JPH06250379A - パターン形成方法、位相シフト法用ホトマスクの形成方法 - Google Patents

パターン形成方法、位相シフト法用ホトマスクの形成方法

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JPH06250379A
JPH06250379A JP3761693A JP3761693A JPH06250379A JP H06250379 A JPH06250379 A JP H06250379A JP 3761693 A JP3761693 A JP 3761693A JP 3761693 A JP3761693 A JP 3761693A JP H06250379 A JPH06250379 A JP H06250379A
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一度形成したパターン15aを汎用性良く太
らせて所望のパターンを得ることができるパターン形成
方法を提供すること。 【構成】 シリコン基板11上に酸発生剤13を含んだ
i線用ポジ型レジストの層15を形成する。この層15
のラインアンドスペースパタン15aを得る。試料に紫
外線照射及び加熱を行いパターン15a中に酸13aを
発生させる。この試料上に、酸の作用により架橋する化
学増幅型のレジストの層17を形成する。この試料を1
00℃の温度で1分間熱処理し、パターン15a中の酸
13aをレジスト層17中に熱処理条件に応じた距離拡
散させる。レジスト層17の、酸13aが及んだ部分は
架橋するのでこの部分は現像液に不溶性を示す変性層に
変換される。レジスト層17を現像液で除去する。パタ
ーン15aと変性層とから成る所望のパターンが得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パターン形成方法及
びこれを利用した位相シフト法用ホトマスクの形成方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リソグラフィ技術の分野においても半導
体装置の高集積化に対応可能な微細なレジストパターン
を形成する技術が種々提案されている。それらの中に、
例えば文献(プロシーディング1991インターナショナル
マイクロプロセス カンファレンス(Proc.of 1991 I
ntern.MicroProcess Conference ),pp145−15
2)に開示されている、CARL(Chemical Amplifica
tion of Resist Lines)と称される技術がある。この技
術は、(1).一般のリソグラフィ技術により形成したレジ
ストパターンをさらにシリル化することでこのレジスト
パターンの体積を膨張させシリル化前の状態より太らせ
るか、(2).レジストを露光後にこのレジストをシリル化
して露光部を太らせる技術である。この技術では、シリ
ル化によってレジストパターンを太らせた分だけレジス
トパターンにおけるスペース部が狭くできる。すなわ
ち、露光・現像のみで形成されるレジストパターンに比
べ、小さなホールパターンを形成でき、また、同じピッ
チでも線幅自体が太い配線(換言すれば配線抵抗が低い
配線)を形成できた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
CARL技術の場合、シリル化のために特殊なレジスト
を使用する必要がある。半導体装置の製造においては一
度形成したレジストパターンを汎用の材料を使用し太ら
せることができた方が好ましい場合が多いので改善が望
まれる。
【0004】また、上述のCARL技術では得られるレ
ジストパターンはSiO2 系のものとなるので例えばS
iO2 膜をエッチング加工しようとした場合はレジスト
パターン及び被エッチング物(SiO2 膜)間の選択比
がとれない。このため、SiO2 膜をエッチング加工す
る場合はシリル化されるレジストの下層に他のレジスト
を形成しておくいわゆる2層レジストプロセスが必要で
ある。この点からも、一度形成したレジストパターンを
太らせることをシリル化以外の方法でも行える方法が望
まれる。
【0005】この出願はこのような点に鑑みなされたも
のであり従ってこの出願の第一発明の目的は、露光現像
により得られたパターンを太らせて所望のパターンを得
ることをより汎用性良く行えるパターン形成方法を提供
することにある。また、この出願の第二発明の目的は、
第一発明の方法を利用したRim型の位相シフト法用ホ
トマスクの形成方法を提供することにある。また、この
出願の第三発明の目的は第一発明の方法を利用した多段
型の位相シフト法用ホトマスクの形成方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この第一発明の目的の達
成を図るため、この第一発明によれば、下地上に所望の
パターンを形成するに当たり、前述の下地上に、前述の
所望のパターンに対し所定関係の形状の第1のパターン
であってこの上に後に形成される第2のパターン形成材
の層の一部を該第2のパターン形成材の溶解液に不溶と
する一方の因子を含む第1のパターンを、形成する工程
と、該第1のパターンの形成が済んだ前述の下地上に、
該第1のパターンを覆うように第2のパターン形成材の
層であって該層を前述の溶解液に不溶とする他方の因子
を含む第2のパターン形成材の層を、形成する工程と、
少なくとも該第2のパターン形成材の層の、前述の第1
のパターンとの界面から所定厚さ部分までを、前述の一
方の因子及び他方の因子を利用して、前述の第2のパタ
ーン形成材の溶解液に対し不溶性を示す変性層に変換す
る工程と、該変性層が形成された第2のパターン形成材
の層の変性層以外の部分を前述の溶解液により溶解し、
所望のパターンとしての、前述の第1のパターン及び前
述の変性層から成るパターンを得る工程とを含むことを
特徴とする。
【0007】ここで、下地とは、パターンを形成したい
種々のものとできる。また所望のパターンに対し所定関
係の形状の第1のパターンとは、上述の変性層が形成さ
れた後に第1のパターン及びこの変性層によって所望の
パターンが得られるよう予め定められるものをいう。例
えば所望のパターンに相似する形状を有したものとでき
る。なお、第1のパターンが第2のパターン形成材(例
えば第2のパターン形成材の溶媒)によって溶解される
恐れがある場合は第1のパターンに対し不溶化処理を行
うのが良い。この不溶化処理は第1のパターンに対し熱
を加えるとか紫外線を照射するなどの処理を行うこと好
ましくは過度に行うことにより可能である。
【0008】また、この第一発明の実施に当たり、前述
の一方の因子を酸又は酸発生剤とし、前述の他方の因子
を含む前述の第2のパターン形成材を酸の作用により前
述の溶解液に不溶化する材料とすることができる。具体
的には第1のパターン形成材を酸若しくは酸発生剤を含
むレジスト例えばノボラック−キノンジアジド系のレジ
ストとし、第2のパターン形成材を酸の作用により現像
液に対し不溶化する化学増幅型レジストとすることがで
きる。或いは、第1の及び第2のパターン形成材共に同
じもの例えば化学増幅型のレジストとしても良い。
【0009】または、前述の一方の因子を塩基とし、前
述の他方の因子を含む前述の第2のパターン形成材を塩
基の作用により前述の溶解液に不溶化する材料とするこ
ともできる。または、前述の一方の因子及び前述の他方
の因子を、前述の第1のパターンと前述の第2のパター
ン形成材の層との境界領域に両者のミキシング層を形成
し得る因子とできる。例えば、第1のパターン形成材料
が溶質及び溶媒で構成されている場合のこれら溶質及び
溶媒のいずれか一方または双方はミキシング層を形成し
得る一方の因子と考えることができ、また、第2のパタ
ーン形成材料が溶質及び溶媒で構成されている場合のこ
れら溶質及び溶媒のいずれか一方または双方はミキシン
グ層を形成し得る他方の因子と考えることができる。
【0010】なお、前述の一方の因子を含む前述の第1
のパターンは、該一方の因子を予め含む第1のパターン
形成材(例えば上述の、酸若しくは酸発生剤を含むノボ
ラック−キノンジアジド系のレジスト)をパターニング
することにより形成しても良く、または、前記一方の因
子を予め含まない第1のパターン形成材(例えばノボラ
ック−キノンジアジド系のレジスト)をパターニングし
た後にこれに該一方の因子(例えば酸)を導入すること
により形成しても良い。
【0011】また、前述の変性層の形成は、前述の第1
のパターン及び第2のパターン形成材の層の形成の終え
た試料に熱を加えることにより行い、該変性層の厚さを
該熱の印加条件によって制御するのが好適である。
【0012】また、この出願の第二発明によれば、透過
領域の内側に透過領域を決定する遮光パターンに沿って
位相シフタを具える(換言すれば位相シフタ上に遮光パ
ターンであってその少なくとも一部のエッジが前述の位
相シフタの領域内に納まっている遮光パターンを具え
る)いわゆるRim型と称される位相シフト法用ホトマ
スクを形成する方法において、位相シフタ形成用の位相
シフタ形成材上に遮光部形成用の薄膜を形成する工程
と、遮光部形成用の薄膜上に、遮光部形成用マスクとし
ての第1のパターンであってこの上に後に形成される第
2のパターン形成材の層の一部を該第2のパターン形成
材の溶解液に不溶とする一方の因子を含む第1のパター
ン若しくは該一方の因子を含まない第1のパターンを、
形成する工程と、該第1のパターンをマスクとして前述
の遮光部形成用の薄膜をパターニングして遮光部を得る
工程と、該遮光部の形成の済んだ試料上に、前記第1の
パターンが前記一方の因子を含まない場合は該パターン
に該一方の因子を導入した後、前述の第1のパターンを
覆うように第2のパターン形成材の層であって該層を前
述の溶解液に不溶とする他方の因子を含む第2のパター
ン形成材の層を、形成する工程と、少なくとも該第2の
パターン形成材の層の、前述の第1のパターンとの界面
から所定厚さ部分までを前述の一方の因子及び他方の因
子を利用して、前述の第2のパターン形成材の溶解液に
対し不溶性を示す変性層に変換する工程と、該変性層が
形成された第2のパターン形成材の層の変性層以外の部
分を前述の溶解液により溶解し、前述の第1のパターン
及び前述の変性層から成る位相シフタ形成用マスクパタ
ーンを得る工程と、該位相シフタ形成用マスクパターン
をマスクとして前述の位相シフタ形成材をパターニング
して位相シフタを得る工程とを含むことを特徴とする。
【0013】また、この出願の第三発明によれば、位相
シフタのエッジ部が露光光の位相のシフト量を段階的と
するために段階的に異なる厚さとされているいわゆる多
段型と称される位相シフト法用ホトマスクを形成する方
法において、位相シフタ形成材上に、位相シフタの第1
の厚さの部分を得るためのマスクとしての第1のパター
ンであってこの上に後に形成される第2のパターン形成
材の層の一部を該第2のパターン形成材の溶解液に不溶
とする一方の因子を含む第1のパターン若しくは該一方
の因子を含まない第1のパターンを、形成する工程と、
該第1のパターンをマスクとして前述の位相シフタ形成
材の該第1のパターンから露出する部分を第2の厚さと
なるまでエッチングする工程と、該エッチングの済んだ
試料上に、前記第1のパターンが前記一方の因子を含ま
ない場合は該パターンに該一方の因子を導入した後、該
第1のパターンを覆うように第2のパターン形成材の層
であって該層を前述の溶解液に不溶とする他方の因子を
含む第2のパターン形成材の層を、形成する工程と、少
なくとも該第2のパターン形成材の層の、前述の第1の
パターンとの界面から所定厚さ部分までを、前述の一方
の因子及び他方の因子を利用して、前述の第2のパター
ン形成材の溶解液に対し不溶性を示す変性層に変換する
工程と、該変性層が形成された第2のパターン形成材の
層の変性層以外の部分を前述の溶解液により溶解し、前
述の第1のパターン及び前述の変性層から成る第2のパ
ターンを得る工程と、該第2のパターンをマスクとして
前述の位相シフタ形成材を第3の厚さとなるまで若しく
は裏面に至るまでエッチングする工程とを含むことを特
徴とする。
【0014】なお、これらホトマスクの形成方法の実施
に当たり、第1のパター形成材や第2のパターン形成材
の選択は第一発明と同様に行うことができる。
【0015】
【作用】この出願の第一発明の構成によれば、所定の一
方の因子を含む第1のパターンと所定の他方の因子を含
む第2のパターン形成材の層との相互作用を利用してこ
の第1のパターンの周囲にこの第1のパターンを太らせ
るための新たな層としての変性層が形成される。この際
の一方の因子及び他方の因子の組み合わせは種々考えら
れるので、一度形成したレジストパターンを太らせるこ
とをより汎用性良く行える。さらに、この変性層は、第
1のパターンに対しセルフアライン的に形成できるの
で、所望のパターンが得られ易いと考えられる。
【0016】また、変性層を形成するための因子として
の、酸、酸発生剤、塩基、または、ミキシング層形成因
子は、熱により制御し易い因子であるので、変性層の形
成を簡易に行え、しかも、変性層の膜厚制御を実用的な
ものとできる。
【0017】また、この出願の第二発明の位相シフト法
用ホトマスクの形成方法によれば、遮光部形成用のマス
クパターンを形成した後にこのマスクパターンを基に位
相シフタ形成用のマスクパターンをセルフアライン的に
形成できる。
【0018】また、この出願の第三発明の位相シフト法
用ホトマスクの形成方法によれば、位相シフタの最も厚
さが厚い部分を形成するためのマスクパターンを形成し
た後にこのマスクパターンを基に順次厚みの異なる部分
を形成するためのマスクパターンをセルフアライン的に
それぞれ形成できる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照してこの出願の第一〜第三
の各発明の実施例についてそれぞれ説明する。しかしな
がら、説明に用いる各図はこの発明を理解できる程度
に、各構成成分の寸法、形状、および配置関係を概略的
に示してあるにすぎない。また、各図において同様な構
成成分については同一の符号を付して示してある。ま
た、以下の説明で述べる使用材料及びその使用量、使用
装置、また、膜厚、温度、時間などはこれらの発明の範
囲内の一例にすぎない。
【0020】1.第一発明の説明 1−1.第1実施例 先ず、第1のパターン形成材として酸発生剤を含むポジ
型レジストを用い、第2のパターン形成材として酸の作
用により架橋する化学増幅型のレジストを用いて、ライ
ンアンドスペースパターン形成用のレジストパターンを
形成する例を説明する。図1(A)〜(C)及び図2
(A)及び(B)はその説明に供する工程図である。い
ずれも試料を基板の厚み方向に沿って切った断面図によ
って示したものである(以下の各図において同じ。)。
【0021】下地としての例えばシリコン基板11上
に、酸発生剤13としてこの場合オニウム塩を0.1重
量%含んだi線用ポジ型レジスト(FHi−3950と
称されるノボラック−キノンジアジド系レジスト(富士
ハント社製))の層15を形成する(図1(A))。
【0022】次に、このレジスト層13に露光前ベーク
を実施し、その後、露光及び現像を行い、第1のパター
ンとしてラインアンドスペースパターン15aを得る。
この実施例では、ライン部の幅W1 、スペース部の幅W
2 (図1(B)参照)がいずれも0.5μmのラインア
ンドスペースパタン15aを形成している。
【0023】次に、この第1のパターン15a形成済み
の試料に対し波長200〜400nmの紫外線(露光光
より短い波長の紫外線が良い。)を適当な光量となるよ
う照射する。この紫外線照射によって、第1のパターン
15aは、後に形成される第2のパターン形成材として
のSAL−601(詳細は後述する)の溶媒に対し不溶
性を示すようになる。また、第1のパターン15a中に
含まれていた酸発生剤13はこの紫外線照射によって酸
13aを発する(図1(B))。なお、図1(B)にお
いては、発明の原理の説明の都合上酸発生剤13と酸1
3aとが共存しているような模式図を示しているが第1
のパターン15a内の状態はこれに限られない。
【0024】次に、この試料上に、第1のパターン15
aを覆うように、酸の作用により架橋する化学増幅型の
レジストとしてSAL−601と称されるシップレー社
製のレジストの層17を形成する(図1(C))。
【0025】次に、SAL−601の層17の形成の済
んだ試料を100℃の温度で1分間熱処理する。第1の
パターン15a中に生じていた酸13aはこの熱処理に
おいてSAL−601の層17の熱処理条件に応じた距
離拡散する。このため、SAL−601の層17の酸1
3aが及んだ部分は架橋するのでこの部分はSAL−6
01の現像液(溶解液)に不溶性を示す変性層19に変
換される(図2(A))。
【0026】次に、変性層19が形成されたSAL−6
01の層17の変性層19以外の部分をSAL−601
の現像液により溶解して、第1のパターン15a及び変
性層19で構成されるライン部を有する所望のラインア
ンドスペースパターン21が得られる(図2(B))。
このラインアンドスペースパターン21のライン部の幅
をSEM則長機S−6100(日立製)により測定した
ところ、0.65μmになっていることが判った。した
がって、ライン部の幅が0.5μmであった第1のパタ
ーン15aのライン部をこの第1実施例の条件では0.
15μm太らせることができることがわかる。
【0027】なお、この第1実施例とは別に、SAL−
601の層17の形成後であって現像前に行う熱処理の
条件を種々に設定してそれぞれパターン21を形成し、
それぞれの場合のラインアンドスペースパターン21の
ライン部の幅をそれぞれ調べたところ、熱処理温度や熱
処理時間を変更することによりライン部の太り具合(す
なわち変性層19の厚さ)を制御できることが判った。
例えば、上記実施例において100℃の温度で1分間の
熱処理を110℃の温度で1分間に変更した場合ライン
部の幅は0.7μmとなり第1のパターン15aのライ
ン部幅に対し0.2μm太らせ得ることが判った。
【0028】1−2.第2実施例 上述の第1実施例では第1のパターン形成材に予め酸発
生剤(一方の因子)を含ませておきこの形成材をパター
ニングして第1のパターンを得ていた。しかし一方の因
子を予め含まない第1のパターン形成材をパターニング
しこれに一方の因子を後から含ませるようにして第1の
パターンを形成しても良い。この第2実施例はその例で
ある。ただし、この第2実施例もラインアンドスペース
パターンを形成する例で説明する。図3(A)〜(C)
はその要部説明に供する工程図である。
【0029】先ず、下地としてのシリコン基板11に第
1実施例でも使用した富士ハント社製のFHi−395
0と称されるレジストの層15を例えば1μmの厚さに
形成する(図示せず)。次にこの試料をホットプレート
上で95℃の温度で90秒加熱して露光前ベークを行
い、その後、i線ステッパNSRi7E(ニコン製)に
より露光する。次に、この試料をホットプレート上で1
10℃の温度で90秒加熱して露光後ベークを行い、そ
の後、現像する。これにより、一方の因子が含まれてい
ない第1のパターン15x(以下、「予備パターン15
x」と呼ぶ。)を得る(図3(A))。なお、この場合
予備パターン15xは、ライン部の幅、スペース部の幅
がいずれも0.5μmのラインアンドスペースパターン
とした。
【0030】次に、この予備パターン15xを硬化させ
る処理を行う。これは、後に用いられるエスペイサー1
00(詳細は後述する。)により予備パターン15xの
形状がくずれるのを防止するためである。この硬化処理
を、この実施例では、水銀ランプからの波長220〜4
00nmの輝線を試料に照射しながらこの試料を190
℃の温度に加熱することにより行う。この処理時間は2
分間とした。また、紫外線照射はFX2000OVと称
される装置(ウシオ製)により行った。なお、予備パタ
ーンのパターンくずれの心配が無い場合は硬化処理は勿
論不要である。
【0031】次に、この予備パターン15xに一方の因
子としてこの場合酸を含ませるために、予備パターン1
5xの形成の済んだ試料上に一方の因子13(この場合
酸)を含んでいる他の物質の層23を形成する(図3
(B))。この実施例ではエスペイサー100と称され
る酸を含む導電性膜形成材(昭和電工製)をスピンコー
ト法により2000回転/分の塗布条件で塗布してこの
層23を形成した。次に、この試料をホットプレート上
で100℃の温度で1分間加熱する。エスペイサー10
0中の酸はこの加熱処理において予備パターン15x中
に拡散するので、予備パターン15xは一方の因子13
を含む第1のパターン15aになる(図3(C))。な
お、不要となったエスペイサー100の層23を水によ
り除去する。
【0032】その後は、第1実施例の図1(B)〜図2
(B)を用いて説明した処理と同様な処理を行う。これ
により、第1のパターンを所望通り太らせることができ
る。
【0033】1−3.第3実施例 上述の第1及び第2実施例では一方の因子として酸を用
い、第2のパターン形成材として酸の作用により架橋す
るレジストを用いていたが、一方の因子を塩基とし、第
2のパターン形成材を塩基の作用により第2のパターン
形成材の溶解液に不溶化する材料としてもこの発明は成
立する。この第3実施例はその例である。ただし、この
第3実施例も、ラインアンドスペースパターンを形成す
る例で説明する。図4はその要部説明に供する工程図で
ある。
【0034】先ず、第2実施例の図3(A)を用いて説
明した手順と同様な手順により下地11上に予備パター
ン15xを形成し、さらに、第2実施例で説明したと同
様な手順によりこの予備パターン15xの硬化処理を行
う(図4(A))。
【0035】次に、この試料上に一方の因子(塩基)2
5としてこの場合アミン系物質であるヘキサメチルジシ
ラザンを含む液27(この場合東京応化工業(株)のO
AP)をスピンコート法により塗布し自然放置する(図
4(B))。この一連の処理の際、一方の因子27とし
のヘキサメチルジシラザンは予備パターン15x中に導
入されるので予備パターン15xは一方の因子としての
ヘキサメチルジシラザンを含む第1のパターン15aに
なる(図4(C))。
【0036】その後、この試料上に、図示せずも、塩基
の作用により現像液に不溶化する第2のパターン形成材
としてこの第3実施例では化学増幅型のポジ型レジスト
WKR−TP−1(和光純薬製)を塗布し、次に、この
レジスト全面に上記紫外線照射装置FX−2000OV
(ウシオ製)を用い波長220〜400nmの紫外線を
照射する。続いて、この試料をホットプレート上で10
0℃の温度で1分間加熱し、その後、現像液により現像
する。
【0037】WKR−TP−1レジストは、ポジ型の化
学増幅型のレジストであるので紫外線を照射された部分
で酸が発生しこの部分が現像液に溶解するはずであるか
ら、この第3実施例のごとく紫外線を全面照射しその後
現像したなら本来はこのレジスト層はすべて溶解されて
しまうはずである。しかし、この第3実施例では、第1
のパターン15a中のヘキサメチルジシラザン(一方の
因子)27がポジ型レジストWKR−TP−1の層中に
上記100℃1分間の熱処理においてこの熱処理条件に
応じた距離まで拡散しているので、ヘキサメチルジシラ
ザンが拡散した領域ではこのヘキサメチルジシラザンが
上記発生した酸を失活させる。このため、WKR−TP
−1の層の、ヘキサメチルジシラザンが拡散した領域
は、WKR−TP−1の現像液に対し不溶化する。すな
わち、変性層が形成されるメカニズムは第1及び第2実
施例と違うものの、第1、第2実施例同様に変性層が得
られる。したがって、第1のパターン15aをこの変性
層によって太らせることができる。
【0038】1−4.第4実施例 予備パターン15xが形成された下地11にOAP蒸気
を吹きつけることによりヘキサメチルジシラザンを予備
パターン15xに導入したこと以外は、第3実施例と同
様な手順でパターン形成を行う。なお、OAP蒸気の吹
きつけは、この実施例の場合、東京エレクトロン製のM
KIIと称されるコータにOAPを入れこれをN2 (窒
素)によってバブリングしてOAP蒸気を生成すること
により行った。
【0039】この第4実施例の場合も第3実施例と同様
に第1のパターンを太らせ得ることがわかった。
【0040】1−5.第5実施例 第1のパターン形成材と第2のパターン形成材を同一の
物とした場合も材料の選択を適正に行い適正な処理を行
うことでこの発明は成立する。この第5実施例はその例
である。この第5実施例では第1及び第2のパターン形
成材としてAZIN−4と称されるi線用のネガ型レジ
ストであって化学増幅型のレジスト(ヘキスト製)をそ
れぞれ用いる。
【0041】先ず、図示せずも、下地としてのシリコン
基板上にAZIN−4を所定膜厚に塗布しその後所定条
件による露光・現像などを行い第1のパターンとしての
ラインアンドスペースパターンを形成する。
【0042】次に、この第1のパターンに対し再びi線
を十分に照射する。これにより第1のパターン中には一
方の因子としての酸がより十分に発生する。
【0043】次に、これから再度塗布されるAZIN−
4によって第1のパターンが侵されることを防止するた
めに、試料を180℃の温度で1分間加熱して第1のパ
ターンをAZIN−4の溶媒に対し不溶化させる。
【0044】次に、この試料上全面にAZIN−4の層
を形成する。その後、この試料を110℃の温度で1分
間加熱する。第1のパターン中の酸はこのAZIN−4
の層中にこの加熱処理条件に応じた距離拡散する。AZ
IN−4の層の酸が拡散した部分は、AZIN−4の現
像液に対し不溶性を示す変性層になる。その後、現像を
行う。AZIN−4の変性層以外の部分は現像の際に除
去され変性層のみ残存する。したがって、第1〜第4実
施例同様この変性層により第1のパターンを太らせるこ
とができる。また、この場合は第2のパターン形成材の
露光工程を不要にできる。
【0045】1−6.第6実施例 上述の第1〜第5の実施例では第1のパターン側から酸
や塩基などの一方の因子を他方の因子を含む第2のパタ
ーン形成材の層中に拡散させ、これら因子の相互作用に
より変性層を形成していたが、第1のパターンと第2の
パターン形成材との境界領域にこれら形成材の相互作用
によりミキシング部を形成しそれにより変性層を構成す
ることもできる。この第6実施例はその例である。図5
(A)〜(D)はその説明に供する要部工程図である。
【0046】下地としての例えばシリコン基板11上に
富士ハント製のレジストFHi−3950を用い第1の
パターン15aとしてこの場合も0.5μmのラインア
ンドスペースパターンを形成する(図5(A))。次
に、この試料上に、第2のパターン形成材の層29とし
てPMMAをモノクロロベンゼンに溶解したものの層2
9を形成する(図5(B))。次にこの試料をホットプ
レート上で110℃の温度で5分間加熱する。この熱処
理において、第1のパターン15a(FHi−3950
の層)とPMMAをモノクロロベンゼンに溶解したもの
の層29との境界では両者のミキシング部31が形成さ
れるのでこのミキシング部31で構成される変性層31
が得られる(図5(C))。次に、PMMAをモノクロ
ロベンゼンに溶解したものの層29をモノクロロベンゼ
ンにより現像する。この現像においてミキシング部31
はモノクロロベンゼンに溶解しないか溶解しずらくなっ
ているため残存するので、第1のパターン15aはほぼ
ミキシング部31の厚さ分太り、この結果所望のパター
ン33が得られる(図5(D))。なお、ほぼミキシン
グ部31の厚さ分と述べたのは、第1のパターン15a
側に生じるミキシング部はパターン太りに寄与しないか
らである。この第6実施例の条件では0.5μm幅であ
ったライン部が0.6μmの幅に太ることがわかった。
【0047】1−7.第7実施例 第6実施例ではPMMAをモノクロロベンゼンに溶解し
たものを第2のパターン形成材としていた。この第7実
施例ではその代わりに、ポリビニルアルコール水溶液を
第2のパターン形成材として用い、その現像液を水とす
る。それ以外は以外は第6実施例と同様な手順でパター
ン形成を行った。この場合も、0.5μm幅であったラ
イン部を0.6μmの幅に太らせ得ることがわかった。
【0048】1−8.第8〜第14実施例 上述の第1〜第7の各実施例ではラインアンドスペース
パターンを形成する例を説明したが、第1〜第7の実施
例の方法は他の形状のパターン形成にも適用できる。そ
の一例として、ホールパターンの形成を第1実施例の方
法を用いて行う例を説明する。図6(A)〜(C)と図
7(A)及び(B)とはその説明に供する工程図であ
る。
【0049】下地としての例えばシリコン基板11上
に、酸発生剤13としてオニウム塩を0.1重量%含ん
だFHi−3950(富士ハント社製レジスト)の層1
5を形成する(図6(A))。
【0050】次に、このレジスト層13に露光前ベーク
を実施し、その後、露光及び現像を行い、第1のパター
ンとしてホールパターン15aを得る(図6(B))。
なお、この実施例では穴の直径φ(図6(B)参照)が
0.5μmのホールパタン15aを形成している。
【0051】次に、この第1のパターン15a形成済み
の試料に対し波長200〜400nmの紫外線(露光光
より短い波長の紫外線が良い。)を適当な光量となるよ
う照射する。この紫外線照射によって、第1のパターン
15aは、後に形成される第2のパターン形成材として
のSAL−601(詳細は後述する)の溶媒に対し不溶
性を示すようになる。また、第1のパターン15a中に
含まれていた酸発生剤13はこの紫外線照射によって酸
13aを発する(図6(B))。
【0052】次に、この試料上に、第1のパターン15
aを覆うように、酸の作用により架橋する化学増幅型の
レジストとしてSAL−601の層17を形成する(図
6(C))。
【0053】次に、SAL−601の層17の形成の済
んだ試料を100℃の温度で1分間熱処理する。第1の
パターン15a中に生じていた酸13aはこの熱処理に
おいてSAL−601の層17の熱処理条件に応じた距
離拡散する。このため、SAL−601の層17の酸1
3aが及んだ部分は架橋するのでこの部分はSAL−6
01の現像液(溶解液)に不溶性を示す変性層19に変
換される(図7(A))。
【0054】次に、変性層19が形成されたSAL−6
01の層17の変性層19以外の部分をSAL−601
の現像液により溶解して、第1のパターン15a及び変
性層19で構成される所望のホールパターン35を得る
(図7(B))。このホールパターン35の穴部の直径
をSEM則長機S−6100(日立製)により測定した
ところ、0.35μmになっていることが判った。した
がって、穴部の直径が0.5μmであった第1のパター
ン15aの穴部の直径をこの第8実施例の条件では0.
15μm小さくできる(換言すれば壁を0.15μm太
らせ得る)ことがわかる。
【0055】なお、この第8実施例においても、SAL
−601の層17の形成後であって現像前に行う熱処理
の条件を種々に変えることで変性層19の厚さを制御で
きホールパターン35の穴部の大きさ制御ができること
が判った。
【0056】第9実施例〜第14実施例として、第2実
施例〜第7実施例の各方法によりホールパターンをそれ
ぞれ形成したところ、第2実施例同様にホールパターン
の穴部の直径を細めることが可能なことが判った。
【0057】2.第二発明の説明 次に、第一発明のパターン形成方法を利用して、位相シ
フト法用のホトマスクであってRim型のものを形成す
る例を説明する。これは、第一発明の例えば第1〜第7
実施例のいずれの方法でも形成できる。ここでは、第一
発明の第2実施例の方法、第5実施例の方法それぞれに
より上記ホトマスクをそれぞれ形成する例を説明する。
【0058】2−1.第二発明の第1実施例 先ず、Rim型のホトマスクを第一発明の第2実施例の
方法(エスペイサー100を用いた方法)により形成す
る例を説明する。ただし、ここでは、ホールパターン用
のホトマスク(図10(B)の平面図及び断面図参照)
を形成する例を説明する。図8〜図10はその説明に供
する工程図である。ただし、いずれの図も位相シフタの
エッジ部分が形成される領域のみに着目して示してあ
る。
【0059】先ず、ホトマスク形成用基板としての例え
ば石英ガラス基板41上に導電性膜43、位相シフタ形
成材としてのSOG膜45、遮光パターン形成用薄膜と
してのクロム膜47をこの順に具えるブランクス49を
用意する。なお、導電性膜43は電子線描画時のレジス
トでのチャージアップ防止のためのものである。次に、
このブランクス49のクロム膜47上に第1のパターン
形成材としてこの場合CMS−EXと称される電子線レ
ジスト(東ソ製)の層51を形成する(図8(A))。
【0060】次に、この電子線レジストの層51に電子
線によりパターンを描画した後このレジスト層を現像し
て遮光パターン形成用マスクとしての第1のパターン5
1bであって未だこの発明で言う一方の因子を含んでい
ない第1のパターン51b(以下、「予備パターン51
bという。)を得る(図8(B))。なお、この実施例
では一辺が3μm(3μm□)の穴部51aを有する予
備パターン51bを形成している。
【0061】次に、この予備パターン51bをマスクと
して遮光パターン形成用薄膜47を選択的に除去し遮光
パターン(遮光部)47aを形成する(図8(C))。
【0062】次に、この試料上にエスペイサー100の
層23をスピンコート法により形成する(図8
(D))。次に、この試料を110℃の温度で2分間加
熱する。エスペイサー100中の酸はこの加熱処理にお
いて予備パターン51b中に拡散するので、予備パター
ン51bは一方の因子である酸を含む第1のパターン5
1xになる(図9(A))。なお、不要となったエスペ
イサー100の層23を水により除去する。
【0063】次に、この試料上に第1のパターン51x
を覆うように、SAL−601の層17を形成する(図
9(B))。
【0064】次に、SAL−601の層17の形成の済
んだ試料を110℃の温度で5分間熱処理する。第1の
パターン51x中の酸13aはこの熱処理においてSA
L−601の層17中にこの熱処理条件に応じた距離拡
散する。このため、SAL−601の層17の酸13a
が及んだ部分は架橋するのでこの部分はSAL−601
の現像液(溶解液)に不溶性を示す変性層19に変換さ
れる(図9(C))。
【0065】次に、変性層19が形成されたSAL−6
01の層17の変性層19以外の部分をSAL−601
の現像液により溶解して、第1のパターン51x及び変
性層19で構成される所望のパターン(位相シフタ形成
用マスクパターン)53を得る(図9(D))。なお、
このパターン53の穴部は一辺が2.2μm(2.2μ
m□)になっていることがわかった。
【0066】次に、このパターン53をマスクとして位
相シフタ形成材45であるSOG膜をドライエッチング
法により選択的に除去し位相シフタ45aを得る(図1
0(A))。なお、このエッチングを実施する前の試料
を観察したところSOG膜上にSAL−601がわずか
に残存していた。これはエスペイサー100の処理にお
いてエスペイサー100中の酸がSOG膜に残存しこれ
がSAL−601に作用してSOG膜上に薄い変性層を
形成したためと考えられる。しかしこれは僅かであるた
めSOG膜のパターニングは問題なく行うことができ
た。
【0067】次に、パターン53を除去する。これによ
り、Rim型のホトマスクであってホールパターン形成
用のホトマスク55が得られる(図10(B))。
【0068】この実施例の説明から明らかなように、こ
の第二発明の位相シフト法用ホトマスクの形成方法によ
れば、Rim型ホトマスクの遮光パターン及び位相シフ
タをセルフアライン的に形成できることがわかる。
【0069】また、上記実施例のホトマスク形成方法
を、図11に示したような、位相シフタ形成材をホトマ
スク形成用基板41そのものとしこの基板41の厚さを
一部違えて基板の一部を位相シフタ45aとし、かつ、
該基板41上の所定部分に遮光部47aを具える型のR
im型のホトマスク57を形成する場合に適用した場合
も、所望のホトマスク57が得られることがわかった。
そしてこの場合は、ホトマスク形成用基板41にはエス
ペイサー100から酸は導入されなかったためか、基板
41上にSAL−601が残るようなことはなかった。
【0070】なお、上述の実施例では予備パターン51
bをマスクとしてクロム膜47をエッチングし、その後
にこの予備パターン51bにエスペイサー100を用い
て酸を導入していたが、場合によっては、クロム膜47
をエッチングする前に予備パターン51bエスペイサー
100を用いて酸を導入し第1のパターン51xを得こ
の第1のパターン51xをマスクとしてクロム膜47を
エッチングしても良い。
【0071】2−2.第二発明の第2実施例 次に、Rim型のホトマスクを第一発明の第5実施例の
方法(第1及び第2のパターン形成材共に化学増幅型の
レジストを用いる方法)により形成する例を説明する。
この説明を図12及び図13を参照して行う。
【0072】先ず、石英ガラス基板41上に導電性膜4
3、位相シフタ形成材としてのSOG膜45、遮光パタ
ーン形成用薄膜としてのクロム膜47をこの順に具える
ブランクス49を用意する。そして、このブランクス4
9のクロム膜47上に第1のパターン形成材としてSA
L−601の層61形成する(図12(A))。次に、
この層61に電子線で描画をし、その後この層61を現
像して、遮光パターン形成用マスクとしての第1のパタ
ーン61bを得る(図12(B))。この第1のパター
ン61bは化学増幅型レジストで構成されているので酸
発生剤を含んだ状態のものである。なお、この実施例で
は第1のパターン61bは一辺が3μm(3μm□)の
穴部61aを有したものとしている。次に、この第1の
パターン61bをマスクとして遮光パターン形成用薄膜
47を選択的に除去し遮光パターン47aを形成する。
次に、この試料を180℃の温度で5分間加熱する。こ
の熱処理によりSAL−601のパターン中に酸13a
が十分発生するので酸を含む第1のパターン61xが得
られる(図12(C))。次にこの試料上に再びSAL
−601の層63を形成する(図13(A))。そして
この試料を120℃の温度で10分間加熱する。第1の
パターン61x中の酸はこの熱処理においてSAL−6
01の層63側に拡散するのでSAL−601の層63
の、酸が拡散した領域は、変性層19になる(図13
(B))。次に、このSAL−601の層63を現像液
により除去する。これにより、第1のパターン61x及
び変性層19で構成される所望のパターン65が得られ
る(図13(C))。
【0073】その後は、このパターン65をマスクとし
て位相シフタ形成材としてのSOG膜45を選択的に除
去して位相シフタ45aを得、さらに、パターン65を
除去することで所望のホトマスクが得られる。
【0074】なお、この第2実施例の方法も図11を用
いて説明したホトマスクの形成に適用できる。また、こ
の第2実施例では、図12(B)及び(C)を用い説明
したように、パターン61bをマスクとしてクロム膜4
7をエッチングした後にこの試料に熱処理をして酸を十
分に発生させてパターン61xを得ていた。しかし、場
合によっては、クロム膜47をエッチングする前に試料
に熱処理をしパターン61bに酸を発生させパターン6
1xを得、その後クロム膜をエッチングするようにして
も良い。さらには、パターン61bはそもそも化学増幅
型レジストであるので、パターン61b上に第2のパタ
ーン形成材としてのSAL−601の塗布前に特に熱処
理をしなくても良い場合もあり得る。
【0075】3.第三発明の説明 次に、第一発明のパターン形成方法を利用して、位相シ
フト法用のホトマスクであって多段型のものを形成する
例を説明する。この多段型のものも、第二発明の場合と
同様に、第一発明の例えば第1〜第7実施例のいずれの
方法でも形成できる。ここでは、第一発明の第2実施例
の方法、第5実施例の方法それぞれにより上記ホトマス
クをそれぞれ形成する例を説明する。なお、多段型の位
相シフト法用ホトマスクとは、位相シフタのエッジ部に
段階的に厚さの異なる部分を設けたものである。多段型
でない場合で位相シフタのエッジがホトマスクの光透過
領域上にある場合にエッジラインでは光強度が著しく減
少しこれによりレジストにエッジラインが転写されてし
まうが、多段型ではこの問題を回避できる。
【0076】3−1.第三発明の第1実施例 先ず、多段型のホトマスクを第一発明の第2実施例の方
法(エスペイサー100を用いた方法)により形成する
例を説明する。図14〜図16はその説明に供する工程
図である。ただし、いずれの図も位相シフタのエッジ部
分が形成される領域のみに着目して示してある。
【0077】先ず、ホトマスク形成用基板としての例え
ば石英ガラス基板41上に導電性膜43、位相シフタ形
成材としてのSOG膜45をこの順に具えるブランクス
49を用意する。そして、このブランクス49のクロム
膜47上に第1のパターン形成材としてこの場合CMS
−EXと称される電子線レジスト(東ソ製)から成り、
位相シフタの第1の厚さの部分を得るための第1のパタ
ーン71であって未だこの発明で言う一方の因子を含ん
でいない第1のパターン71(以下、「予備パターン7
1という。)を得る(図14(A))。なお、この実施
例では予備パターン71は幅が1μmのラインパターン
としている。
【0078】次に、この予備パターン71をマスクとし
て位相シフタ形成材であるSOG膜45を所定の厚さd
1 だけ公知の好適な方法により除去する。これにより位
相シフタの第1の厚さt1 の部分45aを得る(図14
(B))。
【0079】次に、この試料上にエスペイサー100の
層23をスピンコート法により形成する(図14
(C))。次に、この試料を110℃の温度で3分間加
熱する。エスペイサー100中の酸13aはこの加熱処
理において予備パターン71中に拡散するので、予備パ
ターン71は一方の因子である酸を含む第1のパターン
71xになる(図15(A)))。なお、不要となった
エスペイサー100の層23を水により除去する。
【0080】次に、この試料上に第1のパターン71x
を覆うように、SAL−601の層17を形成する。次
に、SAL−601の層17の形成の済んだ試料を12
0℃の温度で10分間熱処理する。第1のパターン71
x中の酸13aはこの熱処理においてSAL−601の
層17中にこの熱処理条件に応じた距離拡散する。この
ため、SAL−601の層17の酸13aが及んだ部分
は架橋するのでこの部分はSAL−601の現像液(溶
解液)に不溶性を示す変性層19に変換される(図15
(B))。
【0081】次に、変性層19が形成されたSAL−6
01の層17の変性層19以外の部分をSAL−601
の現像液により溶解して、第1のパターン71x及び変
性層19で構成され位相シフタの第2の厚さの部分を得
るための第2のパターン73を得る(図15(C))。
【0082】次に、このパターン73をマスクとして位
相シフタ形成材45であるSOG膜を再度選択的に除去
し位相シフタの第2の厚さt2 の部分45bを得る(図
16(A))。なお、この場合は導電膜43が露出する
までSOG膜の不要部分を除去している。これによりエ
ッジ部に厚さ t1 及びt2 の段階的な厚さの異なる部
分を有する位相シフタ45xが得られる。ここで、厚さ
1 、t2 をそれぞれどの程度にするかは設計に応じ任
意とできるが、この場合は厚さt2 部分で露光光に例え
ば90度の位相差を与えることができ、厚さt1 部分で
露光光に例えば180度の位相差を与えることができる
厚さにそれぞれするのが良い。
【0083】次に、第2のパターン73を除去する。こ
れにより多段型の位相シフト法用ホトマスク75が得ら
れる。
【0084】この実施例の説明から明らかなように、こ
の第三発明の位相シフト法用ホトマスクの形成方法によ
れば、多段型ホトマスクの位相シフタの厚みが異なる部
分をセルフアライン的に形成できることがわかる。
【0085】なお、上述の実施例では予備パターン71
をマスクとして位相シフタ形成材の第1の厚みとなる部
分以外をエッチングし、その後にこの予備パターン71
にエスペイサー100を用いて酸を導入していたが、場
合によっては、位相シフタ形成材をエッチングする前に
予備パターン71にエスペイサー100を用いて酸を導
入し第1のパターン71xを得この第1のパターン71
xをマスクとして位相シフタ形成材をエッチングしても
良い。
【0086】また、シフタのエッジ部に厚さの異なる部
分をさらに形成したい場合は、第2のパターン形成後の
SOG膜のエッチングを途中で止め、その後第2のパタ
ーンを除去し、再び、第1のパターンを形成する工程か
ら第三発明を繰り返せば良い。
【0087】また、この第三発明の場合も、これを、位
相シフタタ形成材が石英ガラス基板41自体の場合の多
段型ホトマスク形成に適用できる。
【0088】3−2.第三発明の第2実施例 次に、多段型のホトマスクを第一発明の第5実施例の方
法(第1及び第2のパターン形成材共に化学増幅型のレ
ジストを用いる方法)により形成する例を説明する。こ
の説明を図17及び図18を参照して行う。
【0089】先ず、石英ガラス基板41上に導電性膜4
3、位相シフタ形成材としてのSOG膜45をこの順に
具えるブランクス49を用意する。そして、このブラン
クス49の位相シフタ形成材であるSOG膜45上にS
AL−601を用い位相シフタの第1の厚さの部分を得
るためのマスクとして第1のパターン77を形成する
(図17(A))。
【0090】次に、このマスク77をマスクとして位相
シフタ形成材であるSOG膜45を所定の厚さd1 だけ
公知の好適な方法により除去する。これにより位相シフ
タの第1の厚さt1 の部分45aを得る(図17
(B))。この第1のパターン77は化学増幅型レジス
トで構成されているので酸発生剤を含んだ状態のもので
ある。
【0091】次に、この試料を180℃の温度で3分間
加熱する。この熱処理によりSAL−601のパターン
77中に酸13aが十分発生するので酸を含む第1のパ
ターン77xが得られる(図17(C))。次にこの試
料上に再びSAL−601の層79を形成する(図18
(A))。そしてこの試料を120℃の温度で10分間
加熱する。第1のパターン77x中の酸はこの熱処理に
おいてSAL−601の層79側に拡散するのでSAL
−601の層79の、酸が拡散した領域は、変性層19
になる(図18(B))。次に、このSAL−601の
層79を現像液により除去する。これにより、第1のパ
ターン77x及び変性層19で構成され位相シフタの第
2の厚さの部分を得るための第2のパターン81を得る
(図18(C))。
【0092】その後は、このパターン81をマスクとし
て位相シフタ形成材としてのSOG膜45を選択的に除
去して位相シフタの第2の厚さの部分45bを得る。
【0093】なお、この第三発明の第2実施例では、図
17(B)及び(C)を用い説明したように、パターン
77をマスクとしてシフタ形成材45をエッチングした
後にこの試料に熱処理をして酸を十分に発生させてパタ
ーン77xを得ていた。しかし、場合によっては、シフ
タ形成材45をエッチングする前に試料に熱処理をしパ
ターン77に酸を発生させパターン77xを得、その後
シフタ形成材45をエッチングするようにしても良い。
さらには、パターン77はそもそも化学増幅型レジスト
であるので、パターン77上に第2のパターン形成材と
してのSAL−601の塗布前に特に熱処理をしなくて
も良い場合もあり得る。
【0094】
【発明の効果】上述した説明から明らかなようにこの出
願の第一発明のパターン形成方法によれば、所定の因子
を含む第1のパターンとこれを覆うように形成され所定
の因子を含む第2のパターン形成材の層との各因子の相
互作用を利用して第1のパターンの周囲にこの第1のパ
ターンを太らせるための新たな層としての変性層を形成
できる。これらの因子の組み合わせは種々考えられるの
で、一度形成したレジストパターンを太らせることをよ
り汎用性良く行える。さらに、この変性層は、第1のパ
ターンに対しセルフアライン的に形成できる。従って、
例えば第1のパターンを従来の露光装置の限界レベルの
微細なパターンとしておきこの第1のパターンにこの発
明を適用してこの第1のパターンを太らせると従来の露
光装置の解像限界より微細なパターンを従来技術を用い
汎用性良く形成できる。
【0095】また、変性層を形成するための因子として
の、酸、酸発生剤、塩基、または、ミキシング層形成因
子は、熱により制御し易い因子であるので、変性層の形
成を簡易に行え、しかも、変性層の膜厚制御を実用的な
ものとできる。
【0096】また、この出願の第二発明の位相シフト法
用ホトマスクの形成方法によれば、Rim型のものを簡
易にかつ上記第一発明の効果をもって形成でき、また、
この出願の第三発明の位相シフト法用ホトマスクの形成
方法によれば、多段型のものを簡易にかつ上記第一発明
の効果をもって形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一発明の第1実施例の説明に供する工程図で
ある。
【図2】第一発明の第1実施例の説明に供する図1に続
く工程図である。
【図3】第一発明の第2実施例の要部説明に供する工程
図である。
【図4】第一発明の第3実施例の要部説明に供する工程
図である。第二発明の実施例の説明に供する要部斜視図
である。
【図5】第一発明の第6実施例の説明に供する工程図で
ある。
【図6】第一発明の第8実施例の説明に供する工程図で
ある。
【図7】第一発明の第8実施例の説明に供する図6に続
く工程図である。
【図8】第二発明の第1実施例の説明に供する工程図で
ある。
【図9】第二発明の第1実施例の説明に供する図8に続
く工程図である。
【図10】第二発明の第1実施例の説明に供する図9に
続く工程図である。
【図11】Rim型ホトマスクの他の例の説明図であ
る。
【図12】第二発明の第2実施例の説明に供する工程図
である。
【図13】第二発明の第2実施例の説明に供する図12
に続く工程図である。
【図14】第三発明の第1実施例の説明に供する工程図
である。
【図15】第三発明の第1実施例の説明に供する図14
に続く工程図である。
【図16】第三発明の第1実施例の説明に供する図15
に続く工程図である。
【図17】第三発明の第2実施例の説明に供する工程図
である。
【図18】第三発明の第2実施例の説明に供する図17
続く工程図である。
【符号の説明】
11:前面基板 13:一方の因
子(例えば酸発生剤) 13a:一方の因子(例えば酸) 15:第1のパ
ターン形成材 17:所定の第2のパターン形成材の層 19:変性層 21:所望のパ
ターン 25:一方の因子(例えばアルカリ) 31:変性層
(ミキシング部)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地上に所望のパターンを形成するに当
    たり、 前記下地上に、前記所望のパターンに対し所定関係の形
    状の第1のパターンであってこの上に後に形成される第
    2のパターン形成材の層の一部を該第2のパターン形成
    材の溶解液に不溶とする一方の因子を含む第1のパター
    ンを、形成する工程と、 該第1のパターンの形成が済んだ前記下地上に、該第1
    のパターンを覆うように第2のパターン形成材の層であ
    って該層を前記溶解液に不溶とする他方の因子を含む第
    2のパターン形成材の層を、形成する工程と、 少なくとも該第2のパターン形成材の層の、前記第1の
    パターンとの界面から所定厚さ部分までを、前記一方の
    因子及び他方の因子の作用により、前記第2のパターン
    形成材の溶解液に対し不溶性を示す変性層に変換する工
    程と、 該変性層が形成された第2のパターン形成材の層の変性
    層以外の部分を前記溶解液により溶解して、所望のパタ
    ーンとしての、前記第1のパターン及び前記変性層から
    成るパターンを得る工程とを含むことを特徴とするパタ
    ーン形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパターン形成方法にお
    いて、 前記一方の因子を、前記第2のパターン形成材の層を不
    溶化し得る物質若しくはそのような物質に変化する物質
    としたことを特徴とするパターン形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のパターン形成方法にお
    いて、 前記一方の因子を酸又は酸発生剤とし、前記他方の因子
    を含む前記第2のパターン形成材を酸の作用により前記
    溶解液に不溶化する材料としたことを特徴とするパター
    ン形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のパターン形成方法にお
    いて、 前記一方の因子を塩基とし、前記他方の因子を含む前記
    第2のパターン形成材を塩基の作用により前記溶解液に
    不溶化する材料としたことを特徴とするパターン形成方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のパターン形成方法にお
    いて、 前記一方の因子及び前記他方の因子を、前記第1のパタ
    ーンと前記第2のパターン形成材の層との境界領域に両
    者のミキシング層であって前記現像液に不溶なミキシン
    グ層を形成し得る因子としたことを特徴とするパターン
    形成方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のパターン形成方法にお
    いて、 前記一方の因子を含む前記第1のパターンは、該一方の
    因子を予め含む第1のパターン形成材をパターニングす
    ることにより形成するか、または、前記一方の因子を予
    め含まない第1のパターン形成材をパターニングした後
    にこれに前記一方の因子を導入することにより形成する
    ことを特徴とするパターン形成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のパターン形成方法にお
    いて、 前記変性層の形成は、前記第1のパターン及び第2のパ
    ターン形成材の層の形成の終えた試料に熱を加えること
    により行い、該変性層の厚さを該熱の印加条件によって
    制御することを特徴とするパターン形成方法。
  8. 【請求項8】 透過領域の内側に透過領域を決定する遮
    光パターンに沿って位相シフタを具える位相シフト法用
    ホトマスクを形成する方法において、 位相シフタ形成用の位相シフタ形成材上に遮光パターン
    形成用の薄膜を形成する工程と、 該遮光パターン形成用の薄膜上に、遮光パターン形成用
    マスクとしての第1のパターンであってこの上に後に形
    成される第2のパターン形成材の層の一部を該第2のパ
    ターン形成材の溶解液に不溶とする一方の因子を含む第
    1のパターン若しくは該一方の因子を含まない第1のパ
    ターンを、形成する工程と、 該第1のパターンをマスクとして前記遮光パターン形成
    用の薄膜をパターニングして遮光パターンを得る工程
    と、 該遮光パターンの形成の済んだ試料上に、前記第1のパ
    ターンが前記一方の因子を含まない場合は該パターンに
    該一方の因子を導入した後、前記第1のパターンを覆う
    ように第2のパターン形成材の層であって該層を前記溶
    解液に不溶とする他方の因子を含む第2のパターン形成
    材の層を、形成する工程と、 少なくとも該第2のパターン形成材の層の、前記第1の
    パターンとの界面から所定厚さ部分までを前記一方の因
    子及び他方の因子を利用して、前記第2のパターン形成
    材の溶解液に対し不溶性を示す変性層に変換する工程
    と、 該変性層が形成された第2のパターン形成材の層の変性
    層以外の部分を前記溶解液により溶解し、前記第1のパ
    ターン及び前記変性層から成る位相シフタ形成用マスク
    パターンを得る工程と、 該位相シフタ形成用マスクパターンをマスクとして前記
    位相シフタ形成材をパターニングして位相シフタを得る
    工程とを含むことを特徴とする位相シフト法用ホトマス
    クの形成方法。
  9. 【請求項9】 位相シフタのエッジ部が露光光の位相の
    シフト量を段階的とするために段階的に異なる厚さとさ
    れている位相シフト法用ホトマスクを形成する方法にお
    いて、 位相シフタ形成用の位相シフタ形成材上に、位相シフタ
    の第1の厚さの部分を得るためのマスクとしての第1の
    パターンであってこの上に後に形成される第2のパター
    ン形成材の層の一部を該第2のパターン形成材の溶解液
    に不溶とする一方の因子を含む第1のパターン若しくは
    該一方の因子を含まない第1のパターンを、形成する工
    程と、 該第1のパターンをマスクとして前記位相シフタ形成材
    の該第1のパターンから露出する部分を第2の厚さとな
    るまでエッチングする工程と、 該エッチングの済んだ試料上に、前記第1のパターンが
    前記一方の因子を含まない場合は該パターンに該一方の
    因子を導入した後、前記第1のパターンを覆うように第
    2のパターン形成材の層であって該層を前記溶解液に不
    溶とする他方の因子を含む第2のパターン形成材の層
    を、形成する工程と、 少なくとも該第2のパターン形成材の層の、前記第1の
    パターンとの界面から所定厚さ部分までを、前記一方の
    因子及び他方の因子を利用して、前記第2のパターン形
    成材の溶解液に対し不溶性を示す変性層に変換する工程
    と、 該変性層が形成された第2のパターン形成材の層の変性
    層以外の部分を前記溶解液により溶解し、前記第1のパ
    ターン及び前記変性層から成る第2のパターンを得る工
    程と、 該第2のパターンをマスクとして前記位相シフタ形成材
    を第3の厚さとなるまで若しくは裏面に至るまでエッチ
    ングする工程とを含むことを特徴とする位相シフト法用
    ホトマスクの形成方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または9に記載の位相シフト
    法用ホトマスクの形成方法において、 前記位相シフタ形成材を、ホトマスク形成用基板また
    は、ホトマスク形成用基板上に形成された位相シフタ形
    成用の薄膜としたことを特徴とする位相シフト法用ホト
    マスクの形成方法。
  11. 【請求項11】 請求項8または9に記載の位相シフト
    法用ホトマスクの形成方法において、 前記変性層の形成に当たり、請求項2〜7のいずれか1
    項に記載の方法を用いることを特徴とする位相シフト法
    用ホトマスクの形成方法。
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