JP3086304B2 - 澱粉・エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物組成物の製造法 - Google Patents
澱粉・エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物組成物の製造法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、澱粉とエチレン−酢酸
ビニル系共重合体ケン化物の混合組成物の製造法に関す
る。更に詳しくは溶融加工成形性に優れ、かつ物性の良
好な成形物を製造し得る澱粉・エチレン−酢酸ビニル系
共重合体ケン化物混合組成物の製造法に関する。
ビニル系共重合体ケン化物の混合組成物の製造法に関す
る。更に詳しくは溶融加工成形性に優れ、かつ物性の良
好な成形物を製造し得る澱粉・エチレン−酢酸ビニル系
共重合体ケン化物混合組成物の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】包装材料としてのプラスチックス製のフ
ィルムや容器、農業用資材としてのプラスチックスフィ
ルムや結束用テープをはじめとするプラスチックス成形
物は、正規の処理ルート以外で廃棄されることがある。
この場合、該成形物は長年その形状を維持するため、深
刻な廃棄物公害を生じている。そこで、野外、田畑、河
川等に廃棄されるおそれのある成形物は、使用目的が達
成された後は土中や水中の微生物によりすみやかに分解
されることが望まれる。
ィルムや容器、農業用資材としてのプラスチックスフィ
ルムや結束用テープをはじめとするプラスチックス成形
物は、正規の処理ルート以外で廃棄されることがある。
この場合、該成形物は長年その形状を維持するため、深
刻な廃棄物公害を生じている。そこで、野外、田畑、河
川等に廃棄されるおそれのある成形物は、使用目的が達
成された後は土中や水中の微生物によりすみやかに分解
されることが望まれる。
【0003】このような背景から、生分解性成形物を得
るための生分解性樹脂組成物の研究開発が盛んに行われ
ている。これらの研究開発のうちエチレン−酢酸ビニル
系共重合体ケン化物(つまりエチレン−ビニルアルコー
ル共重合体)と澱粉系高分子とからなる組成物について
は、特開平3−31333号公報及び特開平3−241
01号公報の出願がなされている。その中で澱粉とエチ
レン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物との混合物の成形
法についての記載があるが、いずれの場合も成形性を向
上させるために高沸点可塑剤の多量添加が必要で澱粉の
粉末とエチレン−酢酸ビニル系共重合体の粉末あるいは
ペレット及び可塑剤を混合し、これを押出機に供給し、
溶融混合してペレット化する、そして該ペレットを押出
機に供給し、フイルムの溶融成形を実施している。
るための生分解性樹脂組成物の研究開発が盛んに行われ
ている。これらの研究開発のうちエチレン−酢酸ビニル
系共重合体ケン化物(つまりエチレン−ビニルアルコー
ル共重合体)と澱粉系高分子とからなる組成物について
は、特開平3−31333号公報及び特開平3−241
01号公報の出願がなされている。その中で澱粉とエチ
レン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物との混合物の成形
法についての記載があるが、いずれの場合も成形性を向
上させるために高沸点可塑剤の多量添加が必要で澱粉の
粉末とエチレン−酢酸ビニル系共重合体の粉末あるいは
ペレット及び可塑剤を混合し、これを押出機に供給し、
溶融混合してペレット化する、そして該ペレットを押出
機に供給し、フイルムの溶融成形を実施している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】エチレン−ビニルアル
コール共重合体と澱粉系高分子とからなる組成物は、溶
融成形時に熱分解しやすい澱粉系高分子を多量に含む
上、エチレン−ビニルアルコール共重合体自身が汎用の
熱可塑性樹脂の中でも比較的溶融成形が難しい樹脂の一
つであるので、両者の併用系においては成形トラブルを
生じたり成形物に欠陥を生じやすいという問題点があ
る。そこで工業的な生産に際しては、多価アルコールや
尿素などの高沸点可塑剤を相当量配合して溶融成形に供
することが不可欠となるが、このような高沸点可塑剤の
配合は成形物の性質にとってマイナスとなる(たとえば
機械的強度の不足、可塑剤の成形物表面への移行による
べたつきの発生)。このようなトラブルを防ぐためには
可塑剤の使用量を抑えなければならないが、その場合は
先に述べたように溶融成形性が悪くなる。
コール共重合体と澱粉系高分子とからなる組成物は、溶
融成形時に熱分解しやすい澱粉系高分子を多量に含む
上、エチレン−ビニルアルコール共重合体自身が汎用の
熱可塑性樹脂の中でも比較的溶融成形が難しい樹脂の一
つであるので、両者の併用系においては成形トラブルを
生じたり成形物に欠陥を生じやすいという問題点があ
る。そこで工業的な生産に際しては、多価アルコールや
尿素などの高沸点可塑剤を相当量配合して溶融成形に供
することが不可欠となるが、このような高沸点可塑剤の
配合は成形物の性質にとってマイナスとなる(たとえば
機械的強度の不足、可塑剤の成形物表面への移行による
べたつきの発生)。このようなトラブルを防ぐためには
可塑剤の使用量を抑えなければならないが、その場合は
先に述べたように溶融成形性が悪くなる。
【0005】特開平3−31333号公報や特開平3−
24101号公報において、広い範囲の高沸点可塑剤の
使用が示されているにかかわらず、その実施例では相当
量の高沸点可塑剤を配合しているのは、高沸点可塑剤の
配合量を多くしないと成形性そのものが損なわれるとい
う事情があるからである。結局、上に引用した特開平3
−31333号公報、特開平2−24101号公報は、
エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物(エチレン−
ビニルアルコール共重合体)と澱粉系高分子とからなる
組成物に関するバックグラウンドとしての技術を示して
いるにとどまり、工業的に採用しうるに足る良好な成形
性を保ちながら成形物に要求される性質(澱粉の熱分解
抑制、澱粉の均一分散性、可塑剤使用量の低減)を確保
することは未解決事項となっている。
24101号公報において、広い範囲の高沸点可塑剤の
使用が示されているにかかわらず、その実施例では相当
量の高沸点可塑剤を配合しているのは、高沸点可塑剤の
配合量を多くしないと成形性そのものが損なわれるとい
う事情があるからである。結局、上に引用した特開平3
−31333号公報、特開平2−24101号公報は、
エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物(エチレン−
ビニルアルコール共重合体)と澱粉系高分子とからなる
組成物に関するバックグラウンドとしての技術を示して
いるにとどまり、工業的に採用しうるに足る良好な成形
性を保ちながら成形物に要求される性質(澱粉の熱分解
抑制、澱粉の均一分散性、可塑剤使用量の低減)を確保
することは未解決事項となっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記従来技
術に鑑みて澱粉・エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン
化物組成物において澱粉の熱分解性を抑制し、澱粉の分
散性が良好でかつ可塑剤の添加量が低減出来る該組成物
の製造法を開発することを目的として、鋭意研究した結
果、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は澱粉及
びエチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物をそれぞれ
あらかじめ溶融し、溶融状態の両者を混合するという特
殊な混合条件を採用し熱劣化に伴う着色、フィッシュア
イ、ブツ、ゲル、ヤケ等の発生混入が少なく、品質のよ
り改良された澱粉・エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケ
ン化物組成物の製造法を提供することにある。以下、本
発明を詳細に説明する。
術に鑑みて澱粉・エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン
化物組成物において澱粉の熱分解性を抑制し、澱粉の分
散性が良好でかつ可塑剤の添加量が低減出来る該組成物
の製造法を開発することを目的として、鋭意研究した結
果、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は澱粉及
びエチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物をそれぞれ
あらかじめ溶融し、溶融状態の両者を混合するという特
殊な混合条件を採用し熱劣化に伴う着色、フィッシュア
イ、ブツ、ゲル、ヤケ等の発生混入が少なく、品質のよ
り改良された澱粉・エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケ
ン化物組成物の製造法を提供することにある。以下、本
発明を詳細に説明する。
【0007】本発明に用いる澱粉としては、生澱粉(ト
ウモロコシ澱粉、馬鈴薯澱粉、甘藷澱粉、コムギ澱粉、
キッサバ澱粉、サゴ澱粉、タピオカ澱粉、モロコシ澱
粉、コメ澱粉、マメ澱粉、クズ澱粉、ワラビ澱粉、ハス
澱粉、ヒシ澱粉等);物理的変性澱粉(α−澱粉、分別
アミロース、湿熱処理澱粉等);酵素変性澱粉(加水分
解デキストリン、酵素分解デキストリン、アミロース
等);化学分解変性澱粉(酸処理澱粉、次亜塩素酸酸化
澱粉、ジアルデヒド澱粉等);化学変性澱粉誘導体(エ
ステル化澱粉、エーテル化澱粉、カチオン化澱粉、架橋
澱粉等)などが用いられる。なお、化学変性澱粉誘導体
のうちエステル化澱粉としては、酢酸エステル化澱粉、
コハク酸エステル化澱粉、硝酸エステル化澱粉、リン酸
エステル化澱粉、尿素リン酸エステル化澱粉、キサント
ゲン酸エステル化澱粉、アセト酢酸エステル化澱粉な
ど、エーテル化澱粉としては、アリルエーテル化澱粉、
メチルエーテル化澱粉、カルボキシメチルエーテル化澱
粉、ヒドロキシエチルエーテル化澱粉、ヒドロキシプロ
ピルエーテル化澱粉など、カチオン化澱粉としては、澱
粉と2−ジエチルアミノエチルクロライドの反応物、澱
粉と2,3−エポキシプロピルトリメチルアンモニウム
クロライドの反応物など、架橋澱粉としては、ホルムア
ルデヒド架橋澱粉、エピクロルヒドリン架橋澱粉、リン
酸架橋澱粉、アクロレイン架橋澱粉などがあげられる。
本発明で使用する澱粉は、含水物として用いることもで
き、この場合における含水率は30重量%以下とするの
が適当である。
ウモロコシ澱粉、馬鈴薯澱粉、甘藷澱粉、コムギ澱粉、
キッサバ澱粉、サゴ澱粉、タピオカ澱粉、モロコシ澱
粉、コメ澱粉、マメ澱粉、クズ澱粉、ワラビ澱粉、ハス
澱粉、ヒシ澱粉等);物理的変性澱粉(α−澱粉、分別
アミロース、湿熱処理澱粉等);酵素変性澱粉(加水分
解デキストリン、酵素分解デキストリン、アミロース
等);化学分解変性澱粉(酸処理澱粉、次亜塩素酸酸化
澱粉、ジアルデヒド澱粉等);化学変性澱粉誘導体(エ
ステル化澱粉、エーテル化澱粉、カチオン化澱粉、架橋
澱粉等)などが用いられる。なお、化学変性澱粉誘導体
のうちエステル化澱粉としては、酢酸エステル化澱粉、
コハク酸エステル化澱粉、硝酸エステル化澱粉、リン酸
エステル化澱粉、尿素リン酸エステル化澱粉、キサント
ゲン酸エステル化澱粉、アセト酢酸エステル化澱粉な
ど、エーテル化澱粉としては、アリルエーテル化澱粉、
メチルエーテル化澱粉、カルボキシメチルエーテル化澱
粉、ヒドロキシエチルエーテル化澱粉、ヒドロキシプロ
ピルエーテル化澱粉など、カチオン化澱粉としては、澱
粉と2−ジエチルアミノエチルクロライドの反応物、澱
粉と2,3−エポキシプロピルトリメチルアンモニウム
クロライドの反応物など、架橋澱粉としては、ホルムア
ルデヒド架橋澱粉、エピクロルヒドリン架橋澱粉、リン
酸架橋澱粉、アクロレイン架橋澱粉などがあげられる。
本発明で使用する澱粉は、含水物として用いることもで
き、この場合における含水率は30重量%以下とするの
が適当である。
【0008】本発明で用いるエチレン−酢酸ビニル系共
重合体ケン化物とはエチレンと酢酸ビニルの共重合体の
酢酸ビニル部分をケン化したものであれば、いずれでも
良く特に限定されない。本発明で用いるエチレン−酢酸
ビニル系共重合体ケン化物のエチレン含有量は20〜6
0モル%が好ましい。エチレン含量は、前記範囲よりも
小さい場合には、成形温度と分解温度が近くなって成形
が困難となり、また前記範囲よりも大きい場合には、ガ
スバリアー性及び澱粉との相溶性が低下する傾向があ
る。更に、エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物は
その結晶化温度が180℃以下が好ましく、結晶化温度
が180℃ を越える場合には成形性の点で不利とな
る。
重合体ケン化物とはエチレンと酢酸ビニルの共重合体の
酢酸ビニル部分をケン化したものであれば、いずれでも
良く特に限定されない。本発明で用いるエチレン−酢酸
ビニル系共重合体ケン化物のエチレン含有量は20〜6
0モル%が好ましい。エチレン含量は、前記範囲よりも
小さい場合には、成形温度と分解温度が近くなって成形
が困難となり、また前記範囲よりも大きい場合には、ガ
スバリアー性及び澱粉との相溶性が低下する傾向があ
る。更に、エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物は
その結晶化温度が180℃以下が好ましく、結晶化温度
が180℃ を越える場合には成形性の点で不利とな
る。
【0009】上記共重合組成のエチレン−酢酸ビニル系
共重合体ケン化物は、本発明の趣旨を損なわない限りに
おいて、他の共重合可能なモノマー(他のα−オレフィ
ン、エチレン性不飽和カルボン酸系化合物、ビニルエー
テル、酢酸ビニル以外のビニルエステル、エチレン性不
飽和スルホン酸系化合物、オキシアルキレン基含有モノ
マーなど)で共重合変性されていてもよく、またオキシ
アルキレンエーテル化、シアノエチル化、アセタール
化、ウレタン化などの「後変性」されたものであっても
よい。エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物は、エ
チレン−酢酸ビニル系共重合体をアルカリ触媒の存在下
にケン化し、ついで得られたケン化物の粉末、粒子また
はペレットを酸、特に弱酸の水溶液または希薄な強酸
(またはその塩)の水溶液で充分に洗浄し、さらに必要
に応じ水洗によって樹脂に付着した酸を除去した後、乾
燥することにより製造される。
共重合体ケン化物は、本発明の趣旨を損なわない限りに
おいて、他の共重合可能なモノマー(他のα−オレフィ
ン、エチレン性不飽和カルボン酸系化合物、ビニルエー
テル、酢酸ビニル以外のビニルエステル、エチレン性不
飽和スルホン酸系化合物、オキシアルキレン基含有モノ
マーなど)で共重合変性されていてもよく、またオキシ
アルキレンエーテル化、シアノエチル化、アセタール
化、ウレタン化などの「後変性」されたものであっても
よい。エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物は、エ
チレン−酢酸ビニル系共重合体をアルカリ触媒の存在下
にケン化し、ついで得られたケン化物の粉末、粒子また
はペレットを酸、特に弱酸の水溶液または希薄な強酸
(またはその塩)の水溶液で充分に洗浄し、さらに必要
に応じ水洗によって樹脂に付着した酸を除去した後、乾
燥することにより製造される。
【0010】ここで弱酸としては、酢酸、プロピオン
酸、グリコール酸、乳酸、アジピン酸、アゼライン酸、
グルタール酸、コハク酸、安息香酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸をはじめ通常pKa(25℃)が 3.5以上
のものが用いられる。強酸としては、シュウ酸、マレイ
ン酸などpKa(25℃)が 2.5以下の有機酸やリン
酸、硫酸、硝酸、塩酸などの無機酸があげられ、これら
の強酸の塩も用いることができる。強酸(またはその
塩)による処理は、弱酸による処理を行った後、水洗の
前または後に行うのが通常である。
酸、グリコール酸、乳酸、アジピン酸、アゼライン酸、
グルタール酸、コハク酸、安息香酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸をはじめ通常pKa(25℃)が 3.5以上
のものが用いられる。強酸としては、シュウ酸、マレイ
ン酸などpKa(25℃)が 2.5以下の有機酸やリン
酸、硫酸、硝酸、塩酸などの無機酸があげられ、これら
の強酸の塩も用いることができる。強酸(またはその
塩)による処理は、弱酸による処理を行った後、水洗の
前または後に行うのが通常である。
【0011】澱粉とエチレン−酢酸ビニル系共重合体ケ
ン化物との配合割合は特に限定されないが組成物に生分
解ないし崩壊性を期待するならば乾燥重量比で80:2
0〜20:80、殊に70:30〜30:70とするこ
とが望ましく、澱粉の割合が余りに少ないときは生分解
性ないし崩壊性が損なわれ、一方その割合が余りに多い
ときは成形物の機械的物性が不足するようになる。ただ
し用途によっては、上記配合割合から若干はずれても差
し支えないことは言うまでもない。
ン化物との配合割合は特に限定されないが組成物に生分
解ないし崩壊性を期待するならば乾燥重量比で80:2
0〜20:80、殊に70:30〜30:70とするこ
とが望ましく、澱粉の割合が余りに少ないときは生分解
性ないし崩壊性が損なわれ、一方その割合が余りに多い
ときは成形物の機械的物性が不足するようになる。ただ
し用途によっては、上記配合割合から若干はずれても差
し支えないことは言うまでもない。
【0012】本発明の組成物には、さらに多価アルコー
ル(グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
ポリプロピレングリコール、マンニトール、ソルビトー
ル等)や尿素などの可塑剤を配合することもできるが、
その配合量はエチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物
及び澱粉の合計量100重量部に対し10重量部程度以
下で充分である。
ル(グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
ポリプロピレングリコール、マンニトール、ソルビトー
ル等)や尿素などの可塑剤を配合することもできるが、
その配合量はエチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物
及び澱粉の合計量100重量部に対し10重量部程度以
下で充分である。
【0013】そのほか必要に応じ水や上記以外の樹脂成
分(エチレン共重合体やその他のポリオレフィン、水素
添加スチレン−ブタジエンゴム、ポリウレタン、ポリア
ミド、ポリヒドロキシブチレート等)、澱粉系高分子以
外の天然高分子(多糖類系高分子、セルロース系高分
子、タンパク質系高分子等)、熱安定剤、充填剤、着色
剤、耐水化剤、自動酸化剤などを配合することもでき
る。本発明においては、前述した澱粉及びエチレン−酢
酸ビニル系共重合体ケン化物を用いて組成物を製造する
に当たり、予めそれぞれを溶融した後、両者を溶融状態
で混合することが特徴である。
分(エチレン共重合体やその他のポリオレフィン、水素
添加スチレン−ブタジエンゴム、ポリウレタン、ポリア
ミド、ポリヒドロキシブチレート等)、澱粉系高分子以
外の天然高分子(多糖類系高分子、セルロース系高分
子、タンパク質系高分子等)、熱安定剤、充填剤、着色
剤、耐水化剤、自動酸化剤などを配合することもでき
る。本発明においては、前述した澱粉及びエチレン−酢
酸ビニル系共重合体ケン化物を用いて組成物を製造する
に当たり、予めそれぞれを溶融した後、両者を溶融状態
で混合することが特徴である。
【0014】加熱溶融されたエチレン−酢酸ビニル系共
重合体ケン化物と同じく加熱溶融された澱粉とを混合す
る方法としては、たとえば澱粉を二軸押出機により溶融
させた後、該二軸押出機のサイド供給口から溶融させた
エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物を供給し、両
者を均一な組成となるように混練する方法などが挙げら
れるが、本発明はかかる方法によって限定されるもので
はない。成形物を製造する場合はこのようにして、溶融
混練を行って、一旦ペレット化し、ついでこのペレット
を押出機に供給して所定の形状に成形する方法が好適に
採用される。溶融成形温度は澱粉の分解を抑えるため
に、180℃以下に設定することが望ましい。
重合体ケン化物と同じく加熱溶融された澱粉とを混合す
る方法としては、たとえば澱粉を二軸押出機により溶融
させた後、該二軸押出機のサイド供給口から溶融させた
エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物を供給し、両
者を均一な組成となるように混練する方法などが挙げら
れるが、本発明はかかる方法によって限定されるもので
はない。成形物を製造する場合はこのようにして、溶融
混練を行って、一旦ペレット化し、ついでこのペレット
を押出機に供給して所定の形状に成形する方法が好適に
採用される。溶融成形温度は澱粉の分解を抑えるため
に、180℃以下に設定することが望ましい。
【0015】本発明の組成物は主として成形物に使用さ
れる。成形物は、包装用資材(フィルム、シート、ボト
ル、カップ、トレイ等)、農業用資材(農業用フィル
ム、結束テープ等)、民生用資材(おむつのバックシー
ト、買物袋、ゴミ袋等)をはじめ、種々の用途に用いる
ことができる。
れる。成形物は、包装用資材(フィルム、シート、ボト
ル、カップ、トレイ等)、農業用資材(農業用フィル
ム、結束テープ等)、民生用資材(おむつのバックシー
ト、買物袋、ゴミ袋等)をはじめ、種々の用途に用いる
ことができる。
【0016】
【作用】本発明において、澱粉及びエチレン−酢酸ビニ
ル系共重合体ケン化物をそれぞれ溶融し、溶融状態で両
者を混合しているため、組成物中の澱粉の熱劣化防止、
分散性良好、可塑剤量の減量等が図られ、良質な成形物
の製造に好適な組成物が得られる。
ル系共重合体ケン化物をそれぞれ溶融し、溶融状態で両
者を混合しているため、組成物中の澱粉の熱劣化防止、
分散性良好、可塑剤量の減量等が図られ、良質な成形物
の製造に好適な組成物が得られる。
【0017】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明を具体的に説明
する。 実施例1〜7 〈エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物の製造〉エ
チレン−酢酸ビニル系共重合体のメタノール溶液に触媒
として水酸化ナトリウム溶液を加えたものを連続ケン化
塔内で連続ケン化反応を行い、得られたケン化物のメタ
ノール溶液に水を加えてメタノール−水混合溶媒溶液と
した後、20℃以下の水中にノズルから吐出した。これ
により溶液を約3mm径のストランド状に凝固させて該凝
固物を水中から引き上げてペレタイザーによりペレット
化し、水洗によりポリマー中に含まれる酢酸ナトリウム
を除去し、更に酢酸の希薄水溶液による洗浄、次いでリ
ン酸の希薄水溶液による洗浄を行った後、乾燥した。エ
チレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物は表1に示す品
質のものを用いた。尚、融点、結晶化温度はDSC(示
差走査熱量計)を用いて、メルトフローインデッスクは
メルトインデクサーを用い、ノズル1mmφ×10mm、荷
重2160g、温度210℃の条件で測定したものであ
る。
する。 実施例1〜7 〈エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物の製造〉エ
チレン−酢酸ビニル系共重合体のメタノール溶液に触媒
として水酸化ナトリウム溶液を加えたものを連続ケン化
塔内で連続ケン化反応を行い、得られたケン化物のメタ
ノール溶液に水を加えてメタノール−水混合溶媒溶液と
した後、20℃以下の水中にノズルから吐出した。これ
により溶液を約3mm径のストランド状に凝固させて該凝
固物を水中から引き上げてペレタイザーによりペレット
化し、水洗によりポリマー中に含まれる酢酸ナトリウム
を除去し、更に酢酸の希薄水溶液による洗浄、次いでリ
ン酸の希薄水溶液による洗浄を行った後、乾燥した。エ
チレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物は表1に示す品
質のものを用いた。尚、融点、結晶化温度はDSC(示
差走査熱量計)を用いて、メルトフローインデッスクは
メルトインデクサーを用い、ノズル1mmφ×10mm、荷
重2160g、温度210℃の条件で測定したものであ
る。
【0018】表1 No−1 No−2 No−3 Et組成(モル%) 29.2 38.3 43.8 ケン化度(モル%) 99.5 99.4 99.5 融点(℃) 186 178 167 結晶化温度(℃) 162 150 143MFI(g/10min) 8.2 25.4 12.1 註)Et:エチレン MFI:メルトフローインデックス
【0019】〈コンパウンドのペレット化〉澱粉及びグ
リセリンを混合し、その混合物を計量フイーダを通して
所定量を二軸押出機に供給し170℃で加熱溶融させ
た。その後予め表1の如く製造したエチレン−酢酸ビニ
ル系共重合体ケン化物を計量フイーダを通して所定量を
単軸押出機に供給し、210℃で加熱溶融したものを前
記二軸押出機のサイド供給口から供給し、二軸押出機内
で両者の混合が均一になるように混練りした。尚、各配
合組成は表3に示す通りである。押出機の押出条件は表
2の通りである。
リセリンを混合し、その混合物を計量フイーダを通して
所定量を二軸押出機に供給し170℃で加熱溶融させ
た。その後予め表1の如く製造したエチレン−酢酸ビニ
ル系共重合体ケン化物を計量フイーダを通して所定量を
単軸押出機に供給し、210℃で加熱溶融したものを前
記二軸押出機のサイド供給口から供給し、二軸押出機内
で両者の混合が均一になるように混練りした。尚、各配
合組成は表3に示す通りである。押出機の押出条件は表
2の通りである。
【0020】表2 二軸押出機 単軸押出機 スクリュー径 30mm 30mm L/D 30 24 スクリュー回転数 120rpm 100rpm 押出温度(℃) C1 70 C1 210 C2 160 C2 200 C3 170 C3 210 C4 170 シ゛ョイント 210 C5 170 アタ゛フ゜ター 170 ダイス 170 (サイド供給部はC3部)
【0021】15時間連続押出したコンパウンドペレッ
トに骨材(エチレンビスステアロイルアマイド0.3
部)を外添したものをTダイを備えた単軸押出機に供給
し、厚さ50μのフイルムに成形した。単軸押出機によ
る製膜条件は下記の通りとした。 スクリュー内径 40mm L/D 28 Tダイ コートハンガータイプ ダイ巾 450mm ダイリップ開度 0.5mm 押出温度 140〜180℃ スクリュー回転数 60rpm
トに骨材(エチレンビスステアロイルアマイド0.3
部)を外添したものをTダイを備えた単軸押出機に供給
し、厚さ50μのフイルムに成形した。単軸押出機によ
る製膜条件は下記の通りとした。 スクリュー内径 40mm L/D 28 Tダイ コートハンガータイプ ダイ巾 450mm ダイリップ開度 0.5mm 押出温度 140〜180℃ スクリュー回転数 60rpm
【0022】尚、比較例(1〜6)として澱粉、エチレ
ン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物及び可塑剤をタンブ
ラーブレンドで混合し、前記二軸押出機内に一括供給
し、溶融ペレット化し、その後フイルム加工を行った。
尚、配合組成は表4に示す通りである。ペレット化条件
及びフイルム加工条件は実施例と同じとした。これらの
結果を表3,4に示す。
ン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物及び可塑剤をタンブ
ラーブレンドで混合し、前記二軸押出機内に一括供給
し、溶融ペレット化し、その後フイルム加工を行った。
尚、配合組成は表4に示す通りである。ペレット化条件
及びフイルム加工条件は実施例と同じとした。これらの
結果を表3,4に示す。
【0023】
【表3】
【0024】
【表4】 註)評価方法 ○押出ストランドの表面;指触観察による「ザラツキあ
り」はメヤニ、ノズル内面の分解物推積物による表面忘
れ及びヤケ、コゲ等の混入による表面荒れ発生 ○ペレットの熱着色:淡黄色(通常)→黄色→褐色の順
序で分解による熱着色 ○増大引張強伸度:20℃×65%RH調湿フイルムを
ダンベル型(JIS2号型)に打ち抜き、引張試験機
(オートグラフ)を用い、引張速度500mm/min、チ
ャック間距離50mm、標線間距離20mmの条件で測定 ○ブツの混入程度:50μフイルム、30cm×30cm面
積当たりの大きさ1mm以上のブツ(分解ゲル、ヤケ、コ
ゲ、未溶融ゲル等)の混入個数 良好;5個以下 少し;6〜20個 多い;20個以上 EVOH:エチレン−酢酸ビニル系共重合体
り」はメヤニ、ノズル内面の分解物推積物による表面忘
れ及びヤケ、コゲ等の混入による表面荒れ発生 ○ペレットの熱着色:淡黄色(通常)→黄色→褐色の順
序で分解による熱着色 ○増大引張強伸度:20℃×65%RH調湿フイルムを
ダンベル型(JIS2号型)に打ち抜き、引張試験機
(オートグラフ)を用い、引張速度500mm/min、チ
ャック間距離50mm、標線間距離20mmの条件で測定 ○ブツの混入程度:50μフイルム、30cm×30cm面
積当たりの大きさ1mm以上のブツ(分解ゲル、ヤケ、コ
ゲ、未溶融ゲル等)の混入個数 良好;5個以下 少し;6〜20個 多い;20個以上 EVOH:エチレン−酢酸ビニル系共重合体
【0025】表2から実施例の方法により製造した組成
物は比較例の方法により製造した組成物よりも良好な加
工成形性、及び品質を有している。
物は比較例の方法により製造した組成物よりも良好な加
工成形性、及び品質を有している。
【0026】
【発明の効果】本発明の製造によれば、澱粉とエチレン
−酢酸ビニル系共重合体ケン化物の混合系において可塑
剤の使用量の低減をはかり、品質及び加工成形性に優れ
た組成物を得ることができる。
−酢酸ビニル系共重合体ケン化物の混合系において可塑
剤の使用量の低減をはかり、品質及び加工成形性に優れ
た組成物を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08L 29/04 C08L 29/04 S (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 3/20 C08L 3/00 - 3/10 C08L 23/26 C08L 29/04
Claims (3)
- 【請求項1】澱粉及びエチレン−酢酸ビニル系共重合体
ケン化物をそれぞれ、あらかじめ溶融し、溶融状態で両
者を混合することを特徴とする澱粉・エチレン−酢酸ビ
ニル系共重合体ケン化物組成物の製造法。 - 【請求項2】澱粉/エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケ
ン化物(乾燥基準での重量比)が80〜20/20〜8
0となるように混合したものである請求項1記載の澱粉
・エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物組成物の製
造法。 - 【請求項3】エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物
のエチレン含有量が20〜30モル%である請求項1記
載の澱粉・エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物組
成物の製造法。
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---|---|---|---|
JP28075091A JP3086304B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 澱粉・エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物組成物の製造法 |
US07/961,707 US5384187A (en) | 1991-05-15 | 1992-05-15 | Biodegradable resin compositions and laminates based thereon |
EP92910150A EP0539604B1 (en) | 1991-05-15 | 1992-05-15 | Laminated structure made from a biodegradable resin composition |
PCT/JP1992/000633 WO1992020739A1 (en) | 1991-05-15 | 1992-05-15 | Biodegradable resin composition and laminated structure made therefrom |
DE69220883T DE69220883T2 (de) | 1991-05-15 | 1992-05-15 | Verbundstoff hergestellt aus einer biologisch abbaubaren harzzusammensetzung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28075091A JP3086304B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 澱粉・エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物組成物の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593092A JPH0593092A (ja) | 1993-04-16 |
JP3086304B2 true JP3086304B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28075091A Expired - Fee Related JP3086304B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-09-30 | 澱粉・エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物組成物の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3086304B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2811540B2 (ja) * | 1993-10-20 | 1998-10-15 | 呉羽化学工業株式会社 | ガスバリヤー性フィルム及びその製造方法 |
JP3007012B2 (ja) * | 1994-01-26 | 2000-02-07 | 呉羽化学工業株式会社 | 積層体及びその製造方法 |
JP2006083400A (ja) * | 2001-01-22 | 2006-03-30 | Kuraray Co Ltd | エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂組成物の製造方法 |
DE60200622T2 (de) | 2001-01-22 | 2005-06-09 | KURARAY CO., LTD, Kurashiki | Verfahren zur Herstellung einer Ethylen-Vinylalkohol Copolymer Harzzusammensetzung |
US10472481B2 (en) | 2015-02-27 | 2019-11-12 | Kyungpook National University Industry-Academic Cooperation Foundation | Method for preparing functional extract-containing polyvinyl alcohol film by heterogeneous saponification of polyvinyl acetate film |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP28075091A patent/JP3086304B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0593092A (ja) | 1993-04-16 |
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