JPH08109698A - 玄関庇の取付け方法 - Google Patents

玄関庇の取付け方法

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JPH08109698A
JPH08109698A JP6245094A JP24509494A JPH08109698A JP H08109698 A JPH08109698 A JP H08109698A JP 6245094 A JP6245094 A JP 6245094A JP 24509494 A JP24509494 A JP 24509494A JP H08109698 A JPH08109698 A JP H08109698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
entrance
eaves
slit
vestibule
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP6245094A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Kawamoto
將揮 川元
Taku Nishinomiya
卓 西宮
Hironori Fujiwara
寛典 藤原
Takeshi Murakami
岳史 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的大型の玄関庇のボルトによる取付け作
業の際に、庇の位置決めとその後のボルト締め作業を容
易に行うことが出来るようにする。 【構成】 建物本体の梁へスリットを備えた支持部材を
取り付け、玄関庇のフレーム後端に突設した仮置きプレ
ートを前記スリットに挿入して仮置きするようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は玄関庇の取付け方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】予めユニット化された玄関庇を建物本体
側へ取付ける手段として、この玄関庇を、金具などによ
って梁へ固定することが行われている。この場合、雨や
雪の降り込みを出来るだけ防止するよう庇の外方への張
り出し量を大きくし、また、多雪地域に対応するよう強
度の高いフレームを用いたものでは、庇自体の重量が大
きくなるから、一般にクレーンなどで吊り込み、その状
態でボルト締めなどの作業を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、クレー
ンなどで吊り上げた状態でボルト取付け作業を行うに
は、ボルト穴を一致させるよう位置決めした後吊り上げ
た庇が動かないよう手などで支えながら作業を行う必要
があり、それだけ作業に手間を要するという欠点があっ
た。
【0004】この発明は、このような従来の欠点を解消
して、比較的大型の玄関庇のボルトによる取付け作業の
際に、庇の位置決めとその後のボルト締め作業を容易に
行うことが出来るようにすることを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、建物本体の梁へ取付けた支持部材の
垂直部にスリットが形成されて、玄関庇のフレーム後端
に突設した仮置きプレートを前記スリットに挿入して仮
置きすると共に、これら仮置きプレートと前記フレーム
とをボルトで固定することを特徴とする。
【0006】また、この出願の請求項2の発明では、上
記において、梁へ固定した玄関庇の中間部をその梁より
も外側の外周梁の下側へ固定すると共に、その外周梁へ
取付けた金具で、玄関庇上方の垂壁パネルを固定するこ
とを特徴とする請求項1の玄関庇の取付け方法。
【0007】更に、玄関庇の前端部近傍において、その
庇下方の玄関出入口を設けた壁面と直角な方向の壁面よ
り突出させた腕木で、庇側面を支持することが考えられ
る。
【0008】
【作用】上記のように、玄関庇のフレームに設けたプレ
ートを支持部材のスリットへ挿入して仮置きするように
しているから、この仮置きによって簡単に位置決めで
き、また、ボルト締め作業も庇を支えておくことなく簡
単に行うことが出来る。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の玄関庇が取付けられる玄
関部分の梁の配置図であって、(1)は、玄関の出入口の
ある外壁面に沿って配置される外周梁、(2)は、その外
周梁(1)よりも内側においてその外周梁と平行に配置さ
れる内部梁、(3)は、上記外周梁(1)と直角な方向の外
壁面に沿って配置される外周梁、(4)は、上記互いに平
行な外周梁(1)と内部梁(2)との間に掛け渡される繋ぎ
梁を示している。この実施例において、庇(5)は、後端
部を内部梁(2)へ、中間部をそれと平行な外周梁(1)へ
取付けるようにしている。
【0010】次に、それらへの取付け構造を説明する
と、まず、図2において、H形鋼からなる内部梁(2)の
下側のフランジ(7)の裏面には、L型に折曲形成された
複数の吊り下げプレート(8)が、その上端の水平部(9)
において、梁長手方向に間隔をおいてボルト(10)で固定
される。図6で示すように、この吊り下げプレート(8)
の垂直部(11)の下端には、横長のスリット(12)が形成さ
れると共に、その上部に裏面側に裏ナット(13)を備えた
ボルト穴(14)(14)が形成されている。また、外周梁(1)
の外側の長手方向中間部には外壁取付け用の金具(15)
が、同じく外壁コーナー側の端部には、第2の金具(16)
が取付けられる。これらの金具(15)(16)には、玄関上方
の外壁の垂壁が取付けられるものである。
【0011】玄関庇(5)は、図4及び図5のように、金
属製の外周フレーム(18)内に梁材(19)(19)…を渡して骨
組を構成し、この骨組の上面及び裏面に、上面から側面
にかけて被覆した表面材(20)又は軒裏板(21)を張り付け
てなるもので、外周フレーム(18)の後部フレーム(22)
と、最後端部の横方向の梁材(19)が、表面材(20)より上
方に露出している。但し、軒裏板(21)は、通常、庇(5)
の取付け後に施工される。更に、表面材(20)から露出し
た梁材(19)の上面には、短尺H形鋼材からなる3個の梁
固定部材(23)(23)…が、長手方向に間隔をおいて固着さ
れている。他方、後部フレーム(22)はCチャンネルから
なり、そのウエブ部分が外側となるようにして配置され
ると共に、ウエブ下端から水平外方向へ向けて仮支持プ
レート(24)(24)…が、長手方向に間隔をおいて突設され
ている。
【0012】上記玄関庇(5)の外周梁(1)と内部梁(2)
への取付け方法を説明すると、まず、図3のように、玄
関庇(5)全体をクレーンなどで吊り込んで、後部フレー
ム(22)の仮支持プレート(24)(24)を、図7のように、そ
の先端から前記吊り下げプレート(8)のスリット(12)へ
挿入して、仮置きする。この状態で、後部フレーム(22)
のウエブと吊り下げプレート(8)とを互いに当接して、
両者に貫通して差し込んだボルト(26)で締め付け固定す
る。また、図5のように、梁固定部材(23)の上部フラン
ジ(27)の上面を前記外周梁(1)の下部フランジ(28)の裏
面へ当接して、ボルト(29)で締め付け固定する。
【0013】次に、上記玄関庇(5)が取付けられる外壁
と直角な外壁面には、図2及び図3のように、その壁面
より突出するようにして腕木プレート(31)が予め取付け
られている。この腕木プレート(31)は、図のように側面
から見てL字形であり、垂直部(32)を図6のように、外
壁の軸組(32)間の隙間へ差し込んでボルトで固定され
て、水平部(33)が外方へ突出している。この腕木プレー
ト(31)に対応して、前記外周フレーム(18)内に渡した庇
前端部近傍の梁材(19)両端面に、垂直な固定プレート(3
4)(34)が一体に突設されている。そして、これら互いに
対応する一方の固定プレート(34)と水平部(33)を互いに
重ねて、両者に挿入したボルト(35)で互いの締め付け固
定するものである。
【0014】更に、上記他方の固定プレート(34)には、
図のように柱(35)が、その上端より側方へ突出させた支
持プレート(36)が固定されるもので、腕木プレート(31)
と同様に、互いに重ねてボルト(37)によって締め付け固
定するようにしている。また、この柱(35)は、図8のよ
うに、その下端の据え付け板(38)を、基礎(39)の上面に
設置して図示しないモルタルによって被覆して固定され
るようになっている。図8の(40)は、この支持プレート
(38)を貫通させるための表面材(20)の側面部に形成した
スリットである。
【0015】上記実施例では、庇(5)の前端部側の一方
の側面側を腕木プレート(31)へ固定するようにしている
が、庇(5)の張り出し量を更に大きくして、図12のよ
うに両側を共に柱(35)で支持するようにしても良い。ま
た、必要により、外周フレーム(18)内に水平ブレースが
設けられる。
【0016】次に上記玄関庇(5)の上部側には、前記の
取付金具(15)(16)を用いて外壁の垂壁パネル(41)が取付
けられる。まず、入隅コーナー用の取付金具(16)は、図
2及び図9のように正面から見てH形に形成した金具本
体の左右方向の一端に垂直な支持プレート(42)を溶接し
たもので、図9のように外周梁(1)の上下のフランジ(2
8)(43)間に金具 (16)の上下の水平フランジ(44)(44)を
挿入すると共に、これらのフランジを(28)(43)(44)貫通
する通しボルト(45)によって、この外周梁(1)へ固定さ
れる。(46)は、垂壁パネル(41)の端部を固定する固定金
具であり、図のように平面から見て概略L字形に折り曲
げた金具本体(47)の一方の片(48)を前記支持プレート(4
2)の外側面へボルト(49)にて固定するものである。そし
て、図10のように、他方の片(50)の外側面へ、垂壁パ
ネル(41)裏面のコの字型鉄枠(51)を当接すると共に、そ
の片(50)にボルト(52)で取付けた押さえ片(53)を回転さ
せて、鉄枠(51)の内側面に当てて、そのボルトを締め付
けることにより垂壁パネルを固定している。(45)は鉄枠
(51)の外側に張り付けた表面板、(55)は断熱材を示して
いる。
【0017】また、コーナー部以外の一般部用の取付金
具は、従来から用いられているものであり、垂壁パネル
(41)の取付けも従来と同様であるので、説明を省略す
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明では、玄関庇の
フレーム後端に予め仮置きプレートが一体に突設してあ
り、この仮置きプレートを支持部材のスリットへ挿入し
て仮置きするようにしているから、この仮置きによって
簡単に位置決めを行うことが出来ると共に、ボルト締め
作業も庇を支えておくことなく簡単に行うことが出来、
全体として取付け作業を迅速に行うことが出来るという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す玄関庇取付け部周辺の
梁の配置図である。
【図2】同じく外周梁と内部梁を外側から見上げた斜視
図である。
【図3】玄関庇の取付け前の状態を示す全体斜視図であ
る。
【図4】玄関庇の平面図である。
【図5】玄関庇の後端部及び中間部の取付け構造を示す
要部縦断面図である。
【図6】同じく玄関庇の前端部側の取付け構造を示す要
部の平面図である。
【図7】玄関庇の後部フレームの吊り下げフレームへの
取付け方法を示す要部の斜視図である。
【図8】玄関庇支持柱と玄関庇の取付け方法を示す要部
の斜視図である。
【図9】入隅コーナーにおける垂壁パネル取付け用金具
の取付け取付け構造を示す分解斜視図である。
【図10】同じく垂壁パネルの取付け状態の要部水平断
面図である。
【図11】玄関庇取付け状態の外観図である。
【図12】同じく玄関庇の別の取付け状態の外観図であ
る。
【符号の説明】
(1) 外周梁 (5) 玄関庇 (16) 垂壁パネル取付金具 (18) 外周フレーム (22) 後部フレーム (31) 腕木プレート (41) 垂壁パネル (47) 垂壁パネル固定金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 岳史 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物本体の梁へ取付けた支持部材の垂直
    部にスリットが形成されて、玄関庇のフレーム後端に突
    設した仮置きプレートを前記スリットに挿入して仮置き
    すると共に、これら仮置きプレートと前記フレームとを
    ボルトで固定することを特徴とする玄関庇の取付け方
    法。
  2. 【請求項2】 上記梁へ固定した玄関庇の中間部をその
    梁よりも外側の外周梁の下側へ固定すると共に、その外
    周梁へ取付けた金具で、玄関庇上方の垂壁パネルを固定
    することを特徴とする請求項1の玄関庇の取付け方法。
  3. 【請求項3】 玄関庇の前端部近傍において、その庇下
    方の玄関出入口を設けた壁面と直角な方向の壁面より突
    出させた腕木で、庇側面を支持することを特徴とする請
    求項1の玄関庇の取付け方法。
JP6245094A 1994-10-11 1994-10-11 玄関庇の取付け方法 Pending JPH08109698A (ja)

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JP (1) JPH08109698A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4861429A (en) * 1988-07-29 1989-08-29 Betz Laboratories, Inc. Process for inhibiting white pitch deposition in papermaking felts
KR101319842B1 (ko) * 2012-02-24 2013-10-29 박경옥 어닝용 고정 브라켓

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4861429A (en) * 1988-07-29 1989-08-29 Betz Laboratories, Inc. Process for inhibiting white pitch deposition in papermaking felts
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