JP3240164B2 - 生分解性樹脂成形物の製造方法 - Google Patents
生分解性樹脂成形物の製造方法Info
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Description
共重合体ケン化物とデンプン系高分子とからなる生分解
性樹脂組成物の成形物を製造する方法に関するものであ
る。
ィルムや容器、農業用資材としてのプラスチックスフィ
ルムや結束用テープをはじめとするプラスチックス成形
物は、正規の処理ルート以外で廃棄されることがある。
この場合、該成形物は長年その形状を維持するため、深
刻な廃棄物公害を生じている。そこで、野外、田畑、河
川等に廃棄されるおそれのある成形物は、使用目的が達
成された後は土中や水中の微生物によりすみやかに分解
されることが望まれる。
るための生分解性組成物の研究開発が盛んに行われてい
る。これらの研究開発のうちエチレン−酢酸ビニル共重
合体ケン化物(つまりエチレン−ビニルアルコール共重
合体)とデンプン系高分子とからなる生分解性ないし崩
壊性組成物、並びにその組成物を用いた成形物の製造方
法については、次のような出願がなされている。
ン/酢酸ビニルアルコール共重合体および変性澱粉を含
んでなる生分解性プラスチック物品製造用ポリマー組成
物であって、該エチレン/ビニルアルコール共重合体の
エチレン含量が10〜90重量%であり、メルトフロー
インデックス(230℃、2.16kgで測定)が2〜50で
あるポリマー組成物が示されている。
170℃、好ましくは130〜160℃である旨、本発
明の対象である組成物は一般にペレット状で製造され、
引き続き、射出成型、吹込成型、熱成型などの技術によ
りフィルムまたは成型物品に加工される旨の記述があ
り、実施例1においてはインフレート用ヘッドを備えた
ハーケ・レオメックス押出機モデル252(L/D比1
9、スクリュー直径19mmおよび圧縮比1:3)を用い
て組成物をフィルムに成形する例が、実施例2において
は上述のハーケ・レオメックス押出機を用いて押出温度
160℃で吹込成形によって組成物をフィルムに成形す
る例が、実施例3〜8においては実施例1と同様にして
押出温度160℃で組成物をフィルムに成形する例がそ
れぞれ示されている。
を、高沸点可塑剤と尿素、アルカリ土類またはアルカリ
金属水酸化物およびこれらの混合物から選ばれた変性剤
と共に、可塑剤の沸点以下で120〜170℃の温度に
おいて澱粉を変性するのに十分な時間混合することから
なる生分解性プラスチック物品製造用変性澱粉組成物の
製法が示されており、該公報の実施例の直前の個所に
は、この変性澱粉組成物はエチレン/ビニルアルコール
共重合体と混合するのに適しているとの記載があり、実
施例5には、変性澱粉とクラレーンR20(登録商標)
エチレン/ビニルアルコール共重合体とのブレンド物を
フィルムブローヘッドを備えたハーケ・ロメックス25
2型押出機(L/D比19、スクリュー直径19mm、圧
縮比1:3)を用いてスクリュー回転速度40rpm で吹
込成形した例が示されている。
む分解澱粉および少なくとも1種の実質的に水不溶性の
合成熱可塑性ポリマーを含む溶融体から得られる配合ポ
リマー材料が示されている。この公報の出願の特許請求
の範囲の請求項4には、熱可塑性ポリマーとして、エチ
レン/酢酸ビニル−コポリマー、エチレン/ビニルアル
コール−コポリマー、エチレン/アクリル酸−コポリマ
ー、エチレン/アクリル酸エチル−コポリマー、エチレ
ン/アクリル酸メチル−コポリマー、ABS−コポリマ
ー、スチレン/アクリロニトリル−コポリマー、ポリア
セタールが用いられるとしてあり、このようにエチレン
/ビニルアルコール−コポリマーについても言及がある
が、エチレン/ビニルアルコール−コポリマーを用いた
実施例はあげられていない。
コール共重合体とデンプン系高分子とからなる生分解性
樹脂組成物は、溶融成形時に熱分解しやすいデンプン系
高分子を多量に含む上、エチレン−ビニルアルコール共
重合体自身が汎用の熱可塑性樹脂の中でも比較的溶融成
形が難しい樹脂の一つであるので、両者の併用系におい
ては成形トラブルを生じたり成形物に欠陥を生じやすく
なる。
酸ビニル共重合体ケン化物の組成やメルトフローインデ
ックスの選択、高沸点可塑剤の併用、押出機の選択、ス
クリュー仕様やスクリュー回転数、押出温度などにつき
工夫を行っているが、これらの工夫によっても円滑な溶
融成形は容易ではない。
形を行うと、得られる成形物は一応表面上の体裁を整え
たものとなるものの、詳細に分析すると、フィルム表面
に肌荒れが見られたり、肉厚変動が大きかったり、ダイ
リップに目脂が発生したりするなどの不具合を生ずる。
殊に工業的な生産性を考慮してロングラン成形(長時間
の連続成形)を行うと、そのような不具合は看過できな
いものとなる。
号公報、特開平3−24101号公報および特開平2−
14228号公報は、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物(エチレン−ビニルアルコール共重合体)とデン
プン系高分子とからなる生分解性ないし崩壊性組成物に
関するバックグラウンドとしての技術を示しているにと
どまり、上述のような成形時(殊にロングラン成形時)
の肌荒れ、肉厚変動、目脂などの成形上の問題点を解消
することは未解決事項となっている。
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物とデンプン系高分
子との併用系において、溶融成形時(殊にロングラン成
形時)の肌荒れ、肉厚変動、目脂などの成形上の問題点
を解消し、工業的生産性を可能にする技術を提供するこ
とを目的とするものである。
形物の製造方法は、未変性のエチレン−酢酸ビニル共重
合体ケン化物(A) とデンプン系高分子(B) との配合割合
が重量比で80:20〜20:80であり、これらのエ
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(A) とデンプン系
高分子(B) との合計量100重量部に対して可塑剤を5
0重量部以下含む樹脂組成物を、一旦ペレット化してか
ら溶融成形して成形物を製造するにあたり、溶融成形時
の押出機とダイとの間のジョイント部の樹脂温度を16
5℃以下に設定すると共に、ダイリップを通過する溶融
体の剪断速度を120sec-1 以上に設定することを特徴
とするものである。
種々の組成を有するものが用いられるが、通常は、エチ
レン含量20〜60モル%、酢酸ビニル単位のケン化度
60モル%(殊に90モル%)以上の組成を有するもの
が好適に用いられる。エチレン含量、ケン化度が上記範
囲から極端にはずれるときは、機械的性質、耐油性、耐
気体透過性などエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
の本来有する好ましい性質が減殺される。
物(A) は、典型的には、エチレン−酢酸ビニル共重合体
をアルカリケン化した後のエチレン−酢酸ビニル共重合
体ケン化物の粉末、粒子またはペレットを洗浄精製する
ことにより取得される。洗浄精製に際しては、酸、特に
弱酸の水溶液または希薄な強酸(またはその酸性塩)の
水溶液で充分に洗浄し、さらに必要に応じ水洗によって
樹脂に付着した酸を除去した後、乾燥することが望まし
い。
酸、グリコール酸、乳酸、アジピン酸、アゼライン酸、
グルタール酸、コハク酸、安息香酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸をはじめ通常pKa(25℃)が 3.5以上の
ものが用いられる。強酸としては、シュウ酸、マレイン
酸などpKa(25℃)が 2.5以下の有機酸やリン酸、
硫酸、硝酸、塩酸などの無機酸があげられ、これらの強
酸の酸性塩も用いることができる。強酸(またはその酸
性塩)による処理は、弱酸による処理を行った後、水洗
の前または後に行うのが通常である。
コシデンプン、馬鈴薯デンプン、甘藷デンプン、コムギ
デンプン、キッサバデンプン、サゴデンプン、タピオカ
デンプン、モロコシデンプン、コメデンプン、マメデン
プン、クズデンプン、ワラビデンプン、ハスデンプン、
ヒシデンプン等);物理的変性デンプン(α−デンプ
ン、分別アミロース、湿熱処理デンプン等);酵素変性
デンプン(加水分解デキストリン、酵素分解デキストリ
ン、アミロース等);化学分解変性デンプン(酸処理デ
ンプン、次亜塩素酸酸化デンプン、ジアルデヒドデンプ
ン等);化学変性デンプン誘導体(エステル化デンプ
ン、エーテル化デンプン、カチオン化デンプン、架橋デ
ンプン等)などが用いられる。なお、化学変性デンプン
誘導体のうちエステル化デンプンとしては、酢酸エステ
ル化デンプン、コハク酸エステル化デンプン、硝酸エス
テル化デンプン、リン酸エステル化デンプン、尿素リン
酸エステル化デンプン、キサントゲン酸エステル化デン
プン、アセト酢酸エステル化デンプンなど、エーテル化
デンプンとしては、アリルエーテル化デンプン、メチル
エーテル化デンプン、カルボキシメチルエーテル化デン
プン、ヒドロキシエチルエーテル化デンプン、ヒドロキ
シプロピルエーテル化デンプンなど、カチオン化デンプ
ンとしては、デンプンと2−ジエチルアミノエチルクロ
ライドの反応物、デンプンと2,3−エポキシプロピル
トリメチルアンモニウムクロライドの反応物など、架橋
デンプンとしては、ホルムアルデヒド架橋デンプン、エ
ピクロルヒドリン架橋デンプン、リン酸架橋デンプン、
アクロレイン架橋デンプンなどがあげられる。
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(A) との配合に供
することもできる。
系高分子(B) との配合割合は、重量比で80:20〜2
0:80の範囲内に設定される。デンプン系高分子(B)
の割合が余りに少ないときは生分解性ないし崩壊性が損
なわれ、一方その割合が余りに多いときは成形物の機械
的物性が不足するようになる。
コール(グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトール、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、マンニトール、ソルビ
トール等)や尿素などの可塑剤を単独あるいは2種以上
組み合わせて配合する。このときの可塑剤の配合量は、
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(A) とデンプン
系高分子(B) との合計量100重量部に対して50重量
部以下とし、殊に30〜5重量部とすることが多い。
(ポリビニルアルコールやその誘導体、エチレン共重合
体やその他のポリオレフィン、水素添加スチレン−ブタ
ジエンゴム、ポリウレタン、ポリアミド、ポリヒドロキ
シブチレート等)、デンプン系高分子以外の天然高分子
(多糖類系高分子、セルロース系高分子、タンパク質系
高分子等)、熱安定剤、自動酸化剤、充填剤、着色剤、
耐水化剤などを配合することもできる。
ト化してから溶融成形に供する。 溶融成形法としては、
各種のタイプの押出機および各種の形状のダイを備えた
成形装置を用いた押出成形法が採用される。溶融成形に
際しては、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(A)
とデンプン系高分子(B) とを別々にあるいは同時に押出
機に供給して溶融混合を行って一旦ペレット化し、つい
でこのペレットを成形装置の押出機に供給して所定の形
状に成形する方法が好適に採用される。水分を含むとき
は、ペレット化のための押出機はベント付き押出機を用
いるのが通常である。ペレット化のための押出機あるい
は成形装置の押出機としては、単軸押出機、二軸押出機
をはじめとする種々のタイプの押出機が用いられる。成
形装置に設置するダイとしては、T−ダイ、環状ダイな
どが用いられる。
物を溶融成形するにあたり、溶融成形時の押出機とダイ
との間のジョイント部の樹脂温度を165℃以下に設定
すると共に、ダイリップを通過する溶融体の剪断速度を
120sec-1 以上に設定する。この場合、これら両条件
を共に満足することが必要であり、樹脂温度および剪断
速度のうちの一方が上記規定の範囲からはずれても、肌
荒れ、肉厚変動、目脂などを生じやすく、所期の目的を
充分には達成しえない。樹脂温度のより好ましい範囲は
150℃以下である。なお、一般に溶融成形でフィル
ム、シートを成形するときダイリップの剪断速度は10
0sec-1 未満であり、上記のように剪断速度を120se
c-1 以上とすることは通常では採用しないところであ
る。
ィルム、シート、ボトル、カップ、トレイ、缶キャリア
等);農業用資材(農業用フィルム、結束テープ等);
民生用資材(おむつのバックシート、買物袋、ゴミ袋
等)をはじめ、種々の用途に用いることができる。
との間のジョイント部の樹脂温度を165℃以下に設定
するだけでなく、ダイリップを通過する溶融体の剪断速
度を120sec-1 以上に設定するという特殊な成形条件
を採用したため、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化
物(A) とデンプン系高分子(B) との併用系でありながら
も、成形上の問題点を解消することができる。
る。以下「部」とあるのは重量部である。
(温度210℃、荷重2160gで測定)12g/10min
のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物45部、生デ
ンプン(含水率12重量%のコーンスターチ)55部、
グリセリン17部および尿素5部をヘンシェルミキサー
に投入して混合し、ついでベント付き二軸押出機に供給
して減圧下でストランド状に溶融押出すると共に、ペレ
タイザーでペレット化してコンパウンドペレットを得
た。このときの二軸押出条件は下記の通りとした。
形装置に供給し、膜厚50μm のフィルムを得ることを
目標に12時間連続して成形を行った。インフレーショ
ン成形装置に用いた押出機およびダイの条件は下記の通
りとした。
断速度は次のようにして求めた。
ダイとの間のジョイント部に樹脂温度計をセットし、こ
の間を通過する溶融体の温度を実測した。
吐出される溶融体の吐出量をQ(g/sec) 、ダイ直径をD
(cm)、ダイギャップをG(cm)とするとき、 Fa =(6×Q)/(π×D×G2 ) にて求めた。
く、縦縞も認められない状態、△は肌荒れおよび縦縞が
若干認められる状態、Xは縦縞が認められかつ全面がザ
ラザラに肌荒れした状態、XXは縦縞が認められかつ全面
がザラザラに肌荒れしていると共に、一部に穴あきが認
められる状態。
方向に10cm間隔で5mにわたり50点測定し、最大値
と最小値を求めた。
Tダイを備えた単軸押出装置に供給し、膜厚500μm
のシートを得ることを目標に6時間連続して成形を行っ
た。使用した押出機およびダイの条件は下記の通りとし
た。
断速度は次のようにして求めた。
ダイとの間のジョイント部に樹脂温度計をセットし、こ
の間を通過する溶融体の温度を実測した。
吐出される溶融体の吐出量をQ(g/sec) 、ダイ巾をW(c
m)、ダイギャップをG(cm)とするとき、 Fa =(6×Q)/(W×G2 ) にて求めた。
と同じ。
いエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物とデンプン系
高分子との併用系であるにかかわらず、溶融成形時の肌
荒れ、肉厚変動、目脂などの成形上の問題点を解消する
ことができ、ロングラン成形も可能となる。
Claims (1)
- 【請求項1】未変性のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物(A) とデンプン系高分子(B)との配合割合が重量
比で80:20〜20:80であり、これらのエチレン
−酢酸ビニル共重合体ケン化物(A) とデンプン系高分子
(B) との合計量100重量部に対して可塑剤を50重量
部以下含む樹脂組成物を、一旦ペレット化してから溶融
成形して成形物を製造するにあたり、溶融成形時の押出
機とダイとの間のジョイント部の樹脂温度を165℃以
下に設定すると共に、ダイリップを通過する溶融体の剪
断速度を120sec-1 以上に設定することを特徴とする
生分解性樹脂成形物の製造方法。
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---|---|---|---|
JP23391991A JP3240164B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 生分解性樹脂成形物の製造方法 |
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JP23391991A JP3240164B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 生分解性樹脂成形物の製造方法 |
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JPH0550492A JPH0550492A (ja) | 1993-03-02 |
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ID=16962656
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EP1187875A1 (en) * | 1999-05-14 | 2002-03-20 | The Dow Chemical Company | Process for preparing starch and epoxy-based thermoplastic polymer compositions |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP23391991A patent/JP3240164B2/ja not_active Expired - Fee Related
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