JPH06250892A - 計算機の運転状況記録装置 - Google Patents

計算機の運転状況記録装置

Info

Publication number
JPH06250892A
JPH06250892A JP5031666A JP3166693A JPH06250892A JP H06250892 A JPH06250892 A JP H06250892A JP 5031666 A JP5031666 A JP 5031666A JP 3166693 A JP3166693 A JP 3166693A JP H06250892 A JPH06250892 A JP H06250892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
software
hardware
instruction
computer
operation instruction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5031666A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Kohama
晴雄 小浜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP5031666A priority Critical patent/JPH06250892A/ja
Publication of JPH06250892A publication Critical patent/JPH06250892A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 計算機の運用状況を正確に把握する。 【構成】 計算機の運転制御を行うプロセッサ部に運転
に関する操作指示内容を格納する不揮発性記録手段を設
け、ハードウェア操作指示とソフトウェア操作指示の両
方を同一記録手段に時系列的に記録し、かつ記録した情
報をソフトウェアから参照可能としている。 【効果】 ハードウェア操作指示、ソフトウェア操作指
示の両方について、ソフトウェアから参照可能となり、
運転状況の管理の自動化、ハードウェア操作による擾乱
のチェックアウトが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機の運転状況に関
する情報を収集する計算機の運転状況記録装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】計算機の運転操作のうち、装置の電源投
入/切断、装置間インタフェースの接続/切り離し、プ
ログラムのイニシャルロード(IPL)指示等のハード
ウェア操作は、装置のパネルスイッチあるいは操作卓か
らの人手操作により、サービスプロセッサ部(SVP)
に指示され、SVPが実行・制御している。また、オン
ラインサービスの開始/終了指示、磁気ディスク上のフ
ァイルの生成/消去指示等のソフトウェア操作は、端末
からのコマンドとして計算機上のソフトウェアに通知さ
れ、ソフトウェアで実行制御されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の計算
機では、上記のハードウェア操作の履歴は自動的には収
集されないため、計算機システムの投資効果等を評価す
る上で基礎データとなる稼働時間等の算出は、人手で記
入されている運転日誌等に頼らざるを得なかった。この
ため記入漏れ、誤記等が混入し、算出したデータは正確
さに欠けるという問題があった。
【0004】また、従来の計算機では、ソフトウェアの
停止中にオペレータにより指示されたハードウェア操作
の内容をソフトウェアに通知する機能がないため、例え
ば、オペレータの誤操作によりオンラインサービスに必
要な装置が切り離されていても、オンラインサービス開
始前にソフトウェアで検出することができず、オンライ
ン処理開始後、装置へのアクセス時に異常を検出し、オ
ンラインサービスを中断してしまうといった問題があっ
た。
【0005】さらに、従来の計算機では電源切断/投入
等のハードウェア操作を挟んで同じ計算機の上で実行さ
れる異なったソフトウェア間で計算機の運用に関する情
報の引き継ぎが行なえなかったため、例えばオンライン
サービスを行うオペレーティングシステム(OS)が、
磁気ディスク上のファイル破壊を発見し、端末に破壊さ
れたファイル名のリストを表示しても、オンラインサー
ビスを中断して行う保守作業で使用するファイル修復ツ
ール(セルフロードタイプのプログラム)に対しては、
OSから出力されたメッセージ等を参照しながら人手で
修復対象のファイル名を入力する必要があった。このた
め、ファイル名の入力時のミスにより、ファイルの修復
漏れ、あるいは他の正常なファイルの破壊等が発生する
といった問題があった。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、計算機の運用状況の正確な把握を可
能とした計算機の運転状況記録装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、オペレータによるハードウェア操作指示を実行し計
算機の運転制御を行うプロセッサ部を有する計算機シス
テムにおいて、本発明は、前記プロセッサ部に、運転状
況を記憶するための不揮発性記録手段と、オペレータに
よるハードウェア操作指示が行われたときに、その操作
指示内容、実行結果および時刻を当該不揮発性記録手段
に記録する記録制御手段と、ソフトウェアからの命令実
行により当該不揮発性記録手段への情報の書き込みおよ
び読み出しを行う読書制御手段とを有することを要旨と
する。
【0008】
【作用】本発明に係る計算機の運転状況記録装置にあっ
ては、計算機の運転制御を行うプロセッサ部に運転に関
する操作指示内容を格納する不揮発性記録手段を設け、
ハードウェア操作指示とソフトウェア操作指示の両方を
同一記録手段に時系列的に記録し、かつ記録した情報を
ソフトウェアから参照可能としている。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0010】図1は、本発明の一実施例の計算機の構成
図である。図1において、1はCPU、2はメモリ(M
EM)、3はI/Oポート(IOP)、4はプロセッサ
部を構成するSVP、5は電源部である。
【0011】IOP3には、各種のアダプタ31〜33
を介して、ディスケット(DK)61、磁気テープ(M
T)62等の周辺系装置および回線を経由して端末63
が接続されている。端末63は、オペレータとCPU1
上で実行されるソフトウェアとの通信に使用され、ソフ
トウェアへのコマンド投入あるいはソフトウェアからの
メッセージ表示等が行われる。
【0012】SVP4は、オペレータがハードウェア操
作指示を行う操作卓43、操作卓43からのハードウェ
ア操作を実行制御する制御部41および運転状況に関す
る情報の記録を行う不揮発性記録手段を構成するDK4
2を有する。
【0013】なお、SVP4とCPU1、MEM2、I
OP3、電源部5の間には、操作卓43から指示された
ハードウェア操作の実行に際して、SVP4と各モジュ
ールとの通信を行うためのインタフェースが設けられて
いる。
【0014】図2は、SVP4のDK42に記録されて
いる運転状況に関する情報の記録形式である。1つのデ
ータ(1つの操作指示)は、データを識別するためのI
D番号、ハードウェア操作指示/ソフトウェア操作指示
の識別を示すデータ種別、発生時刻、およびハードウェ
ア操作あるいはソフトウェア操作の具体的な指示内容か
ら構成されている。本実施例では、図2に示すように、
一つの記録装置上にハードウェア操作指示およびソフト
ウェア操作指示が混在してかつ時系列的に並べられてい
るため、この内容を参照することにより、システムの運
用状況の報告が容易に作成できる。また、ハードウェア
およびソフトウェアへの操作指示が時系列的に並べられ
ているため、以前のオンラインサービス終了から次のオ
ンラインサービス開始までの期間に行われた操作指示を
全て知ることができ、この期間内に不正な操作が行われ
ていないか否かの判断が容易にできる。
【0015】図3は、CPU1上で実行されるソフトウ
ェアが、SVP4のDK42への運転状況に関する情報
へのアクセスを行うための命令を示したものである。S
OC(Store Operation Command )命令は、MEM2上
のデータのSVP4のDK42への格納を指示する命令
である。本命令が発行されると、CPU1からSVP4
に通知され、SVP4がMEM2上の指定されたアドレ
スからのデータを読み出し、DK42に、図2で示され
る形式で記録する。ROID(Read OperationCommand
ID )命令は、SVP4のDK42に格納されている最
終情報の次のID番号をMEMに書き込むことを指示す
る命令である。本命令が発行されると、CPU1からS
VP4に通知され、SVP4は、DK42に格納されて
いる情報の最後の情報のID番号を調べ、これに1を加
えた数を、命令で指定されたMEM2上の位置に書き込
む。ROC(Read Operation Command)命令は、SVP
4のDK42に格納されている情報の中から、指定され
たID番号を持つ情報を読み出して、MEM2に書き込
むことを指示する命令である。本命令が発行されると、
CPU1からSVP4に通知され、SVP4は、DK4
2に格納されている情報のうち、指定されたID番号の
情報を読み出して、命令で指定されたMEM2上の位置
に書き込む。
【0016】次に、本実施例の作用を図4乃至図6に示
す処理フローを用いて説明する。
【0017】図4は、CPU1上のソフトウェア(O
S)で実行されるコマンドの処理フローである。端末6
3から投入されたコマンドは、コマンド種別に応じてS
VP4のDK42に記録するか否かが判定される(ステ
ップ400,410)。記録する必要のあるコマンドの
場合は、図3のSOC命令により、コマンドの内容と実
行結果がSVP4に送られ、DK42に格納された後、
端末63に実行結果が送信される(ステップ420〜4
40,460)。一方、記録する必要のないコマンドの
場合には、直ちにコマンドが実行され、端末63に実行
結果が送信される(ステップ450,460)。
【0018】図5は、SVP4における、運転操作指示
の格納動作フローであり、(a)は、操作卓43から指
示されたハードウェア操作指示の格納処理フローで、
(b)は、ソフトウェアからSOC命令が発行されたと
きの、SVP4の動作フローである。
【0019】操作卓43からハードウェア操作指示を受
けると、SVP4は、指示された操作を実行した後、D
K42における既に記録されている運転制御情報の最後
のID番号を調べた上で、先の操作指示内容およびその
実行結果に対して最新のID番号を付けて、DK42に
格納すると共に当該実行結果を操作卓43に表示する
(ステップ500〜540)。
【0020】一方、ソフトウェアにおいて制御情報格納
命令が発行されると、SVP4は、命令のオペランドア
ドレス部で示されるメモリ2上の位置から測定長さのデ
ータを読み出し、既にDK42において記録されている
運転制御情報の最後のID番号を調べた上で、命令で指
定されたデータに対して最新のID番号を付けてDK4
2に格納する(ステップ550〜580)。
【0021】図6は、ハードウェア操作により区切られ
たソフトウェア間で運転状況に関する情報を受渡しする
場合の処理フローである。ファイルが破壊されオンライ
ンサービス運転が中断された場合、修復処理が必要なフ
ァイル名リストをソフトウェアがSVP4の持つDK4
2に格納する(ステップ600〜620)。この情報
を、オフライン処理ツールで読み出して、オペレータの
人手により修復対象ファイル名の指定を必要とせずに、
自動的に破壊されたファイルの修復処理を行う(ステッ
プ630〜670)。そして、オンラインサービスの開
始処理の際には、破壊されたファイルが全て修復された
か否かのチェックを行い、もし、一部のファイルが修復
できていない場合には、オペレータに通知して、修復を
完全なものとした上でオンラインサービスを開始する
(ステップ680〜710)。
【0022】したがって、本実施例によれば、ハードウ
ェア操作/ソフトウェア操作の全ての操作指示の履歴が
収集され、かつ収集した情報についてソフトウェアから
の参照が可能となる。このため、次のような効果を呈し
得る。
【0023】1)計算機の運転状況報告の作成が自動化
でき、かつ操作の記述の正確さが確保できるようにな
り、計算機システムの評価用の基礎データとして、正確
なデータが提供できる。
【0024】2)オンライン運転の中断期間中に行われ
た全てのハードウェア操作/ソフトウェア操作の操作内
容が、チェックできるため、オンライン運転の開始前に
オンライン運転への擾乱の有無を判定することが可能と
なり、オンライン運転の確実性を確保することができ
る。
【0025】3)ハードウェア操作により区切られたソ
フトウェア間で、運転状況に関する情報の受渡しがで
き、保守用ツールの実行の自動化が図れる。
【0026】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、計算機の運転制御を行うプロセッサ部に運転に関す
る操作指示内容を格納する不揮発性記録手段を設け、ハ
ードウェア操作指示とソフトウェア操作指示の両方を同
一記録手段に時系列的に記録し、かつ記録した情報をソ
フトウェアから参照可能とするようにしたので、計算機
の運用状況を正確に把握することができる。加えて、ハ
ードウェア操作指示、ソフトウェア操作指示の両方につ
いて、ソフトウェアから参照可能となり、運転状況の管
理の自動化、ハードウェア操作による擾乱のチェックア
ウトが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の計算機の構成図である。
【図2】SVPに記録される運転状況に関する情報の記
録形式の一例を示す図である。
【図3】CPU上のソフトウェアが、SVPの持つ運転
状況に関する情報にアクセスする命令を示す図である。
【図4】CPU上のソフトウェアで実行されるコマンド
の処理フローを示す図である。
【図5】SVPにおける運転操作指示の格納動作フロー
を示す図である。
【図6】ハードウェア操作により区切られたソフトウェ
ア間で運転状況に関する情報を受渡しする処理の一例を
示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 MEM 3 IOP 4 SVP 5 電源部 31〜33 アダプタ 41 制御部 42,61 DK 43 操作卓 62 MT 63 端末

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレータによるハードウェア操作指示
    を実行し計算機の運転制御を行うプロセッサ部を有する
    計算機システムにおいて、前記プロセッサ部に、運転状
    況を記憶するための不揮発性記録手段と、オペレータに
    よるハードウェア操作指示が行われたときに、その操作
    指示内容、実行結果および時刻を当該不揮発性記録手段
    に記録する記録制御手段と、ソフトウェアからの命令実
    行により当該不揮発性記録手段への情報の書き込みおよ
    び読み出しを行う読書制御手段とを有することを特徴と
    する計算機の運転状況記録装置。
JP5031666A 1993-02-22 1993-02-22 計算機の運転状況記録装置 Pending JPH06250892A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5031666A JPH06250892A (ja) 1993-02-22 1993-02-22 計算機の運転状況記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5031666A JPH06250892A (ja) 1993-02-22 1993-02-22 計算機の運転状況記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06250892A true JPH06250892A (ja) 1994-09-09

Family

ID=12337461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5031666A Pending JPH06250892A (ja) 1993-02-22 1993-02-22 計算機の運転状況記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06250892A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010237744A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Ntt Data Corp 情報処理装置、操作履歴取得方法、コンピュータプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010237744A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Ntt Data Corp 情報処理装置、操作履歴取得方法、コンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6405329B1 (en) Method and apparatus for HDD time stamp benchmark and installation identification
CN1049923A (zh) 防止未授权存取基本输入输出系统的设备和方法
JPS5944660B2 (ja) デイスク装置の制御方式
JPH06250892A (ja) 計算機の運転状況記録装置
JP3432897B2 (ja) システムromのプログラム書き替え方法およびこの書き替え方法を使用したコンピュータシステム
JP3031559B2 (ja) 情報処理システムにロードされたプログラムの実行を観測する方法及び装置
JPS628831B2 (ja)
JPH09190347A (ja) マイクロコンピュータ装置
JP2679575B2 (ja) 入出力チャネルの障害処理システム
JPH0235341B2 (ja)
JPH01205245A (ja) 電子計算機の周辺系及び回線系装置の自動トレース方式
JP3309792B2 (ja) スタックポインタトレース装置、スタックポインタトレース方法及び記録媒体
KR100201940B1 (ko) 전전자 교환시스템에서 보조기억장치의 에러 검출방법
JP3439906B2 (ja) 計算機システム
JPH01155452A (ja) データ処理システムの接続確認方式
JPH0472257B2 (ja)
JP3003035B2 (ja) バックアップデータ管理方法
JPH0619638A (ja) ディスク装置のオンライン診断における自動スケジュール方法
JPS6259816B2 (ja)
JPS63191375A (ja) フロツピ−デイスク装置の自己診断方法
JPH1091477A (ja) 制御用マイクロコンピュータ装置及び該装置の保守ツール
JP2000020249A (ja) ディスク装置のデータ保護方法、ディスク装置および記録媒体
JP2751263B2 (ja) データ伝送装置の診断情報収集方式
JPS598853B2 (ja) 外部記憶制御装置
JPS6238947A (ja) プロセツサユニツトの診断方法