JPH06247546A - ワークの位置決め方法 - Google Patents

ワークの位置決め方法

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JPH06247546A
JPH06247546A JP3812393A JP3812393A JPH06247546A JP H06247546 A JPH06247546 A JP H06247546A JP 3812393 A JP3812393 A JP 3812393A JP 3812393 A JP3812393 A JP 3812393A JP H06247546 A JPH06247546 A JP H06247546A
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cylinder
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Ikuo Inoue
育夫 井上
Yoshikazu Watanabe
義和 渡辺
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの位置決め精度が高いワークの位置決
め方法を提供する。 【構成】 コンベア装置14上を搬送されると共にパレ
ット1に載せられたワーク2を停止手段19により特定
の位置で停止させた後に、位置決め手段20によりパレ
ット1の下からワーク2を一定量だけ押し上げて鉛直方
向zでのワーク2の位置決めをし、搬送方向xおよび搬
送方向と直角な水平方向yの夫々の方向において、位置
決め手段22,23によりワーク2自体を押圧すること
で、水平面上でのワーク2自体の位置決めをし、最後に
ワーク2の上方に設けられた3本の検出ピン46のワー
ク2に当接するまでの降下量を検出することで、ワーク
2自体の位置決めが適正であるかどうかを検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワークの位置決め方法に
関し、ワークの位置決め精度を向上させたものである。
【0002】
【従来の技術】シリンダブロックは、鋳込みをした後に
バリ取り加工が行われる。このバリ取り加工は不衛生な
環境下で同一の作業を繰り返し行うことになるため、ロ
ボットを用いて行われる。ロボットを用いてバリ取りを
行うには、固定座標上の特定の位置にシリンダブロック
を固定しなければならない。
【0003】このシリンダブロックの固定は、ワークの
位置決め装置を用いて行われている。すなわち、シリン
ダブロックとしてのワークを載せたパレットを搬送する
コンベア装置を設け、このコンベア装置で形成されるラ
イン上で、ワークを位置決めするためにワークを載せた
パレットを位置決めしている。以下に、位置決め方法を
説明する。
【0004】図4に示すようにパレット1の上にワーク
2を支持する4個の支持台3が形成され、図4(a)中
の上下方向での中央に位置決め用の一対のワーク基準座
4,5が形成されている。そして、ワーク2の下面の中
央に設けられたリブ6の略半円形の凹部7にワーク基準
座5の略半円形の凸部8が係合することによってパレッ
ト1に対するワーク2の位置決めがなされる。ワーク2
を載せたパレット1を一定量だけ持ち上げることによっ
てz方向での位置決めを行い、x方向での一方側を位置
決めするストッパ9にパレット1を押圧することでx方
向でのパレット1の位置決めを行い、y方向での一方側
を位置決めするストッパ10にパレット1を押圧するこ
とでy方向でのパレット1の位置決めを行う。このよう
に、x,y,z軸からなる固定座標に対してパレットを
位置決めし、パレットに対してワークを位置決めするこ
とによって、固定座標に対するワークの位置決めを行っ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、固定座標に
対するワークの位置決め精度として、固定座標に対する
パレットの位置決め精度と、パレットに対するワークの
位置決め精度とが加算されるため、ワークの位置決め精
度の誤差が累積されて位置決め精度が悪くなり、特に図
4(b)に矢印で示すように左右方向での位置決め精度
が悪くなる。一方、パレットに対するワークの位置決め
精度を上げるためにパレットの加工精度を上げようとす
ると、ワークの種類の数の分だけパレットの種類が必要
になる。また、パレットの精度を上げるとワークをセッ
トしにくくなる。
【0006】そこで本発明は、かかる課題を解決したワ
ークの位置決め方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の構成は、コンベア上を搬送されると共にパ
レットに載せられたワークを特定の位置で停止させた後
に、パレットと共にワークを一定量だけ押し上げて鉛直
方向でのワークの位置決めをし、搬送方向および搬送方
向と直角な水平方向の夫々の方向において、ワーク自体
を押圧することで水平面上でのワーク自体の位置決めを
し、最後に水平面上の特定の位置に配置した複数の検出
ピンをワークに接触するまで降下させたときの降下量を
検出することでワーク自体の位置決めが適正であるかど
うかを検査するようにしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】パレットと共にワークがコンベアで搬送されて
いる状態のときに、停止手段によりパレットと共にワー
クの移動を停止させる。これと同時にコンベアを停止さ
せる。この後は、鉛直方向の位置決め手段によりパレッ
トと共にワークを一定量だけ持ち上げる。これにより、
ワークの鉛直方向での位置決めがなされたことになる。
次に、搬送方向の位置決め手段によりワークを押し、ワ
ークの搬送方向での位置決めをする。次に、搬送方向と
直角な水平方向の位置決め手段によりワークを押し、ワ
ークの搬送方向と直角な水平方向での位置決めをする。
【0009】以上で固定座標でのワークの位置決めがな
されたことになり、この後は複数本の検出ピンをワーク
に当接するまで降下させる。検出ピンの降下量が予め設
定した値と同じであれば、ワークの位置決めが適正であ
ると判断され、ひとつでも降下量が設定値と異なればワ
ークの位置決め不良と判断される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
【0011】本発明によるワークの位置決め方法を実施
するための位置決め装置の構成を図1に示す。図1
(b)の略中央に示すように左右方向へ伸びると共に回
転駆動される搬送用のローラ13が紙面と直角な方向へ
並べて設けられ、コンベア装置14を構成する。そし
て、コンベア装置14により、パレット1に載せた状態
のワーク2が図1(a)中の上方から下方へ向かって搬
送される。このコンベア装置14の途中に、位置決め装
置15が設けられる。
【0012】位置決め装置15の構造は以下のようにな
っている。構造を説明する前に、便宜上から搬送方向を
x方向、搬送方向と直角な水平方向をy方向、鉛直方向
をz方向とする。4本の脚16と脚16の上に設けたベ
ース17とで台18が構成される。台18の上には、コ
ンベア装置14上でパレット1の移動を止める停止手段
19と、パレット1と共にワーク2を上方へ押し上げて
ワーク2のz方向での位置決めをする位置決め手段20
と、y方向でワーク2を位置決めする位置決め手段21
と、支柱22を介してコンベア装置14の上方に配置さ
れると共にx方向でのワーク2の位置決めをする位置決
め手段23と、位置決めが適正に行われたかどうかを検
査する検査手段24とが設けられる。
【0013】停止手段19は、図1(b)に示すように
鉛直方向へ伸びる一対の昇降ロッド25と、一対の昇降
ロッド25を連結するようにして設けられたストッパ2
6と、昇降ロッド25を駆動する図示しないシリンダと
で構成される。
【0014】位置決め手段20は、図2(a)にも示す
ようにベース17に固定された一対のガイド筒27とガ
イド筒27に挿通されたガイドロッド28と、ガイドロ
ッド28の下端に取り付けられると共にガイドロッド2
8の上方への移動量を制限するストッパ32と、一対の
ガイドロッド28の上端に結合された昇降台29と、昇
降台29の上面に上方へ突出して設けられるとともにロ
ーラ13の間からパレット1を支持する複数の支持ロッ
ド30と、一対のガイド筒27の間にベース17に固定
して設けられるとともにロッドの先端が昇降台29に結
合されたシリンダ31とで構成される。
【0015】位置決め装置21は、図3にも示すように
コンベア装置14を両側から挟むようにして設けた一対
の支持台33と、夫々の支持台33の上部に取り付けら
れる一対のガイド筒34と、ガイド筒34に挿通された
ガイドロッド35と、一対のガイドロッド35の内端部
に結合された移動台36と、移動台36から突出するよ
うにして設けられた一対の押し棒37と、一対のガイド
筒34の間に支持台33に固定して設けられるとともに
ロッドの先端が移動台36に結合されたシリンダ38と
で構成される。そして、図1,図3中の左側の押し棒3
7の先端を位置決めをするために、ガイドロッド35の
移動量を制限するストッパ39が左側のガイドロッド3
5の左端にのみ設けられる。
【0016】位置決め手段23は、図2(a),(b)
にも示すように支柱22上の取付台40の下面に取り付
けられた固定爪41と、支持軸42を中心として回動自
在な回動爪43と、ロッド44の先端が回動爪43の上
端に回動自在に結合されると共に本体が取付台40の上
面に取り付けられたシリンダ45とで構成される。
【0017】検出手段24は、図2(a)における取付
台40の下の左側にひとつと右側に2つの(図2(b)
参照)合計3つの検出ピン46と、夫々の検出ピン46
を上下動するためにロッドの先端に検出ピン46を取り
付けたシリンダ47(図1(a)参照)とで構成され
る。
【0018】次に、かかる位置決め装置を用いてワーク
の位置決め方法を説明する。コンベア装置14に載せて
図1の矢印で示す方向へパレット1と共にワーク2が搬
送されており、図示しない駆動手段により昇降ロッド2
5が上昇すると、ストッパ26にパレット1が当たっ
て、ワーク2の移動が停止する。これと同時にコンベア
装置14が停止される。この後は、図2(a)に示すシ
リンダ31のロッドが上昇することによって昇降台29
と支持棒30とが上昇し、パレット1と共にワーク2を
一定量だけ、すなわちストッパ32がガイド筒27に当
接するまで持ち上げる。これにより、ワーク2のz方向
での位置決めがなされたことになる。
【0019】次に、図3(a),(b)に示す左側のシ
リンダ38のロッドを右へ移動させることにより、スト
ッパ39がガイド筒34に当接するまで押し棒37を右
へ移動させる。このようにしてパレット1の左端の位置
が決まったら、右側のシリンダ38のロッドを左側へ移
動させて押し棒37を介してワーク2を左方の押し棒3
7に当接するまで押す。これにより、ワーク2のy方向
での位置決めがなされたことになる。
【0020】次に、図2(a)の上部に示すシリンダ4
5のロッド44を左へ移動させる。すると、回動爪43
がピン42を中心として半時計方向へ回動し、ワーク2
を図2(a)中の右方へ押す。すると、ワーク2は固定
爪41に当接して固定爪41と回動爪43とに挟まれた
状態になる。これにより、ワーク2のx方向での位置決
めがなされたことになる。
【0021】以上で、x,y,z方向でのワーク2の位
置決めがなされたことになるので、この位置決めが適正
であるかを判断するために、ワーク2の上方の3本のシ
リンダ47を操作して3本の検出ピン46を降下させ
る。本実施例ではワーク2の上面が平面であるので3本
の検出ピン46の降下量が同じであれば、ワーク2の位
置決めが適正であると判断され、1本でも降下量が異な
ればワーク2の位置決め不良又は、ワーク2の寸法不良
と判断される。
【0022】なお、本実施例では検出ピンを3本用いた
場合を示したが、3本に限らず何本でもよい。
【0023】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よるワークの位置決め方法によれば鉛直方向を除いてワ
ーク自体を直接に位置決めするので、ワークとパレット
との位置決め精度の高さに拘わらず正確にワークを位置
決めできる。したがって、パレットの加工精度を上げる
必要がなく、パレットのコストが下げられるとともにパ
レットへのワークのセットが容易になる。また、複数種
類のワークに対して一種類のパレットのみで対応でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるワークの位置決め方法で用いる位
置決め装置の一実施例を示すもので、(a)は平面図、
(b)は正面図。
【図2】本発明に係り、z方向,x方向での位置決めの
作用を説明するものであり、(a)は左側面図、(b)
は正面図。
【図3】本発明に係り、y方向での位置決めの作用を説
明するものであり、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図4】従来の位置決め装置の作用の説明に係り、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図。
【符号の説明】
1…パレット 2…ワーク 14…コンベア装置 15…位置決め装置 19…停止装置 20,21,23…位置決め手段 24…検査手段 31,38,45,47…シリンダ 46…検出ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベア上を搬送されると共にパレット
    に載せられたワークを特定の位置で停止させた後に、パ
    レットと共にワークを一定量だけ押し上げて鉛直方向で
    のワークの位置決めをし、搬送方向および搬送方向と直
    角な水平方向の夫々の方向において、ワーク自体を押圧
    することで水平面上でのワーク自体の位置決めをし、最
    後に水平面上の特定の位置に配置した複数の検出ピンを
    ワークに接触するまで降下させたときの降下量を検出す
    ることでワーク自体の位置決めが適正であるかどうかを
    検査するようにしたことを特徴とするワークの位置決め
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009039727A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Muramoto Kosakusho:Kk 多工程プレス機のワーク搬送方法およびその装置
KR101235438B1 (ko) * 2005-12-29 2013-02-20 두산인프라코어 주식회사 인덱스 테이블을 이용한 공작물 이송 및 절삭장치

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KR101235438B1 (ko) * 2005-12-29 2013-02-20 두산인프라코어 주식회사 인덱스 테이블을 이용한 공작물 이송 및 절삭장치
JP2009039727A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Muramoto Kosakusho:Kk 多工程プレス機のワーク搬送方法およびその装置

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