JPH0624895U - 穿孔具 - Google Patents

穿孔具

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JPH0624895U
JPH0624895U JP6084392U JP6084392U JPH0624895U JP H0624895 U JPH0624895 U JP H0624895U JP 6084392 U JP6084392 U JP 6084392U JP 6084392 U JP6084392 U JP 6084392U JP H0624895 U JPH0624895 U JP H0624895U
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JP
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resin
resin pipe
screw portion
pipe
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洋一郎 尾崎
博 清水
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 樹脂管1に融着させて分岐管路を形成するた
めの樹脂製のサービスチー3に対して、サービスチー3
の雄ねじ部7に螺合する雄ねじ部15を設けてある。ま
た、雌ねじ部7に対する雄ねじ部15の螺進によって樹
脂管1に向けて移動して、樹脂管1に穿孔する刃先部1
6を設けてある。前記雄ねじ部7と刃先部16とは、別
体に設けてあり、それらの軸芯周りにころがり軸受27
を介して相対回転自在に連結してある。 【効果】 軽い力で回転操作を行えて、回転操作を容易
に行うことができ、かつ、サービスチー本体の肉厚を従
来よりも薄くできる穿孔具を提供することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、樹脂管に融着させて分岐管路を形成するための樹脂製の分岐継手の 分岐管路内周面に設けた雌ねじ部に対し、螺合自在な雄ねじ部を設け、前記雌ね じ部に対する前記雄ねじ部の螺進によって前記樹脂管に食い込む刃先部を設けて ある穿孔具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記の穿孔具は、前記雄ねじ部と刃先部とを一体に設けてあり、樹脂管 に穿孔する場合、刃先部を、雄ねじ部と一体に回転させて樹脂管に食い込ませて いくように構成してあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記構成によれば、刃先部を、雄ねじ部と一体に回転させて樹脂 管に食い込ませていくように構成してあったために、刃先部が樹脂管に食い込ん でその樹脂管に挟圧されるに伴い、樹脂管と刃先部との間に、刃先部の押し込み に抗する摩擦力に加えて回転に抗する摩擦力も生じて穿孔負荷が非常に大きくな り、回転操作に手間がかかるだけでなく、分岐継手を、前記の穿孔負荷に耐えう るように、厚肉にしなければならないという欠点があった。 本考案は、上記従来の欠点を解消し、穿孔負荷を小さくすることができる穿孔 具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案にかかる穿孔具は、雄ねじ部を形成する ねじ部材と刃先部を形成する刃体とを、別体に設けるとともに、それらの軸芯周 りにころがり軸受を介して相対回転自在に連結してあることを特徴とし、その作 用効果は次の通りである。
【0005】
【作用】
つまり、雄ねじ部を形成するねじ部材と刃先部を形成する刃体とを、別体に設 けるとともに、それらの軸芯周りにころがり軸受を介して、相対回転自在に連結 してあるから、雄ねじ部を回転させて、分岐継手の雌ねじ部に対して雄ねじ部を 樹脂管側に螺進させると、刃先部は、雄ねじ部と一体に回転することなく、その まま雌ねじ部によって軸芯方向に押しやられ、その押圧力によって樹脂管に食い 込んで樹脂管に穿孔する。 その結果、穿孔時に、刃先部と樹脂管との間に、刃先部の回転に抗する摩擦力 が生じなくなり、それらの間の摩擦力を、刃先部の押し込みに抗する摩擦力だけ に抑えることができて、穿孔負荷を小さくすることができる。 そして、例えば前記ねじ部材と刃体とを筒状に形成し、前記刃体周りの空間か らねじ部材の中空部にガスを流通させるためのガス流通路を前記ころがり軸受に 形成すれば、穿孔後、穿孔具を分岐継手の継手本体部内に収納したまま樹脂管か ら離間させた状態で、継手本体部の開口端部を閉塞キャップにより閉塞する場合 、樹脂管内のガスを前記ガス流通路を通して閉塞キャップまで導くことができる から、その閉塞キャップと継手本体部との連結部にガス漏れがないか否かを検査 により確実に知ることができる。
【0006】
【考案の効果】
従って、穿孔負荷を小さくすることができるから、軽い力で回転操作を行えて 、その操作を容易に行うことができ、かつ、分岐継手の肉厚を従来よりも薄くで き、しかも、前記ころがり軸受に上記のようなガス流通路を形成した場合には、 継手本体部と、この継手本体部を閉塞する閉塞キャップとの連結部のガス漏れを 知ることができるから、ガス漏れ防止対策を確実に行いやすい穿孔具を提供する ことができた。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図3、図4に、穿孔具2を内装するとともに、穿孔用治具10を取り付けた樹 脂製サービスチー3を樹脂製ガス管1(樹脂管の一例)に装着し、このサービス チー3をガス管1に融着させて分岐管路を形成している状態を示してある。
【0008】 前記サービスチー3は、鞍状のサドル部4と、このサドル部4に連結した筒状 のT字型継手本体部5とからなる。そのT字型継手本体部5は、サドル部4に直 接連結している方の第1筒部8と、第1筒部8の長手方向中間部に連通連結した 第2筒部21とから成り、第1筒部8には、その内周部に、全体にわたって前記 穿孔具2に対する雌ねじ部7を形成し、また、その遊端部に、穿孔用治具10に 螺着自在な上端雄ねじ部6を形成してある。
【0009】 前記穿孔用治具10は、前記上端雄ねじ部6に螺合する雌ねじ11を備えた筒 状のキャップ12と、このキャップ12に挿通させた状態で、前記穿孔具2を回 動操作する棒状の回動操作部材13とからなる。前記回動操作部材13は、両端 部を回動操作用に六角柱状に形成してある。キャップ12の上端部と回動操作部 材13の上端部の六角柱部との間にはストッパーリング14を設け、キャップ1 2の内周部と回動操作部材13の中間部の外周部との間にはOリング40を介在 させてある。なお、キャップ12の凹部底面とサービスチー3の第1筒部8の上 端面との間にもOリング40を介在させてある。
【0010】 前記穿孔具2は、サービスチー3の第1筒部8の内面に形成した雌ねじ部7に 螺合する雄ねじ部15と円筒状の刃先部16とを備え、前記雄ねじ部15を形成 するねじ部材18と刃先部16を形成する刃体23とを、別体に設けて、それら の軸芯周りに相対回転自在に連結し、前記雌ねじ部7に対する前記雄ねじ部15 の螺進によって前記ガス管1に向けて移動して、前記ガス管1に食い込み穿孔す るように構成してある。
【0011】 前記ねじ部材18と刃体23との連結部17について説明すると、図1、図3 、図4に示すように、ねじ部材18の軸芯方向の一端部に、刃体23を支持する ための支持軸24をその軸芯方向に突設し、刃体23の頭部の中空部に内嵌した ころがり軸受27に前記支持軸24の端部を内嵌してある。 なお、前記ねじ部材18は、筒状に形成して、その頭部に回動操作用の六角穴 20を形成してある。 また、前記ねじ部材18と刃体23とを連結した状態で、それらの対向する端 面間に隙間Sが形成されるように、ねじ部材18の支持軸24には、刃体23の 端面に接当させるための段部を形成してある。 そして、図1、図2に示すように前記隙間Sからねじ部材18の中空部31に ガスを流通させるためのガス流通路Rを、前記ころがり軸受27の各鋼球間に形 成してある。
【0012】 次に、上記の構成における穿孔具2をサービスチー3に内装してガス管1に穿 孔するときの要領及び各部材の動きについて説明する。
【0013】 まず、ガス管1に融着したサービスチー3にキャップ12を螺合して取り付け る。このとき、回動操作部材13の下端部の六角柱部を、サービスチー3内の穿 孔具2の六角穴20に嵌入しておく。そして、回動操作部材13の上端部の六角 柱部をスパナで回転操作して、穿孔具2の雄ねじ部15を螺進させる。この螺進 によって、刃先部16が、回転することなくガス管1側に押しやられ、ガス管1 に食い込んで穿孔する。ガス管1の切り取り片は、円形のまま刃先部16の中空 部内に入り込んで、そこに保持される。穿孔が終わったら、スパナで逆方向に回 転操作して穿孔具2を引き上げる。継手本体部5の第2筒部21との接合部より も上方まで引き上げたら、穿孔用治具10全体をサービスチー3から取り外す。 その後、Oリングを備えた第1筒部閉塞用キャップ22を第1筒部8に外嵌螺合 する。この状態で、図1に示すように、ガス管1内のガスを刃体23の周りから 隙間S、ガス流通路Rを通して、ねじ部材18の中空部に入り込ませ、閉塞用キ ャップ22に接触させることができる。その結果、閉塞用キャップ2と第1筒部 8との連結部のガス漏れを確実に検査できる。
【0014】 本考案は、サービスチー以外に第2筒部21のないサドル継手等の分岐継手に 適用してもよい。
【0015】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】穿孔具の断面図
【図2】ころがり軸受の平面図
【図3】穿孔具による穿孔状態を示す縦断面図
【図4】穿孔具による穿孔状態を示す縦断面図
【符号の説明】
1 樹脂管 3 サービスチー 7 雌ねじ部 15 雄ねじ部 16 刃先部 18 ねじ部材 23 刃体 27 ころがり軸受 31 中空部 R ガス流通路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂管(1)に融着させて分岐管路を形
    成するための樹脂製の分岐継手(3)の分岐管路内周面
    に設けた雌ねじ部(7)に対し、螺合自在な雄ねじ部
    (15)を設け、 前記雌ねじ部(7)に対する前記雄
    ねじ部(15)の螺進によって前記樹脂管(1)に食い
    込む刃先部(16)を設けてある穿孔具であって、 前記雄ねじ部(15)を形成するねじ部材(18)と前
    記刃先部(16)を形成する刃体(23)とを、別体に
    設けるとともに、それらの軸芯周りにころがり軸受(2
    7)を介して相対回転自在に連結してある穿孔具。
  2. 【請求項2】 前記ねじ部材(18)と前記刃体(2
    3)とを筒状に形成し、前記刃体(23)周りの空間か
    ら前記ねじ部材(18)の中空部(31)にガスを流通
    させるためのガス流通路(R)を前記ころがり軸受(2
    7)に形成してある請求項1記載の穿孔具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014079823A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Maezawa Kyuso Industries Co Ltd 穿孔刃
KR20160083635A (ko) * 2014-12-31 2016-07-12 동화산업 주식회사 사선 핏팅용 홀쑈
CN109611632A (zh) * 2019-01-22 2019-04-12 济南市公明新技术开发有限公司 一种带压管道开孔连接装置及施工工艺

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