JPH064168A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

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Publication number
JPH064168A
JPH064168A JP4159137A JP15913792A JPH064168A JP H064168 A JPH064168 A JP H064168A JP 4159137 A JP4159137 A JP 4159137A JP 15913792 A JP15913792 A JP 15913792A JP H064168 A JPH064168 A JP H064168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
restart
power
point
processing
computer system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4159137A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonori Daien
智則 大円
Shosaku Okawa
昌作 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4159137A priority Critical patent/JPH064168A/ja
Publication of JPH064168A publication Critical patent/JPH064168A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】再開機能を有するコンピュ−タシステムにおい
て、通信中あるいはプリントアウト中の再開のような無
意味な再開を避け、最も有効なポイントにて再開処理を
実行させることを目的とする。 【構成】CPU1、メインメモリ4、バックアップRA
M8、アプリケ−ションプログラム9、再開情報10、
電源断要因検出部16、ROM17、電源断処理部1
8、電源ON処理部19より構成され、再開機能を有す
るコンピュ−タシステム。 【効果】通信中あるいはプリントアウト中等の無意味な
再開を回避し、最もユ−ザに有効なポイントから再開処
理を実行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アプリケ−ションプロ
グラムの中断、再開機能を有するコンピュ−タシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュ−タシステムにおいてアプリケ
−ションプログラムが実行中に電源断となる要因(OF
Fキ−押下、停電、バッテリ駆動の場合の電圧低下等)
が発生した場合、直ちに再開情報をバックアップRAM
にセ−ブし、システムをダウンさせる。しかる後、次回
電源ONにて再開情報をシステムにロ−ドし直すという
方式をとっている(特開昭62−169218)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の再開方法は、電
源断要因発生直前の状態にシステムを復帰させるもので
ある。これに対し、システムが通信処理中やプリントア
ウト中であった場合、忠実に再開情報を設定し直し、処
理を続行させてもタイムアウトエラ−、印字ずれ等の障
害が発生し、プログラムを再開させること自体、無意味
である場合が考えられる。このような場合には、結局、
最初から全ての処理をやり直すことになり、再開機能の
効果は発揮できない。ここでは、むしろ、電源断発生ポ
イントの状態を復元するよりは通信処理直前、またはプ
リントアウト直前にシステムを復元する手段をユ−ザに
提供する方が望ましい。
【0004】
【課題を解決するための手段】本課題は、電源断前に、
ユ−ザが指定した再開ポイントの再開情報を記憶、保持
し、再び電源オンされた時に、前記再開情報をもとに、
ユ−ザが指定した再開ポイントでのシステムの状態を復
元することにより解決される。
【0005】
【作用】ユ−ザがコンピュ−タシステム上でアプリケ−
ションプログラムを実行中に、通信処理直前あるいはプ
リントアウト直前で、この時点までの処理を保証し、こ
れ以降、起きるかもしれない事象に対策しておきたいと
考える。この際、ユ−ザはシステムに再開ポイントを本
時点で前もって指定する。
【0006】システムは指定された再開ポイントにおい
て再開に必要となる情報をバックアップRAM上にセ−
ブし再びアプリケ−ション処理を続行する。
【0007】その後、通信処理あるいはプリントアウト
処理を実行した際、何らかの障害が発生し、システムが
ハングアップしたとする。この時は、システムの障害発
生点の再開処理を行わせても以下のような場合、結局、
エラ−となることが明らかである。
【0008】ケ−ス1 通信用デバイス等、初期化処理
のシ−ケンスに意味のあるデバイスの設定中 ケ−ス2 通信先に接続するためのダイヤリング中 ケ−ス3 テキスト、制御コ−ドの送受信中 ケ−ス4 プリンタに文字を印字中 したがって、このような場合には、再開情報セ−ブ等の
処理は一切行わずシステムの電源を切るよう、ユ−ザが
システムに指示する。
【0009】しかる後、ユ−ザの電源投入により、予め
指定しておいた再開ポイントから処理が続行される。こ
れによって、無意味な再開処理やアプリケ−ションを最
初からやり直すという無駄を省き、効率の良いアプリケ
−ション処理を実行することが可能となる。
【0010】
【実施例】図1は本発明を実施するための最も一般的な
システムのブロック図を示したものである。ここで、電
源断要因が発生した場合と電源ONとなった場合に分け
て説明する。
【0011】(1) 電源断要因が発生した場合 電源断要因にはいくつか考えられるが、ここではユ−ザ
が、OFFキ−を押したとして説明する。
【0012】ユ−ザがOFFキ−を押すと、電源断要因
検出部16がCPU1に割込みをかける。この際、CP
U1はアプリケ−ションプログラム9を実行中であった
とする。CPU1は電源断要因検出部16から割込まれ
るとROM17内の電源断処理部18を起動する。
【0013】電源断処理部18の詳細を図2に示す。
【0014】(ステップ20)CPU1が割り込まれた
時点のレジスタをスタック6にセ−ブする、このレジス
タ値は将来、再開情報の一部として使用されるものであ
り、スタック6内情報の一部としてバックアップRAM
8にセ−ブされることになる。
【0015】(ステップ21)ここで、ユ−ザは次の三
者択一の処理を行う。
【0016】(a)再開情報をセ−ブしないでシステム
の電源断 (b)再開情報をセ−ブし,システムの電源断 (c)再開情報をセ−ブし、アプリケ−ションプログラ
ム続行 また、一定時間未入力状態が続いた場合には予め設定し
てあるデフォルトを選択する。さらに、停電、瞬電等が
発生した場合には、このステップでシステムがダウンす
る可能性があるが、前もって再開情報をセ−ブしておけ
ば、たとえ、ここでシステムがダウンしても問題ない。
【0017】(ステップ22)再開情報をセ−ブしない
でシステムの電源断が選択された場合には、 (ステップ23)物理的にシステムの電源断を行う。
【0018】(ステップ24)再開情報をセ−ブし、シ
ステムの電源断が選択された場合には、 (ステップ25)再開情報をセ−ブする。具体的には、
メインメモリ4内のVRAM5、スタック6、バッファ
7等の再開情報をバックアップRAM8内のVRAM退
避エリア11、スタック退避エリア12、バッファ退避
エリア13に、かつ、CPU1内のスタックポインタ3
をスタックポインタ退避エリア14にセ−ブする。最後
に、再開情報有効フラグ15をセットする。
【0019】(ステップ26)再開情報をセ−ブし、ア
プリケ−ションプログラム続行が選択された場合には 、 (ステップ27)ステップ25と同じ処理を行う。
これで、ユ−ザが指定したポイントで再開情報がセ−ブ
され、これ以降のアプリケ−ション続行による障害に対
応可能となる。つまり、これ以降のシステムの電源断ポ
イントでなく、このポイントでのアプリケ−ション再開
が実現できる。
【0020】(ステップ28)レジスタロ−ドを実行
し、最後に、アプリケ−ションプログラムに制御を戻
す。 再開ポイント29は、アプリケ−ションを再開さ
せるときの一定の再スタ−トポイントであり、これ以降
の処理によって、割り込まれたアプリケ−ションに復帰
する仕掛けとする。
【0021】(2) 電源ON処理 システムが電源ONとなった場合、各種の初期処理を実
行後、電源ON処理部19が実行される。その詳細を図
3に示す。
【0022】(ステップ30)再開情報有効フラグ15
がセットされていれば、再開情報有効と判定し、 (ステップ31)再開情報をロ−ドする。具体的には、
バックアップRAM8内の再開情報10をメインメモリ
4に戻し、さらに再開ポイント29をCPU1内のプロ
グラムカウンタ2に、スタックポインタ退避エリア15
をスタックポインタ3に戻し再開情報有効フラグ15を
リセットする。
【0023】(ステップ32)アプリケ−ション再開の
ため、制御を再開ポイント29に移す。
【0024】(ステップ33)再開情報が有効でなけれ
ば、アプリケ−ションプログラム9の先頭に制御を移
す。
【0025】
【発明の効果】アプリケ−ションプログラムの再開処理
機能を有するコンピュ−タシステムにおいて、アプリケ
−ション実行中の任意の時点でユ−ザが再開ポイントを
指定可能とすることにより、通信中あるいはプリントア
ウト中等の無意味な再開を回避し、最もユ−ザに有効な
ポイントから再開処理を実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるコンピュ−タシステム
のブロック図である。
【図2】電源断処理の説明図である。
【図3】電源ON処理の説明図である。
【符号の説明】
1…CPU、2…プログラムカウンタ、3…スタックポ
インタ、4…メインメモリ、5…VRAM、6…スタッ
ク、7…バッファ、8…バックアップRAM、9…アプ
リケ−ションプログラム、10…再開情報、16…電源
断要因検出部、17…ROM、18…電源断処理部、1
9…電源ON処理部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央処理装置とメモリ及び複数の入力装置
    を備えたコンピュ−タシステムにおいて、プログラム実
    行中にユ−ザの意図するプログラム再開ポイントを入力
    する入力手段と、前記プログラム再開ポイント入力手段
    に指定された再開ポイントのプログラム再開情報を記憶
    保持する手段と再び電源オンした際に、前記プログラム
    再開情報記憶、保持手段に記憶されている再開情報をも
    とに、再開ポイント入力手段により指定された再開ポイ
    ントでの中央処理装置、及び入力装置の状態を復元する
    手段を備えたことを特徴とするコンピュ−タシステム。
  2. 【請求項2】請求項1において、電源オフ要因が発生し
    た際に、改めて、再開ポイントを指定できることを特徴
    とするコンピュ−タシステム。
JP4159137A 1992-06-18 1992-06-18 コンピュータシステム Pending JPH064168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4159137A JPH064168A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 コンピュータシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4159137A JPH064168A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 コンピュータシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH064168A true JPH064168A (ja) 1994-01-14

Family

ID=15687063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4159137A Pending JPH064168A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 コンピュータシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH064168A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001212352A (ja) * 2000-02-02 2001-08-07 Daiman:Kk パチンコ機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001212352A (ja) * 2000-02-02 2001-08-07 Daiman:Kk パチンコ機

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