JPH06248150A - 改質殿粉を含有する押出しできるポリビニルアルコール組成物 - Google Patents
改質殿粉を含有する押出しできるポリビニルアルコール組成物Info
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- JPH06248150A JPH06248150A JP6018048A JP1804894A JPH06248150A JP H06248150 A JPH06248150 A JP H06248150A JP 6018048 A JP6018048 A JP 6018048A JP 1804894 A JP1804894 A JP 1804894A JP H06248150 A JPH06248150 A JP H06248150A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L3/00—Compositions of starch, amylose or amylopectin or of their derivatives or degradation products
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L29/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an alcohol, ether, aldehydo, ketonic, acetal or ketal radical; Compositions of hydrolysed polymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L29/02—Homopolymers or copolymers of unsaturated alcohols
- C08L29/04—Polyvinyl alcohol; Partially hydrolysed homopolymers or copolymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポリビニルアルコールおよび熱可塑性改質殿
粉を溶融ブレンドして生成物を得ることにより、感水性
が減少され、モジュラスが改善されそして高い相対湿度
での伸び率が減少された、包装および成形用途に有用な
押出しできるポリビニルアルコール組成物が製造され
る。 【構成】 ポリビニルアルコール組成物を溶融し、溶融
物中のポリビニルアルコールの結晶性を本質的に取り除
くのに十分なエネルギーを加えると同時に、ポリビニル
アルコールの分解を回避するのに十分な速度で溶融物か
らエネルギーを取り除くことからなるポリビニルアルコ
ール組成物の押出し方法。熱可塑性改質殿粉は、ポリビ
ニルアルコールを溶融して結晶性を取り除く前に、また
はこれを行っている間にポリビニルアルコールに添加さ
れうるか、または殿粉はこのように処理したポリビニル
アルコールとブレンドし、次いでポリビニルアルコール
/殿粉ブレンドに溶融押出しされ得る。
粉を溶融ブレンドして生成物を得ることにより、感水性
が減少され、モジュラスが改善されそして高い相対湿度
での伸び率が減少された、包装および成形用途に有用な
押出しできるポリビニルアルコール組成物が製造され
る。 【構成】 ポリビニルアルコール組成物を溶融し、溶融
物中のポリビニルアルコールの結晶性を本質的に取り除
くのに十分なエネルギーを加えると同時に、ポリビニル
アルコールの分解を回避するのに十分な速度で溶融物か
らエネルギーを取り除くことからなるポリビニルアルコ
ール組成物の押出し方法。熱可塑性改質殿粉は、ポリビ
ニルアルコールを溶融して結晶性を取り除く前に、また
はこれを行っている間にポリビニルアルコールに添加さ
れうるか、または殿粉はこのように処理したポリビニル
アルコールとブレンドし、次いでポリビニルアルコール
/殿粉ブレンドに溶融押出しされ得る。
Description
【0001】
【発明の分野】本発明は、望ましい物理的性質を有する
溶融押出しできるポリビニルアルコール組成物に関する
溶融押出しできるポリビニルアルコール組成物に関する
【0002】
【発明の背景】ポリビニルアルコール(PVOH)は優
れた匂いおよび酸素遮断性を有する、再パルプ化できる
生物分解性の水溶性樹脂である。PVOHの他の望まし
い特性には帯電防止性、耐グリース性、耐油性およびヒ
ートシール性が含まれる。このポリマーは接着剤に、繊
維の糊づけにそして紙のコーティングに広く使用されて
いる。しかしながら、PVOHの最終的な使用は、その
優れた化学的、機械的および物理的性質にもかかわら
ず、水中の溶液として供給される使用に限定されてき
た。このように制限は一つには、非可塑状態ではポリビ
ニルアルコールポリマーは高い結晶性を有しており、そ
の結晶融点よりも低い温度の約170℃で始まり200
℃で明白となる分解が起こる前には、熱可塑性を少しし
か示さないかまたは全く示さないことに基づく。
れた匂いおよび酸素遮断性を有する、再パルプ化できる
生物分解性の水溶性樹脂である。PVOHの他の望まし
い特性には帯電防止性、耐グリース性、耐油性およびヒ
ートシール性が含まれる。このポリマーは接着剤に、繊
維の糊づけにそして紙のコーティングに広く使用されて
いる。しかしながら、PVOHの最終的な使用は、その
優れた化学的、機械的および物理的性質にもかかわら
ず、水中の溶液として供給される使用に限定されてき
た。このように制限は一つには、非可塑状態ではポリビ
ニルアルコールポリマーは高い結晶性を有しており、そ
の結晶融点よりも低い温度の約170℃で始まり200
℃で明白となる分解が起こる前には、熱可塑性を少しし
か示さないかまたは全く示さないことに基づく。
【0003】現在、環境保護に関する公衆の関心と共
に、使用後廃棄された場合、物理的または生化学的に分
解し、これにより環境汚染が回避される物質の探索が望
まれてきた。このような物質の候補のひとつとして水溶
性PVOHがある。
に、使用後廃棄された場合、物理的または生化学的に分
解し、これにより環境汚染が回避される物質の探索が望
まれてきた。このような物質の候補のひとつとして水溶
性PVOHがある。
【0004】米国特許第5,051,222号には、少な
くとも部分的に結晶性である、PVOHに十分なエネル
ギーを供給し、PVOHを溶融しPVOH溶融物の結晶
性を実質的に排除すると同時にPVOH溶融物からPV
OHの分解を回避するのに十分な速度でエネルギーを取
り除くことからなる熱可塑性(溶融押出しできる)PV
OH組成物の製造法が開示されている。次いで、溶融物
を好ましくはストランドに押出し、素早く冷却し、ペレ
ットに切断し次なる熱加工処理をして所望の生成物また
は物品にする。
くとも部分的に結晶性である、PVOHに十分なエネル
ギーを供給し、PVOHを溶融しPVOH溶融物の結晶
性を実質的に排除すると同時にPVOH溶融物からPV
OHの分解を回避するのに十分な速度でエネルギーを取
り除くことからなる熱可塑性(溶融押出しできる)PV
OH組成物の製造法が開示されている。次いで、溶融物
を好ましくはストランドに押出し、素早く冷却し、ペレ
ットに切断し次なる熱加工処理をして所望の生成物また
は物品にする。
【0005】このような熱可塑性PVOH組成物の有用
性の結果として、PVOHの所望の物理的および機械的
性質、例えば生物分解性、水溶性および再パルプ化性に
よりPVOH、特に含有物が水中に溶解または分散され
なければならない包装用途において、新しい市場の機会
が開かれた。このようなPVOHフィルムの包装用途の
例としては、水スプレーとして適用される農薬、使用中
に溶解される苛性洗剤または洗浄剤、並びに水中に溶解
されるまたは分散される顔料、染料またはカーボンブラ
ックのような加工化学薬品が含まれる。上記物質の包装
用の水溶性フィルムを使用する利点は、ヒトが高い毒性
のまたは濃縮された化学物質に晒されたり、使用後に汚
染された化学物質容器を洗浄したり廃棄したりする必要
がないということが含まれる。
性の結果として、PVOHの所望の物理的および機械的
性質、例えば生物分解性、水溶性および再パルプ化性に
よりPVOH、特に含有物が水中に溶解または分散され
なければならない包装用途において、新しい市場の機会
が開かれた。このようなPVOHフィルムの包装用途の
例としては、水スプレーとして適用される農薬、使用中
に溶解される苛性洗剤または洗浄剤、並びに水中に溶解
されるまたは分散される顔料、染料またはカーボンブラ
ックのような加工化学薬品が含まれる。上記物質の包装
用の水溶性フィルムを使用する利点は、ヒトが高い毒性
のまたは濃縮された化学物質に晒されたり、使用後に汚
染された化学物質容器を洗浄したり廃棄したりする必要
がないということが含まれる。
【0006】PVOHフィルムは、病院での汚染を規制
するのにも使用することができる。汚れた洗濯物は集め
て、直接PVOHバッグ中に置かれる。次いでバッグを
洗濯機中に置き、この中でバッグは完全に溶解する。
するのにも使用することができる。汚れた洗濯物は集め
て、直接PVOHバッグ中に置かれる。次いでバッグを
洗濯機中に置き、この中でバッグは完全に溶解する。
【0007】成形用途の例としては、使い捨ての衛生製
品、例えばタンポン挿入管、または化学薬品をベースと
する溶剤用の水薬瓶が含まれる。
品、例えばタンポン挿入管、または化学薬品をベースと
する溶剤用の水薬瓶が含まれる。
【0008】米国特許第5,095,054号には、分解
殿粉および熱可塑性ポリマーからなる熱可塑性ポリマー
組成物が開示されている。
殿粉および熱可塑性ポリマーからなる熱可塑性ポリマー
組成物が開示されている。
【0009】
【発明の概要】本発明は、改質殿粉を含む容易に溶融押
出しできるPVOH組成物を提供するものであって、こ
れにより感湿性の低減された押出し物品が提供される。
本発明の目的では、「改質殿粉」は押出し温度に対して
熱的に安定なヒドロキシプロピル化殿粉を意味する。
出しできるPVOH組成物を提供するものであって、こ
れにより感湿性の低減された押出し物品が提供される。
本発明の目的では、「改質殿粉」は押出し温度に対して
熱的に安定なヒドロキシプロピル化殿粉を意味する。
【0010】押出しできるPVOH/殿粉組成物は、本
質的に a) 5〜95重量%の熱可塑性PVOH b) 5〜95重量%の熱可塑性改質殿粉、および c) PVOHを基準にして1〜30重量%の可塑剤 からなる。
質的に a) 5〜95重量%の熱可塑性PVOH b) 5〜95重量%の熱可塑性改質殿粉、および c) PVOHを基準にして1〜30重量%の可塑剤 からなる。
【0011】また、慣用の熱可塑化処理に有用な本質的
にゲルを含まない熱可塑性ペレットの形態の押出しでき
るPVOH/殿粉の製造方法が提供される。押出しでき
るPVOH/殿粉組成物は、熱可塑性PVOHを改質殿
粉と混合し、混合物を好ましくは次いで所望の製品また
は物品熱加工するためのペレットに押出すことにより得
られる。
にゲルを含まない熱可塑性ペレットの形態の押出しでき
るPVOH/殿粉の製造方法が提供される。押出しでき
るPVOH/殿粉組成物は、熱可塑性PVOHを改質殿
粉と混合し、混合物を好ましくは次いで所望の製品また
は物品熱加工するためのペレットに押出すことにより得
られる。
【0012】改質殿粉が熱可塑性にされていないPVO
Hと最初にブレンドされる場合、PVOH/殿粉ブレン
ドの溶融押出しできる組成物は、PVOHおよび殿粉を
溶解して溶融物中のPVOH結晶性を実質的に取り除く
のに十分なエネルギーを供給すると同時に、PVOHの
分解を回避するのに十分な速度でPVOH/殿粉溶融物
からエネルギーを取り除くことにより得られる。次いで
溶融物は直接所望の生成物または物品に加工されるか、
またはストランドに押出されて迅速に冷却され、そして
次なる熱加工用のペレットに切断される。
Hと最初にブレンドされる場合、PVOH/殿粉ブレン
ドの溶融押出しできる組成物は、PVOHおよび殿粉を
溶解して溶融物中のPVOH結晶性を実質的に取り除く
のに十分なエネルギーを供給すると同時に、PVOHの
分解を回避するのに十分な速度でPVOH/殿粉溶融物
からエネルギーを取り除くことにより得られる。次いで
溶融物は直接所望の生成物または物品に加工されるか、
またはストランドに押出されて迅速に冷却され、そして
次なる熱加工用のペレットに切断される。
【0013】製造されたPVOH/殿粉ペレットは、熱
的に安定で、例えば一軸押出し機のような慣用の熱可塑
物処理装置中における次なる溶融加工に耐えることがで
きる。装置はペレットを溶融させるのみで(PVOH結
晶性は大きく低減される)所望の成形操作のための十分
な圧力を発生させるので、ペレットは分解することなく
本質的にゲルを含まない物品に熱可塑的に加工(押出
し)できる。これらの操作には、例として挙げれば当分
野でよく知られているような射出成型、異形押出し、熱
成形、射出吹込成形およびフィルムのインフレート法が
含まれる。PVOH/殿粉組成物は特に水溶性の容器の
製造に適している。これらの容器は射出成型、吹込成形
または異形押出し、すなわち当分野でよく知られた成形
法により製造することができる。
的に安定で、例えば一軸押出し機のような慣用の熱可塑
物処理装置中における次なる溶融加工に耐えることがで
きる。装置はペレットを溶融させるのみで(PVOH結
晶性は大きく低減される)所望の成形操作のための十分
な圧力を発生させるので、ペレットは分解することなく
本質的にゲルを含まない物品に熱可塑的に加工(押出
し)できる。これらの操作には、例として挙げれば当分
野でよく知られているような射出成型、異形押出し、熱
成形、射出吹込成形およびフィルムのインフレート法が
含まれる。PVOH/殿粉組成物は特に水溶性の容器の
製造に適している。これらの容器は射出成型、吹込成形
または異形押出し、すなわち当分野でよく知られた成形
法により製造することができる。
【0014】さらに、PVOH/殿粉組成物は、単独の
層または多層フィルムにおいて他のポリマー組み合わせ
た層として使用することができる。例えば、PVOH/
殿粉ブレンドはポリエチレンのようなポリオレフィンの
一つまたはそれより多い層と同時押出しできる。これら
の多層構造は包装用途に適している。このような多層構
造、特にフィルムの製造は当分野ではよく知られてい
る。
層または多層フィルムにおいて他のポリマー組み合わせ
た層として使用することができる。例えば、PVOH/
殿粉ブレンドはポリエチレンのようなポリオレフィンの
一つまたはそれより多い層と同時押出しできる。これら
の多層構造は包装用途に適している。このような多層構
造、特にフィルムの製造は当分野ではよく知られてい
る。
【0015】
【発明の詳述】押出しできるPVOH/殿粉組成物およ
び熱可塑性ペレットの製造に使用するのに適したPVO
Hには、75〜99+モル%が加水分解された、好まし
くは85〜98+モル%が加水分解された、および20
0〜2500の範囲の重合度(DPn)を有する、すなわ
ち4%水溶液として20℃での溶液粘度が3〜55cps
であるPVOHが含まれる。U.S. 3,689,469
に開示されているようなビニルアルコール94〜98モ
ル%およびメチルメタクリレート2〜6モル%からなる
ビニルアルコールおよびメチルメタクリレートのコポリ
マーは、同じモル%のアセテート単位を含むビニルアル
コールと酢酸ビニルとのコポリマーと同等のものとして
適切であると考えられる。また、PVOHは3〜5モル
%までの共重合化モノマーを含み得る。
び熱可塑性ペレットの製造に使用するのに適したPVO
Hには、75〜99+モル%が加水分解された、好まし
くは85〜98+モル%が加水分解された、および20
0〜2500の範囲の重合度(DPn)を有する、すなわ
ち4%水溶液として20℃での溶液粘度が3〜55cps
であるPVOHが含まれる。U.S. 3,689,469
に開示されているようなビニルアルコール94〜98モ
ル%およびメチルメタクリレート2〜6モル%からなる
ビニルアルコールおよびメチルメタクリレートのコポリ
マーは、同じモル%のアセテート単位を含むビニルアル
コールと酢酸ビニルとのコポリマーと同等のものとして
適切であると考えられる。また、PVOHは3〜5モル
%までの共重合化モノマーを含み得る。
【0016】PVOH/殿粉組成物のPVOH含有量は
50〜95重量%であるのが好ましく、75〜90重量
%が最も望ましい。
50〜95重量%であるのが好ましく、75〜90重量
%が最も望ましい。
【0017】本発明に使用されるのに適した改質殿粉
は、溶融押出しできるPVOHと溶融ブレンドするのに
十分な熱安定性を有する、すなわちPVOHを溶融押出
しするのに使用される条件下で溶融押出し安定性を有す
るヒドロキシプロピル化殿粉である。5%水溶液として
好ましい殿粉はブルックフィールド粘度計No.4スピン
ドルを使用して75°F(24℃)、20rpmで250
0〜10,000cpsの溶液粘度を示すのが望ましく、ま
た10%水溶液としてはブルックフィールド粘度計、N
o.4スピンドルを使用して75°F(24℃)、20rp
mで400〜2000cpsの溶液粘度を示すのが望まし
い。ヒドロキシプロピル化殿粉の製造法は米国特許第
3,705,891号、米国特許第3,725,386号お
よび米国特許第4,452,978号を含む多くの特許資
料に教示されており、これらの開示は参照により本明細
書に組み込まれるものとする。適切な改質殿粉は、Hama
coおよびMira-Cleerの商標の下にA.E. Staley Mfg. Co.
から入手できる。改質殿粉は約5〜50重量%、最も
望ましくは10〜25重量%使用するのが好ましい。
は、溶融押出しできるPVOHと溶融ブレンドするのに
十分な熱安定性を有する、すなわちPVOHを溶融押出
しするのに使用される条件下で溶融押出し安定性を有す
るヒドロキシプロピル化殿粉である。5%水溶液として
好ましい殿粉はブルックフィールド粘度計No.4スピン
ドルを使用して75°F(24℃)、20rpmで250
0〜10,000cpsの溶液粘度を示すのが望ましく、ま
た10%水溶液としてはブルックフィールド粘度計、N
o.4スピンドルを使用して75°F(24℃)、20rp
mで400〜2000cpsの溶液粘度を示すのが望まし
い。ヒドロキシプロピル化殿粉の製造法は米国特許第
3,705,891号、米国特許第3,725,386号お
よび米国特許第4,452,978号を含む多くの特許資
料に教示されており、これらの開示は参照により本明細
書に組み込まれるものとする。適切な改質殿粉は、Hama
coおよびMira-Cleerの商標の下にA.E. Staley Mfg. Co.
から入手できる。改質殿粉は約5〜50重量%、最も
望ましくは10〜25重量%使用するのが好ましい。
【0018】可塑剤はPVOHの流動特性を改善するの
に使用される。好ましい可塑剤は、複数のヒドロキシル
官能性を有するもの、すなわちポリオール、例えばグリ
セロールである。組成物に添加される可塑剤または可塑
剤のブレンドの量は、PVOHを基準として1〜30重
量%、好ましくは3〜20重量%、そして最も好ましく
は5〜15重量%の範囲である。
に使用される。好ましい可塑剤は、複数のヒドロキシル
官能性を有するもの、すなわちポリオール、例えばグリ
セロールである。組成物に添加される可塑剤または可塑
剤のブレンドの量は、PVOHを基準として1〜30重
量%、好ましくは3〜20重量%、そして最も好ましく
は5〜15重量%の範囲である。
【0019】PVOHの熱安定性は少量の無機酸、好ま
しくは燐酸を高強力ミキサーに添加し、この中でPVO
Hおよび可塑剤が押出し前にブレンドされることによっ
てさらに改善することができる。
しくは燐酸を高強力ミキサーに添加し、この中でPVO
Hおよび可塑剤が押出し前にブレンドされることによっ
てさらに改善することができる。
【0020】PVOHは残留灰分(Na2Oとして測定
される酢酸ナトリウム)が低いかまたは無機酸で中和し
て処理されるかのいずれかでなければならない。
される酢酸ナトリウム)が低いかまたは無機酸で中和し
て処理されるかのいずれかでなければならない。
【0021】場合により、しかし有利なことには、グリ
セロールモノ−オレエート(GMO)のような分散剤が
混合操作中に添加される。高強力混合中に添加されるG
MOまたは他の分散剤の好ましい範囲は、0.05重量
%〜1.0重量%またはさらに好ましくは0.1〜0.5
重量%である。
セロールモノ−オレエート(GMO)のような分散剤が
混合操作中に添加される。高強力混合中に添加されるG
MOまたは他の分散剤の好ましい範囲は、0.05重量
%〜1.0重量%またはさらに好ましくは0.1〜0.5
重量%である。
【0022】さらに、種々の添加剤、例えば充填剤、顔
料、安定剤、他の熱可塑性樹脂等が本発明の範囲を離れ
ることなしに、本発明のPVOH/殿粉組成物に添加さ
れ得ることが理解されるであろう。
料、安定剤、他の熱可塑性樹脂等が本発明の範囲を離れ
ることなしに、本発明のPVOH/殿粉組成物に添加さ
れ得ることが理解されるであろう。
【0023】参照により本明細書に組み込まれている米
国特許第5,051,222号は、本発明の使用に適した
溶融押出しできる(熱可塑性)PVOH組成物の製造法
を教示している。この方法は、少なくとも部分的に結晶
性であるPVOHにPVOHを溶解させるのに十分なエ
ネルギーを供給し、PVOH溶融物中の結晶性を実質的
に取り除くと同時にPVOH溶融物の分解を回避するの
に十分な速度でPVOH溶融物からエネルギーを取り除
くことからなる。次いで溶融物を好ましくはストランド
に押出し、迅速に冷却し、ペレットに切断する。このよ
うな熱可塑性ペレットはVINEXの商標の下でAir Pr
oducts and Chemicals, Inc. により販売されている。
国特許第5,051,222号は、本発明の使用に適した
溶融押出しできる(熱可塑性)PVOH組成物の製造法
を教示している。この方法は、少なくとも部分的に結晶
性であるPVOHにPVOHを溶解させるのに十分なエ
ネルギーを供給し、PVOH溶融物中の結晶性を実質的
に取り除くと同時にPVOH溶融物の分解を回避するの
に十分な速度でPVOH溶融物からエネルギーを取り除
くことからなる。次いで溶融物を好ましくはストランド
に押出し、迅速に冷却し、ペレットに切断する。このよ
うな熱可塑性ペレットはVINEXの商標の下でAir Pr
oducts and Chemicals, Inc. により販売されている。
【0024】本発明の溶融押出しできるPVOH/殿粉
組成物の製造法に関する以下の説明では、改質殿粉と溶
融ブレンドするための溶融押出しできるPVOHペレッ
ト(U.S. 5,051,222による)を製造するにあ
たってのPVOHに関する文献はいずれも溶融押出しで
きるPVOH/殿粉ブレンド直接製造に適用できること
は理解されるであろう。
組成物の製造法に関する以下の説明では、改質殿粉と溶
融ブレンドするための溶融押出しできるPVOHペレッ
ト(U.S. 5,051,222による)を製造するにあ
たってのPVOHに関する文献はいずれも溶融押出しで
きるPVOH/殿粉ブレンド直接製造に適用できること
は理解されるであろう。
【0025】PVOH/殿粉組成物は可塑剤を含むPV
OH組成物を米国特許第5,051,222号と同様に高
強力押出し機中で改質殿粉と溶融ブレンドすることによ
り直接的に、または米国特許第5,051,222号によ
り適切な高強力押出し機中で可塑化されたPVOHブレ
ンドの溶融押出しペレットを製造し、次いで殿粉と溶融
ブレンドしてPVOH/殿粉組成物のペレットを製造
し、それからこれを適切な押出し機により所望の押出し
物品に変換されうることにより間接的に、のいずれかに
よって製造することができる。
OH組成物を米国特許第5,051,222号と同様に高
強力押出し機中で改質殿粉と溶融ブレンドすることによ
り直接的に、または米国特許第5,051,222号によ
り適切な高強力押出し機中で可塑化されたPVOHブレ
ンドの溶融押出しペレットを製造し、次いで殿粉と溶融
ブレンドしてPVOH/殿粉組成物のペレットを製造
し、それからこれを適切な押出し機により所望の押出し
物品に変換されうることにより間接的に、のいずれかに
よって製造することができる。
【0026】PVOH、可塑剤および場合により改質殿
粉の溶融配合に使用される押出し機は、PVOHに少な
くとも約0.27KW hr/kg、好ましくは0.35〜0.
45KW hr/kgのエネルギー投入量を供給することがで
きなければならない。改質殿粉は充填剤として作用する
ので、必要な溶融エネルギーに影響を及ぼさず、PVO
Hに関する工程条件の変化は最小となることが必要であ
る。PVOHを溶融するためのエネルギー投入量は熱ま
たは機械的エネルギーでありうるが、最も適切な押出し
機を使用すると、すべての機械的エネルギーが剪断エネ
ルギーとなるであろう。
粉の溶融配合に使用される押出し機は、PVOHに少な
くとも約0.27KW hr/kg、好ましくは0.35〜0.
45KW hr/kgのエネルギー投入量を供給することがで
きなければならない。改質殿粉は充填剤として作用する
ので、必要な溶融エネルギーに影響を及ぼさず、PVO
Hに関する工程条件の変化は最小となることが必要であ
る。PVOHを溶融するためのエネルギー投入量は熱ま
たは機械的エネルギーでありうるが、最も適切な押出し
機を使用すると、すべての機械的エネルギーが剪断エネ
ルギーとなるであろう。
【0027】PVOHを溶融し、PVOHの結晶性を取
り除くのに必要とされるよりも多いエネルギーは浪費エ
ネルギーとして除去しなければならないので、エネルギ
ー投入量の実際的な上限は約0.6KW hr/kgであろう。
PVOHを通過し、除去しなければならない更なるエネ
ルギーは、工程を更に効率の悪いものにする。PVOH
を溶融(加熱)するには約0.1〜0.15KW hr/kgが必
要であり、溶融物中の結晶性PVOH領域を剪断するに
は約0.2〜0.3KW hr/kgが必要である。
り除くのに必要とされるよりも多いエネルギーは浪費エ
ネルギーとして除去しなければならないので、エネルギ
ー投入量の実際的な上限は約0.6KW hr/kgであろう。
PVOHを通過し、除去しなければならない更なるエネ
ルギーは、工程を更に効率の悪いものにする。PVOH
を溶融(加熱)するには約0.1〜0.15KW hr/kgが必
要であり、溶融物中の結晶性PVOH領域を剪断するに
は約0.2〜0.3KW hr/kgが必要である。
【0028】押出し機はPVOH樹脂の加熱、溶融およ
び剪断に必要でない過剰のエネルギー投入量を除去する
ことができなければならない。過剰のエネルギーは押出
し機バレル、押出し機スクリューを通してまたは揮発物
を除去する工程中に可塑剤を蒸発させて除去することが
できる。市販の入手できる適切な押出し機の例には、We
rner and Pfeiderner二軸押出し機、Kneader−押出し
機、例えばBuss混練機がある。
び剪断に必要でない過剰のエネルギー投入量を除去する
ことができなければならない。過剰のエネルギーは押出
し機バレル、押出し機スクリューを通してまたは揮発物
を除去する工程中に可塑剤を蒸発させて除去することが
できる。市販の入手できる適切な押出し機の例には、We
rner and Pfeiderner二軸押出し機、Kneader−押出し
機、例えばBuss混練機がある。
【0029】押出しできるPVOH/殿粉組成物の好ま
しい製造方法(間接的方法)の第一段階には、PVOH
を分散剤とブレンドして溶融配合押出し機に供給する粒
状の易流動性の混合物を製造することが含まれる。ブレ
ンドは冷却ジャケットが取り付けられた可変速度高強力
ミキサーを使用して製造される。PVOHはミキサーに
仕込まれ、GMOが混合容器に添加される前に温度を約
55℃に上昇させる。次に70℃に達したら液体可塑剤
(グリセロール)をスプレーノズルを通じて圧力下で混
合室中に注入する。ノズルは可塑剤を噴霧するのに役立
ち、PVOHが塊りを形成するのを排除する。可塑剤を
添加している間、冷却ジャケット温度およびミキサーの
速度の両方を調節し混合温度を105℃より低く、好ま
しくは95℃付近の温度に維持する。必要量の無機酸、
好ましくは燐酸を液体ブレンド中の可塑剤と混合するこ
とは都合がよい。
しい製造方法(間接的方法)の第一段階には、PVOH
を分散剤とブレンドして溶融配合押出し機に供給する粒
状の易流動性の混合物を製造することが含まれる。ブレ
ンドは冷却ジャケットが取り付けられた可変速度高強力
ミキサーを使用して製造される。PVOHはミキサーに
仕込まれ、GMOが混合容器に添加される前に温度を約
55℃に上昇させる。次に70℃に達したら液体可塑剤
(グリセロール)をスプレーノズルを通じて圧力下で混
合室中に注入する。ノズルは可塑剤を噴霧するのに役立
ち、PVOHが塊りを形成するのを排除する。可塑剤を
添加している間、冷却ジャケット温度およびミキサーの
速度の両方を調節し混合温度を105℃より低く、好ま
しくは95℃付近の温度に維持する。必要量の無機酸、
好ましくは燐酸を液体ブレンド中の可塑剤と混合するこ
とは都合がよい。
【0030】可塑剤の添加が完了すれば、他の固体もし
くは液体添加剤、顔料、充填剤または安定剤を加えるこ
とができる。混合作用は易流動性の均一な生成物になる
まで続けられる。これは一般的に4〜10分であるが、
グリセロールの添加速度およびPVOHポリマーのTg
により変化させることができる。易流動性の配合物を製
造した後、冷却ブレンダー中に仕込み、温度を30℃に
下げた。この生成物は押出し配合しやすい。
くは液体添加剤、顔料、充填剤または安定剤を加えるこ
とができる。混合作用は易流動性の均一な生成物になる
まで続けられる。これは一般的に4〜10分であるが、
グリセロールの添加速度およびPVOHポリマーのTg
により変化させることができる。易流動性の配合物を製
造した後、冷却ブレンダー中に仕込み、温度を30℃に
下げた。この生成物は押出し配合しやすい。
【0031】予備混合ステップを実施するよりも、可塑
剤(グリセロール)、無機酸(H3PO4)および分散剤
(グリセロールモノ−オレエート)を、原料供給場所か
らほぼ3直径下流のところで押出し機の中へ直接注入す
るのがさらに望ましく、PVOHは最初の直径を使用し
て加熱される。このようにして添加剤をPVOH中にブ
レンドし、次いでこれをプレミキサー中でさらに長い間
高温にさらされることなく迅速に溶融し、剪断され、押
出される。
剤(グリセロール)、無機酸(H3PO4)および分散剤
(グリセロールモノ−オレエート)を、原料供給場所か
らほぼ3直径下流のところで押出し機の中へ直接注入す
るのがさらに望ましく、PVOHは最初の直径を使用し
て加熱される。このようにして添加剤をPVOH中にブ
レンドし、次いでこれをプレミキサー中でさらに長い間
高温にさらされることなく迅速に溶融し、剪断され、押
出される。
【0032】好ましい押出し機は、ポリマー全体にわた
って均一に分配される高レベルのエネルギー投入量を達
成することができる。スクリュー押出し機の機械的エネ
ルギー投入量は特定のエネルギーを測定することにより
定量することができる。スクリュー押出し機の特定のエ
ネルギー投入量は、スクリュー機械駆動装置の電気的な
エネルギー(キロワット、KW)対ポリマーのスループッ
ト速度(kg/hr)の比率から計算することができる。均
一なPVOH溶融物を製造するための好ましい特定のま
たは機械的エネルギー投入量は約0.30KW hr/kgより
大きい。また押出し機は、冷却能力、最も好ましくは熱
媒油または水用のバレル区画における外被を有するもの
でなければならない。異なる押出し機の領域で得られる
PVOHの好ましい温度プロフィールはPVOHのグレ
ードに依存し、150〜230℃であり、170〜22
0℃が最も好ましい。これよりも低い温度では、押出し
機出口からのストランド中に溶融していない粒子が見ら
れ、一方この範囲より高い温度ではストランド中の多数
のゲルを増加させ、バレル壁でポリマーの減成を促進す
る結果となる。
って均一に分配される高レベルのエネルギー投入量を達
成することができる。スクリュー押出し機の機械的エネ
ルギー投入量は特定のエネルギーを測定することにより
定量することができる。スクリュー押出し機の特定のエ
ネルギー投入量は、スクリュー機械駆動装置の電気的な
エネルギー(キロワット、KW)対ポリマーのスループッ
ト速度(kg/hr)の比率から計算することができる。均
一なPVOH溶融物を製造するための好ましい特定のま
たは機械的エネルギー投入量は約0.30KW hr/kgより
大きい。また押出し機は、冷却能力、最も好ましくは熱
媒油または水用のバレル区画における外被を有するもの
でなければならない。異なる押出し機の領域で得られる
PVOHの好ましい温度プロフィールはPVOHのグレ
ードに依存し、150〜230℃であり、170〜22
0℃が最も好ましい。これよりも低い温度では、押出し
機出口からのストランド中に溶融していない粒子が見ら
れ、一方この範囲より高い温度ではストランド中の多数
のゲルを増加させ、バレル壁でポリマーの減成を促進す
る結果となる。
【0033】熱可塑性PVOHペレットは慣用の一軸ま
たは二軸スクリュー押出し機中で溶融ブレンドすること
ができる。
たは二軸スクリュー押出し機中で溶融ブレンドすること
ができる。
【0034】以下の実施例における本発明のPVOH/
殿粉組成物は、可塑剤および燐酸を含むPVOH組成物
を46mmの往復運動をする回転Buss混練機中で改質殿粉
と溶融ブレンドすることによって直接、またはまず最初
に可塑剤および燐酸を含む溶融押出しできるPVOHブ
レンドのペレットを製造し、次いで熱可塑性ブレンドを
一軸または二軸スクリュー押出し機中で殿粉と溶融ブレ
ンドして間接的に、のいずれかにより製造される。バレ
ル沿いの温度は205〜240℃に変化した。透明また
はわずかに曇りかつほとんどゲルを含まない押出された
フィルムを種々の物理的または機械的性質について試験
した。
殿粉組成物は、可塑剤および燐酸を含むPVOH組成物
を46mmの往復運動をする回転Buss混練機中で改質殿粉
と溶融ブレンドすることによって直接、またはまず最初
に可塑剤および燐酸を含む溶融押出しできるPVOHブ
レンドのペレットを製造し、次いで熱可塑性ブレンドを
一軸または二軸スクリュー押出し機中で殿粉と溶融ブレ
ンドして間接的に、のいずれかにより製造される。バレ
ル沿いの温度は205〜240℃に変化した。透明また
はわずかに曇りかつほとんどゲルを含まない押出された
フィルムを種々の物理的または機械的性質について試験
した。
【0035】また、本発明のペレットは、標準ASTM
試験片型が取り付けられたBoy50トン射出成形機を
使用して引張り試験片およびアイゾッド試験片に射出成
形された。次いでこれらの試験片を種々の物理的および
機械的性質について試験した。
試験片型が取り付けられたBoy50トン射出成形機を
使用して引張り試験片およびアイゾッド試験片に射出成
形された。次いでこれらの試験片を種々の物理的および
機械的性質について試験した。
【0036】以下の実施例では、すべての部は重量部で
ある。 実施例1 下記組成物(ブレンドA〜C)を高強力ブレンダー中で
ブレンドした。まず最初に乾燥PVOHをミキサー中に
充填した。物質の温度が約55℃になった時、グリセロ
ールモノ−オレエート(GMO)を添加した。この時
に、グリセロールと燐酸の混合物をゆっくり系に添加し
た。次に、殿粉をブレンドそして最終的にはTiO2お
よびCaCO3に添加する。水ジャケットの温度は手動
的に制御してブレンドを100℃より低い温度に維持し
た。
ある。 実施例1 下記組成物(ブレンドA〜C)を高強力ブレンダー中で
ブレンドした。まず最初に乾燥PVOHをミキサー中に
充填した。物質の温度が約55℃になった時、グリセロ
ールモノ−オレエート(GMO)を添加した。この時
に、グリセロールと燐酸の混合物をゆっくり系に添加し
た。次に、殿粉をブレンドそして最終的にはTiO2お
よびCaCO3に添加する。水ジャケットの温度は手動
的に制御してブレンドを100℃より低い温度に維持し
た。
【0037】
【表1】
【0038】ブレンドA〜Cは以下の条件下で円錐形の
二軸スクリュー押出し機中でペレット化された。押し出
されたストランドはチルドロール上で冷却され、ペレッ
トに細断された。
二軸スクリュー押出し機中でペレット化された。押し出
されたストランドはチルドロール上で冷却され、ペレッ
トに細断された。
【表2】
【0039】実施例2 U.S. 5,051,222に従って製造された種々のV
INEXTM熱可塑性PVOH組成物を11倍の長さのBu
ss 46mm混練押出し機の供給スロートに送った。VI
NEX組成物には、以下に示されるように二つの重量モ
ル(重合の程度)および二つの加水分解の程度を示すP
VOH、グリセロール(「GLY」)およびポリエチレ
ングリコール600(「PEG」)が含まれる。
INEXTM熱可塑性PVOH組成物を11倍の長さのBu
ss 46mm混練押出し機の供給スロートに送った。VI
NEX組成物には、以下に示されるように二つの重量モ
ル(重合の程度)および二つの加水分解の程度を示すP
VOH、グリセロール(「GLY」)およびポリエチレ
ングリコール600(「PEG」)が含まれる。
【表3】
【0040】改質殿粉(Hamaco 277)を、バレルの
下流3直径の所に位置する押出し機の下流開口部に供給
した。VINEX組成物中の液体可塑剤の存在の外に、
更なるグリセロールを殿粉の供給場所から1直径下流の
場所にポンプで供給した。6穴ストランドダイ中へのギ
アポンプによる排出を使用して、ストランドを成形し、
押出し機上で背圧を制御した。このストランドを一連の
水チルドロール上を通過させ、次いで次なる加工用にペ
レットに切断した。
下流3直径の所に位置する押出し機の下流開口部に供給
した。VINEX組成物中の液体可塑剤の存在の外に、
更なるグリセロールを殿粉の供給場所から1直径下流の
場所にポンプで供給した。6穴ストランドダイ中へのギ
アポンプによる排出を使用して、ストランドを成形し、
押出し機上で背圧を制御した。このストランドを一連の
水チルドロール上を通過させ、次いで次なる加工用にペ
レットに切断した。
【0041】
【表4】
【0042】実施例3 この実施例は、実施例2の4個の溶融押出しできるPV
OH/殿粉ペレット(ラン6〜9)を1インチ(2.54
cm)のKillion一軸スクリュー押出し機および円筒状吹成
フィルムダイを使用して薄いフィルムに押出ししたのを
示している。
OH/殿粉ペレット(ラン6〜9)を1インチ(2.54
cm)のKillion一軸スクリュー押出し機および円筒状吹成
フィルムダイを使用して薄いフィルムに押出ししたのを
示している。
【表5】
【0043】ラン12〜15のフィルムは透明でゲルを
含まなかった。またこれらのフィルムは標準のVinex樹
脂フィルムと比較して感湿性がより少ないことを示して
いる。
含まなかった。またこれらのフィルムは標準のVinex樹
脂フィルムと比較して感湿性がより少ないことを示して
いる。
【0044】実施例4 また、実施例2のラン6、7および8の溶融押出しでき
るPVOH/殿粉組成物をBoy50トンの射出成形機
中に射出成形した。成形温度範囲は180〜200℃の
範囲であった。成形したASTM引張り試験片をAST
M D638−86にかけて試験した。すべての試料を
83日間23℃、相対湿度50%の条件にした。結果を
表6にまとめた。
るPVOH/殿粉組成物をBoy50トンの射出成形機
中に射出成形した。成形温度範囲は180〜200℃の
範囲であった。成形したASTM引張り試験片をAST
M D638−86にかけて試験した。すべての試料を
83日間23℃、相対湿度50%の条件にした。結果を
表6にまとめた。
【表6】
【0045】PVOH/殿粉ブレンドは押出しされたVi
nex PVOHの性質を保持しており分解の徴候を示さな
かった。
nex PVOHの性質を保持しており分解の徴候を示さな
かった。
【0046】実施例5 この実施例では、Vinex 2025 PVOH樹脂およびラン
11のブレンド(Vinex2025 PVOH/Hamoco 277 殿
粉;90/10)を18日間相対湿度84.7%/22
℃で吸湿性の比率について試験した。Vinex 2025樹脂は
15.7重量%増加したのに対してラン11のブレンド
は8%しか増量しなかった。このようにPVOH/殿粉
ブレンドは湿度に対する感受性が低減されることを示し
ている。
11のブレンド(Vinex2025 PVOH/Hamoco 277 殿
粉;90/10)を18日間相対湿度84.7%/22
℃で吸湿性の比率について試験した。Vinex 2025樹脂は
15.7重量%増加したのに対してラン11のブレンド
は8%しか増量しなかった。このようにPVOH/殿粉
ブレンドは湿度に対する感受性が低減されることを示し
ている。
【0047】
【産業用途についての供述】本発明は包装用途に有用な
押出しできるポリビニルアルコール/殿粉組成物を提供
するものである。
押出しできるポリビニルアルコール/殿粉組成物を提供
するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジエイムズ・フランシス・ナンジエローニ アメリカ合衆国ペンシルベニア州18103. アレンタウン.サウスチヤーチストリート 2414 (72)発明者 フイン・レンナート・マーテン アメリカ合衆国ペンシルベニア州18049. エメイアス.ドウサークル5001
Claims (22)
- 【請求項1】 ポリビニルアルコールを溶融し、溶融物
中の結晶性を実質的に取り除くのに十分なエネルギーを
加えながら同時にポリビニルアルコールの分解を回避す
るのに十分な速度で溶融物からエネルギーを取り除くこ
とによって溶融押出しできるできるようにされた、本質
的にポリビニルアルコールおよびポリビニルアルコール
を基準にして1〜30重量%の可塑剤からなる溶融押出
しできるポリビニルアルコール組成物において、ポリビ
ニルアルコールを基準にして5〜95重量%の熱可塑性
改質殿粉を含むことを特徴とする組成物。 - 【請求項2】 殿粉がヒドロキシプロピル化殿粉である
請求項1に記載の組成物。 - 【請求項3】 5%の水溶液としてブルックフィールド
粘度計で、75°F(24℃)、20rpm、No.4スピン
ドルを使用して2500〜10,000cpsの粘度を有す
る殿粉である請求項2に記載の組成物。 - 【請求項4】 10%の水溶液としてブルックフィール
ド粘度計で、75°F(24℃)、20rpm、No.4スピ
ンドルを使用して400〜2000cpsの粘度を有する
殿粉である請求項2に記載の組成物。 - 【請求項5】 PVOHを基準にして5〜50重量%の
熱可塑性改質殿粉を含む請求項1に記載の組成物。 - 【請求項6】 PVOHを基準にして10〜25重量%
の熱可塑性改質殿粉を含む請求項1に記載の組成物。 - 【請求項7】 ポリビニルアルコールを溶融し、溶融物
中の結晶性を実質的に取り除くために約0.3〜0.6KW
hr/kgを加えながら同時にポリビニルアルコールの分
解を回避するのに十分な速度で溶融物からエネルギーを
取り除くことによって溶融押出しできるようにされた、
本質的に75〜99+モル%が加水分解されたポリビニ
ルアルコールおよびポリビニルアルコールを基準にして
3〜20重量%の可塑剤からなる溶融押出しできるポリ
ビニルアルコール組成物において、ポリビニルアルコー
ルを基準にして5〜95重量%の熱可塑性改質殿粉を含
み、この殿粉は5%の水溶液としてブルックフィールド
粘度計で、75°F(24℃)、20rpm、No.4スピン
ドルを使用して2500〜10,000cpsの粘度を有す
るかまたは10%水溶液としてブルックフィールド粘度
計で、75°F(24℃)、20rpm、No.4スピンドル
を使用して400〜2000cpsの粘度を有する殿粉で
あることを特徴とする組成物。 - 【請求項8】 PVOHを基準にして5〜50重量%の
熱可塑性殿粉を含む請求項7に記載の組成物。 - 【請求項9】 PVOHを基準にして10〜25重量%
の熱可塑性殿粉を含む請求項7に記載の組成物。 - 【請求項10】 5%の水溶液としてブルックフィール
ド粘度計で、75°F(24℃)、20rpm、No.4スピ
ンドルを使用して5000〜6500cpsの粘度を有す
る殿粉である請求項7に記載の組成物。 - 【請求項11】 10%の水溶液としてブルックフィー
ルド粘度計で、75°F(24℃)、20rpm、No.4ス
ピンドルを使用して400〜2000cpsの粘度を有す
る殿粉である請求項7に記載の組成物。 - 【請求項12】 ポリビニルアルコールを溶融し、溶融
物中の結晶性を実質的に取り除くのに約0.3〜0.45
KW hr/kgを加えながら同時にポリビニルアルコールの
分解を回避するのに十分な速度で溶融物からエネルギー
を取り除くことによって溶融押出しできるようにされ
た、本質的に85〜98+モル%が加水分解されたポリ
ビニルアルコールおよびポリビニルアルコールを基準に
して5〜15重量%の可塑剤からなる溶融押出しできる
ポリビニルアルコール組成物において、ポリビニルアル
コールを基準にして5〜50重量%の熱可塑性のヒドロ
キシプロピル化殿粉を含み、この殿粉は5%の水性溶液
がブルックフィールド粘度計で、75°F(24℃)、
20rpm、No.4スピンドルを使用して5000〜650
0cpsの粘度を有するかまたは10%水溶液でブルック
フィールド粘度計、75°F(24℃)、20rpm、No.
4スピンドルを使用して700〜1000cpsの粘度を
有する殿粉であることを特徴とする組成物。 - 【請求項13】 (a) 可塑剤および少なくとも部分的
に結晶性であるポリビニルアルコールの混合物に、ポリ
ビニルアルコールを溶融し、溶融物中のポリビニルアル
コールの結晶性を実質的に取り除くことの両方に十分な
エネルギーを加え、(b) 同時にポリビニルアルコール
の分解を回避するのに十分な速度で溶融物からエネルギ
ーを取り除き、そして(c) 混合物を押出し、物品を形
成することからなる、溶融押出しされたポリビニルアル
コール物品の製造方法において、熱可塑性改質殿粉をポ
リビニルアルコール/可塑剤混合物に加えることを特徴
とする方法。 - 【請求項14】 改質殿粉が工程(a)の前にポリビニ
ルアルコール/可塑剤混合物に加えられる請求項13に
記載の方法。 - 【請求項15】 改質殿粉が工程(a)の間にポリビニ
ルアルコール/可塑剤混合物に加えられる請求項13に
記載の方法。 - 【請求項16】 改質殿粉が工程(b)の後にポリビニ
ルアルコール/可塑剤混合物に加えられる請求項13に
記載の方法。 - 【請求項17】 (a) 可塑剤および少なくとも部分的
に結晶性である85〜99+モル%が加水分解されたポ
リビニルアルコールの混合物に0.27〜0.6KW hr/k
gを加えてポリビニルアルコールを溶融し、溶融物中の
結晶性を実質的に取り除き(b) 同時にポリビニルアル
コールの分解を回避するのに十分な速度で溶融物からエ
ネルギーを取り除き、そして(c) 混合物を押出し、物
品を形成することからなる、溶融押出しされたポリビニ
ルアルコール物品の製造方法において、熱可塑性改質殿
粉を加えることを特徴とする方法。 - 【請求項18】 殿粉が工程(a)の前にポリビニルア
ルコール/可塑剤混合物に加えられる請求項17に記載
の方法。 - 【請求項19】 殿粉が工程(a)の間にポリビニルア
ルコール/可塑剤混合物に加えられる請求項17に記載
の方法。 - 【請求項20】 改質殿粉が工程(b)の後にポリビニ
ルアルコール/可塑剤混合物に加えられる請求項17に
記載の方法。 - 【請求項21】 ペレット、フィルムまたはボトルであ
る請求項13により製造された物品。 - 【請求項22】 ペレット、フィルムまたはボトルであ
る請求項17により製造された物品。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US017932 | 1993-02-16 | ||
US08/017,932 US5362778A (en) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | Extrudable polyvinyl alcohol compositions containing modified starches |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06248150A true JPH06248150A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=21785346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6018048A Pending JPH06248150A (ja) | 1993-02-16 | 1994-02-15 | 改質殿粉を含有する押出しできるポリビニルアルコール組成物 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5362778A (ja) |
EP (1) | EP0611804A1 (ja) |
JP (1) | JPH06248150A (ja) |
CA (1) | CA2115298A1 (ja) |
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US5911224A (en) * | 1997-05-01 | 1999-06-15 | Filtrona International Limited | Biodegradable polyvinyl alcohol tobacco smoke filters, tobacco smoke products incorporating such filters, and methods and apparatus for making same |
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