体1のUPCイン
タフェース14とUPC3の信号端子48,49との間
をそれぞれ信号線4,5で接続し、さらにUPC3のA
Cケーブル7を商用交流電源31の電源コンセントに接
続した状態で、電源スイッチ6を投入すると、商用電力
がECR本体1に給電されてECR本体1が立ち上が
る。
CR本体1のACケーブル2をUPC3の電源コンセン
ト42に接続するとともに、ECR本体1のUPCイン
タフェース14とUPC3の信号端子48,49との間
をそれぞれ信号線4,5で接続し、さらにUPC3のA
Cケーブル7を商用交流電源31の電源コンセントに接
続した状態で、電源スイッチ6を投入すると、商用電力
がECR本体1に給電されてECR本体1が立ち上が
る。
【0028】これにより、ECR本体1ではキーボード
15のキー操作によって入力された商品販売データの売
上登録やプリンタ19によるレシート印字等が行われ
る。
15のキー操作によって入力された商品販売データの売
上登録やプリンタ19によるレシート印字等が行われ
る。
【0029】また、UPC3内においては充電器40の
作用によってバッテリ46の充電が行われる。
作用によってバッテリ46の充電が行われる。
【0030】この状態で、電源スイッチ6のオフ操作や
商用交流電源31の電源コンセントからACケーブル7
が抜かれる等して停電が発生すると、UPC3内におい
ては停電検出回路43からの信号aのレベルが変化し、
制御回路47によって停電が検出される。これにより、
インバータ回路41が作動してバッテリ46からの放電
が開始されるとともに切換リレー36が常開側36-2に
切り換えられて、自動的にインバータ電力がECR本体
1に給電される。従って、停電が直ちにECR本体1に
影響を及ぼすことはない。
商用交流電源31の電源コンセントからACケーブル7
が抜かれる等して停電が発生すると、UPC3内におい
ては停電検出回路43からの信号aのレベルが変化し、
制御回路47によって停電が検出される。これにより、
インバータ回路41が作動してバッテリ46からの放電
が開始されるとともに切換リレー36が常開側36-2に
切り換えられて、自動的にインバータ電力がECR本体
1に給電される。従って、停電が直ちにECR本体1に
影響を及ぼすことはない。
【0031】そして、この停電検出時には制御回路47
から信号線54,信号端子49及び信号線5を通じてE
CR本体1に停電通知信号dが送出される。これによ
り、ECR本体1においては、現在実行していたCPU
11の状態情報がRAM13に一旦セーブされた後、こ
のRAM13の全内容がHDD21にセーブされる。
から信号線54,信号端子49及び信号線5を通じてE
CR本体1に停電通知信号dが送出される。これによ
り、ECR本体1においては、現在実行していたCPU
11の状態情報がRAM13に一旦セーブされた後、こ
のRAM13の全内容がHDD21にセーブされる。
【0032】しかる後、ECR本体1から信号線4を通
じてUPC3にインバータ回路の停止指令信号eが送出
される。これにより、UPC3においては制御回路47
の制御によりインバータ回路41の動作が停止されて、
インバータ電力の給電が停止される。
じてUPC3にインバータ回路の停止指令信号eが送出
される。これにより、UPC3においては制御回路47
の制御によりインバータ回路41の動作が停止されて、
インバータ電力の給電が停止される。
【0033】因みに、ECR本体1において、停電検出
信号dが入力されてからインバータ回路41の停止指令
信号eが出力されるまでに要する時間は僅かなので、U
PC3は停電時に10分程度インバータ電力を給電でき
る市販のもので対応できる。その後復電すると、ECR
本体1ではHDD21に停電時にセーブされたデータが
RAM13にロードされて、CPU11のアドレスやレ
ジスタ等が停電前の状態に復旧される。これにより、E
CR本体1においては停電前の状態から処理が継続され
るようになる。
信号dが入力されてからインバータ回路41の停止指令
信号eが出力されるまでに要する時間は僅かなので、U
PC3は停電時に10分程度インバータ電力を給電でき
る市販のもので対応できる。その後復電すると、ECR
本体1ではHDD21に停電時にセーブされたデータが
RAM13にロードされて、CPU11のアドレスやレ
ジスタ等が停電前の状態に復旧される。これにより、E
CR本体1においては停電前の状態から処理が継続され
るようになる。
【0034】このように本実施例によれば、ECR本体
1に設けられた電源を遮断することで情報が消失するR
AM13にバッテリバックアップ機能を省略しても、停
電発生時のCPU11の状態及びRAM13の情報を安
定に保護でき、復電時には停電前の状態からの継続処理
が可能となる。従って、バッテリバックアップ機能を省
略し回路構成の簡素化及び製造工程の簡略化を図った簡
易型のECR本体1を有効に実用できるようになり、大
量生産化,製造コストの削減等、その効果は大である。
1に設けられた電源を遮断することで情報が消失するR
AM13にバッテリバックアップ機能を省略しても、停
電発生時のCPU11の状態及びRAM13の情報を安
定に保護でき、復電時には停電前の状態からの継続処理
が可能となる。従って、バッテリバックアップ機能を省
略し回路構成の簡素化及び製造工程の簡略化を図った簡
易型のECR本体1を有効に実用できるようになり、大
量生産化,製造コストの削減等、その効果は大である。
【0035】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、電源を遮断することによって情報が消失し
てしまうメモリ(ダイナミックRAM,スタティックR
AMなど)を使用したデータ処理装置全般に適用できる
ものである。
のではなく、電源を遮断することによって情報が消失し
てしまうメモリ(ダイナミックRAM,スタティックR
AMなど)を使用したデータ処理装置全般に適用できる
ものである。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、電
源を遮断することによって情報が消失してしまうメモリ
のバッテリバックアップ機能を省略した簡易型でも電源
遮断または停電時にメモリの情報を安定に保護でき、復
電時には停電前の状態からの継続処理が可能で、実用性
の向上を図り得るデータ処理装置を提供できる。
源を遮断することによって情報が消失してしまうメモリ
のバッテリバックアップ機能を省略した簡易型でも電源
遮断または停電時にメモリの情報を安定に保護でき、復
電時には停電前の状態からの継続処理が可能で、実用性
の向上を図り得るデータ処理装置を提供できる。
【図1】本発明の一実施例におけるシステム全体図。
【図2】同実施例におけるECR本体の要部ブロック
図。
図。
【図3】同実施例におけるUPCの要部ブロック図。
【図4】UPCにおける制御回路の主要な制御シーケン
スを示す流れ図。
スを示す流れ図。
【図5】ECR本体におけるCPUの主要な制御シーケ
ンスを示す流れ図。
ンスを示す流れ図。
1…ECR本体(データ処理装置本体)、 3…UPC(無停電電源装置)、 11…CPU、 12…ROM、 13…ダイナミックRAM、 14…UPCインタフェース、 21…HDD(外部記憶装置)、 22…HDDインタフェース。
Claims (1)
- 【請求項1】 電源を遮断することで情報が消失するメ
モリを備えたデータ処理装置本体に、電源供給源として
常時は商用電力を給電し停電時には自動的にインバータ
電力を給電する無停電電源装置を接続してなるデータ処
理装置において、 前記無停電電源装置は、停電発生時に前記データ処理装
置本体へ停電通知信号を出力する手段を備え、 前記データ処理装置本体は、外部記憶装置と、前記無停
電電源装置からの停電通知信号の入力有無を監視する停
電監視手段と、この監視手段により停電通知信号の入力
有りが確認されると前記メモリのデータを前記外部記憶
装置にセーブする停電処理手段と、前記無停電電源装置
からの商用電力給電再開による立上がり時に前記外部記
憶装置にセーブされたデータをメモリへロードする復電
処理手段とを備えたことを特徴とするデータ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5038957A JPH06250939A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5038957A JPH06250939A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | データ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06250939A true JPH06250939A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12539671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5038957A Pending JPH06250939A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06250939A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6493278B2 (en) | 2000-06-15 | 2002-12-10 | Sharp Kabushiki Kaisha | Semiconductor device and control device for use therewith |
JP2008148495A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Nec Fielding Ltd | 停電検出システム、停電検出方法、停電検出プログラム、および、無停電電源装置 |
WO2008111360A1 (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-18 | Densei-Lambda K. K. | 無停電電源装置 |
JP2009151789A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Arm Ltd | 低電力モードに入る前にハードウェアで駆動されるプロセッサのステートを記憶する装置 |
JP2015215900A (ja) * | 2014-05-12 | 2015-12-03 | エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. | メモリデータバックアップ機能を有する電子装置 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP5038957A patent/JPH06250939A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008228512A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Densei Lambda Kk | 無停電電源装置 |
US8138910B2 (en) | 2007-03-15 | 2012-03-20 | Densei Lambda K.K. | Uninterruptible power supply unit |
JP2009151789A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Arm Ltd | 低電力モードに入る前にハードウェアで駆動されるプロセッサのステートを記憶する装置 |
JP2015215900A (ja) * | 2014-05-12 | 2015-12-03 | エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. | メモリデータバックアップ機能を有する電子装置 |
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