JPH06248721A - 壁パネル取付構造 - Google Patents
壁パネル取付構造Info
- Publication number
- JPH06248721A JPH06248721A JP4105493A JP4105493A JPH06248721A JP H06248721 A JPH06248721 A JP H06248721A JP 4105493 A JP4105493 A JP 4105493A JP 4105493 A JP4105493 A JP 4105493A JP H06248721 A JPH06248721 A JP H06248721A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall panel
- piece
- foundation
- base metal
- sandwichedly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 施工が容易な壁パネル取付構造をを提供す
る。 【構成】 基礎１の上面に立設した土台金物２と、土台
金物２の上方に下端面を配置した壁パネル３と、壁パネ
ル３の下端面に固定され基礎１の上面に載置されて壁パ
ネル３を支持する支持片４と、土台金物２を支持片４と
共に挟着する挟着片５とからなる。 【効果】 壁パネル３を吊り下げた状態で壁パネル３と
土台金物２とを結合するためのボルト止め作業等を行う
必要がなく、施工が容易である。
る。 【構成】 基礎１の上面に立設した土台金物２と、土台
金物２の上方に下端面を配置した壁パネル３と、壁パネ
ル３の下端面に固定され基礎１の上面に載置されて壁パ
ネル３を支持する支持片４と、土台金物２を支持片４と
共に挟着する挟着片５とからなる。 【効果】 壁パネル３を吊り下げた状態で壁パネル３と
土台金物２とを結合するためのボルト止め作業等を行う
必要がなく、施工が容易である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物等の基礎に壁
パネルを取付ける壁パネル取付構造に関するものであ
る。
パネルを取付ける壁パネル取付構造に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来例の壁パネル取付構造は、図４に示
すように、基礎１０１の上面に沿って固定した断面Ｔ形
の土台金物１０２と、下端面に断面Ｌ形の取付金物６を
固定した壁パネル３とからなるものであった。基礎１０
１は、上面に複数本のアンカーボルト１０７ａ，１０７
ｂを立設している。土台金物１０２は、立片１０２ａお
よびアンカーボルト１０７ａにナット締結した水平片１
０２ｂを有する。壁パネル３は、枠体３ａの屋外面に外
装下地材３ｃを貼着し屋内面に面材３ｂを貼着したもの
である。取付金物６は、縦片６ａを土台金物１０２の立
片１０２ａにボルト・ナット１０８で固定し、横片６ｂ
を壁パネル３の枠体３ａにボルト・ナット９で固定して
いる。
すように、基礎１０１の上面に沿って固定した断面Ｔ形
の土台金物１０２と、下端面に断面Ｌ形の取付金物６を
固定した壁パネル３とからなるものであった。基礎１０
１は、上面に複数本のアンカーボルト１０７ａ，１０７
ｂを立設している。土台金物１０２は、立片１０２ａお
よびアンカーボルト１０７ａにナット締結した水平片１
０２ｂを有する。壁パネル３は、枠体３ａの屋外面に外
装下地材３ｃを貼着し屋内面に面材３ｂを貼着したもの
である。取付金物６は、縦片６ａを土台金物１０２の立
片１０２ａにボルト・ナット１０８で固定し、横片６ｂ
を壁パネル３の枠体３ａにボルト・ナット９で固定して
いる。
【０００３】なお、基礎１０１の屋内側には連結金物１
０を介して床パネル１２を固定していた。床パネル１２
は、溝形鋼を枠組した枠体１２ａおよび枠体１２ａの上
面に貼着した面材１２ｂからなる。連結金物１０は、縦
片１０ａを枠体１２のウェブにボルト・ナット１１で固
定し、横片１０ｂをアンカーボルト１０７ｂにナット締
結している。横片１０ｂは、土台金物１０２に形成した
切欠部１０２ｃ内に位置する。
０を介して床パネル１２を固定していた。床パネル１２
は、溝形鋼を枠組した枠体１２ａおよび枠体１２ａの上
面に貼着した面材１２ｂからなる。連結金物１０は、縦
片１０ａを枠体１２のウェブにボルト・ナット１１で固
定し、横片１０ｂをアンカーボルト１０７ｂにナット締
結している。横片１０ｂは、土台金物１０２に形成した
切欠部１０２ｃ内に位置する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来例の壁パネル取付
構造では、施工する際に壁パネル３をクレーン等（図示
せず）により基礎１０１の上方に吊下げ、取付金物６の
縦片６ａと土台金物１０２の立片１０２ａとを対面させ
るとともに、縦片６ａと立片１０２ａとをボルト・ナッ
ト１０８で結合していた。このため吊り下げた状態の壁
パネル３が揺れ易く、縦片６ａと立片１０２ａとを結合
する作業が困難であった。
構造では、施工する際に壁パネル３をクレーン等（図示
せず）により基礎１０１の上方に吊下げ、取付金物６の
縦片６ａと土台金物１０２の立片１０２ａとを対面させ
るとともに、縦片６ａと立片１０２ａとをボルト・ナッ
ト１０８で結合していた。このため吊り下げた状態の壁
パネル３が揺れ易く、縦片６ａと立片１０２ａとを結合
する作業が困難であった。
【０００５】この発明の目的は、施工が容易な壁パネル
取付構造を提供することである。
取付構造を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明の壁パネル取付
構造は、土台金物と壁パネルと支持片と挟着片とからな
る。土台金物は基礎の上面に立設する。壁パネルは、土
台金物の上方に下端面を配置する。支持片は、壁パネル
の下端面に固定され基礎の上面に載置されて壁パネルを
支持する。挟着片は、土台金物を前記支持片と共に挟着
する。
構造は、土台金物と壁パネルと支持片と挟着片とからな
る。土台金物は基礎の上面に立設する。壁パネルは、土
台金物の上方に下端面を配置する。支持片は、壁パネル
の下端面に固定され基礎の上面に載置されて壁パネルを
支持する。挟着片は、土台金物を前記支持片と共に挟着
する。
【０００７】
【作用】この発明の壁パネル取付構造は、基礎の上面に
立設した土台金物の上方に壁パネルの下端面を配置し、
この壁パネルの下端面に固定した固定片を基礎の上面に
載置して壁パネルを支持するとともに、土台金物を支持
片と共に挟着片で挟着することにより、壁パネルを基礎
に取付けることができる。
立設した土台金物の上方に壁パネルの下端面を配置し、
この壁パネルの下端面に固定した固定片を基礎の上面に
載置して壁パネルを支持するとともに、土台金物を支持
片と共に挟着片で挟着することにより、壁パネルを基礎
に取付けることができる。
【０００８】
【実施例】この発明の第１の実施例の壁パネル取付構造
は、図１に示すように基礎１の上面に立設した土台金物
２と、土台金物２の上方に下端面を配置した壁パネル３
と、壁パネル３の下端面に固定され基礎１の上面に載置
されて壁パネル３を支持する支持片４と、土台金物２を
支持片４と共に挟着する挟着片５とを備えたものであ
る。
は、図１に示すように基礎１の上面に立設した土台金物
２と、土台金物２の上方に下端面を配置した壁パネル３
と、壁パネル３の下端面に固定され基礎１の上面に載置
されて壁パネル３を支持する支持片４と、土台金物２を
支持片４と共に挟着する挟着片５とを備えたものであ
る。
【０００９】基礎１は、鉄筋コンクリートからなり上面
に複数本のアンカーボルト７を立設している。土台金物
２は、立片２ａおよび連結金物１０の水平片１０ｂと共
にアンカーボルト７にナット締結した水平片２ｂからな
る。支持片４は、取付金物６の縦片６ａとの間に挟着片
５を挟持した縦片４ａおよび基礎１の上面に載置した横
片４ｂからなる断面Ｌ形の金物である。挟着片５は、こ
の下端部と支持片４の縦片４ａとの間に隙間５ａを形成
した断面Ｚ形の金物である。
に複数本のアンカーボルト７を立設している。土台金物
２は、立片２ａおよび連結金物１０の水平片１０ｂと共
にアンカーボルト７にナット締結した水平片２ｂからな
る。支持片４は、取付金物６の縦片６ａとの間に挟着片
５を挟持した縦片４ａおよび基礎１の上面に載置した横
片４ｂからなる断面Ｌ形の金物である。挟着片５は、こ
の下端部と支持片４の縦片４ａとの間に隙間５ａを形成
した断面Ｚ形の金物である。
【００１０】施工する際には、先ずボルト・ナット８を
適宜に緩めて挟着片５と支持片４の間の隙間５ａを広
げ、壁パネル３をクレーン等（図示せず）で吊持し、壁
パネル３を基礎１の上方に位置させる。次いで、壁パネ
ル３を降下させて隙間５ａに土台金物２の立片２ａを嵌
入し、同時に支持片４の横片４ｂを基礎１の上面に当接
する。この状態で壁パネル３がこの厚み方向へ揺れるこ
とがなく、しかも壁パネル３は支持片４により基礎１上
に支持されることになる。さらにボルト・ナット８を締
結して支持片４と挟着片５との間に立片２ａを挟着す
る。壁パネル３の上端は、梁等に取付金具（図示せず）
により取付ける。
適宜に緩めて挟着片５と支持片４の間の隙間５ａを広
げ、壁パネル３をクレーン等（図示せず）で吊持し、壁
パネル３を基礎１の上方に位置させる。次いで、壁パネ
ル３を降下させて隙間５ａに土台金物２の立片２ａを嵌
入し、同時に支持片４の横片４ｂを基礎１の上面に当接
する。この状態で壁パネル３がこの厚み方向へ揺れるこ
とがなく、しかも壁パネル３は支持片４により基礎１上
に支持されることになる。さらにボルト・ナット８を締
結して支持片４と挟着片５との間に立片２ａを挟着す
る。壁パネル３の上端は、梁等に取付金具（図示せず）
により取付ける。
【００１１】このように、壁パネル３を吊り下げた状態
で壁パネル３と土台金物２とを結合するためのボルト止
め作業等を行う必要がなく、施工が容易である。なお、
この他の構成については従来例と同様である。次ぎに、
この発明の第２の実施例の壁パネル取付構造は、図２に
示すように基礎１の上面に載置されて壁パネル３を支持
する断面Ｚ形の支持片１４を壁パネル３の下面に固定
し、支持片１４の中片１４ａと共に土台金物１２の立片
１２ａを挟着する挟着片１５を支持片１４の上片１４ｂ
に形成したものである。支持片１４は、上片１４ｂをボ
ルト・ナット１９で壁パネル３の枠体３ａに固定すると
ともに、上片１４ｂに挟持片１５を切起形成している。
で壁パネル３と土台金物２とを結合するためのボルト止
め作業等を行う必要がなく、施工が容易である。なお、
この他の構成については従来例と同様である。次ぎに、
この発明の第２の実施例の壁パネル取付構造は、図２に
示すように基礎１の上面に載置されて壁パネル３を支持
する断面Ｚ形の支持片１４を壁パネル３の下面に固定
し、支持片１４の中片１４ａと共に土台金物１２の立片
１２ａを挟着する挟着片１５を支持片１４の上片１４ｂ
に形成したものである。支持片１４は、上片１４ｂをボ
ルト・ナット１９で壁パネル３の枠体３ａに固定すると
ともに、上片１４ｂに挟持片１５を切起形成している。
【００１２】なお、図３に示すように断面Ｚ形の支持片
２４の上片２４ｂと共に縦片を挟着片２５とした断面Ｌ
形の取付金物２６をボルト・ナット２９で壁パネル３の
枠体３ａに固定してもよい。また、この他の構成および
効果については第１の実施例と同様である。
２４の上片２４ｂと共に縦片を挟着片２５とした断面Ｌ
形の取付金物２６をボルト・ナット２９で壁パネル３の
枠体３ａに固定してもよい。また、この他の構成および
効果については第１の実施例と同様である。
【００１３】
【発明の効果】この発明の壁パネル取付構造は、基礎の
上面に立設した土台金物の上方に壁パネルの下端面を配
置し、この壁パネルの下端面に固定した固定片を基礎の
上面に載置して壁パネルを支持するとともに、土台金物
を支持片と共に挟着片で挟着することにより、壁パネル
を基礎に取付けることができる。したがって壁パネルを
吊り下げた状態で壁パネルと土台金物とを結合するため
のボルト止め作業等を行う必要がなく、施工が容易であ
る。
上面に立設した土台金物の上方に壁パネルの下端面を配
置し、この壁パネルの下端面に固定した固定片を基礎の
上面に載置して壁パネルを支持するとともに、土台金物
を支持片と共に挟着片で挟着することにより、壁パネル
を基礎に取付けることができる。したがって壁パネルを
吊り下げた状態で壁パネルと土台金物とを結合するため
のボルト止め作業等を行う必要がなく、施工が容易であ
る。
【図１】この発明の第１の実施例の壁パネル取付構造の
断面図。
断面図。
【図２】この発明の第２の実施例の壁パネル取付構造の
断面図。
断面図。
【図３】支持片の変形例および壁パネルの断面図。
【図４】（ａ）は従来例の壁パネル取付構造の断面図、
（ｂ）は土台金物および連結金物の斜視図。
（ｂ）は土台金物および連結金物の斜視図。
１ 基礎 ２ 土台金物 ３ 壁パネル ４ 支持片 ５ 挟着片
Claims (1)
- 【請求項１】 基礎の上面に立設した土台金物と、この
土台金物の上方に下端面を配置した壁パネルと、この壁
パネルの下端面に固定され前記基礎の上面に載置されて
前記壁パネルを支持する支持片と、前記土台金物を前記
支持片と共に挟着する挟着片とを備えた壁パネル取付構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4105493A JPH06248721A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 壁パネル取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4105493A JPH06248721A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 壁パネル取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06248721A true JPH06248721A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12597699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4105493A Withdrawn JPH06248721A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 壁パネル取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06248721A (ja) |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP4105493A patent/JPH06248721A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |